JPS5919876B2 - 操舵装置におけるパワ−ユニット異常監視装置 - Google Patents
操舵装置におけるパワ−ユニット異常監視装置Info
- Publication number
- JPS5919876B2 JPS5919876B2 JP50065838A JP6583875A JPS5919876B2 JP S5919876 B2 JPS5919876 B2 JP S5919876B2 JP 50065838 A JP50065838 A JP 50065838A JP 6583875 A JP6583875 A JP 6583875A JP S5919876 B2 JPS5919876 B2 JP S5919876B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic solenoid
- steering
- power switch
- power unit
- reversible motor
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は船舶の操舵装置におけるパワーユニット異常
監視装置に関し、特にパワーユニットに使用する電磁ソ
レノイド又は可逆電動機の巻線が断線したり或いはレヤ
ーシヨートを起した場合のような故障を検出し、速やか
に操舵不能の状態から復旧させる処置を構じ得るように
しようとするものである。
監視装置に関し、特にパワーユニットに使用する電磁ソ
レノイド又は可逆電動機の巻線が断線したり或いはレヤ
ーシヨートを起した場合のような故障を検出し、速やか
に操舵不能の状態から復旧させる処置を構じ得るように
しようとするものである。
一般に船舶用自動操舵装置は第1図に示す如く設定針路
信号δ、の入力端子1と、船首方位信号δ2の入力端子
2を有し、これら入力信号δ1とδ2は加算器3にて加
算され調節演算装置4と、切換スイッチ5を経て操舵制
御装置6に供給し、操舵制御装置6の出力は更に第2の
切換スイッチ7を通じてパワーユニット8に供給され、
パワーユニット8にて油圧シリンダ8cを制御し、油圧
シリンダ8cの出力軸9を入力信号に応じて例えばその
軸方向に推動制御し、その機械的偏位出力によつて舵取
機構10を操作し舵11を駆動するようにしている。
信号δ、の入力端子1と、船首方位信号δ2の入力端子
2を有し、これら入力信号δ1とδ2は加算器3にて加
算され調節演算装置4と、切換スイッチ5を経て操舵制
御装置6に供給し、操舵制御装置6の出力は更に第2の
切換スイッチ7を通じてパワーユニット8に供給され、
パワーユニット8にて油圧シリンダ8cを制御し、油圧
シリンダ8cの出力軸9を入力信号に応じて例えばその
軸方向に推動制御し、その機械的偏位出力によつて舵取
機構10を操作し舵11を駆動するようにしている。
なお操舵制御装置6は普通プリアンプ6aと、制御回路
6bと、パワースイッチ6cと、舵角帰還信号発生器6
dを有し、プリアンプ6aに供給された操舵信号によつ
て制御回路6bがパワースイッチ6cに設けた一対のス
イッチ素子(第1図には示していない)を選択的にオン
、オフ制御し、これによつて例えば面舵指令の場合はパ
ワーユニット8に設けた面舵用電磁ソレノイド8aが励
磁されて油圧シリンダ8cを制御し、その出力軸9を面
舵方向に偏倚さぜ、また取舵指令の場合はパワースイッ
チ6cの他方のスイッチ素子がオンにされ、これによつ
て取舵用電磁ソレノイド8bが励磁され油圧シリンダ8
cを制御して取舵操作を行なうようにしている。
6bと、パワースイッチ6cと、舵角帰還信号発生器6
dを有し、プリアンプ6aに供給された操舵信号によつ
て制御回路6bがパワースイッチ6cに設けた一対のス
イッチ素子(第1図には示していない)を選択的にオン
、オフ制御し、これによつて例えば面舵指令の場合はパ
ワーユニット8に設けた面舵用電磁ソレノイド8aが励
磁されて油圧シリンダ8cを制御し、その出力軸9を面
舵方向に偏倚さぜ、また取舵指令の場合はパワースイッ
チ6cの他方のスイッチ素子がオンにされ、これによつ
て取舵用電磁ソレノイド8bが励磁され油圧シリンダ8
cを制御して取舵操作を行なうようにしている。
このような自動操舵装置において自動操舵状態では切換
スイツチ5及び7は接点A側に転接し設定針路信号δ,
と船首方位信号δ,との関係が常に一定の状態となるよ
