JPS59205397A - クロベタゾ−ルの17−エステルの製法 - Google Patents
クロベタゾ−ルの17−エステルの製法Info
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- JPS59205397A JPS59205397A JP59015956A JP1595684A JPS59205397A JP S59205397 A JPS59205397 A JP S59205397A JP 59015956 A JP59015956 A JP 59015956A JP 1595684 A JP1595684 A JP 1595684A JP S59205397 A JPS59205397 A JP S59205397A
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- diene
- dione
- ester
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J71/00—Steroids in which the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton is condensed with a heterocyclic ring
- C07J71/0005—Oxygen-containing hetero ring
- C07J71/001—Oxiranes
- C07J71/0015—Oxiranes at position 9(11)
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J7/00—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms
- C07J7/008—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms substituted in position 21
- C07J7/0085—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms substituted in position 21 by an halogen atom
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
−エステルの製法に関する。
ベタメサゾンの17−エステルから相当する21−アル
キルスルホネートを経てクロベタゾールの17−エステ
ルが製造されることは米国特許第3721687号明@
書に開示されている。しかしながら、かかる方法は反応
連室が遅く、1〜3日の反応時間を要し、また収量も低
く、純度も低いため、純粋な形で目的物質をうるために
はクロマトグラフィーまたはくり返し再結晶を行なうこ
とが必要である。
キルスルホネートを経てクロベタゾールの17−エステ
ルが製造されることは米国特許第3721687号明@
書に開示されている。しかしながら、かかる方法は反応
連室が遅く、1〜3日の反応時間を要し、また収量も低
く、純度も低いため、純粋な形で目的物質をうるために
はクロマトグラフィーまたはくり返し再結晶を行なうこ
とが必要である。
本発明の目的は簡便でかつ効率のよいクロベタゾールの
11−エステルの製造法を提供することにある。かかる
方法は長い反応時間を有さず容易に精製された形でクロ
ベタゾールの17−エステルを生産し、また大規模な工
業生産に適するものである。
11−エステルの製造法を提供することにある。かかる
方法は長い反応時間を有さず容易に精製された形でクロ
ベタゾールの17−エステルを生産し、また大規模な工
業生産に適するものである。
すなわち、本発明の方法においては21−クロロ−9β
、11β−エポキシ−17−ヒドロキシ−16β−メチ
ルプレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオンの17
−エステルをフッ化水素酸で処理して式(I): (式中、Rは炭酸数6以下のアルキル基またはアリール
基である)で示されるクロベタゾールの11−エステル
を製造する。
、11β−エポキシ−17−ヒドロキシ−16β−メチ
ルプレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオンの17
−エステルをフッ化水素酸で処理して式(I): (式中、Rは炭酸数6以下のアルキル基またはアリール
基である)で示されるクロベタゾールの11−エステル
を製造する。
本発明の出発物質である新規な21−クロ0−9β、1
1β−エポキシ−17−ヒドロキシ−16β−メチルプ
レグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオンの17−エ
ステルは式(1): (式中、Rは前記と同じ R1はヒドロキシル基である
)で示される容易に入手可能な9β。
1β−エポキシ−17−ヒドロキシ−16β−メチルプ
レグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオンの17−エ
ステルは式(1): (式中、Rは前記と同じ R1はヒドロキシル基である
