JPS59194219A - 負荷電力制御装置 - Google Patents

負荷電力制御装置

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JPS59194219A
JPS59194219A JP6823683A JP6823683A JPS59194219A JP S59194219 A JPS59194219 A JP S59194219A JP 6823683 A JP6823683 A JP 6823683A JP 6823683 A JP6823683 A JP 6823683A JP S59194219 A JPS59194219 A JP S59194219A
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JP
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load
heater
data
cycle
signal
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JP6823683A
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English (en)
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Toshiro Bando
坂東 俊郎
Hideyasu Endo
英康 遠藤
Kiyoto Kozaiku
小細工 清人
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/12Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac
    • G05F1/40Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using discharge tubes or semiconductor devices as final control devices
    • G05F1/44Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using discharge tubes or semiconductor devices as final control devices semiconductor devices only
    • G05F1/45Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using discharge tubes or semiconductor devices as final control devices semiconductor devices only being controlled rectifiers in series with the load
    • G05F1/455Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using discharge tubes or semiconductor devices as final control devices semiconductor devices only being controlled rectifiers in series with the load with phase control

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■技術分野 本発明は、たとえば複写機のように、比較的消費電力の
大きな負荷を複数備える装置の負荷電力制御に関する。
■従来技術 たとえば複写機においては、消費電力の大きな負荷とし
て、露光ランプおよび定着ヒータが備わっている。一般
にこの種の負荷は、露光量を一定にするため、あるいは
定着温度を所定範囲に保つため、位相制御等により制御
されている。
ところで、露光量、定着温度等の変化要因として、各々
の負荷に印加される電源電圧の変化がある。すなわち、
大きな電流が急激にオン/オフすると、装置内の配線、
屋内配線等に存在するラインインピーダンスによって電
圧降下が生じ、これによって負荷に印加される電圧が変
動する。印加電圧が変化すれば、露光ランプおよび定着
ヒータの消費電力すなわち露光量および定着部の発生熱
量が変わり、これがコピー品質に影゛響を及ぼす。
そこで、特開昭57−147659号、特開昭57−1
47721号、特開昭57−156665号等に示され
るように、様々な方式が提案されている。すなわち、第
1者においてはランプおよびヒータを共に位相制御する
とともに、両者に流す電流の位相が異なるようにして、
装置全体での負荷電流を平均化している。また第2者に
おいては、交流電源波形の半波単位で電流をオン/オフ
し、負荷全体として一定電流が流れるように制御してい
る。更に第3者においては、位相制御を行ない、制御位
相を電源電圧に応じたデータ等で補正するフィードバッ
ク制御を行なっている。
特開昭57−147659号にも見られるように、従来
より1つのマイクロコンピュータを利用して複数の負荷
を制御するものが存在する。しかしながらこの種の装置
では、優先順位に従って各々の負荷を順番に制御したり
、優先順位の高いものを付勢制御する場合には優先順位
の低いものは制御量を固定したり、優先順位の高いもの
の制御量に応じて優先順位の低い負荷の制御量を定めた
りしている。従って、制御に遅れが生じたり、各々の負
荷を同時に最適な条件で制御することができないという
不都合があった。
■目的 本発明は、複数の負荷に同時にそれぞれ最適な電力を与
えて制御するとともに、他の負荷の制御の影響による電
圧変化をすばやく補償して、負荷の出力を一定に保つこ
とを第1の目的とする。すなわち、現在の制御回路では
電源の1.5周期以内に各データのサンプリング、演算
、出力処理等を行ないうるが、この処理結果が制御に反
映されるのは2周期目以降となる。一般の電圧変動に対
してはこの程度の応答速度で十分であるが、複数の負荷
たとえば露光ランプと定着ヒータ番こ同時し;通電する
場合、ヒータのオン/オフ制御力(処理の途中すなわち
2周期以内で行なわれると、そのオン/オフによる電圧
変動に対して露光ランプの制御が追従できない。制御回
路の処理が更に高速番3なれば1周期以内に発生した電
圧変動でもそれ力へ影響を及ぼさない時間内に補正の処
理をしうる可能性があるが、現在この種の制御に使用し
ろるマイクロコンピュータで、1周期程度の短)N時間
内にこれらの制御動作を全て行なえるもの番よ存在しな
い。
また本発明は、装置全体としての負荷力率を改善して無
効電力を抑制するとともに、GTR(ジャイアントトラ
ンジスタ)、GTO(ゲートターンオフサイリスタ)等
の高価な素子を不要とすることを第2の目的とする。
更に本発明は、電源オンから所定動作までし;要する時
間を短くするとともに、装置全体力1消費する平均消費
電力の最大値を小さくすることを第3の目的とする。
・■構成 複数の負荷をそれぞれ独立した制御系で制御すると、一
方の負荷のオン/オフによって電源電圧が変わり、他方
の負荷の出力に影響する。電源電圧の変動は負荷の大き
さに応じて変化するので、仮に一方の負荷の制御が単純
なオン/オフ制御であれば、その負荷の状態に応じて他
方の負荷に印加される電源電圧の大きさは平均値では2
種類のみである。また、1系統の制御装置で複数の負荷
を制御する場合、負荷の制御状態を変えるときには、変
更後の負荷の状態は予め制御装置で把握しうる。
したがって、予め一方の負荷をオン状態とする場合の電
圧に応じた第1のデータとその負荷をオフ状態とする場
合の第2のデータとを把握しておき、一方の負荷をオン
制御するタイミングでは、第1のデータを利用して他方
の負荷の電力制御パラメータを設定し、一方の負荷をオ
フ制御するタイミングでは、第2のデータを利用して他
方の負荷の電力制御パラメータを設定するようにすれば
、一方の負荷の状態が変わると同時に他方の負荷の制御
パラメータが修正されることになり、制御の遅れが生じ
ない。
たとえば複写機で、原稿をスリット露光するスキャナー
においては、露光ランプの光束の立ち上がりを待ってか
ら走査を開始する。通常この立ち上がりの待ち時間は3
00〜600 m5ec程度に見込むが、実際の立ち上
がり時間を150 m5ec程度に押さえることは比較
的簡単である。したがって、実際の立ち上がり時間を短
くして待ち時間はそのままとすれば、読取走査が開始さ
れるまでに150〜450 m5ecの時間があるから
、この時間を任意の処理に利用しうる。たとえば、この
時間内に、ヒータをオン状態およびオフ状態とし、それ
ぞれのタイミングで露光ランプを所定出力とする位相角
データを求めてこれらを記憶することができる。
これによれば、読取走査がスタートした時点ではヒータ
オン状態およびヒータオフ状態における基準となる位相
角データが存在するので、ヒータのオン/オフ制御状態
に合わせて、メモリから読み出す位相角データを更新す
れば、露光ランプはヒータのオン/オフによる電源電圧
の影響を受けなり)。
複数の負荷を1つの制御系で制御する場合の制御例を説
明する。第1a図のタイミングチャート。
第2a図の回路図および第3c図のフローチャートに示
すように、負荷を露光ランプ、定着ヒータおよびドラム
ヒータ(感光体のヒータ)の3つとし、これをタイマを
含むマイクロコンピュータで制御する例について説明す
る。第3C図に示すルーチンが1周する時間は電源周期
の1.5周期分に相当し、この1.5周期を基本サイク
ルとして制御動作が繰り返される。
第1a図において、最初の(サイクル1)で各入力信号
の読み込みおよびランプオフ信号、各ヒータオン信号又
はヒータオフ信号を出力し、ランプ位相角を決めるタイ
マをスタートした後、次のゼロクロスパルスの立ち下が
りまでランプ電圧をサンプリングする。次の周期(サイ
クル2)で同じく、各ヒータ温度のサンプリング、およ
びサイクルlでサンプリングした電圧瞬時値の2乗積算
値から実効値を演算し、これから位相角タイマを更新し
、同じくサイクル2でサンプリングした各ヒータの温度
データから平均値を演算し、各ヒータのオン又はオフサ
イクルを更新する。位相角タイマには、基本サイクルの
間は同じデータがセットさ、該タイマのオーバフローに
よる割込み処理でランプをオンし、次の基本サイクルか
ら新しいデータとなり、定着ヒータおよびドラムヒータ
はゼロクロスパルスの立ち下がり毎にその周期をオンす
べきか、オフすべきかが、サイクル3のヒータPID演
算結果から決められる。なお、第1a図において、ゼロ
クロスパルスの幅は、ソフトウェア処理を説明するため
、ランプおよび各ヒータ電圧の波形に比べて拡大しであ
るが、実際は100μsec程度と極めて狭くなってい
る。
交流電源にある負荷を接続したとき、この負荷で実際に
消費された電力Pと、この負荷に印加された電圧の実効
値Eおよび流れた電流の実効値■の積との比P/ (E
・■)を力率(Pf)と称する。
力率Pfは0〜1の間の値となり、この値が1に近いほ
ど電力が有効に利用されることになり好ましいのである
が、交流半周期内で負荷電圧をオン・オフする位相制御
では、力率が小さくなる場合がある。例えば、第1b図
に示すようにランプとヒータをいずれもトライアックで
位相制御した場合、点弧位相角がいずれもπ/2である
とすれば、力率Pfはいずれも0.71(両者の電流を
合成した場合も0.71.)となり効率が悪い。
従ってこれを避けるため、特開昭57−147659号
に示されるようにランプ電圧は0〜Cの位相で印加し、
ヒータ電圧はD〜πの位相で印加する方式が提案されて
いる(第1c図参照)。これによれば、仮にランプ電力
とヒータ電力とが等しいとすれば、C=Dとすれば力率
Pfは1.0となり非常に良い。ところが、たとえば一
般の複写機においてはヒータ電力はランプ電力の4倍に
も達するので、その場合には力率Pfが0.86となり
、あまり改善されないことが分かる。また通常IKwも
の電力を消費する定着ヒータのような大きい負荷を位相
制御すると、電圧の急激なオン/オフによって大きな高
周波ノイズが発生するので、コンデンサ、抵抗器等を用
いたスナバ回路を設けて波形をなまらせたり、大電力用
ローパスフィルタを設けてノイズ低減を図らなければな
らず、装置が大型化し、またコストアップにつながる。
そこで、第1d図に示すようにランプは従来通り、トラ
イアックによって位相制御を行ない、ヒータはトライア
ックによって電源波形のゼロクロス点で波形の1周期を
単位としてスイッチングすれば、C;π/2、ヒータ電
力がランプ電力の4倍という条件において力率Pfは0
.96と極めて好ましい値になる。ヒータ電力は、所定
時間内に電圧印加をオンする波形数とオフする波形数と
の比を変えることにより調整しつる。波形のゼロクロス
点でスイッチングを行なうので、ヒータからは高周波ノ
イズが発生しない。
以上の各側における力率Pfを、次の第1表にまとめて
示す。
第  1  表 なお、第1表に示す数値はランプとヒータを同時にオン
する場合のものであり、ランプのみをたとえばπ/2の
位相角で位相制御する場合には力率が0.71となるが
、ランプのみであれば電力が小さいので、力率の低下は
問題にはならない。
上記の場合に、ヒータ電力は第1d図における通電率F
/ (F十G)(F :オンサイクル数、G:オフサイ
クル数)に応じて定まる。たとえば、F十Gを48に固
定し、Fを0〜48の範囲で変化させれば、ヒータ電力
はオンサイクル数Fの値によって定まる。
ところで、複写機においては全消費電力のうち約2/3
が定着ヒータで消費されるので、全消費電力を小さくす
るため番′−は、定着ヒータの電力低減を図るのが最も
効果的である。ところが、装置電源投入時の待ち時間に
関係するヒータ温度(定着部温度)の立ち上がりを速く
するため、および定着装置の熱容量の関係から、ヒータ
電力を大きくしたい場合もあり、二律背反する。
そこでこれを解決するために定格電力の大きなヒータを
用いて、立ち上がり時には定格電力いっばいの電力を供
給し、安定時には定格の1/4〜1/3程度の電力を供
給する方法が一般に採用されている。しかし、温度が安
定した後も、コピー動作を開始すると定着装置の定着ロ
ーラおよび加圧ローラの回転による熱分散および通紙の
よる熱放散によって定着部の熱がうばわれるため、ヒー
タへは定格いっばいの電力が供給されることが生じうる
。その場合、ランプも同時に点灯すると、装置全体の消
費電力は非常に大きくなる。。
そこで、第1e図に示すように露光ランプのオン/オフ
状態に応じて定着ヒータの通電率(たとえば第1d図に
おけるF/ (F+G))を設定し、露光ランプをオン
する場合には通電率が所定値以上とならないようにすれ
ば、装置全体の最大消費電力(平均値)を小さく抑えう
る。すなわち、第1e図に示すように、露光ランプがオ
フのときにはPID演算結果に基づいて定着ヒータの通
電率を0〜lOO%フルに変化させ、露光ランプがオン
のときにはそのときのヒータの通電率に応じて、通電率
が37.5%未満のときは通電率を0%、通電率が37
.5%以上のときは通電率を75%(F=24)に固定
すれば、(ヒータ電力、露光ランプ電力比が4である場
合)最大消費電力はヒータのみの最大消費電力(通電率
100%)と同一になり、露光ランプの消費電力分だけ
小さくなる。露光ランプをオンする場合に、必ずしもヒ
ータ通電率を固定する必要はないが、固定する場合でも
、上記のようにすれば制御量の誤差は最大でも37.5
%で、しかもこれはランプ点灯時のみであるので、問題
は生じない。また、ヒータ通電率が小さい場合には、露
光ランプ付勢とヒータオン/オフ制御を行なうと、露光
ランプにちらつき等を生じ易いので、この場合には通電
率を0%に固定する方が望ましい。なお、上記の定数は
必要に応じて任意に変更してもかまわない。
露光ランプに印加する電圧を一定とする処理は、たとえ
ば第1f図に示すようにすればよい。すなわち、 ■適当な位相角a(実際はソフトスタート最後の位相角
)で、電源電圧Eを切り取った出力電圧■を出力する。
■その電圧Vを検出する。
■設定目標電圧VsからVを引いて結果をdVとする。
■dVに比例定数Kを掛け、結果をdaとする。
■■で設定したaにdaを加え(結果がマイナスなら結
果的には引くことになる)、これを新しいaとし、■に
戻る。
■〜■の処理を繰り返すと、dV=0すなわちVはVs
