JPS59196087A - 乳酸菌スタ−タ−の調製方法 - Google Patents

乳酸菌スタ−タ−の調製方法

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JPS59196087A
JPS59196087A JP7148583A JP7148583A JPS59196087A JP S59196087 A JPS59196087 A JP S59196087A JP 7148583 A JP7148583 A JP 7148583A JP 7148583 A JP7148583 A JP 7148583A JP S59196087 A JPS59196087 A JP S59196087A
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JP
Japan
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lactic acid
acid bacteria
starter
growth phase
logarithmic growth
Prior art date
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JP7148583A
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Inventor
Kazuhisa Otaguchi
和久 太田口
Ichiro Inoue
一郎 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIYOUSHIYOKU KENKYUKAI
Original Assignee
RIYOUSHIYOKU KENKYUKAI
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、短時間にすぐれた乳酸菌スターターを調製す
る方法に関するものである。
更に詳細には、本発明は対数増殖期後期で植え継ぐこと
によって、きわめて短時間に、よシすぐれた乳酸菌スタ
ータを調製する方法に(力するものである。
一般に、乳酸菌スターターはチーズ、ヨーグルト、発酵
乳などの製造に用いるスターターとして必ず用いられる
もので、これら製品の製造原料としてきわめて重要なも
のである。。
また近年チーズや発酵乳などで、製造に用いるスタータ
ーとして、培養液よシ菌体を分離して濃縮したスタータ
ーが使用されるようになってきたが、このようなスター
ターの調製に要望されているのは、活力が強く且つ菌数
の多い乳酸菌培養液の調製である。
従来、乳酸菌スターターを調製する方法としては、培養
温度と培養時間を至適にコントロールして培養し、定常
期に達した菌体を使用している。
すなわち、乳酸菌を至適条件で玉代以上定常期まで培養
することを、繰シ返すことによって、活力及び菌数が一
定、の乳酸菌スタータを調製しているのである。
しかしながら、従来の定常期植継ぎによる乳酸菌スター
タの調製法では、−代の植継ぎ時間が14〜23時間程
度であるために、全乳酸菌スターター調製をいかにすれ
ば短縮できるか、又、すぐれた乳酸菌スターターを得る
には、どうすればよいかとの発想のもとに鋭意研究を行
ったところ、意外なことに、対数増殖期後期で植え継ぐ
だけで、きわめて短時間でよシすぐれた乳酸菌スタータ
ーを調製することに成功したのである。
本発明は、対数増殖期後期で植え縦ぐことを特徴とする
乳酸函スターターの調製方法である。
次に、本発明を祝明するが、本発明で使用する改変M 
R、S培地は下記の組成’に!するものである。
〔改変MR8培地〕 はプトン(Oxoid)         10.0 
gLaf−Lemcoミイー トエキストラクト(Ox
oid)10.0g イーストエキストラクト(Oifco又は0xoid)
5、DI ラクトース            20.09ツイー
ン80             tomノリン酸水素
2カリウム       2.0g酢酸ナトリウム  
         5.0gクエン酸6アンモニウム 
     2.0.9MgSO4・7H2020077
+9 MnSO4・4H,,0、50m9 蒸留水              1ノ蒸留水に成分
を溶解し、pHを6,2〜6.6に調製し、121℃1
5分間殺菌する。殺菌後の最終pHは、6.0〜65で
ある。
第1図において、一般にヨーグルト製造等に用いられる
、ストレプトコッカス・サーモフィラスから選んだ、ス
トレプトコッカス・サーモフィラス(Streptoc
occus thermophilus )A 192
 +FERM P−7025を用イ、改変MR8培地テ
37℃で培養した増殖曲線が示される。
この増殖曲線は、一般的な乳酸菌の増殖曲線と一致する
ものであるが、第1図において、aがらdiでか対数増
殖期といわれている。
本発明においては、この対数増殖期を略3等分し、aか
らbまでを対数増N期(X)とし、bがらCまでを対数
増殖期中期(Y)とし、Cがらdまでを対数増殖期後期
(Z)と区分している。
本発明において、一般的には乳は菌を培養し、対数増殖
期後期に来たら新たな培地に植え継ぎ、再び対数増殖期
後期に来たら、新たな培地に植え継ぎ、更に対数増殖期
後期に来たら乳酸菌スターターとして使用するものであ
る。また、本発明においては、3回目の対数増殖期後期
に来たら温度を下げてしばらく保存しておいてもよい。
本発明において、対数増殖期後期で2回植え継ぎ、3回
目の対数増殖期後期で乳酸菌スターターとして使用する
場合は、約15時間で乳酸菌スターターが得られたこと
になシ、従来の乳酸菌スターターが6回の定常期培養で
約45時間以上かかつているのに比較すると、わずか1
/6の時間で乳酸菌スターターが得られることになるの
である。
本発明は、従来定常期が植え継ぎの最適のところである
とされていた概念を打破して、対数増殖期後期植え継ぎ
に、定常期植え継ぎより菌数が多く得られるすぐれたと
ころがあることを確認したものである。
第2図において、その効果が明らかにされる。
第2図では、改変MR8培地に、第1図に示す各培養時
間毎に取り出した、ストレプトコッカス・サーモフィラ
ス4192 FERMP−7025の培養液を、改変M
R8培地の乳糖濃度を槙々に変えた(0〜100 kg
/m” )培地に、接種時の菌数が同じになる様に接種
し、37℃で所定の時間静置培養を行ない、生成される
乳酸濃度が一定(定常状態)になった時点で乳酸菌菌体
湿重量を測定し、これを立体図的にグラフ化したもので
ある。即ち、第2図は、縦軸に示した各培養時間毎の乳
酸菌スぐ− メーターを用い、横軸に示した各乳糖濃度(kg/m3
 )の改変MR8培地に接種し、所定の時間静置培養を
行ない、37℃で生成される乳酸濃度が一定(定常状態
)になった時点での乳酸菌菌体湿重量が、地図の山状に
示されるもので、等高線に示された数字は 乳酸菌菌体湿重量X 10−’ kliT / m”を
示している。
第2図から乳酸菌スターターで高い菌体量が得られるの
は、約6時間培養によるところと、15〜21時間培養
によるところの与であることが明らかとなる。15〜2
