JPS59199669A - 多価チオ−ル組成物の製造方法 - Google Patents
多価チオ−ル組成物の製造方法Info
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- JPS59199669A JPS59199669A JP7223983A JP7223983A JPS59199669A JP S59199669 A JPS59199669 A JP S59199669A JP 7223983 A JP7223983 A JP 7223983A JP 7223983 A JP7223983 A JP 7223983A JP S59199669 A JPS59199669 A JP S59199669A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は多価チオール組成物の製造方法に係り、更に訂
しくは、低臭性及び触媒的機能に俊れた多価チオール組
成物の新規な製造方法に関する。
しくは、低臭性及び触媒的機能に俊れた多価チオール組
成物の新規な製造方法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
チオール化合物は、ラジカル重合における重合1、f調
111j剤、塩化ビニル樹脂用安定剤原料、エポキシ樹
脂硬化剤、金属表面処理剤及び合成樹脂・塗料・ワニス
の改質剤qのような広範な産業上の利用分野を有する卓
越した化合物である。このチオール化合物としては通常
1価チオール化合物が知られており、例えば、η−オク
チルメルカプタン;I−ドデシルメルカプタン; ta
rt−ドテシルメルカプクン;又舛チオグリコール酪、
β−メルカプトプロピオン酸と11曲アルコール 等が挙げられる。この化合物は、一般に分子量が低いた
めに悪臭が強く取り扱い作業環境上好ましくないという
問題点がある。−プ〕、チオグリコール酩あるいはβ−
メルカプト 以下の多価アルコールとのエステル、例えば、l・リメ
チロールプロパンI・リチオグリコレート、I・リーメ
チロールプロパントすβ−メルカプトプロピオネート、
ペンタエリスリ)・−ルテトラチオグリコし・−ト、又
はペンタエリスリトールテトラβ−メルカプトプロピオ
ネート等の4 (lIli以下の多価チオール化合物が
開発されているが、これらの化合物は分子ii+が高い
ことに伴う蒸気圧の低下によって悪臭が弱まることから
、悪臭の点において改良がなされたものである。
111j剤、塩化ビニル樹脂用安定剤原料、エポキシ樹
脂硬化剤、金属表面処理剤及び合成樹脂・塗料・ワニス
の改質剤qのような広範な産業上の利用分野を有する卓
越した化合物である。このチオール化合物としては通常
1価チオール化合物が知られており、例えば、η−オク
チルメルカプタン;I−ドデシルメルカプタン; ta
rt−ドテシルメルカプクン;又舛チオグリコール酪、
β−メルカプトプロピオン酸と11曲アルコール 等が挙げられる。この化合物は、一般に分子量が低いた
めに悪臭が強く取り扱い作業環境上好ましくないという
問題点がある。−プ〕、チオグリコール酩あるいはβ−
メルカプト 以下の多価アルコールとのエステル、例えば、l・リメ
チロールプロパンI・リチオグリコレート、I・リーメ
チロールプロパントすβ−メルカプトプロピオネート、
ペンタエリスリ)・−ルテトラチオグリコし・−ト、又
はペンタエリスリトールテトラβ−メルカプトプロピオ
ネート等の4 (lIli以下の多価チオール化合物が
開発されているが、これらの化合物は分子ii+が高い
ことに伴う蒸気圧の低下によって悪臭が弱まることから
、悪臭の点において改良がなされたものである。
さらにこれちの多価チオール化合物は分子中に複数のチ
オール基を有していることにより種々のには、これら多
価チオール化合物の存在下でメタクリル酸メチルを重合
すれば、通常用いられている1価チオール化合物の存在
下でメタクリル酸メチルを重合した場合に比べて、耐熱
分解性の高いポリメタクリル酸メチルの得られることが
記載されている。又、米国特許3,801,541号明
細書でもこれら多価チオール化合物を混練したポリメタ
クリル酩メチルのイΩれた耐熱分解性が記載されている
。
オール基を有していることにより種々のには、これら多
価チオール化合物の存在下でメタクリル酸メチルを重合
すれば、通常用いられている1価チオール化合物の存在
下でメタクリル酸メチルを重合した場合に比べて、耐熱
分解性の高いポリメタクリル酸メチルの得られることが
記載されている。又、米国特許3,801,541号明