に収束してVを一定に保つことができる。
ところが、これらの処理を実行するマイクロコンピュー
タの実行速度が遅いので、■〜■の処理を1回行なうの
に1.5周期を要する。しかも、通常■〜■の処理を1
回行なう夫けではV = V sとならず、V = V
 sに安定させるためには前記処理ループを数回実行す
る必要がある。
一般の100■商用交流電源の外部がらの電圧変動に対
しては、この程度の応答性でも問題は生じないが、前記
のように同一の電源に露光ランプと定着ヒータとが接続
される場合、第1g図に示すように定・着ヒータのオン
/オフに応じた急激な電圧変化が生じ、定着ヒータのオ
ン/オフ制御周期が短い場合には、補正処理動作が電圧
変動に追いつかない。つまり、ヒータのオンからオフへ
の変化によって電源電圧EがElからElに上昇したと
すると、出力電圧Vを不変とするためには、位相角aは
AからBに減少しなければならないが、このaのAから
Bまでの変化(補正)に所定回数の処理ループ実行時間
が必要であり、この時間中は負荷電力に誤差が生じると
いうことである。このような場合、複写機ではコピー画
像上に濃度の濃淡が呪われることがある。
そこで、ランプとヒータを同一の制御系で制御すわは、
たとえばヒータのオン/オフの状態を変える場合には、
前もって電圧変化が生ずるのが分かっているので、ヒー
タの状態変化と同時にランプの制御量を変更しうる。す
なわち、露光ランプの点灯スタート時に、まず強制的に
ヒータをオン状態とし、この時にV = V sとなっ
たaをa=Aとして記憶し、次い、でヒータをオフ状態
として、この時にV=Vsとなったaをa=Bとして記
憶し、その後ヒータをオンする周期では、第1f図の■
のaをAに、ヒータをオフする周期では、同じくaをB
とする。すなわち、V = V sとなるa=asを予
め測定しておき、aをループを廻りながらしだいにas
に近づけるのではなく、予め記憶したデータに基づいて
いっきょにaをasに設定するのである。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施例を説明す
る。
第2a図および第2b図に、実施例の回路構成を示す。
第2”a図を参照すると、この回路はマイクロコンピュ
ータ(以下、マイコンと称する)1およびその入出力ポ
ートに接続された入出力信号回路で構成されている。マ
イコンlの入力ポートには、図面には示さないが露光ラ
ンプの印加電圧検出回路、定着温度温度検出用のサーミ
スタ、電源交流波形のゼロクロス点においてパルス信号
を出力するゼロクロス回路等が接続されている。これら
の検出回路は全て公知のものである。第2b図を参照す
ると、この回路は、負荷ドライブ用のトライアック21
+22t ソリッドステートリレー31〜34等で構成
されている。この回路の制御対象は、複写機の定着部温
度、感光体ドラム温度および露光ランプの光量である。
第2b図において、1−ライアック21には直列に商用
電源と制御対象となる定着ヒータが接続され、トライア
ック22には直列に商用電源と制御対象の露光ランプが
接続され、ソリッドステートリレー31には直列に商用
電源と感光体ドラムヒータが接続される。
マイコン1は、露光ランプに対しては各々の波形の導通
位相を制御し、定着ヒータおよびドラムヒータに対して
は、各々の波形のゼロクロス点て導通を制御する。
まず、定着ヒータとドラムヒータの温度制御について説
明し、次に露光ランプ電圧制御について説明する。
第1a図において、定着ヒータ温度は端子4に接続され
たサーミスタ(図示せず)で検出される。
そのサーミスタの温度−抵抗特性は、第2c図に示すよ
うな非直線特性になっている。サーミスタに直列に接続
された抵抗器5は、サーミスタの非直線特性を補正する
ためにつけられている。直列に接続されたサーミスタと
抵抗器5に印加される電圧は、A/Dコンバータ6のV
ccl  (N o 16 )より出力される+5vの
安定化電圧である。従って、サーミスタの温度変化に応
じて、サーミスタの両端には第2d図に示すようなサー
ミスタ電圧が得ら九る。これをA/D変換すれば、定着
ヒータ温度のアナログ値に対応するデジタル値が得られ
る。
しかし、この実施例では、サンプリングの分解能を上げ
るため、温度検出回路は2つの演算増幅器71+72を
用いた反転増幅回路で2系統を構成している。7】は高
温部検出用で、サーミスタ電圧1.0〜1.5V (サ
ーミスタ温度では160〜190℃)が1.0〜IOV
に反転増幅され、72は低温部検出用でサーミスタ電圧
2.0〜5V(サーミスタ温度では0−1408C)が
1〜5■に反転増幅される。また、A/Dコンバータ6
のアナログ入力端子A1.A3は2.5vフルスケール
なので、それに合うように演算増幅器の出力電圧を分圧
した出力信号をA 1 、 A 3に印加するようにし
ている。すなわち、71の出力はA/Dコンバータ6の
EX2に接続し、1/4に分圧されるEXIの出力をア
ナログ入力端子A1に接続し、72の出力は抵抗器8,
9で1/2に分圧して出力をアナログ入力端子A3に接
続している。
従って、A/Dコンバータ6のアナログ入力A1は16
0〜190℃の高温部信号入力端、A3は0〜140℃
の低温部信号入力端となる。尚、可変抵抗器10は、サ
ーミスタの温度特性ばらつきの調整のために備わってい
る。
A/Dコンバータ6のA 1 * A 3に入力される
アナログ温度情報は、チャンネルセレクト信号(Goa
ct)でいずれか一方が選択される。チップセレクト信
号(CS)でA/Dコンバータ6が動作可能となり、A
/D変換クロック信号(CLK)でアナログ信号が8ビ
ットデジタル信号に最上位ビットより順次変換され、シ
リアルデータとして出力端(DATA’)より出力され
、これがマイコン1の入力端T1に印加される。その結
果。
マイコン1に入力されるA/D変換データは、定着ヒー
タが高温(160°C〜190°C)の時30〜255
のデジタル値に、低温(0℃〜140℃)のとき50〜
255のデジタル値となる。
以上、マイコン1に入力されるデジタル温度について述
べたので、次に他の入力信号および出力信号について説
明する。
端子11からマイコンlの入力ポートP15への信号は
、定着ヒータの目標温度を上昇させる入力信号で、″L
′″アクティブである。この信号は、複写機の電源投入
が1回目で定着部が低温(室温)から上昇する場合、も
しくは複写機が待機状態からコピーモードに変わり定着
ローラが回転する場合に定着ヒータ目標温度を上昇させ
るために入力される。
端子12からマイコンの入力ポートP16へ印加される
信号は、定着ヒータの目標温度を下降させる信号で、I
I L IIアクティブである。複写機がコピー待ちの
状態の時、定着ヒータ温度を絶えず目標値に保つ必要は
ない。そこで、待機状態では、この信号を与えて定着ヒ
ータ温度を低くおさえ、コピーモードでその信号を解除
して、目標温度に立ち上げる。これは省エネルギーの立
場からも有効な機能である。
マイコンの出力ボートDBSから端子14へ、DB6か
ら端子15へ、DB7から端子16への出力信号はりロ
ード信号、ヒータ異常信号、プレリロード信号が全て1
1 L IIアクティブとなっている。
リロード信号は、定着ヒータが目標温度(175℃)以
上の時出力され、ヒータ異常信号は定着ヒータが190
℃以上の時出力される。そして、プレリロード信号は、
定着ヒータ立上り時、目標温度に対して決められた温度
差以内になった時に出力される。
次に、マイコンの端子り、B3から端子17への出力信
号は、第2b図の回路の定着ヒータドライブ用のトライ
アック21のトリガー用信号が、It L #アクティ
ブである。
端子13からマイコン1の入力ポートTOへは、商用電
源のゼロクロスポイントに同期し、そのポイントでrr
 L rrレベルになる信号が入力される。その信号は
、第2b図の回路の端子13から出力される信号である
以上、定着ヒータ制御について、第2a図のマイコン1
を中心に信号のやりとりを説明した。次に、第2b図の
回路で、定着ヒータドライブ用トライアック21を中心
に述べる。端子17への信号はII [、IIアクティ
ブで、ゼロクロス信号の立下りで即n L rrとなる
と、ホトサイリスタ18は発光ダイオードの光により導
通する。そうすると、トライアック21のゲートに電流
が流れ、21のT1+12間が導通状態になる。又21
のカットオフは、ゼロクロスの立下りで端子17が′I
 HIIとなり、ホトサイリスタ18がオフし、21に
ゲート電流が流れなくなり、かつゼロクロスポイントで
保持電流以下になると起こる。そして、次にトリガー指
令がくるまでカットオフとなる。
このようにして、トライアック21は、ゼロクロスオン
、オフ制御を行なうが、このオンとオフの比を変えるこ
とで、定着ヒータ温度を一定に保っている。そしてこの
比は、正弦半波の48サイクルを基本周期とする″分散
型″で決められる。配分に従っている。
この方式を採用すると、オン時の定着ヒータ突入電流が
小さくなり、ラインインピーダンスによる電圧ディップ
が小さくなる。
以上が、定着ヒータ制御の説明である。次に、ドラムヒ
ータ制御について説明する。制御動作は定着ヒータとほ
ぼ同じであるので、簡単に説明する。
ドラムヒータ温度は、第2a図の端子19.20に接続
さ九たサーミスタで検出する。サーミスタと直列に接続
された抵抗器21でサーミスタの非直線性を補正すると
、ドラムヒータ温度検出範囲0〜50℃の間で、サーミ
スタ電圧はほぼリニアな特性を示す。この信号は、サン
プリングの分解能を上げる必要がないので、演算増幅器
73の回路は単なる信号反転回路として゛ある。つまり
、サーミスタ電圧5〜3■を3〜5vに反転し、演算増
幅器73より出力する。そして二A/Dコンバータ6の
アナログ入力端子A3のフルスケール(2,5V)に合
わせるため、演算増幅器73の出力電圧を抵抗器22.
23で1/2に分圧している。入力端A8に印加される
アナログ信号をデジタル値に変換して、マイコン1にと
り込む動作は、定着ヒータ温度検出の場合と同様である
マイコンlの出力ポートDB4から端子24への信号は
、第2b図のドラムヒータドライブ用ソリッドステート
リレー31をトリガーする信号で、L IIアクティブ
である。ドラムヒータ制御も、定着ヒータと同じく、サ
ーミスタで検出されたドラムヒータ温度信号を、マイコ
ン1が処理加工して。
ドラムヒータを所望の温度にするため、ソリッドステー
1−リレー31をゼロクロスポイントで、オン/オフ制
御する。
以上で、定着ヒータとドラムヒータの概略制御動作説明
を終わる。
次に、露光ランプ電圧制御について説明する。
第2b図で、ランプ電圧はランプと並列に接続されたト
ランス25の1次巻線で検出され、2次巻線より低電圧
2次回路信号として出力される。そして、それをダイオ
ードブリッジ26で余波整流すると、その半波がランプ
電圧と相似になる周期信号が得られる。第2e図の(a
)に余波整流されるランプ電圧信号VLとダイオードブ
リッジ26の順方向電圧降下電圧VFを重ねて示す。V
Lに対して、VFは小さい程よい。そうでない場合1よ
、検出精度が悪くなる。この実施例では、VLは25 
Vrmsに設定されており、VF(キ1.2V)に対し
て大きな値になっている。尚、電圧VLは大きい程よい
が、たとえば、海外安全規格(UL)の、2次回路と見
なせる電圧(30Vrms以下)にした方がよい。
ランプ電圧信号は、端子27と端子28より出力され、
第2a図の端子29.30に印加される。
そして、この信号は抵抗器31.32および可変抵抗器
33で分圧され、A/Dコンバータ6のアナログ入力信
号(A o )となる。可変抵抗器33は、AO人力(
2、5VMAX)のフルスケール調整用であり、ランプ
端子電圧のピーク値がAOのフルスケールとなるように
設定される。
A/Dコンバータ6の入力端AOに印加されるアナログ
信号は、チャンネルセレクト信号(CO2C1)により
選択され、チップセレクト信号(C8)でA/Dコンバ
ータ6が動作可能となった時、A/D変換クロック信号
(CL K)で8ビットデジタル信号に最上位ビットよ
り順次と変換され、シリアルデータとして、出力端DA
TAからマイコン1のT1に入力される。
以上、マイコン1に入力されるデジタルランプ電圧信号
について述べたので、次にランプ電圧制御に関して、マ
イコン1に入力される他の信号および出力信号について
説明する。
第2a図の端子34からマイコンの割込入力端INTに
入力される信号は、露光ランプ点灯開始信号で、II 
L Hアクティブである。
コードスイッチ35.切換えスイッチ36は、組合せで
使用し、5ビット信号をつくっている(36は最上位ビ
ットとして使用)。そして、32段階の調光データをマ
イコン1の入力ポートPIO〜P1’4に与え、ランプ
電圧を46−85 Vrmsの間で32段階に変化しう
るようにしている。
端子37からマイコン1のPI3に入力される信号は、
現在設定されているランプ電圧を一定電圧だけ上昇させ
る信号で、II L IIアクティブである。
マイコン1の端子BDIより端子38へ出力される信号
は、露光ランプが点灯していることを外部に知らせるた
めの信号である。A/Dコンバータ6の入力端AOにア
ナログ信号入力があると、上記信号が出力される。尚、
これもII L INアクティブである。
マイコンlのDB2も、II L IIアクティブで、
A/Dコンバータ6の入力端AOへアナログ入力電圧が
一定時間以上継続して与えられた場合に、端子DB2が
II L tpとなる。この信号は、リレー39を動作
させ、その接点42を開放にして、両端子40.41よ
り外部に出力する。この接点42は。
この制御装置に供給する商用電源ラインに接続されてい
て、露光ランプがつきっ放しどなるのを防止する。
最後に、マイコンlの端子DBOより端子42に出力さ
れる信号は、第2b図のランプドライブ用トライアック
21のトリガー用で、これも71 L IIアクティブ
である。
次に、第2b図の回路で、露光ランプドライブ用トライ
アック22を中心に動作を説明する。端子43は、ゼロ
クロスポイントから位相制御で決まる一定時間経てから
、”L″(アクティブ)になる。
端子43がL”になると、ホトサイリスタ44はその発
光ダイオードの発光により導通する。そうすると、トラ
イアック22のゲートに電流が流れ。
2□のTl、T2間は導通状態となる。そして。
次のゼロクロスポイントで端子43がII HITとな
り、トライアック22が保持電流以下になると、このト
ライアック22はカットオフとなり、次の位相制御モー
ドに移る。
CRアブソーバ45は、スナバ回路であり、コイル46
.コンデンサ47および48はトライアック22のスイ
ッチングによって発生する高周波ノイズを吸収するため
のローパスフィルターである。
トライアック21は、ゼロクロスポイントでのみオン/
オンするので、スイッチングによる高周波ノイズは発生
しない。
続いて詳細な動作を説明するが、その前に第2a図およ
び第2b図中に示された各々の端子に印加される信号名
(又は端子名)、および第2a図および第2b図中に示
された部品名と以下の説明中で使用する部品名との対応
関係の一覧を1次の第2表に示す。
第  2  表 本実施例で使用するマイコンはシングルチップマイクロ
コンピュータである。このコンピュータの構成概略を第
3a図に示し、動作プログラムメモリのマツプを第3b
図に示し、データメモリのマツプを第3c図に示す。第
3b図に示すプログラムメモリには、次の3つの特別な
番地がある。
番地0・・・リセット入力を加えると、0番地から命令
の実行を開始する。
番地3・・・割り込みが許可されている場合1割込み信
号によって、3番地から始まるサブルーチンヘジャンプ
する。
番地7・・・所定の条件が満たされていれば、タイマ/
カウンタのオーバーフローによる割込み発生番;よって
、7番地から始まるサブルーチンヘジャンプする。
すなわち、リセット後に最初に実行される命令は0番地
にストアされる。また、外部割込みサービスルーチン及
びタイマ/、カウンタサービルルーチンの最初の命令は
、それぞれ3番地および7番地にストアされる。
プログラムメモリは、内部プログラムメモリ0〜204
7番地と外部プログラムメモリ2048〜4095番地
の2つに分割され、前者をメモリバンク0、後者をメモ
リバンク1と称す。各メモリバンクは、更に各々256
バイトの容量をもつページに分割される。
第3c図に示すデータメモリ” RA M ”は、12
8バイトで構成されている。全てのRAMの番地指定は
、データメモリの0番地と1番地にあるRAMポインタ
