JPS5919866Y2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

Info

Publication number
JPS5919866Y2
JPS5919866Y2 JP5117381U JP5117381U JPS5919866Y2 JP S5919866 Y2 JPS5919866 Y2 JP S5919866Y2 JP 5117381 U JP5117381 U JP 5117381U JP 5117381 U JP5117381 U JP 5117381U JP S5919866 Y2 JPS5919866 Y2 JP S5919866Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burner
burners
air
auxiliary
partition wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5117381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57165966U (ja
Inventor
浩明 片上
Original Assignee
三洋電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP5117381U priority Critical patent/JPS5919866Y2/ja
Publication of JPS57165966U publication Critical patent/JPS57165966U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5919866Y2 publication Critical patent/JPS5919866Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本案は点火の容易な加熱装置を提供せんとするものであ
る。
衣類乾燥機等に使用されているバーナは、この部分に多
量の風が流れる為に、その風の影響を受けてうまく点火
しないことがある。
本案は風の流れを巧みに利用して点火し易いようにした
もので、以下図に基いて説明すると、1は前面に衣類投
入用のドア2を有すると共に背面上部に吸気口3を穿設
した衣類乾燥機本体で、該本体内を仕切板4を介して燃
焼室5と加熱室6とに区画している。
7は加熱室6内に設けた回転ドラムで、周壁に多数の通
風孔8,8・・・・・・を穿設すると共に前面に衣類投
入口9を穿設し、後面より駆動軸10を突出して、プー
リ11等を介してモータ12に接続している。
13は同じく加熱室内に設けた排気側フィルタで、送風
機14を内設した送風ケーシング15から張出した天井
板16の下側に斜めに取付けられている。
このフィルタが天井板16の下側に取付けられているの
は、衣類からとれた釦等が落下して来た場合にフィルタ
13に直接当らないようにすると共に、このフィルタに
不必要に糸屑等が付着しないようにするためである。
26は前記送風機14を直結したモータで、このモータ
26と前記ドラム駆動用のモータ12とは、モータ取付
板27の内側と外側とに夫々取付けられている。
又前記仕切板4には燃焼室5内で加熱された空気を加熱
室6内に吹込むための吹出口17が穿設されており、該
吹出口17の一側縁に沿って前記燃焼室5内に二本のバ
ーナ28.29が設けられている。
19はこれ等吹出口17及びバーナ28,29を覆って
いるカバーで、両側壁には夫々冷風人口20゜21が又
端壁には補助人口30が穿設されている。
又前記吹出口17とバーナ28,29との間には垂直壁
22が形成され、該垂直壁の上縁縁と前記カバ−19内
面との間に熱風人口23を形成している。
以上の構成に於て、バーナ28.29に点火すると共に
モータ12を回転すると、回転ドラム7及び送風機14
が回転する。
送風機14が回転すると、吸気口3から燃焼室5内に空
気が取入れられ、その空気は冷風人口20.21よりカ
バー19内に入る。
一方の冷風人口21より入った空気はバーナ28.29
で加熱され、高温となって熱風人口23から吹出口17
に向う。
他方の冷風人口20より入った空気は、バーナ28 、
29で加熱されることなくそのまま吹出口17に向うが
、この吹出口の部分で前記熱風と混合して適温となり、
加熱室6内に吹出していく。
加熱室内に吹出た適温の空気は、通風孔8・・・・・・
より回転ドラム7内に入ってこのドラム内の衣類を乾燥
し、再び回転ドラム外に出て排気側フィルタ13を通っ
て送風機14に吸込まれ、吐出口24より排出される。
このようにバーナ28,29部分には衣類乾燥用の多量
の風が流れるために、その風の影響を受けてバーナに点
火しにくいことがあるが、本案は点火がし易いようにし
たものである。
本案に使用されている二本のバーナ28.29は夫々5
列のノズル列を有しており、点火部31は仕切壁22に
近い側のバーナ29の端部に設けられている。
この点火部31に於てバーナ29に点火すると第4図で
矢印で示すように火が移っていく。
しかるに風の影響によって、バーナ29から28への火
移りがしにくい場合がある。
その火移りのし易さは、前記補助人口30の位置に大き
く影響を受けることがわかった。
補助人口30は点火部31と反対側のカバ一端面に設け
られているが、この補助入口が第6図に示すように二本
のバーナ28.29にまたがって穿設され、且つこのバ
ーナのノズル口28’、29’よりも高い位置まで穿設
されていると火移りが非常に悪くなる。
その理由はこの補助入口30から多量の風が流れ込み、
炎を上に吹上げてしまうために、横への火移りが悪くな
るためと考えられる。
又第7図に示す如く補助人口30の高さをノズル口28
、29の位置よりも低くすると、バーナ29内での火
移りはよいがバーナ28へ火移りしにくい。
第6図に比較して補助人口30から入る風の量が減少し
たので、火移りが多少改善されたものと考えられる。
第8図のように一方のバーナ28と対向する部分にのみ
補助入口30を設けても、バーナ29内での火移りはよ
いが、やはり他のバーナ28への火移つがしにくい。
これはこの補助人口30から流入する風がバーナ28の
ガスを吹上げてしまうために、既に火のついている横の
バーナ29側へガスが流れにくいためと思われる。
又第9図に示すように、補助人口30の高さをノズル口
28′の位置よりも低くすると、バーナ29内での火移
りもよく、又バーナ29から28への火移りもよいこと
がわかった。
これは補助人力30から入る風が少ないために、バーナ
28から出るガスが横にも拡がり、既に火のついている
バーナ29からの火を受は易いためと考えられる:。
なお第10図に示す如く、第9図と同じ大きさの補助人
口30を他方のバーナ29に対向して設けても、バーナ
29から28への火移りは悪い。
これは点火したバーナ29の火は熱風人口23側に向う
ので、反対側にあるバーナ28には火移りがしにくいた
めである。
以上の如く本案は、二本あるバーナ28,29のうち仕
切壁22と遠い側のバーナ28と対向する部分に補助入
口30を設け、且つその高さをノズル口28′の位置よ
りも低くしたので、火移りが非常によく、多量の風が流
れる衣類乾燥機に於ても火移りがし易く、実用的効果が
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案加熱装置を使用した衣類乾燥機の縦断正面
図、第2図は縦断側面図、第3図は加熱装置の一部切欠
せる斜面図、第4図は同横断面図、第5図は同縦断面図
、第6図〜第10図は比較実験した加熱装置の背面図で
ある。 5・・・・・・燃焼室、6・・・・・・加熱室、4・・
・・・・仕切板、17・・・・・・吹出口、28.29
・・・・・・バーナ、20.21・・・・・・冷風入口
、30・・・・・・補助入口、19・・・・・・カバー
、28′・・・・・・ノズル口、31・・・・・・点火
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼室と加熱室とを区画する仕切板に穿設した吹出口と
    、この吹出口の側縁に沿って前記燃焼室内に設けられ夫
    々が複数列のノズルを備えた二本のバーナと、該バーナ
    及び前記吹出口を覆い両側面に冷風入口を穿設すると共
    に端面に補助入口を穿設したカバーと、前記吹出口とバ
    ーナとの間から突設し上端縁に沿って熱風入口を形成し
    た仕切壁とを備え、前記補助入口は、前記二本のバーナ
    のうち仕切壁と遠い側のバーナの端部と対向してこのバ
    ーナのノズル口よりも低い位置に設けられ、且つ仕切壁
    に近い側のバーナには補助入口と反対側の端部に点火部
    を設けてなる加熱装置。
JP5117381U 1981-04-08 1981-04-08 加熱装置 Expired JPS5919866Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5117381U JPS5919866Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08 加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5117381U JPS5919866Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08 加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57165966U JPS57165966U (ja) 1982-10-19
JPS5919866Y2 true JPS5919866Y2 (ja) 1984-06-08