細書でもこれら多価チオール化合物を混練したポリメタ
クリル酩メチルのイΩれた耐熱分解性が記載されている
。
」−記のごと〈従来の4価以下の多価チオール化合物は
種々の有用な特性を示すことか知られているが、さらに
分子量が高く従って低臭性の多価チオール化合物の出現
が望まれてきた。
種々の有用な特性を示すことか知られているが、さらに
分子量が高く従って低臭性の多価チオール化合物の出現
が望まれてきた。
[発明の目的]
本発明の目的は、」二記したイラ用な特性を一層向にせ
しめ、従来の4価以下の多価チオール化合物に比べ、更
に高分子量の多価チオール組成物な得ることが可能な製
造方法を提供するにある。
しめ、従来の4価以下の多価チオール化合物に比べ、更
に高分子量の多価チオール組成物な得ることが可能な製
造方法を提供するにある。
[発明の概要]
本発明の多価チオール組成物の製造方法は、2塩基酸又
は、その無水物[I]、3価以上のアルコール[II]
、並びにチオグリコール酸又はβ−メルカプトプロピオ
ン酸[III];を反応させることを特徴とするもので
ある。なお、本発明でいう多価チオール組成物とは、本
発明の製造方法により得られた種々の分子量分布を有す
る多価チオール化合物から成る混合物の総称である。す
なわち、この組成物としては、−例をあげれば、2塩ノ
1(酸と3価アルコールとチオグリコール酸とを反応せ
しめてキ1)られた反応生成物が挙げられ、下記の一般
式で示される多価チオール化合物の混合物である。
は、その無水物[I]、3価以上のアルコール[II]
、並びにチオグリコール酸又はβ−メルカプトプロピオ
ン酸[III];を反応させることを特徴とするもので
ある。なお、本発明でいう多価チオール組成物とは、本
発明の製造方法により得られた種々の分子量分布を有す
る多価チオール化合物から成る混合物の総称である。す
なわち、この組成物としては、−例をあげれば、2塩ノ
1(酸と3価アルコールとチオグリコール酸とを反応せ
しめてキ1)られた反応生成物が挙げられ、下記の一般
式で示される多価チオール化合物の混合物である。
式中、Sはチオグリコール酩残基、Trは3価アルコー
ル残ノ1(、Dは2塩基酸残基を表わす。
ル残ノ1(、Dは2塩基酸残基を表わす。
以下において、本発明の製造方法を更に詳しく説明する
。
。
本発明において使用される2塩基酪又は2塩基酩無水物
の具体例としては、フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、
テトラクロルフタル酸、テトラブロモフタル酸、マロン
酸、コハク酸、グルタル醇、アジピン酸、セバシン酸、
ドブ男ン2酩、マレイン酪、フマール酸、イタコン酸及
びこれらの無水物等が挙げられ、これらから成る郡より
選ばれる1種もしくは2種以上のものが使用される。
の具体例としては、フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、
テトラクロルフタル酸、テトラブロモフタル酸、マロン
酸、コハク酸、グルタル醇、アジピン酸、セバシン酸、
ドブ男ン2酩、マレイン酪、フマール酸、イタコン酸及
びこれらの無水物等が挙げられ、これらから成る郡より
選ばれる1種もしくは2種以上のものが使用される。
本発明において使用される3価以上のアルコールは通常
、3価〜6価のものが好ましく、その具体例としては、
グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、1,2.6−ヘキサンドリオールなどの3価ア
ルコール;エリスリトール、ペンタエリスリトールなど
の4価アルコール;ソルビトール、マンニトール、タリ
トール及びジペンタエリスリトールなどの6価アルコー
ル等が挙げられ、これらから成る郡より選ばれる1種も
しく1第2種以上のものが使用される。
、3価〜6価のものが好ましく、その具体例としては、
グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、1,2.6−ヘキサンドリオールなどの3価ア
ルコール;エリスリトール、ペンタエリスリトールなど
の4価アルコール;ソルビトール、マンニトール、タリ
トール及びジペンタエリスリトールなどの6価アルコー
ル等が挙げられ、これらから成る郡より選ばれる1種も
しく1第2種以上のものが使用される。
本発明の製造方法は、通常反応原料として前記した[I
I、[IIl及び[m]の化合物を同一反応系でエステ
ル化反応せしめるものであるが、このエステル化反応は
まず前記した[II及び[IIlの化合物を反応せしめ
