JPS5920399A - 脂肪酸せつけんの連続製造装置 - Google Patents
脂肪酸せつけんの連続製造装置Info
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- JPS5920399A JPS5920399A JP12949782A JP12949782A JPS5920399A JP S5920399 A JPS5920399 A JP S5920399A JP 12949782 A JP12949782 A JP 12949782A JP 12949782 A JP12949782 A JP 12949782A JP S5920399 A JPS5920399 A JP S5920399A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は化粧用、洗濯用等の脂肪酸せっけんの連続製
造装置に関するものである。
造装置に関するものである。
従来、脂肪酸せっけんの製造は、第1図に示すようなプ
ロセスによっている。すなわち、同図において、1は脂
肪酸貯留用の貯槽、2はアルカリ水溶液貯留用の貯槽、
3,4はポンプ、5は脂肪酸とアルカリ水溶液とを混合
・中和するための第1の中和器、6は第2の中和器、7
は第2の中和器の出口側に設けられた帰還用ないし取り
出し用のポンプ、8,9は第1および第2の中和器5.
6にそれぞれ対応1して設けられている攪拌機5a。
ロセスによっている。すなわち、同図において、1は脂
肪酸貯留用の貯槽、2はアルカリ水溶液貯留用の貯槽、
3,4はポンプ、5は脂肪酸とアルカリ水溶液とを混合
・中和するための第1の中和器、6は第2の中和器、7
は第2の中和器の出口側に設けられた帰還用ないし取り
出し用のポンプ、8,9は第1および第2の中和器5.
6にそれぞれ対応1して設けられている攪拌機5a。
6aの駆動装置である。
ポンプ3.4の駆動により、貯槽lがらの脂肪酸と貯槽
2からのアルカリ水溶液とが第1の中和器5に送給され
てここで混合・中和されたのち、さらに第2の中和器6
に送給される。この第2の中和器6で攪拌された脂肪酸
とアルカリ水溶液とはさらに完全な混合と反応が行なわ
れるように、その一部は上記中和器6からポンプ7によ
りライン10.11を介して上記第1および第2の中和
器5.6にフィードバックされたのち、ライン12から
取り出される。
2からのアルカリ水溶液とが第1の中和器5に送給され
てここで混合・中和されたのち、さらに第2の中和器6
に送給される。この第2の中和器6で攪拌された脂肪酸
とアルカリ水溶液とはさらに完全な混合と反応が行なわ
れるように、その一部は上記中和器6からポンプ7によ
りライン10.11を介して上記第1および第2の中和
器5.6にフィードバックされたのち、ライン12から
取り出される。
このように、従来のプロセスにおいては、第1か
の中和器5その攪拌効率が非常に低いものである△
ために、第2の中和器6さらにはフィードバック手段ま
で付設しないと、脂肪酸とアルカリ水溶液との混合・中
和が完全になされにくく、換言すれはプロセス全体が複
雑かつ大規模化するのを避けられなかった。
で付設しないと、脂肪酸とアルカリ水溶液との混合・中
和が完全になされにくく、換言すれはプロセス全体が複
雑かつ大規模化するのを避けられなかった。
一方、脂肪酸せっけんの製造においては、一般に生成物
が含有する大量の水分を可及的に除去した状態で使用目
的に供するのが普通である。しかるに、上記水分の除去
のためには、多大なエネルギーの消費や設備投資を強い
られる。この問題はアルカリ水溶液として高濃度のもの
を使用することによって解消できるか、その場合中和反
応工程において、内容物が高い粘度と攪拌抵抗をもつこ
とになり、攪拌効率の低い上記従来のものでは、上記粘
度に対応して良好な中和反応を起こすことは困難で、こ
のため反応物の含水率としてはせいぜい約30重@%程
度が限度とされていた。
が含有する大量の水分を可及的に除去した状態で使用目
的に供するのが普通である。しかるに、上記水分の除去
のためには、多大なエネルギーの消費や設備投資を強い
られる。この問題はアルカリ水溶液として高濃度のもの
を使用することによって解消できるか、その場合中和反
応工程において、内容物が高い粘度と攪拌抵抗をもつこ
