JPS59193503A - 回転ダンパ− - Google Patents

回転ダンパ−

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JPS59193503A
JPS59193503A JP58106685A JP10668583A JPS59193503A JP S59193503 A JPS59193503 A JP S59193503A JP 58106685 A JP58106685 A JP 58106685A JP 10668583 A JP10668583 A JP 10668583A JP S59193503 A JPS59193503 A JP S59193503A
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gear
spring
cassette lid
damper
mainspring
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Nobuaki Komata
順昭 小俣
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Nifco Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/67502Details
    • G11B15/67507Ejection damping means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/027Covers

Landscapes

  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はカセット蓋、扉などの回転体の回動を制動す
る回転ダン、<−に関する。
テープレコーダ、ビデオカセットのテープ゛のカセット
蓋を開く際にノくネの牽引力でカセット蓋が急激に開く
のを制動するためにこの様な夕。
ンパーを使用することが実公昭56−50572 、実
開昭54−82614、同56−103902、同56
−111403で提案されている。これらはいずV、も
回転ノ(力を受けて回転する回転体と、その回りを取囲
むか、或いは回転体と対面する本体間の摩擦力により回
転入力を制動するものであるため長期間の使用で摩滅し
、制動効果を失う。そこで本出願人はシリコングリース
などの粘性の高いメイル中で或いはオイルに接触させて
回転体を回転させ、オイルの粘性抵抗で制動を行うダン
ノ<−を提案し、摩擦力によるダンノ々−の問題点を解
消した。
しかし、従来のこれらのダンパーはいずれも回転体であ
るカセット蓋を閉位置に施錠しているロック機構を押釦
などの押込みで解錠したときに作用する様になっている
ため、カセット蓋と本体の間にダンパーと、カセット蓋
を常時開位置に牽引するバネの他、カセット蓋を閉位置
に施錠するロック機構を組込むことが必要で、使用部品
の点数が多く、組立てに手数がか\す、コストが高くつ
くと言う問題点がある。
そこで本発明はゼンマイ、コイルバネなど一端から巻締
めることができるバネを使用し、開いている回転体、例
えばカセット蓋を手で押して閉める際にはゼンマイ、コ
イルバネが一端から巻締められる様にして徐々に制動を
利かせ、バタンと急激に閉壕るのを防ぐと共に、はソ巻
締められた状態でバネが解けるのを係止部材で止めてカ
セット蓋を閉位置に保ち、次にカセット蓋を開ける際は
係止部材を外してバネが解けるのを許し、これによりバ
ネは制動されながら巻きを解いてカセット蓋を静かに開
く様にしたのである。従って、本発明によれば回転体と
本体の間にダンパーと、ダンパーの歯輪の歯に噛合う歯
車ないし、セクターギヤを設けるだけで回転体の開閉が
制動でき、しかも長期間使用しても摩滅しないと言う利
点がある。
以下、図面を参照し、回転体をカセット蓋と仮定して本
発明を説明する。
第1〜5図の第1実施例において、/は使用機器に取付
けるための爪やビスを通ず孔などの固定手段/′を有す
る取付基板で、その上面には半周より少し長い弧状壁λ
が立設し、弧状壁で囲まれた内部には外周に歯を有する
歯輪3を保持し、その歯は弧状壁の両端間で外部に露出
してカセット蓋などの開閉に伴い移動する歯と噛合い回
転する様になっている。尚、弧状壁の高さは歯輪の厚さ
より僅かに高く、又、歯輪は下端に外径が歯の山径よシ
