JPS59192039A - 削り節シ−トおよびその製造法 - Google Patents

削り節シ−トおよびその製造法

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JPS59192039A
JPS59192039A JP58063639A JP6363983A JPS59192039A JP S59192039 A JPS59192039 A JP S59192039A JP 58063639 A JP58063639 A JP 58063639A JP 6363983 A JP6363983 A JP 6363983A JP S59192039 A JPS59192039 A JP S59192039A
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JP
Japan
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shavings
sheet
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wide
binder
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Application number
JP58063639A
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Inventor
Tetsuo Takebayashi
武林 哲夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、魚節の削り節シートおよびその製造法に関す
るものである。
かつお節等の魚節は古くからだし7の素として重用され
てきているが、近年は、保存の点や削成の面倒を省くた
め、一般には、魚節を削成していわゆる削り節としたも
のが一定量バツクされて市販されてきている。しかし、
削り節はその形態から嵩張るため、包装がしにくいばか
りでなく、運搬や流通、或は使用上も好ましくない等の
欠点があった。
そこで、このような欠点を解消するため、例えは特公昭
36−14276号、特公昭41−10169号、特開
昭53−101559号、特開昭57−152848号
、特開昭57−152847号の各公報等に示されてい
るように、削り節の薄片に結着剤等を添加し、これを型
に入れて圧搾して固形化して削り節シートとする方法が
提案され、それらの一部は実用化されている。
しかし、これらの方法は、いずれも従来同様に魚節の削
成片が砕片や粉末状となるのが殆んどであるため、これ
をシート状にするには結着剤が多くいり、また温度、圧
力も高くすることが必要であるので、製品が変質、硬化
しやすく、しかも、砕片や粉末状の削り節をシート状に
するためには、削り節の分布が雛かしく、t(おかつ厚
みが一定になりにくいことから、均質な製品とするのが
困難であり、更には、砕片や粉末の多い削り節では、そ
の相互間の架橋が弱いために厚いものとしなければtc
らない等の欠点を有していた。
本発明は、前記従来の欠点を解消するためになされたも
ので、削り節を中広の薄い帯状片に削成し、この帯状削
成片を積層し、或はその帯状削成片間に削り節の砕片お
よび/または粉末を散布した後、結着剤溶液を添加して
加熱、加圧してシート状に密着固化することにより、容
易に形くずれを生ずることなく、巻物食品への利用がで
きるとともに、だし液の抽出に際しても崩壊して濁らず
f過の必要本ない製品とし、使用、保存が容易、確実で
あり、使用節回も拡大され、しかも、製作が容易で結着
剤の添加量も少なくてすみ、製品を安価に提供すること
ができるようにしたものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明削り節シートは、かつお節等の魚節を削成した削
り節として、巾広の薄い帯状の削成片が用いられ、この
帯状の削成片は巾が1〜5cm、長さ3〜10C/nの
ものが適用される。そして、この帯状削成片は、横方向
および縦方向に敷き並べられ、更に所要量積層され、こ
れにデキストリン等の結着剤を添加して加熱、加圧して
一枚のシート状に形成したものである。
このようにしてなる削り節シートは、巾、長さおよび厚
さとも任意の寸法に形成される。例えば乾海苔等のよう
な定形状のものとしてもよく、長い帯状としたものを巻
付けてロール状にしてもよく、それらは、その幾枚かの
もの或はロール毎にパックにしておくのが、使用上、保
存上から好都合である。また、削り節シートには、必要
に応じて各種の調味料や着色料、防腐剤等を添加するこ
ともできる。
前記した削り節シートは、削成片として巾広のものが使
用されているが、本発明においては、巾広の削成片に加
えて、削り節の砕片や粉末状のものを用いることもでき
る。この場合は、砕片や粉末状の削り節は巾広な帯状削
成片による層の相互間に介在していることが必要である
そうすれば、架橋が弱い砕片や粉末でも、架橋、結漬が
良好な帯状削成片に保護されて、全体的に強い結着性が
維持されることになる。したがって、主として削り節の
砕片を結着している従来の製品に比べ、結着剤の使用料
を少なくするとともに、加熱、加圧等の結着処理の条件
を大巾に緩和することができる。また、削り節の削成時
に発生する砕片や粉末が無駄なく利用されることにもな
る。
次に1本発明削り節シートの製造方法について説明する
と、まず、かつお節等の魚節は、回転刃によって所要の
薄さに連続的に削成する。
魚節には各種の形状、太唇さがあるとともに、削成の進
行によって魚節の巾が種々変化することになるので、削
り節としての大きさは特定されないが、通常、巾1〜5
z、長さ3〜10(7)の帯状削成片がその殆んどにわ
たって削成できる。あとは若干の砕片および粉末が得ら
れることになる。
この削成工程によって得られた帯状削成片は、次に成形