レジスタ (RO,R1)のどちらかによって間接的に
行なわれる。さらに、RAMの最初の8つの番地(0〜
7)はワーキングレジスタと呼ばれ、直接アドレス指定
が可能である。つまり、これらのレジスタはバンク0と
呼ばれ、何度もアクセスされる中間結果をストアするの
によく用いられる。
8〜23番地は、2ワードを1組とする8レベルのスタ
ックレジスタとして用意されており、スタックに用いな
いレジスタは通常のRAMとして使用できる。
レジスタバンクスイッチ命令(SEL  RBI)を実
行すると、24〜314〜31番地は、0〜7番地に代
ってワーキングレジスタとなり、直接アドレス指定しつ
る。これらのレジスタは、先のレジスタ(0〜7番地)
の拡張用として用いられ、通常サブルーチンで用いる。
なお、これらのレジスタは、先のレジスタ(0〜7番地
)と機能は同一であり、使用しない場合は汎用のRAM
としてアドレス指定することもできる。32〜127番
地が汎用RAM領域である。
次に入出力であるが、このコンピュータは27本の信号
線を持っており、これらの信号線は8ビツト構成のポー
ト3組と3本のテスト人力ポートでなっている。各8ビ
ツト構成のポートは、パスポート(ポートO:双方向性
)、ポートl (擬双方向性)およびポート2(擬双方
向性)呼ばれる。
なお、擬双方向性とは、たとえ出力がスタティックにラ
ッチされていても、各々の信号線が入力。
出力あるいはその両方の機能の役割を果たすことができ
るものである。
ポート1とポート2は同一の機能を持ち、ポートに出力
されたデータはスタティックにラッチされ、再び他のデ
ータが出方されるまでは変化しない。
入力ポートとして用いるときは、外部がら入力されるデ
ータはラッチされない。なお、ポート2の下位4ビツト
(P2 o  P2 s )にI10拡張■Cを接続す
ることによってポート数の拡張ができる。
テスト入力信号M (T O、” T I オよびIN
T)は、条件付きジャンプ命令によって信号レベルをテ
ストでき、テストの度にデータをポートからアキューム
レータにロードすることなしにプログラムの分岐を行な
うことができる。プログラムカウンタは12ビツトで構
成されており、下位11ビツト(0〜10)が内部プロ
グラムメモリの2024ワードをアドレスするのに用い
られ、最上位ビットは外部メモリフェッチ用に用いられ
る。プログラムカウンタは、リセット後、零に初期設定
される。
第3a図におけるタイマ/イベントカランタ器上、外部
の事象をカウントしたり、正態な時間遅延を生成するの
に使う。カウンタ、タイマの両方のモードとも動作は同
じであるが、カウント入力源が異なる。
カウンタは8ビツトの2進アツプカウンタで、Mov命
令を用いてデータのプリセント(MovT、A)、読み
出しくM o v  A、 T)ができる。
カウンタの内容は、リセットによって影響されず、Mo
vT、A命令によってのみ設定される。スタートタイマ
命令(STRT  T)によってタイマとしてスタート
し、スタートカウント命令(STRT  TCNT)に
よってイベンi−カウンタとしてスター1−シ、スター
トカウント命令(ST○P  TCNT)命令あるいは
りセラ1−によってストップするまでカラン1−シ続け
、最大カラン1−数(FFH)までインクリメン1〜(
アップカラントンするとオーバフロー、になる。
最大カウント数の次は再びゼロになり、それと同時に割
込み要求が発生する。タイマ割込みは、イネーブルタイ
マカウントインタラブド命令(ENTCNTI)とディ
スエーブルタイマカウントインタラブト命令(DIS 
 TCNTI)によって外部割込み設定(ENIおよび
DISI)とは別に許可又は禁止を設定しうる。イネー
ブルに設定されていれば、カウンタがオーバフローする
と、タイマ、カウンタ等の処理ルーチンがストアされて
いる7番地のサブルーチンを実行する。
タイマ割込みと外部割込みが同時に発生する場合、外部
割込みが優先され、3番地のサブルーチンを実行する。
この場合、タイマ割込み要求はラッチされており、この
状態は外部割込み処理ルーチンが終了してリターンが認
知されるまで保持している。保持されたタイマ割込み要
求は、7番地のサブルーチンコールによってリセットさ
れるか、あるいはディスエーブルタイマカウントインタ
ラブト命令(DIS  TCNTI)によって解除され
る。
次にタイマの動作について説明する。スタートタイマ命
令(STRT  T)によって、内部クロックをカウン
タの入力パルスとするモードで、カウント許可になる。
内部クロックは、マシンサイクルクロックALE (水
晶の発振周波数を15分周した信号)を32分周した信
号となる。つまり、11MHzの水晶を用いる場合には
43.6μsec毎にカウンタがインクリメントされる
。43.6μsecから約11 m5ec  (256
カウント)までの間の任意の遅延時間が、カウンタをあ
る値にプリセットし、そのオーバーフローを検出するこ
とによって得られる。
第3d図および第3e図に、実施例で使用しているシン
グルコンポーネントマイクロコンピュータエC5の入出
力ボート、フラグおよびRAMの割付けを示す。なお、
第3d図および第3e図における各名称は、第3f図〜
第4q図におけるフローの各名称および第2a図におけ
る制御回路の各端子名称と一致している。マイコンIC
5の3つの入出力ボート(バスボート、ボート1および
ボート2)、3つのテスト入力(To、TlおよびIN
T)、1)(7)7ラグ(FOおよびFl)およびデー
タメモリRAMは、第3d図および第3e図に示すよう
に、それぞれの機能が割り付けられている。
パスボートDBからは、出力信号(ランプ2.ドライブ
信号(LMPDRV)(DBO)、ランプオン状態信号
[L A M P ON ]  (D B 1 ) 、
システムハザード信号[HAZA’RD)(DB2)’
、定着ヒータドライブ信号[FUHDRV)  (DB
3)。
ドラムヒータドライブ信号[DRHDRV)(DB4)
、リロー、□V信号[RELOAD]  (DBS)、
ヒータ異常信□号(HETEMG)(D’B6)および
プレリロード信号(PRERLD:l  (DB 7)
を出力する。
ボートP1には、調光スイッチからの調光データ(PI
O〜P14)、ローラ回転信号[TEMPUP](PI
3)、節電信号〔TEMPDN〕(PI3)および青消
去信号(VOLTUP)(P 17)が入力される。
なおボートP2には、図示しないがI10エキスパンダ
ICを接続してあり、I10ボートを拡張しである。こ
のI10エキスパンダICは、各々4ビツトで構成され
るボート4〜ポート7を備えている。この実施例では、
ボート4を7セグメント表示器の桁ドライブ信号DIG
DRVの出力用に割り当て、ボート5を表示数値を示す
BCDコード信号DISOUTの出力用に割り当て、ボ
ート6を表示すべきデータを選択するデータ(リアルコ
ード)の入力用に、それぞれ割り当てである。
ボートP2の下位4ビツト(P20〜P23)がエキス
パンダIC用の信号ボートである。ボートP2の上位4
ビツトはA/DコンバータIC2制御用の信号出力用に
割り当ててあり、それぞれチップセレクト信号(ADC
:C3)(P24)、クロック信号(ADccLK、)
  (P25)’、チャンネルセレクト信号ADSEL
I  (P26)およびチャンネルセレクト信号ADS
”’E L 2 (P 27)が出力される。
テスト入力ボートTOはゼ□ロクロスパルスの入力用、
T1はIC’2によってA/D変換されたデータ(DA
TA)の入力用、INTはランプ点灯スタート信号[’
S’TA’RT]の入力用に、それぞれ割り当てである
フラグFOはランプのソフトスタートフラグで、ソフト
スタート時と定常時を判別するための状態データ格納用
のものである。フラグFlは、電源周波数50Hzと6
0Hzとを判別するための状態データ格納用のものであ
る。
この実施例ではサブルーチンのネスティングは最大3レ
ベルであり、6ワードのスタックレジスタが必要である
ので、データRAMの8〜13番地をスタックレジスタ
として割り当て、残りの14〜23番地を汎用RAMメ
モリに割り当てている。
すなわち、データRAMの14〜23番地および32番
地以降のアドレスが、汎用RAM領域として割り当てで
ある。この領域のメモリは、演算結果のストア、カウン
タ、バッファレジスタ、フラグ等として使用される。
なお、サブルーチンでワーキングレジスタを使用する場
合、(但しROおよびR1は除く)メインプログラムで
使っているバンク0のレジスタ群(24〜31番地)を
使用する。そして、演算処理後、命令SEL  RBO
を実行してワーキングレジスタをバンク0に戻す。なお
フローでは、このレジスタバンクスイッチについては省
略しである。
次に本実施例の動作について説明するが、詳細説明に入
る前に第3f図および第3g図を参照しながら大まかな
制御動作について述べる。第3f図が概略フロー、第3
g図が制御ループのタイムチャートである。
第3f図において、a−b−c−dが電源投入時から通
常の制御動作に入るまでのシステムの初期化を行なうル
ーチンである。
d以降所定の制御動作に入るが、制御動作は4つのルー
チン、つまりd−i−j−d、 d−i −に−d、 
d−i−1−m−c−d、およびd−i−1”n−b−
dで構成されており、各ルーチンは、第3g図における
サイクル0.サイクル1゜サイクル2およびサイクル2
′に対応している。
各制御ルーチンは、交流電源の半波(これをサイクルと
呼ぶ)毎に実行され、サイクル0−サイクル1−サイク
ル2の周期を15回繰り返しく全部で45サイクルとな
る)、次にサイクル0.サイクル1−サイクル2′の周
期が1口実行される(全部で3サイクル)。以降、この
48サイクルを基本周期として繰り返すわけである。
ランプ電圧の制御は、サイクル0−サイクル1−サイク
ル2、又はサイクル0−サイクル1−サイクル2′の3
サイクルを基本周期(これをランプ制御周期と呼ぶ)と
し、このランプ制御周期毎にヒータの通電操作量を更新
する。
次に各制御ルーチンについて簡単に述べる。
d−i−j−d(サイクル0):ランプ電圧をサンプリ
ング(52回)し、結果をRAMにストアする。
d−i−に−d(サイクル1):サイクル0でサンプリ
ングしたランプ電圧瞬時データの2乗積算を行なってラ
ンプ電圧の2乗積算値を求め、定着およびドラムヒータ
の温度をサンプリングして結果をRAMにストアする。
d  i−1−m−c−d(サイクル2):サイクルl
で求めた2乗積算値より実効値(RM S )を求め、
この値をもとにランプ電圧の位相角を更新する。
d−i−1−n−b−d  (サイクル2′)二このサ
イクルは、サイクル2と同じ制御動作を行ない、ランプ
電圧の位相角を更新した後、サイクル1でサンプリング
した各温度の積算値(このサイクルは48サイクル毎に
動作するので、この間にサイクル1が動作するのは16
回である。したがって16回分のサンプリングデータの
積算値がRAMにストアされている)より各平均温度を
求め、この平均温度をもとに各温度制御用ヒータの通電
操作量を更新する。
次にタイマ(T)の機能について説明する。タイマには
2つの機能を持たせである。1つはランプ点灯スタート
信号(S TART) ”OF F’″つまり第3f図
におけるe −f −hのルーチン実行の場合で、この
場合タイマは周波数判別に用いている。即ち、ゼロクロ
スパルス信号(zcp)を検知するとタイマをストップ
し、タイマにII ODを口−ドしてタイマをスタート
させる。(この場合タイマは割込み禁止とする)。そし
て次の(ZCP)を検知したところでタイマをストップ
する。つまり(zcp)から次の(zcp)までの時間
をカウントするわけである。このタイマの値によって周
波数を判別する。
もう1つは(START)’ON”つまり第3f図にお
けるe−g−hルーチン実行の場合で、この場合タイマ
はランプ電圧の位相角タイマとして用いる。即ち、(S
TART)”ON 11の場合は[ZCPIを検知した
後、サイクル2で求めた位相角タイマデータをタイマに
セットし、タイマ割込みを許可し、タイマをスタートさ
せる。タイマがオーバーフローして割込みがかかると、
タイマ割込みサービスルーチンにジャンプして、タイマ
をストップしてランプドライブ信号[LMPDRV]を
” ON ” L、ランプに電圧を供給する。
最後に、ランプと定着およびドラムヒータの各ドライブ
信号について説明する。第3f図および第3g図に示す
ごとく、各ドライブ信号は〔ZCP〕を検知する前に”
OFF”L、〔zCP〕を検知すると定着およびドラム
ヒータのドライブ信号は、サイクル2′で求めた操作量
に応じて” ON ”又は”OFF″する。ランプドラ
イブ信号は、タイマ割込みがかかるまで”OFF”であ
る。
さて、第3f図に示すゼネラルフローを参照して、マイ
クロコンピュータIC5の動作を説明するが、説明に入
る前に、文中の括弧の分類について定義しておく。
():レジスタ、カウンタ、フラグ 〔〕:入出力信号 <〉:ジャンプ先アドレス 括弧なし:サブルーチン、即値データ、部品名称。
ボート名称 装置に電源が投入されると、まず初期設定サブルーチン
INITALをコールして、システムのイニシャライズ
、各ボートのリセット、全RAMのメモリ内容クリア、
およびウオームアツプタイマの初期設定を以下のように
実行する。
ボート4 (7)D I G D RVカラ″OOH”
tjB力シテDISPLAYをOFF″L/、バスボー
ト5ysOUTから0FFH″を出力してランプドライ
ブ信号[LMPDRV)、ランプオン状態信号〔LAM
PONI 、システムハザード信号(HAZARD)、
定着ヒータFライブ信号(FUHDRV)、ドラムヒー
タドライブ信号(DRMDRV)。
リロード信号(RELOAD)、ヒータ異常信号[HE
TEMG]およびプレリロード信号(PRERLD)を
”OFF”する。
/ ボートP1の5YSINおよびボート6のDISINを
入力モードに設定し、ボートP2のADCOUTから”
0FFH″を出力して、A/DコンバータIC2のチッ
プセレクト信号(ADCC8)をII HII (ディ
スエーブル)に設定する。そしてRAMを全てクリアし
、ウオームアツプタイマカウンタ(WATMHI)(W
ATMLO) に初期値WAUPHI、WAUPLOを
ロードする。この場合のウオームアツプタイマカウンタ
は、サーミスタ断線を検知するのに用いる(詳細は後述
)。
なお、システムのイニシャライズの詳細については、サ
ブルーチンで説明する。
INITALの終了後、ウォッチ・ドッグ・タイマトリ
ガパルス出力サブルーチンWDGPLSをコールしてボ
ートP28  (A/Dコンバータチャネルセレクトc
oと兼用)からパルス(WDGCLK)を出力し、ゼロ
クロスパルス(ZC:P)が”Hztになるまで続ける
。というのは、本装置ではフェールセーフ機能としてウ
ォッチドッグタイマを付加しているが、これはプログラ
ムの暴走等を検出するためのものであり、(ZC:P)
を検出する度にボートP26から(WI)GCLK)を
出力し、IC3をトリガする。つまり、10m5ec(
50Hz)/8.3m5ec (60Hz)毎にリドリ
ガーする。このため、ウォッチドッグタイマ時間を15
m5ecとしている。即ち、プログラムの暴走等が起き
ると、(WDGCLK)が出力されないため、リレーR
AIが付勢され、本装置の電源が遮断され、危険状態が
回避される。ところが、本装置に電源が投入さ九、+5
V電@Vccおよび+24V電源Vaaが規定値に達し
てから〔ZCPIがToに入力されるのは数百m5ec
後である。(この間[ZCPIはtr L IIの状態
)。従って、この間は[ZCPIを検出することができ
ないため、(zcp)が” H” 17)なるまで[W
DGCLK]を出力しない。このためRAIが付勢され
、本装置の電源が遮断されて、装置の起動ができない状
態となる。そこで、(zcp)がn Hnとなるまで(
これ以降、(zcp)はアクティブになる)[WDGC
LK] を出力し続けるわけである。
(zcP]がrJ l(IIになると、定着ヒータのソ
フトスタートサブルーチン5FTHETをコールする。
このサブルーチンは、SFTIM (7)サイクル間定
着ヒータのソフトスタートを行なうルーチンであり、位
相制御方式である。
次にサブルーチンRS T E M 、Pをコールして
、温度制御サイクルカウンタ(HETCNT)にHET
IM(48)をプリセットし、定着ヒータの高温部をサ
ンプリングしたデータをストアするレジスタ(SUMF
TH)(SUMFTL)、低温部をサンプリングしたデ
ータをストアするレジスタ(SUMMTH)(SUMM