少し大きい鍔3′を有し、弧状壁は内周に上記鍔3′に
上から係合する爪、2aを有し、歯輪を弧状壁中に上か
ら押込むと爪コαが鍔3′とスナップ係合して歯輪を保
持する。
歯輪の上面には渦巻溝グがあり、渦巻溝の内端は中心に
あるハート形の島左の回りをめぐる様になっていると共
に、上面の中心からは軸6が一体に起立し、軸6はセン
マイクの内端7αを保持する切割シt′を有する。歯輪
は下面に同心の円形の窪みgを備え、その中心には下向
きの突起g′がある(第3図)。この窪みgは歯輪の正
逆両方向の回転をオイルで制動するダンパー9を収容す
るためのもので、突起g′には上下両面にオイルを塗布
した制動盤/θを上端に回転不能に取付けたダンパー軸
10’の上端の凹部10a、を回転可能に嵌めて制動盤
の上面と窪みの下面をオイルを介し対面させる。そして
、ダンパー軸/θ′には制動板の下に上面にオイルを塗
布したシール板//を回転可能に嵌めてシール板l/の
周縁部を窪みgの外周にスェージング(溶接)で固定し
、ダンパー軸の下端の非円形突出部/θbを基板の弧状
壁コで囲まれた中心部にある同形の孔/αに嵌める。こ
れにより歯輪が正逆どちらの方向に回転する際もダンパ
ー軸と制動盤は回転せず、歯輪の窪みの下面と、歯輪に
スェージングで固定さnたシール板は制動盤の上面と下
面にオイルを介し接触して回転するので歯輪の回転は有
効に制動される。尚、制動盤とダンパー軸は別体に成形
して組立てず、一体に成形してもよい。
/コは取付基板に数句けられて歯輪を上から覆う上蓋で
、前述のセンマイクを内部に収容するために歯輪3の谷
径より少し小さい円筒形をした収容部/2αと、収容部
/2aの両側から一旦外方に張出して弧状壁ユの各端部
上に受止められ、それから弧状壁の外面に沿って下がり
、弧状壁外面から突出する爪2bで下端を留めらnる脚
/27)、/:lbを有し、保持部の内周下端からはセ
ンマイクをその上に載せる支持片/2a’が二つ、相対
向して内向きに張出す。
取付基板、歯輪、上蓋は夫々グラスチックで成形するの
が好ましく、上蓋の収容部内にはゼンマイを径を縮めて
収容し、ゼンマイの外端7bは収容量l−αの側面に設
けた切欠き72′から外に出す。
ゼンマイの外端には弾性金属板製のバネ片/3を固定し
、上蓋を取付基板に固定し、上蓋を増刊基板に固定する
際に基板の弧状壁の外に設けた受止部/bと、上蓋の収
容部/コαから張出して設けた押板部irとでバネ片/
3のゼンマイ外端から直角に突出する基部/3αを挾ん
で固定する。
/lIは巻締められたゼンマイが解けるのを止める係止
部材として作用する弾性金属板製のレバーで、歯輪の上
面の渦巻溝ダ中に上から突入する下向き端部/グαと、
バネ片の基部/3αがらはソ直角に曲がって延びる延長
部13bの先端に支持される上向きに曲がった他端の上
向き端/llbを有する。
そして、取付基板の弧状壁の外面には受止部/bの下向
きの脚ICと対向するフック/Sを設け、このフックに
レバー/4(の上向き端部/4’bの近くに形成した上
下方向の軸部/4”を上端部を残して掛け、上端部は上
蓋の押板部/コ″の外面に設けた切欠き/2cで受止め
てフックから抜けない様にし、上向き端部/41bはバ
ネ片の延長部/3bの折返し状に曲げた自由端部/3′
に引引ける。尚、バネ片の基’la/3aには舌状の突
出片/3a′を設けてレバー/グを上から抑え、レバー
が上に抜けるのを止める。
組立てるには歯輪の下面の窪み中にダンパー9を組込ん
でダンパー軸の下端の非円形突出部107)を取付基板
の対応した孔/αに嵌めて歯輪を取付基板上にセットし
、それからレバー/4tの軸部/lI′を基板のフック
/Sと上蓋の切欠き/、2cで支持して支点とすると共
に下向き端部/ダaを渦巻溝ダの外端に突入する。そし
て、ゼンマイを収容した上蓋7.2を基板の弧状壁土に
載せ、切欠き/コ′から出ているゼンマイの外端のバネ
片/3の基板の受止部/b上に置き、その状態でゼンマ
イの内端7αを歯輪の軸の切割り6′中に嵌めながら上
蓋を下圧し、上蓋の脚7.21) 、 /2bを弧状壁
の外面沿いに降して爪2J)、2bにスナップ留めする
。これにより上蓋は弧状壁土に跨って固定され、歯輪上
面との間に極く僅かな間隙を保つ。それから工具でレバ
ー/ダの上向き端部iqbをバネ片の延長部/3bの自
由端73′に引掛ける。
尚、上蓋7.2は弧状壁の外周の爪、2b以外に基板に
起立状に設けた爪板/dでスナップ係合して留めてもよ
い。
こうして組立てた回転ダンパーは取付基板をカセット蓋