とになり、攪拌効率の低い上記従来のものでは、上記粘
度に対応して良好な中和反応を起こすことは困難で、こ
のため反応物の含水率としてはせいぜい約30重@%程
度が限度とされていた。
この発明は、」−記事情に鑑みてなされたもので、脂肪
酸とアルカリ水溶液とからなる原料を2流体混合ノズル
を用いて筒形の装置本体内に供給し、これを筒軸方向へ
強制移送させると共に、この移送過程で分散・集合を繰
り返させながら混合・攪拌させるようにして、アルカリ
水溶液の濃度がかなり高くても中和反応を効果的に起こ
させ以って含水率の低い生成物を容易に得ることができ
、しかもプロセスの簡素化を図り得る脂肪酸せっけんの
連続製造装置を提供することを目的としている。
酸とアルカリ水溶液とからなる原料を2流体混合ノズル
を用いて筒形の装置本体内に供給し、これを筒軸方向へ
強制移送させると共に、この移送過程で分散・集合を繰
り返させながら混合・攪拌させるようにして、アルカリ
水溶液の濃度がかなり高くても中和反応を効果的に起こ
させ以って含水率の低い生成物を容易に得ることができ
、しかもプロセスの簡素化を図り得る脂肪酸せっけんの
連続製造装置を提供することを目的としている。
以下、この発明の装置の具体例を図面にしたがって説明
する。
する。
第1図はこの発明に係る脂肪酸せっけんの連続製造装置
の一例を示したものである。同図において、21は竪型
もしくは横型として使用される筒形の装置本体であり、
円筒部22、円筒部22の一端開口を閉居する第1の端
板23および円筒部22の他端間[1端部に装着され截
頭錐形の套体24からなる。
の一例を示したものである。同図において、21は竪型
もしくは横型として使用される筒形の装置本体であり、
円筒部22、円筒部22の一端開口を閉居する第1の端
板23および円筒部22の他端間[1端部に装着され截
頭錐形の套体24からなる。
25は上記装置本体21内に支持されて図示しない駆動
装置によって駆動される回転軸、26は」二記装置本体
21の一端部側の開口27に取り付けられた原料供給ノ
ズルであり、脂肪酸供給ポート28と苛性ソーダ、苛性
カリなどのアルカリ水溶液供給ボート29とを有する2
流体混合ノズルで構成されている。このノズル26には
、上記両原料を混合噴射させる邪魔部i’30.31を
有している。
装置によって駆動される回転軸、26は」二記装置本体
21の一端部側の開口27に取り付けられた原料供給ノ
ズルであり、脂肪酸供給ポート28と苛性ソーダ、苛性
カリなどのアルカリ水溶液供給ボート29とを有する2
流体混合ノズルで構成されている。このノズル26には
、上記両原料を混合噴射させる邪魔部i’30.31を
有している。
上記回転軸25には、上記ノズル26の先端近傍に位置
して、上記本体21内に供給された原料を軸方向他端部
側へ強制移動させる羽根車32か固定されている。この
羽根車32は第3図のように台板33と複数個の羽根3
4とからなり、この実施例では、原料を混合させる機能
も兼務させである。35 (35,〜35n)は上記回
転軸25に固着された複数、たとえば4枚の攪拌羽根で
、各攪拌羽根35は第4図(へ1. (13+に示すよ
うに回転軸25の軸線方向に対して鋭角をもって配され
た4個から10個程度、たとえば6個の裁断片36 (
36゜〜366)から構成されており、上記本体21内
において軸方向へ移動する原料を混合・攪拌するととも
に裁断する機能も有している。
して、上記本体21内に供給された原料を軸方向他端部
側へ強制移動させる羽根車32か固定されている。この
羽根車32は第3図のように台板33と複数個の羽根3
4とからなり、この実施例では、原料を混合させる機能
も兼務させである。35 (35,〜35n)は上記回
転軸25に固着された複数、たとえば4枚の攪拌羽根で
、各攪拌羽根35は第4図(へ1. (13+に示すよ
うに回転軸25の軸線方向に対して鋭角をもって配され
た4個から10個程度、たとえば6個の裁断片36 (
36゜〜366)から構成されており、上記本体21内
において軸方向へ移動する原料を混合・攪拌するととも
に裁断する機能も有している。
37 (37,〜37n)は上記攪拌羽根35間に少な
くとも位置して上記本体21内に設けられた複数個、た
とえは5個の隔壁であり、この隔壁37によって装置本
体21内か複数段に仕切られている。第5図(勺に示す
