JPH04134049A - ペンタエリスリトールテトラエステルの製造方法 - Google Patents

ペンタエリスリトールテトラエステルの製造方法

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JPH04134049A
JPH04134049A JP25376990A JP25376990A JPH04134049A JP H04134049 A JPH04134049 A JP H04134049A JP 25376990 A JP25376990 A JP 25376990A JP 25376990 A JP25376990 A JP 25376990A JP H04134049 A JPH04134049 A JP H04134049A
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JP
Japan
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acrylic acid
meth
reaction
pentaerythritol
polymer
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JP25376990A
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English (en)
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Yutaka Sasaki
裕 佐々木
Tetsuji Jitsumatsu
実松 徹司
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Toagosei Co Ltd
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Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子線又は紫外線等の活性エネルギー線の照射
により、或いは常温において又は加熱によって硬化可能
な、室温で液状の化合物を製造する方法に関するもので
あって、本発明により得られる化合物は、塗料、印刷イ
ンキ等の各種産業分野において有用である。
なお、本明細書において、アクリレート及び/又はメタ
クリレートを(メタ)アクリレートと、アクリル酸及び
/又はメタクリル酸を(メタ)アクリル酸と表す。
〔従来の技術] ポリオールポリ (メタ)アクリレートは、(メタ)ア
クリレート系の活性エネルギー線硬化型化合物の中で比
較的低粘度であり、高い硬化性を有しているため、印刷
インキ、塗料等の配合物に希釈剤として従来より大量に
使用されている。一般に入手可能なポリオール化合物の
中で、ペンタエリスリトールは、水酸基価が29meq
/gと非常に高いため、これを(メタ)アクリル酸のみ
でエステル化して得られるペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレートはすでに知られており、ポリオー
ルポリ(メタ)アクリレートの中でも特に高い硬化性を
示す化合物として実用に供されている。
しかし、このペンタエリスリトールテトラ(メタ)アク
リレートは、室温で固体状であるため、使用に際して加
熱が必要であり、他の配合成分の性質に起因する制約に
より、加熱することができない場合には、取り扱いが困
難であるか使用できないという欠点を有していた。
一方、特開昭61−16807号公報には、ペンタエリ
スリトールの4個の水酸法をアクリル酸多量体でエステ
ル化して得られる、室温で液状の反応生成物からなる硬
化性組成物が記載されている。しかし、上記反応生成物
は、取扱は容易であるが、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレートに比較して、室温における粘度が
高く、又硬化性も大幅に低い。
〔発明が解決しようとする課題] 本発明は、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリ
レートが木来高い硬化性を有しているにも係わらず、室
温において固体状であることに起因する問題を解決して
、室温で液状であるために取り扱いが容易であり、かつ
硬化性に優れた化合物の製造方法を提供することを課題
とする。
(0)発明の構成 〔課題を解決するだめの手段〕 本発明者等は、室温において液状であり、かつ高い硬化
性を有する化合物を、ペンタエリスリI・−ルを一つの
原料として製造する方法について鋭意検討した結果、ペ
ンタエリスリト−ルを(メタ)アクリル酸でエステル化
する際に、(メタ)アクリル酸の一部をアクリル酸多量
体で置き換え、かつその比を特定の範囲に制御すること
により、硬化性の低下を伴うことなく、室温において液
状の化合物を製造できることを発見し、本発明を完成す
るに至った。
即ち、本発明は、アクリル酸及び/又はメタクリJし酸
とその1モル当たり0.05〜1.0モルのアクリル酸
