JPS5919552B2 - セフアロスポリン化合物の製造法 - Google Patents
セフアロスポリン化合物の製造法Info
- Publication number
- JPS5919552B2 JPS5919552B2 JP52151105A JP15110577A JPS5919552B2 JP S5919552 B2 JPS5919552 B2 JP S5919552B2 JP 52151105 A JP52151105 A JP 52151105A JP 15110577 A JP15110577 A JP 15110577A JP S5919552 B2 JPS5919552 B2 JP S5919552B2
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- Japan
- Prior art keywords
- formula
- group
- methyl
- reaction
- iminohalide
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Cephalosporin Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式
−/SN−N
−9CH2S夫〒メ 〔l〕
H″□CH、St、〔l
COOHR2
〔式中、R2は前記と同じ〕で示される化合物およびそ
の塩の製造法に関するものである。
の塩の製造法に関するものである。
式〔DにおいてR2がメチル基を表わす場合、〔〕は7
β−アミノ−3−〔〔(1−メチル−1H−テトラゾー
ル−5−イル)チオ〕メチル〕セフ一3−エム一4−カ
ルボン酸(以凌7一ATCと略Dであり、R2が2−ジ
メチルアミノエチル基を表わす場合は、7β−アミノ−
3−〔〔〔1−(2−ジメチルアミノエチル)−1H−
テトラゾール5−イル〕チオ〕メチル〕セフ一3−エム
一4−カルボン酸(以後7一AMTCと略す)である。
従来、セフアロスポリン類の7位のアシルアミド基の開
裂方法の最も一般的な方法として、特公昭41−138
62(オランダ特許第640142)に記載されている
方法が知られている。すなわち、アミド結合をイミノハ
ライドに変え、さらにイミノエーテルとし、得られるイ
ミノエーテルを加水分解してアミノ体とする方法である
。しかし、この方法は4位のカルボキシル基をあらかじ
め保護しなければ実施することができない。
β−アミノ−3−〔〔(1−メチル−1H−テトラゾー
ル−5−イル)チオ〕メチル〕セフ一3−エム一4−カ
ルボン酸(以凌7一ATCと略Dであり、R2が2−ジ
メチルアミノエチル基を表わす場合は、7β−アミノ−
3−〔〔〔1−(2−ジメチルアミノエチル)−1H−
テトラゾール5−イル〕チオ〕メチル〕セフ一3−エム
一4−カルボン酸(以後7一AMTCと略す)である。
従来、セフアロスポリン類の7位のアシルアミド基の開
裂方法の最も一般的な方法として、特公昭41−138
62(オランダ特許第640142)に記載されている
方法が知られている。すなわち、アミド結合をイミノハ
ライドに変え、さらにイミノエーテルとし、得られるイ
ミノエーテルを加水分解してアミノ体とする方法である
。しかし、この方法は4位のカルボキシル基をあらかじ
め保護しなければ実施することができない。
前記の特許においてはこの保護基として、ベンジル基、
ベンツヒドリル基が記されている。カルボン酸を復元す
るには保護基の除去が必要であるが、除去をおこなうに
はトリフロロ酢酸とアニソールを用いる方法、または接
触還元などの強い条件を必要とするためβ−ラクタム環
の開裂を伴い、収率が悪い。このため、種々検討した結
果、アセチルクロライドまたはプロピオニルクロライド
などのアセチルまたはプDピオニルハライドを用いて−
10℃〜−50℃で化合物〔1〕のカルボキシル基を保
