JPS59205396A - 11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−3−オン−20−カルブアルデヒド及びその製造法 - Google Patents

11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−3−オン−20−カルブアルデヒド及びその製造法

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JPS59205396A
JPS59205396A JP58081235A JP8123583A JPS59205396A JP S59205396 A JPS59205396 A JP S59205396A JP 58081235 A JP58081235 A JP 58081235A JP 8123583 A JP8123583 A JP 8123583A JP S59205396 A JPS59205396 A JP S59205396A
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hydroxypregna
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正男 辻
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文男 森
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P33/00Preparation of steroids
    • C12P33/005Degradation of the lateral chains at position 17
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J9/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of more than two carbon atoms, e.g. cholane, cholestane, coprostane
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−3−
オン−20−カルブアルデヒド及びその製造法に関する
本発明によシ提供される11β−ヒドロキシプ1− レグチー4−二/−3−オン−20−カルブアルデヒド
は公知文献に未記載の新規化合物であり、優れた抗炎症
作用を有するハイドロコーチシン、コルチコステロン、
プレドニゾロン、プレドニゾンに代表されるコルチコイ
ド系ステロイドの合成原料となる11β−ヒドロキシプ
レグナ−4−エン−3,20−ジオンを製造するための
中間体として有用で9る(Shull、 G、M、an
d D、A、Kita 、 J。
Am、Chem、Soc、、 77.763(1955
)参照〕。
従来、例えばプレドニゾンの製造法としては、デオキシ
コール酸を711発原料として20数段階の工程を経る
方法〔エル・エフ・フィーザー、エム・フイーザー共著
;ステロイド(レインホルト社発行、1959年)、6
34〜647頁参照〕が知られているが、この方法は用
いる試薬が高価であるうえに工程が長く、工業的実施に
は必ずしも適していない。
本発明者らは上記コルチコイド系ステロイドを製造する
ためにその有用な中間体について鋭意検討した結果、1
1β−ヒドロキシプレグナ−4−2− エン−3−オン−20−カルプアルデヒトカ11β−ヒ
ドロキシリトコール酸及び/又けその塩にアルカリ土類
金属に属する特定の細菌を作用させることによって容易
に得られ、かつハイドロコーチシン、コルチコステロン
、グレドニゾロン、プレドニゾンなどのコルチコイド系
ステロイドの合成原料となる公知化合物である11β−
ヒドロキシプレグナ−4−エン−3,2o−ジオンに簡
単に誘導できることを見出し、本発明に至った。
3− (上記式中、Rは水素原子又はアルカリ金属を表わし 
R1はアルキル基を表わす。) 本発明によれば、11β−ヒドロキシリトコール酸及び
/又はその塩を基質として11β−ヒドロキシプレグナ
−4−エン−3−オン−20−カルブアルデヒドを生産
するアルカリ土類金属に属する細菌を、11β−ヒドロ
キシリトコール酸及び/又はその塩を含む培地に培養す
ることによシ、11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン
−3−オン−20−カルブアルデヒドを高選択率、高収
率で得ることができる。
上記のアルカリ土類金属に属する細菌としては、デオキ
シコール酸及び/又はその塩を基質として12α−ヒド
ロキシプレグナ−1,4−ジエン−3−オン−20−カ
ルブアルデヒドを生産するアルカリゲネス・フェカリス
D4020−に15(Alcaligenes fae
calisD4020−Kl 5 )菌株(微工研条寄
第204号)がある(特願昭57−30899号明細書
参照)。この菌株は土壌中から取得したアルカリ土類、
(++ 7 エカリスD 4020 (Alcalig
enes4− faecalis D 4020 )菌株(微工研条寄
第182号)に突然変異処理を施して得られた変異株で
ある0アルカリゲネス・フェカリスD4020菌株及び
アルカリゲネス・フェカリスD4020−に15菌株の
菌学的性質を列挙すると次表のとおりである。
5− 上記の表に示した菌学的性質に基づき、アルカリゲネス
・フェカリスD4020菌株及びアルカリゲネス・フェ
カリスD4020−K15菌株の同定を行なった。アル
カリゲネス・7工カリスD4020菌株は、桿菌である
こと、周鞭毛を有していること、ダラム染色が隘注であ
ることなどの顕微鏡的所見並びにオキシダーゼ反応及び
カタラーゼ反応がともに陽性であること、好気性である
こと、0−Fテストの結果が酸化的(0xidativ
e )であることなどの生理学的性質からパージエイズ
・マニュアル番オプ・デイターミネイティブ・バクテリ
オロジー第7版及び第8版に基づき、アルカリ土類金属
に属する細菌であると同定した。さらにアルカリゲネス
・7工カリスD4020菌株は、ゼラチンを液化しない
点、ミルクがアルカリ性となる以外に変化しない点及び
脱窒反応がない点から、アルカリ土類金属の7工カリス
種に□属する細菌であると同定した。また、一般に突然
変異株はその親株と同じ種に属するものと考えられてお
シ、アルカリゲネス・フェカリスD4020−に15菌
株はア8− ルカリゲネス属の7工カリス種に属する細菌であると判
定した。
本発明による11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−
3−オン−20−カルブアルデヒドの生産は、11β−
ヒドロキシリトコール酸及び/又はその塩を基質として
11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−3−オン−2
0−カルブアルデヒドを生産するアルカリ土類金属に属
する細菌を、11β−ヒドロキシリトコール酸及び/又
はその塩を含む培地に培養することにより行なわれる。
11β−ヒドロキシリトコール酸の塩としては具体的に
は11β−ヒドロキシリトコール酸のナトリウム、カリ
ウムなどのアルカリ金属の塩が挙げられる。11β−ヒ
ドロキシリトコール酸及び/又はその塩の濃度は通常的
1〜100 t/lの範囲でよいが、生産される11β
−ヒドロΦシブレグナー4−エン−3−オン−20−1
ルプアルデヒドの収量、培養条件及び操作性などの経済
的観点から約2〜50 f/lの範囲が好ましい。培養
方法は原則的には一般微生物の好気培養で採用される方
9− 法と同じであるが、通常は液体培地による振盪培養法又
は通気攪拌培養法が用いられる。培地は上記の11β−
ヒドロキシリトコール酸及び/又はその塩を基質として
11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−3−オンー2
0−カルブアルデヒドを生産するアルカリ土類金属に属
する細菌が資化利用できる栄養源を含有するものであれ
ばよい。
炭素源としては11β−ヒドロキシリトコール酸及び/
又はその塩を単一炭素源としてもよく、或いは11β−
ヒドロキシリトコール酸及び/又はその塩にグルコース
、グリセリン、ペプトン、肉エキス、酵母エキスなどを
併用してもよい。また窒素源としては、例えば硫酸アン
モニウム、塩化アンモニウム、燐酸アンモニウム、硝酸
アンモニウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウムなどの無
機窒素源、又はポリペプトン、ペプトン、肉エキスなど
の有機窒素源が用いられる。また、この他に燐酸水素2
カリウム、燐酸2水素カリウム、硫酸マグネシウム、ク
エン酸マグネシウムなどの塩類が添加される。培養条件
に特徴はないが、通常10− 25〜35℃で10時間〜7日間振盪培養又は通気攪拌
培養を行なう。
このようにして培養液中に蓄積された11β−ヒドロキ