)で示される容易に入手可能な9β。
11β−エポキシ−17,21−ジヒドロキシ−16β
−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン
の17−エステルを塩化メタンスルホニルで処理して式
(Ir)の化合物に相当する21−メシレート誘導体と
し、ついで塩化リチウムで処理することにより製造しう
る。
−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン
の17−エステルを塩化メタンスルホニルで処理して式
(Ir)の化合物に相当する21−メシレート誘導体と
し、ついで塩化リチウムで処理することにより製造しう
る。
さらに詳しくは、前記出発物質の製造法の第1段階では
、相当する21−ヒドロキシ化合物をピリジン中で塩化
メタンスルホニルを用いた公知の反応に供して21−メ
シレート誘導体を製造する。ついで第2段階では、前記
21−メシレート誘導体の21−メシロキシ基を塩素原
子で置換4− −1)− する。かかる反応は適当な二極性非プロトン溶媒、たと
えばアセトン、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホ
スホリックトリアミド、またはそれらの混合物中で行な
う。なかでもジメチルホルムアミドは、基質の溶解度が
高いため高濃度〈16〜20W / V%)での反応が
可能であり、このことは工業生産にとって重要な要因で
あるから、ジメチルホルムアミドを用いるのが好ましい
。
、相当する21−ヒドロキシ化合物をピリジン中で塩化
メタンスルホニルを用いた公知の反応に供して21−メ
シレート誘導体を製造する。ついで第2段階では、前記
21−メシレート誘導体の21−メシロキシ基を塩素原
子で置換4− −1)− する。かかる反応は適当な二極性非プロトン溶媒、たと
えばアセトン、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホ
スホリックトリアミド、またはそれらの混合物中で行な
う。なかでもジメチルホルムアミドは、基質の溶解度が
高いため高濃度〈16〜20W / V%)での反応が
可能であり、このことは工業生産にとって重要な要因で
あるから、ジメチルホルムアミドを用いるのが好ましい
。
それに対し、米国特許第3721687号の方法は基質
濃度が1.5W/V%より低い濃筐で行なうものである
。
濃度が1.5W/V%より低い濃筐で行なうものである
。
塩素原子による置換反応に用いる好ましい原料としては
、塩素イオンを供給しうるちのであればいかなる化合物
を用いてもよいが、無水塩化リチウムが好ましい。少量
過剰の塩化リチウムを用いるだけでかかる置換反応を行
ないうるのは本発明の方法の利点のひとつである。かか
る反応は30〜120℃で行なうのが好ましい。またこ
の第2段階での収率は驚くべきほど高く、5− 92〜96%である。
、塩素イオンを供給しうるちのであればいかなる化合物
を用いてもよいが、無水塩化リチウムが好ましい。少量
過剰の塩化リチウムを用いるだけでかかる置換反応を行
ないうるのは本発明の方法の利点のひとつである。かか
る反応は30〜120℃で行なうのが好ましい。またこ
の第2段階での収率は驚くべきほど高く、5− 92〜96%である。
前記式(1)の化合物のごとく 9β、11β−エポキ
シ基を含む基質において、9β、11β−エポキシ基を
開裂することなく CIで21−メシロキシ基を求核置
換する反応は当該技術分野の熟練者にとっても予期しえ
なかったことである。9β。
シ基を含む基質において、9β、11β−エポキシ基を
開裂することなく CIで21−メシロキシ基を求核置
換する反応は当該技術分野の熟練者にとっても予期しえ
なかったことである。9β。
11β−ステロイド性エポキシドを酢酸中で塩化リチウ
ムを用いて開環して相当するクロロヒドリンとする反応
は米国特許第3652604号明m書に開示されている
。しかしながら、かかる明細書に開示された反応条件下
では、検出可能な量のクロロヒドリンは形成されない。
ムを用いて開環して相当するクロロヒドリンとする反応
は米国特許第3652604号明m書に開示されている
。しかしながら、かかる明細書に開示された反応条件下
では、検出可能な量のクロロヒドリンは形成されない。
確かに21−クロロ−9β、11β−エポキシ化合物は
ほぼ当量的にえられ、これは米国特許第3721687
号明細書に記載の9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ
化合物を用いたばあいの低収率を考慮すると注目すべき
ものである。
ほぼ当量的にえられ、これは米国特許第3721687
号明細書に記載の9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ
化合物を用いたばあいの低収率を考慮すると注目すべき
ものである。
本発明に用いる出発物質における9β、11β−エポキ
シドでの求核置換反応のさらに驚くべき特徴は反応工程
が容易なことである。米国性−ね − 許3721687号明細書に記数の9α−フルオロ−1
1β−ヒドロキシ化合物での置換反応は2000%過剰
の塩化リチウムを用いて沸点で3日間を要する反応条件
で行なわれるものである。それに対し、本発明に用いる