た後、該反応生成物に前記した化合物[m]を反応せし
めるものであってもよいし、あるいは[II 3及び[
m]の化合物を反応せしめた後、該反応生成物に[l[
]の化合物を反応せしめるものであってもよい。
I、[IIl及び[m]の化合物を同一反応系でエステ
ル化反応せしめるものであるが、このエステル化反応は
まず前記した[II及び[IIlの化合物を反応せしめ
た後、該反応生成物に前記した化合物[m]を反応せし
めるものであってもよいし、あるいは[II 3及び[
m]の化合物を反応せしめた後、該反応生成物に[l[
]の化合物を反応せしめるものであってもよい。
本発明の製造方法により得られる組成物は、反応原料の
配合割合及び反応率によって大きく影響される。通常、
反応率は残存する前記した化合物[111]が反応生成
物の臭気等に悪影響を与えないほど十分高いことが好ま
しい、但し、反応生成物中にヒドロキシル基あるいはカ
ルボキシル基を故意に残存させそれら活性基を積極的に
利用しようとする場合はこの限りではないが、一般にこ
れら活性基を残存させたい場合にも、反応原料のモル比
を適当に調節することによる方法が好ましく、反応率で
制1JIIlする方法は得策ではない。
配合割合及び反応率によって大きく影響される。通常、
反応率は残存する前記した化合物[111]が反応生成
物の臭気等に悪影響を与えないほど十分高いことが好ま
しい、但し、反応生成物中にヒドロキシル基あるいはカ
ルボキシル基を故意に残存させそれら活性基を積極的に
利用しようとする場合はこの限りではないが、一般にこ
れら活性基を残存させたい場合にも、反応原料のモル比
を適当に調節することによる方法が好ましく、反応率で
制1JIIlする方法は得策ではない。
本発明のエステル反応においては、例えば、次のような
方法を採用することが可能である。すなわち、前記した
化合物[II、[IIl及び[IIl、]、並びに必要
に応じてエステル化触媒及び溶媒から成る混合物を、好
ましくは50〜150°Cの温度範囲において、通常は
出水が実質的に認められなくなる迄、攪拌を続ける。次
いで、反応液を室温に冷却し水及び必要に応じて水溶液
で洗浄して水相を分離除去する。その後、減圧し、溶媒
を留去して、[」的とする多価チオール組成物が得られ
る。
方法を採用することが可能である。すなわち、前記した
化合物[II、[IIl及び[IIl、]、並びに必要
に応じてエステル化触媒及び溶媒から成る混合物を、好
ましくは50〜150°Cの温度範囲において、通常は
出水が実質的に認められなくなる迄、攪拌を続ける。次
いで、反応液を室温に冷却し水及び必要に応じて水溶液
で洗浄して水相を分離除去する。その後、減圧し、溶媒
を留去して、[」的とする多価チオール組成物が得られ
る。
本発明における反応原料の配合割合は、まず、riij
記した化合物[1] と前記した化合物[m]とのモル
比がl/20〜5/1の範囲であることが好ましく、更
に好ましくは 1/10〜1/1の範囲であ ゛る
。モル比が 1/20未猫の場合には組成物の分子量が
低く悪臭の除去を十分に達成できず、 5/1を超える
場合には組成物の分子量あたりのメルカプトノ、(の数
が少なく十分に本組成物の有する優れた特性すなわち後
述する触媒的機能を発揮できない。なお、前記した化合
物[II及び前記した化合物[m]の合計量が有するカ
ルボキシル基と前記した化合物[IIlの有するヒドロ
キシル基との当量比が1に近いことが好ましい。ただし
、前記した化合物[m]は蒸気圧が高く、水分離器へ移
行しやすいために若干過剰に加えた方がよい。
記した化合物[1] と前記した化合物[m]とのモル
比がl/20〜5/1の範囲であることが好ましく、更
に好ましくは 1/10〜1/1の範囲であ ゛る
。モル比が 1/20未猫の場合には組成物の分子量が
低く悪臭の除去を十分に達成できず、 5/1を超える
場合には組成物の分子量あたりのメルカプトノ、(の数
が少なく十分に本組成物の有する優れた特性すなわち後
述する触媒的機能を発揮できない。なお、前記した化合
物[II及び前記した化合物[m]の合計量が有するカ
ルボキシル基と前記した化合物[IIlの有するヒドロ
キシル基との当量比が1に近いことが好ましい。ただし
、前記した化合物[m]は蒸気圧が高く、水分離器へ移
行しやすいために若干過剰に加えた方がよい。
本発明のエステル化反応の際に必要に応じて使用される
エステル化触媒としては、通常のエステル化反応で用い
られるものであればなんであってもよく、この具体例と
しては、硫酸、塩酸、リン酸、p−)ルエンスルホン酸
