JPS5919820Y2 - 内燃機関用ノズルホルダ - Google Patents
内燃機関用ノズルホルダInfo
- Publication number
- JPS5919820Y2 JPS5919820Y2 JP1979085212U JP8521279U JPS5919820Y2 JP S5919820 Y2 JPS5919820 Y2 JP S5919820Y2 JP 1979085212 U JP1979085212 U JP 1979085212U JP 8521279 U JP8521279 U JP 8521279U JP S5919820 Y2 JPS5919820 Y2 JP S5919820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle holder
- ring
- leakage
- holder body
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は漏洩燃料油を燃料タンクに戻すためノーケージ
リングを介してノズルホルダ本体にパイプが接続されて
いる内燃機関用ノズルホルダの改良に関する。
リングを介してノズルホルダ本体にパイプが接続されて
いる内燃機関用ノズルホルダの改良に関する。
この種の内燃機関用ノズルホルダでは、り一ケージリン
グにより接続されたパイプを介して漏洩燃料油はノズル
ホルダ本体の軸線に対し横向きに逃す方式が採用されて
いるが、従来のノズルホルダの構造では第1図に示すよ
うに、ノズルホルダ本体1に形成されたねじ部20とそ
れに係合するナツト21によりリーケージリング4はノ
ズルホルダ本体1に固定された。
グにより接続されたパイプを介して漏洩燃料油はノズル
ホルダ本体の軸線に対し横向きに逃す方式が採用されて
いるが、従来のノズルホルダの構造では第1図に示すよ
うに、ノズルホルダ本体1に形成されたねじ部20とそ
れに係合するナツト21によりリーケージリング4はノ
ズルホルダ本体1に固定された。
そのため従来のノズルホルダに備えられたり一ケージリ
ング4は、ノズルホルダをエンジンに組付けるときには
ナツト21により任意の角度方向へ位置決めすることが
できたが、組付けた後はナツト21をゆるめない限り向
きを変えることは不可能であり、燃料タンクとノズルホ
ルダを連結するパイプ5のリーケージリング4への取付
けに制約を受け、パイプ5の接続が容易にできない欠点
があった。
ング4は、ノズルホルダをエンジンに組付けるときには
ナツト21により任意の角度方向へ位置決めすることが
できたが、組付けた後はナツト21をゆるめない限り向
きを変えることは不可能であり、燃料タンクとノズルホ
ルダを連結するパイプ5のリーケージリング4への取付
けに制約を受け、パイプ5の接続が容易にできない欠点
があった。
それ故、本考案の目的は上記欠点を解消するためになさ
れたもので、リーケージリングをノズルホルダ本体に組
付けた後においても回動および軸方向の移動を可能にす
るように設置して、リーケージリングへのパイプの取付
けに関する制約を除去し、それによってパイプの接続を
容易にした内燃機関用ノズルホルダを提供することであ
る。
れたもので、リーケージリングをノズルホルダ本体に組
付けた後においても回動および軸方向の移動を可能にす
るように設置して、リーケージリングへのパイプの取付
けに関する制約を除去し、それによってパイプの接続を
容易にした内燃機関用ノズルホルダを提供することであ
る。
上記目的を遠戚するため、本考案による内燃機関用ノズ
ルホルダの特徴は、リーケージリングか゛ノズルホルダ
本体に組付は後においても回動可能に設置されると共に
、軸方向の移動も可能なように前記ノズルホルダ本体に
リーケージリングとの間にすき間を有して移動規制部材
を設け、前記ノーケージリングの内周面と前記ノズルホ
ルダ本体との間には前記リーケージリングの内周面に形
成された集油溝の両側にO−リングが装着されているこ
とである。
ルホルダの特徴は、リーケージリングか゛ノズルホルダ
本体に組付は後においても回動可能に設置されると共に
、軸方向の移動も可能なように前記ノズルホルダ本体に
リーケージリングとの間にすき間を有して移動規制部材
を設け、前記ノーケージリングの内周面と前記ノズルホ
ルダ本体との間には前記リーケージリングの内周面に形
成された集油溝の両側にO−リングが装着されているこ
とである。
次に図面を参照のもとに本考案の実施例に関し説明する
。
。
図において、1はノズルホルダ本体であって、その一端
には燃料油を噴射するノズル本体2が装着される。
には燃料油を噴射するノズル本体2が装着される。
3はリテーニングナツトである。
ノズルホルダ本体1の他端にはリーケージリング4が設
けられ、そのリーケージリングには燃料タンクに至るパ
イプ5が取付けられる。
けられ、そのリーケージリングには燃料タンクに至るパ
イプ5が取付けられる。
本体1の内部の室6内には図示しないニードル弁を付勢
するスプリング7が設置され、且つ室6とり−ケージリ
ング4に設けられた集油溝8との間を連通ずる孔9が形
成されている。
するスプリング7が設置され、且つ室6とり−ケージリ
