JPS59205314A - 吸収が調節された医薬組成物 - Google Patents
吸収が調節された医薬組成物Info
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- JPS59205314A JPS59205314A JP59081019A JP8101984A JPS59205314A JP S59205314 A JPS59205314 A JP S59205314A JP 59081019 A JP59081019 A JP 59081019A JP 8101984 A JP8101984 A JP 8101984A JP S59205314 A JPS59205314 A JP S59205314A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/13—Amines
- A61K31/135—Amines having aromatic rings, e.g. ketamine, nortriptyline
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/48—Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
- A61K9/50—Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals
- A61K9/5073—Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings
- A61K9/5078—Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings with drug-free core
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
産業上の利用分野
本発明は、吸収が調節された医薬組成物に閃し、詳述す
れば、吸収が調節されたプロプラノロール組成物に関す
る。
れば、吸収が調節されたプロプラノロール組成物に関す
る。
従来の技術およびその問題点
プロプラノロール(1−(イソプロピルアミノ)−3−
(1−す7チルオキシ)−2−プロパ7−ル)は、ベー
タ・アドレナリン作用性遮断薬であり、したがって、ベ
ータ・アドレナリン作用受容部位におけるカテコールア
ミンの作用に対する競合的阻害物質である。プロプラノ
ロールの主要な効果は、ベータ・アドレナリンのIXL
t作用を減少または防止することによって心臓の活動を
減少させることにある。心臓の収縮速度および収縮力を
減少させることにより、並びに、伝導系を通して刺激(
impulse)の伝導速度を減少させることにより、
ストレスおよび運!l1lJ(exercise)に対
する心臓の応答が減少させられる。このような性質が、
酸素の消費を減少させ且つ心臓の運動耐性(exer−
cise tolerance)を増加させようとする
アンギナ(狭心症)の治療に利用される。また、プロプ
ラノロールは、心臓の不整脈の治療に6用いられて、心
臓のペースメーカ電位のアドレナリン作用の刺激を遮断
する。更に、プロプラノロールは、高血圧の長期治療に
も有益である。プロプラノロールの更に別の用途は、片
頭痛や不安の治療にある。
(1−す7チルオキシ)−2−プロパ7−ル)は、ベー
タ・アドレナリン作用性遮断薬であり、したがって、ベ
ータ・アドレナリン作用受容部位におけるカテコールア
ミンの作用に対する競合的阻害物質である。プロプラノ
ロールの主要な効果は、ベータ・アドレナリンのIXL
t作用を減少または防止することによって心臓の活動を
減少させることにある。心臓の収縮速度および収縮力を
減少させることにより、並びに、伝導系を通して刺激(
impulse)の伝導速度を減少させることにより、
ストレスおよび運!l1lJ(exercise)に対
する心臓の応答が減少させられる。このような性質が、
酸素の消費を減少させ且つ心臓の運動耐性(exer−
cise tolerance)を増加させようとする
アンギナ(狭心症)の治療に利用される。また、プロプ
ラノロールは、心臓の不整脈の治療に6用いられて、心
臓のペースメーカ電位のアドレナリン作用の刺激を遮断
する。更に、プロプラノロールは、高血圧の長期治療に
も有益である。プロプラノロールの更に別の用途は、片
頭痛や不安の治療にある。
プロプラノロールは、通常、塩酸プロプラノロールの錠
剤として投与される。塩酸プロプラノロールの錠剤は、
インペリアル・ケミカル・インダストリーズPLO(I
CI)により、[I nderalJの商標で販売され
ている。その通常の生活規制の投薬量は、10当り3回
または4回の投与で10〜40I1gである。
剤として投与される。塩酸プロプラノロールの錠剤は、
インペリアル・ケミカル・インダストリーズPLO(I
CI)により、[I nderalJの商標で販売され
ている。その通常の生活規制の投薬量は、10当り3回
または4回の投与で10〜40I1gである。
プロプラノロールの経口療法における重大な欠点は、プ
ロプラノールは大量に且つ迅速に代謝さ一7= れるため、経「1投与後、その活性成分のうち少量のみ
しか全身系の循環に達しないということである。プロプ
ラノロールは、胃−腸路から吸収され、単一の投与後1
時間から2時間経つとプラスマ濃度が最高になる。しか
しで、プロプラノールは、遊離プロプラノロールおよび
複合プロプラノールとして、犯びに、代謝物として尿中
に排出される。
ロプラノールは大量に且つ迅速に代謝さ一7= れるため、経「1投与後、その活性成分のうち少量のみ
しか全身系の循環に達しないということである。プロプ
ラノロールは、胃−腸路から吸収され、単一の投与後1
時間から2時間経つとプラスマ濃度が最高になる。しか
しで、プロプラノールは、遊離プロプラノロールおよび
複合プロプラノールとして、犯びに、代謝物として尿中
に排出される。
1日当り1回投与する持続遊離性の形態のインデラール
CI nderal )も入数でき、rlnderal
L A Jの商標でIC1社により市販されている。
CI nderal )も入数でき、rlnderal
L A Jの商標でIC1社により市販されている。
この形態のプロプラノールは、持続遊離性を発揮するが
、生体内有効率が比較的劣る。更に、その吸収は、患者
毎にかなり異なる。持効性形態の他のプロプラノロール
については、米国特許第4゜248.857号明細書お
よび米国特許第4,248.。
、生体内有効率が比較的劣る。更に、その吸収は、患者
毎にかなり異なる。持効性形態の他のプロプラノロール
については、米国特許第4゜248.857号明細書お
よび米国特許第4,248.。
858号明細書に 記載されている。
本発明の目的は、1日に1回投与されるのに適しており
、吸収程度が高く患者によって変わることなく、したが
って、パイオアベイフビリティが高いという特徴を有す
る吸収が調節された形態の8− プロプラノロールを提供することにある。
、吸収程度が高く患者によって変わることなく、したが
って、パイオアベイフビリティが高いという特徴を有す
る吸収が調節された形態の8− プロプラノロールを提供することにある。
発明の構成
かくして、本発明は、吸収が調節されプロプラノロール
を含有する経口投与用ベレット(粒剤)であって、前記
ベレットは、プロプラノロールまたは薬剤として許容で
きるプロプラノロールの塩および有機酸がポリマー材料
(polymeric mate−rial)に埋設さ
れて多層構造になったコア(芯材)と、水性媒体中にお
いてプロプラノロールを調節された速度で遊離させるこ
とができる外部膜とを包含し、米国薬局方(U、S、P
harmacopoeia)X Xに従い37℃および
75r、p、n+、においてバスケット装置内で測定し
たときに、pH7,5の緩衝液中の溶解速度が、 a)前記バスケット装flt内の測定時の最初の2時の
開に、全プロプラノロールの15%までが遊離され、 b)前記バスケット装置内の測定が総計4時間の後に、
全プロプラノロールの15〜30%が遊離され、
・ C)前記バスケット装置内の測定が総計6時間の後に、
全プロプラノロールの43〜63%が遊離され、 d)iiJ記バスケット装置内の測定が総計8時間の後
に、全プロプラノロールの75〜100%カ遊aされ、
且つ、 e)前記バスケット装置内の測定が総計10時間の後に
、全プロプラノロールの85〜100%が遊離される ような特性値を有するペレットを提供するものである。
を含有する経口投与用ベレット(粒剤)であって、前記
ベレットは、プロプラノロールまたは薬剤として許容で
きるプロプラノロールの塩および有機酸がポリマー材料
(polymeric mate−rial)に埋設さ
れて多層構造になったコア(芯材)と、水性媒体中にお
いてプロプラノロールを調節された速度で遊離させるこ
とができる外部膜とを包含し、米国薬局方(U、S、P
harmacopoeia)X Xに従い37℃および
75r、p、n+、においてバスケット装置内で測定し
たときに、pH7,5の緩衝液中の溶解速度が、 a)前記バスケット装flt内の測定時の最初の2時の
開に、全プロプラノロールの15%までが遊離され、 b)前記バスケット装置内の測定が総計4時間の後に、
全プロプラノロールの15〜30%が遊離され、
・ C)前記バスケット装置内の測定が総計6時間の後に、
全プロプラノロールの43〜63%が遊離され、 d)iiJ記バスケット装置内の測定が総計8時間の後
に、全プロプラノロールの75〜100%カ遊aされ、
且つ、 e)前記バスケット装置内の測定が総計10時間の後に
、全プロプラノロールの85〜100%が遊離される ような特性値を有するペレットを提供するものである。
本発明のペレットは、塩酸プロプラノロールを含有する
のが好ましい。
のが好ましい。
まtこ、本発明のベレッ)−二使用される代表的な有機
酸は、くえん酸、酒石酒、こはく酸、りんご酸、アスコ
ルビン酸、および7マール酸のうちの1種または2種以
−ヒである。
酸は、くえん酸、酒石酒、こはく酸、りんご酸、アスコ
ルビン酸、および7マール酸のうちの1種または2種以
−ヒである。
プロプラノロールと有機酸は、2:1の比で存在するの
が好ましい。
が好ましい。
プロプラノロールが埋設されるポリマー材料は、その大
部分が水中で迅速に溶解するようなポリマーであるのが
好ましい。
部分が水中で迅速に溶解するようなポリマーであるのが
好ましい。
本発明におけるポリマー物質(polymer mat
e−rial)は、その全体が水溶性のポリマーから成
っていてもよいが、水に不溶性のポリマーを少量含んで
いてもよい。水溶性ポリマーと水に不溶性のポリマーの
比率は、選択した複数のポリマーの組合せによって定め
られる。
e−rial)は、その全体が水溶性のポリマーから成
っていてもよいが、水に不溶性のポリマーを少量含んで
いてもよい。水溶性ポリマーと水に不溶性のポリマーの
比率は、選択した複数のポリマーの組合せによって定め
られる。
水溶性ポリマーとして好適なものは、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、または、
商標EUDRAGIT RLで販売されているポリマ
ーである。商標EUDRAGITで販売されているポリ
マーは、アクリル酸エステルとメタクリル酸エステルの
共重合体を含むアクリル樹脂である。
ルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、または、
商標EUDRAGIT RLで販売されているポリマ
ーである。商標EUDRAGITで販売されているポリ
マーは、アクリル酸エステルとメタクリル酸エステルの
共重合体を含むアクリル樹脂である。
水に不溶性のポリマーとして好適なものは、メチルセル
ロース、エチルセルロース若シくハプロビルセルロース
のごときセルロースエーテル、シェラツク(Sbell
ac)、または、商[EUDRAGITRSで市販され
ているポリマーである。シェラツク1l− (St+ellac)は、昆虫のラックカイガラムシ(
カイガラムシ科)、同様に同娼目、同期類のカイガラ虫
科等の0(脂貿徘漬物である。
ロース、エチルセルロース若シくハプロビルセルロース
のごときセルロースエーテル、シェラツク(Sbell
ac)、または、商[EUDRAGITRSで市販され
ているポリマーである。シェラツク1l− (St+ellac)は、昆虫のラックカイガラムシ(
カイガラムシ科)、同様に同娼目、同期類のカイガラ虫
科等の0(脂貿徘漬物である。
本発明のペレットにおけるコアは、20〜120の層を
有するのが好ましく、既知の方法によって形成される。
有するのが好ましく、既知の方法によって形成される。
更に、プロプラノロール、有機酸およびポリマー材料か
ら成る多M構造は、不活性芯部のトに積層形成されるの
が好ましく、この不活性芯部としては、0.3〜0.7
1の平均直径を有する小粒のシード(non−pare
il 5eed)から成るものが好適である。
ら成る多M構造は、不活性芯部のトに積層形成されるの
が好ましく、この不活性芯部としては、0.3〜0.7
1の平均直径を有する小粒のシード(non−pare
il 5eed)から成るものが好適である。
本発明のペレットにおける外部膜は、その大部分が水に
不溶性のポリマーから成るのが好ましい。
不溶性のポリマーから成るのが好ましい。
更に、この外部膜は、多量の水不溶性ポリマーと少量の
水溶性ポリマー包含するのが好適であり、水溶性ポリマ