側に固定し、歯輪の歯を本体の歯車などに噛合わせても
よいし、逆に取付基板を本体側に固定し、歯輪の歯をカ
セット蓋の歯車やセクターギアに噛合わせてもよいが、
いずれにしてもカセット蓋を手で押して閉める際に歯輪
の回転でゼンマイクは歯輪の軸部に留められた内端側か
ら巻締められる様にする。
これにより開いているカセット蓋を手で押して閉めて行
くとゼンマイは巻締められ、レバーの下向き端部/4’
αは渦巻溝ダ中を内端に向かって移動するのでレバー/
4’は軸部/り′を支点に矢印α(第1図)の如く揺動
し、これに伴いバネ片の延長部/3bは矢印b (第1
図)の如く変形し、同時に基板の非円形孔/cLに入っ
て回転しないダンパー軸/θ′に固定されている制動盤
10に対向した歯輪の窪みgの内面と、歯輪に固定され
たシール盤//はオイルに接して回転するので、歯輪の
回転は常に制動され、且つ巻締めによって回転に対する
抵抗力を次第に増大して行くゼンマイによシカセット蓋
は急激、乱暴に閉められるのを防止する。
そしてカセット蓋が閉まる位置の直前でレバー/りの端
部/グαは渦巻溝りの内端のノ・−ト島左の付近に達す
る。第5図に示した様にノ・−ト島の回りにはハート島
の一側に沿い徐々に浅くな  \る渦巻溝ダの延長部と
しての往路グαと、往路Zaの最浅端lα′から曲がっ
て短かく延びる行き止オリの少し深い終端Faqbと、
終端部qbの入口<zb’に隣接し、且つハート島のハ
ートの切欠きS′で半周を囲まれ−た終端部’Ibより
も少し深い停止gB ’/ cと、停止部47Gに隣接
して停止部よりも深く設けられたハート島の他側への脱
出部’%dと、脱出部’Idからハート島の他側に沿い
次第に浅くなって最浅端+elで渦巻溝に再び連らなる
帰路zeが設けられている。
従って、渦巻溝の内端部に達したレバーの下向き端部/
/lαは最浅端/りe′で渦巻溝に連らなった帰路には
入り得ないので、渦巻溝の延長部としての往路ta中を
歯輪のその後の回転で進み、次に終端部りbに入り、や
がて行止まる。この状態でカセット蓋は閉まる位置を僅
かに行過ぎている様に定めであるので、カセット蓋を閉
める操作者はレバーの端部/グαが終端部の終端にカソ
ンと尚接したことを感触で知り、押込む力を釈放する。
すると、巻締めにより力を蓄えたゼンマイは巻きを解こ
うとしてレバーの下向き端8I!/匂を終端部中で逆進
させる。前述した様に終端部は往路の最浅端に対し曲げ
て設けであると共に、終端部の方が往路の最浅端より深
いので逆進したレバーの下向き端部/lIaは往路には
行けず終端部の入口に隣接した少し深い停止部+cに落
込み、ゼンマイが巻きを解こうとする力はハート島の切
欠きS′が受止めて巻解かさない。
つまり、閉まる位置を少し行き過ぎるまでカセット蓋を
押込み、カチツとした感触を受けてそれ以上押込むこと
ができ力くなったとき手を離すと、ゼンマイは僅かに巻
解けてカセット蓋を閉まる位置に戻し、且つその位置に
カセット蓋を維持するのである。
開けるには閉まっているカセット蓋を再度少し押込む。
これによりレバーの端部/4’αは終端部よりも深い停
止部に居て底の段差で終端部に戻れAいため停止部より
深い脱出部’Adに落込む。
そして手を離すとレバーの端部はゼンマイの巻解力で脱
出部から帰路を進み、渦巻溝に出て溝内を外端まで逆進
し、その間歯輪3を逆転してカセット蓋を開ける。勿論
、カセット蓋を開けるための歯輪の回転はオイルにより
制動されるのでカセット蓋は静かに開く。
この様に、この実施例ではカセット蓋を閉まる位置を少
し通り過ぎるまで一旦押込み、それから手を離すとゼン
マイが僅かに巻解けて係止部材であるレバー/qの下向
き端部を渦巻溝の内端の停止部lIcに係止し、次に閉
まっているカセット蓋を少し押込むことにより係止部材
を停止部//cから外して脱出部lIdに移動させてカ
セット蓋をゼンマイの復元力で制動しながら開けること
ができる。
しかし本発明はこれに限定されず、例えば次に示す実施
例の様にカセット蓋を閉めたときに係止部相を係止する
係合部材を直接に指で操作したり、或いはリンク機構な
どの操作装置を介して操作することにまり係止部材を外
し、カセット蓋を開かせてもよい。
第6〜8図において、2/は固定手段27′を有する取
付基板、nは歯輪、23は基板との間に歯輪を回転可能
に挾んで基板にスナップ係合で固定される上蓋を示し、
基板、歯輪、上蓋は夫々プラスチックで成形しである。