うに自動操舵されるようにしている。
スイツチ5及び7は接点A側に転接し設定針路信号δ,
と船首方位信号δ,との関係が常に一定の状態となるよ
うに自動操舵されるようにしている。
一方、この自動操舵状態とは別に第1の切換スイツチ5
を固定接点M側に倒すことにより操舵制御装置6の入力
には手動操舵ハンドル12からの手動操舵信号が供給さ
れ手動にて操舵できるようになつている。
を固定接点M側に倒すことにより操舵制御装置6の入力
には手動操舵ハンドル12からの手動操舵信号が供給さ
れ手動にて操舵できるようになつている。
また第2の切換スイツチ7を固定接点M側に倒すと応急
操舵レバー13によつてパワーユニツト8が直接制御で
きるようになり、操舵制御装置6より以前の装置に故障
が生じた場合でも応急操舵ができるようにしている。こ
のように一般には自動操舵状態と、手動操舵状態と、応
急操舵状態とに切換えられるように構成されている。
操舵レバー13によつてパワーユニツト8が直接制御で
きるようになり、操舵制御装置6より以前の装置に故障
が生じた場合でも応急操舵ができるようにしている。こ
のように一般には自動操舵状態と、手動操舵状態と、応
急操舵状態とに切換えられるように構成されている。
ところでこのようにいずれの切換状態であつてもパワー
スイツチ8の油圧シリンダ8cを制御するには電磁ソレ
ノイド8a,8bが必ず使用され、電磁ソレノイド8a
,8bが不良になると操舵不能に陥り非常に危険である
。このため操舵制御装置6と、パワーユニツト8は予備
の系が設けられ適宜切換えて使用できるように構成され
るものである。然し乍ら電磁ソレノイド8a,8bが不
良になることを予測することはむずかしく、このため障
害物をよけるために操舵したときにたまたま電磁ソレノ
イド8a,8bの何れか一方又は双方が不良となつてい
た場合には衝突事故となり極めて危険である。この発明
の目的はパワーユニツト8の電磁ソレノイド8a,8b
が正常であるか否かを常に監視し、不良になつたときは
直ちに警報を出し、速やかに予備のパワーユニツトに切
換える処置が取れるようにしようとするものである。
スイツチ8の油圧シリンダ8cを制御するには電磁ソレ
ノイド8a,8bが必ず使用され、電磁ソレノイド8a
,8bが不良になると操舵不能に陥り非常に危険である
。このため操舵制御装置6と、パワーユニツト8は予備
の系が設けられ適宜切換えて使用できるように構成され
るものである。然し乍ら電磁ソレノイド8a,8bが不
良になることを予測することはむずかしく、このため障
害物をよけるために操舵したときにたまたま電磁ソレノ
イド8a,8bの何れか一方又は双方が不良となつてい
た場合には衝突事故となり極めて危険である。この発明
の目的はパワーユニツト8の電磁ソレノイド8a,8b
が正常であるか否かを常に監視し、不良になつたときは
直ちに警報を出し、速やかに予備のパワーユニツトに切
換える処置が取れるようにしようとするものである。
この発明では電磁ソレノイド8a,8bの励磁コイルが
断線したことを検知する回路と、励磁コイルがレヤーソ
ヨートしたことを検知する回路を設け、これらの検知回
路が動作したとき警報を発するようにしたものである。
断線したことを検知する回路と、励磁コイルがレヤーソ
ヨートしたことを検知する回路を設け、これらの検知回
路が動作したとき警報を発するようにしたものである。
以下この発明の一実施例を図面について詳細に説明する
。
。
第2図はこの発明の一実施例を示し、この図では2個あ
る電磁ソレノイド8a,8bの一方、即ち面舵用電磁ソ
レ2ノイド8aだけについて説明する。
る電磁ソレノイド8a,8bの一方、即ち面舵用電磁ソ
レ2ノイド8aだけについて説明する。
即ち電磁ソレノイド8aは例えばトライアツクより成る
パワースイツチ6cと、電流検出抵抗器ROと直列接続
され交流駆動電源Eに接続される。
パワースイツチ6cと、電流検出抵抗器ROと直列接続
され交流駆動電源Eに接続される。
パワースイツチ6cのゲート端子には制御回路6bの点
弧回路6b′が接続され、点弧回路6b′はプリアンプ
6aの出力にて点滅制御される発光ダイオードDPlと
結合するフオトトランジスタTrlによつて制御され、
プリアンプ6aより面舵信号δoが出力されるとき発光
ダイオードDPlが発光しフオトトランジスタTrlの
