JPS5919993Y2 - プログラム再生装置 - Google Patents

プログラム再生装置

Info

Publication number
JPS5919993Y2
JPS5919993Y2 JP1749779U JP1749779U JPS5919993Y2 JP S5919993 Y2 JPS5919993 Y2 JP S5919993Y2 JP 1749779 U JP1749779 U JP 1749779U JP 1749779 U JP1749779 U JP 1749779U JP S5919993 Y2 JPS5919993 Y2 JP S5919993Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
preset
song
circuit
tape
playback
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1749779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55118389U (ja
Inventor
昌弌 石井
正信 島貫
彰 森園
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP1749779U priority Critical patent/JPS5919993Y2/ja
Priority to US06/119,996 priority patent/US4342056A/en
Priority to GB8004701A priority patent/GB2044501B/en
Priority to DE3005575A priority patent/DE3005575C2/de
Priority to FR8003289A priority patent/FR2449309B1/fr
Publication of JPS55118389U publication Critical patent/JPS55118389U/ja
Priority to SG812/83A priority patent/SG81283G/en
Priority to HK313/84A priority patent/HK31384A/xx
Application granted granted Critical
Publication of JPS5919993Y2 publication Critical patent/JPS5919993Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は特にテープレコーダの自動選曲装置に好適す
るプログラム再生装置に関する。
近時、テープレコーダにおいてはラジオ受信機を一体に
組込ませたいわゆるラジカセなるものが急速に普及しつ
つある。
そして、この種のラジオ付きテープレコーダにあっても
大出力化、ハイファイ化ならびに多機能化が要請されて
いる。
一方、音響機器の分野ではユーザ自体の参加志向を反映
し得るものが望まれており、なかでもいわゆるカラオケ
なるものが空前のブームを呼んでいる。
このため、上述したようなラジオ付きテープレコーダに
おいても簡便にカラオケ機能を奏し得ることが要求され
ている。
この場合、テープレコーダにおいて従来より知られてい
る頭出し装置およびそれを発展させた一種のプログラム
再生装置である自動選曲装置により、比較的容易に対応
させることができる。
しかしながら、単にカラオケ機能に対応し得ればよいと
いうものではなく、それはやはり限られた一定のスペー
スで且つ可及的に簡易な構成延いては低価格でもって容
易に実現し得、しかも操作が簡便であって誤動作するこ
となく確実に選曲機能を奏し得るものでなければならな
いことは言う迄もない。
しかるに、従来より知られている自動選曲装置は、曲間
の無信号部を検出する曲間検出部からの検出信号を実質
的に計数し、該計数値と曲番設定部で設定された設定値
とを比較して実質的に一致をとる一致検出からの一致信
号により曲番設定部で設定された所望の曲を自動的に選
曲し得るように構成されたものであるが、何によりも各
部の構成が複雑でしかも操作が煩雑に過ぎるという欠点
を有していた。
ここで、上述のような自動選曲動作は指定の曲がくるま
でテープを高速(早送り、巻戻し)で送り、指定の曲が
くると高速送りを止めて定速再生に切換えることによっ
てなされているものである。
また、選曲操作の設定部自体はアップ用またはダウン用
の設定子を連続的に押していわゆるアップダウン式に設
定するものと、複数の設定子を選択してワンタッチ式に
設定するものとがある。
これは当然後者の方が便利なので選曲数に対応した数だ
けタッチ(押しボタン)スイッチを設けることになるが
、物理的にスペースが限られているのでそれ程多くはし
得ないから、選曲可能な曲数が制限されがちであるとい
った欠点を有していた。
この場合、一度選曲可能な最大曲数に設定してテープ位
