JPS59200215A - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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JPS59200215A
JPS59200215A JP7530183A JP7530183A JPS59200215A JP S59200215 A JPS59200215 A JP S59200215A JP 7530183 A JP7530183 A JP 7530183A JP 7530183 A JP7530183 A JP 7530183A JP S59200215 A JPS59200215 A JP S59200215A
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JP
Japan
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aminophenoxy
bis
liquid crystal
phenyl
film
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Application number
JP7530183A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Minamizawa
南沢 寛
Toshiaki Fukushima
利明 福島
Hisashi Takagame
高亀 寿
Toyoichi Ueda
豊一 植田
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP7530183A priority Critical patent/JPS59200215A/ja
Publication of JPS59200215A publication Critical patent/JPS59200215A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1337Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers
    • G02F1/133711Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers by organic films, e.g. polymeric films

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特定の配向制御膜を用いた液晶表示素子に関
する。
従来よシ、液晶表示素子用透明導電体には、ガラスの表
面を透明導電化したものが用いられている。しかし、液
晶表示素子は益々軽量、薄型化される方向にある。この
ような要求に対し、ガラスの表面を透明導電化したもの
は、ガラスの機械的強度及び製造上の制約からガラス板
をある程度以上薄くすることができず、0.3咽が限界
といわれている。しだがって、上記のような目的に適用
するには、おのずから限界があシ、更に゛衝撃に対する
脆弱さにより、素子の製造工程において破損するという
問題がある。これらの欠点を満足させる方法として、従
来のガラスの代わりに樹脂を用いることが考えられる。
ところが、前述したように。
液晶の配向を均一にするため、配向を制御するだめの層
が必要である。この配向を制御するだめの層を得る方法
としては、従来のガラスの場合、二酸化ケイ素等の無機
化合物からなる薄膜を斜方蒸着する方法及びポリイミド
等の有機化合物からなる薄膜を2ピング処理する(布等
で一定の方向にこする)方法等が知られている。しかし
、上記方法は、いずれも成膜の際、高温処理を必要とす
る。
これらは従来のガラス基板においては特に問題ないが、
樹脂基板の場合には、基板が上記処理温度に耐えること
ができず、変形してしまい正常な液晶表示素子を得るこ
とができない。
例えば、酸化インジウムの透明電極を設けた樹脂フィル
ムを用いて、電極側にポリイミド系の樹脂を塗布した場
合、高温度で長時間の熱処理によシ樹脂フィルム基板が
熱変形を起こし、正常な液晶素子を得ることができない
。そこで、樹脂フィルム基板の熱変形温度より低い温度
(100℃)でポリイミドの熱処理を行った場計、ポリ
イミドの熱硬化反応が不十分なため、ラビング過程で。
傷の発生又は膜の剥離が生ずるという問題がある。
そこで、樹脂フィルムに塗布した後、硬化反応を必要と
しない熱可塑性樹脂、すなわら、ポリスチレン、ポリメ
タクリレート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン及
びポリカーボネート等の有機溶剤溶液を樹脂フィルムに
塗布乾燥し、その後所定のラビングを施して液晶素子の
形成を試みたところ液晶表示素子を配向させることがで
きず。
これらの樹脂はいずれも液晶の配向制御膜として使用し
得ないものであった。この原因について調べた結果、こ
れらの樹脂は、液晶に溶解し、ラビングした表面の効果
が消失するためであること力S判明した。
そこで、液晶に不溶性の樹脂として、ポリビニルアルコ
ール及び各種セルロース類につき検討した。すなわら、