ーに対する水不溶性ポリマーの比は、選択したポリマー
に固有の溶解特性によって定められる。
水溶性ポリマー包含するのが好適であり、水溶性ポリマ
ーに対する水不溶性ポリマーの比は、選択したポリマー
に固有の溶解特性によって定められる。
遊離速度を調節する外部膜を得るのに好適な水−12=
溶性ポリマーと水不溶性ポリマーの組合せとしては次の
ものが挙げられる:エチルセルロースとヒドロキシルプ
ロピルセルロースの比率が9−1のもの;EUDRAG
IT R3とEUDRAGITRLの比率が8:2の
もの;シェラツクとポリビニルピロリドンの比率が9:
1のもの。
ものが挙げられる:エチルセルロースとヒドロキシルプ
ロピルセルロースの比率が9−1のもの;EUDRAG
IT R3とEUDRAGITRLの比率が8:2の
もの;シェラツクとポリビニルピロリドンの比率が9:
1のもの。
外部膜は、以下に述べるように、ポリマーを含有する多
数の被膜溶液の被膜をコアに施着することによって形成
される。施着される被膜ポリマー溶液の被膜の数は、3
0〜90の被膜層が得られるようにするのが好ましい。
数の被膜溶液の被膜をコアに施着することによって形成
される。施着される被膜ポリマー溶液の被膜の数は、3
0〜90の被膜層が得られるようにするのが好ましい。
本発明のペレットは、硬質のゼラチンカプセル(har
d gelatin capsules)に充填させで
もよく、または、商標AVICELで販売させている微
結晶セルロースまたは商標DIPACで販売されている
ジイソプロピルベンゾチアジル−2−スルヘンアミドの
ようなタブレット化に常用されている結合剤または(お
よび)硬化剤を用いてタブレットに圧縮成形させること
もでき、これらのカプセルやタブレットへの成形に際し
ては、ペレットの特定の溶解速度が維持されるようにす
る。
d gelatin capsules)に充填させで
もよく、または、商標AVICELで販売させている微
結晶セルロースまたは商標DIPACで販売されている
ジイソプロピルベンゾチアジル−2−スルヘンアミドの
ようなタブレット化に常用されている結合剤または(お
よび)硬化剤を用いてタブレットに圧縮成形させること
もでき、これらのカプセルやタブレットへの成形に際し
ては、ペレットの特定の溶解速度が維持されるようにす
る。
次に、本発明を以下の実施例によって更に説明する。
実施例1
以ドの手法に従って、プロプラフ0−ルを含有するベレ
ットを調整した。
ットを調整した。
(a) 粉状物の混合
塩酸プロプラノロール(100メツシユ)(1000g
)、タルク(100,)、および、くえん酸(500g
)を標準的な製薬用プレング内で混合して均質な粉状物
にした。
)、タルク(100,)、および、くえん酸(500g
)を標準的な製薬用プレング内で混合して均質な粉状物
にした。
(1)) ポリマー溶液
10%のヒドロキシプロピルメチルセルロース(15c
、ρ、S、)のメタノール−塩化メチレン(60:40
)ma8容f容部1部10%のエチルセルロース(50
c、p、s、 )のメタノール−塩化メチレン(60:
40)溶液2容量部とから成るポリマー溶液を調製した
。必要に応じて、可塑剤としてジエチル7タレートを含
ませた。
、ρ、S、)のメタノール−塩化メチレン(60:40
)ma8容f容部1部10%のエチルセルロース(50
c、p、s、 )のメタノール−塩化メチレン(60:
40)溶液2容量部とから成るポリマー溶液を調製した
。必要に応じて、可塑剤としてジエチル7タレートを含
ませた。
(e) 膜溶液
10%ヒドロキシプロピルメチルセルロース(15c、
p、s、 )のメタノール−塩化メチレン(60:40
)溶液、1容量部; 10%エチルセルロース(50c、p、s、 )メタノ
ール−塩化メチレン(60:40)溶液、9容量部;メ
タノールー塩化メチレン(60:40)、10容量部;
タルク、10重量部; ジエチル7タレート(可塑剤)必要量。
p、s、 )のメタノール−塩化メチレン(60:40
)溶液、1容量部; 10%エチルセルロース(50c、p、s、 )メタノ
ール−塩化メチレン(60:40)溶液、9容量部;メ
タノールー塩化メチレン(60:40)、10容量部;
タルク、10重量部; ジエチル7タレート(可塑剤)必要量。
ペレットの製造
工程1:でん粉、砂糖から成るシード(seed)(直
径0.4〜0,5z*)750gを常用のコーティング
パンに入れ、回転を開始した。
径0.4〜0,5z*)750gを常用のコーティング
パンに入れ、回転を開始した。
工程2: このシードを充分な量の前記(b)のポリマ
ー溶液で均一に湿潤させた。
ー溶液で均一に湿潤させた。
工程3:湿潤シードに、前記(a)の混合粉状物を該粉
状物が該シードに付着しなくなるまで振りかけた。
状物が該シードに付着しなくなるまで振りかけた。
工程4:粉状物が被覆されたシードを乾燥した(5〜1
5分)。
5分)。
15−
前記(、)の粉状物のすべてが被覆されるまで工程2〜
4を繰り返した。
4を繰り返した。
工程5: 以−1−の工程による粉状物が被覆されたを
、前記ポリマー溶液(b)およびタルクを1回章着する
ことにより密封した。
、前記ポリマー溶液(b)およびタルクを1回章着する
ことにより密封した。
工程6:該粉状物被覆シードを炉中で少なくとも12時
間、45〜50℃においで乾燥した。
間、45〜50℃においで乾燥した。
工程7:乾燥後の粉状物被覆シードを常用のコーティン
グパンに入れ、回転を開始した。
グパンに入れ、回転を開始した。
工程8:該粉状物被覆、前記膜溶液(c)から成る1J
r4の被膜を施して乾燥させた。なお、膜溶液(c)か
ら成る1層の被膜は、被覆シード1000ftに対して
該溶液(c)を10肩pを用いることに相当する。
r4の被膜を施して乾燥させた。なお、膜溶液(c)か
ら成る1層の被膜は、被覆シード1000ftに対して
該溶液(c)を10肩pを用いることに相当する。
工程9:被覆シードに、前記膜溶液(c)から成る被膜
を更に2層施した。
を更に2層施した。
工程10: 以上の工程により最終的に得られたベレッ
トを45〜50℃において乾燥させた。
トを45〜50℃において乾燥させた。
乾燥後のペレットを以下のように溶解試験に供した。
16−
装置:
米国薬局方(the United 5tat、es
Pharmaco−poeia ) X Xに準拠し、
:37℃および75r、p、m、においで用いられるバ
スケット装置である。
Pharmaco−poeia ) X Xに準拠し、
:37℃および75r、p、m、においで用いられるバ
スケット装置である。
緩衝?8液:
2.0Mの塩化カリウム25MNおよび水9501を、
0、INの塩酸または0.INの水酸化ナトリウムでr
+87.5に調整し、水で体積を1000zNにした。
0、INの塩酸または0.INの水酸化ナトリウムでr
+87.5に調整し、水で体積を1000zNにした。
試料採取時間:
2.4.6.8および10時間。
試験方法:
最終的に得られたペレット2gを前記バスケット装置に
入れ、1000a+Nの緩衝溶液中で回転を開始した。
入れ、1000a+Nの緩衝溶液中で回転を開始した。
各試料採取時間において、1.011Nの溶液を抜き出
し、0.INの塩酸を用いて50111に稀釈し、試料
の290nmにおける吸光度を分光光度計内で測定した
。
し、0.INの塩酸を用いて50111に稀釈し、試料
の290nmにおける吸光度を分光光度計内で測定した
。
2gのベレットを0.INの塩酸中で粉砕し、ろ過し、
該試料の111Nを水で50肩lに稀釈して前述のよう
に290nmにおける吸光度を測定することによりて、
溶解が100%のときに対応する吸光度の値とした。こ
の値を基準にして除算を行なうことにより溶解百分率(
percentage dissolution)を計
算した。
該試料の111Nを水で50肩lに稀釈して前述のよう
に290nmにおける吸光度を測定することによりて、
溶解が100%のときに対応する吸光度の値とした。こ
の値を基準にして除算を行なうことにより溶解百分率(
percentage dissolution)を計
算した。
pH7,5における溶解速度が次のようになるまで、−
f稈7〜10を繰り返した。
f稈7〜10を繰り返した。
2時間 0〜15%
4時間 15〜30%
6時間 43〜63%
8時間 75〜100%
10時間 85〜100%
この所望の溶解速度が得られるまでに、前記膜溶液(e
)から成る被膜が全部で45層施された。
)から成る被膜が全部で45層施された。
実施例2
以下の手法に従って、プロプラフ0−ルを含有するペレ
ットをfl製した。
ットをfl製した。
(a) 粉状物の混合
塩酸プロプラノロール(100メツシユ) (tooo
y)、タルク(1oog)およびアスコルビン酸(50
0g)を標準的な製薬用プレング内で混合して均質な粉
状物にした。
y)、タルク(1oog)およびアスコルビン酸(50
0g)を標準的な製薬用プレング内で混合して均質な粉
状物にした。
(b) ポリマー溶液
5%のEUDRAGIT RL イソプロパ/−ル
ーアセトン(60:40)溶液7容量部と、5%のlΣ
UDRAGIT R3イソプロパ/−ルーアセトン(
60:40)溶fi3容量部とから成る溶液を調製した
。必要lこ応じて、ジエチル7タレート(可塑剤)を含
ませた。
ーアセトン(60:40)溶液7容量部と、5%のlΣ
UDRAGIT R3イソプロパ/−ルーアセトン(
60:40)溶fi3容量部とから成る溶液を調製した
。必要lこ応じて、ジエチル7タレート(可塑剤)を含
ませた。
(c) m溶液
次の各成分から膜溶液を調製した。
5%EUDRAGIT RL イソプロパ/−ルー
アセ)ン(60:40)溶液、2容量部;5%EUDR
AGIT R3イソプロパツール−アセトン(60:
40)溶液、8容量部;イソプロパツールーアセトン(
60:40)、10容f1部; タルク、10重量部; ジエチル7タレート(可塑剤)、必要に応じて使用。
アセ)ン(60:40)溶液、2容量部;5%EUDR
AGIT R3イソプロパツール−アセトン(60:
40)溶液、8容量部;イソプロパツールーアセトン(
60:40)、10容f1部; タルク、10重量部; ジエチル7タレート(可塑剤)、必要に応じて使用。
ペレットの製造
19−
丁稈1〜4:実施例1における場合と同様に行なった・
前記(a)の粉状物のすべてが被覆されるまで工程2〜
4を繰り返した。
4を繰り返した。
1ユ程5:粉状物が被覆されたシードを、前記ポリマー
溶液(b)およびタルクを2回塗着することにより密封
した。
溶液(b)およびタルクを2回塗着することにより密封
した。
工程6:該粉状物被覆シードを炉中で45〜50℃にお
いて乾燥した。
いて乾燥した。
工程7:粉状物被覆シードを常用のコーティングパンに
入れ、回転を開始した。
入れ、回転を開始した。
工程8:粉状物被覆シードに、前記膜溶液(c)から成
る1屑の被膜を施し、このように被膜が施されたシード
を乾燥させた。実施例1の場合と同様に、膜溶液(C)
から成る1屑の被膜は、被覆シード1.000gに対し
て該:I#液(c)を10R1を用いることに相当する
。
る1屑の被膜を施し、このように被膜が施されたシード
を乾燥させた。実施例1の場合と同様に、膜溶液(C)
から成る1屑の被膜は、被覆シード1.000gに対し
て該:I#液(c)を10R1を用いることに相当する
。
工程9:被膜シードに、前記膜溶液(C)から成る被膜
を更に1層施した。
を更に1層施した。
工程10: 最終的に得られtこペレットを45〜5
0℃に20− おいて昏乞燥させた。
0℃に20− おいて昏乞燥させた。
乾燥後のベレッFを実施例1において記載したような溶
解試験に供し、r+87.5において所望の溶解速度が
得られるまで工程7〜10を繰り返した。
解試験に供し、r+87.5において所望の溶解速度が
得られるまで工程7〜10を繰り返した。
実施例3
以下の手法に従って、プロプラノロールを含有するペレ
ットを調製した。
ットを調製した。
(a) 粉状物の混合
塩酸プロプラノロール(100メツシユ)(1000g
)、タルク(100g)および7マール酸(500g)
を標準的な製薬用ブレング内で混合して均一な粉状物に
した。
)、タルク(100g)および7マール酸(500g)
を標準的な製薬用ブレング内で混合して均一な粉状物に
した。
(b) ポリマー溶液
イソプロパツール1こ溶かし20た%ポリビニルピロリ
ドン(商m Kollidon K−30で販売され
ているもの)のイソプロパツール溶液19容量部と、3
3%シェラツク(S、hellac) (脱ろう物)エ
タノール溶液1容量部とから成る溶液を調製した。
ドン(商m Kollidon K−30で販売され
ているもの)のイソプロパツール溶液19容量部と、3
3%シェラツク(S、hellac) (脱ろう物)エ
タノール溶液1容量部とから成る溶液を調製した。
(c) 膜溶液
次の各成分から膜溶液を調製した。
20%ポリビニルピロリドン(Kollidon K
−30)イソプロパツール溶液、1容量部;33%シ
ェラツク(SI+ellac) (脱ろう物)エタノー
ル溶液、9容量部; イソプロパ7−ル、10容量部; タルク、10重量部; ジエチル7タレート(可塑剤)、必要に応じた量。
−30)イソプロパツール溶液、1容量部;33%シ
ェラツク(SI+ellac) (脱ろう物)エタノー
ル溶液、9容量部; イソプロパ7−ル、10容量部; タルク、10重量部; ジエチル7タレート(可塑剤)、必要に応じた量。
ベレットの製造
工程1〜4:実施例1と同様に行なった。