シプレグナ−4−エン−3−オン−20−カルブアルデ
ヒドは、基質の11β−ヒドロキシリトコール酸又はそ
の塩と比較して水に対する溶解度が著しく小さく1通常
は培養液中に析出沈澱してくる。この11β−ヒドロキ
シプレグナ−4−工ン−3−オン−20−カルブアルテ
ヒトヲ分離採取するには、沈澱している11β−ヒドロ
キシプレグナ−4−エン−3−オン−20−カルブアル
デヒドをデカンテーションにより浮遊している菌体を含
む培養液から分離するか、または浮遊している菌体が沈
澱しないような回転数で遠心分離を行ない、析出してい
る11β−ヒドロキシプレグf−4−エン−3−オン−
20−lフルブアルデヒドを沈澱させたのち上記のデカ
ンテーションにより11β−ヒドロキシプレグナ−4°
−エン−3−オン−20−カルブアルデヒドを分離する
方法が採られる。沈澱した11β−ヒドロキシブ11− レグチー4−エン−3−オン−20−カルブアルデヒド
を除去した培養液に含まれる菌体その他の不溶成分を濾
過又は遠心分離などにより分離除去して得られた培養濾
液又は上清は、上記のアルデヒドを溶解しかつ水と相分
離する有機溶媒、例えハ酢酸エチル、クロロホルム、ク
ロロホルムとメタノールの混合液などを用いて抽出操作
を行ない、得られた抽出液を集め、これよシ溶媒を留去
することによって、培養液中に溶解している11β−ヒ
ドロキシプレグナ−4−エン−3−オン−20−カルブ
アルデヒドを回収することができる。この有機溶媒によ
る抽出操作は培養濾液又は上清についてのみでなく、培
養液そのものについて行なうことができる。上記の方法
で得られた沈澱物又は抽出物中には11β−ヒドロキシ
プレグナ−4−エン−3−オン−20−カルブアルデヒ
トノ他には残存基質の11β−ヒドロキシリトコール酸
及び/又はその塩並びに副生物はほとんど含まれておら
ず、必要に応じてメタノール水溶液からの再結晶により
容易に高純度の11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン
−3−オン−20−カルブアルデヒドを取得することが
できる。
本発明で基質として用いる11β−ヒドロキシIJ )
コール酸は例えば次の反応式で示される方法によりデオ
キシコール酸から誘導することができる0 ■ (上記式中、 Meはメチル基を表わし、t−BuIf
itert、−ブチル基を表わし、Acはアセチル基を
表わり、HMPAはへキサメチルホスホルトリアミドを
表わす。) 本発明により得られる11β−ヒドロキシブレfす−4
−エン−3−オン−20−カルブアルデヒドは、例えば
前記の反応式で示される方法によシス1β−ヒドロキシ
プレグナ−4−エン−3゜20−ジオンに誘導すること
ができる。すなわち、14− 11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−3−オン−2
0−カルブアルデヒドト一般式(■)RICOOH・−
・(IV) (式中 R1はアルキル基を表わす。)で示されるカル
ボン酸又はその反応性誘導体、例えば酸ハライド、酸無
水物などとを常法により反応させることにより一般式(
I)で示される11β−アシルオキシプレグナ−4−エ
ン−3−オン−20−カルブアルデヒドが得られる。代
表的な反応例として挙げられる11β−ヒドロキシプレ
グナ−4−エン−3−オン−20−カルブアルデヒドと
一般式(R’)で示されるカルボン酸のクロライドトノ
反応はトリエチルアミン、ピリジンなどの第3級アミン
の存在下に行なわれる。この反応は溶媒中で行なうのが
軽重しく、溶媒として塩化メチレン、クロロホルム又ハ
こレラトベンゼン、トルエン、酢酸エチルなどとの混合
溶媒が好ましく用いられる。
この反応は通常室温で行なうが、必要に応じて約60’
Cまでの加温下に行なうこともできる。反応後、反応混
合物を希塩酸水、重曹水、水などで洗15− 滌したのち乾燥し、ついでこれより低沸点物を留去する
ことによシ一般式(1)で示される11β−アシルオキ
シプレグナ−4−エン−3−オン−20−カルブアルデ
ヒドの粗生成物を得る。この粗生成物をそのまま次の反
応に用いることができる。
一般式(1)で示される11β−アシルオキシプレグナ
−4−エン−3−オン−20−カルブアルデヒドとピペ
リジン、ピロリジン、モルホリンなどの第2級アミンと
を反応させることにより一般式(U)で示されるエナミ
ンが生成する。第2級アミンは一般式(1)で示される
11β−アシルオキシプレグナ−4−エン−3−オン−
20−カルブアルデヒドに対して等モル〜2倍モル量用