これらの樹脂を水に溶解しその水溶液を前記樹脂フィル
ムに塗布乾燥し、ラビングした後、素子を組立てた。そ
の結果、液晶分子は良好に配向して液晶の配向制御膜と
なることが判明した。しかし、詳細に調べたところ、素
子の耐湿信頼性に乏しく、湿気による配向不良が生じた
すなわら、樹脂フィルムはガラス板に比べて透湿性が大
きいだめ、素子内に水分が入る。ところが。
これらの配向制御膜は水溶性の樹脂であるため。
水による溶解あるいは膨潤が起こ凱液晶を配向させる能
力が消失したものと考えられる。
又、特開昭55−9518号公報には、配向処理膜とし
てアミド結合を有する高分子物質(ナイロン等)を用い
る液晶表示・くネルが示されているが、−この方式は配
向制御膜材料溶液の調製1作業をかなり高温で行う必要
があり、必ずしも満足できるものではない。
本発明は、このような問題点を解決するものである。
すなわち9本発明は、液晶表示素子の配向制御膜が一般
式(1) 〔ただし、一般式(Ilおよび(It)において、R1
,几2゜R3およびR4は水素、低級アルキル基、低級
アルコキシ基、塩素又は臭素を示し、それらは互いに同
じであっても異なっていてもより、R5およびR6は水
素、メチル基、エチル基、プロピル基、トリフルオロメ
チル基又はトリクロロメチル基を示し。
それらは互いに同じであっても異なっていてもよ< +
 ArおよびAr’はp−フェニレン基9m−フェニレ
ン基、ジフェニレン基、ナフチレン基又ハべ7〉イベφ
X(ここで、Yは結合−0、802。
C)(3 びAr’は同一でも異なっていてもよく、Xは一+CH
2カ「又はAr1と同じ基を示す)で表わされる繰返し
単位を有する芳香族ポリエーテルエステルアミド重合体
を含有してなる液晶表示素子に関する。
上記芳香族ポリエーテルエステルアミド重合体は、液晶
及び水に不溶性又は難溶性であシ、この重合体を特定の
溶剤に溶解し、これを酸化インジウム等の透明導電性膜
を有する基板に塗布し、低温(100〜120℃)で加
熱乾燥した後、ラビングすることにより配向制御膜を得
喪。このようにして作製した2枚の基板の配向制御膜を
対向させて平行に配置し、その間に液晶を封入させるこ
とによシ、満足した特性を有する樹脂基板液晶光示素子
を完成することができ趣。
本発明の液晶表示素子は、一般に液晶の配向性はもらろ
ん良好で耐湿性も良好である。それ故。
基板材料には、従来公知のもののいずれを用いてもよい
。例えば、エポキシアクリレート系樹脂及びポリエチレ
ンテレフタレート等の市販のフィルム又はシートに透明
導電膜を有するものを適用することかでき、これ以外に
も液晶に不溶性あるいは1表面に液晶によって溶解され
ないような処理を施したフィルム又はシートであれば適
用可能であり、特に限定されない。なお2本発明におい
ては、もちろんガラス基板を使用してもよい。
本発明においては、基板に特定の芳香族ポリエーテルエ
ステルアミド重合体溶液を塗布した後。
単に溶剤を蒸発乾燥させればよいために、低温且つ短時
間で配向制御膜が得られる。例えば成形する膜厚は50
0〜2000λ程度で非常に薄いの       □。
で、沸点以下でも十分に乾燥可能である。従って。
従来、基板(主にガラス板)に二酸化けい素等からなる
薄膜を斜方蒸着する方式又はポリイミド膜を形成する方
式に比べて、製造が極めて容易に安価な液晶表示素子を
得ることができる。
本発明における前記一般式け)および(It)で表わさ
れる繰返し単位を有する芳香族ポリエーテルエステルア
ミド樹脂は、一般式(II[l (ただし1式中、R1−R6は前記一般式(I)におけ
・ るものと同じ意味を有する)で表わされるエーテル
結合を有する芳香族ジアミン、一般式(IV)HO−X
−OH(IVI 〔ただし9式中Xは、p−フェニレン基 m −フェニ
レン基、ジフェニレン基、ナフチレン基。
OCHa 1 SO2、C、S  、  C−、−CH2−を示す)C
H3 または→CH2q’ (ここでnはλ〜10である)〕
で表わされる化合物および芳香族ジカルボン酸又はその
反応性酸誘導体とを、溶液重合、溶融重合又は特開昭5
2−23198号公報に示された方法等の既知の芳香族
ポリアミドの製造方法を適用して縮重合させて得ること
ができる。
ここで、一般式+III)と一般式tlV)で表わされ
る化合物は。
モル比で前者/後者が515〜9/1に配合されるのが
好ましく、特に6/4〜8/2に配合されるのが好まし
い。この比が小さすぎると耐熱性が低下しやすく、大き
すぎると接着性が低下しやすぐなる。
また、一般式(I[[lと一般式flVlで表わされる
化合物の総量に対して、芳香族ジカルボン酸又はその反
応性酸誘導体を90〜130モル係使用するのが好まし
く、特に100モルチまたはほぼ100モルチ使用する
のが好ましい。
本発明にかける前記一般式[1)で表わされるエーテル
結合を有する芳香族ジアミンとしては、2.2−ビス[
:4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、
2.2−ビス〔3−メチル−4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕プロパ7.2.2−ビス〔3−クロロ−
4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕フロパン、 
2.2−ヒス[3−7’ロモー4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕フロパン、2,2−ビス〔3−ニブル
−4−(4−アミノンエノキシ)フェニル〕プロパン、
2.2−ビス〔3−プロピル−4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕プロパン、2.2−ビス(3’−(ソ
プロピル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プ
ロパン、2,2−ビス〔3−ブチル−4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕プロパン、2.2−ビス[3−
5ec−ブチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル]プロパン、 2.2−ビス(3−メトキシ−4−(
4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2−
ビス〔3−エトキシ−4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕グロパン。
2.2−ビス〔3,5−ジメチル−4−(4−アミノン
エノキシ)フェニル〕プロパン、2.2−ビス〔3,5
−ジクロロ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕
フロパン、2.2−ビス(3,5−9フロモー4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2.2−ビ
ス〔3,5−ジメトキシ−4−(4−アミノフェノキシ
)フェニル〕プロパン。
22−ビス〔3−クロロ−4−(4−アミノフェ/ −
1+−シ) −5−メチルフェニル〕フロパン、I11
〜ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタ
ン、1.1−ビス〔3−メチル−4−(4−アミ ミノフェノキシ)フェニル〕エタ乙1,1−ビス〔3−
クロロ−4−(4−アミノンエノキシ)フェニル〕エタ
ン、1.1−ビス〔3−ブロモー4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕エタン、1゜1−ビス〔3−エチル
−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、1
.l−ビス[:3−フロピルー4−(4−アミノンエノ
キシ)フェニル〕エタン、1.1−ビス〔3−イソプロ
ピル−4−(4−アミ/7エ/キシ)フェニル〕エタン
、1゜1−ビス〔3−ブチル−4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕エタン、1.1−ビス(3−sec−
フチルー4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタ
ン、1,1−ビス〔3−メトキシ−4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕エタン、1.1−ビス(3−、−
[−)キシ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕
エタン、1,1−ビス〔3,5−ジメチル−4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、1.1−ビス〔
3,5−ジクロロ−4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕エタン、1.1−ビス〔3,5−ジブロモ−4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、1.1−
ビスC3,5−ジメトキシ−4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕エタン、1.1−ビス〔3−クロロ−4
−(4−アミノフェノキシ)−5−メチルフェニル〕エ
タン。
ビスC4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコメタン
、ビス〔3−メチル−4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニルコメタン、ビス(’3−クロロー4−(4−アミ
ノフェノキシ)フェニルコメタン、ビス〔3−ブロモ−
4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコメタン、ビス
〔3−エチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
コメタン。
ビス〔3−プロピル−4−(’4−アミノフェノキシ)
フェニルコメタン、ビス〔3−イソプロピル−4−(4
−アミノフェノキシ)フェニルコメタン、ビス〔3−ブ
チル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコメタン
、ビス(3−5ee−ブチ#−4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニルコメタン、ビス〔3−メトキシ−4−(
4−アミノフェノキシ)フェニルコメタン、ビス〔3−
エトキシ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコメ
タン、ビス〔3,5−ジメチル−4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニルコメタン、ビス(3,5−ジクロロ−
4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコメタン、ビス
〔3,5−ジブロモ−4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニルコメタン、ビス[3,5−ジメトキシ−4−(4
−アミノフェノキシ)フェニルコメタン、ビス〔3−ク
ロロ−4−(4−アミノフェノキシ)−5−メチルフェ
ニルコメタン。
1、1.1.3.3.3−へキサフルオロ−2,2−ビ
ス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン
1、1.1.3.3.3−へキサクロロ−2,2−ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン。
3.3−ビスC4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕ペンタン、1.1−ビスC4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕プロパン、 1.1.1.3.3.3−
へキサフルオロ−2,2−ビス[3,5−シメfルー4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕フロパン、 1
.1.1.3.3.3−へキサクロロ−2,2−ビス〔
3,5−ジメチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕プロパン、3,3−ビス〔3,5−ジメチル−4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ペンタン、1.
1−ビス〔3,5−ジメチル−4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕プロパン、1,1゜1、3.3.3−
へキサフルオロ−2,2−ビス[: 3.5−ジブロモ
−4(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、 
1.1.1.3.3.3−ヘキサクロロ−2,2−ビス
[: 3.5−ジブロモ−4−(4−アミノフェノキシ
)フェニル〕プロパン、3.3−ビス(3,5−ジブロ
モ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ペンタン
、1.1−ビス〔3,5−ジブロモ−4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕プロパン。
2.2−ビス[:4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ルコブタン、2.2−ビス〔3−メチル−4−(4−ア
ミノフェノキシ)フェニルコブタン、2゜2−ビス〔3
,5−ジメチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ルコブタン、2+2−ビス[:3.5−ジブロモ−4−
(4−アミノフェノキシ)フェニルコブタン、 1.1
.1.3.3.3−へキサフルオロ−2,2−ビス〔3
−メチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プ
ロパン等がある。これらのづちでは、2.2−ビス〔4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパンが代表
的である。もし。
必要ならば、上記のジアミンの混合物を用いることがで
きる。
更に2本発明においては、既知の芳香族ジアミン例tば
44’−ジアミノジフェニルエーテル、4゜4′−ジア
ミノジフェニルメタン、4.4’−ジアミノジフェニル
スルホン、メタフェニレンジアミン。
4.4′−ジ(4−アミノフェノキシ)フェニルスルホ
ン、パラフェニレンジアミン、4.4’−ジ(3−アミ
ノフェノキシ)フェニルスルホン及ヒ3.3’−ジアミ
ノジフェニルスルホン等の少なくとも1種      
讐を併用することができる。これらの芳香族ジアミン類
の芳香族ジアミン類全体に対する割合としては、30モ
ルチ以下が望ましい。この割合が30モルチを超えると
、縮重合体の溶解性に悪影響を及ぼすため望ましくない
上記一般式(F/)で表わされる化合物を使用すること
により接着性を改善することができる。該化合物の代表
例としては、ビスフェノールAがある。
上記芳香族ジカルボン酸としては2例えばテレフタル酸
、イソフタル酸、4.4’−ジフェニルジカルボン酸、
3.4’−ジフェニルジカルボン酸、スローナフタレン
ジカルボン酸、1,5−ナツタレンジカルボン酸、4.