及びベンゼンスルホン酸等が挙げられ、これらから成る
郡より逍ばれる1種もしくは2種以上のものが使用され
る。このエステル化触媒の使用量は、反応によって生ず
る水1モルに対して0.0005〜0.01モルの範囲
が好適である。
エステル化触媒としては、通常のエステル化反応で用い
られるものであればなんであってもよく、この具体例と
しては、硫酸、塩酸、リン酸、p−)ルエンスルホン酸
及びベンゼンスルホン酸等が挙げられ、これらから成る
郡より逍ばれる1種もしくは2種以上のものが使用され
る。このエステル化触媒の使用量は、反応によって生ず
る水1モルに対して0.0005〜0.01モルの範囲
が好適である。
本発明のエステル化反応の際に必要に応じて使用される
脱水共廓剤を兼ねた溶媒としては、通常のエステル化反
応で用いられるものであればなんであってもよく、この
具体例としては、11−ヘキサン、n−ヘプタン、シク
ロヘキサン、ベンセン、トルエン及びキシレン等が挙げ
られ、これらから成る郡より選ばれる1種もしくは2種
以」二のものか使用される。
脱水共廓剤を兼ねた溶媒としては、通常のエステル化反
応で用いられるものであればなんであってもよく、この
具体例としては、11−ヘキサン、n−ヘプタン、シク
ロヘキサン、ベンセン、トルエン及びキシレン等が挙げ
られ、これらから成る郡より選ばれる1種もしくは2種
以」二のものか使用される。
本発明の反応液の洗浄に必要に応じて使用される水溶液
としては、例えば、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウト、
水醇化すトリウム(η・の水溶液が挙げられる。
としては、例えば、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウト、
水醇化すトリウム(η・の水溶液が挙げられる。
以下において、本発明の実施例を掲げ、更に詳細に説明
する。
する。
尚、丈施例において、部は重量部を、%は重に%を表わ
す。又、実施例における重合体の物性評価は下記の方法
に基づいて測定した。
す。又、実施例における重合体の物性評価は下記の方法
に基づいて測定した。
加熱分解率・・・・・・0.5gの重合体ビーズを窒素
気流中にて20℃から300°Cまで 10°Q/minの昇温速度で加熱し 300’Oの時点での重量減少率を 測定した値(%)。
気流中にて20℃から300°Cまで 10°Q/minの昇温速度で加熱し 300’Oの時点での重量減少率を 測定した値(%)。
極限粘度・・・由由クロロホルム中において25℃で、
粘度法[高分子材料便欄 (高分子学会編48年版)、88頁記 載]に準拠したカ法で測定した 値(f/g)。
粘度法[高分子材料便欄 (高分子学会編48年版)、88頁記 載]に準拠したカ法で測定した 値(f/g)。
実施例1
い) 多価チオール組成物の合成
攪拌機、温度計、水分離器を備えつけた5只のガラスフ
ラスコに、トリメチロールエタン240 g(2モル)
、コハク酸 118g(’1モル)、β−メルカプトプ
ロピオン酩 466g (4,4モル)、l・ルエン
450 g 、 p−)ルエンスルホン酸3gヲ投入し
5.5時間加熱して脱水反応を進行させ9Ei gの出
水を411だところで冷却した。内容物を水洗後窒素雰
囲気下で減圧にし、溶媒を除去することにより 582
gの無色粘稠液体である多価チオール組成物を得た。こ
の組成物を液体クロマトグラフにより分離して赤外線吸
収スペクトル及び高分解能核硼気共鳴吸収装置でスペク
トルを測定したところ、反応生成物は、下記の化合物
030.5%、り顛16 、4%、@xo、7%、(Φ
又は(M)7.6%、およびさらに分子量の高い化合物
34.8%の混合物であった。
ラスコに、トリメチロールエタン240 g(2モル)
、コハク酸 118g(’1モル)、β−メルカプトプ
ロピオン酩 466g (4,4モル)、l・ルエン
450 g 、 p−)ルエンスルホン酸3gヲ投入し
5.5時間加熱して脱水反応を進行させ9Ei gの出
水を411だところで冷却した。内容物を水洗後窒素雰
囲気下で減圧にし、溶媒を除去することにより 582
gの無色粘稠液体である多価チオール組成物を得た。こ
の組成物を液体クロマトグラフにより分離して赤外線吸
収スペクトル及び高分解能核硼気共鳴吸収装置でスペク
トルを測定したところ、反応生成物は、下記の化合物
030.5%、り顛16 、4%、@xo、7%、(Φ
又は(M)7.6%、およびさらに分子量の高い化合物
34.8%の混合物であった。
但し、ここに、Tはトリメチロールエタン残基、Sはコ