ように、上記隔壁37は、原料を分散させるために周辺
部に多数の透孔38aを有するもの37.(373)
(375)と、同図(B1に示すように、原料を集合さ
せるために中央部に環状の透孔381)を有するもの3
72(374)とか軸・方向に沿って交互に配設されて
いる。すなわち、たとえは前段側の隔壁37.およびこ
れに隣接する後段側の隔壁372とにそれぞれ原料分散
用の透孔38aおよび原料束合用の透孔38bが形成さ
れるような構成となっている。
くとも位置して上記本体21内に設けられた複数個、た
とえは5個の隔壁であり、この隔壁37によって装置本
体21内か複数段に仕切られている。第5図(勺に示す
ように、上記隔壁37は、原料を分散させるために周辺
部に多数の透孔38aを有するもの37.(373)
(375)と、同図(B1に示すように、原料を集合さ
せるために中央部に環状の透孔381)を有するもの3
72(374)とか軸・方向に沿って交互に配設されて
いる。すなわち、たとえは前段側の隔壁37.およびこ
れに隣接する後段側の隔壁372とにそれぞれ原料分散
用の透孔38aおよび原料束合用の透孔38bが形成さ
れるような構成となっている。
39は上記装置本体1における円筒部22の曲端開口端
と套体24との間に介在された第2の端板で、第6図(
、〜1. (B)に示すような透孔40が形成されてい
る。41は上記套体24に形成された生成物取り出し用
の出口、42は軸受部材である。
と套体24との間に介在された第2の端板で、第6図(
、〜1. (B)に示すような透孔40が形成されてい
る。41は上記套体24に形成された生成物取り出し用
の出口、42は軸受部材である。
つきに、上記構成の動作について説明する。装置本体1
の一端部側に設けられた2流体混合ノズル26における
一方の供給ポート29からアルカリ水溶液、また他方の
供給ポート28から常温ないし加温下で液状を呈する脂
肪酸がそれぞれ送入されて該ノズル26内で混合される
とともに、たとえば1〜l0K9/cfflに加圧され
て装置本体21内に供給される。勿論、このノズル26
からハ必要に応じて食塩、抗塊酸化剤等の各種添加剤が
同時に送給される。上記原料が加圧供給されることに対
応して上記装置本体21も1〜10 KY/ caの加
圧Fで操作される。
の一端部側に設けられた2流体混合ノズル26における
一方の供給ポート29からアルカリ水溶液、また他方の
供給ポート28から常温ないし加温下で液状を呈する脂
肪酸がそれぞれ送入されて該ノズル26内で混合される
とともに、たとえば1〜l0K9/cfflに加圧され
て装置本体21内に供給される。勿論、このノズル26
からハ必要に応じて食塩、抗塊酸化剤等の各種添加剤が
同時に送給される。上記原料が加圧供給されることに対
応して上記装置本体21も1〜10 KY/ caの加
圧Fで操作される。
上記装置本体21F’9+こ供給された原料は、たとえ
は150〜1.50 Orpm程度の速度で回転する羽
根車32で攪拌されるとともに、この羽根車32の移送
作用で他端部側(矢印a方向)へ強制的に移送される。
は150〜1.50 Orpm程度の速度で回転する羽
根車32で攪拌されるとともに、この羽根車32の移送
作用で他端部側(矢印a方向)へ強制的に移送される。
移送されはじめた原料はまず1番目の攪拌羽根35.で
攪拌される。この攪拌羽根351は複数の裁断片36で
構成されているため、この、I−うな裁断片を持たない
攪拌手段では対応しにくい程の粘度に対してもこれを裁
断作用で有効に攪拌させることができる。。
攪拌される。この攪拌羽根351は複数の裁断片36で
構成されているため、この、I−うな裁断片を持たない
攪拌手段では対応しにくい程の粘度に対してもこれを裁
断作用で有効に攪拌させることができる。。
上記攪拌されながらさらに移動する原料は、1番目の隔
壁371の位置に至ると、この隔壁371の周辺の透孔
38aを通ることにより分散状態で次の段部に導かれこ
こて攪拌羽根35□で攪拌されたのち、2番目の隔壁3
72の位置に至る。ここでは隔壁372の透孔38bが
中央部に位置しそいるから、原料は」−配送孔38bを
通過することにより、集合状態となって3番目の段部に
導かれここで攪拌羽根353て撹拌される。
壁371の位置に至ると、この隔壁371の周辺の透孔