出発物質を製造する際の反応条件下では少量過剰の塩化
リチウムを用いただけで60〜90℃、1〜3時間で反
応が完了する。
シドでの求核置換反応のさらに驚くべき特徴は反応工程
が容易なことである。米国性−ね − 許3721687号明細書に記数の9α−フルオロ−1
1β−ヒドロキシ化合物での置換反応は2000%過剰
の塩化リチウムを用いて沸点で3日間を要する反応条件
で行なわれるものである。それに対し、本発明に用いる
出発物質を製造する際の反応条件下では少量過剰の塩化
リチウムを用いただけで60〜90℃、1〜3時間で反
応が完了する。
かくしてえられる本発明に用いる出発物質は単純な水性
沈澱(aqueous precipltatlon
)または全抽出により充分に精製される。それゆえ、
かかる出発物質から本発明の方法により製造される最終
産物も単純な結晶化により医薬標準品(pharIIa
copoela 5tandards )にしうる位
に純粋なものである。それに対し米国特許372168
7号の方法を用いると、中間体の精製が必要であり、ま
た最終産物もりOマドグラフィーおよび結晶化をくり返
し行なって精製しなくてはいけない。したがって、本発
明の方法は大規模な工業生産により適した方法である。
沈澱(aqueous precipltatlon
)または全抽出により充分に精製される。それゆえ、
かかる出発物質から本発明の方法により製造される最終
産物も単純な結晶化により医薬標準品(pharIIa
copoela 5tandards )にしうる位
に純粋なものである。それに対し米国特許372168
7号の方法を用いると、中間体の精製が必要であり、ま
た最終産物もりOマドグラフィーおよび結晶化をくり返
し行なって精製しなくてはいけない。したがって、本発
明の方法は大規模な工業生産により適した方法である。
本発明の方法では、化合物+If)の9β、11β−エ
ポキシ基を公知の方法により相当するフルオロヒドリン
に変換する。かかるフルオロ化は通常の方法、たとえば
フッ化水素酸またはフッ化水素とテトラヒドロフラン、
ジメチルホルムアミド、ウレアまたはピリジンとの混合
物を用いて行なう。なかでも′10%フッ化水素酸を用
いると便利でありかつ収率も高い。
ポキシ基を公知の方法により相当するフルオロヒドリン
に変換する。かかるフルオロ化は通常の方法、たとえば
フッ化水素酸またはフッ化水素とテトラヒドロフラン、
ジメチルホルムアミド、ウレアまたはピリジンとの混合
物を用いて行なう。なかでも′10%フッ化水素酸を用
いると便利でありかつ収率も高い。
つぎに参考例および実施例をあげて本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明はかかる参考例および実施例のみ
に限定されるものではない。
く説明するが、本発明はかかる参考例および実施例のみ
に限定されるものではない。
参考例1
乾燥テトラヒドロフラン7aおよびトリエチルオルソプ
ロピオネート1aに9β、11β−エポキシ−17,2
1−ジヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,−4
ジエン−3,20−ジオン1k11を懸濁させ、これに
p−トルエンスルホン酸10りを含む乾燥テトラヒドロ
フラン112の溶液を加えた。反応混合物を急いで溶液
とし、1時間後に酢酸ナトリウム100(]で中和し、
水50Jに注ぎ=7− こんだ。沈澱した17.21−オルソエステルを集め、
水で洗浄したのちメタノール104に懸濁させた。
ロピオネート1aに9β、11β−エポキシ−17,2
1−ジヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,−4
ジエン−3,20−ジオン1k11を懸濁させ、これに
p−トルエンスルホン酸10りを含む乾燥テトラヒドロ
フラン112の溶液を加えた。反応混合物を急いで溶液
とし、1時間後に酢酸ナトリウム100(]で中和し、
水50Jに注ぎ=7− こんだ。沈澱した17.21−オルソエステルを集め、
水で洗浄したのちメタノール104に懸濁させた。
酢酸201および酢酸ナトリウム3.2gを水41に溶
かした水溶液を加え、反応混合物を3時間加熱還流し、
容積41まで濃縮し、ついで水10dで希釈した。沈澱
した9β、11β−エポキシ−17,21−ジヒドロキ
シ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,2
0−ジオンの17−プロピオネートを集め、水でよく洗
浄し、真空下で乾燥した(収1!l: 1.1kq)
。
かした水溶液を加え、反応混合物を3時間加熱還流し、
容積41まで濃縮し、ついで水10dで希釈した。沈澱
した9β、11β−エポキシ−17,21−ジヒドロキ
シ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,2
0−ジオンの17−プロピオネートを集め、水でよく洗
浄し、真空下で乾燥した(収1!l: 1.1kq)
。
えられた化合物をジエチルエーテルから結晶化したもの
はつぎに示す特性値を有した。
はつぎに示す特性値を有した。
請p: 150℃(分解)
[αコー+47.5” (C−1、クロロホルム)K