多量体とをペンタエリスリト−ルとエステル化反応させ
ることを特徴とするペンタエリスリトールテトラエステ
ルの製造方法である。
以下に本発明に用いる原料及び反応条件について説明す
る。
*原料 本発明におけるペンタエリスリトール及び(メタ)アク
リル酸としては、市販品を使用できる。
アクリル酸多量体は下記−殺伐で表される、アクリル酸
の縮合体である。
CIh=CHCOO−(CH2C1(2COO) 1l
−8(上式におけるmは縮合度で、1以上の整数である
。、) アクリル酸多量体の具体例として、アクリル酸のダイマ
ー、トリマー、テトラマー、ペンタマー又はヘキサマー
等があり、本発明で(メタ)アクリル酸と共に使用され
るアクリル酸多量体は、単一化合物である必要はなく、
上記多量体の混合物を使用できる。
アクリル酸多量体として、縮合度mが異なる多量体の混
合物を使用する場合、生成するテトラエステルの室温に
おける粘度を低くするために、m−1であるアクリル酸
ダイマーのモル数Cと、m−2以上の多量体のモル数り
との比を、次の範囲とすることが好ましい。
D/C=O〜0.5 本発明において使用できるアクリル酸多量体の市販品と
しては、QM−8241’、、 (ローム アンドハー
ス社製商品名)等がある。ゲルパーミェーションクロマ
トグラフィーで分析したQM−824の組成比(但し、
重量%)は、以下の如くである。
アクリル酸     (縮合度−0);7アクリル酸ダ
イマー (縮合度−1):50アクリル酸トリマー (
縮合度−2);23アクリル酸テトラマー(縮合度−3
:10アクリル酸ペンタマー(縮合度=47 5アクリ
ル酸ヘキザマー(縮合度−5:2その他     (縮
合度が6以上 = 3合計100 本発明において、室温で低粘度な液状を呈し、かつ高い
硬化性を有するテトラエステルを得る為には、(メタ)
アクリル酸のモル数Aに対する、m=1以上のアクリル
酸多量体のモル数Bの比を、0.05〜1.0とするこ
とが必要である。
アクリル酸多量体の(メタ)アクリル酸に対する配合モ
ル比が、0.05より小さいと、得られたテトラエステ
ルは室温において固体状であり、1.0より大きいと、
得られたテトラエステルは硬化性が低下し、また室温に
おける粘度も高いものとなってしまうという問題がある
(メタ)アクリル酸とアクリル酸多量体からなる原料は
、両者を所定のモル比で混合することによって調製され
るが、アクリル酸多量体の製造時にその条件を制御して
、所定割合の両者の混合物となし、これを原料として用
いることもできる。
後者の方法で調製された原料を用いてテトラエステルを
製造する方法、即ちアクリル酸をアルカリ金属又はアル
カリ土類金属化合物と共に加熱し、未反応のアクリル酸
を意図的に残存させ、これと生成したアクリル酸多量体
との混合物を用いて、ペンタエリスリトールをエステル
化する方法は、アクリル酸のアクリル酸多量体への転化
割合を制御することにより、未反応のアクリル酸と反応
生成物であるアクリル酸多量体からなる混合物をそのま
まペンタエリスリトールのエステル化に使用することが
できる点、及びアクリル酸多量体の市販品に比較して、
縮合度が小さいアクリル酸多量体の割合を大きくするこ
とが容易であるため、テトラエステルの室温における粘
度を低くすることができるという点から好ましい。
アクリル酸多量体とアクリル酸からなる混合物の合成方
法の一例を以下に述べる。
アクリル酸からアクリル酸多量体を合成する基本操作は
、β−アクリロキシプロピオン酸の製造方法に関する特
公昭56−1302号公報記載の合成方法に従えば良く
、撹拌機と温度計を備えた反応器に、アクリル酸及び反
応触媒であるアルカリ金属又はアルカリ土類金属から選
ばれた金属の化合物をそれぞれ所定量仕込み、常圧で1
00°C〜150°Cに加熱する。
本合成における反応触媒として使用するアルカリ金属又
はアルカリ土類金属から選ばれた金属の化合物としては
、L i、Na、に、Mg、Ca。
Sr又はBa等の金属の酸化物、水酸化物、ハロゲン化
物、炭酸塩、硫酸塩或いは有機カルボン酸塩等があり、
具体的には苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸カリウム、酢酸
リチウム及び酢酸ナトリウム等がある。
これらの反応触媒の使用量は、アクリル酸に対して通常
0.01ないしは10重量%であり、好ましくは0.1
ないしは1.0重量%である。
本合成において、アクリル酸あるいは生成したアクリル
酸多量体がラジカル重合するのを防止するため、重合禁
止剤を添加して反応を行うことが好ましい。重合禁止剤
としては、例えばハイドロキノン、ハイドロキノンモノ
メチルエーテル及びフェノチアジン等があり、−船釣な
化合物がいずれも使用出来る。又、反応中におけるアク
リロイル基の重合を酸素により防止するために、反応器
内に空気を吹き込みながら反応を行うことが好ましい。
本合成において、反応温度を制御するため、あるいは副
反応の進行を抑制するため、ベンゼン、トルエン及びキ
シレン等の、反応物質に不活性な溶媒の存在下に反応を
行うこともできる。
反応時間は、反応生成物を適宜サンプリングし、アクリ
ル酸とアクリル酸多量体の比が、所望の値となるように