前記粉状物(、)のすべてが被覆されるまで工程2〜4
を繰り返した。
を繰り返した。
工程5:粉状物が被覆されたシードを、前記ポリマー溶
液(1))およびタルクを1同室着することにより密封
した。
液(1))およびタルクを1同室着することにより密封
した。
二[稈6:該粉状物被覆シードを炉中で少なくとも12
時間、45〜50℃において乾燥した。
時間、45〜50℃において乾燥した。
工程7:粉状物被覆シードを常用のコーティングパンに
入れ、回転を開始した。
入れ、回転を開始した。
工程8;粉状物被覆シードに、前記膜溶液(c)から成
る1層の被膜を施し、このように被膜が施されたシード
を乾燥させた。実施例1および2の場合と同様に、膜溶
液(e)から成る1層の被膜は、被覆シード1.000
gに対して該溶液(c)1(hr(lに相当する。
る1層の被膜を施し、このように被膜が施されたシード
を乾燥させた。実施例1および2の場合と同様に、膜溶
液(e)から成る1層の被膜は、被覆シード1.000
gに対して該溶液(c)1(hr(lに相当する。
工程9:被覆シードに、前記膜溶液(e)から成る被膜
を更に2層施した。
を更に2層施した。
工程10:R終的に得られたベレットを45〜50℃に
おいて乾燥させた。
おいて乾燥させた。
乾燥後のベレットを実施例1において記載したような溶
解試験に供した。所望の溶解速度が得られるまで工程7
〜10を繰り返した。その結果、所望の溶解速度が得ら
れるまでに、膜溶液(e)から成る被膜が全部で60層
施された。得られた生成物の分解速度は次のとおりであ
った。
解試験に供した。所望の溶解速度が得られるまで工程7
〜10を繰り返した。その結果、所望の溶解速度が得ら
れるまでに、膜溶液(e)から成る被膜が全部で60層
施された。得られた生成物の分解速度は次のとおりであ
った。
2時間 :9.9%
4時間 : 21,9%
6時間 : 47.0%
8時間 : 79.0%
10時間 : 95.3%
23−
第1図は、本発明に従うベレットの溶解百分率と時間の
関係を示すグツ7である。図中、曲線Bは単位時間当り
の最大溶解百分率(LIlaximumpercent
aFIe dissolution)を示し、また、曲
#XAは単位時間当りの最小溶解百分率を示すものであ
り、投与後8〜10時間で血漿中濃度(plasmal
evel)が最高値を示した。
関係を示すグツ7である。図中、曲線Bは単位時間当り
の最大溶解百分率(LIlaximumpercent
aFIe dissolution)を示し、また、曲
#XAは単位時間当りの最小溶解百分率を示すものであ
り、投与後8〜10時間で血漿中濃度(plasmal
evel)が最高値を示した。
第2図は、実施例3に従って調製されたベレットを16
0a+fIのタブレット(錠剤)状にしたものを単一投
与した場合の投与後の時間(単位埃時間)に対する血漿
中濃度(単位:ng/zg)の関係を示すグラフであり
(図中、士印で示す)、比較のために、80Rgのイン
デラ−ル(I nderal )のタブレットを0時間
および12時間後に投与した場合(図中、京印で示す)
を併せで示している。
0a+fIのタブレット(錠剤)状にしたものを単一投
与した場合の投与後の時間(単位埃時間)に対する血漿
中濃度(単位:ng/zg)の関係を示すグラフであり
(図中、士印で示す)、比較のために、80Rgのイン
デラ−ル(I nderal )のタブレットを0時間
および12時間後に投与した場合(図中、京印で示す)
を併せで示している。
第2t34のグツ7は、第1表および第2表に掲記した
データに従い6人の被検者について得られた平均値から
導外出されたものである。
データに従い6人の被検者について得られた平均値から
導外出されたものである。
第2図から認められるように、インデラールの場合、第
1回および第2回の投与後、それぞれ、24− 2時間および2.8時間において血漿中濃度の最高値が
現れる。これに対して、実施例3によって調製されたプ
ロプラノロール(160rIyタブレツト)は、8時間
後に血漿中濃度の最高値を示していた。
1回および第2回の投与後、それぞれ、24− 2時間および2.8時間において血漿中濃度の最高値が
現れる。これに対して、実施例3によって調製されたプ
ロプラノロール(160rIyタブレツト)は、8時間
後に血漿中濃度の最高値を示していた。
第3図は、実施例3に従って調製されたベレットを12
0ayのタブレット状にしたものをl1l−投与した場
合の投与後の時間(単位埃時間)に対する血漿中濃度(
単位:ng/x1)の関係を示すグラフであり(図中、
十印で示す)、比較のために、16CJnHのインデラ
ール(Tndera I ) L Aのタブレットを単
一投与した場合(図中、京印で示す)を併せて示してい
る。
0ayのタブレット状にしたものをl1l−投与した場
合の投与後の時間(単位埃時間)に対する血漿中濃度(
単位:ng/x1)の関係を示すグラフであり(図中、
十印で示す)、比較のために、16CJnHのインデラ
ール(Tndera I ) L Aのタブレットを単
一投与した場合(図中、京印で示す)を併せて示してい
る。
第3図のグラフは、第3表および第4表に掲記したデー
タに従い6人の被検者について得られた平均値から導き
出されたものである。
タに従い6人の被検者について得られた平均値から導き
出されたものである。
第3図から認められるようtこ、インデラールLAは9
.3時間後に最高血漿中濃度を示し、実施例3によって
調製されたプロプラノロール(120肩タタブレツト)
は8.7時間後に最高血漿中濃度を示した。
.3時間後に最高血漿中濃度を示し、実施例3によって
調製されたプロプラノロール(120肩タタブレツト)
は8.7時間後に最高血漿中濃度を示した。
紳
堅−N
¥
斧!!O畷畷
般
堅−N
麓
T+m!(1)桜騒
1N開昭59−205314 (10)よ
6コ N 〜
銅 −
範
÷ 000
0 o ■)
七 寸。0
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隼
Pi−懸01+11畷
特開昭59−205314 (11)
宇
將
驚−〜
迩
Pl−懇Q 綴桜
第1〜4表に示すように血中濃度を調べることにより次
のことが理解された。すなわち、実施例3に従って調製
されたプロプラノロール160a+FIを単一投与した
場合の血漿中濃度AUC(area un−der t
he eurVe*すなわち、曲線より下の面積)は8
26,8 ng・時間/zlであり、従来より用いられ
ているインデラールタブレット5onyを0時間および
12時間に投与した場合の813.Ong・時間/屑!
にほぼ等しい。これに対して、実施例3に従って調製さ
れたプロプフッロール120zりを単一投与した場合の
血漿中濃度AUGは53B、Ong・時間7mlであり
、インデラールL A 160Bを単一投与した場合の
249,1 ng・時間/zj!よりも者しく高い。
のことが理解された。すなわち、実施例3に従って調製
されたプロプラノロール160a+FIを単一投与した
場合の血漿中濃度AUC(area un−der t
he eurVe*すなわち、曲線より下の面積)は8
26,8 ng・時間/zlであり、従来より用いられ
ているインデラールタブレット5onyを0時間および
12時間に投与した場合の813.Ong・時間/屑!
にほぼ等しい。これに対して、実施例3に従って調製さ
れたプロプフッロール120zりを単一投与した場合の
血漿中濃度AUGは53B、Ong・時間7mlであり
、インデラールL A 160Bを単一投与した場合の
249,1 ng・時間/zj!よりも者しく高い。
実施例3のプロプフッロールの最高血漿中濃度(85,
Or+y/肩3)は、インデラールの第1回目の最高血
漿中濃度および第2回目の最高血漿中濃度、すなわち、
92.7 ng/wflおよび53.9 ng/zlの
中間にあることが示されている。これに対して、実施例
3のプロプラノロール120Bの場合の最高血漿中濃度
58,5 ng/xiは、インデラールLA(160B
)の最高血漿中濃度20,2 ng/w1よりも着しく
高かった。
Or+y/肩3)は、インデラールの第1回目の最高血
漿中濃度および第2回目の最高血漿中濃度、すなわち、
92.7 ng/wflおよび53.9 ng/zlの
中間にあることが示されている。これに対して、実施例
3のプロプラノロール120Bの場合の最高血漿中濃度
58,5 ng/xiは、インデラールLA(160B
)の最高血漿中濃度20,2 ng/w1よりも着しく
高かった。
変動性に関しては、実施例3のプロプラノロールは、次
のように、I nderalに類似している。
のように、I nderalに類似している。
(1) AUG変動性
実施例3のプロプラノロールのcV(%)=47.3I
ndera l (インデフールの)CV(%)=5
1.4(2)試料採取時間全体にわたる変動性実施例3
のプロプラノロールのcV(%)=71.0インデラー
ルのCV(%)=76.2 しかしながら、実施例3のプロプフッロールは、(1)
及び(2)の変動性について、以下のように、I nd
eral(インデラール)LAよりも変動が着しく小さ
がった。
ndera l (インデフールの)CV(%)=5
1.4(2)試料採取時間全体にわたる変動性実施例3
のプロプラノロールのcV(%)=71.0インデラー
ルのCV(%)=76.2 しかしながら、実施例3のプロプフッロールは、(1)
及び(2)の変動性について、以下のように、I nd
eral(インデラール)LAよりも変動が着しく小さ
がった。
(1) AUG変動性
実施例3のプロプラノロールのCV(%)=44.4イ
ンデラールLAのCV(%)=72.2(2) 試料採
取時間全体にわたる変動性実施例3のプロプラノロール
のcV(%)=63.1インプラ−ルL A ノCV
(%)=88.431− 血漿中のプロプラノール濃度の特定の範囲に亘るタイム
カバー(tiIIle−cover) (薬剤の特定水
準にある時間の長さ)に関しては、以下の第5表に示さ
れるように、実施例3のプロプラノロールは、インデラ
ールと等価であるが、減少した投与量(120zg)に
おいても、インデラールLAよりもはるかに優れている
。
ンデラールLAのCV(%)=72.2(2) 試料採
取時間全体にわたる変動性実施例3のプロプラノロール
のcV(%)=63.1インプラ−ルL A ノCV
(%)=88.431− 血漿中のプロプラノール濃度の特定の範囲に亘るタイム
カバー(tiIIle−cover) (薬剤の特定水
準にある時間の長さ)に関しては、以下の第5表に示さ
れるように、実施例3のプロプラノロールは、インデラ
ールと等価であるが、減少した投与量(120zg)に
おいても、インデラールLAよりもはるかに優れている
。
32−
第5表
プロプラフ 時間幅(時間)
ロール
(160す) (80111X 2 ) (1
20R1?) (16ON+?)20.0 1
3.O15,09,84,140,06,36,04,
90,1 60,02,82,72,00 2つの異なる薬剤(dry)又は同一薬剤の2つの異な
る製剤(formutat、1on)の薬効(effe
ctive)が等しくなるためには、薬効の強さくこれ
は濃度に関係する)が同一であるばかりでなく、薬効の
持続期間(これは、薬効が発揮される濃度にある時間の
幅に関係する)もまた同じでなければならない。
20R1?) (16ON+?)20.0 1
3.O15,09,84,140,06,36,04,
90,1 60,02,82,72,00 2つの異なる薬剤(dry)又は同一薬剤の2つの異な
る製剤(formutat、1on)の薬効(effe
ctive)が等しくなるためには、薬効の強さくこれ
は濃度に関係する)が同一であるばかりでなく、薬効の
持続期間(これは、薬効が発揮される濃度にある時間の
幅に関係する)もまた同じでなければならない。
しかして、2つの異なる製剤が等価であることを示すた
めには、血漿中濃度が等しければ、互いに治療上等しい
ことが起こると推定される。血漿中濃度を定めるのに重
要であると考えられでいる因子には、A U G%Cm
ay (trliji?a度(peaklevel))
、Tmax (を高濃度が現れる時間)、および、こ
れに加えて[時開@ (time coverage
) Jがある。制御した遊離性すなわち持続した遊離性
の製剤の場合には、この最後の因子が特に重要である。
めには、血漿中濃度が等しければ、互いに治療上等しい
ことが起こると推定される。血漿中濃度を定めるのに重
要であると考えられでいる因子には、A U G%Cm
ay (trliji?a度(peaklevel))
、Tmax (を高濃度が現れる時間)、および、こ
れに加えて[時開@ (time coverage
) Jがある。制御した遊離性すなわち持続した遊離性
の製剤の場合には、この最後の因子が特に重要である。
すなわち、血漿中濃度の描く曲線の形状が異なることは
あっても、持続遊離性の製剤および標準的な製品(pr
oduct)について、適当な血漿中濃度が維持される
時間の長さがほぼ等しいことが重要である。
あっても、持続遊離性の製剤および標準的な製品(pr
oduct)について、適当な血漿中濃度が維持される
時間の長さがほぼ等しいことが重要である。
プロプラノロールの場合に、治療上有効な明確な血漿中
濃度範囲については未だ述べていなかった。しかしなが
ら、プロプラノロールの標準的な投与において見られる
血漿中濃度範囲に含まれる20 ng/m1−40 n
g/zl−60n27w1の範囲の血漿中濃度値を有す
