JPS591972Y2 - バイアル用栓 - Google Patents

バイアル用栓

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Publication number
JPS591972Y2
JPS591972Y2 JP16954181U JP16954181U JPS591972Y2 JP S591972 Y2 JPS591972 Y2 JP S591972Y2 JP 16954181 U JP16954181 U JP 16954181U JP 16954181 U JP16954181 U JP 16954181U JP S591972 Y2 JPS591972 Y2 JP S591972Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vial
wall
rubber
rubber stopper
stopper body
Prior art date
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Expired
Application number
JP16954181U
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English (en)
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JPS5873747U (ja
Inventor
正雄 田島
Original Assignee
株式会社 東立工業
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Publication date
Application filed by 株式会社 東立工業 filed Critical 株式会社 東立工業
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバイアル周枠に関し、さらに詳しくは気密性を
特に要求される真空バイアル用等に好適な栓に係る。
従来のこの種のバイアル周枠としては種々のものが提案
されているが、恒久的に気密性を満足するものは今だ出
現していない。
本考案は斯る不満を解消したものであり、以下その実施
の一例を図面に基づいて詳細に説明する。
栓Aは、図面に示すところの上縁面B1の外周端に沿い
衝壁B2が起立状に設けられた口部B3を有するバイア
ル容器Bに用いられるもので、この栓Aは、内面1aの
少なくとも薬剤と触れる範囲が樹脂2で覆われているゴ
ム製栓本体1と、これを口部B3に嵌着状に閉栓するキ
ャップ3とで構成されている。
ゴム製栓本体1は、天然ゴム或いはたとえばブチルゴム
のような合成ゴムなど弾性を有する材料で構成され、か
かる栓本体1の内面1aに積層されている樹脂2として
は、薬剤に悪影響を及ぼさないたとえば四フッ化エチレ
ン樹脂、三フッ化塩化エチレン樹脂、四フッ化エチレン
ー六フッ化プロピレン共重合樹脂、フッ化ビニリゾ゛ン
樹脂、フッ化ビニール樹脂、四フッ化エチレンーエチレ
ン共重合樹脂あるいは三フッ化塩化エチレンーエチレン
共重合樹脂などのいわゆるフッ素系樹脂が用いられる。
この樹脂2の積層範囲は、栓本体1の外上面1bおよび
周側面部すなわちゴム面部1Cを除いて、内面1a全域
、あるいはバイアル容器Bにおける上縁面B1との接触
面の外周部を除く範囲とし、少なくともゴム面部1Cお
よび外上面11)はゴム面にしである。
キャップ3はアルミニウム等の金属製、若しく4は硬質
合成樹脂製のもので、この略王冠状のキャップ3は下端
周縁3aが衝壁B2下縁に巻込むように掛止していて、
栓本体1を口部B3内に嵌着状に固定している。
またキャップ3は栓本体1における外上面1bとの対向
面3b中央に小蓋5を切り目6に沿い除去自在に有し、
そして同対向面3bの比較的外周端近くには栓本体1に
おける外上面1b外周を押圧している突部4が備えられ
ている。
この突部4は高さが同じ環形状を呈していて、外上面1
bを等しく押圧し、栓本体1の外周部1dに生じる復元
弾性力によってゴム面部1Cを衝壁B2の内壁面B4に
密封状に圧着ならしめている。
第1図は突部4が外上面1bを、これの外側端に近い位
置に喰込みして、押圧している実施例を示し、斯る態様
では、外周部1dに喰込まれる突部4により生じた復元
弾性力Pがゴム面部1Cを内壁面B4に密封状に圧着せ
しめて気密性を保持し、またPlは樹脂2を上縁面B、
に圧着せしめている。
第4図は突部4が外上面1bを、これの比較的内側位置
に喰込みして、押圧している実施例を示し、斯る態様で
は復元弾性力PおよびPlに加えて、P2が口部B3に
おける首部内壁面B5と、これに対面せる栓本体1のス
カート状ゴム面1eとの密封状の密着を果している。
第5図は突部4が外上面1bの外周縁部1fを外側に拡
げるよう押圧している実施例を示し、斯る態様では復元
弾性力PおよびPlのみが生じて、口部B3における内
壁面B4および上縁面B1双方で気密性が保たれている
上記実施例において、栓本体1のゴム面部1C径は内壁
面B4と同径状又は幾分大径状のいずれ(こするも自由
で゛ある。
本考案は以上のように、キャップの突部でゴム製栓本体
の外上面外周端近くを押圧せしめて、栓本体における外
周部に復元弾性力を発生させ、同弾性力を利用して、衝
壁の内壁面に栓本体における周側面部すなわちゴム面部
を強制的に強圧着せしめたので、良好且つ完全な密封状
態が得られて、気密性が保たれ、特に減圧バイアル用に
好適であり有用である効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案バイアル周枠の一実施例を示す半縦断正
面図。 第2図は平面図で一部切欠する。第3図は分解して示す
半縦断正面図。 第4図および第5図は夫々化の実施例を示す半縦断正面
図である。 図中 Bはバイアル、B1は上縁面、B2は衝壁、B3
は口部、B4は内壁面、1はゴム製栓本体、1aは内面
、1bは外上面、1Cはゴム面部、1fは外周縁部、2
は樹脂、3はキャップ、4は突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 上縁面の外周に沿い衝壁が起立状に設けられた口部
    を有するバイアル用の栓であって、上記口部に内面の少
    なくとも薬剤と触れる範囲が樹脂で覆われているゴム製
    栓本体をこれのキャップで嵌着状に閉栓すると共に該キ
    ャップの環状突部をゴム製栓本体における外上面の比較
    的端近くに押圧せしめて、衝壁の内壁面と対面せるゴム
    面部を同内壁面に密封状に密着せしめてなるバイアル周
    枠。 ■ 上記突部が、ゴム製栓本体の外上面をこれに喰込み
    状に押圧している実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    バイアル周枠。 ■ 上記ゴム製栓本体の外上面が、外周縁部を残して陥
    没しており、この外周縁部が突部で衝壁の内壁面側に押
    圧されている実用新案登録請求の範囲第1項記載のバイ
    アル周枠。
JP16954181U 1981-11-14 1981-11-14 バイアル用栓 Expired JPS591972Y2 (ja)

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JP16954181U JPS591972Y2 (ja) 1981-11-14 1981-11-14 バイアル用栓

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JP16954181U JPS591972Y2 (ja) 1981-11-14 1981-11-14 バイアル用栓

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JPS5873747U JPS5873747U (ja) 1983-05-18
JPS591972Y2 true JPS591972Y2 (ja) 1984-01-19

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EP1926556A2 (en) * 2005-09-20 2008-06-04 BioMerieux, Inc. Specimen enclosure apparatus and containers and closure devices for the same

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JPS5873747U (ja) 1983-05-18

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