いる。反応中に副生ずる水を、ベンゼン、トルエンなト
(7)水と共沸する溶媒を用いて加熱還流下に反応系か
ら除去する。どの反応は特に触媒を要しないが、p−ト
ルエンスルホン酸などの触媒の存在下に反応を行なうこ
ともできる。反応後、反応混合物から減圧下に低沸点物
を留去することにより、一般式(Il)で示されるエナ
ミンの粗生成物が得られる。
この粗生成物をそのまま次の反応に用いることができる
。一般式(n)で示されるエナミンをオゾン酸化又は無
水クロム酸、ピリジニウムクロルクロメート、重クロム
酸ナトリウムなどを用いて酸化することにより、一般式
(lit)で示される11β−アシルオキシプレグナ−
4−エン−3,20−ジオンを得ることができる。なお
、無水クロム酸を用いる酸化反応は通常ピリジン溶媒中
で行なう。この場合、一般式(II)で示されるエナミ
ンを溶解させたピリジン溶液に無水クロム酸とピリジン
の混合液を徐々に加えるか、又は無水クロム酸とピリジ
ンの混合液に一般式(II)で示されるエナミンを溶解
させたピリジン溶液を徐々に加えることにより反応を行
なう。この酸化反応は水冷下ないしは室温下に行なわれ
る。反応後、反応混合物をベンゼン、トルエンなどで希
釈し、これより固形物を濾過により除去したのち、濾液
に希塩酸水を加え、ついでベンゼン、トルエンなどで抽
出し、抽出液から低沸点物を留去することにより、一般
式(1)で示される11β−アシルオキシプレグナ−4
−エン−3,20−ジオンの粗生成物が得られる。この
粗生成物全必要に応じてシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付することにより高純度の一般式(■)で示さ
れる11β−アシルオキシプレグナ−4−エン−3,2
0−ジオンを得ることができる。
一般式(111)で示される11β−アシルオキシプレ
グナ−4−エン−3,20−ジオンを通常の加水分解反
応に付することによシ11β−ヒドロキシブVグナ−4
−エン−3,20−ジオンが得うレル。
例えば、この加水分解反応はメタノール、エタノールな
どの溶媒中で水酸化カリウム、水酸化ナトリウム々どの
存在下、室温ないし溶媒の還流濡蔗で行なわれる。反応
後、反応混合物を減圧下に濃縮シ、ついでベンゼン、ト
ルエンなどで希釈し、水、希塩酸水などで洗滌し、乾燥
したのち、これより低沸点物を留去することにより11
β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−3,20−ジオン
の粗生成物が得られる。この粗生成物は必要に応じてシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付することにより
精製することができる〇 18− 以下、実施例及び参考例によって本発明をさらに詳細に
説明する。
参考例 培地1(組成:デオキシコール酸0.5チ、水酸化ナト
リウム0.05%、ペプトン0.5%、酵母エキス0.
5%、塩化ナトリウム0.5%及び寒天1.5%)のス
ラントに生育させたアルカリゲネス・フェカリスD40
20菌株の一白金耳を、予め試験管内に準備した培地2
(組成:デオキシコール酸2チ、水酸化ナトリウム0.
2%、硝酸アンモニウム0.2%、燐酸2水素カリウム
0.1%、燐酸水素2カリウム0.6%、硫酸マグネシ
ウム・7水和物0.02チ及び酵母エキス0.02チ)
のlQm/に植菌し、30℃で8〜10時間振盪培養し
た。この培養液の0.3 txtを予め試験管に準備し
た培地3(組成:デオキシコール酸0.5 % 、水酸
化ナトリウム0.05 %、!ルー!−スo、1ts、
硝eアンモニウム0.2%、燐酸2水素カリウム0.1
係、燐酸水19− 素2カリウム0.6 % s硫酸マグネシウム・7水和
物0.02チ及び酵母エキス0.02チ)の10−に加
え、30℃で10〜15時間培養した。ついで、この対
数増殖期にある菌体を0.45μのメンブレンフィルタ
ーで無菌的に濾過集菌し、O,1M燐酸塩緩衝液(田ニ
ア、0)20mlで洗滌後、同じ緩衝液2511Llに
懸濁させた。これに終濃度が20μt/rnlKなる!
’)KN−メチル−N/−ニトロ−N−ニトロソグアニ
ジンを添加し、30℃で10〜15分間振盪することに
より突然変異処理を行なった。突然変異処理を施した菌
体を0.45μのメンブレンフィルターで濾過集菌し、
0.1M燐酸塩緩衝液(pH: 7.0 ) 20vt
lで洗滌後、同じ緩衝液20扉tに懸濁した。得られた
菌懸濁液を滅菌生理食塩水で希釈し、それを培地4(組
成:デオキシコール酸O15%、水酸化ナトリウム0.
