JPS5920543B2 - 流体容器の製法 - Google Patents

流体容器の製法

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Publication number
JPS5920543B2
JPS5920543B2 JP6843077A JP6843077A JPS5920543B2 JP S5920543 B2 JPS5920543 B2 JP S5920543B2 JP 6843077 A JP6843077 A JP 6843077A JP 6843077 A JP6843077 A JP 6843077A JP S5920543 B2 JPS5920543 B2 JP S5920543B2
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JP
Japan
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sheets
double
sides
shaped
entrance
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JP6843077A
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JPS5468373A (en
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龍夫 富川
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はビニール等の熱圧接着性シートからなる直方
体形状の液体容器に係わり、成形のための接着部を強固
にし、圧力に耐え、型崩れの少ないものを得ることを期
した製法に関するものである。
この製法の対象となる容器は、例えば小さいものでは写
生の絵筆を洗う水の容器等がある。
それは容器を形成するシートの可撓性によつて持ち運び
に便利なことが需要の要件でもあろうが、水を入れたと
きの圧力に耐えること、型崩れのしない安定性を備える
こと等が望まれる。容器がその部材の接着によつて形成
されるとき、一般に高周波ウエルダーによる加熱溶着が
行われている。
その加熱溶着では圧力下で加熱された材質の溶融結合が
行われ、溶着は密なるも接着部と他部との境界線の箇所
が薄弱となり、そこに破裂を生じ易い弱点を伴つた。第
1図は従来の接着部拡大断面を示し、図中A、Bは接着
を期するシート、C、Gは電極である・加熱によるシー
トの溶接に加え加圧による薄肉化でDの箇所に前記薄弱
部を生じることは自然である。
第2図は上記欠点を補う手段の実験例として同様な接着
部拡大断面を示し、第1図のものと相当部材には同一符
号を附したが、更にシート接着部の外側に別のシートE
、Fを添えて接着する状態である。
実験の結果は表のシートEに薄弱部を生じるも内側のシ
ートA、Bにおける前述の弱点が相当に緩和されかつ接
着に不満のないことを認識した。この実験結果は本発明
の推進に基礎技術として含まれている。
以下第3図乃至第5図を参照しながら述べる。
形成する容器はビニール等の熱圧接着性シートからなる
直方体形状の容器である。その直方体の上面を入口1と
し、入口1を挾んで相対する2側面を袋状の二重壁2、
2’となし、他の2側面と底面の3面を一連のシート3
として、前記袋状の二重壁2、2’にはそれぞれ所定厚
みの長方形板状内側電極4、4’を挿入してその挿入口
を除く周端面に適宜の幅をを与え且つ該周端面および外
面、を形造るシートの内側に補強シート5、5’を沿い
当て、前記一連のシート3の両側には同シートの折り返
しによつて二重の縁6、6’を形成し、該縁6,6′と
前記二重壁2,2/の周端面との、共に二重シートの部
分において外側電極7を接触し高周波ウエルダ一により
加熱溶接する液体容器の製法である。第5図の8は長方
形板状内側電極4,4/を支持する支持体であつて、こ
れにより内側電極4,4′は所定間隔に保持され、主と
して内側電極4,4/の周端面によりシートを熱圧して
溶接が行われるが、第6図に示す如く、二重壁2の配置
に対し、シート3の縁6を外方に余る程に設定して、こ
れを折り曲げ二重壁2の外側にも溶接することにより接
着部のより充分な強化を期する本発明実施態様もある。
又必要があれば二重壁2,2′のと同様に容器の中間に
隔壁を設ける実施態様もある。
尚、前述において、二重壁2,2′に対し内側電極4,
4′を挿入するという表現を用いたが、結果的にそうで
あつて、補強シート5、二重壁2,2/は内側電極4,
4/に着せ重ねる場合もあり、容器の角隅部などにおい
てシートの余剰部分を生じる所もあるが、それらは熱圧
溶着によつておさめられたもので、煩雑を避けるため説
明を略した。
又二重壁2,2′の上開口部(内側電極の挿入側)には
吊手の取付台ともなる補強材を挿入して接着封鎖する。
本発明によつて得た液体容器は溶接部をシートの二重部
分に置かれているため、溶接による極端な薄弱部がない
ので、よく収容液の重量及び圧力に耐え、直方体形状の
相対する2側面が二重壁となつているため、直立形状を
保つ安定性を備えて型朋れがなく、稜部が折り返しの縁
となつているので丸みを帯びて肌触りよく、且つ同部が
二重となつているので対外摩擦にも耐える力を備えてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の溶接部拡大断面図、第2図は本発明の実
験における溶接部拡大断面図、第3図は本発明の実施に
よる容器の斜視図、第4図は同容器の中央縦断面図、第
5図は製造過程を示す側面図、第6図は一実施態様にお
ける一部断面図である。 1・・・・・・入口、2,2ξ・・・・・二重壁、3・
・・・・・シート、4,『・・・・・・内側電極、5・
・・・・・補強シート、6,6ζ・・・・・二重縁部、
7・・・・・・外側電極、8・・・・・・支持体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ビニール等の熱圧接着性シートをもつて直方体形状
    の容器を成形するに当たり、該直方体の上面を入口1と
    し、入口1を挾んで相対する2側面を袋状の二重壁2,
    2′となし、他の2側面と底面の3面を一連のシート3
    として、前記袋状の二重壁2,2′にはそれぞれ所定厚
    みの長方形板状内側電極4,4′を挿入してその挿入口
    を除く周端面に適宜の幅をt与え且つ該周端面および外
    面を形造るシートの内側に補強シート5,5′を沿い当
    て、前記一連のシート3の両側には同シートの折返しに
    よつて二重の縁6,6′を形成し、該縁6,6′と前記
    二重壁2,2′の周端面との共に二重シートの部分にお
    いて外側電極7を接触し高周波ウエルダーにより加熱溶
    着することを特徴とする液体容器の製法。
JP6843077A 1977-06-08 1977-06-08 流体容器の製法 Expired JPS5920543B2 (ja)

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JP6843077A JPS5920543B2 (ja) 1977-06-08 1977-06-08 流体容器の製法

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JP6843077A JPS5920543B2 (ja) 1977-06-08 1977-06-08 流体容器の製法

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Publication Number Publication Date
JPS5468373A JPS5468373A (en) 1979-06-01
JPS5920543B2 true JPS5920543B2 (ja) 1984-05-14

Family

ID=13373465

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JPS5468373A (en) 1979-06-01

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