JPS59209016A - 直流送電線の保護装置 - Google Patents

直流送電線の保護装置

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Publication number
JPS59209016A
JPS59209016A JP58081881A JP8188183A JPS59209016A JP S59209016 A JPS59209016 A JP S59209016A JP 58081881 A JP58081881 A JP 58081881A JP 8188183 A JP8188183 A JP 8188183A JP S59209016 A JPS59209016 A JP S59209016A
Authority
JP
Japan
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transmission line
power
voltage
converter
arc
Prior art date
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Pending
Application number
JP58081881A
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English (en)
Inventor
成男 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 架空送電線を有する直流送電系統は、送電線、あるいは
鉄塔への雷撃によって、送電線のアーク地絡あるし・は
線間短絡事故が発生する可能性をもっている。一度、ア
ーク地絡あるいはアーク短絡が発生すると、送電線電圧
及びアーク電流を、アークの維持される電圧、電流以下
に下げない限り、アークは消滅せず、事故が継続して送
電不能となる。このため、従来はアーク事故が発生する
と、一旦変換器の動作を停止して送電線を無電圧状態と
し、アークによって生じたイオンの拡散を待って再び変
換器を起動して送電を再開する対策がとられていた。第
1図を用いて従来技術を説明する。
図において、1,2はサイリスタ/(ルプある℃・は水
銀整流器などで構成され、電力を交流から直流へ又はそ
の逆へ変換する変換器、3,4は変換器1,2の交流電
圧を変圧する変圧器、5,6は変換器1,2から交流側
へ発生する高調波を取り除くフィルタ、7,8は変換器
1,2が交・直変換動作をする時に必要とする無効電力
を供給するシャントキャパシタ、9.10は交流系統、
11.12は模式的に表わした交流系統9,10のイン
ピーダンス、13〜16はフィルタ5,6およびシャン
トキャパシタ7.8を開閉するための開閉器、17.1
8はフィルタで、変換器1,2から平滑用のりアクドル
19.20を経て直流線路21へ流出する高調波電流を
除去するためのものである。
このような構成の直流送電系統は、周知のように正常な
運転がなされても、変換の際有効電力の60%から70
%にあたる無効電力が消費される。
即ち、無効電力が交流系統9,100インピーダンス1
1および12を流れることによって変圧器3.4の交流
側の電圧が低下してしまうが、この電圧低下を補償する
ためには無効電力発生器が必要となる。しかし、通常変
換器1,2が必要とする無効電力の一部はフィルタ5,
6より供給され、残りの不足分はシャントキャパシタ7
.8から供給される。このため、直流送電系統が正常に
運転されているときは、変換器1.2が消費する無効電
力と、フィルタ5,6およびシャントキャノくシタ7.
8かも供給される無効電力とがほぼノ(ランスし、イン
ピーダンス11.12による電圧低下はほとんど問題に
ならない値となる。
次に直流送電線21が雷撃などによりアーク地絡となっ
た場合を考えると、地絡の発生により直流送電線21の
電圧はほぼ零となるが、変換器1.2が直流送電線21
を介して直流電流な地絡アークへ供給し続けるので地絡
アークは継続する。
この地絡アークを消滅させるためには、まず変換器1,
2の動作を停止して直流送電線21を流れる電流を零に
し、地絡アークのイオンを消滅させ、その100ミリ秒
〜数100ミリ秒後に再び変換器1,2を動作させるこ
とによって事故の回復をはかる。ところが、変換器1,
2を停止すると、変換器1,2の無効電力の消費も零と
なるので、フィルタ5,6及びシャントキャノくシタ7
.8力玉交流系統9,10につながった一jニー1mに
なって℃・ろと、無効電力が余ることになり変圧器3.
4の交流側の電圧が上昇し、交流系統9,100インピ
ーダンス11.12が十分小さくブよ〜・ときし1、交
流回路の絶縁をおびやかす程の電圧上昇となる場合があ
る。例えば交流系統9,100等価インピーダンス11
が大きく、直流送電電力と交流系統9.100短絡容量
の比が1対2程度であり、変換器1,2の必要とする無
効電力(直流送電電力の約60%)をフィルタ5とシャ
ントキャノくシタ7.8で補償している場合、変換器1
が停止すると、フィルタ5およびシャントキャノ(シタ
1の接続点における交流電圧は30チ近くも通常イ直よ
り上昇することになる。このように大きな交流電圧は、
許容しがたい。これを発生させないためには遮断器13
.15を開放して無効電力の供給を絶ってしまうか、あ
るいは交流の無効電力を電圧上昇に応じて吸収する装置
を別途設置する必要があった。しかし、遮断器13.1
5を開放して無効電力の供給を絶った場合は、直流線路
21の事故復旧後に再び交換器1,2を起動するときに
遮断器13および15を投入する必要があるが、フィル
タ5.6あるいはシャントキャパシタ7.8を交流系統
9,10に投入すると、過渡的に大きな電圧歪な発生さ
せる。特に、インピーダンス11が大きい場合は、歪か