Br + IRスペクトル(ν )、(cm−’)m&x 3470.1730.1665.1630.1610さ
らに9β、11β−エポキシ−17,21−ジヒドロキ
シ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,2
0−ジオンの17−エステルを前記−膜力法にしたがっ
て製造した。たとえば、前記ト9− 8− リエチルオルソプロビオネートに代えてトリエチルオル
ソベンゾエートを用いることにより相当する17−ベン
ゾエートをえた。つぎにその特性値を示す。
Br + IRスペクトル(ν )、(cm−’)m&x 3470.1730.1665.1630.1610さ
らに9β、11β−エポキシ−17,21−ジヒドロキ
シ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,2
0−ジオンの17−エステルを前記−膜力法にしたがっ
て製造した。たとえば、前記ト9− 8− リエチルオルソプロビオネートに代えてトリエチルオル
ソベンゾエートを用いることにより相当する17−ベン
ゾエートをえた。つぎにその特性値を示す。
mp: 144〜146℃
KBr 。
IRスペクトル(ν )、(cm−’)ax
3500.1725.1715.1670.1630.
1610.1590.1280.720 トリエチルオルソプロピオネートに代えてトリメチルオ
ルソバレレートを用いることにより相当する17−バレ
レートをえた。つぎにその特性値を示す。
1610.1590.1280.720 トリエチルオルソプロピオネートに代えてトリメチルオ
ルソバレレートを用いることにより相当する17−バレ
レートをえた。つぎにその特性値を示す。
111fl: 125〜127℃(ジエチルエーテル
から)KEr 。
から)KEr 。
IRスペクトル(ν )、(am−1)ax
3510.3460.1740.1675.1640.
1615参考例2 参考例1でえた9β、11β−エポキシ−17゜21−
ジヒドロキシ−16゛β−メチルプレグナ−1゜4−ジ
エン−3,20−ジオンの17−プロピオネート1k1
1を含む乾燥ピリジン51の溶液に石化メタ−1^ − ンスルホニル5001を10分間かけて0℃で加えた。
1615参考例2 参考例1でえた9β、11β−エポキシ−17゜21−
ジヒドロキシ−16゛β−メチルプレグナ−1゜4−ジ
エン−3,20−ジオンの17−プロピオネート1k1
1を含む乾燥ピリジン51の溶液に石化メタ−1^ − ンスルホニル5001を10分間かけて0℃で加えた。
30分後、0〜5℃で氷100gを用いて過剰の試薬を
破壊し、反応混合物をよく攪拌した濃塩酸5.2aおよ
び水5012の混合溶媒に0℃で加えた。9β、11β
−エポキシ−17,21−ジヒドロキシ−16β−メチ
ルプレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオンの17
−ブロビオネートー21−メシレートの沈澱を集め、水
で充分に洗浄し、真空下に乾燥した(収量11.8kg
>。
破壊し、反応混合物をよく攪拌した濃塩酸5.2aおよ
び水5012の混合溶媒に0℃で加えた。9β、11β
−エポキシ−17,21−ジヒドロキシ−16β−メチ
ルプレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオンの17
−ブロビオネートー21−メシレートの沈澱を集め、水
で充分に洗浄し、真空下に乾燥した(収量11.8kg
>。
えられた化合物をジエチルエーテルから結晶化したもの
はつぎに示す特性値を有していた。
はつぎに示す特性値を有していた。
mp : 139,5℃
[α] −+60” (C−1、クロロホルム)rR
スペクトル(νKEr):(C「l)ax 1750.1730.1670.1635.16159
β、11β−エポキシ−17,21−ジヒドロキシ−1
6β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3゜20−ジ
オンの17−プロピオネートに代えて17−アセテート
、17−ブチレート、17−バレレートおよび17−ベ
ンゾエートを用いたほかは前記と同様にしてそれぞれ相
当する21−メシレート誘導体をえた。
スペクトル(νKEr):(C「l)ax 1750.1730.1670.1635.16159
β、11β−エポキシ−17,21−ジヒドロキシ−1
6β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3゜20−ジ
オンの17−プロピオネートに代えて17−アセテート
、17−ブチレート、17−バレレートおよび17−ベ
ンゾエートを用いたほかは前記と同様にしてそれぞれ相
当する21−メシレート誘導体をえた。
9β、11β−エポキシ−17,21−ジヒドロキシ−
16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,20−
ジオンの17−ベンゾエート21−メシレートの特性値
をつぎに示す。
16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,20−
ジオンの17−ベンゾエート21−メシレートの特性値
をつぎに示す。
mp: 194℃
1140.1710.1665.1630.1605.