型内に散布等の方法により断髪11敷並べ、その上から
テキストリン等の結着剤10〜20重量部、と食塩:う
〜7重量部と残余が 水とよりなる結着剤溶液を噴霧し
、その成形型内で加熱、加圧して削り節シートを得るの
である。
この結着工程における加熱、加圧の条件としては、温度
を50〜70℃とし、用力を30に9〜701q/cd
とし、加圧時間ケ5〜300秒とするのが好ましい。
また、本発明の製造法においては、削り節として帯状削
成片ばかりでなく、これに加えて削り節の砕片や粉末を
利用することができる。この場合、砕片や粉末は結着工
程の前段K i−いて加えるようにする。すなわち、ま
ず成形型内に薄目に削り節の帯状削成片を敷並べ、その
上から削り節の砕片または/および粉末を散布してy層
し、更にその上に削り節の帯状削成片を敷並べるように
する。また、この場合、結着剤溶液の噴霧は、帯状削成
片−砕片または/および粉末−帯状削成片の積層の後に
行うのが通常であるが、必要に応じて積層の中間蜘程に
おいて適宜行ってもよい。
更に、本発明の製造法では、成形型を用いずに削り節シ
ートを連続的に得ることもできる。
この場合には、成形型に代えて硬質材料を甲いたベルト
コンベヤを使用し、これを移送しながら削り節を散布し
、結着剤溶液を噴霧して、加熱、加圧ローラ間を通過さ
せればよく、製品は長い帯状のシートとし′て得られる
ことになる。
その後は帯状シートを巻取ってロール状態とするか、戒
は帯状シートを適宜な寸法に鼾断したものとするかは、
削り節シートの使用目的に応じて適宜なされるものであ
る。
以上説明したように本発明による削り節シートは、削り
節として巾広の帯状削成片を使用し、これをN層し結着
剤溶液を添加して加熱、加圧によりシート状に密着固化
したものであるから、各削成片の結着効果が良好で折り
切れや刑くずれの生ぜず、しかも柔軟性にも優れた製品
が得られる。したがって、例えば乾海苔のような巻物食
品への利用にも好適であるばかりでなく、だし液抽出の
ため湯水の中に入れたときも崩壊しないで、だし液は濁
ることなく、残渣は箸等で容易に取除くことができ、ま
た、削り節シートをそのまま或は焼いて他の調味1等を
加えて食用とすることができ、広範に利用することがで
きる。更に、削成時に生じる砕片や粉末も、帯状削成片
間に介在させることにより削り節シートとして完全利用
が図れる。
そして、削り節シートの製造にあたっては、巾広の帯状
削成片の使用によって、削り節相互の架橋が強く結着剤
の使用量を低減できるとともに加熱、加圧等による結着
処理条件を大巾に緩和でき、製造が容易で製品を安価に
枡供することができる等、多くの優れた効果を奏するも
のである。
実施例 かつお節を回転刃で削って、巾1〜5α、長さ3〜10
σの範囲の帯状削成片を形成し、その41を平面形状が
120(:Mx180cmの成形型内に散布し、その上
からデキストリン30!、食塩10fとを水100f中
に溶解した結着剤溶液を噴霧により添加し、その後、上
型を押圧し、温度60℃、子方45 KQ / cr/
rで30秒間結着処理を行って製品とする。
この製品は、固形性がよく、巻物として良好な使用結果
が得られた。また、水に入れて10分間の煮沸を行った
が周辺部を除いて形部れが生ぜず、煮沸液の濁りもごく
僅かであった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  巾広で 薄く削成した削り節の帯状片が積層
    され、結着剤により圧着されて一枚のシート状に形成さ
    れていることを特徴とする、削り節シート。
  2. (2)  前記帯状削成片間に砕片および/または粉末
    状とした削り節が介在していることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の削り節シート。
  3. (3)  削り節を巾広の薄い帯状片に削成し、この帯
    状削成片を薄く敷並べて積層した後、結着剤溶液を添加
    して加熱、加用してシート状に密着固化することを特徴
    とする、削り節シートの製造法。
  4. (4)帯状削成片の敷並べされた上に削り節の砕片およ
    び/または粉末を積層し、更にその上に帯状削成片を敷
    並べてシート状に密着固化することを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載の削り節シートの製造法。
JP58063639A 1983-04-13 1983-04-13 削り節シ−トおよびその製造法 Pending JPS59192039A (ja)

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JP58063639A JPS59192039A (ja) 1983-04-13 1983-04-13 削り節シ−トおよびその製造法

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ID=13235123

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JP58063639A Pending JPS59192039A (ja) 1983-04-13 1983-04-13 削り節シ−トおよびその製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4752492A (en) * 1985-01-25 1988-06-21 Kabushikikaisha Kibun Process for effecting gelation of fish meat material

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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