38aを通ることにより分散状態で次の段部に導かれこ
こて攪拌羽根35□で攪拌されたのち、2番目の隔壁3
72の位置に至る。ここでは隔壁372の透孔38bが
中央部に位置しそいるから、原料は」−配送孔38bを
通過することにより、集合状態となって3番目の段部に
導かれここで攪拌羽根353て撹拌される。
このような分散と集合の繰り返しのうちに、原料は攪拌
されて他端部側に至るまでに反応が完結されて第2の端
板39の透孔40を介して生成物として套体24内に導
入しさらに出口41から系外に取り出されることになる
。
されて他端部側に至るまでに反応が完結されて第2の端
板39の透孔40を介して生成物として套体24内に導
入しさらに出口41から系外に取り出されることになる
。
このように、この発明では、装置本体21内に供給され
た脂肪酸とアルカリ水溶液とからなる原料を強制的に移
動させると共に、この移送過程で分散と集合を繰り返し
ながら攪拌混合させるようにしたから、中和反応を逐次
的かつ効果的におこさせることができ、しかも上記原料
の供給に当たって、脂肪酸とアルカリ水溶液とを別々に
装置本体21内に供給するのではなく、2流体混合ノズ
ル26を用いて供給させるようにしているから、原料が
ノズル26から噴射される時点て中和反応をおこし始め
、これか装置本体21内での上記良好な中和反応を一層
助長する。
た脂肪酸とアルカリ水溶液とからなる原料を強制的に移
動させると共に、この移送過程で分散と集合を繰り返し
ながら攪拌混合させるようにしたから、中和反応を逐次
的かつ効果的におこさせることができ、しかも上記原料
の供給に当たって、脂肪酸とアルカリ水溶液とを別々に
装置本体21内に供給するのではなく、2流体混合ノズ
ル26を用いて供給させるようにしているから、原料が
ノズル26から噴射される時点て中和反応をおこし始め
、これか装置本体21内での上記良好な中和反応を一層
助長する。
したかつて、出口41から取り出される生成物は均一か
つ完全に中和されたものとなり、これをさらにフィード
バックあるいは他の中和装置に導く必要はとくにない。
つ完全に中和されたものとなり、これをさらにフィード
バックあるいは他の中和装置に導く必要はとくにない。
このため脂肪酸せっけんの製造プロセスは著しく簡素化
される。また、同様の理由に、Lつで、原料としてのア
ルカリ水溶液の濃度をiJY東に比しかなり高くするこ
とが可能で、その結果生成物の水分除去に基因したエネ
ルギー消費その他の問題を大きく低減できる。
される。また、同様の理由に、Lつで、原料としてのア
ルカリ水溶液の濃度をiJY東に比しかなり高くするこ
とが可能で、その結果生成物の水分除去に基因したエネ
ルギー消費その他の問題を大きく低減できる。
この発明の前記装置において、ノズル26については上
記実施例のものの構造に限られるものてはなく、第7図
(・〜l、 (”)に示すもの等信の構造のものであっ
てもよい。また、上記装置本体21内に供給された原料
を移動させる羽根車32は、原料の攪拌機能はとくに必
要とされるものではなく、その構造も上記のものに限定
されるものではない。
記実施例のものの構造に限られるものてはなく、第7図
(・〜l、 (”)に示すもの等信の構造のものであっ
てもよい。また、上記装置本体21内に供給された原料
を移動させる羽根車32は、原料の攪拌機能はとくに必
要とされるものではなく、その構造も上記のものに限定
されるものではない。
さらにまた、攪拌羽根35について、上記実施例では6
個の裁断片36て構成されたものを例に説明したが、こ
の賎断片36の数や形状は適宜変更できるものである。
個の裁断片36て構成されたものを例に説明したが、こ
の賎断片36の数や形状は適宜変更できるものである。
また、隔壁37についても、原料を分散・集合させる透
孔38a、38bをそれぞれ有する2種のものであれば
、上記実施例のものに限定されるものではなく、たとえ
ば分散用としては第8図(、勺、(B)のようなものを
用いることができる。分散用(もしくは集合用)の隔壁
37は同種類のものを使ってもよく、異種のものを選択
的に使用してもよい。第2の端板39についても、たと
えば第9図のような透孔401を有するものに代えるこ
とかできる。
孔38a、38bをそれぞれ有する2種のものであれば
、上記実施例のものに限定されるものではなく、たとえ