4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸及び3,4′−
ジフェニルエーテルジカルボン酸等を挙げることができ
るが、テレフタル酸及びイソフタル酸が一般に製造され
ているので好適に使用することができる。特に、テレフ
タル酸とイソフタル酸の混合物は、生成する重合体の溶
解性の点から望ましい。なお9本発明における芳香族ジ
カルボン酸の反応性誘導体とは、前記芳香族ジカルボン
酸のジクロライド、ジブロマイト濾フジエステル等を意
味する。又、上記したように、テレフタル酸とイソフタ
ル酸の混合物を使用する場合には、ベンゼン核のメタ位
にカルボキシル基を有するイソフタル酸とベンゼン核の
パラ位にカルボキシル基を有するテレフタル酸の配合割
合は、前者20〜80優に対し、後者80〜20チの範
囲内とすることが1%に溶解性の点で望ましい。
配向制御膜用の溶剤としては、ジメチルスルホキシド、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メ
チル−2−ピロリドン及びシクロヘキサノン等の単独又
はこれらの混合溶剤、更に。
前記芳香族ポリエーテルエステルアミド縮重合体を溶解
可能な範囲で混合したものを用いることができる。例え
ば、上記溶剤を単独で用いるよりも。
セロソルブ類、トルエン及びキシレン等を適量混合した
混合溶剤の方が良好な膜を得る場合があシ。
上記以外でも芳香族ポリエーテルエステルアミド重合体
を溶解可能なものであれば、特に限定されない。
なお又2本発明においては、成膜性等の改良のために、
他の重合体を共存させ−Cもよい。
次に1本発明を実症例にょシ説明するが9本発明はこれ
らによりなんら限定されるものではない。
なお、液晶表示素子の配向性の評価は、液晶分子の長軸
方向と基板表面との角、すなわち基板と液晶分子の長軸
との頑き(チルト角θ)にょシ行なった。良好な配向性
はチルト角1.5〜3.0が望ましく、それによシコン
トラスト比の絶対値を大きくすることができる。〔チル
ト角及びその測定方法はジャーナル、オブ、アプライド
、フィジックス(Journal  of Appli
ed Physics)第19巻(1980) 、 A
 10 、第2013〜4頁に記載されている。
実施例1 1000ml容フラスコに、攪拌棒、温度計2滴下漏斗
をセントし、 NaOH17,2!i’を水8oゴに溶
解してフラスコに入れた。次に、2.2−ビス[4−(
4−アミノフェノキシ)フェニル〕フロパン44.39
−とビスフェノールA 16.4 、Pをシクロヘキサ
ノン34orに溶解し、上記フラスコ中に注入し、−2
℃まで冷却した。一方、テレ゛フタル酸ジクロライド1
8.2 P及びイソフタル酸ジクロライド18.25L
をシクロヘキサノン24ofに溶解し、この酸クロライ
ド溶液を滴下漏斗からフラスコ中に注入し、この際2反
応温度が10℃を超えないようにして3時間反応させた
。反応液をメタノール中に投入して重合体を単離させた
。これを乾燥後、再びジメチルホルムアミドに溶解し。
これをメタノール中に投入して芳香族ポリエーテルエス
テルアミド重合体(以下重合体と略称する)を精製した
。この重合体の還元粘度(η  )(ジsp/C メチルホルムアミド0.2重量%溶液、30°Cで測定
、以下同様)は0.9であった。
この重合体の3.5重量%N−メチルピロリドン〜ブチ
ルセロソルブアセテート(混合比4 二6)溶液を、十
分に洗浄した透明導電膜を有するポリエチレンテレフタ
レートフィルム上に、スピンナーを用いて、2QQQr
pmで均一に塗布後、120℃で10分間乾燥して溶媒
を蒸発させ、膜厚850Aの配向制御膜を形成した。こ
の膜をフェルトで一定方向にラビングし、配向制御膜を
有する基板フィルムを作製した。
セ このよ廠にして作製した2枚のフィルムの配向制御膜を
対向させて配置し、これらのフィルムをポリエステル系