置をずらして改めて選曲操作をなすようなことを繰り返
すようにしているものも見受けられるが、非常に煩雑な
ものになることを否定し得ないものであった。
さらには、自動選曲機能をなせるようにした場合、従来
の頭出し機能についてこれを全く省いてしまうかあるい
は両機能を別々の構成で並存せしめることが考えられる
が、前者では不便であると共に後者では冗長な構成とな
ってしまうという欠点を有していた。
このため、頭出し機能および自動選曲(一般的にはプロ
グラム再生機能)を有機的に構成することにより、操作
性の点で便利に供し得ると共に、構成の点で簡易にし得
るものが要請されていた。
そこで、この考案は以上のような点に鑑みてなされたも
ので、特に頭出し機能およびプログラム再生機能を有機
的に構成することにより、操作性の点で便利に供し得る
と共に、構成の点で簡易にし得るようにした極めて良好
なるプログラム再生装置を提供することを目的としてい
る。
すなわち、この考案によるプログラム再生装置は複数の
データが収録されたテープを高速再生して得られるテ゛
−タ間部信号と予め設定する所望データ番の設定値との
実質的な一致をとることによりテープを高速再生から定
速再生に切り換えて所望データを自動的に選出再生し得
るようにしたプログラム再生装置において、前記所望テ
゛−タ番の設定部における設定の有無を判別する判別回
路と、この判別回路における無設定出力状態および前記
高速再生の操作部における操作状態に応動して前記所望
データ番の設定部に1なるデータ番を優先的に設定せし
める優先設定回路とを具備し、前記判別回路における有
段定出力状態では前記優先設定回路による1なるテ゛−
タ番の優先設定を禁止状態としたことを特徴としている
ものである。
以下図面を参照してこの考案の一実施例としてテープレ
コーダの自動選曲装置に適用した場合につき詳細に説明
する。
すなわち、第1図において11はテープレコーダの再生
系から曲間の例えば無信号部を検出する曲間(一般的に
はデータ間)検出部であって、通常は飽和増幅器、整流
回路、シュミット回路等で構成されることにより、曲間
(データ間)部毎にパルス状信号を出力する如くなされ
ているものである。
そして、この曲間検出部11の出力端はコンテ゛ンサC
1と抵抗R1でなる微分回路12を介して後述する5ビ
ツトのシフトレジスタSRにおけるクロック端子CKに
接続されると共に、さらにコンデンサC2と抵抗R2で
なるプリセット遅延回路13ならびに図示極性のダイオ
ードD。
を介して同シフトレジスタSRのパラレル/シリアル切
換端子P/Sに接続される。
ここで、5ビツトのシフトレジスタSRは5段縦続のフ
リップフロップFF5〜FF1で構成されるものである
が、便宜上これらが一体にIC化されているかの如く取
扱って入力端D、クロック端子CK、パラレル/シリア
ル切換端子P/Sおよびクノヤ端子CLは初段部FF5
のみに示し、正相出力端Qは終段部FF1のみに示して
いる。
また、このシフトレジスタSRは後述するようにそのパ
ラレル/シリアル切換端子P/SがバイレベルHとされ
るプリセット時にパラレルモードとされ且つローレベル
Lとされるカウント時にシリアルモードとして機能する
ものである。
そして、シフトレジスタSRの各段FF5〜FF1にお
けるプリセット端子Prには、この場合■〜饋の連番を
独立して指定可能となすためのプリセットスイッチSW
5〜SW1の各一端が対応して接続されると共に、ダイ
オードD5〜D1の各アノードが対応して接続される。
ここで、前記プリセットスイッチSW5〜SW1の各他
端は共通に電源十Bに接続される。
また、前記ダイオードD5〜D1の各カソードは共通に
接続された後、コンテ゛ンサC3と抵抗Rとでなる微分
回路14を介してシフトレジスタSRのパラレル/シリ
アル切換端子P/Sに接続されると共に、さらにコンテ
゛ンサC4と抵抗R4でなる微分回路15を介してシフ
トレジスタSRのクリヤ一端子CLに接続される。
なお、ダイオードn〜D1の共通カソードにはコンデン
サC5と抵抗&でなる結合回路を介して後述するイニシ
ャライザ回路17の出力端が接続されている。
ここで、イニシャライザ回路17は電源子Bと接地間に
バイアス抵抗R6〜R8を有していわゆるPNPN接続
(通称SCR接続)とされたNPN、PNPトランジス
タQ1.Q2で構成されている。
また、シフトレジスタSRの各段FF5〜FF1におけ
る逆相出力端Qには、この場合積〜田の連番を独立して
表示可能となすための発光ダイオードLED5〜LED
1の各カソードが対応して接続される。
さらに、シフトレジスタSRの終段FF1における正相
出力端QはフリップフロップFF6の入力端りに接続さ
れる。
このフリップフロップFF6はそのプリセット端子Pr
にこの場合前記プリセットスイッチSW5〜SW1で指
定された連番■〜饋のいずれかに代数的に5を加える意
味を有して特定曲番国司を指定可能なプリセットスイッ
チSW6の一端が接続され、且つその逆相出力端Qに同
じく特定曲番1王司を表示可能な発光ダイオードLED