ば分散用としては第8図(、勺、(B)のようなものを
用いることができる。分散用(もしくは集合用)の隔壁
37は同種類のものを使ってもよく、異種のものを選択
的に使用してもよい。第2の端板39についても、たと
えば第9図のような透孔401を有するものに代えるこ
とかできる。
なお、反応条件により、装置本体21の外側をジャケッ
ト付とすることが可能であり、スチームによる加熱や冷
却水による冷却を行なうようにしてもよい。さらに、上
記装置本体21内に定量的に原料が供給されておれば、
該装置本体21内の原料は均一に混合1反応されるため
、反応の完結を確認するためのpH計、粘度計等の計測
機器を必要としない。
ト付とすることが可能であり、スチームによる加熱や冷
却水による冷却を行なうようにしてもよい。さらに、上
記装置本体21内に定量的に原料が供給されておれば、
該装置本体21内の原料は均一に混合1反応されるため
、反応の完結を確認するためのpH計、粘度計等の計測
機器を必要としない。
以、]−のように、この発明の装置によれは、製造プロ
セスの簡素化を図れると共に、アルカリ水溶液が高濃度
であってもこれに対応して効果的な中和反応を起こさせ
て含水率の少ない通常含水率30重覇%以下約15重量
%程度までの生成物を容易かつ沿岸的に得ることかでき
る。
セスの簡素化を図れると共に、アルカリ水溶液が高濃度
であってもこれに対応して効果的な中和反応を起こさせ
て含水率の少ない通常含水率30重覇%以下約15重量
%程度までの生成物を容易かつ沿岸的に得ることかでき
る。
つきに、実施例について説明する。
実施例1
脂
溶融した牛11す酸(平均分子量275)と苛性ソーダ
水溶液(28重量%濃度)とをそれぞれsooに9/時
間および278に97時間に流l制御して連続的に横型
円筒状の装置本体21に供給した。供給圧力は3 K9
/ caとし、また噴射ノズルとしては、内側を苛性
ソーダ水溶液が、外側を脂肪酸か通過する第7図(へ)
に示される構造の2流体混合ノズル26を使用した。
水溶液(28重量%濃度)とをそれぞれsooに9/時
間および278に97時間に流l制御して連続的に横型
円筒状の装置本体21に供給した。供給圧力は3 K9
/ caとし、また噴射ノズルとしては、内側を苛性
ソーダ水溶液が、外側を脂肪酸か通過する第7図(へ)
に示される構造の2流体混合ノズル26を使用した。
装置本体21内には、原料集合用として中央に透孔を有
する隅壁37と、原料分散用として周辺部に直径10配
程度の透孔を50個形成した隔壁37とを交互に合計4
個設けてあり、さらに4個の裁断片を有する攪拌羽根3
5を上記隔壁37毎に対応して回転軸25に固着して、
この回転軸25を75 Q rpmで回転させた。滞留
時間は30秒に設定した。
する隅壁37と、原料分散用として周辺部に直径10配
程度の透孔を50個形成した隔壁37とを交互に合計4
個設けてあり、さらに4個の裁断片を有する攪拌羽根3
5を上記隔壁37毎に対応して回転軸25に固着して、
この回転軸25を75 Q rpmで回転させた。滞留
時間は30秒に設定した。
この装置で得られた脂肪酸せっけんを、PI3討て測定
したところ、均一に反応していることが確認された。生
成脂肪酸せっけんの含水率は30重晴%であった。この
例では、含水率を15重鼠%まで低下させるために、さ
らに水分除去のための乾燥工程に導いて成型製品とした
。
したところ、均一に反応していることが確認された。生
成脂肪酸せっけんの含水率は30重晴%であった。この
例では、含水率を15重鼠%まで低下させるために、さ
らに水分除去のための乾燥工程に導いて成型製品とした
。
実施例2
実施例1における苛性ソーダ水溶液を48重量Lgo!
度に変更し、また脂肪酸の供給速度を250Kti/時
間に、アルカリ水溶液の供給速度を82に9/時間に設
定し、さらに供給圧力を6 Ky / ctRとした。
度に変更し、また脂肪酸の供給速度を250Kti/時
間に、アルカリ水溶液の供給速度を82に9/時間に設
定し、さらに供給圧力を6 Ky / ctRとした。
装置本体21は竪型とし、この本体内に実施例1と同様
の構成からなる分散・集合のための隔壁37を合計8個
設けると共に、8個の裁断片からなる攪拌羽根35を上
記隔壁37毎に対応して回転軸25に8個取り付けて、
この回転軸25を1.05 Orpmで回転させた。装