05%、硝酸アンモニウム0.2%、燐酸2水素カリウ
ム0.1%、燐酸水素2カリウム0.6%、硫酸マグネ
シウム・7水和物0.02%、酵母エキス0.02%及
び寒天1.5%)の寒天平板上に500〜1000個の
コロニーを出現させるように塗布したのち、30℃で3
〜4日間培養した。出現したコロニー中の極小コロニー
を培地1のスラントに単離したのち、その−白金耳を予
め試験管に準備した培地5(組成:デオキシコール酸0
.2%% 水酸化ナトリウム(1,02チ、グルコース
0.1%、硝酸アンモニウム0.2係、燐酸2水素カリ
ウム0.1%、燐酸水素2カリウム0.6%、硫酸マグ
ネシウム・7水和物0.02%及び酵母エキス0.02
%)の10111に植菌し、30℃で24時間振盪培養
した。得られたそれぞれの培養液中の生産物を薄層クロ
マトグラフィーにより検定し、上記の培養条件下で12
α−ヒドロキシプレグナ−1,4−ジエン−3−オン−
20・−カルブアルデヒドを選択的に蓄積している一菌
株を見い出し、これをアルカリゲネス・フェカリスD4
020−K 15と命名した。
実施例 アルカリゲネス壷7エカリスD4020−Kl SW株
(微工研条寄第204号)を次に示す方法で培養した。
11β−ヒドロキシリトコール酸0.52、グリセロー
ルo、sP、硝酸アンモニウム0.11、燐酸2水素カ
リウム0.1fs燐酸水素2カリウム0.6F、クエン
酸マグネシウム0.02f、酵母エキス0.029及び
水酸化ナトリウム0.1yに水道水を加えて容険を1o
 OmAt(F4(: 8.0 )に調整し、これを培
地とした。この培地をsooml容坂ロフラスコに入れ
、120℃で15分間、蒸気殺菌を行なった。予め上記
の培地と同じ培地で試験管搗盪機にて1日間増殖させた
種菌の10プを上記の5011m/容坂ロフラスコに添
加し、30℃で2日間振盪培養1−た。培養後、この培
養液を集め、遠心分離機で培養中に生じた沈澱物を2 
n o o r、p、m。
で1分間処理し、ついでデカンテーションすることによ
り培養液上清及び菌体と分離した。この沈澱物を水洗後
乾燥することにより、11β−ヒドロキシプレグナ−4
−エン−3−オン−20−カルブアルデヒドを0.29
 f得た。
得られた11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−3−
オン−20−カルブアルデヒドの一部ヲ取り、これにメ
タノールを加えて2係溶液とし、22− この溶液25μlをミクロボンダパックC−18カラム
を備えた高速液体クロマトグラフィー(米国ウォーター
ズ社製、HLC−GPC−244型)に注入した。移動
相として田4.0に調整した水/メタノールの25/7
5容量比の混合液を流速1 ml 7分で流し、検出を
屈折率方式で行なった。得られた液体クロマトグラフに
おける各ピークの面積比を積分計(高滓製作所製、高滓
クロマトパックC−)JA)で求め、この面積比から上
記の11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−3−オン
−20−カルブアルデヒドの純音を求めたとこり90%
であった。
また上記で得られた】1β−ヒドロキシプレグナ−4−
エン−3−オン−20−カルブアルデヒドの一部を水を
10%含むメタノールに溶解し、不溶物を濾過によシ除
去したのち、水/メタノールから再結晶することによp
、HPLC純度95%の精製物を得た。
11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−3−オン−2
0−カルブアルデヒドの確認を下記の方23− 法で行なった。
融点:147〜149℃ FD−Massスペクトル(m/z ) : [M] 
 344CDα3゜ NMRスペクトル(90MHz)  δlt−1ivI
S’0.97(3H,S);  1.08(3H,d)
;  1.42(3H,S);4.38〜4.23(I
f(、m) ;  5.63(II(、S);9.55
 (I H+ d ) IRスペクトル(KBr 、 cm ’) ”1610
.1650,1720,3400特許出願人  株式会
社 り ラ し 代理人 弁理士本多 堅 24− 1303−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−3−オン
    −20−カルブアルデヒド。 2、11β−ヒドロキシリトコール酸及び/又はその塩
    を基質として11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−
    3−オン−20−カルブアルデヒドを生産するアルカリ
    土類金属に属する細iを、llβ−ヒドロキシリトコー
    ル酸及び/又はその塩を含む培地に培養することを特徴
    とする11β−ヒドロキシプレグナ−4−エン−3−オ
    ン−20−カルブアルデヒドの製造法。
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