ング4に設けられた集油溝8との間を連通ずる孔9が形
成されている。
ノズルホルダ本体1の室6中に溜った漏洩燃料油は孔9
および集油溝8を通ってパイプ5に至り、燃料タンクに
戻される。
および集油溝8を通ってパイプ5に至り、燃料タンクに
戻される。
しかるに従来の構造では、第1図に示すように、リーケ
ージリング4は本体1のねじ部20にナツト21を係合
することにより固定されたため上記のような欠点があっ
た。
ージリング4は本体1のねじ部20にナツト21を係合
することにより固定されたため上記のような欠点があっ
た。
2図〜第4図はそれぞれ本考案の実施例を示すものであ
って、それらの図に示すように、本考案によるノズルホ
ルダの構造では、本体1の孔9の位置にリーケージリン
グ4が組付は後においても回動可能に設置されると共に
、リーケージリング4の内周面に形成された集油溝8の
両側における本体1とリーケージリング4の内周面との
間にO−リング10が装着されている。
って、それらの図に示すように、本考案によるノズルホ
ルダの構造では、本体1の孔9の位置にリーケージリン
グ4が組付は後においても回動可能に設置されると共に
、リーケージリング4の内周面に形成された集油溝8の
両側における本体1とリーケージリング4の内周面との
間にO−リング10が装着されている。
なお漏洩燃料油の圧力は低いのでO−リング10のつぶ
し代は0.2rom程度にしておけば、ノズルホルダ本
体1とり−ケージリング4との間からのもれはほは゛完
全に防止される。
し代は0.2rom程度にしておけば、ノズルホルダ本
体1とり−ケージリング4との間からのもれはほは゛完
全に防止される。
そして、第2図に示された第1の実施例では、リテーニ
ング4の両側の本体1の外周面にそれぞれ複数の環状の
溝11が形成され、リーケージリング4を保持するため
その両側にそれぞれ軸方向の移動規制部材であるスナッ
プリング12a、12bが溝11にかん合して設置され
る。
ング4の両側の本体1の外周面にそれぞれ複数の環状の
溝11が形成され、リーケージリング4を保持するため
その両側にそれぞれ軸方向の移動規制部材であるスナッ
プリング12a、12bが溝11にかん合して設置され
る。
このようにスナップリング12 a、 12 bを溝1
1にかん合することによって本体1にリーケージリング
4を回動可能に設ければ、各スナップリングがかん合す
る溝11を選択することにより、軸線方向におけるリー
ケージリング4の取付位置を自由に調整できる。
1にかん合することによって本体1にリーケージリング
4を回動可能に設ければ、各スナップリングがかん合す
る溝11を選択することにより、軸線方向におけるリー
ケージリング4の取付位置を自由に調整できる。
なお、スナップリング12a、12bはサークリップな
どでもよい。
どでもよい。
またこの実施例では、各スナップリング12a、12b
をリーケージリング4との間にすき間を有するように離
れた位置に取付けておけば、スナップリング12 a、
12 bを取り外さなくても所定の範囲内でリーケー
ジリング4を軸線方向に移動することができる。
をリーケージリング4との間にすき間を有するように離
れた位置に取付けておけば、スナップリング12 a、
12 bを取り外さなくても所定の範囲内でリーケー
ジリング4を軸線方向に移動することができる。
第3図に示された本考案の第2の実施例では、軸方向の
移動規制部材としてリーケージリング4の一方の側のみ
溝11とスナップリング12 aを設け、リーケージリ
ング4の他の側はりテーニングナット3の端面で保持す
るようにしたものである。
移動規制部材としてリーケージリング4の一方の側のみ
溝11とスナップリング12 aを設け、リーケージリ
ング4の他の側はりテーニングナット3の端面で保持す
るようにしたものである。
このようにすれば、溝11とスナップリング12aは一
方の側だけであるため、単純な構造となりコストの節減
になる。
方の側だけであるため、単純な構造となりコストの節減
になる。
リーケージリング4の回動可能な設置に対し軸方向の移
動規制部材としてスナップリングが必須のものではなく
、例えば第4図に示す本考案の第3の実施例におけるよ
うに、スナップリング12a、12bを全く用いないで
、リテーニングナツト3の端面とノズルホルダ本体1に
設けられた段付部13との間にリーケージリング4を保
持することもできる。
動規制部材としてスナップリングが必須のものではなく
、例えば第4図に示す本考案の第3の実施例におけるよ
うに、スナップリング12a、12bを全く用いないで
、リテーニングナツト3の端面とノズルホルダ本体1に
設けられた段付部13との間にリーケージリング4を保
持することもできる。
上記のように、本考案によれば、リーケージリング4は
ノズルホルダ本体に対しもれのない状態で組付は後にお
いても回動可能に設置されると共に、軸方向にも移動可
能に設けられているので、従来のもののようにナツトの
締付けに関した作業を必要とせず、任意の角度方向に向
けられたり一ケージリングに対し該リーケージリングを
軸方向に移動させながらパイプ5を取付けることができ
、従ってリーケージリングに対するパイプの取付は上の
