JPS593130B2 - 人工化粧単板の製造法 - Google Patents

人工化粧単板の製造法

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Publication number
JPS593130B2
JPS593130B2 JP9715379A JP9715379A JPS593130B2 JP S593130 B2 JPS593130 B2 JP S593130B2 JP 9715379 A JP9715379 A JP 9715379A JP 9715379 A JP9715379 A JP 9715379A JP S593130 B2 JPS593130 B2 JP S593130B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
flitch
small pieces
laminated
large number
Prior art date
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Expired
Application number
JP9715379A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5621804A (en
Inventor
国博 中原
俊雄 中西
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9715379A priority Critical patent/JPS593130B2/ja
Publication of JPS5621804A publication Critical patent/JPS5621804A/ja
Publication of JPS593130B2 publication Critical patent/JPS593130B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Finished Plywoods (AREA)
  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は人工化粧単板の製造法に関し、素材単板1を小
片2に切断してこの多数枚の小片2にて積層用単板4を
形成し、積層用単板4を上下に多数枚積層して得たフリ
ッチ5を波打ち形状に変形させ、しかる後にフリッチ5
をスライスすることを特徴とする人工化粧単板の製造法
に係るものである。
原木をロータリーレースなとでスライスして得た素材単
板を多数枚重ね合わせ、これを波打ち形状面を有する金
型で上下よりプレスして波打ち形状に素材単板が積層さ
れたフリッチを得、この変形フリッチをスライスするこ
とにより、各素材単板の切断面を木目形状に現わさせて
人工的な木目模様を有する人工化粧単板を製造する方法
が知られている。
しかしながらこのようにして得た人工化粧単板では木目
模様がはっきり出すぎ、天然木にみられるような年輪木
目間の細い模様(一般に疑年輪と称される)を表現する
ことはできないものであった。
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、木目
間に細い模様(疑年輪)を表現することができる人工化
粧単板の製造法を提供することを目的とするものである
以下本発明を詳述する。
厚さQ、01mm〜2.0 mmのポリエチレンなどの
合成樹脂シート6上にウレタン系等の接着剤12を10
〜200 g/rr?の塗布量で塗布し、さらに原木を
ロータリースライスや平つきなどして得た素材単板1を
こまぎれにした小片2をシート6上にまんべんなく第1
図a。
bのように置き、これを40tw/ffl〜150暖H
の圧力でプレスして小片2が多数枚並んで一枚となった
積層用単板4を得る。
ここで、素材単板1は染色処理しておいてもよい。
次に積層用単板4よりシート6を剥し、積層用単板4を
接着剤を介して多数枚重ね、第2図aのように波打ち形
状面7.7を有する上下型8,9間にてこれをプレスし
、第2図すのように波打ち形状に変形したフリッチ5を
得る。
このフリッチ5を平行にスライスすることにより、各積
層用単板4の切断面がフリッチ5の波打ち変形に起因し
て木目模様形状に表われる化粧単板を得ることができる
のである。
ここで、各積層用単板4には小片2が多数存在するので
、積層用単板4の切断面に小片2の切断面が第4図a、
bに示すようにあられれ、第3図のように各積層用単板
4の切断面の境界にて形成される木目間に小片2の切断
面にて形成される細い模様の疑年輪が現われるものであ
る。
上記のものにあっては素材単板1を引きさいて得た小片
2のみから積層用単板4を形成したが、この本発明に類
似する方法を参考のために以下に説明する。
すなわち、素材単板1の多数箇所を破り取って穴11を
開け、この穴11を開けた素材単板1をシート6に貼る
と共に素材単板1より破り取った小片2や他の素材単板
1より得た小片2を穴11におしこみ、これをプレスし
て穴11あきの素材単板1と小片2とより第5図の如き
積層用単板4を形成することができる。
このように得た積層用単板4から変形フリッチ5を作成
してスライスすれば、第6図のように木目間の一部に小
片2の切断面が現われて一部に疑年輪が生じた化粧単板
を得ることができるものである。
またシート6を用いず、素材単板1に接着剤を塗布し、
この素材単板1上に他の素材単板1をこまぎれにした多
数の小片2をまんべんなく置き、プレスすることにより
、素材単板1と多数の小片2により一枚ものとなった積
層用単板4とで二重になったものを作成し、これを多数
枚重ねることにより、フリッチ5を得るようにすること
もできる。
このようにすれば素材単板1と積層用単板4とが交互に
積層されたフリッチ5とすることができ、このフリッチ
5をスライスすることにより第7図のように木目の一つ
おきに小片2の切断面が現われて木目の一つおきに疑年
輪を表現することができるものである。