置本体21内での原料の滞留時間は75秒に設定した。
の構成からなる分散・集合のための隔壁37を合計8個
設けると共に、8個の裁断片からなる攪拌羽根35を上
記隔壁37毎に対応して回転軸25に8個取り付けて、
この回転軸25を1.05 Orpmで回転させた。装
置本体21内での原料の滞留時間は75秒に設定した。
この装置で得られた脂肪酸せっけんは、含水率17 重
’、 ii1%であった。この例では、乾燥工程を経る
ことなく成型二[程へ直接搬送して製品とした。
’、 ii1%であった。この例では、乾燥工程を経る
ことなく成型二[程へ直接搬送して製品とした。
乾燥工程を省略できたことによって、脂肪酸せっけん単
位慴当りのエネルギー消費附は実施例1に比し域に低減
された。
位慴当りのエネルギー消費附は実施例1に比し域に低減
された。
第1図は脂肪酸せっけんの製造の用に供される従来のプ
ロセスの説明図、第2図はこの発明に係る脂肪酸せっけ
んの連続製造装置の一例を示す断面図、第3図は羽根車
を示す正面図、第4図(A)。 (Blはそれぞれ攪拌羽根を示す正面図および側面図、
第5図(・勺、(B)は隔壁を示す正面図、第6図(・
〜)、凹は第2の端板を示す正面図および側面断面図、
第7図cへ1. (Blは2流体混合ノズルの変形例の
説明図、第8図(A+、 CB+は隔壁の変形例を示す
正面図、第9図は第2の端板の変形例を示す正面図であ
る。 21・・・装置本体、25・・・回転軸、26・・・2
流体混合ノズル、32・・・羽根車、35・・・攪拌羽
根、37・・・隔壁、38a 、38b・・・透孔、4
1・・・出口。 特許出願人 日本油脂株式会社 代理人 弁理± 7□え 邦 夫;、 、Hjl:、
′、。 (A) (B)第6図 第7図
ロセスの説明図、第2図はこの発明に係る脂肪酸せっけ
んの連続製造装置の一例を示す断面図、第3図は羽根車
を示す正面図、第4図(A)。 (Blはそれぞれ攪拌羽根を示す正面図および側面図、
第5図(・勺、(B)は隔壁を示す正面図、第6図(・
〜)、凹は第2の端板を示す正面図および側面断面図、
第7図cへ1. (Blは2流体混合ノズルの変形例の
説明図、第8図(A+、 CB+は隔壁の変形例を示す
正面図、第9図は第2の端板の変形例を示す正面図であ
る。 21・・・装置本体、25・・・回転軸、26・・・2
流体混合ノズル、32・・・羽根車、35・・・攪拌羽
根、37・・・隔壁、38a 、38b・・・透孔、4
1・・・出口。 特許出願人 日本油脂株式会社 代理人 弁理± 7□え 邦 夫;、 、Hjl:、
′、。 (A) (B)第6図 第7図
Claims (1)
- (1)筒型の装置本体と、この本体の筒軸方向の一端部
側に設けられた脂肪酸とアルカリ水溶液とからなる原料
を供給するための2流体混合ノズルと、」二記筒軸方向
の他端部側に設けられた出口と、上記筒袖に沿って」−
配本体内に支持された回転軸と、」−配回転軸に固着さ
れて装置本体内に供給された原料を上記一端部側から他
端部側へ強制移動させる羽根車と、上記回転軸に所定間
隔ことに取り付けられた複数個の攪拌羽限と、少なくと
も各攪拌羽根間に位置して」二記装置本体内を複数段に
仕切るI宥壁と、前段側の隔壁および隣接する後段側の
隔壁にそれぞれ形成されて原料を分散および集合させる
透孔とを具備した脂肪酸せっけんの連続製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12949782A JPS5920399A (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 脂肪酸せつけんの連続製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12949782A JPS5920399A (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 脂肪酸せつけんの連続製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5920399A true JPS5920399A (ja) | 1984-02-02 |
JPS6324639B2 JPS6324639B2 (ja) | 1988-05-21 |
Family