護した場合、好収率で〔1〕から〔〕が得られることが
わかり、本発明を完成した。
ベンツヒドリル基が記されている。カルボン酸を復元す
るには保護基の除去が必要であるが、除去をおこなうに
はトリフロロ酢酸とアニソールを用いる方法、または接
触還元などの強い条件を必要とするためβ−ラクタム環
の開裂を伴い、収率が悪い。このため、種々検討した結
果、アセチルクロライドまたはプロピオニルクロライド
などのアセチルまたはプDピオニルハライドを用いて−
10℃〜−50℃で化合物〔1〕のカルボキシル基を保
護した場合、好収率で〔1〕から〔〕が得られることが
わかり、本発明を完成した。
この反応に用いられる原料化合物〔.l〕は、たとえば
ペルキー特許第838833号記載の方法あるいはそれ
に準じた方法により得られる。
ペルキー特許第838833号記載の方法あるいはそれ
に準じた方法により得られる。
化合物〔1〕においてR1は保護されていてもよいアミ
ノ基を示し、保護されたアミノ基の保護基としては一般
にペプチド化学に用いられるものが用いられ、ペニシリ
ン、セフアロスポリン類の6,7位アシル基のアミノ基
の保護基のすべてが適用可能であるが、本発明方法にお
いては保護基の除去は必要ないので、除去が困難ないし
不可能のものでもよく、たとえばアシルアミノ基等があ
り、ここにアシルとしては、たとえばプタロール、ベン
ゾイル、p−ニトロベンゾイル、トルオイル、ナフトー
ル、p−Tert−ブチルベンゾイル基等が繁用される
。化合物〔1〕は遊離またはアルカリ、アルカリ土類金
属塩、有機アミン塩の形で反応に供される。〔1〕から
〔〕は次のようにして製造される。
ノ基を示し、保護されたアミノ基の保護基としては一般
にペプチド化学に用いられるものが用いられ、ペニシリ
ン、セフアロスポリン類の6,7位アシル基のアミノ基
の保護基のすべてが適用可能であるが、本発明方法にお
いては保護基の除去は必要ないので、除去が困難ないし
不可能のものでもよく、たとえばアシルアミノ基等があ
り、ここにアシルとしては、たとえばプタロール、ベン
ゾイル、p−ニトロベンゾイル、トルオイル、ナフトー
ル、p−Tert−ブチルベンゾイル基等が繁用される
。化合物〔1〕は遊離またはアルカリ、アルカリ土類金
属塩、有機アミン塩の形で反応に供される。〔1〕から
〔〕は次のようにして製造される。
まず〔1〕にアセチルクロライドまたはプロピオニルク
ロライドなどのアセチルまたはプロピオニルハライドを
反応させてカルボキシル基を保護する。本反応は、たと
えばジクロルメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタン、テトラヒドロフランのような不活性溶媒中、無
水の条件下で、たとえばトリメチルアミン、トリエチル
アミン、キノリン、ビリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチノレアニリン、N−メチルモルホリ
ン等の第三級アミンの存在下、有利に行なわれる。〔1
〕はこれらのアミンと塩を形成し、溶媒に溶ける。この
保護反応は約−50℃以上でおこなうことができるが、
室温ふきんでは副反応が生起し、純度のよいものは得ら
れないので、−50℃〜O℃、特に−10℃〜−50℃
ふきんでおこなうのが好ましい。また保護剤は2倍モル
以上用いるのが好結果をもたらす。ついで上記の反応生
成物にイミノハライド形成剤たとえば五塩化リンを反応
させ、イミノハライド体に変換する。
ロライドなどのアセチルまたはプロピオニルハライドを
反応させてカルボキシル基を保護する。本反応は、たと
えばジクロルメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタン、テトラヒドロフランのような不活性溶媒中、無
水の条件下で、たとえばトリメチルアミン、トリエチル