る時間幅を比較することにより、複数の製品が治療上重
要な濃度含有されなければならない水準において互いに
等しいか等しくないかということが言える。しかして、
第5表のデータは、実施例3のプロプラノロールが従来
のインデフールタブレットと等しいこと、および、イン
デフールLAの性能が非常に劣っていることを示してい
る。
濃度範囲については未だ述べていなかった。しかしなが
ら、プロプラノロールの標準的な投与において見られる
血漿中濃度範囲に含まれる20 ng/m1−40 n
g/zl−60n27w1の範囲の血漿中濃度値を有す
る時間幅を比較することにより、複数の製品が治療上重
要な濃度含有されなければならない水準において互いに
等しいか等しくないかということが言える。しかして、
第5表のデータは、実施例3のプロプラノロールが従来
のインデフールタブレットと等しいこと、および、イン
デフールLAの性能が非常に劣っていることを示してい
る。
以上の記述から、本発明に従うペレットは、従来の持続
した遊離性のプロプラノロールよりも容易に吸収され、
江っ、優れた生体内有効率を発揮することが理解される
であろう。
した遊離性のプロプラノロールよりも容易に吸収され、
江っ、優れた生体内有効率を発揮することが理解される
であろう。
第1図は、本発明のペレットの溶解百分率と時35−
間との関係を示すグラフである。
第2図は、本発明ベレットより得られたタブレットおよ
び従来より用いられているInderalタブレットに
おける投与時間と血漿中濃度との関係を示すグラフであ
る。 第3図は、本発明のベレットより得られたタブレットお
よび従来上り用いられているIndera I LAタ
ブレットにおける投与時間と血漿中濃度の関係を示すグ
ラフである。 代 理 人 弁理士武田正彦 弁理士 滝 口 昌 司 弁理士 中 里 浩 − 36− FIG、1 手 続 補 正 書特許庁長
官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願lJ%81019
号2、発明の名称 吸収が調節された医薬組成物3、
補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 エラン コーポレーション ビー エル シ
ー4、代 理 人 氏 名 (7508) 弁理士 武 1)
正 彦明細書第14頁第12行乃至第15頁第1行
の「本発明のベレットは、〜維持されるようにする。」
の記載を削除する・。 手 続 補 正 書 特 許 庁 長 官 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第81019号2、
発明の名称 吸収が調節された医薬組成物3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 名称 エラン コーポレーション ビー エル シ
ー4、代 理 人 氏 名 (7508) 弁理士 武 1)正
彦5、補正命令の日付 自 発 6、補正の対象 明 細 書 (全文訂正) 1、発明の名称 吸収が調節された医薬組成物 2、特許請求の範囲 (1) 吸収が調節されプロプラフ0−ルを含有する経
口投与用ベレットであって、プロプラノロールまたは薬
剤として許容できるプロプラノロールの塩および有機酸
がポリマー物質中に埋設されて多層構造になったコアと
、水性媒体中においてプロプラノロールを調節された速
度で遊離させる外部膜とを包含し、米国薬局方XXに従
い37℃および75r、p、m、においでバスケット内
や測定したときに1.)T7,5の緩衝液中の溶解速度
が、 a)前記バスケット内の測定時の最初の2時間の間に、
全プロプラフ0−ルの15%までが遊離され、 b)前記バスケット内の測定が全体で4時間経過した後
に、全プロプラノロールの15〜30%が遊離され、 C)前記バスケット内の測定が全体で6時間経過した後
に、全プロプラノロールの43〜63%が遊離され、 d)前記バスケット内の測定が全体で8時間経過した後
に、全プロプラノロールの75〜100%が遊離され、
且つ、 e)前記バスケット内の測定が全体で10時間経過した
後に、全プロプラノロールの85〜100%が遊離され
る ような特性値を有することを特徴とする調節された吸収
性のプロプラフμm−ル含有ペレット。 (2) コアの活性成分が塩酸プロプラノロールである
ことを特徴とする特許i請求の範囲第1項に記載の調節
された吸収性のプロプラノシール含有ベレット。 (3) コアの有機酸が、くえん酸、酒石酸、こはく酸
、りんご酸、アスコルビン酸、7マール酸およびそれら
の酸の混合物から成る群より選ばれることを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の調mされた吸収性のプロ
プラノロール含1− 有ベレット。 (4) プロプラフ0−ルと有機酸が、2:1の比率で
存在することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の調節された吸収性のプロプラノ−町−ル含有ペレット
。 (5) コアのポリマー物質の大部分が、水中で迅速1
こ溶解するポリマーから成ることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の調節された吸収性のプロプラノー
ワーール含有ペレット。 (6) コアのポリマー物質が、水溶性ポリマーのみか
ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
調節された吸収性のプロプラノシール含有ベレット。 (7) 水溶性ポリマーが、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース、ポリビニルピロリドンおよびEUDRAG
TT RL(商標名)から成る群より選ばれることを
特徴とする特許請求の範囲m1項に記載の調節された吸
収性のプロプラノシ−ル含有ベレット。 (8) 水に不溶性のポリマーが少量含有され、水2− 溶性ポリマーと水に不溶性のポリマーの比率が、選択さ
れたポリマーに固有の溶解特性によって定められること
を特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の調節された
吸収性のプロプラノシール含有ベレット。 (9) 水に不溶性のポリマーが、メチルセルロース
、エチルセルロース、プロピルセルロース、シェラツク
(Shellac)およびEUDRAGITR8(商標
名)から成る群より選ばれることを特徴とする特許請求
の範囲第8項に記載の調節された吸収性のプロプラノー
ワーール含有ペレット。 (10) コアが、20〜12ONを有することを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の調節された吸収
性のプロプラ/E−−ル含有ペレット。 (11) プロプラノロール、有機酸お上びポリマー
材料から成る多層構造が、既知の方法によって、不活性
芯部の」二に形成されることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の調節された吸収性のプロプラノシール
含有ベレット。 (12) 不活性芯部が、0.3〜0.70の範囲の
平均直径を有する小粒のシードであることを特徴とする
特許請求の範囲第11項に11へ調節された吸収性のプ
ロプラノ−町−ル含有ペレット。 (13)外部膜の大部分が、水に不溶性のポリマーから
成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の調
節された吸収性のプロプラノと−ル含有ベレット。 (14) 外部膜が少量の水溶性ポリマーを含有し、
水に不溶性のポリマーと水溶性ポリマーの比率が、選択
されたポリマーに固有の溶解特性によって定められるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載の調節さ
れた吸収性のプロプラノ馬−ル含有ベレット。 (1,5) [lS膜が、9:1の比率のエチルセル
ロースとヒドロキシプロピルメチルセルロースから成る
ことを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の調節
された吸収性のプロプラノシール含有ペレット。 (16)外部膜が、8:2の比率のEUDRAGITR
8(商標名)とEUDRAGIT RL(商標名)か
ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載
の調節された吸収性のプロプラノ込−ル合有ペレット。 (17)外部膜が、9:1の比率のシェラツクとポリビ
ニルピロリドンから成ることを特徴とする特許請求の範
囲第14項に記載の調F6された吸収性のプロプラノ兄
!ル含有ベレット。 (18) ポリマーを含有する溶液から成る多数の被
膜をコアに施着することによって外部膜が形成されるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の調節さ
れた吸収性のプロブラ/ユ「ル含有ベレット。 (19) コアに施着され外部膜を形成するポリマー
溶液の被膜の数が30〜90であることを特徴とする特
許請求の範囲第18項に記載の調節された吸収性のプロ
プラノμm−ル含有ペレット。 (20) 特許請求の範囲第1項に記載の調節された
吸収性のプロプラノど−−ル含有ペレッFの複数個から
成るカプセル。 (2、特許請求の範囲第1項に記載の調節された5− 吸収性のプロプラノ−9−−ル含有ペレットの複数個を
包含するタブレット。 3、発明の詳細な説明 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、吸収が調節された医薬組成物に関し、詳述す
れば、吸収が調節されたプロプラノロール組成物に関す
る。 従来の技術およびその問題点 プロプラノロール(1−(イソプロピルアミノ)−3−
(1−す7チルオキシ)−2−プロパノール)は、ベー
タ・アドレナリン作用性遮断薬であり、したがって、ベ
ータ・アドレナリン作用受容部位lこおけるカテフール
アミンの作用lこ対する競合的阻害物質である。プロプ
ラノロールの主要な効果は、ベータ・アドレナリンの興
奮作用を減少または防止することによって心臓の活動を
減少させることにある。心臓の収縮速度および収縮力を
減少させることにより、並びに、伝導系を通して刺激(
1lIlpulse)の伝導速度を減少させることによ
6− リ、ストレスおよび運動(exercise)に対する
心臓の応答が減少させられる。このような性質が、酸素
の消費を減少させ且つ心臓の運!I!lJ耐性(exe
r−cise tolerance)を増加させようと
するアンギナ(狭心症)の治療に利用される。また、プ
ロプラノロールは、心臓の不整脈の治療にも用いられて
、心臓のペースメーカ電位のア1tレナリン作用の刺激
を遮断する。更に、プロプラフ0−ルは、高血圧の長期
治療にも有益である。プロプラフ0−ルの更に別の用途
は、片頭痛や不安の治療にある。 プロプラノロールは、通常、塩酸プロプラノロールの錠
剤として投与される。塩酸プロプラノロールの錠剤は、
インペリアル・ケミカル・インゲストリーズPLO(I
CI)により、「1nderalJの商標で販売されて
いる。その通常の生活規制の投薬量は、1日当り3回ま
たは4回の投与で10〜40肩gである。 プロプラノロールの経口療法における重大な欠点は、プ
ロプラノロールは大量に且つ迅速に代謝されるため、経
口投与後、その活性成分のうち少量のみしか全身系の循
環に達しないということである。プロプラノロールは、
胃−腸路から吸収され、単一の投与後1時間から2時間
経つとプラスマ濃度が最高になる。しかして、プロプラ
ノロールは、遊離プロプラノロールおよび複合プロプラ
ノロールとして、艙びに、代謝物として尿中に排出され
る。 1日当り1回投与する持続遊離性の形態のインデラール
(T nderal )も大政でき、[Inderal
LAJの商標でICI社により市販されている。 この形態のプロプラノロールは、持続遊離性を発揮する
が、生体内有効率が比較的劣る。更に、その吸収は、患
者毎にかなり異なる。持効性形態の他のプロプラノロー
ルについては、米国特許第4.248,857号明細書
および米国特許第4,248,858号明細書に記載さ
れている。 本発明の目的は、1日に1回投与されるのに適しており
、吸収程度が高く患者によって変わることなく、シたが
って、バイオアベイラビリティがプロプラノロールを提
供することにある。 発明の構成 かくして、本発明は、吸収が調節されプロプラノロール
を含有する経口投与用ペレット(粒剤)であって、前記
ペレットは、プロプラノロールまたは薬剤として許容で
きるプロプラノロールの塩および有機酸がポリマー材料
(polymeric mate−rial)に埋設さ
れて多層構造になったコア(芯材)と、水性媒体中にお
いてプロプラノロールを調節された速度で遊離させるこ
とができる外部膜とを包含し、米国薬局方(U、S、P
harmacopoeia)X Xに従い37℃および
75r、p、n+、においてバスケット装置内で測定し
たときに、pH7,5の緩衝液中の溶解速度が、 a) 前記バスケット装置内の測定時の最初の2時間の
間に、全プロプラノロールの15%までが遊離され、 b) 前記バスケット装置内の測定が総計4時間の後に
、全プロブラフ0−ルの15〜30%カ遊−ピー 離され、 C) 前記バスケット装置内の測定が総計6時間の後に
、全プロプラノロールの43〜63%が遊離され、 d) 前記バスケット装置内の測定が総計8時間の後に