TL)およびドラムヒータの温度をサンプリングしたデ
ータをストアするレジスタ(SUMDTH)  (SU
MDTL)をクリアする。サブルーチンR8TEMPが
終了すると、ランプ制御サイクルカウンタ(LMPCN
T)をクリアする。
次に制御フローに入るわけであるが、第3f図に示すよ
うに制御フローは3つのサイクルから構成されている。
ランプの制御は、この3サイクルを基本周期とする。初
めの部分が3つのサイクルに共通のフローであるので、
まずこの共通部分について説明する。
先に説明した動作が終了すると、定着ヒータのドライブ
信号[FUHDRV] 、 ドラムヒータのドライブ信
号(DRHDRVIおよびランプのドライブ信号(LM
PDRVI を○FF”する。以上3つのドライブ信号
を”OFF”した後、全入力読込みルーチンINPUT
をコールする。INPUTでは、まず、ゼロクロスパル
スタイマカウンタ(ZCPTHI)(ZCPTLO)に
初期値2CVAHI、ZCVALOをロードする。そシ
テ、(:zcp)の立ち上がりを検知するまで、表示デ
ータ選択データを読み込み、(SELDIS)にストア
し、(ZCPTHI)(ZCPTLO)をデクリメント
する。(ZCPTHI)(ZCPTLO)がゼロになる
まで、(ZCP)がII H11のならなければ、 (
NZCFLG)をセットし、〔WDGCLK:l を出
力する。
(ZCPTHI)(ZCPTLO)がゼロになる前に[
ZCPIがII HJrになれば、(NZCFLG)を
リセットする。そして、 (ZCPTHI)  (ZC
PTLO)に再度ZCVAHI、ZCVALOをロード
し、前記と同様に(ZCPIの立ち下がりを検出するま
で、入力信号を読み込み、(INPSTS)にストアし
、(ZCPTHI)(ZCPTLO)をデクリメントす
る。(ZCPT、HlI)(ZCPTLO)がゼロニな
るまで(ZCP:lがL ITにならなければ、(NZ
CFLG)をセットし、[WDGPLS)を出力する。
 (ZCPTHI)(ZCPTLO)がゼロニなる前に
I:ZCP)がT′L IIになれば、(NZCFLG
)をリセットして、[WDGPLS)を出力する。この
ゼロクロスパルスタイマ時間は、10m5ecに設定し
である。
即ち(zcp)が、INPUTがコールされてから、”
 H”又はpr L nの状態が10m5ec以上続い
た場合、(NZCFLG)をセットし、そうでなければ
(NZCFLG)をリセットする。
次にタイマをストップする。
そして、次にランプレギュレータのスター1−信号[5
TART]がII L pr (アクティブ)かどうか
判別スル。(START)が+r Hu lら<N08
TRT>ヘジャンプする。ここではまず、定着ヒータ固
定フラグ(FIXFUC)をリセットし、ソフトフラグ
(FO)をセットする。次に、定着ヒータオンオフサブ
ルーチンF U CN T Lをコールして、定着ヒー
タのドライブ信号[FUHDRV)をII Q N I
I又は”OFF”する(詳細は後述)。
次に、周波数判別サブルーチンCHKFRQをコールす
る。このサブルーチンは、先程ストップしたタイマ(T
)の値(但し、1サイクル目はタイマの値は不確定であ
るため無効)を周波数判別データFRQCYと比較する
タイマのクロック周期は43 、6 m5ecであるた
め、タイマ(T)の値は50Hzのときは10m5ec
/ 43 、6μ5ec−# 229.60Hzのとき
は8.3m5ec/43.6μsecキ190となる。
周波数判別データFRQCYとしてこれらの中間値21
0を与えておき、タイマをFRQCYと比較して(T)
≧FRQCYなら50Hz、(T)< FRQCYなら
5 Q Hzであることが判別できる。
判定の結果50 Hzなら周波数フラグ(Fl)をセッ
トし、ランプ電圧の初期位相角タイマ値lNl50を定
着ヒータオン時位相角タイマレジスタ(PHAON)お
よび定着ヒータオフ時位相角タイマレジスタ(PHAO
FF)にロードする。そして、先程読み込んだ(INP
STS)から、ソフトスタートのタイマ増分データ(調
光スイッチに対応したもの)をテーブルよりルックアッ
プし、ソフトスタートタイマ増分レジスタ(D I F
 F)にストアする。
周波数チェックCHKFRQが終了すると、前述したよ
うに周波数判別用タイマ(T)(位相角タイマと兼用)
をクリアし、タイマ(T)割込みを禁止してタイマをス
タートする。
以上は、スタート信号(STARTIがII HIIの
場合であるが、次にII L Tjの場合について説明
する。
スタート信号(STARTIをチェックして、L tz
の場合先ずフラグ(FIXFUC)をチェックする。初
回はフラグ(F I X FUC)は# Onであるの
で〈工Nl5ET〉ヘジャンプする。ここでは、I N
 I F I Xをコールして、定着ヒータの○N/○
FFサイクルを設定し、フラグ(FIXFUC)をセッ
トする。従って、このサブルーチンはスタート信号(S
TART)”L”を検知した最初のサイクルのみ実行す
る。つまり、ソフトスタート開始からHETIM (4
8)サイクル間の定着ヒータの0N10FFサイクルを
設定する。
次にFUCNTLをコールして、定着ヒータのドライブ
信号[FUHDRV]を”ON”又はjjQFF”する
。ここで” ON ”の場合、フラグ(、F UH8T
S)をセットし、”OFF″の場合リセットする。
次に位相角タイマ選択サブルーチンPHASELをコー
ルするが、これはフラグ(FUH8TS)がtz l 
′Iの時(PHAON)を、フラグ(FUH8TS)が
o″のときは(PHAOFF)を位相角データバッファ
(PHANGL)に転送する。PHASELが終ると、
 (PHANGL)の内容をタイマ(T)にセットする
。そして、タイマ(T)割込みを許可し、タイマ(T)
をスタートする。
以上がスタート信号(START)がpp L +tの
場合である。
次にDRCNTLをコールして、ドラムヒータのドライ
ブ信号(DRHDRV)を”ON”又は′OFF”する
。次に、(LMPCNT)をチェックし、その値によっ
て先に述べた3つのサイクルの1つヘジャンプする。以
降、各サイクルについて説明する。
(LMPCNT)をチェックして、′0′″の時は〈C
YCLEO>へ、rp 1 #lの時は<CYCLEI
>へジャンプし、” 2 ” (7)時は<CYCLE
2>へ進む。電源を投入した最初のサイクルは(LMP
CNT)は0″′であるから<CYCLEO>へジャン
プする。
<CYCLEO> まず、DISPOLをコールして、表示器(図示セず)
にBCD変換されたデータ(BCDHI)(BCDLC
))(後述)の1の桁を出力する。
次に定着ヒータの状態フラグ(F tr HS T S
 )をチェックして、1の時即ち定着ヒータ” ON 
″の時、フラグ(SPHON)をセットし、0の時即ち
OFF”の時、フラグ(SPHON)をリセッ1−する
。そして次に、ランプ電圧サンプリングサブルーチン5
PVOLTをコールする。5PVOLTでは、周波数フ
ラグ(Fl)をチェックして0″ならば60 Hz用サ
ンプリングルーチンくAQU工S6〉へ、#7171な
らば50Hzサンプリング用ルーチン<AQU I S
 5>ヘジャンプする。
即ち、出力電圧と相似な電圧Ainの瞬時値をサンプリ
ングして、A/D変換し、データRAMの(VOLT)
番地以降にストアする。
尚、電源周波数によってサンプリングしたデータに差が
生じないように、60HzサンプリングルーチンでのA
/Dコンバータのクロック周波数を約50KHz、5Q
Hzサンプリングルーチンでは約60 K Hzに設定
し、サンプリング回数は50.60Hz共に52回に設
定しである。
ところで、割込み許可後スタートした位相角タイマ(T
)は50Hz用又は60Hz用サンプリングルーチンの
処理の途中でオーバーフローし、内部割込みがかかり、
プログラムの実行は割込みサービスルーチンTIMIN
Tに移る。このルーチンでは、タイマ(T)をストップ
すると同時にランプドライブ信号(L M P D R
V)を” ON ” して、ランプへ電力を供給する。
そして、割込みを禁止する。T I M I NTの処
理が終了すると、プログラムの実行は再びサンプリング
ルーチンは戻る。
サンプリング処理が終了すると、(LMPCNT)をイ
ンクリメントし、初めの<DRVOFF>へ戻る。そし
て、前述した各サイクルに共通のフローを実行した後、
(LMPCNT)をチェックする。次は、(LMPCN
T)はII I IIであるので、<CYCLEI>へ
ジャンプする。
<CYCLEI> 先ス、DISPO2をコールして1表示器にBCD変換
されたデータ(BCDHI)(BCDLO)の10の桁
を出力する。
次に、2乗積算すブルーチンSUMSQRをコールする
。これは先の(サイクル0で)サンプリングルーチン5
VOLTでサンプリングした52個の瞬時値データ(デ
ータRAMの(VOLT)以降にストアされている)の
各々を2乗した積算し、3バイトのレジスタバッフy 
(SUMSQH)。
(SUMSQM)および(SUMSQL)にストアする
次に温度サンプリングサブルーチンSPTEMPをコー
ルする。ここでは、定着ヒータの高温部の温度、低温部
の温度およびドラムヒータの温度をサンプリングし、各
々2バイトのレジスタバッファ(SUMFTH)(SU
MFTL)、(SUMMTH)(SUMMTL)および
(SUMDTH)(SUMSTL)にストアする。
尚、最終的には各レジスタバッファにはHET IM/
3 (3サイクル毎にサンプリング)216回のサンプ
リングデータの積算値がストアされる。
各温度のサンプリング処理が終了すると、(LMPCN
T)をインクリメントし、初めの<DRVOFF>に戻
る。そして、同様に各サイクルに共通のフローを実行し
た後、(LMPCNT)をチェックする。今後は(LM
PCNT)はrr 2 rrであるため、<CYC:L
E2>へ進む。
<CYCLE2> 先ず、DISPO3をコールして、BCD変換されたデ
ータ(BCDHI)(BCDLO)の100の桁を表示
器に出力する。次に、実効値演算サブルーチンCALR
MSをコールし、先に(サイクルlで)演算した2乗積
算値(SUMSQ)I)(SUMSQM)(SUMSQ
L)をサンプリング回数SPTIM (52)で割り、
2乗平均値(MSQRHI)  (MSQRLO)を求
め、これをルートして実効値を求め、結果を実効値レジ
スタ (RMS)に格納する。
次に、ランプ制御サブルーチンLPCNTLをコールし
て、ランプ供給電圧のソフトスタートおよびソフトスタ
ート後のランプ供給電圧Vの実効値RMSを一定に保つ
サーボ制御動作を行なうが、ソフトスタートおよびサー
ボ制御そのものは、LPCNTL内でコールされるサブ
ルーチンPWMで行なう。
先ず、入力ステータスバッファ(INPSTS)の調光
データを取り出し、このデータ (0〜31)に応じた
目標値を求め、目標値レジスタ(TGRMS)にロード
する。例えば、調光データが0の時は(TGRMS)=
74〜136の2ステツプで32個のデータは、 V=
46−85Vr+ns (7)1.26Vrmsステッ
プで32個の出力電圧と等価である。
さて、次に入力ステータスバッファ(INFSTS)を
チェックし、青消し信号即ち電圧アップ(VOLTUP
)が来ティれば、(TGRMS)に電圧アップ分BLU
RMSを加算する。そして、(TGRMS)が136 
(85Vrms )をオーバーすれば、(TGRMS)
に136をロードする。
つまり、目標値(TGRMS)の上限値を136とする
次に、目標値(TGRMS)と検出した実効値(RMS
)との差(ERMS)を求め、(E RMS)が正の時
は1を引き、負の時は1を加える。
また、差(E RM S)が0又は負即ち実効値(RM
S)が目標値(TGRMS)以上になると、ソフトスタ
ートフラグ(FO)をリセットする(ソフトスタート終
了)。
次に、ソフトスタートフラグ(FO)をチェックし、(
FO)が1即ちソフトスタート中ならば位相角レジスタ
(PHAON)、(PHAOFF)に(D I F F
)を加算する。つまり、先に述べたごとくスタート信号
(START)が”OFF”の時にCHKFRQで、位
相角レジスタ(PHAON)、(’PHAOFF) に
”/7トスター1〜の初期位相角タイマデータINI 
50/INI 60をストアし、(DIFF)を設定し
ておく。そして、スタート信号(START)が” O
N ” ニなると、3サイクル毎に(PHAON)およ
び(P HA○FF)に(D I F F)を加算して
いき、(FO)がPI OIIすなわちソフトスタート
が終了するまで繰り返す。
さて、ソフトスタートフラグ(FO)が0″′になると
、先述したようにサーボ制御動作に移る。つまり、先程
求めた(ERMjS)をフラグ(SPHON)がII 
I II (求めた(RMS)が定着ヒータ″ON″の
場合)のときは(PHAON)に加算し、”0”(求め
た(RMS)が定着ヒータ″○FF”の場合)のときは
(PHAOFF)に加算する。例えば、(フラグ(SP
H,ON)が1の場合)  (PHAON)=100 
(位相角タイマ(T)に同じ)、  (TQRMS) 
= 120 (75Vrms ) +  (RMS)=
116とすると、 (ERMS)= 120−116−
=−5で(ERMS)<0であるから、(PHAON)
は100+ (−5+1)=96となる。(ERMS)
が0のときは、これらの処理はスキップする。即ち、こ
のように検出した実効値(RMS)が目標値(TGRM
S)より大きいときは位相角タイマ(T、)を小さくシ
(導通角を小さくする)、小さいときは(T)を大きく
して(導通室を大きくする)、検出値つまり出力電圧を
目標値に近づけるサーボ制御が自動的に行なわれる。
尚、前述したように、(T)と(ΔT/ΔRMS)・R
MSの関係を予めROM内にテーブルとして書き込んで
おき、(T)から(ΔT/ΔRMS)  ・RMSをル
ックアップし、RMSで割って八T/ΔRMSを求め、
この八T/ΔRMSに(E RMS)を掛けて位相角の
偏差(補正量)を求めれば最適である。しかし、この実
施例では、電源電圧が100 Vrms近辺に於いてΔ
T=ΔRMSであることを利用して、ΔT/ΔRMS−
1とし、(RMS)に1をプラス・マイナスした値を補
正量としている。(ERMS)への1のプラスマイナス
はΔT/ΔRMS−:1であるため、タイマ(T)の増
又は減の″行きすぎ″によるハンチングを防止するため
の処理である。
以上のLPCNTLが終ると、次にC0NBCDをコー
ルする。ここでは、先に述べた表示器に出力するデータ
(BCDHI、)(BCDLO)のBCD変換を行なっ
ている6つまり、表示データ選択データバッファ(SE
LDIS)(これは前述したようにINPUTをコール
したときに読み込む)のデータ(O〜7)により、表示
データ(2進数)をアキュームレータ(A)に読み込み
、BCD変換し、(BCDHI)(BCDLO)にスト
アする。例えば、(SELDIS> =0のときは(R
MS)、1のときは(PHAON)、  ・・・・、7
のときは(MCTEMP)が選択される。
次に、ノーゼロクロスフラグ(NZFLG  ”−チェ
ックし、Ij I Hの場合、即ちゼロクロスパルス(
ZCPIがII H#lの状態又はII L 11の状
態が10m5ec以上続いたとき、システムハザード信
号をON”することにより、セーフティリレーが付勢さ
れて、装置の電源が遮断され、危険状態を回避する。
また、(N Z CF L G) =”O”(7)場合
は、次17170−へと進む。
次に、検出実効値(RMS)とランプ点灯判別データ○
NV○LTとを比較して、(RMS)が0NVOLTよ
り小さいときは<LMPOFF>ヘジャンプして、ラン
プオン状態信号(LAMPON)を”OFF”L、、外
部にランプが”OFF”状態であることを知らせる。そ
して、システムハザードタイマカウンタをプリセットす
る。即ち、周波数フラグ(Fl)をチェックして、(F
l)が′″0”(60Hz)のとき、システムハザード
タイマカウンタ(HAZHI)(HAZLO) に初期
値HAHI60.HALO60をロードする。
(Fl)が”1” (50Hz)のときは(HAZHI
)(HAZLO) に初期値HAHI50.HALO5
0をロードする。
また、(RMS)が0NVOLTより大きいときはラン
プオン状態信号(LAMPON)を○N”して外部にラ
ンプが”ON”(点灯)状態であることを中らせる。そ
して、HAZTIMをコールする。このサブルーチンで
は、先に初期設定セラl−した(HAZHI)(HAZ
LO)をコノサブルーチンがコールされる毎にデクリメ