6のカソードが接続される。
ここで、プリセットスイッチSW6の他端は前述のプリ
セットスイッチSW5〜SW1の各他端と共通に電源子
Bに接続されている。
また、発光ダイオードLED6のアノードは前述の発光
ダイオードLED5〜LED1の各アノードと共通に抵
抗R9を介して電源子Bに接続されると共に、抵抗R1
oを介して後述する比較駆動回路18の入力端に接続さ
れている。
そして、フリップフロップ 端Qならびに入力端1) (FF1のQに相当)とに各
カソードが対応して接続されると共に各アノードが共通
に抵抗R1□を介して電源子Bに接続され且つ直接的に
前記シフトレジスタSRの初段部FF1における入力端
りに帰還接続されたダイオードD6,D7でなるスイッ
チング回路16と共にシフトレジスタSRに繰り返し動
作を指令するための繰り返し指令部19を構成している
ここで、比較駆動回路18は前記抵抗R1oにベースが
接続されると共にエミッタが電源子Bに且つコレクタが
抵抗R12を介して接地されたトランジスタQ3と、こ
のトランジスタQ3のコレクタにコンデンサC6を介し
てベースが接続されると共にエミッタが電源子Bに接続
され且つエミッターベース間に抵抗R13が接続された
トランジスタQ4と、このトランジスタQ4のコレクタ
に抵抗R14を介してベースが接続されると共にエミッ
タが接地され且つコレクタがプランジャPLのコイルお
よびテープレコーダ機構における高速系の早送り、巻戻
し操作部に連動されるリーフスイッチSW7,SW8を
介して電源子Bに接続されたトランジスタQ5とでなる
そして、プランジャPLの可動鉄心は後述するようにテ
ープレコーダ機構における高速系(早送り、巻戻し)の
操作部と連結されるもので、作動時に高速系のみを解除
するのに供せられる。
なお、図中SW9,SW1oはテープレコーダ機構にお
ける高速系の早送り、巻戻し操作部に連動されるリーフ
スイッチであって、各一端が共通に電源子Bに接続され
ると共に、各他端が共通にコンデンサC7および抵抗R
1.とでなる微分回路20を介して優先プリセット回路
°21を構成するトランジスタQ6のエミッタに接続さ
れる。
そして、このトランジスタQ6はそのコレクタが図示極
性のダイオードD8を介して前記シフトレジスタSRに
おける終段部FF1のプリセット端子Prに接続され且
つそのベースが抵抗R16を介して前記比較駆動回路1
8におけるトランジスタQ3のコレクタに接続される。
この場合、優先プリセット回路21は後述するように自
動選曲のためのプリセットとして曲番指定がなされない
場合に、通常の(1曲)頭出し機能をなし得るように優
先的に曲番指定を田にするものである。
また以上においてフリップフロップFF6のクロック端
子CKおよびクリヤ一端子CLはそれぞれ前述したシフ
トレジスタSRの初段部FF5における対応端子CK,
CLに並列的に接続されているものとする。
第2図は以上における■〜■および1耐のプリセットス
イッチSW1〜SW6およびその表示用発光ダイオード
LED,〜LED6の実装例を示すものである。
なお、第2図中のLED7,LED8はテープ走行方向
の正逆を表示する発光ダイオードである。
次に、以上のように構成される自動選曲装置の作用につ
いて述べるが、この種の装置を備えたテープレコーダは
一時期に複数の操作子が操作位置にロック可能であると
共に、必要に応じてそのうちの所定の操作子のみを残し
て他の操作子が解除される如くしたロック機構を備えて
いるものであることは言う迄もない。
すなわち、この場合自動選曲をなすためには先ずテープ
レコーダにおける再生操作子を操作するもので(ラジオ
付きテープレコーダの場合は電源スィッチをオンとし、
次いでファンクションスイッチをテープモードに設定し
た後)、これにより電源十Bに所定の電源電圧が与えら
れて自動選曲のためのプリセットつまり所望曲の曲番指
定操作が可能となる。
そして、かかる再生操作前に予めテープの再生開始位置
を知り得ている場合には直ちに自動選曲のためのプリセ
ット操作に移れるが、通常はテープが任意の巻取り状態
にあることが多いので、若しテープの再生開始位置を予
知し得ない場合にはそのまま若干再生状態を続けて現在
のテープ位置を確認してからプリセット操作に移った方
が便利である。
つまり、プリセット操作は現在のテープ位置を基準にし
て所望曲がそれから何曲後あるいは何曲前に位置してい
るかを確認してその曲数(曲番)に対応したプリセット
スイッチSW1〜SW6を選択的に操作してやればよい
ものである。
この場合、所望曲番が1〜5のいずれかである場合は田
〜積の連番を独立して指定可能なプリセットスイッチS
W1〜SW5のうち対応したものを選択すればよいが、
所望曲番が6〜10のいずれかである場合は前述のプリ
セットスイッチSW1〜SW5で指定された連番同〜譚
のいずれかに代数的に5を加える意味を有して特定曲番
1王司を指定可能なプリセットスイッチSW6の操作が
必要となり、1+56.2+5=7,3+5=8.4+
5=9.5十5−10の如くして6〜10の指定をなす