、全プロプラノロールの75〜100%が遊離され、且
つ、 e) 前記バスケット装置内の測定が総計10時間の後
に、全プロプラノロールの85〜100%が遊離される ような特性値を有するペレットを提供するものである。 本発明のペレットは、塩酸プロプラノロールを含有する
のが好ましい。 また、本発明のベレッ白こ使用される代表的な有機酸は
、くえん酸、酒石酒、こはく酸、りんご酸、アスコルビ
ン酸、および7マール酸のうちの1種または2+1以」
二である。 プロプラノロールと有機酸は、2:1の比で存在するの
が好ましい。 10− プロプラノロールが埋設されるポリマー材料は、その大
部分が水中で迅速に溶解するようなポリマーであるのが
好ましい。 本発明におけるポリマー物質(polymericma
terial)は、その全体が水溶性のポリマーから成
っていてもよいが、水に不溶性のポリマーを少量含んで
いてもよい。水溶性ポリマーと水に不溶性のポリマーの
比率は、選択した複数のポリマーの組合せによって定め
られる。 水溶性ポリマーとして好適なものは、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、または、
商[EUDRAGIT RLで販売されているポリマ
ーである。商標EUDRAGITで販売されているポリ
マーは、アクリル酸エステルとメタクリル酸エステルの
共重合体を含むアクリル樹脂である。 水に不溶性のポリマーとして好適なものは、メチルセル
ロース、エチルセルロース若しくはプロピルセルロース
のごときセルロースエーテル、シェラツク(Shell
ac)、または、商[EUDR八[;TTRSで市販さ
れているポリマーである。シェラツク(Shellac
)は、昆虫のフックカイがラムシ(カイがラムシ科)、
同様に問題n、問題類のカイガラ虫科等の樹脂質排泄物
である。 本発明のペレットにおけるコアは、20〜120の層を
有するのが好ましく、既知の方法によって形成される。 更に、プロプラノロール、有機酸およびポリマー材料か
ら成る多層構造は、不活性芯部の一ヒlこ積層形成され
るのが好ましく、この不活性芯部としては、0.3〜0
.711i&の平均直径を有する小粒のシード(non
−pareil 5eed)から成るものが好適である
。 本発明のベレットにおける外部膜は、その大部分が水に
不溶性のポリマーがら成るのが好ましい。 更に、この外部膜は、多量の水不溶性ポリマーと少量の
水溶性ポリマーを包含するのが好適であり、水溶性ポリ
マーに対する水不溶性ポリマーの比は、選択したポリマ
ーに固有の溶解特性によって定められる。 遊離速度を調節する外部膜を得るのに好適な水溶性ポリ
マーと水不溶性ポリマーの組合せとしては次のものが挙
げられる: エチルセルロースとヒドロキシプロピルセ
ルロースの比率が9=1のもの:EUDRAGIT
R3とE’UDRAG I TRLの比率が8:2のも
のニジエラツクとポリビニルピロリドンの比率が9=1
のもの。 外部膜は、以下に述べるように、ポリマーを含有する多
数の被膜溶液の被膜をコアに施着することによって形成
される。施着される被膜ポリマー溶液の被膜の数は、3
0〜90の被膜層が得られるようにするのが好ましい。 次に、本発明を以下の実施例によって更に説明する。 実施例1 以下の手法に従って、プロプラノロールを含有するペレ
ットを調製した。 (a)粉状物の混合 塩酸プロプラノロール(100メツシユ)(1ooog
)、タルク(100fI)、および、くえん酸(500
g)を標準13− 的な製薬用ブレング内で混合して均質な粉状物にした。 (b) ポリマー溶液 10%のヒドロキシプロピルメチルセルロース(15e
、 p、 s、 )のメタノール−塩化メチレン(6o
:40)溶?I18 容量部と、10%のエチルセルロ
ース(50c、p、s、 )のメタノール−塩化メチレ
ン(6o:40)溶液2容量部とから成るポリマー溶液
を調製した。必要に応じて、可塑剤としてジエチル7タ
レートを含ませた。 (c)膜溶液 次の各成分から膜溶液を調製した。 10%ヒドロキシプロピルメチルセルロース(15c、
p、s、 )のメタノール−塩化メチレン(60:40
)溶液、1容量部; 10%エチルセルロース(50e、p、s、 )メタノ
ール−塩化メチレン(60:40)溶液、9容量部;メ
タノールー塩化メチレン(60:40)、10容量部;
タルク、10重量部; ジエチル7タレート(可塑剤)必要量。 14− ベレットの製造 工程1:でん粉、砂糖から成るシード(seed)(直
径0.4〜0.521)75017を常用のコーティン
グパンに入れ、回転を開始した。 工程2:このシードを充分な量の前記(+、)のポリマ
ー溶液で均一に湿潤させた。 工程3:湿潤シードに、前記(、)の混合粉状物を該粉
状物が該シードに付着しな(なるまで振りかけた。 工程4:粉状物が被覆されたシードを乾燥した(5〜1
5分)。 前記(a)の粉状物のすべてが被覆されるまで工程2〜
4を繰り返した。 工程5:以」−の工程による粉状物被覆シードを、前記
ポリマー溶液(b)およびタルクを1回塗着することに
より密封した。 工程6:該粉状物被覆シードを炉中で少なくとも12時
間、45〜50℃において乾燥した。 工程7:乾燥後の粉状物被覆シードを常用のコーティン
グパンに入れ、回転を開始した。 工程8:該粉状物被覆シードに、前記膜溶液(C)から
成る1層の被膜を施して乾燥させた。なお、膜溶液(c
)から成る1Mの被膜は、被覆シード1000gに対し
て該溶液(C)の10iNを用〜することlこ相当する
。 工程9:被覆シードに、前記膜溶液(c)から成る被膜
を更シこ2層施した。 工程10: 以−ヒの工程により最終的lこ得られたベ
レッFを45〜50゛Cにおいて乾燥させた。 乾燥後のベレツtを以下のように溶解試験lこ供した。 装置: 米国薬局方(the United 5tates T
’harIIlaco−poeia ) X Xに準拠
し、37℃および75r、p、+a、 l二おいで用い
られるバスケット装置である。 緩衝溶液: 2、OMの塩化カリウム25R1および水950肩lを
、0、INの塩酸または0.1Nの水酸化ナトリウムで
p)(7,5に調整し、水で体積を1000*1!にし
た。 試料採取時間: 2.4.6.8および10時間。 試験方法: 最終的lこ得られたベレッ)2gを前記バスケット装置
に入れ、1000yNの緩衝溶液中で回転を開始した。 各試料採取時間において、1.Owlの溶液を抜き出し
、0.INの塩酸を用いで50R1に稀釈し、試料の2
90rv+における吸光度を分光光度計内で測定した。 2gのペレットを0.INの塩酸中で粉砕し、ろ過し、
該試料の1.x/を水で501に稀釈して前述のように
290nmにおける吸光度を測定することによって、溶
解が100%のときに対応する吸光度の値とした。この
値を基準にして除算を行なうことにより溶解百分率(p
ercentage dissolution )を計
算した。 pH7,5における溶解速度が次のようになるまで、工
程7〜10を繰り返した。 2時間 0〜15% 4時間 15〜30% 6時間 43〜63% 17− 8時間 75〜100% 10時間 85〜100% この所望の溶解速度が得られるまでに、前記膜1t(e
)から成る被膜が全部で45J’lj@された。 実施例2 以下の手法に従って、プロプラノロールを含有するペレ
ットを調製した。 (a)粉状物の混合 塩酸プロプラフ0−ル(100メツシユ)(1000y
)、タルク(10h)およびアスコルビン酸(50h>
を標準的な製薬用ブレンダ内で混合して均質な粉状物に
した。 (b)ポリマー溶液 5%のEUDRA、GIT RL イソプロパツー
ル−アセトン(60:40)#液7容量部と、5%のE
UDRAGTT R8イソプロパツール−アセトン(
60:40)溶液3容量部とから成る溶液を調製した。 必要【二応じて、ジエチル7タレート(可塑剤)を含ま
せた。 (c)膜溶液 18− 次の各成分から膜溶液を調製した。 5%EUDRAGIT RL イソプロパツール−
アセトン(60:40)溶液、2容量部;5%EUDR
AGIT R8イソプロパフール−アセトン(60:
40)溶液、8容量部;イソプロパツールーアセトン(
60:40)、10容量部; タルク、10重量部; ジエチル7タレート(可塑剤)、必要量。 ペレットの製造 工程1〜4:実施例1における場合と同様に行なった。 前記(a)の粉状物のすべてが被覆されるまで工程2〜
4を繰り返した。 工程5:粉状物被覆シードを、前記ポリマー溶液(b)
およびタルクを2回塗着することにより密封した。 工程6:該粉状物被覆シードを炉中で45〜50℃にお
いで乾燥した。 工程7:粉状物被覆シードを常用のコーティングパンに
入れ、回転を開始した。 工程8:粉状物被覆シードに、前記膜混成(c)から成
る1層の被膜を施し、このように被膜が施されたシード
を乾燥させた。実施例1の場合と同様に、膜混成(c)
から成る1層の被膜は、被覆シード1000.に対して
該溶[(c)の10xNを用いることに相当する。 工程9:被覆シードに、前記膜混成(c)から成る被膜
を更にIM施した。 工程10: 最終的に得られたベレットを45〜50℃
において乾燥させた。 乾燥後のペレットを実施例1において記載したような溶
解試験に供し、pH7,5においで所望の溶解速度が得
られるまで工程7〜10を繰り返した。 実施例3 以下の手法に従って、プロプラノロールを含有するベレ
ットを調製した。 (a)粉状物の混合 塩酸プロプラノロール(100メツシユ)(1000f
I)、タルク(100g)および7マール酸(5001
F)を標準的な製薬用プレング内で混合して均質な粉状
物にした。 (b)ポリマー溶液 20%ポリビニルピロリドン(商tg Kollid
onK−30で販売されているもの)のイソプロパツー
ル溶液19容量部と、33%シェラツク(Shella
c)(脱ろう物)エタノール溶液1容量部とから成る溶
液を調製した。 (e)膜混成 次の各成分から膜混成を調製した。 20%ポリビニルピロリドン(Kollidon K
−30)インプロパツール溶液、1容量部;33%シ
ェラツク(S bel 1ac) (JBLろう物)エ
タノール溶液、9容量部; インプロパツール、10容量部; タルク、10重量部; ジエチル7タレート(可塑剤)、必要量。 ベレットの!!!遣 工程1〜4:実施例1と同様に行なった。 前記粉状物(、)のすべてが被覆されるまで工21− 程2〜4を繰り返した。 工程5:粉状物被覆シードを、前記ポリマー溶液(b)
およびタルクを1回塗階することにより密封した。 工程6:該粉状物被覆シードを炉中で少なくとも12時
間、45〜50℃においで乾燥した。 工程7:粉状物被覆シードを常用のコーティングパンに
入れ、回転を開始した。 工程8:粉状物被覆シードに、前記膜混成(e)から成
るIMの被膜を施し、このように被膜が施されたシード
を乾燥させた。実施例1および2の場合と同様に、膜混
成(e)から成る1層の被膜は、被覆シード1000g
に対して該溶液(e)の10ifを使用したことに相当
する。 工程9:被覆シードに、前記膜混成(e)から成る被膜
を更に2層流した。 工程10: 最終的に得られたペレットを45〜50℃
において乾燥させた。 乾燥後のペレットを実施例1において記載したような溶
解試験に供した。所望の溶解速度が得ら22− れるまで工程7〜10を繰り返した。その結果、所望の
溶解速度が得られるまでに、模溶液(c)から成る被膜
が全部で6ON施された。得られた生成物の分解速度は
次のとおりであった。 2時間 :9.9% 4時間 : 21.9% 6時間 : 47.0% 8時間 : 79,0% 10時間 :95.3% 第1図は、本発明に従うベレットの溶解百分率と時間の
関係を示すグラフである。図中、曲線Bは単位時間当り
の最大溶解百分1$ (maximumpercent
age dissolution)を示し、また、曲線
Aは単位時間当りの最小溶解百分率を示すものであり、
投与後8〜10時間で血漿中濃度(plasmalev
el)が最高値を示した。 第2図は、実施例3に従って調製されたペレットを16
0jyのタブレット(錠剤)状にしたものを単一投与し
た場合の投与後の時間(単位:時間)に対する血漿中濃
度(単位: ng/w1)の関係を示すグラフであり(
図中、土部で示す)、比較のために、80Bのインデラ
ール(Inderal)のタブレットな0時間および1
2時間後に投与、した場合(図中、木印で示す)を併せ
て示している。 第2図のグラフは、第1表および第2表に掲記したデー
タに従い6人の被検者について得られた平均値から導き
出されたものである。 第2図から認められるように、インデラールの場合、第
1回およびfiIJ2回の投与後、それぞれ、2時間お
よび2.8時間において血漿中濃度の最高値が現れる。 これに対して、実施例3によって調製されたプロプラノ
ロール(160JllFタブレツト)は、8時間後に血
漿中濃度の最高値を示していた。 第3図は、実施例3に従って調製されたベレットを12
0uのタブレット状にしたものを単一投与した場合の投
与後の時間(単位:時間)に対する血漿中濃度(単位:
ng/ml )の関係を示すグラフであり(図中、土
部で示す)、比較のために、160Bのインデラール(
Inderal)LAのタブレットを単一投与した場合
(図中、木部で示す)を併せて示している。 第3図のグラフは、第3表および第4表に掲記したデー
タに従い6人の被検者について得られた平均値から導き
出されたものである。 第3図から認められるように、インデラールLAは9.