取付基板は歯輪−λをその上に載せる歯輪とはソ同径の
はソ半円形をした半円部、2/aと、半円部の外周から
張り出した張出部2/l)を有し、半円部2/aの中心
には前述の基板/と同様にグンバーのダンパー軸10’
の下端から突出した非円形突出部10bを嵌める非円形
孔、2/α′を有する。
歯輪、2.2は外周の上半部に歯〃′を有し、且つ内部
には中底2’lによって上面に開放した窪み2り′と、
下面に開放した窪み(図示せず)を備え、下の窪みの中
心からはダンパー軸/θ′の上端の凹部10cLに回転
可能に突入する突起が下向きに突出する。この実施例で
もダンパー軸70′の上端部にオイルを塗布した制動盤
10を回転不能に取付け、その下に上面にオイルを塗布
したシール盤//を回転可能に嵌め、シール盤//の周
縁部を窪みの外周にスェージングなどで固定し、組立て
の際に非円形突出部/θbを基板の非円形孔、2/a’
に嵌め、歯輪がどちらの方向に回転する際もオイルによ
って制動される様にする。
歯輪の上の窪みコク′中にはゼンマイムを収容し、ゼン
マイの外端に設けた突条、2乙αを窪みの内周に形成し
た溝!9αに留める。溝u9αは図示の如く円周方向に
複数個形成し、突条、2Aaを留める溝を撰択してi゛
ンマイ利用する力を所望に調節できる様にすることが好
ましい。尚、上の窪み21I’はゼンマイ2乙の高さよ
りも僅かに深い。
取付基板−/は歯輪22の外を囲む1/4円弧状の、歯
輪よりも僅かに高い弧状壁27を半円部、2/aの半周
に沿って有し、その上に上蓋23を受止める。
上蓋23は上記弧状壁ニアに受止められて歯輪の上面を
覆う蓋部23a、と、蓋部23a、から張出して基板の
張出部、2/bの上を覆う張出部23bを有し、蓋R2
3aの下面中心からはゼンマイおの内端2Abを保持す
る切割り、2g′を備えた軸2gが突出する。そして、
蓋部23aと張出部、23bの縁には弧状壁、27の外
面と、張出部2/l)の縁に設けられた爪、27’ 、
 、2/b’にスナップ留めさ扛る脚:1.ja’、、
237)’があるので、各脚を爪に合わせ上蓋を押下げ
ると上蓋は歯輪を数句基板の間に挾んで基板に固定され
る。歯輪22の下半外周には螺旋状などのこの実施例で
ははソ2回シの溝、2?が形成してあり、その展開図を
第7図に示す。そして、取付基板の張出部、21bには
軸30が起立し、軸30には係止部材として作用する爪
板3/を回動自在に嵌め、爪板3/を軸30に巻いたバ
ネ32で牽引して先端31αを前述の連呼に突入させ、
他端31bを張出部21bの外に突出させる。この爪板
の先端3/σはカセット蓋が開いているときは溝、2q
の一端ユ9αに位置する様に定め、溝sq内には他端、
2qbから僅かに一端側に寄った位置に突起〃′を設け
る。突起:19′の先端は第8図で明らかな様に溝2デ
の内部にある様に定めて置く。
この実施例でも開いているカセット蓋を閉めて行くと歯
輪ユλは一方向に回転させら11、それによってゼンマ
イλ乙はこの実施例では外端側から巻締められる。歯輪
ユツの回転はダンパー9で制動され、且つカセット蓋を
閉めて行くに従いゼンマイユ6は巻締められるので急激
に或いは乱暴にカセット蓋を閉めるのが防止される。そ
して、カセット蓋を閉めて行く間中、爪板3/の先端部
3/αはバネ32の付勢で溝の底に摺接する。
カセット蓋が閉まる直前で爪板の先端部3/aは溝29
の他端側の突起d′に位置し、カセット蓋を閉めると爪
板は突起3′に押されてバネ32に抗し旋回しながら突
起、2q′を乗り越えて通過し、爪板の先端部3/aは
溝の他端部ユqbに位置する。
これにより爪板の先端部は溝の他端部に当接するので歯
輪はそれ以上回転できなくなり、コランと当接した感触
でカセット蓋を押込むのを止めてカセット蓋を離すと、
ゼンマイムは復元力で歯輪を逆転してカセット蓋を開け
ようとするが爪板の先端部が突起、2q′を係止してい
るためカセット蓋は閉まった状態を維持する。
カセット蓋を開けるには爪板の他端部3/l)を直接に
か、或いは押釦の押込みなどで連動する機構を介して間
接にか操作し、バネ3ユに抗して回動させることにより
先端部3/a、を突起ユ9′から外す。するとゼンマイ
の復元力で歯輪、2.2は逆転し、爪板の先端部は再び
溝の一端29αに戻る。
勿論、歯輪ユニの逆転もダンパー9で制動されるのでカ
セット蓋は静かに開く。
前述した様に突起29′の先端は溝29の内部にあるの
でカセット蓋が閉まる直前に爪板の先端部が突起、29
′を乗り越えて溝の他端部、29bに行く際や、閉捷っ