ものである。
次に、具体例として3曲目および8曲目を指定する場合
について説明する。
先ず、3曲目を指定する場合はそれに対応した11のプ
リセットスイッチSW3を操作する。
これにより、シフトレジスタSRの3段目フリラフ0フ
ロ゛ンプFF3のプリセット端子Prに電源十B電圧が
供給されて、当該3段目FF3がプリセットされる。
すると、この3段目FF3の逆相出力端Qはローレベル
とされるために、(3)表示用の発光ダイオードLED
3が点灯駆動されて■つまり3曲目にプリセットされた
ことを表示する。
而して、この状態でテープレコーダの早送り操作子を操
作して再生操作子が操作された状態のままテープレコー
ダを高速送り状態とする。
すなわち、これは通常の早送り状態であればヘッドが退
行していて曲間検出のためのテープ信号を再生し得ない
ので、このように再生状態として高速送り状態とするも
のである。
これによって、曲間(無信号部)検出部11からテープ
の曲間毎に前述したようなパルス状信号が出力されるこ
とになる。
この曲間部信号は微分回路12で波形整形されてシフト
レジスタSRのクロック端子CKに加えられる。
ここで、シフトレジスタSRは前述したようにプリセッ
ト時はパラレルモードとされ、且つカウント時にはシリ
アルモードとされるので(この制御については後述する
)、そのうちのプリセットされたフリップフロップ(こ
の場合FF3)から曲間部信号が加えられる毎に後方の
フリップフロップにシフトされることになる。
つまり、この場合は1つ目の曲間部信号で3段目(FF
3)から4段目(FF、、)cニシフトされ、2つ目の
曲間部信号で4段目(FF2から5段目(FF1)にシ
フトされる。
これに伴なって、■表示用の発光ダイオードLED3が
消灯すると共に■表示用の発光ダイオードLED2が点
灯し、次いで囮表示用の発光ダイオードLED2が消灯
すると共に旧表示用の発光ダイオードLED1が点灯す
る如くして、途中の経過(所望曲までの残り曲数)状態
を表示している。
そして、3つ目の曲間部信号が来ると5段目FF1の内
容が反転されて、旧表示用の発光ダイオードLED1が
消灯する。
すると、プリセットされてからこれまで゛の間色ずいず
れか1つの発光ダイオードが点灯状態にあったものが、
この時点では全ての発光ダイオードが消灯状態になるの
で、比較駆動回路18が動作することになる。
なお、この状態では後述するダイオードD6.D7でな
るスイッチング回路16の作用により、フリップフロッ
プFF6は何んらの作用に与からない。
ここで、比較駆動回路18の動作について説明すると、
前述したようにそれまでいずれかの発光ダイオードが点
灯状態にあって、その駆動電流によりオン状態にあった
トランジスタQ3は、全ての発光ダイオードが消灯して
その駆動電流が無くなることによりオフ状態とされる。
すると、これに応動するトランジスタQ4がオフからオ
ン状態となされるので、トランジスタQ5がオフからオ
ン状態となされる。
これによって、トランジスタQ5のコレクタ回路に接続
されたプランジャPLがこの場合閉成状態にあるリーフ
スイッチSW7を介して付勢状態とされ、その可動鉄心
をして前述したようにテープレコーダ機構における早送
り操作部のみを解除し、高速送りを停止状態として再生
状態に切換える如くした作動をなさしめる。
而して、これにより再生されるのは最初にプリセットし
た3曲目に外ならず、以って所望曲の自動選曲(再生)
動作をなすことができるものである。
次に、8曲目を指定する場合は■のプリセットスイッチ
SW3を操作して後に目司のプリセットスイッチSW6
を操作してやればよい。
これは、後述するクリヤー動作により[上司を先きに操
作すると図を操作した時点で(上司のプリセット状態が
クノヤーされてしまうようになされているからである(
他の場合も同じ)。
この場合、図のプリセット状態およびそれによる自動選
曲の途中経過は前述したと同様であり、区司のプリセッ
トと同時に1上司表示用の発光ダイオードLED6が点
灯駆動されていることだけが異なっている。
そして、前述したような自動選曲の途中経過における2
つ目の曲間部信号か゛きたときに、FF1および下F6
の正相出力端Qが共にバイレベルになって、それまで少
なくとも一方がオン状態にあったスイッチング回路16
のダイオードD6.D7が共にオフ状態となされるため
に、電源(十B)電圧が抵抗R1□を介してシフトレジ
スタSRの入力端りに加えられると共に、3つ目の曲間
部信号でFF1からFF6Gこシフトされる。
この2つ目から3つ目の曲間部信号の間は腫の発光ダイ
オードLED1が消灯して[旦の発光ダイオードLED
6のみが点灯して所望曲まで残り5曲であることの途中
経過を表示し、3つ目の曲間部信号でFF6が反転され
るために[唄の表示自体は消えるが、今度はそれと同時
に積の表示用発光ダイオードLED5が点灯することに
よって動作が継続される。
すなわち、これは前述したようにダイオードD6.D7
でなるスイッチング回路16の作用によってシフトレジ
