JPS5919712Y2 - 転炉用ダクトの専用作業台 - Google Patents

転炉用ダクトの専用作業台

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Publication number
JPS5919712Y2
JPS5919712Y2 JP13404078U JP13404078U JPS5919712Y2 JP S5919712 Y2 JPS5919712 Y2 JP S5919712Y2 JP 13404078 U JP13404078 U JP 13404078U JP 13404078 U JP13404078 U JP 13404078U JP S5919712 Y2 JPS5919712 Y2 JP S5919712Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
duct
guide
work table
lifting device
Prior art date
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Expired
Application number
JP13404078U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5551360U (ja
Inventor
孝 岸野
浩志 大木
政夫 堀田
岩次 小豆畑
Original Assignee
日本鋼管株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本鋼管株式会社 filed Critical 日本鋼管株式会社
Priority to JP13404078U priority Critical patent/JPS5919712Y2/ja
Publication of JPS5551360U publication Critical patent/JPS5551360U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、転炉の上方に設けられたダクトの突発的なト
ラブルの際に使用される作業台の改良に関するものであ
る。
転炉から発生した排ガスはその上方に設置されたダクト
を通って回収され除塵された後、再び燃料として使用さ
れることはよく知られているが、かかるダクトの下端部
は第2図にみられる如く、上部フード12、下部フード
13及びスカート14がら構成されており、この下部フ
ード13やスカート14に突発的な事故が生じた場合、
復旧時間を短縮する目的で、上部フード12を移動させ
ることなく、作業員が直ちにスカート14や下部フード
13内に入り込んでその修理点検を行なっているのが通
例である。
ところで、従来こうした作業を行なうための作業台は第
1−a図及び第1−b図に示す如く、油圧駆動リンク1
の上端に作業テーブル2を設け、その作業テーブル2上
に作業員が乗込んで、作業対象物の高低に応じてその作
業テーブル2を昇降させるような構造となっている。
しがしながら、このような従来の構造では、作業中に上
部フード12等の内面に付着した地金などが落下した場
合、それを回避するための適切な配慮がなされておらず
、作業者の安全性が充分確保されないという問題があり
、またダクト内の突発的な事故による補修を行なう場合
、そのほとんどは転炉操業中に行なわれるので従来の作
業台では転炉上方から出てダクト内に流れる排ガスの流
れを防害し、転炉操業を継続し得なくなるという欠点が
あり、更は第1−a図に示す如く、作業テーブル2の周
縁部に固定手摺3を設けたような場合、格納時、即ち作
業テーブル2を最小限に降下させた際の床上面4からの
高さが手摺3の分だけ高くなり、格納条件などが制約さ
れるなど種々の不都合が生じていた。
本考案はこのような従来の不利欠点を改良するために検
討の結果工夫されたものであり、特にダクト下方に延長
した架台上を走行する台車に通風性の有する保護テーブ
ルを昇降可能に設け、この保護テーブルの下方に通風可
能な作業テーブルを上下方向にスライド可能となる如く
吊持せしめることで、落下物等に対する作業中の安全性
を確保すると共に、転炉からダクト内に流れる排ガスの
流れをみださないようにし、格納時における高さ方向の
コンパクト化を図らんとしたものである。
次に本考案の一実施例を添付図面によって説明すると、
まず第2図は本考案の実施状況を示した概略図であり、
図中10に示すものは転炉11からの排ガスを導入する
ためのダクトであって、このダクト10の下端部は上部
フード12、下部フード13及びスカート14によって
構成されている。
また図中15に示すものは転炉11の近傍に設置された
ベース架台であり、このベース架台15の上面部16は
前記ダクト10の下方まで水平方向に延長されると共に
、かかる上面部16にはダク)10の下方に向けて台車
走行レール17(第3図参照)が設けられ、その走行レ
ール17に沿って台車18が進退可能に走行し得るよう
になっている。
即ち前記ベース架台15における上面部16の後端部に
はウィンチその他の駆動装置19が配設され、先端部に
は滑車19 aが枢着されると共に、これら駆動装置1
9と滑車19 aとの間にはワイヤ19 bが掛は渡さ
れる。
そしてかかるワイヤ19 bの両端は台車18の後端部
に連結されるものであり、即ち第2a図に例示する如く
台車18の後端部にブラケット18 aを突設せしめ、
このブラケツ)18aにワイヤ19 bの両端を止着し
たプレーH8bを固定せしめるようにしたものである。
なお、第2図で19 Cに示すものはウィンチ用ガイド
ローラである。
一方、こうした台車18上には、第3図乃至第5図に詳
示する如くシリンダー20によって上下方向に伸縮可能
となったリンク21その他の昇降装置が設けられており
、その昇降装置の上端には保護テーブル22が設けられ
ている。
この保護テーブル22はメツシュ等で構成された通風性
の有するもので、中央には点検口23が設けられると共
にその下端には複数のガイド24が垂設され、そのガイ
ド24には作業テーブル25が上下方向にスライド可能
となる如く支持されるものである。
即ち、この作業テーブル25は前記保護テーブル22と