1585、20 参考例3 参考例2でえた9β、11β−エポキシ−17゜21−
ジヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1゜4〜ジエ
ン−3,20−ジオンの17−プロピオネート21−メ
シレートの1.012に+1(2モル)を乾燥ジメチル
ホルムアミド6.72 dに溶解し、これに無水塩化リ
チウム106Q(2,5モル)を加えた。
1585、20 参考例3 参考例2でえた9β、11β−エポキシ−17゜21−
ジヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1゜4〜ジエ
ン−3,20−ジオンの17−プロピオネート21−メ
シレートの1.012に+1(2モル)を乾燥ジメチル
ホルムアミド6.72 dに溶解し、これに無水塩化リ
チウム106Q(2,5モル)を加えた。
えられた混合物を1,5時間、85〜90℃でチッ素雰
囲気下で加熱し、冷却したのち2℃で激しく攪拌しなが
ら水674に徐々に注ぎこんだ。21−11− クロロ−9β、11β−エポキシ−17−ヒドロキシ−
16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,20−
ジオンの17−ブOビオネートの沈澱を集め、水で充分
に洗浄し、真空下に乾燥した。収量:860(1(96
%) えられた化合物をジクロ0メタン−ジイソプロピルエー
テルから結晶化したものはつぎに示す特性値を有した。
囲気下で加熱し、冷却したのち2℃で激しく攪拌しなが
ら水674に徐々に注ぎこんだ。21−11− クロロ−9β、11β−エポキシ−17−ヒドロキシ−
16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,20−
ジオンの17−ブOビオネートの沈澱を集め、水で充分
に洗浄し、真空下に乾燥した。収量:860(1(96
%) えられた化合物をジクロ0メタン−ジイソプロピルエー
テルから結晶化したものはつぎに示す特性値を有した。
霧p: 110℃
[α] −+79.5” (C−1、クロロホルム)
rRスヘクトル(νKBr):(CIII−1)ax 3450.1740.1665.1630.1610.
15909β 、11β−エポキシ−17,21−ジヒ
ドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−
3゜20−ジオン21−メシレートの17−プロピオネ
ートに代えて参考例2でえた17−アセテート、17−
ブチレート、17−バレレートおよび17−ベンゾエー
トを用いたほかは前記と同様にしてそれぞれ相当する2
1−クロロ−9β、11β−エポキシ−11−ヒドロキ
シ−16β−メチルプレグナ−1゜13− 12− 4−ジエン−3,20−ジオンの17−エステルをえた
。
rRスヘクトル(νKBr):(CIII−1)ax 3450.1740.1665.1630.1610.
15909β 、11β−エポキシ−17,21−ジヒ
ドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−
3゜20−ジオン21−メシレートの17−プロピオネ
ートに代えて参考例2でえた17−アセテート、17−
ブチレート、17−バレレートおよび17−ベンゾエー
トを用いたほかは前記と同様にしてそれぞれ相当する2
1−クロロ−9β、11β−エポキシ−11−ヒドロキ
シ−16β−メチルプレグナ−1゜13− 12− 4−ジエン−3,20−ジオンの17−エステルをえた
。
前記のうち、21−クロロ−9β、11β−エポキシ−
17−ヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4−
ジエン−3,20−ジオンの17−ベンゾエートの特性
値をつぎに示す。
17−ヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4−
ジエン−3,20−ジオンの17−ベンゾエートの特性
値をつぎに示す。
mp: 202℃
I Rスヘク’r−JLt (1,1KBr) : (
OWl−1)ax 1740.1710.1665.1630.1605.