ントシゼロになったらシステムハザードフラグ(HAZ
FLG)をセットする。システムハザード検出サブルー
チンではHAZTIMは、3サイクルに1回コールされ
るので、システムハザードフラグ(HAZFLG)がセ
ントされるまでの時間は、50Hz/60Hzいずれも
約10秒に設定しである。
次に、システムハザードフラグ(HAZFLG)をチェ
ックして、(HAZFLGンが1(10秒間ランプが点
灯し放し)ならば、システムハザード信号[HAZAR
D] を○N′″して、セーフティリレーをドライブし
、装置の電源を遮断して危険状態を回避する。また、(
HAZFL’G)がzr Orrならば、この動作をス
キップする。
以上が、ランプ点灯状態を検出する動作である。
次に、ヒータサイクルカウンタ (HETCNT)3減
算し、(HETCNT)がIP OIIでなければくL
BEGIN>へ戻る。(HETCNT)が0ならば、温
度制御ルーチンへ移る。
(HETCNT)が0ということは、このサイクルが4
8サイクル目ということであって、先に述べたように、
この48サイクル(HETIM)を基本周期として、温
度制御が行なわれていることを意味する。
さて、(HETCNT)がOなら次にドラムヒータの温
度制御サブルーチンDRPIDをコールする。ここまで
にドラムヒータの温度は16回(48/3)サンプリン
グされ、結果はドラムヒータ積算値レジスタ(SUMD
TH)(SUMDTL)にストアされている。この積算
値を16で割り、平均値(DRTEMP)を求める。こ
れが、電源投入時つまり第1周期でサンプリングした値
であれば、(DRTEMP)を(IDRTMP)ヘスド
アしておく。次に、この(DRTEMP)をもとにサブ
ルーチンPIDをコールし、温度制御演算を行なう。P
ID演算より求まったドラムヒータのオンサイクルの操
作量偏差(E M)をドラムヒータオンサイクルバッフ
ァ (DRCYC)に加算する。
次にC0RCNTをコールする。このサブルーチンは、
今求めた(DRCYC)を修正するルーチンである。つ
まり、(DRCYC)が負のときはOを(DRCYC)
 にD−FL、HETIM(48)より大きいときは(
DRCYC) にHETIMをロードする。また、ON
 (OFF)サイクルを対称とするため、つまり交流電
源の1サイクルを基本単位とするためには、 0< (DRCYC)<HETIMにおいて、(DRC
YC)が奇数ならば(DRC:YC) に1加えて偶数
にする。以上のようにして、ドラムオンサイクルカウン
タ(DRCYC)を更新する。
次にSETEMPをコールする。このサブルーチンは、
定着ヒータの温度の目標値(SETFUS)を設定する
ルーチンである。第41図に示すように、温度制御周期
中でサンプリングした定着ヒータの低温部の温度の積算
値(SUMMTH)(SUMMTL)をサンプリング回
数16で割り、平均値(MCTEMP)を(1,PUT
MP)にストアしておく。次に、定着ヒータ設定温度デ
ータFUSET (207二180℃)をレジスタノベ
ツファ(ST)にロードする。そして、予熱信号(TE
MPDN)をチェックして、(TEMPDN)がL (
”ON”)ならば、(S T)から節電ダウンデータD
NT (19=5℃)を引いた値188(175℃)を
定着ヒータ温度目標値バッファ(SET’ptjS)に
ストアして、リターンする。
また、(TEMPDN)がl+ )(′7ならば、次に
ローラ回転信号(TEMPU’P)をチェックする。
[TEMPUP)がrr H71であれば、FUSET
をそのまま(SETFUS)にストアして、リターンす
る。(TEMPUPIがII L IIならば、ローラ
回転アップデータUPT(19−5℃)を(ST)に加
算する。そして、[TEMPUP)がLになった最初の
検知サイクル(初回コピ一時)であれば、ウオームアツ
プタイマカウンタ(WATMHI)(WATMLO)(
サーミスタ断線検知と兼用)に初期値UPTIMH,O
pTIMLをロードする。[TEMPUPIがLになっ
た最初の検知サイクルでなければ、スキップする。
次に、WUPTIMをコールする。このサブルーチンで
は、このルーチンがコールされる毎に上記でプリセット
した(WATMHI)(WATMLO)をデクリメント
し、0になったらウオームアツプタイマフラグ(WUP
FLG)をセットし、0でなければ(WUPFLG)を
リセツ1−する。
次に(WUPFLG)をチェックし、(WUPFLG)
が1ならば(ST)を(SETFUS)にストアする。
また、(WUPFLG)が0ならば、初期定着ヒータ温
度判別データI FUSETと初期定着ヒータ低温部温
度(I FUTMP)と比較して、(I FUTMP)
がI FUSET以上であれば(SETFUS)に(S
T)を転送する。
(I FUTMP)がI FUSETより低ければ、そ
の差分を(ST)に加算するが、その結果(ST)が設
定上限値データULTEMPをオーバするならば(ST
)にUPLl、MTをロードする。
そして、この(ST)を(SETFUS)に転送する。
即ち、初回コピーの場合、初期定着ヒータ低温部温度(
i FUTMP)に応じた、定着ヒータ温度の目標値(
SETFUS)をアップする。
以上が、サブルーチンSETEMPでの動作である。
サブルーチンSETEMPが終ると、次にFUPIDを
コールする。ここで−は、DRP I Dを同様に定着
ヒータの温度制御演算を行なっている。
まず、温度制御周期中でサンプリングした定着ヒータの
高温部温度の積算値(SUMFTH)(SUMFTL)
をサンプリング回数16で割り、平均値温度(FUTE
MP)を求める。そして、次にこの(FUTEMP)を
もとにサブルーチンPIDをコールして定着ヒータ温度
制御演算を行なう。
PID演算より求まった定着ヒータオンサイクルの操作
量偏差(EM)を定着ヒータオンサイクルバッファ(F
UCYC)を修正する。修正方法は(DRCYC)と同
様であるので省略する。
次に、定着ヒータ0N10FFデユーテイ固定フラグ(
FIXFUC)をチェックして、(FIXFUC)が”
1”(ランプオン時)のときRESFUCをコールする
。ところで、サブルーチンINIFIXのところで説明
しなかったが、INIFIXにおいて(FUCYC)を
チェックして、(FUCYC)が定着ヒータオンサイク
ル判別データF’UCMID以上であれば、フラグ(F
UC36)をセットし、(FUCYC)がFUCMID
より小さければ、フラグ(FUC36)をリセットする
さて、RESFUCをコールしてフラグ(FIXFUC
)をチェックし、(FUC36)がII OIIならば
最小データFIXMINを(FtjCNT)にロードす
る。先程のフラグ(FIXFUC)がOHのときは、こ
のサブルーチンRESFUCをスキップする。
次に、DISFUCをコールする。このサブルーチンで
は、先の(FUCNT)をもとに分散演算を行なうルー
チンである。尚、フラグ(FIXFUC)がII OI
I (7)ときは、D I S FUCをコールする前
に、(FUCNT)に(’FUCYC)の内容がロード
されている。
次に、ヒータの異常検知を行なう。まず、ヒータ温度異
常上昇検知であるが、ドラムヒータ温度レジスタ(DR
TEMP)の内容とドラムヒータ異常上昇判別データD
RULTと比較して、(DRTEMP)>DRULTな
ら、ヒータ異常信号(HETEMG)をオンして、外部
にヒータが異常であることを知らせる。そして、システ
ムハザード信号〔HAzARD〕をオンして、セーフテ
ィリレーをドライブし、装置の電源を遮断し、危険状態
を回復する。
(DRTEMP)≦DRULTであれば、定着ヒータ高
温部温度レジスタ(FUTEMP)の内容と定着ヒータ
異常上昇判別データFUULTと比較して(FUTEM
P)<FUULTなら、ドラムヒータと同様[HETE
MG)をオンし、〔HAZARD)をオンする。
(FUTEMP)≦FUULTなら1次にサーミスタ断
線検知を行なう。(DRTEMP)の内容とドラムヒー
タ異常低温判別データDRLLTと比較して、(DRT
EMP)<DRLLTなら、サブルーチンWUPTIM
をコールする。このサブルーチンは、サブルーチンIN
ITALで初期設定されたウォーt1アップタイマカウ
ンタ(WATMHI)(WA’rML○)をこのサブル
ーチンWUPTiMがコールされる毎にデクリメントし
、(WATMHI)  (WATMLO)がII OI
Iでないなら、フラグ(WUPFL’G)をリセットし
、0″になると(WUPFLG)をセラ1−する。
(DRTEMP)≧DRLLTであれば、次に定着ヒー
タ低温部温度レジスタ(MCTEMP)の内容と定着ヒ
ータ異常低温判別データF U L ’L Tと比較し
て、(MCTEMP)<FULLTであれば、<CHK
WUP>ヘジャンプし、サブルーチンWUPTIMをコ
ールする。
サブルーチンWUPTIMが終わると、(WUPFLG
)をチェックし、 (WUPFLG)がII OIIな
ら〈HBEGIN〉へ戻る。(WUPFLG)がn 1
 nなら、 (DRTEMP)の内容とDRLLTとを
比較する。(DRTEMP)<DRLLTならば、(D
RTEMP)の内容とドラムヒータ初期温度レジスタ(
I DRTMF’)≦(DRTMP)であれば5 ドラ
ムヒータのサーミスタ断線と見なし、<ONHEMG>
ヘジャンプして、〔HETEMG−)をオンジ、(HA
ZARD)をオンする。(DRTEMP)> (II)
RTMP)なら、次へ移行する。(DRTEMP)≧D
RLLTであれば、この動作をスキップする。さて、次
は(MCTEMP)の内容とFULLTとを比較し、(
MCTEMP)<FULLTであれば、(MCTEMP
)の内容と定着ヒータ低温部初期温度レジスタ(TFU
TMP)の内容とを比較し、(MCTEMP)≦(I 
FUTMP)であれば、定着ヒータサーミスタ断線と見
なしくONHEMG>ヘジャンプして、(HETEMG
)をオンし、[HAZARD)をオンする。
(MCTEMP))(T FUTMP)であれば、プレ
リロード検知処理を行なう。また(MCTEMP)≦(
I FUTMP)であれば、この動作をスキップし、プ
レリロード検知へ進む。
なお、ウオームアツプフラグ(WUPFLG)がセット
されるまでの時間は、5 Q Hzの場合12秒、60
Hzの場合10秒にそれぞれ設定しである。
次にプレリロードのチェックを行なう。定着ヒータ高温
部温度(FUTEMP)とプレリロード温度判別データ
PRTEMPとを比較して、(FUTEMP)がPRT
EMPF)より高ければ、プレリロート信号CPRER
LD)をオンして、外部にプレリロード温度であること
を知らせる。
(FUTEMP)がPRTEMP以下であれば、1(P
RERLD)をOFFして、外部にプレリロード温度に
達していないことを知らせる。
次に、リロードのチェックをする。これも、プレリロー
ドのチェックと同様に、定着ヒータ高温部温度(F’U
TEMP)とりロード温度判別データRLTEMPとを
比較して、(FUTEMP)がRLTEMPより高けれ
ば、リロード信号〔RELOAD)をオンして、外部に
リロード温度であることを知らせる。(FUTEMP)
がRLTEMP以下であれば、(RELOAD)をOF
Fして、外部にリロード温度に達していないことを知ら
せる。
以上が終了すると、<HBEGIN>へ戻り、今まで述
べた動作を繰り返す。
次に各サブルーチンを説明する。
(1) I N I TAL −−一第3h図このサブ
ルーチンは、システムの初期設定、各ボートのリセット
、全データRAMのクリアおよびウオームアツプタイマ
を初期設定するルーチンである。システムの初期化とし
て、プログラムステータスワード(PSW)をクリアし
、メモリバンク0 (MBO)を選択し、外部割込みを
禁止し、タイマ/カウンタ割込みを禁止し、タイマ/カ
ウンタ (T)をストップする。次に、各ポートをリセ
ットするが、ポートのリセットについては前に説明した
ので省略する。そして、全てのデータRAMをクリアし
、ウオームアツプタイマカウンタ(WATMHI)(W
ATMLO)に初期値WAUPHI、WAUPLOをロ
ードする。
(2)WDG P L S −−一第31図このサブル
ーチンは、第2a図におけるリトリガブルモノマルチI
C3にウォッチドッグパルスを出力するルーチンである
。ウォッチドッグパルス信号(WDGCLK)をII 
L llとし、次に(WDGCLK”lをu Hnとし
、再度II L IIとする。パルス幅は約4μSec
である。
(3)R3TEMP−−一第3j図 このサブルーチンは、ヒータサイクルカウンタ(HET
CNT)のプリセットと各温度のサンプリングデータの
レジスタバッファをクリアするルーチンである。(HE
TCNT)に温度制御基本サイクル数HETIMをロー
ドする。そして、定着ヒータの高温部温度のサンプリン
グデータをストアするレジスタバッファ(SUMFTH
) (SUMFTL)、同じくドラムヒータのレジスタ
バッファ(SUMDTH)(SUMDTL)および定着
ヒータの低温部のレジスタバッファ(S UMMTH)
(SUMMTL)をクリアする。
(4)INPUT −−一第3に図 このサブルーチンは、ゼロクロスパルス信号(ZCP)
の検出、全入力信号と表示選択データの読み込み、ウォ
ッチドッグパルスの出力、およびゼロクロスハザードタ
イマをカウントするルーチンである。まず、ゼロクロス
パルスハザードタイマカウンタ(ZCPTHI)(ZC
PTLO)に初期値ZCVAHI、ZCVALOをセッ
トする。次に、〔ZCP〕をチェックし、(ZCP)が
II HII即ちro=″1” ((zcp)の立ち上
がりセンス)ならば<ZCPHI>ヘジャンプする。
(zcp)がII L #+であれば、表示選択データ
を読み込み(回路は図示せず)、表示選択データバッフ
ァ(SE LD I S)にストアする。そして、ゼロ
クロスパルスハザードタイマサブルーチンZCPTIM
をコールする。これは、このサブルーチンがコールされ
る毎に先にプリセットした(zCPTHI)(ZCPT
LO)をデクリメントし、0になったら、ノーゼロクロ
スフラグ(NZCFLG)をセットする。次に、(NZ
CFLG)をチェックし、(NZCFLG)がII O
IIであれば、< S E N L P H) ヘジャ
ンプし、(ZCP)が1(IIになるまで繰り返す。(
N’ZCFLG)がII I H−になれば、VD’q
PLSをコールして、ウォッチドッグパルスを出力し、
リターンする。(ZCP)がll HIIとなり<ZC
PHI〉ヘジャンプしたら、再度ゼロクロスパルスハザ
ードタイマカウンタ(ZCPTHI)(ZCPLO) 
に初期値zcvAHI、ZCVALOをセットする。次
ニ〔zCP〕をセンスし、(zc’p’)がIT L 
II即ちTO=0([ZCP)の立ち下がりセンス)な
らば、WDGPLSをコールして、ウォッチドッグパル
スを出力し、リターンする。
(ZCP)が・・Hptであれば、入力信号をボートP
1:の5ISIN (Plo”Pla :調光データ。
PI3 :ローラ回転信号(TEMPUP)、P 1e
予予熱量[TEMPDN)、PI3 :青消し信号(V
OLTUPI )より読み込み、入カステータスバソフ
ァ(INPSTS)にストアする。そして、ZCPTI
Mをコールする。次に、(NZ、CFLG)をチェy 
’)し、 (NZCFLG)がII O+1であれば<
 S E N L P L > ヘジャンプし、[ZC
P]が” L ” ニなるまで繰り返す。(NZCFL
G)が” 1 ”になれば、WDGPLSをコールして
、ウォッチドッグパルスを出力し、リターンする。
(5)ZC:PT I M−−一第31図このサブルー
チンは、ゼロクロスパルスハザードタイマ(ZCPTH
I)(ZCPTLO)+71カウントおよびノーゼロク
ロスフラグ(NZCFLG)をセット/リセットするル
ーチンである。このサブルーチンがコールされる毎に(
ZCPTHI)(ZCPTLO)をデクリメントし、0
でなければ(NZCFLG)をリセットし、0になれば
(NZCFLG)をセットする。
このゼロクロスパルスタイマ時間、即ち(NZCFLG
)がセットされるまでの時間は、 (ZCVAHI+、
ZCVAL○)×(デクリメント周期)=(30+25
5) X35.36μsec =10078μsecキ
10m5ecに設定しである。
(6)CHKFRQ−−一第3m図 このサブルーチンは、電源周波数のチェック。
周波数判別フラグ(Fl)のセット/リセットおよびソ
フトスタート位相角データのプリセラ1−を行なうルー
チンである。入力ステータスバソファ(INPSTS)
の内容をアキュームレータ (A)にロードして、上位
3ビツトをマスクする。この結果(A)には調光データ
