JPH0513486Y2 - - Google Patents

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JPH0513486Y2
JPH0513486Y2 JP1987196445U JP19644587U JPH0513486Y2 JP H0513486 Y2 JPH0513486 Y2 JP H0513486Y2 JP 1987196445 U JP1987196445 U JP 1987196445U JP 19644587 U JP19644587 U JP 19644587U JP H0513486 Y2 JPH0513486 Y2 JP H0513486Y2
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grindstone
grinding machine
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、研削盤に適用され工作物を加工中の
砥石前進位置を検出して研削盤を自動停止するた
めの装置に関する。
〔従来の技術〕
研削加工は、研削盤上に取り付けられた工作物
に回転砥石を前進させて工作物を所定寸法まで加
工する。そして、研削加工においては、他の加工
に比べて工具である砥石自身の摩耗量が大きく、
また、砥石の整形(ドレツシング)により砥石の
径が減少するので、工作物に対する砥石の送り量
を砥石の摩耗量に応じて変更する必要がある。
そのために種々の手段が採られるが、砥石の寸
法を間欠的に測定して、砥石の摩耗量に応じて、
砥石の送り量を補正するようフイードバツクをか
ける方法がある。また、工作物が載置される盤上
と砥石との距離を常時測定して、その距離が所定
値となつたときに、所定寸法の工作物が得られた
と判断して、砥石の送りを停止する方法がある具
体的には、実開昭58−177265号に、砥石に向けて
流体を吹きつけて、その背圧を検出することによ
り、盤上と砥石との距離を測定する技術が開示さ
れている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前者の方法によれば、間欠的な測定
であるため、精度が低い問題がある。また、後者
の方法によれば、流体の背圧測定であるため、測
定距離のばらつきが大きく、精度が期待できず、
装置も大掛かりになる問題がある。
したがつて、本考案の目的は、簡単な設備によ
り、工作物が置かれた盤上と砥石との距離を高い
精度で検出して工作物を加工中の砥石の送りを停
止することが可能な定寸自動停止装置を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案は、研削盤に適用され工作物を
加工中の砥石の前進位置を検出して研削盤を自動
停止させるための装置であつて、 工作物側の研削盤上に固定され、マイクロメー
タの測定軸が移動可能に取付けられた本体と、こ
の本体に一端側が砥石の移動方向に移動可能に取
付けられるとともに、マイクロメータの測定軸と
当接するアームと、アームの他端側に回動可能に
枢支され、その一側に砥石と接触可能な検出ピン
が取付けられ、他側に平面部が形成された回動軸
と、この回動軸の平面部に対向して配設され、そ
の平面部の回動を検出し、この検出信号を研削盤
に送る検出スイツチとを備えるものである。
〔作用〕
上述の手段により、まず、マイクロメータの測
定軸を移動させてアームを砥石の移動方向に移動
させ、アームの他端側の検出ピンを所定位置に調
整する。次いで、研削盤を作動させ、砥石の前進
により工作物を研削加工する。そして、砥石の前
進により砥石が検出ピンに接触すると、検出ピン
を介して回動軸が回動する。これと同時に、回動
軸の他側に形成された平面部も回動し、この平面
部の回動を検出スイツチで検出して、この検出信
号が研削盤に送られ、砥石の前進が停止する。
〔実施例〕
次に、第1図ないし第3図に基づき、本考案に
かかる研削盤用定寸自動停止装置の実施例を説明
する。
第1図は、定寸自動停止装置の斜視図、第2図
は、第1図における−線矢視断面図、そし
て、第3図は、第1図における−線矢視断面
図である。
第1図に示す定寸自動停止装置10は、研削盤
のテーブル12上に本体14が固定されている。
本体14には、アーム16の一端側が上下方向に
可動に取り付けられており、アーム16の他端側
である先端には、検出器18がボルトによつて固
定されている。検出器18は箱型状をしており、
その内部に軸状に回動体22が回動可能に枢支さ
れている。この回動体22には、後述する砥石と
接触可能な検出ピン20が取付けられている。な
お、回動体22の円錐状の両端は、検出器18に