1585、15 実施例1 参考例3でえた21−クロロ−9β、11β−エポキシ
−17−ヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオンの一17プロビオネート1
−を70%フッ化水素酸104に加えた。
OWl−1)ax 1740.1710.1665.1630.1605.
1585、15 実施例1 参考例3でえた21−クロロ−9β、11β−エポキシ
−17−ヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオンの一17プロビオネート1
−を70%フッ化水素酸104に加えた。
反応混合物を一20℃まで冷却し、−20℃で2.5時
間攪拌し、ついで攪拌下に脱イオン水1001:lに徐
々に注ぎこんだ。クロベタゾールの17−プロピオネー
トの沈澱を集め、中性になるまで充分に水で洗浄し、真
空下に乾燥した。収1 : 10102 O14= えられた粗生成物(純度的80%)をジクロロメタン−
ジイソプロピルエーテルおよび(または)エタノール/
水から結晶化して98%まで精製した。かくしてえられ
た精製品は標準品と同一であった。
間攪拌し、ついで攪拌下に脱イオン水1001:lに徐
々に注ぎこんだ。クロベタゾールの17−プロピオネー
トの沈澱を集め、中性になるまで充分に水で洗浄し、真
空下に乾燥した。収1 : 10102 O14= えられた粗生成物(純度的80%)をジクロロメタン−
ジイソプロピルエーテルおよび(または)エタノール/
水から結晶化して98%まで精製した。かくしてえられ
た精製品は標準品と同一であった。
21−クロロ−9β、11β−エポキシ−17−ヒドロ
キシ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,
20−ジエンの17−プロピオネートに代えて参考例3
でえた17−アセテート、17−ブキレート、17−バ
レレートおよび17−ベンゾエートを用いたほかは前記
と同様にしてそれぞれ相当するクロベタゾールの17−
エステルをえた。そのうち11−バレレートおよび17
−ベンゾエートの特性値をつぎに示す。
キシ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,
20−ジエンの17−プロピオネートに代えて参考例3
でえた17−アセテート、17−ブキレート、17−バ
レレートおよび17−ベンゾエートを用いたほかは前記
と同様にしてそれぞれ相当するクロベタゾールの17−
エステルをえた。そのうち11−バレレートおよび17
−ベンゾエートの特性値をつぎに示す。
クロベタゾールの17バレレート:
np: 147℃
■Rスペクトル(νKBr):(C「1)FLX
3330.1745.1730.1660.1610.
1600クロベタゾールの17−ペンゾエート:61+
1: 183℃ KBr 。
1600クロベタゾールの17−ペンゾエート:61+
1: 183℃ KBr 。
IRスペクトル(ν )、(am−1)1LX
3390.1740.1710.1660.1620.
