JPS59192114A - 浮体接岸装置 - Google Patents
浮体接岸装置Info
- Publication number
- JPS59192114A JPS59192114A JP6550783A JP6550783A JPS59192114A JP S59192114 A JPS59192114 A JP S59192114A JP 6550783 A JP6550783 A JP 6550783A JP 6550783 A JP6550783 A JP 6550783A JP S59192114 A JPS59192114 A JP S59192114A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fender
- pier
- berthing
- floating body
- absorbed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B3/00—Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
- E02B3/20—Equipment for shipping on coasts, in harbours or on other fixed marine structures, e.g. bollards
- E02B3/24—Mooring posts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
従来、船の接岸時におけるエネルギを吸収するため、フ
ェンダが設置されているか、船の大型化に伴ってはね常
数の大きなフェンダが採用され、これによって船の接岸
時のエネルギ吸収の機能は充分に果せるか、接岸が終了
して係留した場合を想定すると、フェンダのはね常数と
係留索のはね常数との比は約100〜10oO倍にも達
し、これに伴って波浪が船に作用した場合の船体運動は
非常に大きくなる。また船舶の大型化に伴ない船体の接
岸エネルギも増大するが、はね常数の太きいフェンダの
みでは、この接岸エネルギを吸収しようとすると、係船
岸壁や桟橋本体に大きな反力が倖1き、岸壁等の強度も
可成り必要となる。
ェンダが設置されているか、船の大型化に伴ってはね常
数の大きなフェンダが採用され、これによって船の接岸
時のエネルギ吸収の機能は充分に果せるか、接岸が終了
して係留した場合を想定すると、フェンダのはね常数と
係留索のはね常数との比は約100〜10oO倍にも達
し、これに伴って波浪が船に作用した場合の船体運動は
非常に大きくなる。また船舶の大型化に伴ない船体の接
岸エネルギも増大するが、はね常数の太きいフェンダの
みでは、この接岸エネルギを吸収しようとすると、係船
岸壁や桟橋本体に大きな反力が倖1き、岸壁等の強度も
可成り必要となる。
本発明はこのような問題点を解決するために提案された
もので、浮体接岸部に配設されたフェンダにダッシュポ
ットを併設し、船体接岸時のエネルギを前記フェンダの
はね変位と、前記夕゛ツシュポットの流体抵抗とによっ
て吸収するように構成されたことを特徴とする浮体接岸
装置に係るものである。
もので、浮体接岸部に配設されたフェンダにダッシュポ
ットを併設し、船体接岸時のエネルギを前記フェンダの
はね変位と、前記夕゛ツシュポットの流体抵抗とによっ
て吸収するように構成されたことを特徴とする浮体接岸
装置に係るものである。
本発明においては前記したように浮体接岸部に配置され
る接岸装置かフェンダ及びダッシュポットを併設して構
成されているので、従来のようにフェンダのはね変位に
よって浮体接岸時のエネルギを吸収するのみならず、ダ
ッシュポットの流体抵抗によって浮体接岸部のエネルギ
が吸収されるので、フェンダのはね常数を小さくするこ
とができ、岸壁に生じる最大反力を軽減しうる。
る接岸装置かフェンダ及びダッシュポットを併設して構
成されているので、従来のようにフェンダのはね変位に
よって浮体接岸時のエネルギを吸収するのみならず、ダ
ッシュポットの流体抵抗によって浮体接岸部のエネルギ
が吸収されるので、フェンダのはね常数を小さくするこ
とができ、岸壁に生じる最大反力を軽減しうる。
以下本発明を図示の実jfri例について説明する。
第1図は本発明の概念図で、(Klは船体(S)の接岸
個所において岸壁(G)に設置された一種のばねを構成
するフェンダで、緩衝装置を構成するダッシュボッ)
<DJが並設されて船体の接岸装置が構成されている。
個所において岸壁(G)に設置された一種のばねを構成
するフェンダで、緩衝装置を構成するダッシュボッ)
<DJが並設されて船体の接岸装置が構成されている。
前記両者(K)(D)によって船体(S)の接岸エネル
ギを吸収することにより、フェンダ(K)のばね常数を
小さくして、岸壁(G)に生じる最大反力を軽減するも
のである。
ギを吸収することにより、フェンダ(K)のばね常数を
小さくして、岸壁(G)に生じる最大反力を軽減するも
のである。
第2図は本発明の接岸装置の一実施例を示し、岸壁(1
)に設置されたフェンダ(2)のゴム等の伸縮部材(2
α)の周囲に複数のダッシュポット(3)が配設されて
いる。
)に設置されたフェンダ(2)のゴム等の伸縮部材(2
α)の周囲に複数のダッシュポット(3)が配設されて
いる。
なお伸縮部材(2α)の中に大型のダッシュポットを配
設してもよい。
設してもよい。
第6図は横軸にフェンダと係留索のばね定数の比を、縦
軸にフェンダが船体の接岸時吸収すべき吸収エネルギを
示す図表である。
軸にフェンダが船体の接岸時吸収すべき吸収エネルギを
示す図表である。
第6図より明らかなように、接岸装置がフェンダのみよ
り構成されている場合には、フェンダのばね常数によっ
て吸収エネルギ量は司成り変化しているが、これはフェ
ンダのはね常数によって船体の附加質量が変化するため
である。更にばね常数を大きくすればフェンダの吸収エ
ネルギは小さくなることにより、船の大型化に伴って従
来はフェンダのばね常数を大きくしていたことの理由が
明らかになる。
り構成されている場合には、フェンダのばね常数によっ
て吸収エネルギ量は司成り変化しているが、これはフェ
ンダのはね常数によって船体の附加質量が変化するため
である。更にばね常数を大きくすればフェンダの吸収エ
ネルギは小さくなることにより、船の大型化に伴って従
来はフェンダのばね常数を大きくしていたことの理由が
明らかになる。
一方本発明におけるように、フェンダにダッシュポット
を併設すると、ダッシュポットの流体抵抗によっても接
岸エネルギは吸収されるので、第6図の点線及び一点鎖
線で示すように、フェンダの吸収エネルギは小さくて済
む。そのためフェンダのばね常数を小さくしてもよいこ
ととなる。
を併設すると、ダッシュポットの流体抵抗によっても接
岸エネルギは吸収されるので、第6図の点線及び一点鎖