ているカセット蓋を開けるためにバネ3.2に抗し爪板
を旋回させる際、爪板の先端部を溝2?の外に出さなく
てもよいので爪板の先端部が溝の外に出、溝との保合が
外れて故障する事故は生じない。尚、バネ3.2は軸3
θに巻き、その一端を張出N、21bに形成した段、2
1b”に受止め、他端は爪板に設けた折曲部37′に掛
けであるが、爪板の先端部3/a、を歯輪の外周の溝ユ
デの底に押付ける様に付勢できj−ばどの様に牽引して
もよい。
こうして本発明にょnば、開いているカセット蓋を閉め
るのに歯輪が回転させられる回転量に応じて渦巻溝グや
溝νの長さを適切に定め、開閉どちらの方向に歯輪が回
転する際にもダンパーで回転を制動し、且つ一方向の回
転で巻締めら几るゼンマイ、コイルバネを係止部材で巻
締められた状態に係止して例えばカセット蓋を閉めた状
態に維持し、係止を釈放して閉まっているカセット蓋を
開けることができる回転ダンパーを提供できる。従って
、本発明のダンパーは、従来の回転だけを制動するダン
パーと、これとは別に装置することが必畳であったカセ
ット蓋を開位置に牽引するバネ、閉位置に施錠するロッ
ク機構のすべてをコンパクトに一つに組込んだものであ
るため、使用機器にスペースをとらず、しかも簡単、容
易に取付けることができ、組立ラインを簡略化して多量
生産するのに多大に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
平面図、第2図は側面図、第5図は第1図の■−■線に
沿う断面図、第4図は分解状態の斜面図、第5図は歯輪
の拡大平面図、第6〜8図は同じく他の一実施例を示す
もので、第6図は分解状態の斜面図、第7図は歯輪の外
周下部の展開図、第8図は一部の平面図で、図中、/ 
、 、2/は取付基板、3 、.2.2は歯輪、7,2
9はゼンマイ、/、2.:1.3は上蓋、ヲはダンパー
、/グと37は係止部材であるレバーと爪板を示す。 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 使用機器の本体又はカセット蓋のどちらか一方に固定さ
    れる取付基板と、 取イ」基板上にダンパーを介して回転自在に取千1けら
    れ、カセット蓋の開閉の動きに連動してダンパーで制動
    されて正逆両方向に回転する歯輪と、 歯輪を上から覆って取付基板に固定さハ、る上蓋と、 一端を上蓋、他端を歯輪に固定さ九、歯輪の一方向の回
    転の際に巻締められて復元力を蓄積するゼンマイ又はコ
    イルバネと、 ゼンマイ又はコイルバネを巻締めながら一方向に回転し
    た歯輪をゼンマイ又はコイルバネの復元力に抗して係止
    し、歯輪が他方向に回転するのを阻止すると共に、歯輪
    の係止を釈放することができる係脱可能な係止部材とか
    らなることを特徴とする回転ダンノく−0
JP58106685A 1983-06-16 1983-06-16 回転ダンパ− Granted JPS59193503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58106685A JPS59193503A (ja) 1983-06-16 1983-06-16 回転ダンパ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58106685A JPS59193503A (ja) 1983-06-16 1983-06-16 回転ダンパ−

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JPS59193503A true JPS59193503A (ja) 1984-11-02
JPH0217860B2 JPH0217860B2 (ja) 1990-04-23

Family

ID=14439912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58106685A Granted JPS59193503A (ja) 1983-06-16 1983-06-16 回転ダンパ−

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JP (1) JPS59193503A (ja)

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