アミン、キノリン、ビリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチノレアニリン、N−メチルモルホリ
ン等の第三級アミンの存在下、有利に行なわれる。〔1
〕はこれらのアミンと塩を形成し、溶媒に溶ける。この
保護反応は約−50℃以上でおこなうことができるが、
室温ふきんでは副反応が生起し、純度のよいものは得ら
れないので、−50℃〜O℃、特に−10℃〜−50℃
ふきんでおこなうのが好ましい。また保護剤は2倍モル
以上用いるのが好結果をもたらす。ついで上記の反応生
成物にイミノハライド形成剤たとえば五塩化リンを反応
させ、イミノハライド体に変換する。
この反応は前記の不活性有機溶媒中、N,N−ジメチル
アニリン、N,N−ジエチルアニリン等の第三級アミン
の存在下におこなうのが好ましい。反応温度は特に限定
されないが一55℃〜O℃がよい。このようにして得ら
れるイミノハライド体にたとえばメタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、n−ブタノール、イソブタノー
ル等の低級アルカノールを添加し、イミノエーテル体に
変換せしめる。以上の反応は従来技術に従つて行なわれ
る。かくして得られたイミノエーテル体は水、上述のご
ときアルカノール等による加溶媒分解に付される。
アニリン、N,N−ジエチルアニリン等の第三級アミン
の存在下におこなうのが好ましい。反応温度は特に限定
されないが一55℃〜O℃がよい。このようにして得ら
れるイミノハライド体にたとえばメタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、n−ブタノール、イソブタノー
ル等の低級アルカノールを添加し、イミノエーテル体に
変換せしめる。以上の反応は従来技術に従つて行なわれ
る。かくして得られたイミノエーテル体は水、上述のご
ときアルカノール等による加溶媒分解に付される。
たとえば7一ATCを得るには、反応液に水を加えて加
水分解し、反応液を7一ATCの等電点(3,3)付近
にすると7一ATCが析出じてくるので▲取し、アセト
ン、ジグ的レメタンなどの有機溶媒で洗浄、乾燥する。
またイミノエ・−テル体から7一AMTCを得るには、
反応液に水(化合物〔1〕に対して20モルまで)を加
えるか、そのまま反応温度を上昇させるかするとカルボ
キシル基の保護基の除去と7位のイミノエーテル基の切
断が起り、7一AMTCの二塩酸基が析出してくる。ま
た必要とあらば、7一AMTCの二塩酸塩の析出を促す
ために、たとえばN,N−ジメチルアセトアミド(DM
A),N,N−ジメチルホルムアミド(DMF),メタ
ノール、エタノール、アセトン、アセトニトリル等を加
えてもよい。この添加量は反応に使用[2た溶媒の量の
1/10〜1/50程度で良い。反応条件は反応液に水
を添加した際、PHl以下になるようにするのが好まし
い。本反応では、一般に反応液に新たにEClを加える
必要もなく二塩酸塩が析出して来る。かくして析出して
きた7一AMTC−2HC1塩をそのまま沢取してもよ
く、析出した固型物を使用した溶媒にて、更に必要とあ
らばたとえばアセトニトリル、アセトン等にて洗浄して
かなりの純度の7一AMTC−2HC1塩を得ることも
できる。更に精製するために、得られた7一AMTC−
2HC1塩をたとえば水、メタノール、エタノール等の
混合溶媒等に溶かし、たとえばアセトニトリル(または
アセトン、エタノール)等を加え、析出物を沢取すると
更に高純度の7一AMTC−2HC1塩が得られる。ま
た7一AMTC−2HC1塩をたとえば水一メタノール
の溶媒等に溶かし、たとえばトリエチルアミン等有機塩
基にて適当にPHを上げてから、たとえばアセトニトリ
ル(またはアセトン、エタノール)等を加え、析出物を
沢取すると高純度の7一AMTC−NHCl塩(n−0