接着剤よりなる封着剤で接着して液晶表示素子を作製し
た。なお、封着剤は120℃で5分間硬化した。この素
子の配向制御膜間に。
フェニルシクロヘキサン系の液晶(メルク社製。
ZLI−1132)を配置し、2枚の直交偏光板間で液
晶の配向性を調べたところ、良好な配向性を示した。(
チルト角22度) 実施例2 下記組成の原料を用いた以外は実施例1と同様の装置及
び方法によシ重合体を調製した。
この重合体の還元粘度(η”/c 団1.1であった。
この重合体の3.5重量%N−メチルピロリドン〜ブチ
ルセロソルブアセテート(混合比4:6)溶液を用い、
実施例1と同様のフィルム基板に配向制御膜を形成して
液晶素子を作製し、液晶の配向性を調べたところ、良好
な配向性を示した。(チルト角2.3度) 比較例1 下記組成の原料を用いた以外は実施例1と同様の装置及
び方法により重合体を調製した。
この重合体の還元粘度(η、l//c)は1.3であっ
た。
この重合体の3.5重量%N−メチルピロリドン〜ブチ
ルセロソルブアセテート(混合比4:6)溶液を用い、
実癩例1と同様のフィルム基板に配向制御膜を形成して
液晶表示素子を作製し、液晶の配向性を調べたところ、
良好な配向性を示した。
(チルト角2.4度) 次に、、l−’!Jエチンンテレフタレートフィルムと
の接着性を下記による方法で評価した。
即し、実癩例、比較例で得られたフェスをポリエチレン
テレフタレートフィルムにスピンナーで塗布(200O
rpm−30SeC)L、120’C−1hr乾燥した
後、該フィルムを繰り返し折シ曲げ。
実隨例1で述べたのと同じ方法で液晶を封入し。
チルト角を測定した。結果を表1に示す。
表1 測定結果 本発明の液晶表示素子は、特定の芳香族ポリエーテルエ
ステルアミド重合体を配向制御膜材料として使用するこ
とにより、(1)基板に樹脂フィルム又は樹脂板を用い
、且つこれらの樹脂が熱変形を生じない低温(100〜
120℃)で処理可能な配向制御膜すなわち特定の芳香
族ポリエーテルエステルアミド重合体の膜を適用し、(
2)これらの熱可塑性樹脂が、水及び液晶に不溶性又は
難溶性の樹脂で特定の溶剤にのみ溶解するものであシ、
又。
(3)単に溶剤を蒸発させるだけで成膜が完了するため
、低温且つ短時間で配向膜を得ることができる    
  □1ことである。これにより、軽量、薄型化された
液晶表示素子を提供できる。
又、ガラス基板の場合にも、従来法より安価な液晶表示
素子を容易に得ることができる。
さらに1本発明の配向制御膜は基板への接着性が優れる
なお9本発明の素子は、ゲストホスト型の液晶を配置し
て、カラー表示も可能である。
又1本発明の液晶表示素子の耐久性は、実用上。
特に問題はない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液晶表示素子の配向制御膜が一般式(11および一
    般式fll) 〔ただし、一般式mおよび(It)において、R1,R
    2゜R3およびR4は水素、低級アルキル基、低級アル
    コキシ基、塩素又は臭素を示し、それらは互いに同じで
    あっても異なっていてもよく、 Rs 、 R6は水素
    、メチル基、エチル基、プロピル基、ト+)フルオロメ
    チル基又はトリクロロメチル基を示し。 それらは互いに同じであっても異なっていてもよOCH
    s 11 −C−、−8−、−C−、CH2−を示す)を示し。 CH3 ArおよびAr’は、互いに同じでも異なっていてもよ
    ぐ、Xは→CH2トー、又はAr’と同じ基を示す〕で
    表わされる繰返し単位を有する芳香族ポリエーテルエス
    テルアミド重合体を含有してなる液晶表示素子。
JP7530183A 1983-04-28 1983-04-28 液晶表示素子 Pending JPS59200215A (ja)

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