出力によつて点弧回路6b′が動作し、パワースイツチ
6cがトリガされこれによつて電磁ソレノイド8aが励
磁され面舵操舵がなされる。斯る面舵操舵制御回路にお
いてこの発明では電磁ソレノイド8aの両端の電圧を監
視し電磁ソレノイド8aの励磁コイルがレヤーシヨート
を起したことを検出する第1の検出回路14と、電流検
出抵抗器R。
弧回路6b′が接続され、点弧回路6b′はプリアンプ
6aの出力にて点滅制御される発光ダイオードDPlと
結合するフオトトランジスタTrlによつて制御され、
プリアンプ6aより面舵信号δoが出力されるとき発光
ダイオードDPlが発光しフオトトランジスタTrlの
出力によつて点弧回路6b′が動作し、パワースイツチ
6cがトリガされこれによつて電磁ソレノイド8aが励
磁され面舵操舵がなされる。斯る面舵操舵制御回路にお
いてこの発明では電磁ソレノイド8aの両端の電圧を監
視し電磁ソレノイド8aの励磁コイルがレヤーシヨート
を起したことを検出する第1の検出回路14と、電流検
出抵抗器R。
の両端の電圧を検出し電磁ソレノイド8aが断線したこ
とを検出する第2の検出回路15を設けると共にパワー
スイツチ6cにはこれがオフでも電磁ソレノイド8aが
動作しない程度の電流をバイパスするインピーダンスを
有するインピーダンス要素16を並列接続するものであ
る。このインピーダンス要素16は例えば抵抗器R1と
コンデンサC。とから成る直列回路でよく、この直列回
路はもともとパワースイツチ6cの保護用として接続さ
れるものを利用することができる。第1の検出回路14
は整流用ダイオードD1と、発光ダイオードDP2と電
流制限抵抗器R,とより成る直列回路を電磁ソレノイド
8aに並列接続し、電流制限抵抗器R2と並列にサイリ
スタSCR,と抵抗の直列回路を接続し、サイリスタS
CRlのゲートとカソード間にフオトトランジスタTr
,を接続し、ゲート端子とサイリスタSCR,のアノー
ド側との間にトリガ信号供給用抵抗器R,を接続し、フ
オトトランジスタTr3にはプリアンプ6aの出力信号
、即ち面舵信号δ。によつて点灯する発光々゛イオード
DP3が結合される。なおツエナーダイオードDZ,は
フオトトランジスタTr,の保護用ダイオードで、コン
デンサC1は平滑用コンデンサである。一方、第2の検
出回路15は電流検出抵抗器ROに対し整流用ダイオー
ドD,と発光ダイオードDP4と電流制限抵抗器R4と
の直列回路を並列接続し、電流制限抵抗器R4と並列に
サイリスタSCR,と抵抗の直列回路を並列接続し、サ
イリスタSCR,のゲート端子とカソード端子間にはフ
オトトランジスタTr5を接続し、サイリスタSCR2
のゲート端子とアノード側との間にトリガ信号供給用抵
抗器R,を接続する。
とを検出する第2の検出回路15を設けると共にパワー
スイツチ6cにはこれがオフでも電磁ソレノイド8aが
動作しない程度の電流をバイパスするインピーダンスを
有するインピーダンス要素16を並列接続するものであ
る。このインピーダンス要素16は例えば抵抗器R1と
コンデンサC。とから成る直列回路でよく、この直列回
路はもともとパワースイツチ6cの保護用として接続さ
れるものを利用することができる。第1の検出回路14
は整流用ダイオードD1と、発光ダイオードDP2と電
流制限抵抗器R,とより成る直列回路を電磁ソレノイド
8aに並列接続し、電流制限抵抗器R2と並列にサイリ
スタSCR,と抵抗の直列回路を接続し、サイリスタS
CRlのゲートとカソード間にフオトトランジスタTr
,を接続し、ゲート端子とサイリスタSCR,のアノー
ド側との間にトリガ信号供給用抵抗器R,を接続し、フ
オトトランジスタTr3にはプリアンプ6aの出力信号
、即ち面舵信号δ。によつて点灯する発光々゛イオード
DP3が結合される。なおツエナーダイオードDZ,は
フオトトランジスタTr,の保護用ダイオードで、コン
デンサC1は平滑用コンデンサである。一方、第2の検
出回路15は電流検出抵抗器ROに対し整流用ダイオー
ドD,と発光ダイオードDP4と電流制限抵抗器R4と
の直列回路を並列接続し、電流制限抵抗器R4と並列に
サイリスタSCR,と抵抗の直列回路を並列接続し、サ
イリスタSCR,のゲート端子とカソード端子間にはフ
オトトランジスタTr5を接続し、サイリスタSCR2
のゲート端子とアノード側との間にトリガ信号供給用抵
抗器R,を接続する。