が得られる。これを調光データバッファ(LCNT政L
)にセーブ(退避)する。次に、ゼロクロスパルスの周
期をカウントしたタイマデータ(T)を(A)ヘロード
する。(A)と周波数判別データFRQCYとを比較し
て、(A)≧FRQCYならば<F’50H2〉ヘジャ
ンプする。(A)<FRQCY (60Hzのとき)な
らば、位相角タイマバッファ(PHAON)および> 
 (PHAOFF)にソフトスタート初期位相角タイマ
データlNl60をプリセットする。そして、(LCN
TRL)を(A)へロードし、調光データテーブルの先
頭番地DTBL60を(A)に加算して、(A)に調光
データに応じた調光データ格納番地を得る。また、<F
50H2>ヘジャンプすると、(先に説明しなかったが
1周波数判別の前で(Fl)をリセットしておく)(F
l)を反転する。そして、(PHAON)および(PH
AOFF)にソフトスタート初期位相角タイマデータl
Nl50をプリセットする。次に、(LCNTRL)を
(A)ヘロードし、調光データの先頭番地DTBL50
を(A)に加え、調光データに応じたテーブルの番地を
得る。
さて1以上の動作が終了すると、(A)の内容が指すメ
モリ番地(50Hz又は60Hzのテーブルの番地)の
内容を(A)ヘロードする。そして。
(A)をソフトスタート位相角タイマ増分バッファ(D
IFF)にストアする。
(7)■N I F I X −−一第3n図このサブ
ルーチンは、ランプ点灯スタート信号[5TART]が
′″H″(オフ)から”L”(オン)になったことをセ
ンスしたサイクルのみ実行し、このセンスしたサイクル
から温度制御周期間の定着ヒータの○N10 F Fサ
イクルの設定を行なうルーチンである。つまり、この時
点での定着ヒータオ”/サイ’))Li (FUCYC
)がFUCMID以上であれば、第5a図に示すように
センスしたサイクルから20サイクル”ON”、12サ
イクル″○FF”、5サイクル”ON”、2サイクル”
OFF”、6サイクル”ON”、2サイクル″○N”・
・・・どなるように、(FUCYC)がFUCMI D
より小さければ48サイクル(温度制御周期)OFF”
となるように(図示せず)設定するものである。
このサブルーチンがコールされると、まず定着ヒータオ
ンサイクル固定フラグ(FIXFUC)をセラ1−シ、
 (FUCYC)と定着ヒータオンサイクル判別データ
FUCMI Dとを比較する。(Fucyc)がFUC
MID以上であれば、定着ヒータオンサイクル判別フラ
グ(FUC36)をセットし、ブレイクアップカウンタ
(BRKCNT)。
定着ヒータオンサイクルカウンタ(FUCON)。
定着ヒータフロントオフサイクルバッファ (FUFO
FF)、定着ヒータバツクオンサイクルノ(ソファ(F
UBON)、および定着ヒータノベツクオフサイクルバ
ツファ(FUBOFF)に、それぞれ初期値1.0およ
び48をセットする。
以上の設定が終了すると、次にサブルーチンR8TEM
Pをコールし、最後にランプ制御サイクルカウンタ(L
MPCNT)をクリアする。
(8)PHASEL−−一第30図 このサブルーチンは、ランプ位相角タイマデータを選択
するルーチンである。定着ヒータステータスフラグ(F
UH8TS)をチェックし、(FUHS T S)が”
O”(定着ヒータ”OFF″″)なら、定着ヒータオフ
時用うンプ位相角タイマノベツファ(PHAON)の内
容を位相角タイマノベツファ(PHANGL)に転送す
る。
(9)FUCNTL−−一第3P図 このサブルーチンは、ランプ点灯スタート信号[5TA
RT] が′″H″′(オフ)からjl L IN (
オン)になったことをセンスしたサイクルから温度倦す
御周期(48サイクル)間は、サブルーチンINIFI
Xで設定した定着ヒータ0N10FFサイクル、それ以
外はサブルーチンD I S FUCで求めた定着ヒー
タ0N10FFサイクルを基に、定着ヒータのドライブ
信号[FUHDRVIをON又はOFFする。そして、
各サイクルの定着ヒータの状態チェック用として(FU
HDRV〕が”ON″′なら定着ヒータステータスフラ
グ(FUH8TS)をセットし、(FUHDRV)が”
OFF”なら(FUH8TS)をリセットするルーチン
である。
サブルーチンD I S FUCを参照して説明する。
(BRKCNT)をチェックして、(BRKCNT)が
0ならばバックサイクル制御ルーチン〈BAKCYC>
ヘジャンプする。(BRKC,NT)がOでなければ(
フロントサイクル制御ルーチン)次に(FUCON)を
チェックして、(FUCON)が0でなければ(FUH
DRVIをオンし、フラグ(FUH8TS)をセットす
る。そして、(FUCON)をデクリメントし、 (F
 U F、 OFF)を(FUCOFF)に転送する。
これは、このサブルーチンがコールされる度に(FUC
ON)が0になるまで繰り返す。(FUCON)力<o
I:なると、(FUGDRVIを”OFF”L、フラグ
(FU’H3T)をリセットする。そして、(FUVO
F F)をデクリメントし、 (FUCOFF)が0で
なければ、このサブルーチンがコールされる度に(FU
COFF)が0になるまで繰り返す。
(FUC:0FF)が0になると、(BRKCNT)を
デクリメントし、 (BRKBCNT)カス0でなけれ
ば(FUFON)を(FUCON) に転送し、(BR
KC:NT)が0になるまで、以上の動作を繰り返す。
(BRKCNT)が0になれば、(FUBON)を(F
tJC:ON)に転送する。火器;、このサブルーチン
がコールされると、 (BRKCNT)はOであるため
、<BAKCTC>ヘジャンプする。まず、(FUCO
N)をチェックして、(FUCON)が0でなければ(
FUHDRV)をオンし、フラグ(FUH3TS)をセ
ットする。
そして、(FU’C0N)をデクリメントし、(FUB
ON)を(FUCOFF)に転送する。これは、フロン
トサイクル制御ルーチンと同様、(FUCON)がOに
なるまで繰り返す。(FUCON)が0になると、〔F
UHDRv〕をオフし、フラグ(FUH8T’S)をリ
セットする。そして、(FtJCOFF)をデクリメン
トし、 (FUCOFF)がOでなければ、フロントサ
イクル制御ルーチンと同様、0になるまで繰り返す。
(10) D RCN T L −−一第3q図このサ
ブルーチンは、ドラムヒータオンサイクルカウンタ(D
RCNT)に基づいてドラムヒータドライブ信号(DR
HDRV)をオン又はオフするルーチンである。(DR
CNT)をチェックして、(DRCNT)が0でなけれ
ば、ドラムヒータドライブ信号(DRHDRV)をオン
する。
そして、このサブルーチンがコールされる毎に(DRC
NT)をデクリメン1−シて、 (DRCNT)が0に
なるまで、上記動作を繰り返す。(DRCNT)が0に
なると、(DRHDRV)をオフする。
(11) T I M I NT −−一第3r図この
ルーチンは、タイマ割込みサービスルーチンである。タ
イマ割込みによって、このサービスルーチンがコールさ
れると、タイマ(T)をストップし、ランプドライブ信
号(LMPDRV)をオンして、ランプに電力を供給す
る。そして、タイマ割込みを禁止し、リターンする。
(12)D I S P O]、 −−一第3s図この
サブルーチンは、表示器に1の桁を出力するルーチンで
ある。■の桁のドライブ信号〔DIGO1)をオンし、
BCDデータの1の桁をDISOUTから出力する。
(13)DISPO2−−一第3を図 このサブルーチンは、表示器に10の桁を出方するルー
チンである。1oの桁のドライブ信号CDIGO2)を
オンジ、BCDデータの10の桁をDISOUTがら出
力する。
(14)DISPO3−−一第3u図 このサブルーチンは、表示器に100の桁の出力するル
ーチンである。100の桁のドライブ信号(DIGO3
)をオンし、BCDデータ(7)100の桁をDTSO
UTから出力する。
(15)S PVOLT −−一第3v図このサブルー
チンは、50Hzおよび60Hzのランプ電圧サンプリ
ングルーチンである。まず、A/DコンバータIC2の
チャンネルセレクトデータADSELOとADSELI
のANDをとり、この結果をポートP2のADCOUT
より出力して、IC2のチャンネル0をセレクトする。
次に、サンプリングカウンタ(SMPCNT)にサンプ
リング回数SPTIMをロードし、サンプリングデータ
をス1−アするRAMのアドレスポインタ(RO)に先
頭番地VOLTをロードする。次に、周波数フラグ(F
l)をチェックして、(Tl)がII OIHのときは
60Hz用ルーチン<AQU I S6〉、II I 
IIのときは50H’z用ルーチン<AQUIS5>を
実行する。
60Hz用ルーチンと50Hz用ルーチンでは、IC2
のクロックパルス(ADCCLK)の′1″の時間が異
なる以外は動作が同じであるため、ここでは60 Hz
用ルーチンについてのみ説明する。
まず、ビットカウンタ(B ITCNT)にワード長W
DLNGをロードし、IC2のチップセレクト信号〔A
Dccs〕をIT L IIとしてIC2をセレクト(
イネーブル)し、IC2にクロック信号CADCCLK
)”H”を出力する。次にIc2がらのA/D変換され
たシリアルデータ(DATA)をチェックし、II l
 77ならII OIHになるまで待ち、0″になった
らIC2にクロック信号(ADCCLK)”L”を出力
して、再度[DATA]をチェノ’)し、”1”なら<
STB IT6>へ戻り、II Onなら(ADCLK
)を” H”にする。
次いで、キャリーフラグ(c y)をクリアし、1:A
DcLK] をII L IHにして(DATA)をチ
ェックし、IT I IIなら(CY)をセットし、”
 o ”ならそのままとする。そして、(cy)を含め
てアキュームレータ(A)を左シフトする。次に(BI
TCNT)をデクリメントし、 (B I TCNT)
が0″になるまで<ADCON6>ループを繰り返す。
つまり、このループ<ADCON6>では最上位ビット
MSBから1ビツトづつクロックに同期して入力される
シリアルデータ[DATA]を(cy)を介して(A)
の最下位に順次大れていくことにより、シリアル−パラ
レル変換を行なっている。
さて、A/D変換が終了すルト、[ADCC8]がII
 HDとしてIC2を動作禁止にし、A/D変換された
(A)の内容をアドレスポインタ(RO)でアドレスさ
れるRAMにストアし、(RO)を  ゛インクリメン
トし、次のR’AMのアドレスを指示させる。次に、(
SMPCNT)をデクリメントし、0′″でなければ<
AQU I S 6>へ戻り、次のサンプリングを開始
し、0′″になるまで繰り返す。II OIIになった
ら、リターンする。
(16) S U M S Q R−−−一第3w図こ
のサブルーチンは、SP■○LTでサンプリングしたデ
ータの2乗積算値を求めるルーチンである。まず、3バ
イ1−2乗積算値レジスタバッファ(SUMSQH)(
S、UMSQM)(SUMSQL)をクリアし、2乗積
算カウンタ(SUMCNT)にサンプリング回数SPT
IMをロードする。
そして、サンプリングデータがストアしであるRAMの
先頭番地をアドレスポインタ(RO)にロードする。次
に、被乗数レジスタ(MCAND)および乗数レジスタ
(MPLIER)にアドレスポインタ(RO)でアドレ
スされるRAMの内容(サンプリングデータ)をロード
し、乗算サブルーチンMLTPLYをコールして、2乗
し、結果を2乗レジスタ(SQRHI)(SQ−RLO
)にストアする。
次に、 (SUMSQH)、(suMsqM)  (s
TJMSQL)に(SQRHI)(SQRLO)を加算
し、(RO)をインクリメントして次のアドレスを指示
させる。最後に、(SUMCNT)をデクリメントして
、rJ OHでなければ(SUSQLP)へ戻り、次の
サンプリングデータの演算を行ない。
rr Orrになればリターンする。
(17)SPTEMP −−一第3x図このサブルーチ
ンは、定着ヒータの高温部、低温部およびドラムヒータ
の温度をサンプリングし、かつサンプリングしたデータ
を積算するルーチンである。A/DコンバータIC2の
チャンネルセレクトデータADSELO(1)、ADS
ELI(0)をポートP2のADCOlJTより出力し
て、IC2のチャンネル1 (定着ヒータ高温部温度検
出端子)をセレクトする。そして、サブルーチンADC
ONをコールして、サンプリングデータのA/D変換を
行ない、その結果を積算値レジスタバッファ(SUMF
TH)  (SUMFTL)に加算する。次に、ADS
ELO(0)、ADSELl (1)をADOUTより
出力して、IC2のチャンネル2(ドラムヒータの温度
検出端子)をセレクトする。そして、サブルーチンAD
CONをコールして、サンプリングデータのA/D変換
を行ない、積算値レジスタバッファ(SUMDTH)(
S、UMDTL)に加算する。最後に、ADSELO(
0)、ADSELI  (1)をADCOUTより出力
して、IC2のチャンネル3(定着ヒータ低温部温度検
出端子)をセレクトする。同様に、サブルーチンADC
oNをコールして、A/D変換し、変換結果を積算値レ
ジスタバッファ(SUMMTH)(SUMMTL)に加
算する。
(18) A D CON −−一第3y図このサブル
ーチンは、A/DコンバータIC2を制御し、A/D変
換するルーチンであって、先に述べたSPTEMPでコ
ールされる。最初に、ビットカウンタ(B ITCNT
)にワード長WDLNGをロードし、A/Dコンバータ
IC2のチップセレクト信号[ADCC8]をl L 
IIとして、IC2をイネーブルにする。次に、IC2
にクロック信号(ADCLK)”H”を出力し、iC2
からのA/D変換されたシリアルデータ(DATA)を
チェックして、II 171ならII ONになるまで
待ち、・・0″なら、[ADCCLK] ”L”を出力
して再度[DATA)をチェックし、II I 11な
ら<5TBIT〉へ戻り、rr Oyなら(ADCCL
K)”H”を出力する。次に、キャリーフラグ(CY)
をクリアし、 (ADCCLK)’″L″′を出力して
[DATA]を読み込み、II I IIならば(cy
)を反転する。次に、(CY)を含めてアキュームレー
タ(A)を左シフトする。そして、(B ITCNT)
をデクリメントし II Q IIでなければ<ADL
OOP>ヘジャンプし、(B ITCNT)が7+ 0
 IIになるまで<ADLOOP>のループを繰り返し
、II OHになれば(ADCC8:l を11 HI
Iとし、リターンする。
(19) CON B CD −−一第3z図このサブ
ルーチンは、表示選択データ(、S E LDIS)に
応じた2進数(B INARY)をlO進数(BCDH
I)(BCDLO)に変換するルーチンである。BCD
変換は、公知のアルゴリズムであるので説明は省略する
(20) L P CN T L −−一第4a図この
サブルーチンは、ランプ電圧のソフトスタート用位相角
タイマデータ又はソフトスタート後のランプ電圧サーボ
制御用位相角タイマデータを求めるルーチンであるが、
演算そのものは、このサブルーチン中からコールされる
サブルーチンPWMで行なう。
まず、フラグ(SPHON)をチェックし、Fl I 
II(ランプ電圧サンプリング時定着ヒータオン)なら
ば、アドレスポインタ(RO)に位相角タイマレジスタ
バッファ(PHAON)の番地をロードする。(SPH
ON)が′0″ならば、 (RO)に位相角タイマレジ
スタバッファ(PHAOFF)の番地をロードする。次
に、サブルーチンPWMをコールして、(RO)でアド
レスされた位相角タイマレジスタバッファに更新データ
(位相角タイマデータ)をストアする。次に、ソフトス
タートフラグ(FO)をチェックして 711 IIな
らフラグ(SPHON)をチェックし、(SPHON)
がII 1 #なら(PHAON)の位相角タイマデー
タを(PHAOFF)にロードする。
(21)PWM−−一第4b図 このサブルーチンは、ランプ電圧の目標値(TGRMS
)を設定し、位相角タイマデータを更新するルーチンで
ある。入力ステータスバッファ(INPSTS)の内容
をアキュームレータ(A)にロー1<シ、上位3ビット
(DB5〜DB7)をマスクして、調光データを得る。
キャリーフラグ(CY)をクリアして、(A)を(CY
)を含めて左シフト(調光データを2倍する)し、目標
値の最小データMINIV (74)を加え、目標値を
得る。この目標値を(TGRMS)にストアする。
さて、次に(INPSTS)を(A)に読み込み、ビッ
ト7(青消し、信号(VOLTUP)データ)をチェッ
クして、0′″なら(TGRMS)に電圧アップデータ