〜2)が得られる。たとえばPHを6.7〜3.5に保
持しながらアセトニトリル等を加えればnがO〜1のも
のが、PH3.5以下に保持しながらアセトニトリル等
を加えるとnが1〜2のものが得られる。この様にして
得られた7一AMTCおよび7ーATCは抗菌性物質を
製造する中間体として重要である。
水分解し、反応液を7一ATCの等電点(3,3)付近
にすると7一ATCが析出じてくるので▲取し、アセト
ン、ジグ的レメタンなどの有機溶媒で洗浄、乾燥する。
またイミノエ・−テル体から7一AMTCを得るには、
反応液に水(化合物〔1〕に対して20モルまで)を加
えるか、そのまま反応温度を上昇させるかするとカルボ
キシル基の保護基の除去と7位のイミノエーテル基の切
断が起り、7一AMTCの二塩酸基が析出してくる。ま
た必要とあらば、7一AMTCの二塩酸塩の析出を促す
ために、たとえばN,N−ジメチルアセトアミド(DM
A),N,N−ジメチルホルムアミド(DMF),メタ
ノール、エタノール、アセトン、アセトニトリル等を加
えてもよい。この添加量は反応に使用[2た溶媒の量の
1/10〜1/50程度で良い。反応条件は反応液に水
を添加した際、PHl以下になるようにするのが好まし
い。本反応では、一般に反応液に新たにEClを加える
必要もなく二塩酸塩が析出して来る。かくして析出して
きた7一AMTC−2HC1塩をそのまま沢取してもよ
く、析出した固型物を使用した溶媒にて、更に必要とあ
らばたとえばアセトニトリル、アセトン等にて洗浄して
かなりの純度の7一AMTC−2HC1塩を得ることも
できる。更に精製するために、得られた7一AMTC−
2HC1塩をたとえば水、メタノール、エタノール等の
混合溶媒等に溶かし、たとえばアセトニトリル(または
アセトン、エタノール)等を加え、析出物を沢取すると
更に高純度の7一AMTC−2HC1塩が得られる。ま
た7一AMTC−2HC1塩をたとえば水一メタノール
の溶媒等に溶かし、たとえばトリエチルアミン等有機塩
基にて適当にPHを上げてから、たとえばアセトニトリ
ル(またはアセトン、エタノール)等を加え、析出物を
沢取すると高純度の7一AMTC−NHCl塩(n−0
〜2)が得られる。たとえばPHを6.7〜3.5に保
持しながらアセトニトリル等を加えればnがO〜1のも
のが、PH3.5以下に保持しながらアセトニトリル等
を加えるとnが1〜2のものが得られる。この様にして
得られた7一AMTCおよび7ーATCは抗菌性物質を
製造する中間体として重要である。
たとえばペルキー特許第823861号、南アフリカ特
許第7418050号、特願昭51−37374、特願
昭51−104583に記載されているように4−ハロ
ゲノ一3−オキソブチリルハロゲニドを反応させ、4−
ハロゲノ一3−オキソブチリルアミノ体とし、次いでチ
オ尿素を反応させることによつて得られる7β−〔2−
(2アミノチアゾール−4−イル)アセタミド〕−3−
〔〔〔1−(2−ジメチルアミノエチノ(ハ)−1H−
テトラゾール−5−イル〕チオ〕メチル〕セフ一3−エ
ム一4−カルボン酸および7β−〔2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)アセタミド〕−3−〔〔(1−メ
チル−1H−テトラゾール−5−イル)チオ〕メチル〕
セフ一3−エム一4−カルボン酸はすぐれた抗菌力を示
す。本発明では、このように抗菌性を有するセフアロス
ポリン類の重要な中間体である7一AMTCおよび7一
ATCを収率良く製造することが可能である。実帷例
1 7β−(D−5−カルボキシ−5−フタルイミドバレル
アミド)−3−〔〔〔1−(2−ジメチルアミノエチル
)−1H−テトラゾール−5−イル〕チオ〕メチル〕セ
フ一3−エム一4−カルボ※1ン酸の塩酸塩(34.8
9)(純度 75%)をジクロロメタン(700TI
11)に懸濁し、5℃以下でトリエチルアミン(17.