フオトトランジスタTr,にはプリアンプ6aより出さ
れる面舵信号δ。によつて点灯する発光ダイオードDP
,が結合される。なおツエナダイオードDZ2はフオト
トランジスタTr,の保護用ダイオードで、コンデンサ
C,は平滑用コンデンサである。このように構成するこ
とにより、先ず電磁ソレノイド8aが正常であればパワ
ースイツチ6cがオフの状態でも駆動電源Eの交流電圧
が抵抗器RO一電磁ソレノイド8a−インピーダンス要
素16の直列回路の両端に掛り、多少の交流電流が流れ
る。
れる面舵信号δ。によつて点灯する発光ダイオードDP
,が結合される。なおツエナダイオードDZ2はフオト
トランジスタTr,の保護用ダイオードで、コンデンサ
C,は平滑用コンデンサである。このように構成するこ
とにより、先ず電磁ソレノイド8aが正常であればパワ
ースイツチ6cがオフの状態でも駆動電源Eの交流電圧
が抵抗器RO一電磁ソレノイド8a−インピーダンス要
素16の直列回路の両端に掛り、多少の交流電流が流れ
る。
よつてこの交流電流によつて電磁ソレノイド8aと抵抗
器R。の両端には電圧が発生する。このとき先にも述べ
た如くパワースイツチ6cがオフの状態では発光ダイオ
ードDP3とDP5は発光していないのでフオトトラン
ジスタTr3とTr,のインピーダンスは大きく、従つ
てサイリスタSCRlとSCR2はオンとなつており、
結局このサイリスタSCRlとSCR2を流れる電流に
よつて発光ダイオードDP2とDP4は発光し、これら
発光ダイオードDP,とDP4に結合するフオトトラン
ジスタTr2とTr4のインピーダンスを小に保持する
。フオトトランジスタTr2とTr4は互に直列接続さ
れ、直流電源EDCに対し抵抗器R6を介して接続され
る。
器R。の両端には電圧が発生する。このとき先にも述べ
た如くパワースイツチ6cがオフの状態では発光ダイオ
ードDP3とDP5は発光していないのでフオトトラン
ジスタTr3とTr,のインピーダンスは大きく、従つ
てサイリスタSCRlとSCR2はオンとなつており、
結局このサイリスタSCRlとSCR2を流れる電流に
よつて発光ダイオードDP2とDP4は発光し、これら
発光ダイオードDP,とDP4に結合するフオトトラン
ジスタTr2とTr4のインピーダンスを小に保持する
。フオトトランジスタTr2とTr4は互に直列接続さ
れ、直流電源EDCに対し抵抗器R6を介して接続され
る。
そして直流電源EDCにはリレーRLとトランジスタT
r6を直列接続し、トランジスタTr6のベースを抵抗
器R6と発光ダイオードTr4の接続点に接続している
。このトランジスタTr,とリレーRLは結局警報装置
17を構成し、フオトトランジスタTr2又はTr4の
インピーダンスが大の状態になるとトランジスタTr6
がオンとなり、リレーRLを励磁して警報を発するよう
にしている。従つて電磁ソレノイド8aが正常であれば
パワースイツチ6cがオフの状態でも発光ダイオードD
P2とDP4が発光し、フオトトランジスタTr2とT
r4がインピーダンス小の状態に保持されるからトラン
ジスタTr6はオフの状態に保持され警報は出されない
。
r6を直列接続し、トランジスタTr6のベースを抵抗
器R6と発光ダイオードTr4の接続点に接続している
。このトランジスタTr,とリレーRLは結局警報装置
17を構成し、フオトトランジスタTr2又はTr4の
インピーダンスが大の状態になるとトランジスタTr6
がオンとなり、リレーRLを励磁して警報を発するよう
にしている。従つて電磁ソレノイド8aが正常であれば
パワースイツチ6cがオフの状態でも発光ダイオードD
P2とDP4が発光し、フオトトランジスタTr2とT
r4がインピーダンス小の状態に保持されるからトラン
ジスタTr6はオフの状態に保持され警報は出されない
。
なお実際上は発光ダイオードDP,とDP4はその整流
回路を含めて互に逆極性に接続されているが、平滑コン
デンサC,,C2によつて交流電源Eの極性に関係なく
発光し、これによつてトランジスタTr6をオフに保持
するようにしている。一方、プリアンプ6aより面舵信
号δ。
回路を含めて互に逆極性に接続されているが、平滑コン
デンサC,,C2によつて交流電源Eの極性に関係なく
発光し、これによつてトランジスタTr6をオフに保持
するようにしている。一方、プリアンプ6aより面舵信
号δ。
が供給されると発光ダイオードDP3とDP,が発光す