ハク酩残基、Thはβ−メルカプ)・プロピオン酸残基
を表わす。
ハク酩残基、Thはβ−メルカプ)・プロピオン酸残基
を表わす。
(11) メタクリル酪ノチル共重合体の製造常法に
従って、攪拌機、温度計、ジャケットのついた5011
のオートクレーブに、 ビルメタクリレートとの共重合体) を投入し、300 rpmにて攪拌しつつジャケットに
80°Cの温水を循環させて重合を進行させた。約85
分後に内温発熱ピークを認めた後、内温を115°Cに
上昇させて30分間保持して重合を完了させた。内容物
を冷却して水洗乾燥後、極限粘度数0.05751/g
及び加熱分解率1.6%のメタクリル酪メチルーアクリ
ル酪メチル共重合体を得た。
従って、攪拌機、温度計、ジャケットのついた5011
のオートクレーブに、 ビルメタクリレートとの共重合体) を投入し、300 rpmにて攪拌しつつジャケットに
80°Cの温水を循環させて重合を進行させた。約85
分後に内温発熱ピークを認めた後、内温を115°Cに
上昇させて30分間保持して重合を完了させた。内容物
を冷却して水洗乾燥後、極限粘度数0.05751/g
及び加熱分解率1.6%のメタクリル酪メチルーアクリ
ル酪メチル共重合体を得た。
比較例1
β−メルカプトプロピオン酪をn−オフナルメルカプタ
ン42 gに代えた以外は実施例1と同様にして極限粘
度数0.057517g及び加熱分解−J42%のメタ
クリル酪メチルーアクリル酸メチル共重合体を得た。
ン42 gに代えた以外は実施例1と同様にして極限粘
度数0.057517g及び加熱分解−J42%のメタ
クリル酪メチルーアクリル酸メチル共重合体を得た。
実施例2
(1)多価チオール組成物の合成
β−メルカプトプロピオン酸をチオグリコール酸にかえ
た以外は実施例1−(i)と同様に操作して無色粘稠液
体である多価チオール組成物を得た。
た以外は実施例1−(i)と同様に操作して無色粘稠液
体である多価チオール組成物を得た。
この組成物を分畠・分析したところ、チオグリコール酸
残基がチオプロピオン酩残基に代基した以外は実施例1
〜(i)の組成物と構造及び比率においてほぼ同様であ
ることが確認された。
残基がチオプロピオン酩残基に代基した以外は実施例1
〜(i)の組成物と構造及び比率においてほぼ同様であ
ることが確認された。
(11)メタク))ル酪メチル共重合体の重合実施例1
− (ii)と同様にして 「メタクリル酎メチル 95.5 部し多
価チオール組成物い) 0.84部からなる
油相を水中にて處、濁させて重合することにより極限粘
度数0.055R/g及び加熱分解率17%のメククリ
ル醇メチルーアクリル醇エチル共重合体を得た。
− (ii)と同様にして 「メタクリル酎メチル 95.5 部し多
価チオール組成物い) 0.84部からなる
油相を水中にて處、濁させて重合することにより極限粘
度数0.055R/g及び加熱分解率17%のメククリ
ル醇メチルーアクリル醇エチル共重合体を得た。
比較例2
ヂオグリコール酸をチオグリコール酎メトキシブチル0
.28部に代えた以外は実施例2と同様にして極限粘度
数0.0551 /g及び加熱分解率48%のメタクリ
ル醇ノチルーアクリル醇エチル共近合体をclだ。
.28部に代えた以外は実施例2と同様にして極限粘度
数0.0551 /g及び加熱分解率48%のメタクリ
ル醇ノチルーアクリル醇エチル共近合体をclだ。
実施例3
(i)多価チオール組成物の合成
トリメチロールエタン(2モル)をペンタエリスリトー
ル(2モル)に、コハクM(tモル)ヲアジピン酸(1
モル)に、及びβ−メルカプトプロピオン酸(4,4モ
ル)をβ−メルカプトプロピオン酸(6,6モル)に代
えた以外は実施例1−(1)と同様にして無色粘稠液体
である多価チオール組成物を得た。
ル(2モル)に、コハクM(tモル)ヲアジピン酸(1
モル)に、及びβ−メルカプトプロピオン酸(4,4モ
ル)をβ−メルカプトプロピオン酸(6,6モル)に代
えた以外は実施例1−(1)と同様にして無色粘稠液体
である多価チオール組成物を得た。
この組成物を分離・分析したところ、その比率及び構造
はF記の化合物 ■ 32.1%、■ 17.8%、
(h:) 冊、6%、(1)又は■ 7.5%および
さらに分子量の高い化合物 30.9%の混合物であっ
た。
はF記の化合物 ■ 32.1%、■ 17.8%、
(h:) 冊、6%、(1)又は■ 7.5%および
さらに分子量の高い化合物 30.9%の混合物であっ
た。
Th
1
Tb Th
ll
’I”h Th Th
1 1 1
Tli A、 i、”l1’、1.”