3時間後に最高血漿中濃度を示し、実施例3によって調
製されたプロプラノロール(120+Bタブレツト)は
8.7時間後に最高血漿中濃度を示した。 c++ce1coト 卿 鄭−〜( 隼 η 11 P)酵Q騒畷 矢 、− 1−寸■ 郭 堅−〜 隼 P!−野Q嘔畷 餐 の へ 1N開昭59−205314 (24)六 ) 鍼− 部 鄭−へ 隼 謝IgQ 畷畷 舅 1’Jlj’) 特開昭59−205314 (25) 為 般 唸−〜 寥 F)!I!Q 畷暖 第1〜4表に示すように血中濃度を調べることにより次
のことが理解された。すなわち、実施例3に従って調製
されたプロプラノロール160肩りを単一投与した場合
の血漿中濃度A IJ C(areaunder th
e CurVelすなわち、曲線より下の面積)は82
6.8 ng・時間/11であり、従来上り用いられて
いるインデラールタブレット8ozgを0時間および1
2時間に投与した場合の81.3.0 nり・時間/x
lにほぼ等しい。これに対して、実施例3に従って調製
されたプロプラノロール120Bを単一投与した場合の
血漿中濃度AUGは538.Ong・時開/z(lであ
り、インデラールL A 160Bを単一投与した場合
の249.1 ng・時間/weよりも者しく高い。 実施例3のプロプラフ0−ルの最高血漿中濃度(85,
OnfI/zl )は、インデラールの第1回目の最高
血漿中濃度および第2回目の最高血漿中濃度、すなわち
、92.7 ng/x(lおよび53.9 ng/xi
の中間にあることが示されている。これに対して、実施
例3のプロブラフ0−ル120肩gの場合の最高血漿中
濃度58.5 ng/xiは、インデラールLA(16
0B)の最高血漿中濃度20,2 ng/肩!よりも著
しく高かった。 変動性に関しては、実施例3のプロプラノロールは、次
のように、インデラールに類似している。 (1) AtJC変動性 実施例3のプロプラフ0−ルのCV(%)=47.:1
インデラールのCV(%)=5+、4 (2) 試料採取時間全体にわたる変動性実施例3のプ
ロプラノロールのCV(%)=71.0インデラールの
CV(%)=76.2 しかしながら、実施例3のプロプラノロールは、(1)
及び(2)の変動性について、以下のように、インデラ
ールLAよりも変動が著しく小さがった。 (1) AUG変動性 ’JJJHI13のプロプラノロールのCV(%)=4
4.4インデラールL AのCV(%)=72.2(2
) 試料採取時間全体にわたる変動性実施例3のプロプ
ラノロールのCV(%)=63.1イン7’ 7− ル
I−A (7) CV (%)=88.4血漿中のプロ
プラノロール濃度の特定の範囲に31− 亘る時間@(time−cover) (薬剤の特定水
準にある時間の長さ)に関しでは、以下の第5表に示さ
れるように、実施例3のプロプラノロールは、インデラ
ールと等価であるが、減少した投与量(120肩g)に
おいても、インデラールL Aよりもはるかに優れてい
る。 32− 第5表 20.0 13.O15,09,84,140,06
,36,04,90,1 60,02,82,72,00 2つの異なる薬剤(dry)又は同一薬剤の2つの異な
る製剤(formulation)の薬効(e[ect
ive)が等しくなるためには、薬効の強さくこれは濃
度に関係する)が同一であるばかりでなく、薬効の持続
期間(これは、薬効が発揮される濃度にある時間の幅に
関係する)もまた同じでなければならない。 しかして、2つの異なる製剤が等価であることを示すた
めには、血漿中濃度が等しければ、互いに治療上等しい
ことが起こると推定される。血漿中濃度を定めるのに重
要であると考えられている因子には、AUG、Cmax
(最高濃度(peaklevel))、Tmax(最高
濃度が現れる時間)、および、これに加えて「時間幅(
time coverage)Jがある。制御した遊離
性すなわち持続した遊離性の製剤の場合には、この最後
の因子が特に重要である。すなわち、血漿中濃度の描く
曲線の形状が異なることはあっても、持続遊離性の製剤
および標準的な製品(product)について、適当
な血漿中濃度が維持される時間の長さがほぼ等しいこと
が重要である。 プロプラノロールの場合に、治療上有効な明確な血漿中
濃度範囲については未だ述べていなかった。しかしなが
ら、プロプラノロールの標準的な投与において見られる
血漿中濃度範囲に含まれる2 0 ng/wn −40
ng/z(1−60ng/*1の範囲の血漿中濃度値を
有する時間幅を比較することにより、複数の製品が治療
上重要な濃度含有されなければならない水準において互
いに等しいか等しくないかということが言える。しかし
て、第5表のデータは、実施例3のプロプラノロールが
従来のインデラールタブレットと等しいこと、および、
インデラールLAの性能が非常に劣っていることを示し
ている。 以上の記述から、本発明に従うベレットは、従来の持続
した遊離性のプロプラノロールよりも容易に吸収され、
且つ、優れた生体内有効率を発揮することが理解される
であろう。 4、図面の簡単な説明 mi図は、本発明のベレットの溶解百分率と時35− 間との関係を示すグラフである。 第2図は、本発明のベレットより得られたタブレットお
よび従来上り用いられているインデラールタブレットに
おける投与時間と血漿中濃度との関係を示すグラフであ
る。 第3図は、本発明のベレットより得られたタブレットお
よび従来より用いられているインデラールLAタブレッ
トにおける投与時間と血漿中濃度の関係を示すグラフで
ある。 代 理 人 弁理士武田正彦 弁理士 滝 口 昌 司 弁理士 中 里 浩 − 36−
び従来より用いられているInderalタブレットに
おける投与時間と血漿中濃度との関係を示すグラフであ
る。 第3図は、本発明のベレットより得られたタブレットお
よび従来上り用いられているIndera I LAタ
ブレットにおける投与時間と血漿中濃度の関係を示すグ
ラフである。 代 理 人 弁理士武田正彦 弁理士 滝 口 昌 司 弁理士 中 里 浩 − 36− FIG、1 手 続 補 正 書特許庁長
官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願lJ%81019
号2、発明の名称 吸収が調節された医薬組成物3、
補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 エラン コーポレーション ビー エル シ
ー4、代 理 人 氏 名 (7508) 弁理士 武 1)
正 彦明細書第14頁第12行乃至第15頁第1行
の「本発明のベレットは、〜維持されるようにする。」
の記載を削除する・。 手 続 補 正 書 特 許 庁 長 官 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第81019号2、
発明の名称 吸収が調節された医薬組成物3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 名称 エラン コーポレーション ビー エル シ
ー4、代 理 人 氏 名 (7508) 弁理士 武 1)正
彦5、補正命令の日付 自 発 6、補正の対象 明 細 書 (全文訂正) 1、発明の名称 吸収が調節された医薬組成物 2、特許請求の範囲 (1) 吸収が調節されプロプラフ0−ルを含有する経
口投与用ベレットであって、プロプラノロールまたは薬
剤として許容できるプロプラノロールの塩および有機酸
がポリマー物質中に埋設されて多層構造になったコアと
、水性媒体中においてプロプラノロールを調節された速
度で遊離させる外部膜とを包含し、米国薬局方XXに従
い37℃および75r、p、m、においでバスケット内
や測定したときに1.)T7,5の緩衝液中の溶解速度
が、 a)前記バスケット内の測定時の最初の2時間の間に、
全プロプラフ0−ルの15%までが遊離され、 b)前記バスケット内の測定が全体で4時間経過した後
に、全プロプラノロールの15〜30%が遊離され、 C)前記バスケット内の測定が全体で6時間経過した後
に、全プロプラノロールの43〜63%が遊離され、 d)前記バスケット内の測定が全体で8時間経過した後
に、全プロプラノロールの75〜100%が遊離され、
且つ、 e)前記バスケット内の測定が全体で10時間経過した
後に、全プロプラノロールの85〜100%が遊離され
る ような特性値を有することを特徴とする調節された吸収
性のプロプラフμm−ル含有ペレット。 (2) コアの活性成分が塩酸プロプラノロールである
ことを特徴とする特許i請求の範囲第1項に記載の調節
された吸収性のプロプラノシール含有ベレット。 (3) コアの有機酸が、くえん酸、酒石酸、こはく酸
、りんご酸、アスコルビン酸、7マール酸およびそれら
の酸の混合物から成る群より選ばれることを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の調mされた吸収性のプロ
プラノロール含1− 有ベレット。 (4) プロプラフ0−ルと有機酸が、2:1の比率で
存在することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の調節された吸収性のプロプラノ−町−ル含有ペレット
。 (5) コアのポリマー物質の大部分が、水中で迅速1
こ溶解するポリマーから成ることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の調節された吸収性のプロプラノー
ワーール含有ペレット。 (6) コアのポリマー物質が、水溶性ポリマーのみか
ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
調節された吸収性のプロプラノシール含有ベレット。 (7) 水溶性ポリマーが、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース、ポリビニルピロリドンおよびEUDRAG
TT RL(商標名)から成る群より選ばれることを
特徴とする特許請求の範囲m1項に記載の調節された吸
収性のプロプラノシ−ル含有ベレット。 (8) 水に不溶性のポリマーが少量含有され、水2− 溶性ポリマーと水に不溶性のポリマーの比率が、選択さ
れたポリマーに固有の溶解特性によって定められること
を特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の調節された
吸収性のプロプラノシール含有ベレット。 (9) 水に不溶性のポリマーが、メチルセルロース
、エチルセルロース、プロピルセルロース、シェラツク
(Shellac)およびEUDRAGITR8(商標
名)から成る群より選ばれることを特徴とする特許請求
の範囲第8項に記載の調節された吸収性のプロプラノー
ワーール含有ペレット。 (10) コアが、20〜12ONを有することを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の調節された吸収
性のプロプラ/E−−ル含有ペレット。 (11) プロプラノロール、有機酸お上びポリマー
材料から成る多層構造が、既知の方法によって、不活性
芯部の」二に形成されることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の調節された吸収性のプロプラノシール
含有ベレット。 (12) 不活性芯部が、0.3〜0.70の範囲の
平均直径を有する小粒のシードであることを特徴とする
特許請求の範囲第11項に11へ調節された吸収性のプ
ロプラノ−町−ル含有ペレット。 (13)外部膜の大部分が、水に不溶性のポリマーから
成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の調
節された吸収性のプロプラノと−ル含有ベレット。 (14) 外部膜が少量の水溶性ポリマーを含有し、
水に不溶性のポリマーと水溶性ポリマーの比率が、選択
されたポリマーに固有の溶解特性によって定められるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載の調節さ
れた吸収性のプロプラノ馬−ル含有ベレット。 (1,5) [lS膜が、9:1の比率のエチルセル
ロースとヒドロキシプロピルメチルセルロースから成る
ことを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の調節
された吸収性のプロプラノシール含有ペレット。 (16)外部膜が、8:2の比率のEUDRAGITR
8(商標名)とEUDRAGIT RL(商標名)か
ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載
の調節された吸収性のプロプラノ込−ル合有ペレット。 (17)外部膜が、9:1の比率のシェラツクとポリビ
ニルピロリドンから成ることを特徴とする特許請求の範
囲第14項に記載の調F6された吸収性のプロプラノ兄
!ル含有ベレット。 (18) ポリマーを含有する溶液から成る多数の被
膜をコアに施着することによって外部膜が形成されるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の調節さ
れた吸収性のプロブラ/ユ「ル含有ベレット。 (19) コアに施着され外部膜を形成するポリマー
溶液の被膜の数が30〜90であることを特徴とする特
許請求の範囲第18項に記載の調節された吸収性のプロ
プラノμm−ル含有ペレット。 (20) 特許請求の範囲第1項に記載の調節された
吸収性のプロプラノど−−ル含有ペレッFの複数個から
成るカプセル。 (2、特許請求の範囲第1項に記載の調節された5− 吸収性のプロプラノ−9−−ル含有ペレットの複数個を
包含するタブレット。 3、発明の詳細な説明 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、吸収が調節された医薬組成物に関し、詳述す
れば、吸収が調節されたプロプラノロール組成物に関す
る。 従来の技術およびその問題点 プロプラノロール(1−(イソプロピルアミノ)−3−
(1−す7チルオキシ)−2−プロパノール)は、ベー
タ・アドレナリン作用性遮断薬であり、したがって、ベ
ータ・アドレナリン作用受容部位lこおけるカテフール
アミンの作用lこ対する競合的阻害物質である。プロプ
ラノロールの主要な効果は、ベータ・アドレナリンの興
奮作用を減少または防止することによって心臓の活動を
減少させることにある。心臓の収縮速度および収縮力を
減少させることにより、並びに、伝導系を通して刺激(
1lIlpulse)の伝導速度を減少させることによ
6− リ、ストレスおよび運動(exercise)に対する
心臓の応答が減少させられる。このような性質が、酸素
の消費を減少させ且つ心臓の運!I!lJ耐性(exe
r−cise tolerance)を増加させようと
するアンギナ(狭心症)の治療に利用される。また、プ
ロプラノロールは、心臓の不整脈の治療にも用いられて
、心臓のペースメーカ電位のア1tレナリン作用の刺激
を遮断する。更に、プロプラフ0−ルは、高血圧の長期
治療にも有益である。プロプラフ0−ルの更に別の用途
は、片頭痛や不安の治療にある。 プロプラノロールは、通常、塩酸プロプラノロールの錠
剤として投与される。塩酸プロプラノロールの錠剤は、
インペリアル・ケミカル・インゲストリーズPLO(I
CI)により、「1nderalJの商標で販売されて
いる。その通常の生活規制の投薬量は、1日当り3回ま
たは4回の投与で10〜40肩gである。 プロプラノロールの経口療法における重大な欠点は、プ
ロプラノロールは大量に且つ迅速に代謝されるため、経
