JPH05344743A - 交直変換器制御装置 - Google Patents

交直変換器制御装置

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Publication number
JPH05344743A
JPH05344743A JP4145217A JP14521792A JPH05344743A JP H05344743 A JPH05344743 A JP H05344743A JP 4145217 A JP4145217 A JP 4145217A JP 14521792 A JP14521792 A JP 14521792A JP H05344743 A JPH05344743 A JP H05344743A
Authority
JP
Japan
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voltage
converter
phase
constant
edp
Prior art date
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Pending
Application number
JP4145217A
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English (en)
Inventor
Junichi Arai
純一 荒井
Midori Otsuki
みどり 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05344743A publication Critical patent/JPH05344743A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/60Arrangements for transfer of electric power between AC networks or generators via a high voltage DC link [HVCD]

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  • Inverter Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 交流系統に事故が発生した場合、事故が順変
換器、逆変換器のいずれで生じても、交流母線に過電圧
が発生するのを防止して変換器の運転を継続して行える
ようにした交直変換器制御装置を提供すること。 【構成】 交流系統の事故検出手段と、この事故検出手
段の検出出力により常時の定電圧制御基準値を、これよ
りも低い所定の基準値に切替える手段とを設けたことを
特徴とする交直変換器制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流系統に事故が発生し
た場合に、その交流系統に接続する交直変換器制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は交直変換装置の直流送電の構成図
を示し、交流母線1,1′はそれぞれ変換用変圧器2,
2′を介してサイリスタで構成する変換器3,3′に接
続され、サイリスタの点弧位相を制御することにより交
流を直流に又は直流を交流に変換する。4,4′は直流
リアクトル、5は直流送電線、6は直流電圧変成器、
7,7′は直流電流変流器を示す。
【0003】このような主回路構成における制御装置は
定電流制御回路(ACR)8,8′及び定電圧制御回路
(AVR)9,9′等で構成される。尚これらの他に定
余裕角制御回路が設けられる場合もある。
【0004】定電流制御回路(ACR)8,8′、定電
圧制御回路(AVR)9,9′で演算された値は制御電
圧EC として最小値選択回路10,10′に入力され、この
10,10′で各種制御の中で制御角を最も進める制御回路
出力が選択されて、制御電圧リミッタ回路11,11′でリ
ミッタがかけられ、位相制御回路12,12′に入力され
る。この位相制御回路12,12′は制御電圧に対応した点
弧位相を決定してサイリスタに点弧パルスを出力する。
このようにして構成された交直変換装置では、周知のご
とく電流マージンΔIの切替えにより一方が順変換器と
して定電流制御により運転され、他方が逆変換器として
定電圧制御(AVR)により運転される。以下の説明で
は便宜上第2図において、変換器3を順変換器,変換器
3′を逆変換器とする。
【0005】図2において交流母線1に接続する交流系
で単相地絡事故が発生したとする。このとき、交流線路
保護装置が動作して、地絡相に接続されている当該しゃ
断器をしゃ断して、所定時間後再び当該しゃ断器を再投
入する方法が採用される。いわゆる単相再閉路と呼ばれ
るものである。このとき、単相が開路になっている状態
では交直変換装置の運転を継続すると大きな過電圧が交
流母線1に発生して、変換器3や図示していない交流フ
ィルタ等を破壊する恐れがある。この過電圧の発生の理
由は、変換器が事故前と同じ直流電圧と直流電流で運転
しようとするために生じるものである。
【0006】つまり、開路となっている相には、交流フ
ィルタや変圧器のデルタ巻線の存在により他相から充電
されて、見かけ上の電圧が現われている。順変換器とし
て変換器3が運転しつづけようとすると、開路の相へも
順次転流して行く。開路の相は交流送電線がつながって
いないので、いわゆる系統的には非常に弱い系統の状態
となっていると言える。そして開路の相に転流すると、
当該相の電圧は低下し、次の健全相に転流すると当該開
路相には電圧が発生し、それをくり返し、しかも過電圧
となる。これは順変換器が単相開放中も事前と同じ電力
を通電しようとするために生じる問題点である。
【0007】また交流母線1′に接続する交流系で単相
再閉路が行なわれる場合にも過電圧が発生する。交流母
線1′で単相再閉路が行なわれると、逆変換器3′は転
流失敗を発生する。転流失敗が発生すると直流電圧Ed
は一時零となるが、直流電圧基準値Edpは事前のままで
通常100 %であるので、定電圧制御回路9′の出力は位
相を遅らせる制御電圧出力となる。位相を遅らせると余
裕角が少なくなり転流失敗しやすくなる。転流失敗する
と交流母線1′の電圧が歪み、それによりますます転流
失敗しやすくなり悪循環をくり返す。転流失敗すると図
示していない余裕角制御回路出力が一時的に最小値選択
回路10′で選ばれて位相を進めるが、これは一時的であ
り、すぐに定電圧制御回路9′の出力が選ばれるように
なる。転流失敗をくり返すと交流母線1′の電圧は歪
み、開路した相は背後の系統が弱いため大きな過電圧が
発生する。
【0008】逆変換器のつながる交流系統の単相開路時
の運転継続させるために、特開昭53-111444 「直流送電
系統における変換装置」では、しゃ断器の開放条件を用
いて逆変換器の点弧パルスを進める手段を提供してい
る。しかし前記特開昭53-111444 では、逆変換器には効
果が得られるが、前述の順変換器側単相再閉路では、ま