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
〈実施例〉 素材単板として1.0mm厚で100mm×100mm
の大きさのラブラを用い、これをスミノールミリングブ
ラウン3G0.05%濃度の染色浴(浴比40)にて3
時間染色した。
この素材単板をこまぎれにして小片を得た。
0.1酊厚でlmX2mの大きさのポリエチレンシート
にウレタン系接着剤(KV224)を100g/rr?
の塗布量で塗布し、この上に上記で得た小片をまんべん
なく置いた。
これを100kg/criの圧力でプレスし、さらにポ
リエチレンシートを剥して多数の小片からなる積層用単
板を得た。
この積層用単板をウレタン系接着剤 (KV224)を介して多数枚重ね、第2図aのように
150kg/crlLの圧力でプレスして変形フリッチ
を作成した。
このフリッチをスライスすることにより第3図の如き化
粧単板番得た。
く参考例〉 素材単板として1.0mm厚で100朋X100mmの
大きさのラフラを用い、これをスミノールミリングブラ
ウン3G0.05%濃度の染色浴(浴比40)にて3時
間染色した。
この素材単板を約80mm×80mrnの大きさに破っ
て小片を得た。
またLOmrn厚でlmX2mの大きさの上記と同様な
染色処理したラブラ化粧単板の10ケ所を約80mm×
80mmの大きさに破りとり穴を開けた。
さらに0.1 mm厚でlmX2mの大きさのポリエチ
レンシートにウレタン系接着剤(KV224)を80g
/rr?の塗布量で塗布し、この上に穴を開けた化粧単
板を置き、さらに穴に上記小片をつめて、これを80k
g/(4の圧力でプレスした。
次にポリエチレンシートを剥がして穴あきの素材単板と
小片よりなる積層用単板を得た。
この積層用単板をウレタン系接着剤(KV224)を介
して多数枚重ね、第2図aのように150に9 /cr
ttの圧力でプレスして変形フリッチを作成した。
このフリッチをスライスすることにより第6図の如き化
粧単板を得た。
〈参考例 2〉 素材単板として0.5酊厚で100關X1001mの大
きさのアイウスを用い、これをスミノールミリングブラ
ウン3G0.05%濃度の染色浴(浴比40)にて3時
間染色した。
この素材単板をこまぎれにして小片を得た。
0.5mm厚でlmX2mの大きさのアイウス素材単板
を上記と同様に染色し、これにウレタン系接着剤(KV
224)を100g/rr?の塗布量で塗布し、この上
に上記で得た小片をまんべんなく置いた。
これを100 kg/cwtの圧力でプレスし、多数枚
の小片よりなる積層用単板と素材単板とで二重になった
ものを得る。
これをウレタン系接着剤(KV224)を介して多数枚
重ね、第2図aのように150 kg/cytの圧力で
プレスして変形フリッチを作成した。
このフリッチをスライスすることにより第7図の如き化
粧単板を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図a 、 b、第2図a、bは本発明方法の一例を
示す図で、第1図aはシートに小片を貼った状態の斜視
図、第1図すは同上の断面図、第2図aはフリッチの作
成を示す側面図、第2図すはフリッチの側面図、第3図
は同上より得た化粧単板の正面図、第4図a、bは疑年
輪が生じることを説明する側面図と斜視図、第5図は参
考例を示す正面図、第6図は同上より得た化粧単板の正
面図、第7図は他の参考例より得た化粧単板の正面図で
ある。 1は素材単板、2は小片、4は積層用単板、5はフリッ
チである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 素材単板を小片に切断してこの素材単板の多数枚の
    小片にて積層用単板を形成し、積層用単板を上下に多数
    枚積層して得たフリッチを波打ち形状に変形させ、しか
    る後にフリッチをスライスすることを特徴とする人工化
    粧単板の製造法。
JP9715379A 1979-07-30 1979-07-30 人工化粧単板の製造法 Expired JPS593130B2 (ja)

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JP9715379A JPS593130B2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 人工化粧単板の製造法

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JP9715379A JPS593130B2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 人工化粧単板の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS5621804A JPS5621804A (en) 1981-02-28
JPS593130B2 true JPS593130B2 (ja) 1984-01-23

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ID=14184616

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JP9715379A Expired JPS593130B2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 人工化粧単板の製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0696736B2 (ja) * 1990-04-12 1994-11-30 新日本製鐵株式会社 溶鋼の清浄化精錬方法

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JPS5621804A (en) 1981-02-28

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