制約が除去される。
ノズルホルダ本体に対しもれのない状態で組付は後にお
いても回動可能に設置されると共に、軸方向にも移動可
能に設けられているので、従来のもののようにナツトの
締付けに関した作業を必要とせず、任意の角度方向に向
けられたり一ケージリングに対し該リーケージリングを
軸方向に移動させながらパイプ5を取付けることができ
、従ってリーケージリングに対するパイプの取付は上の
制約が除去される。
そのためパイプの取付けが極めて容易になる。
また、ノズルホルダ本体とり一ケーシリングの内周面と
の間にはり一ケージリングの内周面に形成された集油溝
の両側にO−リングを装着したので、ノズルホルダ外周
部を横方向にシールすることができ、ノズルホルダ本体
の小径化が可能になり、小型で軽量なものが極めて容易
に実現できる。
の間にはり一ケージリングの内周面に形成された集油溝
の両側にO−リングを装着したので、ノズルホルダ外周
部を横方向にシールすることができ、ノズルホルダ本体
の小径化が可能になり、小型で軽量なものが極めて容易
に実現できる。
第1図は従来の内燃機関用ノズルホルダの縦断面図、第
2図、第3図および第4図はそれぞれ本考案の内燃機関
用ノズルホルダの実施例を示す縦断面図である。 図中1・・・・・・ノズルホルダ本体、4・・・・・・
リーケージリング、5・・・・・・パイプ、7・・・・
・・スプリング、8・・・・・・集油溝、10・・・・
・・O−リング、11・・・・・・溝、12a。 12b・・・・・・スナップリング、13・・・・・・
本体1の段付部、20・・・・・・ねじ部、21・・・
・・・ナツト。
2図、第3図および第4図はそれぞれ本考案の内燃機関
用ノズルホルダの実施例を示す縦断面図である。 図中1・・・・・・ノズルホルダ本体、4・・・・・・
リーケージリング、5・・・・・・パイプ、7・・・・
・・スプリング、8・・・・・・集油溝、10・・・・
・・O−リング、11・・・・・・溝、12a。 12b・・・・・・スナップリング、13・・・・・・
本体1の段付部、20・・・・・・ねじ部、21・・・
・・・ナツト。
Claims (1)
- ノーケージリングを介してノズルホルダ本体に接続され
たパイプにより漏洩燃料油を前記ノズルホルダ本体の軸
線に対し横向きに逃す方式の内燃機関用ノズルホルダに
おいて、前記リーケージリングは、前記ノズルホルダ本
体に組付は後においても回動可能に設置されると共に、
軸方向の移動が可能なように前記ノズルホルダ本体にリ
ーケージリングとの間にすき間を有して移動規制部材を
設け、前記リーケージリングの内周面と前記ノズルホル
ダ本体との間には前記リーケージリングの内周面に形成
された集油溝の両側にO−リングが装着されていること
を特徴とする内燃機関用ノズルホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979085212U JPS5919820Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | 内燃機関用ノズルホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979085212U JPS5919820Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | 内燃機関用ノズルホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS564658U JPS564658U (ja) | 1981-01-16 |
JPS5919820Y2 true JPS5919820Y2 (ja) | 1984-06-08 |
Family
ID=29318403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979085212U Expired JPS5919820Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | 内燃機関用ノズルホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919820Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2525282B2 (ja) * | 1990-10-05 | 1996-08-14 | ダイワ技研株式会社 | プリント配線板製造用の方向変換装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5759651Y2 (ja) * | 1977-05-11 | 1982-12-20 |
-
1979
- 1979-06-21 JP JP1979085212U patent/JPS5919820Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS564658U (ja) | 1981-01-16 |
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