Family

ID=29847899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5117381U Expired JPS5919866Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08 加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5919866Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57165966U (ja) 1982-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3064638A (en) Furnace
JPS5919866Y2 (ja) 加熱装置
JPS6018232Y2 (ja) 衣類乾燥機
JPH08229298A (ja) 衣類乾燥機
JPS6024319Y2 (ja) 衣類乾燥機
US4003138A (en) Air curtain for clothes dryer
JPS5926230Y2 (ja) 穀粒通風乾燥装置
JPS6014465Y2 (ja) 乾燥機
JPH0419386Y2 (ja)
JPH0140979Y2 (ja)
KR870001424Y1 (ko) 난방기
JPS598123Y2 (ja) 温風暖房器
JPS6018233Y2 (ja) 乾燥機
JPS5851188B2 (ja) 穀粒乾燥機におけるバ−ナの熱風吹出筒
JPH0426844Y2 (ja)
JPS5844947B2 (ja) 穀粒乾燥機における熱風室清掃装置
JPH0322692Y2 (ja)
JPS5913997Y2 (ja) 熱風式乾燥機
JP2745392B2 (ja) 焼却炉
KR880004350Y1 (ko) 목재 건조 장치
JPS5844314Y2 (ja) 連続的に移動するウエブの乾燥装置
JP2703158B2 (ja) ガス暖房機能付出窓装置
JPH0615255Y2 (ja) 給湯装置
JPS631152Y2 (ja)
KR0130654Y1 (ko) 난방기