1600.1590、715 特Ff 1B !(人 シコ〒ル・ソシエタΦイタリ
アーナ拳コルチコステロイジ・エツセ・ビ・ア
1600.1590、715 特Ff 1B !(人 シコ〒ル・ソシエタΦイタリ
アーナ拳コルチコステロイジ・エツセ・ビ・ア
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 121−クロロ−9β 、11β−エポキシ−17−ヒ
ドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジニンー
3.20−ジオンの17−エステルをフッ化水素酸で処
理することを特徴とするクロベタゾールの17−エステ
ルの製法。 250〜80%のフッ化水素酸を一40〜0℃の範囲で
用いる特許請求の範囲第1項記載の方法。 370%のフッ化水素酸を用い、−30〜−10℃の範
囲で反応を行なう特許請求の範囲第2項記載の方法。 421−クロロ−9β 、11β−エポキシ−17−ヒ
ドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエン−
3,20−ジオンの17−プロピオネートをクロベタゾ
ールの11−プロピオネートに変換する特許請求の範囲
第1項、第2項または第3項記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT20334/83A IT1194178B (it) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | Processo per la preparazione di 17-esteri di clobetasolo e composti ottenuti |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59205397A true JPS59205397A (ja) | 1984-11-20 |
Family
ID=11165811
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59015956A Pending JPS59205397A (ja) | 1983-03-29 | 1984-01-31 | クロベタゾ−ルの17−エステルの製法 |
JP59015957A Granted JPS59205399A (ja) | 1983-03-29 | 1984-01-31 | 21―クロロ―9β,11β―エポキシ―17―ヒドロキシ―16β―メチルプレグナ―1,4―ジエン―3,20―ジオンの17―エステルおよびその製法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59015957A Granted JPS59205399A (ja) | 1983-03-29 | 1984-01-31 | 21―クロロ―9β,11β―エポキシ―17―ヒドロキシ―16β―メチルプレグナ―1,4―ジエン―3,20―ジオンの17―エステルおよびその製法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPS59205397A (ja) |
CA (1) | CA1220468A (ja) |
CH (1) | CH661930A5 (ja) |
DK (1) | DK42884A (ja) |
FI (1) | FI840344A (ja) |
IT (1) | IT1194178B (ja) |
NL (1) | NL8400910A (ja) |
NO (1) | NO840065L (ja) |
SE (1) | SE8400145L (ja) |
YU (1) | YU54684A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111944002A (zh) * | 2020-07-29 | 2020-11-17 | 河南利华制药有限公司 | 一种倍氯米松二丙酸酯中间体及制备方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3721687A (en) * | 1968-01-19 | 1973-03-20 | Glaxo Lab Ltd | 3-keto-delta 4-9alpha-halo-11-oxygenated-16-methyl or methylene-17alpha-acyloxy-20-keto-21-halo pregnenes |
JPS51125372A (en) * | 1975-03-31 | 1976-11-01 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | Aprocess for preparing pregnane steroid-17-ester-21-halides |
-
1983
- 1983-03-29 IT IT20334/83A patent/IT1194178B/it active
-
1984
- 1984-01-09 NO NO840065A patent/NO840065L/no unknown
- 1984-01-10 CH CH113/84A patent/CH661930A5/it not_active IP Right Cessation
- 1984-01-12 SE SE8400145A patent/SE8400145L/ not_active Application Discontinuation
- 1984-01-19 CA CA000445603A patent/CA1220468A/en not_active Expired
- 1984-01-27 FI FI840344A patent/FI840344A/fi not_active Application Discontinuation
- 1984-01-31 JP JP59015956A patent/JPS59205397A/ja active Pending
- 1984-01-31 DK DK42884A patent/DK42884A/da not_active Application Discontinuation
- 1984-01-31 JP JP59015957A patent/JPS59205399A/ja active Granted
- 1984-03-22 NL NL8400910A patent/NL8400910A/nl not_active Application Discontinuation
- 1984-03-28 YU YU00546/84A patent/YU54684A/xx unknown
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3721687A (en) * | 1968-01-19 | 1973-03-20 | Glaxo Lab Ltd | 3-keto-delta 4-9alpha-halo-11-oxygenated-16-methyl or methylene-17alpha-acyloxy-20-keto-21-halo pregnenes |
JPS51125372A (en) * | 1975-03-31 | 1976-11-01 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | Aprocess for preparing pregnane steroid-17-ester-21-halides |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DK42884A (da) | 1984-09-30 |
CH661930A5 (en) | 1987-08-31 |
JPS59205399A (ja) | 1984-11-20 |
IT1194178B (it) | 1988-09-14 |
FI840344A0 (fi) | 1984-01-27 |
CA1220468A (en) | 1987-04-14 |
FI840344A (fi) | 1984-09-30 |
JPS6228160B2 (ja) | 1987-06-18 |
SE8400145L (sv) | 1984-09-30 |
IT8320334A0 (it) | 1983-03-29 |
NL8400910A (nl) | 1984-10-16 |
YU54684A (en) | 1986-10-31 |
DK42884D0 (da) | 1984-01-31 |
SE8400145D0 (sv) | 1984-01-12 |
NO840065L (no) | 1984-10-01 |
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