スタSRの初段目FF5における入力端りが(十B)電
圧によるバイレベルが供給されていることによるもので
、あたかもFF6からFF5に帰還シフトされる如くし
た一種のリングカウンタ的循環機能が営まれていること
に外ならない。
また、4つ目の曲間部信号でFF5からFF4にシフト
され、5つ目の曲間部信号でFF4がらFF3にシフト
され以下6つ目、7つ目の曲間部信号によりFF3→F
F2→FF1の順にシフトされ、8つ目の信号でFF1
の内容が反転され、以下前述したと同様にして全ての発
光ダイオードが消えることにより、比較駆動回路18が
動作し、8曲目の自動選曲(再生)動作がなされる。
なお、この場合FF6は反転されたままで正相出力端Q
がローレベルにあるから、スイッチング回路16の作用
により再び循環機能を営むことは阻止されている。
そして、3曲目および8曲目以外の他の曲番(1,2,
4,5)および(6,7,9,10)を指定する場合も
前述した各場合に準じて同様に説明し得ることは明らか
で゛あろう。
また、以上の説明は再生操作子と早送り操作子とを組合
せてなす場合についてつまり現在のテープ位置から順方
向の何曲か後の位置に所望曲がある場合の自動選曲動作
について述べたが、これは再生操作子と巻戻し操作子と
を組合せてなす場合にもつまり現在のテープ位置から逆
方向の何曲か前に所望曲がある場合の自動選曲動作につ
いても同様である。
但し、後者の場合には曲間部信号を曲の立上り部(前者
は曲の立下り部)で検出することになるので、予め1曲
分プラスした数の曲番に設定してやる必要がある。
つまり、この場合1つ目の曲間部信号は現在の曲の立上
り部で得られるものであるから、1曲前を指定するとき
は1+1=2の如くして初めて1曲前の立上りから再生
状態とし得るものである。
この点、前者の場合には現在の曲の立下りで得られる曲
間部信号は次の曲の立上り部で得られるものに外ならな
いから、そのような補正をせずに、所望曲番をそのまま
で設定してやればよいものである。
なお、10曲目以上の曲番(11,12,・・・)を所
望曲とする場合には一旦10曲目等にプリセットとして
自動選曲をなし、10曲目等が出た時点で所望曲までの
残り曲数(10以下)を再度設定してやればよいが、通
常は14曲を収録したテープで任意の再生位置をとるこ
とが多いので殆んどはこのようなことをなす必要がない
であろう。
但し、14曲程度以上のかなりの曲数を収録したテープ
を用いることが多い場合には、1mの如き連番指定部に
代数的に加える意味を有した特定曲番(十N)を指定可
能な設定部を例えば1艶の外に(+N’)なる匡曵の如
く複数個設けておけばよく、6〜10までは1王司の設
定部を併せて用い且つ11〜15まではfの設定部を併
せて用いさらに16〜20まではl+1i51および1
王司の設定部を共に併せて用いることにより20曲目ま
で1操作でプリセットし得るものである。
この場合、上述した例のn=5. 十N=5の場合の如
<n=Nとすれば1〜10を1操作でプリセットするの
に合理的で便利であり、N′についてもN’= 2 N
(=10)の如くすれば1〜20のプリセットに合理
的であるがこれに限らず任意の数をとり得るもので゛あ
り、1〜n 、 +N、 十N’、 十N”・・・の如
くしてもよいものである。
次に、この考案の特徴部となる優先プリセット回路21
の動作について述べると、これは再生操作子を操作した
後、前述のような自動選曲のためのプリセット操作をな
すことなく、直ちに早送り操作子あるいは巻戻し操作子
を操作する如くした場合に、自動的にプリセット値を■
にしてしまうというものである。
つまり、前述したようにこのような場合には通常の(1
曲)頭出し機能を奏し得るようにした方か′便利である
からである。
すなわち、この場合再生操作子を操作した後、自動選曲
のためのプリセット操作をなすことなく直ちに早送りあ
るいは巻戻し操作子を操作すると、いずれかのリーフス
イッチSW9,5W1oおよび微分回路20を介してト
ランジスタQ6が瞬時的にオン状態となるので、ダイオ
ードD8を介してシフトレジスタSRにおける5段目F
F、のプリセット端子Prにプリセットパルスが供給さ
れるものである。
そして、これによって田の表示用発光ダイオードLED
、か′点灯し、1つ目の曲間部信号がくると前述したと
同様に同発光ダイオードLED。
を消灯して高速状態から再生状態に切換えていわゆる(
1曲)頭出し機能(この場合ケロ音と称される再生音を
出せばキュー機能)を営むことが可能となるものである
但し、巻戻し操作子を操作した場合には前述したと同じ
理由により現在の曲の頭から再生される如くしたいわゆ
るレビュー機能となるが、どうしても1曲前の頭から再
生したい場合には、この時点で再度巻戻し操作子を操作
してやればよい。
また、優先プリセット回路21が上述したように田に自
動的にプリセットされるのは自動選曲のためのプリセッ
ト操作がなされない以前のみであり、若しそれがなされ
ていた場合にはトランジスタQ6によって禁止される。
すなわちこのトランジスタQ6のベース電位は比較駆動