線で示すように、フェンダの吸収エネルギは小さくて済
む。そのためフェンダのばね常数を小さくしてもよいこ
ととなる。
なお第6図において、船体の接岸速度−1、94cm/
zeC1=15cm/seC現地 鼠はダッシュポット
の減衰係数、2点鎖線はステルソン式によるフェンダの
吸収エネルギ、実線はフェンダのみの場合を示す。
zeC1=15cm/seC現地 鼠はダッシュポット
の減衰係数、2点鎖線はステルソン式によるフェンダの
吸収エネルギ、実線はフェンダのみの場合を示す。
第4図はフェンダの歪を表わす図表で、接岸速度は第6
図の場合と同一で、フェンダのみの場合、(Kd、、=
O)フェンダのみのはね常数Kfの小さいところでは当
然のことながらフェンダの歪は可成り太きいが、ダッシ
ュポットを併設することにより、(KcL=Q、Q 4
1ttyn/5−m5Kd=0.082 torL/s
−m)フェンダの歪も小さくなる。このことはフェンダ
の小型化を可能にするという利点がある。
図の場合と同一で、フェンダのみの場合、(Kd、、=
O)フェンダのみのはね常数Kfの小さいところでは当
然のことながらフェンダの歪は可成り太きいが、ダッシ
ュポットを併設することにより、(KcL=Q、Q 4
1ttyn/5−m5Kd=0.082 torL/s
−m)フェンダの歪も小さくなる。このことはフェンダ
の小型化を可能にするという利点がある。
第5図は接岸時に岸壁または船体に作用する最大反力を
示し、実線はフェンダのみの場合の最大反力で、点線は
フェンダとダッシュポットの両者を併用した場合の最大
反力を示している。これより岸壁に働く反力もダッシュ
ポット付きフェンダの方が小さいことが判る。このよう
に岸壁に働く最大反力を小さくできるならば、岸壁強度
を従来より小さくすることができる。なおこの際の接岸
速度は第6図及び第4図の場合と同一である。
示し、実線はフェンダのみの場合の最大反力で、点線は
フェンダとダッシュポットの両者を併用した場合の最大
反力を示している。これより岸壁に働く反力もダッシュ
ポット付きフェンダの方が小さいことが判る。このよう
に岸壁に働く最大反力を小さくできるならば、岸壁強度
を従来より小さくすることができる。なおこの際の接岸
速度は第6図及び第4図の場合と同一である。
以上のことより明らかなように、ダッシュポットとフェ
ンダとを併設した接岸装置を使用して、フェンダのばね
常数を小さくすれば、接岸時に多くの利点がある。
ンダとを併設した接岸装置を使用して、フェンダのばね
常数を小さくすれば、接岸時に多くの利点がある。
また接岸時だけでなく、船体の係留時の波浪による運動
においても、スウェーイング(SWAYING)時にお
けるサブハーモニックモーション、即ち係留索のばね定
数がフェンダより小でばねの非対称性が大きいので、固
有周期よりも小さい周期で共振し、大きい動揺が生起す
る現象を著しく低減しうるものである。
においても、スウェーイング(SWAYING)時にお
けるサブハーモニックモーション、即ち係留索のばね定
数がフェンダより小でばねの非対称性が大きいので、固
有周期よりも小さい周期で共振し、大きい動揺が生起す
る現象を著しく低減しうるものである。
以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
つるものである。
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
つるものである。
第1図は本発明に係る浮体接岸装置の概念図、第2図は
本発明の一実施例を示す斜面図、第6図は接岸時におけ
るフェンダの吸収エネルギヲ示ス図表、第4図は接岸時
におけるフェンダの歪を示す図表、第5図は接岸時に岸
壁、浮体に働(最大浮力の図表である。
本発明の一実施例を示す斜面図、第6図は接岸時におけ
るフェンダの吸収エネルギヲ示ス図表、第4図は接岸時
におけるフェンダの歪を示す図表、第5図は接岸時に岸
壁、浮体に働(最大浮力の図表である。
Claims (1)
- 浮体接岸部に配設されたフェンダにダッシュポットを併
設し、船体接岸時のエネルギを前記フェンダのはね変位
と、前記ダッシュポットの流体抵抗とによって吸収する
ように構成されたことを特徴とする浮体接岸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6550783A JPS59192114A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 浮体接岸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6550783A JPS59192114A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 浮体接岸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59192114A true JPS59192114A (ja) | 1984-10-31 |
JPS6319644B2 JPS6319644B2 (ja) | 1988-04-23 |
Family
ID=13289045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6550783A Granted JPS59192114A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 浮体接岸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59192114A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5148721A (en) * | 1990-03-12 | 1992-09-22 | Mazda Motor Corporation | Automatic fuzzy speed control system for vehicle |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP6550783A patent/JPS59192114A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5148721A (en) * | 1990-03-12 | 1992-09-22 | Mazda Motor Corporation | Automatic fuzzy speed control system for vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6319644B2 (ja) | 1988-04-23 |
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