ID=15010938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12949782A Granted JPS5920399A (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 脂肪酸せつけんの連続製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920399A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4576717A (en) * | 1983-08-02 | 1986-03-18 | Bureau De Recherches Geologiques Et Minieres | Process for denitrifying subterreanean waters to make them potable |
US4865978A (en) * | 1986-07-03 | 1989-09-12 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture | Lipolytic splitting of fats and oils |
JPH0472399A (ja) * | 1990-07-10 | 1992-03-06 | Kao Corp | 石鹸の連続製造方法 |
JP2006219534A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Kao Corp | 石鹸組成物の製造方法 |
JP2009155529A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Kao Corp | 中和物の製造方法 |
WO2020129723A1 (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | 花王株式会社 | 脂肪酸中和物の製造方法 |
-
1982
- 1982-07-24 JP JP12949782A patent/JPS5920399A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4576717A (en) * | 1983-08-02 | 1986-03-18 | Bureau De Recherches Geologiques Et Minieres | Process for denitrifying subterreanean waters to make them potable |
US4865978A (en) * | 1986-07-03 | 1989-09-12 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture | Lipolytic splitting of fats and oils |
JPH0472399A (ja) * | 1990-07-10 | 1992-03-06 | Kao Corp | 石鹸の連続製造方法 |
JP2006219534A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Kao Corp | 石鹸組成物の製造方法 |
JP2009155529A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Kao Corp | 中和物の製造方法 |
WO2020129723A1 (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | 花王株式会社 | 脂肪酸中和物の製造方法 |
JP2020100809A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-07-02 | 花王株式会社 | 脂肪酸中和物の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6324639B2 (ja) | 1988-05-21 |
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