BLtJRMSを加えて、目標値を上げる。そして、こ
の(TGRMS)と目標値上限データMAXVとを比較
して(TGRMS)がMAXV以上であれば、(TGR
MS) にMAXVをロードする。次に、サブルーチン
CALRMS(後述)で求めた実効値(RMS)をTG
RMS)から引き、その結果をレジスタバッファ(ER
MS)にストアし、 (ERMS)がrr Onなら<
CLR3FT>ヘジャンプして、ソフトスタートフラグ
(FO)をリセットする。(ERMS)が正なら、 (
ERMS)、から1を引く。(ERMS)が負なら、(
ERMS)に1を加え、(FO)をリセットする。次に
、アドレスポインタ(RO)でアドレスされた位相角タ
イマレジスタバッファの内容を(A)にロードし、(F
O)をチェックする。(FO)がrr 1 nならば(
A)にソフトスタート増分(DIFF)を加え、(RO
)でアドレスされる位相角タイマレジスタバッファにロ
ードする。(FO)がrr Onなら(A)に(ERM
S)を加え、同様に位相角タイマレジスタバッファにロ
ードする。
(22)CALRMS−−一第4c図 このサブルーチンは、ランプ電圧サンプリングデータの
実効値(RMS)演算ルーチンである。
まず、除数レジスタ(DIVISR)にサンプリング回
数SPTTMをロードし、被除数ペアレジスタ(XA)
(A)に先に求めた2乗積算値の上。
中位バイト(SUMSQH)(SUMSQM)の内容を
ロードして、除算サブルーチンD■■■DEをコールす
る。(A)に残った商を2乗積算平均値レジスタの上位
バイト(MSQRHI)にストアし、(A)に2乗積算
値の下位バイト(SUMSQL)の内容をロードし、被
除数レジスタペア(XA)(A)の上位バイト(XA)
には先程の除算のあまりが残っている。そこで、再度D
IVIDEをコールし、(A)に残った商を2乗積算平
均値レジスタの下位バイト(MSQRLO)にロードす
る。次に、ルート演算サブルーチンCALROTをコー
ルして、この(MSQRHI)(MSQRLO)のルー
1−を計算し、その結果を(RM S )  にストア
する。
(23) CA L ROT −−一第4d図このサブ
ルーチンは、ルート演算ルーチンで、被ルートレジスタ
ペア(XA)−(A)のルートを計算し、その結果をル
ートレジスタ(ROOT)にストアする。演算処理は、
公知であるため省略する。
(24)HAZT I M −−一第4e図このサブル
ーチンは、システムハザード検出タイマル−チンで、シ
ステムハザードタイマカウンタ(HAZHI)(HAZ
LO) のデクリメントおよびシステムハザードフラグ
(HAZFLG)をセラ1−/リセツトする。(HAZ
LO)をチェックし、II OJ)でなけわば(HAZ
LO)をデクリメントし、(HAZFLG)をリセット
する。(HAZLO)が′0″であわば、  (HAZ
HI)をチェックし、II OIIでなければ(HAZ
HI)をデクリメントして、(HAZLO)に最大値デ
ータFULL(255)をロードし、<HAZFLG)
をリセットスル。ソシテ、(HAZHI)  (HAZ
LO)が共にtl Q II ニなると(HAZFLG
)をセットする。
(HAZFLG)がセットされるまでの時間は、50H
zのとき: (HAHI50 X 256 + 1(ALO50) 
X (デクリメント周期)=(IX256+77)X(
3X10mse、c ) = 9 、 99sec60
Hzのとき: (HAHI60 x 256 + HALO60) x
 (デクリメント周期)=(IX256+144)X(
3X8.3m5ec)== 9 、 96sgcにそれ
ぞれ設定しである。
(25)WUPT I M −−一第4f図このサブル
ーチンは、サーミスタ断線検知用タイマ又は最初のコピ
一時の定着ヒータ目標温度アップ用タイマル−チンで、
ウオームアツプタイマカウンタ(wATMHI)(WA
TMLO)のデクリメントおよびウオームアツプタイマ
フラグ(WUPFLG)のセット/リセッ1−を行なう
。動作は、HAZTIMと同じであるので説明は省略す
る。
(WUPFLG)がセットされるまでの時間は、サーミ
スタ断線検知用タイマの場合、 50Hzのとき: (WAUPHI X 256 + WAUPLO) X
 (デクリメン1−周期)= (OX 256+ 26
) ×(48X 10m5ec ) = 12.4se
c60Hzのとき: (OX 256+26) X (48X 8.3m5e
c) = 10.4secに設定してあり、最初のコピ
一時の定着ヒータ目標温度アップ用タイマの場合、 50Hzのとき: (OX 256+13) X (48X lomsec
 ) =6.2sec60 Hzのとき: (OX256+13) X (48X8.3m5ec)
=5..2secに設定しである。
(26)DRP I D −−一第4q図このサブルー
チンは、ドラムヒータの平均温度を求め、この平均温度
を基にドラムヒータの温度を制御するためのドラムヒー
タオンサイクル(DRCYC)を更新し、現在の温度を
前回の温度レジスタへ、前回の温度を前々回の温度レジ
スタへ転送するルーチンである。
まず、ドラムヒータ温度積算値(SUMDT)l)(S
UMDTL)をサンプリング回数SPTMFD(16)
で割り、平均値レジスタ(METEMP)に退避する。
次に、ドラムヒータ温度フラグ(DRTFLG)をチェ
ックし、HOIIC初期温度)ならば(DRTFLG)
をセットし、(METEMP)の内容を初期ドラムヒー
タ温度レジスタ(IDRTMP)に転送する。(DRT
FLG)がrr I IIなら、スキップする。次に、
 (METEMP)の内容をドラムヒータ温度レジスタ
(DRTEMP)に転送し、アドレスポインタレジスタ
(RO)に今回(現在値)のドラムヒータ温度レジスタ
 (DTNO)の番地をロードし、(R,O)でアドレ
スされるレジスタ(DTNO)に(METEMP)の内
容を転送する。そして、目標値レジスタ(ST)に、ド
ラムヒータ温度目標値DR8ETをロードし、サブルー
チンl) T Dをコールして、(DRCYC)の変化
分(EM)を求め、この(E M)を(DRCYC)に
加え、ドラムヒータオンサイクルを更新する。次に、(
DRCYC)の内容をドラムヒータオンサイクルカウン
タ(DRCNT)に転送し、前回のドラムヒータ温度レ
ジスタ(DTNI)の内容を前々回のドラムヒータ温度
レジスタ(DNT2)に、(DTNO)の内容を(DT
NI)に転送する。
(27)PID−−一第4h図 このサブルーチンは、サブルーチンDRPIDおよびF
UP I Dでコールされ、ドラムヒータおよび定着ヒ
ータのオンサイクルの変化分(EM)を求めるルーチン
である。つまり、 (PT)=〔(RO)−1〕−〔(RO)〕     
   ■(■r) = (sr) −[(RO))  
         ■(DT)=(PT)−([(Ro
)−2〕−[(Ro)−tl )  ■(EM) = 
(PT) X KP + (IT)/KI + (DT
) X KD     ■但し、((RO):l :現
在の温度 ((RO)−1) :前回の温度 [(RO) −2) :前々回の温度 を演算するルーチンである。
まず、■式の演算を行なう。符号レジスタ(SIGN)
の下位4ビツトをマスクして、符号をクリア(減算サブ
ルーチン参照)し、アドレスポインタ(RO)でアドレ
スされるレジスタの内容(現在の温度)を減数レジスタ
(SUB)に転送する。
(RO)をデクリメントし、(RO)でアドレスされる
レジスタの内容(前回の温度)を被減数レジスタ(MI
NU)に転送し、減算サブルーチン5UBTを:I−)
Lt L テ、(MINU)−(SUB)を求める。結
果は(’MINU)に残っており、(MINU)の内容
をレジスタ(PT)に退避しておく。尚、減算サブルー
チン5UBTの結果は絶対値で、符号は(SIGN)の
ピント2 (SD)に残る(正: II O″、負負:
” 1 ”)。さて、次に減算結果(PT)の符号(S
D)をチェックして、(SD)が”O”(正)なら(S
IGN)(7)ビット4(SP)をリセットし、 (S
D)が” 1 ” (負)なら(S P)をセットする
次に、■式の演算を行なう。(SIGN、)の下位4ビ
ツトをマスクして符号をクリアし、目標値レジスタ(S
 T)の内容を(MINU)に転送し、(RO)をイン
クリメン1−シて(RO)でアドレスされるレジスタの
内容(現在の温度)を(SUB)へ転送する。減算サブ
ルーチン5UBTをコールして、(MINU)−(SU
B)を求め、結果(MINU)をレジスタ(IT)に退
避する。
減算結果(IT)の符号(S D)がビ(負)なら(S
I)をセットする。
次に、■式の演算を行なう。(S I GN)の下位4
ビツトをマスクして符号をクリアし、 (RO)をデク
リメントして、(RO)でアドレスされるレジスタの内
容(前回の温度)を(SUB)へ転送し、 (RO)を
デクリメントして、 (RO)でアドレスされるレジス
タの内容(前々回の温度)を(MINU)へ転送する。
減算サブルーチン5UBTをコールして、(’MINU
) −(SUB)を求め、結果(M I NU)を(S
UB)に退避し、符号(S D)をチェックして、(S
D)が0′″(正) ナラ(S I GN) (7)ヒ
y ト]  (S S)  (gれは減数(SUB)の
符号を表わす。正:・・0・・。
負:”1”)をリセソhL、  (SD)が” 1 ”
 (負)なら(SS)をセットする。(PT)の符号(
SP)をチェックして、(s p)がrro’nc正)
なら(S I GN)のビットO(SM)をリセットし
、(SP)が′″1″(負)なら(SM)をセットする
((SM)は被減数(MINU)の符号を表わす正: 
II O+’、負HDVI)。そして、(PT)の内容
を(MINU)に転送し、減算サブルーチン5UBTを
1−#して(MINU)−(SUB)を求め、結果(M
INU)をレジスタ(DT)に退避する。減算結果(D
T)の符号をチェックして、(SD) ffi”O”ナ
ラ(S I GN) (7)ビット6(sSD)をリセ
ットし、 (S D)がn 1 nなら(SSD)をセ
ントする。
次に、■式の演算を行なう。被乗数レジスタ(MCA、
ND)に定数KPをロードし、乗数レジスタ(MPLI
ER)に(PT)の内容を転送する。そして、乗算サブ
ルーチンM L T P L Yをコールして、(MC
AND)X (MPLIER)を求め、(PT)の符号
(sp、)をチェックして(sp)がnVrc負)なら
乗算結果(MPLTER)を負の値に変換する。この結
果を(EM)にストアする。次に、(MCAND)に定
数KDをロードし、(MPLIER)に(DT)の内容
を転送し、サブルーチンMLTPLYをコールして、(
MCAND)X (MF’LIER)を求める。
(DT)の符号(S S D)をチェックし、  (S
SD)がrr1′rc負)なら乗算結果(MPLTER
)を負の値に変換する。この結果k(EM)に加算する
。最後に、被除数レジスタの」二位バイト(XA)をク
リアし、下位バイト(A)に(IT)の内容を転送し、
除数レジスタ(DIVISR)に定数KIをロードする
。そして、除算サブルーチンDIVIDEをコールして
、(XA)(A)/ (DIVISR)を求め、(IT
)の符号(SI)が1″(負)なら除算結果(A)を負
の値に変換する。この結果を(EM)に加算する。以上
より、オンサイクルの変換分(E M)が求まる。
(28) S E T E M P −−一第41図こ
のサブルーチンは、定着ヒータの低温部温度の平均値を
求め、節電信号(TEMP’O’N)がオンのときは定
着ヒ〜り温度の目標値を下げ、ローラ回転信号[TEM
PUP)がオンのときは目標値を上げ、最初のローラ回
転信号(TEMPUP)がオンなら、更に初期定着ヒー
タ低温部温度に応じて目標値を上げるルーチンである。
まず、定着ヒータ低温部温度の積算値レジスタ(SUM
MTH)(SUMMTL)の内容をサンプリング回数S
PTMFD (16)で割り、その結果を平均値レジス
タ(METEMP)に退避する。次に、定着ヒータ温度
フラグ(FUTFL、:G)をチェックして、(F’U
TFLG)が11011(初期温度)なら(FUTFL
G)をセットし、  (METEMP)の内容を定着ヒ
ータ低温部初期温度レジスタ(IF’UTMP)に転送
する。(FUTFLG)がII I IIならスキップ
する。次に、 (METEMP)の内容を定着ヒータ低
温部温度レジスタ(MCT’EMP)に転送し、定着ヒ
ータ温度目標値FUSETを設定温度レジスタ(ST)
にロードする。入力ステータスバッファ (INPST
S)の内容をアキュームレータに転送して、ビット6(
節電信号データ)をチェックし、ビット6が1″(節電
信号オン)なら(ST)から節電ダウンデータDNTを
引き、(SETFUS)にストアし、リターンする。ビ
ット6が11071(節電信号オフ)ならビット5(ロ
ーラ回転信号データ)をチェックし、ビット5が110
11(ローラ回転信号オフ)なら(ST)にローラ回転
アップデータUPTを加える。次に、テンプアップフラ
グ(TMUPFG)をチェックして、(TMUPFG)
力〜″0″なら(TMUPFG)をセットし、ウオーム
アツプタイマカウンタ(WATM)II)(VATML
O)にテンプアップタイマデータUPTIMH,’UP
TIMLをロードする。(TMUP’FG)がIll”
ならスキップする。
次に、サブルーチンWUPTIMをコールして、(vz
−4TMH1)  (WATMLO)がII OIt 
テな)Xならウオームアツプフラグ(WU’PFLG)
をリセットし、II OHなら(WUPFLG)をセッ
トする。次に、(wtjpFr、a)をチェックして、
(WUPFLG)がN OIIなら初期定着ヒータ温度
判別データIFUSETと(I FUTMP)と比較し
て、(I FUTMP)がI FUSET以下であれば
、(ST)にその差(I FUSET−(IFUTMP
))を加える。その結果、(ST)が定着ヒータ温度目
標上限値ULTEMPを越えれば、(ST)にULTE
MPをロードする。また。
(I FUTMP)がI FUSETより高ければ、(
ST)はそのままとする。
(WUPFLG)が1′″なら、上記動作はスキップす
る。最後に、(ST)の内容を(SETFUS)にスト
アし、リターンする。
(29)FUPID−−−第4j図 このサブルーチンは、定着ヒータの高温部温度の平均値
を求め、この平均温度を基に、定着ヒータの温度を制御
するための定着ヒータオンサイクル(FUCYC)を更
新し、現在の温度を前回の温度レジスタへ、前回の温度
を前々回の温度レジスタへ転送するルーチンである。
まず、定着ヒータ高温部温度積算値(SUMFTH)(
SUMFTL)をサンプリング回数SPTMF″Dで割
り、平均値を求め、定着ヒータ高温部温度レジスタ(F
UTEMP)にス1−アする。そして、アドレスポイン
タレジスタ(RO)4m今回(現在)の定着ヒータ高温
部温度レジスタ(F1′No)の番地をロードし、(R
O)でアドレスさレルレジスタ(FTNO)に、先しこ
求めた平均イ直をストアする。次し;、目標値レジスタ
(ST)&こサブルーチンSETEMPで求めた定着ヒ
ータ温度目標値(SETFUS)をロードし、サブル−
チンPIDをコールして、(FUCYC)の変イヒ分(
EM)を求め、この(EM、)を(F U CY C)
に加え、定着ヒータオンサイクルを更余1する。次に、
(FUC,YC)の内容を定着ヒータオンサイクルカウ
ンタ(FUCNT)に転送し、貞汀回の定着ヒータ高温
部温度レジスタ(FTNI)の内容を前々回の定着ヒー
タ高温部温度レジスタ(FTN2)に、 (FTNO)
の内容を(FTNI)に転送する。
(30) CORCN T −−一第4に図このサブル
ーチンは、定着ヒータのオンサイクル(FUCYC)又
はドラムヒータのオンサイクル(DRCYC)を修正す
るルーチンであって、各オンサイクルをMINTIM 
(0)〜HETTM(48)に制限し、奇数なら偶数に
修正するものである。尚、このサブルーチンがコールさ
れる前に、(FUCYC:)修正なら(FUCYC)を
、(DRCYC)修正なら(DRCYC)をアキューム
レータ (A)にロードしておく。
まず、(A)の内容をレジスタ(SAVER)に退避し
、(SAVER)とオンサイクル最ノ」1判別データM
INTIMとを比較して、 (SAvER)がMINT
IM以下であれば、(A)にMINTIMをロードし、
リターンする。(SAVER)がMINTIMより大き
ければ、次に(SAVER)が偶数であるかチェックし
、奇数なら(SAVER)に1を加える。偶数ならスキ
ップする。