るからフオトトランジスタTr3とTr,はオンとなり
、サイリスタSCRl,SCR2はオフになる。然しこ
のときはパワースイツチ6cがオンとなり、抵抗器R。
と電極ソレノイド8aの両端間には先に説明した状態よ
り充分大きい電圧が発生し、これによつて発光ダイオー
ドDP2とDP4は電流制限抵抗器R2とR4にて制限
された電流にて安全に点灯し、よつてトランジスタTr
6をオフに保持し結局この場合も警報は出されない。こ
れに対し電磁ソレノイド8aが例えば断線したとすると
、抵抗器R。
るからフオトトランジスタTr3とTr,はオンとなり
、サイリスタSCRl,SCR2はオフになる。然しこ
のときはパワースイツチ6cがオンとなり、抵抗器R。
と電極ソレノイド8aの両端間には先に説明した状態よ
り充分大きい電圧が発生し、これによつて発光ダイオー
ドDP2とDP4は電流制限抵抗器R2とR4にて制限
された電流にて安全に点灯し、よつてトランジスタTr
6をオフに保持し結局この場合も警報は出されない。こ
れに対し電磁ソレノイド8aが例えば断線したとすると
、抵抗器R。
と電磁ソレノイド8aには電流が全く流れなくなるから
、よつてこの状態では発光ダイオードDP4は点灯しな
いのでフオトトランジスタTr4のインピーダンスは大
となり、トランジスタTr6のベース電位が上昇し、結
局トランジスタTr6はオンとなりリレーRLを附勢し
警報を発することができる。また電磁ソレノイド8aが
レヤーシヨトした場合には電磁ソレノイド8aの両端間
の電圧は零となり、発光ダイオードDP2は点灯しなく
なるからトランジスタTr6はオンとなり警報が発せら
れる。
、よつてこの状態では発光ダイオードDP4は点灯しな
いのでフオトトランジスタTr4のインピーダンスは大
となり、トランジスタTr6のベース電位が上昇し、結
局トランジスタTr6はオンとなりリレーRLを附勢し
警報を発することができる。また電磁ソレノイド8aが
レヤーシヨトした場合には電磁ソレノイド8aの両端間
の電圧は零となり、発光ダイオードDP2は点灯しなく
なるからトランジスタTr6はオンとなり警報が発せら
れる。
以上説明した如くこの発明によれば電磁ソレノイド8a
が断線しても、レヤーシヨートを起した場合でも何れの
場合も検出することができ、その警報によつて予備の操
舵制両系に切換える処置をとることができるから操舵装
置の信頼性を高めることができる。
が断線しても、レヤーシヨートを起した場合でも何れの
場合も検出することができ、その警報によつて予備の操
舵制両系に切換える処置をとることができるから操舵装
置の信頼性を高めることができる。
また警報と同時に自動的に予備の操舵制御系に切換える
ようにすることもでき、操舵装置の信頼性向上に有効で
ある。なお上述の実施例ではパワーユニツト8として油
圧シリンダ8cを用いた場合を説明したが、パワーユニ
ツト8としては第3図に示す如く可逆電動機8c′を用
いる場合もあり、この可逆電動機8c′の正転用コイル
8a′と逆転用コイル8b′にもこの発明を適用できる
ことも容易に理解できよう。
ようにすることもでき、操舵装置の信頼性向上に有効で
ある。なお上述の実施例ではパワーユニツト8として油
圧シリンダ8cを用いた場合を説明したが、パワーユニ
ツト8としては第3図に示す如く可逆電動機8c′を用
いる場合もあり、この可逆電動機8c′の正転用コイル
8a′と逆転用コイル8b′にもこの発明を適用できる
ことも容易に理解できよう。
また上述では発光ダイオードとフオトトランジスタによ
つて電磁ソレノイドを励磁する主回路と監視装置とを電
気的に絶縁したが、必ずしもこれに限定されるものでは
なく、その他にもリレー等を用いることにより同様に動
作する監視装置を構成することもできる。
つて電磁ソレノイドを励磁する主回路と監視装置とを電
気的に絶縁したが、必ずしもこれに限定されるものでは
なく、その他にもリレー等を用いることにより同様に動
作する監視装置を構成することもできる。
第1図は一般的な船舶の操舵制御装置を説明する系統図
、第2図はこの発明の一実施例を示す接続図、第3図は
この発明を適用し得る他のパワーユニツトの例を示す系
統図である。 6b・・・・・・制御回路、6c・・・・・・パワース
イツチ、8a,8b・・・・・・電磁ソレノイド、8a
′,8bt・・・・・可逆電動機の巻線、RO・・・・