螺合された支持ボルト24,26の先端の凹部に
挟持され、かつ、回動可能となつている。そし
て、支持ボルト24,26の位置を調整してロツ
クナツト28,30でロツクすることにより、回
動体22の回動抵抗を調整するようにされてい
る。この回動抵抗の調整によつて、検出ピン20
の検出感度が調整される。回動体22の検出ピン
20の反対側には、連結棒32が取り付けられて
おり、第3図に詳細を示すように、連結棒32の
他端は検出器18と固定具34により一体化され
たスイツチボツクス36内に開口36aを挿通し
て導かれている。連結棒32は、検出ピン20よ
り重量が大きいので、通常の状態では、検出ピン
20が鉛直方向で真上を向く姿勢をとる。スイツ
チボツクス36内では、連通棒32の先端部32
aの平面部の方向が鉛直方向と平行になるように
されている。そして、前記回動体22と支持ボル
ト24,26と連通棒32によつて、回動軸が構
成される。スイツチボツクス36内の連結棒32
の先端部32aに略対向する位置に近接スイツチ
38が取り付けられている。近接スイツチ38
は、通常の状態では、連結棒32の先端部32a
の存在を検知しない。しかし、検出ピン20の回
動とともに、連結棒32を介して先端部32aが
回動して、近接スイツチ38に接近すると、先端
部32aの存在を検知して、近接スイツチ38に
接続されている電線40を介して、図示しない研
削盤の制御装置へ砥石の送り停止信号を発信する
ようにされている。なお、検出ピン20は、第2
図に示すように、破線で示す砥石42が検出ピン
20の横に取り付けられている(同図上では紙面
手前側に取り付けられている)工作物Wを加工し
て送られつつ下降すると、この砥石42と接触・
係合して、砥石42の回転方向への力を受けて、
図上A矢視方向へ回動する。この回動によつて、
連結棒32の先端部32aが近接スイツチ38を
オンさせるものである。連結棒32の先端部32
aと近接スイツチ38によつて発信手段が構成さ
れる。
この検出ピン20の砥石42に対する位置、す
なわち、工作物Wの加工面を調整するための検出
ピン20の高さ調整手段は、次の構成からなる。
第2図に示すように、研削盤のテーブル12に固
定されている本体14は、円形の縦穴14aが形
成されており、縦穴14aの内部にアーム16の
基部16aが上下に摺接するよう収容されてい
る。基部16aの先端には、テーパ面16bが形
成されており、テーパ面16bはマイクロメータ
44の測定軸であるスライドキー44aのテーパ
面44bと当接している。スライドキー44a
は、本体14の水平方向に設けられた横穴14b
内に水平方向に摺接するように収容され、マイク
ルメータ44の取手44cを回転させて水平方向
へ変位するようにされている。
次に、この定寸自動停止装置10の作動につい
て説明する。
まず、マイクロメータ44の取手44cを回転
させてスライドキー44aを移動させ、テーパ面
44b,16bを介してアーム16を上下方向に
変位させ、検出ピン20の砥石42との接触・係
合位置を調整しておく。この検出ピン20と砥石
42との接触・係合位置が、テーブル12面から
の距離、すなわち、工作物Wの加工寸法を表す。
これは、マイクロメータ44の目盛の読みの換算
値を求めておき、それに基づき検出ピン20の高
さ調整を行う。
次に、研削盤を作動させると、砥石42が下方
へ送られて工作物Wの加工を行う。そして、砥石
42の前進により砥石42が検出ピン20に接
触・係合すると、検出ピン20は砥石42の回転
力を受け、第2図において、A矢視方向に回動す
る。検出ピン20の回動により、回動体22が回
動し、これと同時に、回動体22に取付けられた
連結棒32の先端部32aも回動し、近接スイツ
チ38に接近する。これにより、近接スイツチ3
8がオンとなり、研削盤の制御装置へ砥石42の
送り停止信号が発信され、砥石42の下降が停止
され、砥石42は停止した高さで所定時間加工を
継続した後、上昇して初期位置に戻る。
上述の定寸自動停止装置10においては、検出
ピン20の高さの調整を、マイクロメータ44と
アーム16のテーパ面44b,16bの当接によ
つて行うので、既存の測定具を用いて簡単に装置
を組み立てることができる。
以上、本考案の特定の実施例について説明した
が、本考案は、この実施例に限定されるものでは
なく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲内で
種々の実施態様が包含されるものである。
上述の実施例においては、検出ピン20と連動
して回動する連結棒32の先端部32aと近接ス
イツチ38によつて発信手段を構成したが、近接
スイツチ38に代えてリミツトスイツチを用いて