次に、(SAVER)とオンサイクル最大判別データH
ETIMとを比較して、(S、、AVER)がHETI
Mより太きければ(A)にHETIMをロードし、(S
AVER)がHETIM以上であれば(A)に(SAV
ER)の内容を転送しリターンする。
(31)RE S FUC−−一第41図このサブルー
チンは、フラグ(FUC36)に応じて定着ヒータオン
サイクルカウンタ(FUCNT)にオンサイクル数をロ
ードするルーチンである。フラグ(FUC36)をチェ
ックして、(FUC36)がn Ouなら(FUCNT
)に定着ヒータオンサイクル固定最小データFIXMI
Nを、 (FUC36)が1′″なら(FUCNT)に
定着ヒータオンサイクル最大データ(F I XMAX
)をロードする。
(32)D I S FUC−−−−一第4m図このサ
ブルーチンは、定着ヒータのオンサイクルカウンタの内
容(FUCNT)、つまり定着ヒータの温度を制御する
操作量を負数するルーチンである。
はじめに、分散演算の方法について説明する。温度制御
周期HETIM(48サイクル)、オンサイクルNon
(これは(FUCNT)である)およびオフサイクルN
offは、オンサイクルおよびオフサイクルの波形がプ
ラスとマイナスで対称となるように全て偶数である。分
散結果も各サイクルの波形が対称となるように、分散オ
ンサイクルN′onおよび分散オフサイクルN’off
は偶数とする。
即ち、N’onおよびN’offの基サイクルを2(1
波)とする。
また、NonどNoffはデユーティ50%を中心に反
転した形である。例えば、デユーティ25%がNon/
 Noff = 12 / 36であるのに対して、デ
ユーティ75%は36/、12と反転している。これは
、デユーティが50%を越えた場合、例えばデユーティ
75%なら(100−75=)25%のデユーティに於
いて求めたN’onとN’offを入れ換えれば良いこ
とを意味する。
そこで、以降はデユーティ50%以下の場合について話
を進める。
HETIMがNonで割り切れるとき、例えばNon/
2=のときは、第5b図に示すように(N’on。
N’off) = (2,l O)を4回繰り返す。こ
れは、Nonが基本サイクルで分散され、分散デユーテ
ィN’on/N’offが全て等しくなることを意味す
る。
以上を式で表わすと、Non/2=フ り返し回数nおよびN’offは、それぞれn = N
on/ 2’             ■N’off
= Noff/ Non/2= Noff/ n   
 ■となる。
HETIMがNonで割り切れないとき、例えばNon
= ]−4のときは第5c図に示すように(N ’ o
n’。
N’off)= (2,4)を4回と、(N”on、N
”off)−(2,6)を3回繰り返す。これは、No
nが基本サイクルで分散され、分散デユーティの異なる
2つのサイクル、即ちN ’ on / N ’ of
fとN″’ o n / N ”offが得られること
を表わしている。
というのは、■、■式よりnおよびN’offを求める
と、Non=14のとき n =Non/ 2 = 14 / 2 = 7N’o
ff= Noff/ n = (48−14)/7= 
4  余り6となり、(N’on、 N’off) ”
 (2,4)を7回繰り返すとオフサイクルが6余って
しまう。そこで、この余ったオフサイクルを基本サイク
ルづつ各N’offに加えるわけである。従って、(N
’on。
N’off) = (2,4)を4回m  (N ”o
n 、 N ”of’f)= (2,6)を3回繰り返
すことになる。
またNon=10のときは、 n=IQ/2=5 Noff=(48−10)15= 7   余り3とな
るがN offは偶数であるためNoff=7−1=6
゜余りを8とする。そこで、(N’on、 N’off
) =(2,6)を5回繰り返すと、オフサイクルが8
余るので、前述と同様にすれば、(N’on、N’of
f)= (2,6)を1回、(N”on、 N”off
) ” (2+8)を4回繰り返すことになる。
以上説明に用いた各変数名称とフローの各レジスタ名称
とは、それぞic次の第3表に示すように対応している
第  3  表 また、(N’on、N’off)および(N ”on 
、 N ”off)の繰り返しサイクルを、それぞれフ
ロントサイクルおよびバックサイクルと呼ぶ。
さて、次にフローの説明に入る。オンサイクル(FUC
NT)をチェックし、(FUCNT)=0なら繰り返し
カウンタ(BRKCNT)、オンサイクルカウンタ (
FtJCON)およびオフサイクルカウンタ(FUCO
FF’)に、それぞれ1゜0、NETIM (48)を
セットし、リターンする。(FUCNT)FQなら、再
度(FUCNT)をチェックして、(FUCNT)=H
ETIMであれば(BRK−CNT)、(FUCON)
および(FUCOFF)に、それぞれ1.HETIM。
0をセットし、リターンする。(FUCNT)≠HET
IM、つまりO<I FUCNT<HETIMなら(F
UCNT)をオンサイクルレジスタ(ONCYC)に退
避する。次に、HETIMから(ONC:YC)の内容
を引いた結果つまりオフサイクルをオフサイクルレジス
タ (OFFCYC)に退避する。次に、(ONCYC
)の内容とHETIM/2を比較し、 (ONCYC)
≧H,ETIM/2.即ちデユーティが50%以上なら
フラグ(LAHFT)をセットし、(ONCYC)の内
容と(OFFCYC)の内容とを交換する。(ONCY
C)<HETIM/2ならフラグ(LAHFT)をリセ
ットする。次に、分散オンサイクルレジスタ(FU、F
ON)に2をロードし、HETIMを(ONCYC)の
内容で除した値に(ONCYC)の内容を乗じた結果を
アキュームレータ(A)に退避する。そして、(A)の
内容とHETIMを比較して、(A)=HETIM、即
ちHETIMが(0?LCYC)の内容で割り切れるな
ら< S A V HA L ) ヘジャンブする。<
 S A V HAL>ヘジャンプすると、(ONCY
C)の内容を2で除した結果を(HALFON)に退避
し、(OFFCYC)の内容を(HALFON)の内容
で除した結果を分散オフサイクルレジスタ(FUFON
)にロードする。最後に、(HALFON)と(FUF
ON)の内容を、それぞれ(BRKCNT) と(FU
、C0N) に転送シ[lJターンする。
また、(A)≠HETIM、即ちHETiMが(ONC
YC)の内容で割り切れなければ、(ONCYC)の内
容を2で除した結果を(HALFON)に退避し、 (
OFjCYC)の内容を(HALFON)の内容で除し
た結果を(FUFOFF)にロードする。尚、余りは(
XA)に残っている(除算サブルーチンDIVIDE参
照)、、ここで、(FUFOFF)の内容をチェックし
て、(FUFOFF)の内容が奇数なら(FUFOFF
)の内容をデクリメントし、 (FUFOFF)の内容
に(■1ALFON)の内容を乗じた値をHETIMか
ら引いた結果、即ちオフサイクルの余りを(XA)に退
避する。(FUFOFF)が偶数なら、この動作をスキ
ップする。次に、分散オンサイクルレジスタ(FtJB
ON)および分散オフサイクルレジスタ (FUBOF
F)  (これらはバックサイクル用である)に、それ
ぞれ2および(FUFON)の内容に2加えた値をロー
ドする。
フラグ(LAHFT)をチェックし、(LAHFT)が
′1″なら(FUFON)と (FUFOFF)および
(FUBON)と(FUBOFF)の内容を、それぞれ
入れ換え、(LAHFT)がrr Oyならこの動作を
スキップする。最後に、(HALFON)の内容から、
(X A)の内容を2で除した値を引いた結果を(BR
KCNT)に、(FUFON)の内容を(FUCON)
に、それぞれ転送し、リターンする。
(33)M LT P LY−−−一第4n図このサブ
ルーチンは、乗算ルーチンで、被乗数レジスタ(MCA
ND)に乗数レジスタ(MPLIER)を乗じ、結果は
レジスタベア(A−)  (MPLIER)にストアす
る。アルゴリズムは公知のため、詳細説明は省略する。
(34)D I V I DE −−一第4Q図このサ
ブルーチンは除算ルーチンで、被除数レジスタベア(X
A)(A)を除数レジスタ (DTVISR)で除し、
結果は(A)に、余月よ(XA)に残る。アルゴリズム
は公知のため、詳細説明は省略する。
(35) S U B T −−一第4P図このサブル
ーチンは、減算ルーチンで、被減数レジスタ (MIN
U)から減数レジスタ (SUB)を引き、結果は(M
INU)に絶対値で残る。
各レジスタの符号は、符号レジスタ(SIGN)の各々
に対応したビットに設定しておく。つまり、被減数レジ
スタ(M I NU)の符号はピッI−0(S M)に
、減数レジスタ(SUB)の符号番よビット1  (S
S)に設定する(正のとき0.負のとき■)。結果の符
号は、ビット2 (SD)に演算後設定される(正のと
きO2負のとき1)。アルゴリズムは公知のため、詳細
説明は省略する。
(36) S F T HE T −−−一第4q図こ
のサブルーチンは、電源投入時の定着ヒータのソフトス
タートルーチンである。タイマ(T)に定着ヒータソフ
トスタート初期値5FTINIをロードし、ソフトスタ
ートカウンタ(SFTCNT)にラフ1−スタートカウ
ント数SFTIMをセットする。次に、サブルーチンI
NPUTをコールして、ゼロクロスパルス〔ZCP〕を
検出した後、定着ヒータドライブ信号[FUHDRV)
をオフし、タイマ(T)をスタートする。タイマ(T)
がオーバフローするまで待ち、オーバフローすると(こ
の場合はタイマ割込み禁止なので。
タイマ割込みサービスルーチンへはジャンプしない)、
タイマ(T)に先にロードしたデータに位相角増分HD
IFFを加えロードする。最後に、(SFCNT) を
デクリメントし、 (SFCNT)がn Ouでなけれ
ば<5FTLP>ヘジャンプし、ソフトスタートを繰り
返し、II OIIならリターンする。
上記実施例においては;露光ランプ、定着ヒータおよび
ドラムヒータを負荷とする複写機の場合について説明し
たが、本発明は複数の負荷を有する他の一般の装置につ
いても同様に実施しうる。
■効果 以上説明した実施例によれば、複数負荷同時付勢の場合
でも、それぞれの負荷に最適な電力を供給でき、しかも
、一方の負荷の影響による電圧降下をすばやく補償して
、負荷の出力を一定に維持しつる。また、力率が高く電
力効率が良いし、大容量のローパスフィルター等が不要
上、あるから大幅なコストダウンを実現しうる。
【図面の簡単な説明】
第1a図、第1b図、第1c図、第1d図、第1g図お
よび2e図は各々の負荷に印加される電圧等の波形を示
す波形図である。 第1e図は、露光ランプ点灯モードと定着ヒータ通電率
との関係を示すタイミングチャー1−である。 第1f図は、1つの実施例の概略動作を示すフローチャ
ートである。 第2a図および第2b図は、一実施例の回路構成を示す
回路図である。 第20および第2d図は、サーミスタの特性を示すグラ
フである。 第3 a 図は、マイクロコンピュータlの概略構成を
示すブロック図である。 第3b図、第3C図、第3d図および第3e図は、マイ
クロコンピュータ1のメモリマツプ又は入出力ボートの
設定条件を示す平面図である。 第3f図は、マイクロコンピュータlの概略動作を示す
フローチャートである。 第3g図は、第3a図および第3b図に示す回路の動作
を示すタイミングチャートである。 第3h図、第31図、第3j図、第3に図、第31図、
第3m図、第3n図、第30図、第3p図、第3q図、
第3r図、第3S図、第3を図。 第3u図、第3v図、第3W図、第3x図、第3y図、
第3Z図、第4a図、第4b図、第4c図。 第4d図、第4e図、第4f図、第4g図、第4h図、
第41図、第4j図、第4に図、第41図。 第4m図、第4n図、第40図、第4P図および第4q
図は、それぞれ、第3f図のサブルーチンを示すフロー
チャー1−である。 第5a図、第5b図および第5c図は、定着ヒータ印加
電圧の波形を示す波形図である。 ■=マイクロコンピュータ(電子制御手段)6 : A
/Dコンバータ(アナログ−デジタル変換手段) 21:トライアック(第2のスイッチング手段)22:
トライアック(第1のスイッチング手段)31.32.
3g、、34:ソリッドステートリレー71 + 72
 p 7g :演算増幅器RA:リレー 第3h1名   第31図 第3に0 系311閑 第3n l招 第35相

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の負荷の電力を制御する第1のスイッチング
    手段; 第1の負荷の印加電圧又は電流に応じた電気信号を発生
    する第1の検出手段; 第2の負荷の電力を制御する第2のスイッチング手段; 第2の負荷の出力に応じた電気信号を発生する第2の検
    出手段; 交流電源波形に同期した電気信号を発生する第3の検出
    手段; 第1の検出手段および第2の検出手段からの信号をデジ
    タル信号に変換するアナログ−デジタル変換手段;およ
    び 第3の検出手段の出力信号および前記アナログ−デジタ
    ル変換手段の出力信号に応じて、第1のスイッチング手
    段および第2のスイッチング手段を制御し、第2のスイ
    ッチング手段をオン制御する場合の第1の検出手段の出
    力信号に応じた第1のデータおよび第2のスイッチング
    手段をオフ制御する場合の第1の検出手段の出力信号に
    応 −じた第2のデータをそれぞれ予め記憶し、第1の
    負荷の制御において、第2の負荷をオンするタイミ7X
    :/グでは第1のデータに応じた制御パラメータを設定
    し、第2の負荷をオフするタイミングでは第2のデータ
    に応じた制御パラメータを設定する、電子制御手段; を備える、負荷電力制御装置。
  2. (2)電子制御手段は、第1′の負荷の電力は電源交流
    波形の各周期毎の電流通電位相の調整で制御し、第2の
    負荷の電力は電源交流波形の1周期を単位として通電を
    オン/オフし複数周期内の通電周期数を変えて調整する
    、前記特許請求の範囲第(1)項記載の負荷電力制御装
    置。
  3. (3)電子制御手段は、第2のスイッチング手段をオン
    制御して、第1の検出手段の出力信号が所定値となった
    ときの第1の負荷に対する制御量を第1のデータとし、
    第2のスイッチング手段をオフ制御して、第1の検出手
    段の出力信号が所定値となったときの第1の負荷に対す
    る制御量を第2のデータとする、前記特許請求の範囲第
    (1)項記載の負荷電力制御装置。
  4. (4)電子制御手段は、第1の負荷の付勢指令があると
    、第2の負荷の通電をオン制御およびオフ制御して、第
    1のデータおよび第2のデータを更新する、前記特許請
    求の範囲第(1)項記載の負荷電力制御装置。
  5. (5)電子制御手段は、第1の負荷の付勢指令があると
    、第1の負荷の通電をオン制御した後、第2の負荷の通
    電をオン制御およびオフ制御して、第1のデータおよび
    第2のデータを更新する、前記特許請求の範囲第(1)
    項記載の負荷電力制御装置。
  6. (6)電子制御手段は、第1の負荷と第2の負荷の両者
    を付勢するタイミングでは、第2の負荷に対する制御パ
    ラメータを、固定値とする。前記特許請求の範囲第(1
    )項、第(2)項、第(3)項、第(4)項又は第(5
    )項記載の負荷電力制御装置。
  7. (7)電子制御手段は、第1の負荷と第2の負荷の両者
    を付勢するタイミングでは、第2の負荷に対する制御パ
    ラメータを、その直前の制御パラメータの値に応じた固
    定値とする、前記特許請求の範囲第(1)項、第(2)
    項、第(3)項、第(4)項又は第(5)項記載の負荷
    電力制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4819022A (en) * 1986-03-11 1989-04-04 Mita Industrial Co., Ltd. Automatic exposure device for copying machine
CN103019075A (zh) * 2011-09-20 2013-04-03 柯尼卡美能达商用科技株式会社 电力控制方法、电力控制装置以及图像形成装置

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