ったく作用しない問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は交流系統に事
故が発生した場合に、事故が順変換器側か逆変換器側か
によらず、どちら側での事故に対しても有効な、交流発
生過電圧を抑制しかつ変換器を運転継続可能ならしめる
手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
する為に、交流系統の事故を検出する事故検出器を設
け、この検出器の検出信号によって定電圧制御の直流電
圧基準値Edpを通常の設定値よりも低い所定の設定値に
予め設定してある事故時の設定値に切替えるように構成
したものである。
【0011】
【作用】交流系統に事故が発生した場合、定電圧制御基
準値を常時よりも低い所定値に切替えるので、順変換
器、逆変換器とも交流過電圧を発生させずに、変換器の
運転を継続することができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図である。
【0013】図1において、21は電圧変成器、22は電圧
低下を検出するような事故検出リレー(UV)、23は常
時の直流電圧設定器、24は系統事故時の直流電圧設定
器、25は切替回路である。
【0014】次にかかる構成がどのように作用するかを
説明する。常時は電圧設定器23で設定された直流定電圧
制御基準値がEdpとして出力される。一般にこの時のE
dpは1puであり、それにより定電圧制御回路は直流電圧
を1pu一定に制御する。
【0015】順変換器3側の交流系で単相事故が発生す
る場合を考える。単相事故が発生すると交流母線1の電
圧が低下するので事故検出リレー22が動作し、切替回路
25が電圧設定器24の設定値をEdpとして出力する。電圧
設定器24には、例えば、0puを設定する。すると、単相
開路となる時に定電圧制御回路AVRへの基準値Edpは
0puとなる。基準値Edpが0puの場合、逆変換器では直
流電圧平均値を0にすべく点弧角は90°附近で運転す
る。順変換器では定電流制御8により事前と同じ直流電
流を流し、その点弧角はやはり90°附近の運転となる。
順変換器が90°附近の点弧角で運転すると、交流母線1
からは無効電力を変換器が吸収し、有効電力はほぼゼロ
となる。単相開路中には、開路相に見かけの電圧が現わ
れるが、有効電力をやりとりせずに無効電力を吸収する
ことになる。これは開放相から有効電力を吸収しないの
で当該開放相に転流しても当該相の電圧をつぶすことな
く、しかも当該相の過電圧を抑制して、変換器の運転を
継続可能ならしめる。
【0016】次に逆変換器3′側の交流系1′で単相事
故が発生する場合を考える。単相事故が発生すると交流
母線1′の電圧が低下するので事故検出リレー22が動作
し、切替回路25が電圧設定器24の設定値をEdpとして出
力する。Edpがゼロとして与えられると逆変換器3′は
点弧角90°附近で運転する。すると交流母線1′からは
有効電力のやりとりは零で、無効電力を吸収する変換器
運転となる。これは開路した相の過電圧を抑制し、しか
も当該相の電圧をつぶすことなく、従って逆変換器で発
生しやすい転流失敗を防止して運転を継続させることが
できる。
【0017】以上述べたごとく、本実施例によれば、交
流系統の単相開路となる事故が発生した際に直流電圧基
準値を所定の値、具体的には零、にすることにより従来
制御をそのまま用い、しかもどちら側の交流系統で事故
が発生しても安定な変換器の運転を可能ならしめる効果
が得られる。上記では単相事故をもって説明したが、多
相事故の場合も同じ効果は得られる。
【0018】また図1で事故時に用いるための電圧設定
器24を設けたが、これに限らず、例えば電圧設定器23の
出力にリミッタを設け、そのリミッタ値を事故検出リレ
ーにより操作しても同じ効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、交流系統に事故が発生
した場合に、定電圧制御基準値を、これよりも低い所定
の基準値に切替えることにより、事故が交直変換器のど
ちら側の交流系で発生しても、交流過電圧を発生させず
かつ変換器を運転継続可能ならしめる有効な効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図、
【図2】交直変換装置の直流送電の構成を示す図。
【符号の説明】
21…電圧変成器 22…事故検出リレー 23…常時の直流電圧設定器 24…事故時の直流電圧設定器 25…切替回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも定電圧制御系と定電流制御系を
    備えた交直変換装置の接続された交流系統の事故を検出
    する手段と、この事故検出手段の検出信号により常時の
    定電圧制御基準値を、これよりも低い所定の基準値に切
    替える手段とを有する交直変換器制御装置。
JP4145217A 1992-06-05 1992-06-05 交直変換器制御装置 Pending JPH05344743A (ja)

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JP4145217A JPH05344743A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 交直変換器制御装置

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JP4145217A JPH05344743A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 交直変換器制御装置

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JPH05344743A true JPH05344743A (ja) 1993-12-24

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ID=15380077

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JP4145217A Pending JPH05344743A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 交直変換器制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100965163B1 (ko) * 2007-09-18 2010-06-24 도시바 미쓰비시덴키 산교시스템 가부시키가이샤 교직 변환기의 제어 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100965163B1 (ko) * 2007-09-18 2010-06-24 도시바 미쓰비시덴키 산교시스템 가부시키가이샤 교직 변환기의 제어 장치

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