適宜調整すれば良い。
所定の時間反応を行った反応液は、生成したアクリル酸
多量体を単離する事なく、未反応のアクリル酸との混合
物として次のエステル化反応にそのまま使用することが
出来る。
*エステル化反応 本発明においては、ペンタエリスリトールの4個の水酸
基は、その全てが(メタ)アクリル酸又はアクリル酸多
量体と反応し、エステル結合を形成している。このエス
テル結合の合計量が4未満である場合、エステル化反応
生成物における1分子当たりの(メタ)アクリロイル基
含有量が低下するため、硬化性が低下する。
ペンタエリスリトールと反応してエステル結合を形成す
る、アクリル酸多量体と(メタ)アクリル酸の割合は、
これら両成分の配合割合にほぼ等しいので、テトラエス
テル中に導入しようとするアクリル酸多量体の割合に応
じて、両者の配合割合を適宜調整すれば良い。
本発明におけるエステル化反応は、常法に従って行えば
良い。即ち、撹拌機、温度計及び水分離器を備えた反応
機に、ペンタエリスリト−ル、(メタ)アクリル酸及び
アクリル酸多量体を配合し、好ましくは、エステル反応
中に副生ずる水を反応系外に円滑に流出させるための、
ヘンゼン、トルエン及びキシレン等の脱水共沸剤を兼ね
た反応溶媒と、エステル反応の進行を円滑に行うための
、硫酸、パラトルエンスルボン酸等のエステル化触媒と
、さらに(メタ)アクリロイル基がラジカル重合するこ
とを抑制するための、ハイドロキノン、ハイドロキノン
モノメチルエーテル及びフェノチアジン等の重合防止剤
を、それぞれ所定量仕込み、所定時間加熱する。
エステル反応の進行に応じて、水が副生ずるため、反応
の終点は副生ずる水の量で決定すればよい。反応終了後
、反応液を水洗し、水層を分離後、減圧下で溶媒を留去
して目的とするテトラエステルを得る。
*硬化方法 本発明により得られるテトラエステルは、電子線若しく
は紫外線等の活性エネルギー線の照射により、又は室温
において若しくは加熱により、硬化させることができ、
紫外線の照射により硬化させる場合、又は室温において
或いは加熱により硬化させる場合には、−船釣なラジカ
ル重合開始剤を配合することが好ましい。
活性エネルギー線の照射方法及び加熱方法等については
、ラジカル重合性化合物の硬化方法として一般的な方法
を採用することができる。
〔実施例及び比較例〕
次に実施例及び比較例を挙げて、本発明をさらに詳細に
説明する。
実施例1 撹拌機、温度計及び水分離器を備えた反応機に、ペンタ
エリスリトール340g(2,5モル)、アクリル酸6
48.0 g (9,0モル)、アクリル酸多量体(ロ
ーム アンド ハース社製商品名Qltl−824) 
540.0 g (3,0モル。アクリル酸に対するモ
ル比は、0.33である。)、p−トルエンスルホン酸
56.0 g、ハイドロキノン千ツメチルエーテル2.
8g及びトルエン1500gを仕込み、撹拌しつつ加熱
した。
内温か100°Cになると、反応により生成した水がト
ルエンとの共沸混合物として流出し始めた。
水分離器により水は系外に抜き取った。反応開始後6時
間で反応を終了させた。そのとき水は183.2ml留
出していた。
反応終了後、反応液を中和し、水洗した。その後、水層
を分離後、減圧下で溶媒を留去して目的とするテトラエ
ステル1235gを得た。
以上のようにして得たテトラエステルを化合物A1とす
る。
実施例2 アクリル酸777.6 g (10,8モル)、216
.0 gのアクリル酸多量体であるQM−824(1,
2モル。アクリル酸に対するモル比は、0.11である
。)用いた以外は、実施例1と全く同様に反応を行い、
テトラエステル1070gを得た。
以−にのようにして得たテトラエステルを化合物A2と
する。
実施例3 アクリル酸516.0 g (8,0モル)、720g
のQM−824(4,0モル。アクリル酸に対するモル
比は、0.50である。)を用いる以外は、実施例1と
全く同様に反応を行い、テトラエステル1380gを得
た。
以上のようにして得たテトラエステルを化合物A3とす
る。
比較例I QM−824を用いないで、アクリル酸を864.0 
g (12,0モル)用いる以外は、実施例1と全く同
様に反応を行い、ペンタエリスリトールテトラアクリレ
ート983gを得た。
以上のようにして得た化合物を化合物X1とする。
比較例2 アクリル酸を用いないで、2160gのQM824(1
2,0モル)を用いる以外は、実施例1と全く同様に反
応を行い、1380gの生成物を得た。以上のようにし
て得た生成物を化合物X2とする。
上記実施例1〜3及び比較例1〜2において得た化合物
A1〜A3及び化合物X1〜X2について、各化合物1
分子当たりのアクリル酸多量体の平均導入率(n/(4
−n))を、NMRにより測定し、又25°Cでの外観
、粘度、硬化性を評価したところ、表1に示す結果が得
られた。
なお、各種特性の評価は以下の方法により行った。
くアクリル酸多量体の平均導入率の決定〉この平均導入
率は、化合物1分子中に導入されたアクリル酸多量体の
数をnとして、(n/(4n))で定義させる値であり
、化合物のNMRスペクトルを測定し、5.6〜6.5
 p pmのアクリル酸の二重結合に直結したプロトン