回路18においてプリセット有無の判別をなすトランジ
スタQ3のエミッタ電位であって、当該トランジスタQ
3は前述したようにプリセットされていていずれかの発
光ダイオードが点灯状態にあればオン状態にあるから、
このときのエミッタ電位によって逆バイアス状態とされ
るからである。
換言すれば、プリセット操作前はプリセットの有無を判
別する判別回路となるトランジスタQ3がオフなので、
トランジスタQ6のベースバイアスが順バイアス状態に
あるから前述したような早送りあるいは巻戻し操作子に
よる鐘への優先プリセットが可能となるものである。
次に以上の如き自動選曲動作を矛盾なく且つ誤動作する
ことなく良好になさしめている種々の回路の動作につい
て述べる。
先ず、イニシャライザ回路17について説明すると、こ
れは電源供給時に電源の立上りがゆるやかなものである
ことによってもたらされる不都合さを解消しようとする
ものである。
すなわち、プリセット部の各フリップフロップFF1〜
FF6は電源投入直後に全てがクリヤされて、全部の発
光ダイオードLED1〜LED6を消灯状態とし、以っ
てプリセット待機状態することが要求される。
しかるに、若しイニシャライザ回路17を用いないとす
ると、電源の立上りがゆるやかなものであるので、各フ
リップフロップの状態が不定となって即座にして且つ均
一にクリヤーし得なくなるという不都合がある。
そこで、このイニシャライザ回路17はPNPHの4層
接続(いわゆるSCR接続)としたNPN、PNPl−
ランジスタQ1.Q2によってゆるやかな電源立上りを
急峻なパルスに変換するもので′、このパルスをクリヤ
パルスとして用いることにより上述のような不都合さを
解消することが可能となる。
すなわち、PNPHの4層接続としたNPN、PNP)
ランシスタQ1.Q2ハ第3図aに示すように図示破線
の電源立上り特性イに対して、図示実線の如き垂直状に
立上る出力特性口を有しているもので、この出力特性口
のトリガーレベルはPNP側トランジスタQ1のベース
電圧V馳で決定される。
第3図すはかがるイニシャライザ回路17の出力が微分
回路15を通してクリヤーパルスとされた波形を示して
いる。
そして、このクリヤーパルスが電源投入時に各フリップ
フロップFF1〜FF6の各クリヤ一端子CLに供給さ
れることにより、イニシャライザされた安定なりリヤー
作用をなし得るものである。
また、プリセット操作に伴なうクリヤー動作について説
明すると、これは各プリセットスイッチSW1〜SW5
と各フリップフロップFF、〜FF6のクリヤ一端子C
L間に接続されたダイオード島〜D5を通してなされる
ものである。
つまり、あるプリセットスイッチ(但しSW6を除くこ
とは後述する)を操作すると、これに対応するフリップ
フロップを除いた他のフリップフロップにクリヤーパル
スがいずれかのダイオードを通して与えられるものであ
る。
これにより、1度プリセットした数値を訂正するような
場合、専用のクリヤースイッチを必要とすることなく、
単に再度その数値に設定するだけで前のプリセット数値
をクリヤーし得るものである。
ところで、前述したように1王司のプリセットスイッチ
SW6を操作するときには田〜■のプリセットスイッチ
SW1〜SW5のいずれかを先き操作した後で操作する
必要があるというのは、このクリヤー期間のために外な
らない。
すなわち、[(司のプリセットスイッチSW6を先き操
作した後田〜固のプリセットスイッチSW1〜SW5の
いずれかを操作すると]+1−3]のプリセット値がク
リヤーされてしまうからである。
反対に田〜圏のプリセットを先きに操作し1±司のプリ
セットを後に操作した場合には、プリセットスイッチS
W6にはクリヤー用のダイオードが接続されていないの
で、何んらクリヤーされることなくそのまま田〜同のい
ずれかと1弓のプリセットがなされるものである。
これは、いずれにしろ前述したように専用のクリヤー(
ボタン)スイッチを設けることなくプリセットの変更を
容易になし得るという点で好ましいものである。
そして、シフトレジスタSRがプリセット時にパラレル
モードで且つカウン1〜時にシリアルモードとして機能
することについては前述した通りであるが、そのシリア
ル/パラレル切換の制御動作を説明する。
すなわち、プリセットスイッチSW1〜SW5のいずれ
かを操作したときに、ダイオードD1〜D5のいずれか
および微分回路14を介してシフトレジスタSRのパラ
レル/シリアル切換端子P/Sに加えられるバイレベル
電圧によってパラレルモードとし、該バイレベル電圧が
なくなってローレベルとなるカウント時にシリアルモー
ドとするものである。
なお、プリセットスイッチSW1〜SW5のいずれかを
操作したときには先ず最初に前述したように各フリップ
フロップFF1〜FF6がクリヤーされるので、各フリ
ップフロラフ下F1〜FF5が実際にプリセット可能と
なるのはこのクリヤー期間が過ぎた後となる。
また、プリセット時には前述したようなシフトレジスタ
SRに対するパラレル/シリアル切換の制御によってバ