らの回復が遅くなる傾向があるので、変換器1,2を再
起動して再び事故前の送電電力に達するには遮断器13
.15の投入及び送を電力の増加を時間的にゆっくり行
ってやる必要がある。
従って、送′亀電力の回復時間が長(なるために交流系
統9,100安定度に悪影響を及ぼすことがあった。ま
た、同期調相機のような交流の無効電力を電圧上昇に応
じて吸収する装置を別途設置すれば、フィルタ5,6あ
るいはシャントキャノくシタ1,8を再投入時の交流電
圧歪みの問題はなくなるが、装置自体がかなり高価なも
のになる欠点があった。
本発明は、上記のような従来のものの欠点を改善するた
めになされたもので、直流線路に事故回復用の遮断器を
設けることにより、直流線路に事故が発生しても交流電
圧の上昇を伴うことなく事故をすみやかに回復でき、交
流系統の安定度に対する影響を小さくできる直流送電線
の保護装置を提供することを目的とする。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第2
図において、1〜21までの部分は第1図と同様であり
、30.31は変換器1,2及びリアクトル19.20
を介して並列接続され、直流電流をバイパスするための
遮断器である。
直流送電11j21が雷撃などにより地絡した場合に遮
断器30.31を投入すると、変換器1,2から直流線
路21へ流れていた電流は遮断器30および31に転流
する。このため、直流線路21を通って事故点へ流れて
いた電流が側路され、地絡アークが消滅する。この間、
変換器1,2は停止せずに運転を継続して直流電流を流
し続けているが、直流側が短絡されているので、有効電
力の変換動作はしない。しかし、無効電力は消費され続
けるため、−交流電圧の上昇を伴わないのでフィルタ5
,6やシャントキャパシタ7.8を開放する必要がない
。次に、地絡アークが消滅したと考えられろ時間後に遮
断器30および31を開放すれば、遮断器30.31に
流れていた電流を再び直流送電線21へ転流させること
ができ、直ちに有効電力の送電が可能となり、急速に事
故前の状態へ復帰させることができる。
なお、遮断器30.31を開くとき、直流電流が完全に
直流線路21に転流するまで、変換器1.20発生する
直流電圧が高くならないように、変換器1.2を制御す
ると、遮断器30.31に加わる再起電圧を低く抑える
ことができ、容易に直流電流を遮断することができるの
で、遮断器30゜31には比較的安価なものを用いるこ
とができる。
なお、実施例では遮断器30.31を直流送電線210
両端に接続する場合を説明したが、どちらか一方だけで
も良く、もちろん双極送電線にも適用できることは言う
までもないことであり、いずれも上記実施例と同様な効
果を奏する。
以上のように、この発明によれば、遮断器を送電線の端
部に備え、変換器からの電流をノくイノくスするように
したので、送を線にアークによる地絡事故が発生しても
、これを容易に消滅させることができ、速やかに事故か
ら回復することが可能であると共に、このような回復作
業を交流系統の安定度を損うことなく行なうことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直流送電線の保護装置の構成を示す接続
図、第2図はこの発明の一実施例による直流送電線の保
護装置の構成を示す接続図である。 1.2・・・変換器、3,4・・・変圧器、5 、6.
17゜18・−フィルタ、7,8・−シャント自キャパ
シタ、9.10・・・交流系統、13〜16・・・開閉
器、30゜31・・・遮断器。 なお、図中の同一符号は同一部分を示す。 代理人 大岩増雄 −に

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電力を交流から直流へ、その逆へ変換する変換器を両端
    に有する直流送電線の保護装置において、上記直流送電
    −線の端部に接続され、上記直流送電線に事故が発生し
    たときに上記変換器の直流端を一時接地するようにした
    遮断器を備えたことを特徴とする直流送電線の保護装置
JP58081881A 1983-05-09 1983-05-09 直流送電線の保護装置 Pending JPS59209016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58081881A JPS59209016A (ja) 1983-05-09 1983-05-09 直流送電線の保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58081881A JPS59209016A (ja) 1983-05-09 1983-05-09 直流送電線の保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59209016A true JPS59209016A (ja) 1984-11-27

Family

ID=13758790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58081881A Pending JPS59209016A (ja) 1983-05-09 1983-05-09 直流送電線の保護装置

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JP (1) JPS59209016A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014136229A1 (ja) 2013-03-06 2014-09-12 三菱電機株式会社 電力変換装置

Cited By (1)

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