(下式におけるa)と、2.6〜2.8ppmのプロト
ン(下式におけるC)との比から算出した。
b     aa b      cd       aa〈粘度〉 25°Cにおける組成物の粘度を、E型粘度計(東京理
科類VISCONICEMD型)を用いて測定した。
〈硬化性〉 試料に5wt%の光開始剤(チバガイギー社製商品名1
rg−651)を添加し、20μmの厚みに塗布したサ
ンプルを、80kW/cm集光型高圧水銀灯(焦点距離
10cm)の下をコンベアー用いて通過させ、塗膜表面
のタックがなくなるのに要したコンベアースピードをも
って硬化性とした。
表1 実施例4 (アクリル酸多量体の合成) 撹拌機、温度計及び水分離器を備えた反応機に、アクリ
ル酸950.4 g (13,2モル)、NaOH2,
64g (0,066モル)、ハイドロキノンモノメチ
ルエーテル2.6g、)ルエン950gを仕込み、撹拌
しつつ加熱した。内温が95°Cになると、系内に存在
する水がトルエンとの共沸混合物として流出し始めた。
水分離器により水は系外に抜き取った。
反応開始後5時間で反応を停止し、生成したアクリル酸
多量体混合物をゲルパーミェーションクロ 0マドグラフイーで分析したところ、アクリル酸=90
.0モル%、アクリル酸ダイマー−9,2モル%、アク
リル酸トリマー以上の多量体−〇。
8モル%であった。
(エステル化反応) 引き続いて同一反応器内に、ペンタエリスリトール34
0g (2,5モル)、p−トルエンスルホン酸64.
5g、l−ルエン350gを仕込み、撹拌しつつ加熱し
た。内温が95°Cになると、反応により生成した水が
トルエンとの共沸混合物として流出し始めた。水分離器
により水は系外に抜き取った。
反応開始後7時間で反応を終了させた。そのとき、水は
185.1ml留出していた。反応終了後、反応液を中
和し、水洗した。その後、水層を分離後、減圧下で溶媒
を留去して目的とするテトラエステル820gを得た。
これを化合物A4とする。
実施例5 アクリル酸多量体の合成において、アクリル酸1080
g (15モル)、NaOH12,Og(0,3モル)
、ハイドロキノンモノメチルエーテル2.9g、トルエ
ン1100g用い、その他は実施例1と全く同様に5時
間反応を行い、生成したアクリル酸多量体混合物をGP
Cで分析したところ、アクリル酸−78,1モル%、ア
クリル酸ダイマー=is、sモル%、アクリル酸トリマ
ー以上の多量体−3,1モル%であった。
引き続いてペンタエリスリトール340g(2゜5モル
)、p−トルエンスルポン酸115g、、トルエン35
0gを仕込み、実施例4と同様にエステル化反応を行い
、テトラエステル875gを得た。これを化合物A5と
する。
上記実施例4〜5及び比較例1〜2において得た化合物
A4〜A5及び化合物X1〜X2について、アクリル酸
多量体の平均導入率、エステル反応前におけるアクリル
酸多量体について、GPCより算出した縮合度が1であ
るアクリル酸ダイマーのモル故に対する、縮合度が2以
上であるアクリル酸多量体のモル数りの比(D/C) 
、25°Cでの外観、粘度、硬化性を評価したところ表
2に示す結果が得られた。なお、モル比(D/C)以外
の特性については、化合物A1〜A3及び化合物X1〜
X2について行った方法と同様にして評価した。
表2 (ハ)発明の効果 本発明により得られるテトラエステルは、室温で液状で
あり、かつ活性エネルギー線の照射によって、或いは室
温において又は加熱により、速やかに硬化し、例えばイ
ンキ、塗料用の反応性希釈剤等として特に有用なもので
ある。
本発明により製造されるテトラエステルは取扱が極めて
容易であり、これを用いることによって、種々の特性を
満足した硬化物を得ることができ、特に・クイヒ速度が
速0゛“9′。生産性を戸しく向上させることができ、
その工業的価値は極めて大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アクリル酸及び/又はメタクリル酸とその1モル当
    たり0.05〜1.0モルのアクリル酸多量体とをペン
    タエリスリトールとエステル化反応させることを特徴と
    するペンタエリスリトールテトラエステルの製造方法。
JP25376990A 1990-09-21 1990-09-21 ペンタエリスリトールテトラエステルの製造方法 Pending JPH04134049A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08245901A (ja) * 1995-01-26 1996-09-24 Daimler Benz Ag 視角に関係する色を持つ顔料及びその製造方法及び塗料への使用
CN108137741A (zh) * 2015-10-02 2018-06-08 可泰克斯公司 由丙烯酸低聚物合成丙烯酸聚合物(共聚物)的方法
KR20180063173A (ko) * 2015-10-02 2018-06-11 아르끄마 프랑스 아크릴산 올리고머의 합성 방법

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