イレベルのときシフl−レジスタSRをパラレルモード
で機能せしめるものであるので、実際にプリセットする
にはパラレルモードとなされた後としてやる必要がある
そして、このようなプリセットのタイミングを確保する
ものがプリセット遅延回路13であり、これによって遅
延されて得られるプリセットパルスにより確実なプリセ
ットをなすことができる。
第4図は以上のようなプリセットのタイミングチャート
を示すもので、aはプリセットスイッチ操作のタイミン
グ、bはプリセットスイッチ操作によって生成されるパ
ラレル/シリアル切換制御信号のタイミング、Cは同じ
くクリヤーパルスのタイミング、dは同じく遅延を伴な
ったプリセットパルスのタイミングを示し、eはクロッ
クパルスとなる曲間部信号のタイミングを示している。
なお、この考案は上記し且つ図示した実施例にのみ限定
されることなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形を実施し得ることは言う迄もない。
例えば、以上おいてプリセットの設定部はシフトレジス
タSRとフリップフロップFF5の組合せたものに限ら
ず、カウンタ(リングカウンタを含む)であってもよく
、要は実質的に設定値と曲間部信号の計数値とを比較し
てテープ駆動機構を高速送りから定速送りに切換え制御
するものである。
また、プリセットの表示部は発光ダイオードに限らずラ
ンプ等の他の表示素子でもよい。
そして、この考案は特にテープレコーダの自動選曲装置
に適用して好適するものであるが、テープに収録される
データが音楽(曲)と異なる他のテ゛−夕であってもよ
くテープを取扱う機器一般にも広く適用し得ることは勿
論である。
この場合、上述の各曲間部信号は各テ゛−タ間信号とな
るもので、該テ゛−タ間信号については無信号部(ブラ
ンク)を検出するものに限らす主テ゛−夕と識別可能な
他の信号(データ)を検出するようにしたものでもよい
従って以上詳述したようにこの考案によれば、所望デー
タ番の設定部における設定の有無を判別する判別回路と
、この判別回路における無設定出力状態および高速再生
の操作部における操作状態に応動して所望テ゛−タ番の
設定部に1なるテ゛−タ番を優先的に設定せしめる優先
設定回路とを具備し、判別回路における有膜定出力状態
では優先設定回路による優先設定を禁止状態とすること
により、頭出し機能およびプログラム再生機能を有機的
に構成し得、以って操作の点で便利であると共に構成の
点で簡易である極めて良好なプログラム再生装置を提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るプログラム再生装置の一実施例
を示す要部の回路接続図、第2図は第1図のプリセット
部の実装例を示す図、第3図a。 bは第1図のイニシャライザ回路部の出力特性曲線図お
よびその出力を微分して得られるクリヤーパルスの波形
図、第4図は第1図のプリセット部の作用を説明するた
めのプリセットタイミングチャートである。 11・・・データ間検出部、12.14.15.20・
・・微分回路、13・・・プリセット遅延回路、SR・
・・シフトレジスタ、FF1〜FF6・・・フリップフ
ロップ、17・・・イニシャライザ回路、Q1〜Q6・
・・トランジスタ、R1〜RI5・・・抵抗、C1〜C
7・・・コンデンサ、SW1〜SW6・・・プノセット
スイッチ、Do−D8・・・ダイオード、十B・・・電
源、PL・・・プランジャ、LED1〜LED6・・・
発光ダイオード、18・・・比較駆動部、19・・・繰
り返し指令部、21・・・プリセット禁止回路、SW7
〜5W1o・・・リーフスイッチ、16・・・スイッチ
ング回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のテ゛−夕が収録されたテープを高速再生して得ら
    れるデータ間部信号と予め設定する所望テ゛−タ番の設
    定値との実質的な一致をとることによりテープを高速再
    生から定速再生に切り換えて所望テ゛−夕を自動的に選
    出再生し得るようにしたプログラム再生装置において、
    前記所望データ番の設定部における設定の有無を判別す
    る判別回路と、この判別回路における無設定出力状態お
    よび゛前記高速再生の操作部における操作状態に応動し
    て前記所望データ番の設定部に1なるデータ番を優先的
    に設定せしめる優先設定回路とを具備し、前記判別回路
    における有段定出力状態では前記優先設定回路による1
    なるテ゛−タ番の優先設定を禁止状態としたことを特徴
    とするプログラム再生装置。
JP1749779U 1979-02-14 1979-02-14 プログラム再生装置 Expired JPS5919993Y2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1749779U JPS5919993Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 プログラム再生装置