h −1’ −Th T1〕 ただし、ここに、Aはアジピン酩残ノに、Pはペンクエ
リスリト−ル残基及びThはトリメチロールエタン残基
を表わす。
h −1’ −Th T1〕 ただし、ここに、Aはアジピン酩残ノに、Pはペンクエ
リスリト−ル残基及びThはトリメチロールエタン残基
を表わす。
こうしてイ1ノられた多価チオール組成物0.5部を比
較例1− (ii)で製造したメタクリル醇メチルーア
クリル酩メチルバ重合体 100部にヘンシェルミキサ
ー中で30分間程練した。
較例1− (ii)で製造したメタクリル醇メチルーア
クリル酩メチルバ重合体 100部にヘンシェルミキサ
ー中で30分間程練した。
こうして得られた4rl練物の加熱分解率は 1.8%
であり耐熱分解性が優れていた。
であり耐熱分解性が優れていた。
[発明の効果]
本発明の製造方法で得られた多価チオール組成物は分子
量が高く、二のため低臭性であり取り級い(′+業環境
において好ましいものである。又、本発明による多価チ
オール組成物は分子中に複数のチオール基を右し、この
ため、例えばラジカル重で)連鎖移動剤として使用し、
得られた重合体はt6M熱分解性に惰れたものである。
量が高く、二のため低臭性であり取り級い(′+業環境
において好ましいものである。又、本発明による多価チ
オール組成物は分子中に複数のチオール基を右し、この
ため、例えばラジカル重で)連鎖移動剤として使用し、
得られた重合体はt6M熱分解性に惰れたものである。
このように本発明による多価チオール組成物は有益な特
性を有するものであり、その工業的価値は大である。
性を有するものであり、その工業的価値は大である。
手続補正書
昭和58年9IJi2日
特許庁長官 着 杉 和 夫 殿
1、事件の表示
昭和58年特許顆第72239 号
2、発明の名称
多価チオール組成物の製造方法
3、補正なする者
事件との関係 特許出願人
47 三菱レイヨン株式会社
(氏 名)
5、補正命令の日付 自 発
6、補正により増加する発明の数 な しく1)明細
書第6頁10行目、同第7頁1行目及び同第10頁6行
目に記載の「郡」を「群」に補正する。
書第6頁10行目、同第7頁1行目及び同第10頁6行
目に記載の「郡」を「群」に補正する。
(2)明細書第17頁3行目〜4行目に記載のrThは
トリメチロールエタン残基jをrThはβ−メルカプト
プロピオン酸残基」に補正する。
トリメチロールエタン残基jをrThはβ−メルカプト
プロピオン酸残基」に補正する。
Claims (1)
- 2塩基醇又はその無水物:3価以上のアルコール;並ひ
にチオグリコール酪又はβ−メルカプトプロピオン酸、
を反応させることを特徴とする多価チオール組成物の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7223983A JPS59199669A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 多価チオ−ル組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7223983A JPS59199669A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 多価チオ−ル組成物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59199669A true JPS59199669A (ja) | 1984-11-12 |
JPH0416463B2 JPH0416463B2 (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=13483534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7223983A Granted JPS59199669A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 多価チオ−ル組成物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59199669A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015002301A1 (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | 味の素株式会社 | チオール基含有化合物および一液性エポキシ樹脂組成物 |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP7223983A patent/JPS59199669A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015002301A1 (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | 味の素株式会社 | チオール基含有化合物および一液性エポキシ樹脂組成物 |
JPWO2015002301A1 (ja) * | 2013-07-05 | 2017-02-23 | 味の素株式会社 | チオール基含有化合物および一液性エポキシ樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0416463B2 (ja) | 1992-03-24 |
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