9m0を加えて溶解する。
許第7418050号、特願昭51−37374、特願
昭51−104583に記載されているように4−ハロ
ゲノ一3−オキソブチリルハロゲニドを反応させ、4−
ハロゲノ一3−オキソブチリルアミノ体とし、次いでチ
オ尿素を反応させることによつて得られる7β−〔2−
(2アミノチアゾール−4−イル)アセタミド〕−3−
〔〔〔1−(2−ジメチルアミノエチノ(ハ)−1H−
テトラゾール−5−イル〕チオ〕メチル〕セフ一3−エ
ム一4−カルボン酸および7β−〔2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)アセタミド〕−3−〔〔(1−メ
チル−1H−テトラゾール−5−イル)チオ〕メチル〕
セフ一3−エム一4−カルボン酸はすぐれた抗菌力を示
す。本発明では、このように抗菌性を有するセフアロス
ポリン類の重要な中間体である7一AMTCおよび7一
ATCを収率良く製造することが可能である。実帷例
1 7β−(D−5−カルボキシ−5−フタルイミドバレル
アミド)−3−〔〔〔1−(2−ジメチルアミノエチル
)−1H−テトラゾール−5−イル〕チオ〕メチル〕セ
フ一3−エム一4−カルボ※1ン酸の塩酸塩(34.8
9)(純度 75%)をジクロロメタン(700TI
11)に懸濁し、5℃以下でトリエチルアミン(17.
9m0を加えて溶解する。
この反応混液を−30℃に冷却、N,N−ジメチルアニ
リン(68g)を加え、ついでアセチルクロライド(4
5g)を加え、−200C〜−15℃で10分間攪拌す
る。つぎに反応液を−55℃に冷却し、五塩化リン(3
4g)を加え、−55℃〜−50℃で45分間反応する
。つぎにイソブタノール(170m0を滴下し、冷却を
止めて反応液を室温まで加熱する。室温で20分間攪拌
し、つぎに0℃で30分間攪拌する。析出結晶を沢取、
少量のジクロロメタンで洗浄減圧下に乾燥すると7β−
アミノ−3−〔〔〔1−(2−ジメチルアミノエチル)
−1H−テトラゾール−5−イル〕チオ〕メチル〕セフ
一3−エム一4−カルボン酸(7一AMTC)の二塩酸
塩(24.19)を得る。このようにして得た7一AM
TC二塩酸塩を水(15m0、メタノール(45m0に
溶解し、アセトニトリル(75m1)を加え、ついでト
リエチルアミンを加えPH3.4とし、アセトニトリル
(750WLt)を加える。0℃に冷却し、1時間攪拌
し、析出物をp取、アセトニトリルで洗浄すると、7一
AMTC−塩酸塩を得る。
リン(68g)を加え、ついでアセチルクロライド(4
5g)を加え、−200C〜−15℃で10分間攪拌す
る。つぎに反応液を−55℃に冷却し、五塩化リン(3
4g)を加え、−55℃〜−50℃で45分間反応する
。つぎにイソブタノール(170m0を滴下し、冷却を
止めて反応液を室温まで加熱する。室温で20分間攪拌
し、つぎに0℃で30分間攪拌する。析出結晶を沢取、
少量のジクロロメタンで洗浄減圧下に乾燥すると7β−
アミノ−3−〔〔〔1−(2−ジメチルアミノエチル)
−1H−テトラゾール−5−イル〕チオ〕メチル〕セフ
一3−エム一4−カルボン酸(7一AMTC)の二塩酸
塩(24.19)を得る。このようにして得た7一AM
TC二塩酸塩を水(15m0、メタノール(45m0に
溶解し、アセトニトリル(75m1)を加え、ついでト
リエチルアミンを加えPH3.4とし、アセトニトリル
(750WLt)を加える。0℃に冷却し、1時間攪拌
し、析出物をp取、アセトニトリルで洗浄すると、7一
AMTC−塩酸塩を得る。
収量16.59。純度※282.5%。収率86%実施
例 2 実施例1においてアセチルクロライドを加え一20℃〜
−15℃で10分間攪拌する代りに、プロピオニルクロ
ライド(56g)を加え−20℃〜−15℃で10分間
攪拌し、以下実施例1と同様の操作を行ない7一AMT
C一塩酸塩を得る。
例 2 実施例1においてアセチルクロライドを加え一20℃〜
−15℃で10分間攪拌する代りに、プロピオニルクロ
ライド(56g)を加え−20℃〜−15℃で10分間
攪拌し、以下実施例1と同様の操作を行ない7一AMT
C一塩酸塩を得る。
収量15.69。純度0285%。収率84%。本品の
IR(KBr)およびNMR(D,O)スペクトルは実
施例1で得たものの吸収スペクトルとよく一致する。実
施例 3 7β−(D−5−カルボキシ−5−フタルイミドバレル
アミド)−3−〔〔(1−メチル−1Hテトラゾール−
5−イル)チオ〕メチル〕セフ一3−エム一4−カルボ
ン酸(純度0383%)(6.09)をジクロロメタン
(160d)に懸濁し、氷冷攪拌しながらトリエチルア
ミン(3.0Tnt)を加えて溶解する。
IR(KBr)およびNMR(D,O)スペクトルは実
施例1で得たものの吸収スペクトルとよく一致する。実