・・電流検出抵抗器、16・・・・・・インピーダンス
要素、14・・・・・・第1の検出回路、15・・・・
・・第2の検出回路、17・・・・・・警報装置。
、第2図はこの発明の一実施例を示す接続図、第3図は
この発明を適用し得る他のパワーユニツトの例を示す系
統図である。 6b・・・・・・制御回路、6c・・・・・・パワース
イツチ、8a,8b・・・・・・電磁ソレノイド、8a
′,8bt・・・・・可逆電動機の巻線、RO・・・・
・・電流検出抵抗器、16・・・・・・インピーダンス
要素、14・・・・・・第1の検出回路、15・・・・
・・第2の検出回路、17・・・・・・警報装置。
Claims (1)
- 1 操舵信号が制御回路に供給され該制御回路の出力に
よりパワースイッチが制御され、該パワースイッチによ
りパワーユニットの電磁ソレノイド又は可逆電動機が駆
動される操舵装置において、上記電磁ソレノイド又は可
逆電動機の巻線と直列接続した電流検出抵抗器と、上記
パワースイッチと並列接続されこのパワースイッチがオ
フのとき上記電磁ソレノイド又は上記可逆電動機が動作
しない程度の電流をバイパスするインピーダンスを有す
るインピーダンス要素と、上記電流検出抵抗器、電磁ソ
レノイド又は可逆電動機の巻線及びパワースイッチとか
ら成る直列回路に常時電圧を印加する電源と、上記電磁
ソレノイド又は上記可逆電動機の巻線の両端電圧を検出
し上記電磁ソレノイド又は上記可逆電動機の巻線がレヤ
ーシヨートを起したことを検出する第1の検出回路と、
上記電流検出抵抗器の両端電圧を検出し上記電磁ソレノ
イド又は上記可逆電動機の巻線が断線したことを検出す
る第2の検出回路と、これら第1及び第2の検出回路の
何れか一方又は双方の検出出力によつて動作する警報装
置とを有して成る操舵装置におけるパワーユニット異常
監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50065838A JPS5919876B2 (ja) | 1975-05-31 | 1975-05-31 | 操舵装置におけるパワ−ユニット異常監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50065838A JPS5919876B2 (ja) | 1975-05-31 | 1975-05-31 | 操舵装置におけるパワ−ユニット異常監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51141195A JPS51141195A (en) | 1976-12-04 |
JPS5919876B2 true JPS5919876B2 (ja) | 1984-05-09 |
Family
ID=13298543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50065838A Expired JPS5919876B2 (ja) | 1975-05-31 | 1975-05-31 | 操舵装置におけるパワ−ユニット異常監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919876B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57169677A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-19 | Mitsubishi Electric Corp | Speed detector |
JPS58180881A (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-22 | Hitachi Zosen Corp | 電磁弁制御装置 |
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-
1975
- 1975-05-31 JP JP50065838A patent/JPS5919876B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51141195A (en) | 1976-12-04 |
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