口投与後、その活性成分のうち少量のみしか全身系の循
環に達しないということである。プロプラノロールは、
胃−腸路から吸収され、単一の投与後1時間から2時間
経つとプラスマ濃度が最高になる。しかして、プロプラ
ノロールは、遊離プロプラノロールおよび複合プロプラ
ノロールとして、艙びに、代謝物として尿中に排出され
る。 1日当り1回投与する持続遊離性の形態のインデラール
(T nderal )も大政でき、[Inderal
LAJの商標でICI社により市販されている。 この形態のプロプラノロールは、持続遊離性を発揮する
が、生体内有効率が比較的劣る。更に、その吸収は、患
者毎にかなり異なる。持効性形態の他のプロプラノロー
ルについては、米国特許第4.248,857号明細書
および米国特許第4,248,858号明細書に記載さ
れている。 本発明の目的は、1日に1回投与されるのに適しており
、吸収程度が高く患者によって変わることなく、シたが
って、バイオアベイラビリティがプロプラノロールを提
供することにある。 発明の構成 かくして、本発明は、吸収が調節されプロプラノロール
を含有する経口投与用ペレット(粒剤)であって、前記
ペレットは、プロプラノロールまたは薬剤として許容で
きるプロプラノロールの塩および有機酸がポリマー材料
(polymeric mate−rial)に埋設さ
れて多層構造になったコア(芯材)と、水性媒体中にお
いてプロプラノロールを調節された速度で遊離させるこ
とができる外部膜とを包含し、米国薬局方(U、S、P
harmacopoeia)X Xに従い37℃および
75r、p、n+、においてバスケット装置内で測定し
たときに、pH7,5の緩衝液中の溶解速度が、 a) 前記バスケット装置内の測定時の最初の2時間の
間に、全プロプラノロールの15%までが遊離され、 b) 前記バスケット装置内の測定が総計4時間の後に
、全プロブラフ0−ルの15〜30%カ遊−ピー 離され、 C) 前記バスケット装置内の測定が総計6時間の後に
、全プロプラノロールの43〜63%が遊離され、 d) 前記バスケット装置内の測定が総計8時間の後に
、全プロプラノロールの75〜100%が遊離され、且
つ、 e) 前記バスケット装置内の測定が総計10時間の後
に、全プロプラノロールの85〜100%が遊離される ような特性値を有するペレットを提供するものである。 本発明のペレットは、塩酸プロプラノロールを含有する
のが好ましい。 また、本発明のベレッ白こ使用される代表的な有機酸は
、くえん酸、酒石酒、こはく酸、りんご酸、アスコルビ
ン酸、および7マール酸のうちの1種または2+1以」
二である。 プロプラノロールと有機酸は、2:1の比で存在するの
が好ましい。 10− プロプラノロールが埋設されるポリマー材料は、その大
部分が水中で迅速に溶解するようなポリマーであるのが
好ましい。 本発明におけるポリマー物質(polymericma
terial)は、その全体が水溶性のポリマーから成
っていてもよいが、水に不溶性のポリマーを少量含んで
いてもよい。水溶性ポリマーと水に不溶性のポリマーの
比率は、選択した複数のポリマーの組合せによって定め
られる。 水溶性ポリマーとして好適なものは、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、または、
商[EUDRAGIT RLで販売されているポリマ
ーである。商標EUDRAGITで販売されているポリ
マーは、アクリル酸エステルとメタクリル酸エステルの
共重合体を含むアクリル樹脂である。 水に不溶性のポリマーとして好適なものは、メチルセル
ロース、エチルセルロース若しくはプロピルセルロース
のごときセルロースエーテル、シェラツク(Shell
ac)、または、商[EUDR八[;TTRSで市販さ
れているポリマーである。シェラツク(Shellac
)は、昆虫のフックカイがラムシ(カイがラムシ科)、
同様に問題n、問題類のカイガラ虫科等の樹脂質排泄物
である。 本発明のペレットにおけるコアは、20〜120の層を
有するのが好ましく、既知の方法によって形成される。 更に、プロプラノロール、有機酸およびポリマー材料か
ら成る多層構造は、不活性芯部の一ヒlこ積層形成され
るのが好ましく、この不活性芯部としては、0.3〜0
.711i&の平均直径を有する小粒のシード(non
−pareil 5eed)から成るものが好適である
。 本発明のベレットにおける外部膜は、その大部分が水に
不溶性のポリマーがら成るのが好ましい。 更に、この外部膜は、多量の水不溶性ポリマーと少量の
水溶性ポリマーを包含するのが好適であり、水溶性ポリ
マーに対する水不溶性ポリマーの比は、選択したポリマ
ーに固有の溶解特性によって定められる。 遊離速度を調節する外部膜を得るのに好適な水溶性ポリ
マーと水不溶性ポリマーの組合せとしては次のものが挙
げられる: エチルセルロースとヒドロキシプロピルセ
ルロースの比率が9=1のもの:EUDRAGIT
R3とE’UDRAG I TRLの比率が8:2のも
のニジエラツクとポリビニルピロリドンの比率が9=1
のもの。 外部膜は、以下に述べるように、ポリマーを含有する多
数の被膜溶液の被膜をコアに施着することによって形成
される。施着される被膜ポリマー溶液の被膜の数は、3
0〜90の被膜層が得られるようにするのが好ましい。 次に、本発明を以下の実施例によって更に説明する。 実施例1 以下の手法に従って、プロプラノロールを含有するペレ
ットを調製した。 (a)粉状物の混合 塩酸プロプラノロール(100メツシユ)(1ooog
)、タルク(100fI)、および、くえん酸(500
g)を標準13− 的な製薬用ブレング内で混合して均質な粉状物にした。 (b) ポリマー溶液 10%のヒドロキシプロピルメチルセルロース(15e
、 p、 s、 )のメタノール−塩化メチレン(6o
:40)溶?I18 容量部と、10%のエチルセルロ
ース(50c、p、s、 )のメタノール−塩化メチレ
ン(6o:40)溶液2容量部とから成るポリマー溶液
を調製した。必要に応じて、可塑剤としてジエチル7タ
レートを含ませた。 (c)膜溶液 次の各成分から膜溶液を調製した。 10%ヒドロキシプロピルメチルセルロース(15c、
p、s、 )のメタノール−塩化メチレン(60:40
)溶液、1容量部; 10%エチルセルロース(50e、p、s、 )メタノ
ール−塩化メチレン(60:40)溶液、9容量部;メ
タノールー塩化メチレン(60:40)、10容量部;
タルク、10重量部; ジエチル7タレート(可塑剤)必要量。 14− ベレットの製造 工程1:でん粉、砂糖から成るシード(seed)(直
径0.4〜0.521)75017を常用のコーティン
グパンに入れ、回転を開始した。 工程2:このシードを充分な量の前記(+、)のポリマ
ー溶液で均一に湿潤させた。 工程3:湿潤シードに、前記(、)の混合粉状物を該粉
状物が該シードに付着しな(なるまで振りかけた。 工程4:粉状物が被覆されたシードを乾燥した(5〜1
5分)。 前記(a)の粉状物のすべてが被覆されるまで工程2〜
4を繰り返した。 工程5:以」−の工程による粉状物被覆シードを、前記
ポリマー溶液(b)およびタルクを1回塗着することに
より密封した。 工程6:該粉状物被覆シードを炉中で少なくとも12時
間、45〜50℃において乾燥した。 工程7:乾燥後の粉状物被覆シードを常用のコーティン
グパンに入れ、回転を開始した。 工程8:該粉状物被覆シードに、前記膜溶液(C)から
成る1層の被膜を施して乾燥させた。なお、膜溶液(c
)から成る1Mの被膜は、被覆シード1000gに対し
て該溶液(C)の10iNを用〜することlこ相当する
。 工程9:被覆シードに、前記膜溶液(c)から成る被膜
を更シこ2層施した。 工程10: 以−ヒの工程により最終的lこ得られたベ
レッFを45〜50゛Cにおいて乾燥させた。 乾燥後のベレツtを以下のように溶解試験lこ供した。 装置: 米国薬局方(the United 5tates T
’harIIlaco−poeia ) X Xに準拠
し、37℃および75r、p、+a、 l二おいで用い
られるバスケット装置である。 緩衝溶液: 2、OMの塩化カリウム25R1および水950肩lを
、0、INの塩酸または0.1Nの水酸化ナトリウムで
p)(7,5に調整し、水で体積を1000*1!にし
た。 試料採取時間: 2.4.6.8および10時間。 試験方法: 最終的lこ得られたベレッ)2gを前記バスケット装置
に入れ、1000yNの緩衝溶液中で回転を開始した。 各試料採取時間において、1.Owlの溶液を抜き出し
、0.INの塩酸を用いで50R1に稀釈し、試料の2
90rv+における吸光度を分光光度計内で測定した。 2gのペレットを0.INの塩酸中で粉砕し、ろ過し、
該試料の1.x/を水で501に稀釈して前述のように
290nmにおける吸光度を測定することによって、溶
解が100%のときに対応する吸光度の値とした。この
値を基準にして除算を行なうことにより溶解百分率(p
ercentage dissolution )を計
算した。 pH7,5における溶解速度が次のようになるまで、工
程7〜10を繰り返した。 2時間 0〜15% 4時間 15〜30% 6時間 43〜63% 17− 8時間 75〜100% 10時間 85〜100% この所望の溶解速度が得られるまでに、前記膜1t(e
)から成る被膜が全部で45J’lj@された。 実施例2 以下の手法に従って、プロプラノロールを含有するペレ
ットを調製した。 (a)粉状物の混合 塩酸プロプラフ0−ル(100メツシユ)(1000y
)、タルク(10h)およびアスコルビン酸(50h>
を標準的な製薬用ブレンダ内で混合して均質な粉状物に
した。 (b)ポリマー溶液 5%のEUDRA、GIT RL イソプロパツー
ル−アセトン(60:40)#液7容量部と、5%のE
UDRAGTT R8イソプロパツール−アセトン(
60:40)溶液3容量部とから成る溶液を調製した。 必要【二応じて、ジエチル7タレート(可塑剤)を含ま
せた。 (c)膜溶液 18− 次の各成分から膜溶液を調製した。 5%EUDRAGIT RL イソプロパツール−
アセトン(60:40)溶液、2容量部;5%EUDR
AGIT R8イソプロパフール−アセトン(60:
40)溶液、8容量部;イソプロパツールーアセトン(
60:40)、10容量部; タルク、10重量部; ジエチル7タレート(可塑剤)、必要量。 ペレットの製造 工程1〜4:実施例1における場合と同様に行なった。 前記(a)の粉状物のすべてが被覆されるまで工程2〜
4を繰り返した。 工程5:粉状物被覆シードを、前記ポリマー溶液(b)
およびタルクを2回塗着することにより密封した。 工程6:該粉状物被覆シードを炉中で45〜50℃にお
いで乾燥した。 工程7:粉状物被覆シードを常用のコーティングパンに
入れ、回転を開始した。 工程8:粉状物被覆シードに、前記膜混成(c)から成
る1層の被膜を施し、このように被膜が施されたシード
を乾燥させた。実施例1の場合と同様に、膜混成(c)
から成る1層の被膜は、被覆シード1000.に対して
該溶[(c)の10xNを用いることに相当する。 工程9:被覆シードに、前記膜混成(c)から成る被膜
を更にIM施した。 工程10: 最終的に得られたベレットを45〜50℃
において乾燥させた。 乾燥後のペレットを実施例1において記載したような溶
解試験に供し、pH7,5においで所望の溶解速度が得
られるまで工程7〜10を繰り返した。 実施例3 以下の手法に従って、プロプラノロールを含有するベレ
ットを調製した。 (a)粉状物の混合 塩酸プロプラノロール(100メツシユ)(1000f
I)、タルク(100g)および7マール酸(5001
F)を標準的な製薬用プレング内で混合して均質な粉状
物にした。 (b)ポリマー溶液 20%ポリビニルピロリドン(商tg Kollid
onK−30で販売されているもの)のイソプロパツー
ル溶液19容量部と、33%シェラツク(Shella
c)(脱ろう物)エタノール溶液1容量部とから成る溶
液を調製した。 (e)膜混成 次の各成分から膜混成を調製した。 20%ポリビニルピロリドン(Kollidon K
−30)インプロパツール溶液、1容量部;33%シ
ェラツク(S bel 1ac) (JBLろう物)エ
タノール溶液、9容量部; インプロパツール、10容量部; タルク、10重量部; ジエチル7タレート(可塑剤)、必要量。 ベレットの!!!遣 工程1〜4:実施例1と同様に行なった。 前記粉状物(、)のすべてが被覆されるまで工21− 程2〜4を繰り返した。 工程5:粉状物被覆シードを、前記ポリマー溶液(b)
およびタルクを1回塗階することにより密封した。 工程6:該粉状物被覆シードを炉中で少なくとも12時
間、45〜50℃においで乾燥した。 工程7:粉状物被覆シードを常用のコーティングパンに
入れ、回転を開始した。 工程8:粉状物被覆シードに、前記膜混成(e)から成
るIMの被膜を施し、このように被膜が施されたシード
を乾燥させた。実施例1および2の場合と同様に、膜混
成(e)から成る1層の被膜は、被覆シード1000g
に対して該溶液(e)の10ifを使用したことに相当
する。 工程9:被覆シードに、前記膜混成(e)から成る被膜
を更に2層流した。 工程10: 最終的に得られたペレットを45〜50℃
において乾燥させた。 乾燥後のペレットを実施例1において記載したような溶
解試験に供した。所望の溶解速度が得ら22− れるまで工程7〜10を繰り返した。その結果、所望の
溶解速度が得られるまでに、模溶液(c)から成る被膜
が全部で6ON施された。得られた生成物の分解速度は
次のとおりであった。 2時間 :9.9% 4時間 : 21.9% 6時間 : 47.0% 8時間 : 79,0% 10時間 :95.3% 第1図は、本発明に従うベレットの溶解百分率と時間の
関係を示すグラフである。図中、曲線Bは単位時間当り
の最大溶解百分1$ (maximumpercent
age dissolution)を示し、また、曲線
Aは単位時間当りの最小溶解百分率を示すものであり、
投与後8〜10時間で血漿中濃度(plasmalev
el)が最高値を示した。 第2図は、実施例3に従って調製されたペレットを16
0jyのタブレット(錠剤)状にしたものを単一投与し
た場合の投与後の時間(単位:時間)に対する血漿中濃
度(単位: ng/w1)の関係を示すグラフであり(
図中、土部で示す)、比較のために、80Bのインデラ
ール(Inderal)のタブレットな0時間および1
2時間後に投与、した場合(図中、木印で示す)を併せ
て示している。 第2図のグラフは、第1表および第2表に掲記したデー
タに従い6人の被検者について得られた平均値から導き
出されたものである。 第2図から認められるように、インデラールの場合、第
1回およびfiIJ2回の投与後、それぞれ、2時間お
よび2.8時間において血漿中濃度の最高値が現れる。 これに対して、実施例3によって調製されたプロプラノ
ロール(160JllFタブレツト)は、8時間後に血
漿中濃度の最高値を示していた。 第3図は、実施例3に従って調製されたベレットを12
0uのタブレット状にしたものを単一投与した場合の投
与後の時間(単位:時間)に対する血漿中濃度(単位:
ng/ml )の関係を示すグラフであり(図中、土
部で示す)、比較のために、160Bのインデラール(
Inderal)LAのタブレットを単一投与した場合
(図中、木部で示す)を併せて示している。 第3図のグラフは、第3表および第4表に掲記したデー
タに従い6人の被検者について得られた平均値から導き
出されたものである。 第3図から認められるように、インデラールLAは9.