施例 3 7β−(D−5−カルボキシ−5−フタルイミドバレル
アミド)−3−〔〔(1−メチル−1Hテトラゾール−
5−イル)チオ〕メチル〕セフ一3−エム一4−カルボ
ン酸(純度0383%)(6.09)をジクロロメタン
(160d)に懸濁し、氷冷攪拌しながらトリエチルア
ミン(3.0Tnt)を加えて溶解する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は保護されていてもよいアミノ基を、R
^2はメチルまたはジメチルアミノエチル基を示す〕で
表わされる化合物をアセチルまたはプロピオニルハライ
ドと−10℃〜−50℃で反応させた後、イミノハライ
ド形成剤を反応させてイミノハライド体とし、これと低
級アルカノールとを反応させてイミノエーテル体とし、
ついで加溶媒分解することを特徴とする式▲数式、化学
式、表等があります▼ 〔式中の記号は前記と同意義〕で表わされる化合物の製
造法。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52151105A JPS5919552B2 (ja) | 1977-12-14 | 1977-12-14 | セフアロスポリン化合物の製造法 |
GR57733A GR70261B (ja) | 1977-12-12 | 1978-11-24 | |
US05/966,654 US4286088A (en) | 1977-12-12 | 1978-12-05 | Process for preparing 7-aminocephalosporins |
GB7847436A GB2009736B (en) | 1977-12-12 | 1978-12-06 | Process for preparing 7-amino-cephalosporins |
DE19782853176 DE2853176A1 (de) | 1977-12-12 | 1978-12-08 | Verfahren zur herstellung von 7-aminocephalosporinen |
ES475880A ES475880A1 (es) | 1977-12-12 | 1978-12-11 | Unprocedimiento para preparar 7-aminocefalosporinas. |
CH1259178A CH638219A5 (de) | 1977-12-12 | 1978-12-11 | Verfahren zur herstellung von 7-aminocephalosporinen. |
FR7834908A FR2411198A1 (fr) | 1977-12-12 | 1978-12-12 | Procede de preparation de 7-aminocephalosporines |
IT30762/78A IT1101736B (it) | 1977-12-12 | 1978-12-12 | Procedimento per preparare 7-amminocefalosporine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52151105A JPS5919552B2 (ja) | 1977-12-14 | 1977-12-14 | セフアロスポリン化合物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5484591A JPS5484591A (en) | 1979-07-05 |
JPS5919552B2 true JPS5919552B2 (ja) | 1984-05-07 |
Family
ID=15511447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52151105A Expired JPS5919552B2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-14 | セフアロスポリン化合物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919552B2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-14 JP JP52151105A patent/JPS5919552B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5484591A (en) | 1979-07-05 |
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