US06/119,996 US4342056A (en) 1979-02-14 1980-02-08 Information block locating device
GB8004701A GB2044501B (en) 1979-02-14 1980-02-12 Information block-number setting device
DE3005575A DE3005575C2 (de) 1979-02-14 1980-02-14 Programmwähl-Vorrichtung
FR8003289A FR2449309B1 (fr) 1979-02-14 1980-02-14 Dispositif de positionnement de nombre de blocs d'information
SG812/83A SG81283G (en) 1979-02-14 1983-12-22 Information block locating device
HK313/84A HK31384A (en) 1979-02-14 1984-04-12 Information block locating device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1749779U JPS5919993Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 プログラム再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55118389U JPS55118389U (ja) 1980-08-21
JPS5919993Y2 true JPS5919993Y2 (ja) 1984-06-09

Family

ID=28842993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1749779U Expired JPS5919993Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 プログラム再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5919993Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58166576A (ja) * 1982-03-27 1983-10-01 Rohm Co Ltd 再生用選択制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55118389U (ja) 1980-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5097461A (en) Synchronizing circuitry for the playback and recording units of a dubbing apparatus
JPS5919993Y2 (ja) プログラム再生装置
US4357636A (en) Magnetic tape device
US4342056A (en) Information block locating device
JPS5923267Y2 (ja) プログラム再生装置の設定回路
JPS6318257B2 (ja)
US4542490A (en) Radio - cassette tape recorder/player system
JPS58137158A (ja) テ−プ録音機の誤消去防止装置
JPS5923271Y2 (ja) テ−プレコ−ダ−の制御回路
US4396957A (en) Tape control system for use in an automatic program locating system for tape player
JPS6059645B2 (ja) 磁気テ−プ装置
KR860001256B1 (ko) 더블 덱크를 가진 카셋트의 연속재생 기능을 겸한 배속 녹음회로
KR870002320Y1 (ko) 자동선곡 더블 카셋트의 정배속 전환회로
JPS5923275Y2 (ja) テ−プレコ−ダの制御装置
KR900006644Y1 (ko) 더블 덱크의 선곡 제어회로
KR830002342B1 (ko) 프로그램 재생장치
KR880002351B1 (ko) 자동 반복 선곡회로
JP2620647B2 (ja) テープレコーダーの動作表示回路
JPH0110761Y2 (ja)
KR900009028Y1 (ko) 더빙 동시 시작 장치
JPH0110760Y2 (ja)
KR900010749Y1 (ko) 더블 데크 카세트의 연속재생 및 싱크로 더빙제어회로
JPH0115003Y2 (ja)
JPH0325359Y2 (ja)
JPS6125106Y2 (ja)