3時間後に最高血漿中濃度を示し、実施例3によって調
製されたプロプラノロール(120+Bタブレツト)は
8.7時間後に最高血漿中濃度を示した。 c++ce1coト 卿 鄭−〜( 隼 η 11 P)酵Q騒畷 矢 、− 1−寸■ 郭 堅−〜 隼 P!−野Q嘔畷 餐 の へ 1N開昭59−205314 (24)六 ) 鍼− 部 鄭−へ 隼 謝IgQ 畷畷 舅 1’Jlj’) 特開昭59−205314 (25) 為 般 唸−〜 寥 F)!I!Q 畷暖 第1〜4表に示すように血中濃度を調べることにより次
のことが理解された。すなわち、実施例3に従って調製
されたプロプラノロール160肩りを単一投与した場合
の血漿中濃度A IJ C(areaunder th
e CurVelすなわち、曲線より下の面積)は82
6.8 ng・時間/11であり、従来上り用いられて
いるインデラールタブレット8ozgを0時間および1
2時間に投与した場合の81.3.0 nり・時間/x
lにほぼ等しい。これに対して、実施例3に従って調製
されたプロプラノロール120Bを単一投与した場合の
血漿中濃度AUGは538.Ong・時開/z(lであ
り、インデラールL A 160Bを単一投与した場合
の249.1 ng・時間/weよりも者しく高い。 実施例3のプロプラフ0−ルの最高血漿中濃度(85,
OnfI/zl )は、インデラールの第1回目の最高
血漿中濃度および第2回目の最高血漿中濃度、すなわち
、92.7 ng/x(lおよび53.9 ng/xi
の中間にあることが示されている。これに対して、実施
例3のプロブラフ0−ル120肩gの場合の最高血漿中
濃度58.5 ng/xiは、インデラールLA(16
0B)の最高血漿中濃度20,2 ng/肩!よりも著
しく高かった。 変動性に関しては、実施例3のプロプラノロールは、次
のように、インデラールに類似している。 (1) AtJC変動性 実施例3のプロプラフ0−ルのCV(%)=47.:1
インデラールのCV(%)=5+、4 (2) 試料採取時間全体にわたる変動性実施例3のプ
ロプラノロールのCV(%)=71.0インデラールの
CV(%)=76.2 しかしながら、実施例3のプロプラノロールは、(1)
及び(2)の変動性について、以下のように、インデラ
ールLAよりも変動が著しく小さがった。 (1) AUG変動性 ’JJJHI13のプロプラノロールのCV(%)=4
4.4インデラールL AのCV(%)=72.2(2
) 試料採取時間全体にわたる変動性実施例3のプロプ
ラノロールのCV(%)=63.1イン7’ 7− ル
I−A (7) CV (%)=88.4血漿中のプロ
プラノロール濃度の特定の範囲に31− 亘る時間@(time−cover) (薬剤の特定水
準にある時間の長さ)に関しでは、以下の第5表に示さ
れるように、実施例3のプロプラノロールは、インデラ
ールと等価であるが、減少した投与量(120肩g)に
おいても、インデラールL Aよりもはるかに優れてい
る。 32− 第5表 20.0 13.O15,09,84,140,06
,36,04,90,1 60,02,82,72,00 2つの異なる薬剤(dry)又は同一薬剤の2つの異な
る製剤(formulation)の薬効(e[ect
ive)が等しくなるためには、薬効の強さくこれは濃
度に関係する)が同一であるばかりでなく、薬効の持続
期間(これは、薬効が発揮される濃度にある時間の幅に
関係する)もまた同じでなければならない。 しかして、2つの異なる製剤が等価であることを示すた
めには、血漿中濃度が等しければ、互いに治療上等しい
ことが起こると推定される。血漿中濃度を定めるのに重
要であると考えられている因子には、AUG、Cmax
(最高濃度(peaklevel))、Tmax(最高
濃度が現れる時間)、および、これに加えて「時間幅(
time coverage)Jがある。制御した遊離
性すなわち持続した遊離性の製剤の場合には、この最後
の因子が特に重要である。すなわち、血漿中濃度の描く
曲線の形状が異なることはあっても、持続遊離性の製剤
および標準的な製品(product)について、適当
な血漿中濃度が維持される時間の長さがほぼ等しいこと
が重要である。 プロプラノロールの場合に、治療上有効な明確な血漿中
濃度範囲については未だ述べていなかった。しかしなが
ら、プロプラノロールの標準的な投与において見られる
血漿中濃度範囲に含まれる2 0 ng/wn −40
ng/z(1−60ng/*1の範囲の血漿中濃度値を
有する時間幅を比較することにより、複数の製品が治療
上重要な濃度含有されなければならない水準において互
いに等しいか等しくないかということが言える。しかし
て、第5表のデータは、実施例3のプロプラノロールが
従来のインデラールタブレットと等しいこと、および、
インデラールLAの性能が非常に劣っていることを示し
ている。 以上の記述から、本発明に従うベレットは、従来の持続
した遊離性のプロプラノロールよりも容易に吸収され、
且つ、優れた生体内有効率を発揮することが理解される
であろう。 4、図面の簡単な説明 mi図は、本発明のベレットの溶解百分率と時35− 間との関係を示すグラフである。 第2図は、本発明のベレットより得られたタブレットお
よび従来上り用いられているインデラールタブレットに
おける投与時間と血漿中濃度との関係を示すグラフであ
る。 第3図は、本発明のベレットより得られたタブレットお
よび従来より用いられているインデラールLAタブレッ
トにおける投与時間と血漿中濃度の関係を示すグラフで
ある。 代 理 人 弁理士武田正彦 弁理士 滝 口 昌 司 弁理士 中 里 浩 − 36−
Claims (19)
- (1)吸収が調節されプロプラフ0−ルを含有する経口
投与用ペレットであって、プロプラノロールまたは薬剤
として許容できるプロプラノロールの塩および有機酸が
ポリマー物質中に埋設されて多層構造になったコアと、
水性媒体中においてプロプラノロールを調節された速度
で遊離させる外部膜とを包含し、米国薬局方XXに従い
37゛Cおよび75r、p、+11.においてバスケッ
ト内で測定したときに、pH7,5の緩衝液中の溶解速
度が、 a)前記バスケット内の測定時の最初の2時間の間に、
全プロプラノロールの15%までが遊離され、 b)前記バスケット内の測定が全体で4時間経過した後
に、全プロプラノロールの15〜30%が遊離され、 C)前記バスケット内の測定が全体で6時間経過した後
に、全プロプラノロールの43〜63%が遊離され、 d)前記バスケット内の測定が全体で8時間経過した後
に、全プロプラフ0−ルの75〜100%が遊離され、
且つ、 e)前記バスケット内の測定が全体で10時間経過した
後に、全プロプラノロールの85〜100%が遊離され
る ような特性値を有することを特徴とする調節された吸収
性のプロプラノール含有ペレット。 - (2) コアの活性成分が塩酸プロプラノロールである
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の調節さ
れた吸収性のプロプラノール含有ペレット。 - (3) コアの有機酸が、くえん酸、酒石酸、こはく酸
、りんご酸、アスコルビン酸、7マール酸およびそれら
の酸の混合物がら成る群より選ばれることを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の調節された吸収性のプロ
プラ/−ル含有ベレット。 - (4) プロプラノロールと有機酸が、2:1の比率で
存在することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の調節された吸収性のプロプラノール含有ベレット。 - (5) コアのポリマー物質の大部分が、水中で迅速に
溶解するポリマーから成ることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の調節された吸収性のプロプラノール
含有ベレット。 - (6) コアのポリマー物質が、水溶性ポリマーのみか
ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
調節された吸収性のプロプラノール含有ベレット。 - (7)水溶性ポリマーが、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、ポリビニルピロリドンおよびELJDRAG
I T RL (商標名)から成る群より選ばれる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の調節さ
れた吸収性のプロプラノール含有ベレット。 - (8)水に不溶性のポリマーが少量含有され、水溶性ポ
リマーと水に不溶性のポリマーの比率が、選択されたポ
リマーに固有の溶解特性によって定められることを特徴
とする特許請求の範囲第5項に記載の調節された吸収性
のプロプラノール含有ベレット。 - (9)水に不溶性のポリマーが、メチルセルロース、エ
チルセルロース、プロピルセルロース、シェラツク(S
hellac)およびEUDRA、(8TR3(商標名
)から成る群より選ばれることを特徴とする特許請求の
範囲第8項に記載の調節された吸収性のプロプラノール
含有ベレット。 - (10) コアが、20〜120層を有することを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の調節された吸収
性のプロプラノール含有ベレット。 - (11) プロプラノロール、有機酸お上びポリマー
材料から成る多層構造が、既知の方法によって、不活性
芯部の上に形成されることを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載の調節された吸収性のプロプラ/−ル含有
ペレット。 - (12) 不活性芯部が、0.3〜0.70の範囲の
平均直3− 径を有する小粒のシードであることを特徴とする特許請
求の範囲第11項に調節された吸収性のプロプラ/−ル
含有ベレット。 - (13)外部膜の大部分が、水に不溶性のポリマーから
成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の調
節された吸収性のプロプラン−ル含有ベレット。 - (14)外部膜が少量の水溶性ポリマーを含有し、水に
不溶性のポリマーと水溶性ポリマーの比率が、選択され
たポリマーに固有の溶解特性によって定められることを
特徴とする特許請求の範囲第13項に記載の調節された
吸収性のプロプラノール含有ベレット。 - (15) 外8膜が、9:1の比率のエチルセルロー
スとヒドロキシプロピルメチルセルロースから成ること
を特徴とする特許請求の範囲ttS14項に記載の調節
された吸収性のプロプフ/−ル含有ベレット。 - (16)外部膜が、8:2の比率のEUDRAGTTR
8(商標名)とEUDRAGIT RL(商4− 標名)から成ることを特徴とする特許請求の範 間第1
4項一二記載の調節された吸収性のプロブラ7−ル含有
ペレット。 - (17)外部膜が、9:1の比率のシェラツクとポリビ
ニルピロリドンから成ることを特徴とする特許請求の範
囲第14項に記載の調節された吸収性のプロプラノール
含有ベレット。 - (18) ポリマーを含有する溶液から成る多数の被
膜をコアに施着することによって外部膜が形成されるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の調節さ
れた吸収性のプロプラノール含有ベレット。 - (19) コアに施着され外部膜を形成するポリマー
溶液の被膜の数が30〜90であることを特徴とする特
許請求の範囲第18項に記載の調節された吸収性のプロ
プラノール含有ベレット。 (2、特許請求の範囲第1項に記載の調節された吸収性
のプロプラノール含有ベレットの複数個から成るカプセ
ル。 (2、特許請求の範囲第1項に記載の調節された吸収性
のプロプラノール含有ベレットの複数個を包含するタブ
レット。
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