同様メツシュ等で構成された通風性を有するもので、そ
の中央部にはリンク21が挿通するための開口部26が
形成され、また外周部には手摺27が設けられると共に
、その外周部の適所には開閉扉28が設けられている。
しかしてこうした作業テーブル25の前記開口部26の
各コーナ一部近傍には第6図に示す如く上記ガイド24
の隣接する2面24a、24bに対応して一対の垂直フ
レーム29.30が固定され、各垂直フレーム29.3
0の上端部にはガイドロール31.32及び33.34
が枢着され、これらガイドロール31.32及び33.
34が前記ガイド24の2面24a、24bと摺接して
そのガイド24に沿って上下方向に移動するようになっ
ているものである。
以上は本考案の一実施例を示したにすぎず、その趣旨に
従い多くの変形例が考えられ、例えば前記した昇降装置
やその駆動装置さらには台車18の駆動装置などは図示
したものに限定されるものではなく、その他細部の構成
も必要に応じて設計変更が可能である。
なお、図中において35に示すものは、ベース架台15
の安定性を確保するためのバランスウェイト、36は転
炉11を支持するトラニオンリングである。
以上のような構成からなる本考案によるときには、まず
必要時にベース架台15を転炉11の近傍まで移動し、
その後、駆動装置19により台車18をダク)10の下
方まで走行させる。
こうして後、シノンダー20によりリンク21を徐々に
伸ばし、保護テーブル22を上方に押し上げると、作業
テーブル25に設けられた上記ガイドロール31.32
及び33、34が保護テーブル22のガイド24に沿っ
てスライドし、そのガイド24の下端部にあるフランジ
24 Cで係止され、作業テーブル25がガイド24に
吊持された状態となる。
こうして保護テーブル22を必要な高さまで上昇させた
後、作業テーブル25に乗った作業員が必要箇所の修理
点検を行なうものである。
なお、本考案においては落下物等の危険性がない場合、
前記保護テーブル25も作業用のテーブルとして兼用し
てもよいことは勿論である。
以上説明したように、本考案によれば昇降装置の上端に
設けられた保護テーブル22のガイド24に作業テーブ
ル25を上下方向にスライド可能となる如く支持せしめ
ることにより、作業中に上方から落下物が落下してきて
も、その落下物は保護テーブル22で遮られるため、そ
れが作業員に当たるような心配がなくなり、安全性が著
しく向上すると共に、作業テーブル25に手摺27を取
付けてもその手摺27が格納時の全高に影響を及ぼさな
いため、格納時における装置全体のコンパクト化が図ら
れる。
また本考案によれば、保護テーブル22及び作業テーブ
ル25に通風性をもたせることにより、作業テーブル2
5と保護テーブル22との間に熱気がこもらず、しかも
ダクト内に流れる排ガスの流れをみだすことがないため
、転炉操業中にも作業ができ、さらにまた前記昇降装置
が搭載された台車18を転炉近傍に設置したベース架台
15上を走行させるようにしたので、取付は場所などに
さほど制約を伴わないなど種々の利点が得られ、その実
用性にすぐれた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1−a図及び゛第1−b図は、従来の作業台の使用状
態を示す説明図、第2図は本考案の使用状態を示す説明
図、第2−a図は本考案における台車後端部のワイヤ取
付状態を示す組立図、第3図は本考案の実施例を示す平
面図、第4図は同じく正面図、第5図は本考案における
スライド機構の一例を示す正面図、第6図は第5図にお
けるA−A矢視図である。 図中、10はダクト、15はベース架台、18は台車、
19は台車駆動装置、20はリンク駆動装置、21はリ
ンク、22は保護テーブル、24はガイド、25は作業
テーブルを各示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 転炉近傍に備えられ、かつダクトの下方に延長されたベ
    ース架台と、該ベース架台上を走行する台車と、該台車
    上に配設された昇降装置と、該昇降装置上方に設けられ
    た作業テーブルと、前記昇降装置及び台車を各々駆動す
    るための駆動装置とからなる転炉用ダクトの専用作業台
    において、前記昇降装置の上端に通風可能な保護テーブ
    ルを設けると共に、該保護テーブルの下面にガイドを設
    け、前記作業テーブルを通風可能なもので構成して該ガ
    イドに沿ってスライド可能に支持せしめたことを特徴と
    する転炉用ダクトの専用作業台。
JP13404078U 1978-10-02 1978-10-02 転炉用ダクトの専用作業台 Expired JPS5919712Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13404078U JPS5919712Y2 (ja) 1978-10-02 1978-10-02 転炉用ダクトの専用作業台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13404078U JPS5919712Y2 (ja) 1978-10-02 1978-10-02 転炉用ダクトの専用作業台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5551360U JPS5551360U (ja) 1980-04-04
JPS5919712Y2 true JPS5919712Y2 (ja) 1984-06-07

Family

ID=29103060

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13404078U Expired JPS5919712Y2 (ja) 1978-10-02 1978-10-02 転炉用ダクトの専用作業台

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Publication number Publication date
JPS5551360U (ja) 1980-04-04

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