もよい。
また、検出ピン20は、金属材料で構成しても
よいが、アルミナ等のセラミツク材料を用いると
砥石42との接触・係合によつて摩耗を受けにく
く、精度を維持し易い。
〔考案の効果〕
上述のように、本考案は、研削盤上で工作物の
加工寸法に応じて位置調整された検出ピンに前進
する砥石を接触させて、回動軸及び回動軸の他側
に形成された平面部を回動させ、この回動を検出
スイツチで検出して、砥石の前進を停止させるよ
うにしたので、砥石の前進位置の検出を確実に行
うことができ、砥石を所定位置に正確に停止させ
ることができる。
また、砥石が検出ピンに接触する瞬時を回動軸
の回動のみで直接検出することができるので、砥
石と検出ピンの接触時と砥石の停止時とにタイム
ラグが生じることがなく、加工精度を良好にする
ことができる。
さらに、アームを介しての接触ピンの位置調整
をマイクロメータで行うので、その位置調整精度
を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、本考案にかかる研削盤
用定寸自動停止装置の実施例を説明するための図
面であり、第1図は、定寸自動停止装置の斜視
図、第2図は、第1図における−線矢視断面
図、そして、第3図は、第1図における−線
矢視断面図である。 10……定寸自動停止装置、16……調整手段
(アーム)、20……検出ピン、32a……発信手
段(連結棒先端部)、38……発信手段(近接ス
イツチ)、44……調整手段(マイクロメータ)、
42……砥石、W……工作物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 研削盤に適用され工作物を加工中の砥石の前進
    位置を検出して研削盤を自動停止させるための装
    置であつて、 工作物側の研削盤上に固定され、マイクロメー
    タの測定軸が移動可能に取付けられた本体と、こ
    の本体に一端側が砥石の移動方向に移動可能に取
    付けられるとともに、マイクロメータの測定軸と
    当接するアームと、アームの他端側に回動可能に
    枢支され、その一側に砥石と接触可能な検出ピン
    が取付けられ、他側に平面部が形成された回動軸
    と、この回動軸の平面部に対向して配設され、そ
    の平面部の回動を検出し、この検出信号を研削盤
    に送る検出スイツチとを備えることを特徴とする
    研削盤用定寸自動停止装置。
JP1987196445U 1987-12-24 1987-12-24 Expired - Lifetime JPH0513486Y2 (ja)

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JP1987196445U JPH0513486Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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JP1987196445U JPH0513486Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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JPH0199562U JPH0199562U (ja) 1989-07-04
JPH0513486Y2 true JPH0513486Y2 (ja) 1993-04-09

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ID=31487057

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5330556A (en) * 1976-08-31 1978-03-22 Mitsubishi Electric Corp Emergency resuce exit device for elevator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5330556A (en) * 1976-08-31 1978-03-22 Mitsubishi Electric Corp Emergency resuce exit device for elevator

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JPH0199562U (ja) 1989-07-04

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