1時間培養によるところでは、定常期になってからの植
え継ぎであるから、従来の乳酸菌スターターの製造を意
味している。
しかし、この定常期の植え継ぎでは3.4X10−’に
9/m3が得られる程度に過ぎない。
一方、約6時間培養によるところでは、湿菌体3、8 
X 10 ’ kg/ m3の最高菌体量が得られるの
が分る。
第1図において、本試験菌の対数増殖期後期は約4.5
〜6.5時間であるので、これを第2図にあてはめてみ
れば、湿態体は3.6 X 10−’ kg / m3
以上の生産を示しているのが分る。
本発明の調製方法によれば、従来の乳酸菌スターターの
調製に比して、約1/3の時間で、よりすぐれた乳酸菌
スターターが得られるのが分る。
第2図においては、1回植え継ぎの例を示したが、本発
明においては、1回植え継ぎでも6回以上の植え継ぎで
も、適宜行ってすぐれた乳酸菌スターターがii!#製
されるものである。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1 改変MR8培地で、ストレプトコッカス・サーモフィラ
スA6’192  FEBM P−7025を、67℃
で静置条件下で6時間毎に、6回植え継ぎしたものと、
同じ培地、同じ菌で16時間毎に6回植え継ぎしたもの
を、それぞれ乳酸菌スターターとして用いた。接種量は
培地の約10%容量(培養液)である。
改変MR8培地に約10%容量の各乳酸菌スターターを
添加し、37℃、24時間静置条件下で培養を行なった
。その結果、培養液中の乳酸菌菌体量はそれぞれ、3.
8 X I D−’ kg/ m3.3.6X10−’
に9/ m3となり、従来用いられていたスターターの
培養条件(16時間定常期毎の植え継ぎ)に比較し、6
時間毎(対数増殖期後期毎)に植え継いだものをスター
ターに用いた場合と比較して、同等以上の菌体量を得た
実施例2 実施例1と同様にして得られた、各乳眩菌スターターを
用い、改変MR3培地(乳糖濃度20g/lに接種後、
37℃ 24時間静置条件下で培養を行なった。
その結果、培養液中に生成された乳酸量は、それぞれ9
1 kg/ m3.9.0 kg / m”となシ、従
来用いられていたスターターの培養条件(16時間定常
期毎の植え継ぎ)に比較し、6時間毎(対数増殖期後期
毎)に植え継いだものをスターターに用いた場合と比較
して、同等以上の結果を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における、対数増殖期を説明する図で、
第2図は各植え継ぎ時間による菌体量を示す相関関係図
である。 代理人 弁理士  戸 1)親 男 手続補正書 昭7仲59年4月tg日 特許庁長官殿 1、事件の表示 特l@昭58−71485 2、発明の名称 乳酸菌スターターの調製方法 6、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所  東京都東刊山市栄町1〜21−3名称 財団
法人 補食研究会 会長 # 郷 友 吉 4、代理人 住 所 〒105東ボ都港区虎ノ門−丁目19番14号
電話50B−0556 5、補正により増加する発明の数  なし6、補正の対
象 明細書及び図面 Z補正の内容 (1)  明細書3頁8行に’ 0ifco ”とある
を、1−DifcoJと補正する。 (2)明細書6貞10行に“乳酸菌菌体湿重量×10 
” kg/ m8″とあるを、「乳酸菌菌体湿重量〜/
rn8」と補正する。 (3)明細書6頁下から3行に“3.4 X 10−”
とあるを、[0,734Jと補正する。 (4)明細書7頁1行に“3.8x10−4−1とある
を、[0,821Jと補正する。 (5)明細書7頁5行に“3.6X10−’″とあるを
、 l−0,778Jと補正する。 (6)明細書8頁6行に“3.8X10−4“とあるを
、rO,821jと補正する。 (7)明細書8頁6行に’ 3.6 X 10−’“と
あるを、IO,778Jと補正する。 (8)第1図及び第2図を別紙のとお逆補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 対数増殖期後期で植え継ぐことを性徴とする乳酸菌スタ
    ーターのFA製方法。
JP7148583A 1983-04-25 1983-04-25 乳酸菌スタ−タ−の調製方法 Granted JPS59196087A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7148583A JPS59196087A (ja) 1983-04-25 1983-04-25 乳酸菌スタ−タ−の調製方法

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JP7148583A JPS59196087A (ja) 1983-04-25 1983-04-25 乳酸菌スタ−タ−の調製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59196087A true JPS59196087A (ja) 1984-11-07
JPH0460631B2 JPH0460631B2 (ja) 1992-09-28

Family

ID=13461994

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JP7148583A Granted JPS59196087A (ja) 1983-04-25 1983-04-25 乳酸菌スタ−タ−の調製方法

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JP (1) JPS59196087A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0578912A3 (en) * 1992-02-27 1994-06-08 Sanofi Ceva Gmbh Use of a liquid culture medium for the multiplication of homofermentative lactic acid bacteria under non-sterile conditions to apply in silage feed preparation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0578912A3 (en) * 1992-02-27 1994-06-08 Sanofi Ceva Gmbh Use of a liquid culture medium for the multiplication of homofermentative lactic acid bacteria under non-sterile conditions to apply in silage feed preparation

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JPH0460631B2 (ja) 1992-09-28

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