JPS59190585A - 微少流量用比例式電磁弁 - Google Patents

微少流量用比例式電磁弁

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JPS59190585A
JPS59190585A JP6669083A JP6669083A JPS59190585A JP S59190585 A JPS59190585 A JP S59190585A JP 6669083 A JP6669083 A JP 6669083A JP 6669083 A JP6669083 A JP 6669083A JP S59190585 A JPS59190585 A JP S59190585A
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flapper
groove
flow rate
solenoid valve
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JP6669083A
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Akira Wachi
和地 昭
Minehisa Hayashi
林 峯久
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Ohkura Electric Co Ltd
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Ohkura Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)  発明の属する技術分野 本発明は流体の微少流量を制御する比例式電磁弁に関す
るものである。
(b)  従来の技術 本発明が適用される具体的な用途としては、ガスクロマ
トグラフ用の比例式電磁弁あるいは熱式質量流量制御装
置用の比例式電磁弁等がある。これらの用途では差圧3
ky f/cyn ”という高差圧下で、0〜IOSC
CM (5tandard Cubic Centim
eter per Minute)という微少なガス流
量を安定に制御する必要がある。
このような用途に使用する従来の比例式制御弁の一例を
第1図に示す。第1図において、コイル1に駆動電流を
流すと磁束が発生する。この磁束は、コア2、ケース3
、ヨーク4、プランジャ5を通り、コア2にもどる。そ
のためシこ、プランジャ5を上カへ引き上げようとする
電磁力が発生する。
一力、プランジャ5の下端は板はね状のリターンスプリ
ング6を介してボディ10に固定されている、このプラ
ンジャ5は、プランジャ5を上刃へ引張ろうとする電磁
力とリターンスプリング6が引き戻そうとする力が平衡
した点で、静止する。
そのために、ホルダ7内に埋設されたフラッノ(8とノ
ズル9間にギャップGを生ずる。フラッノ<8とノズル
9間のこのギャップGを通って、1次側圧力Piと2次
側圧力P2の差圧△P=P1−P2により流量Qが流れ
る。コイル1の電流が増加すれば、ギャップGも増加し
て流量Qが増加する。リターンスプリング6の上部空間
と下部空間は常Gこ均圧になるように所々に孔が必けら
れている。リターンスプリング6の剛さが弱わすぎると
、プランジャ5がコア2に吸着式れてしまって0N−O
FF動作の電磁弁になってしまうので、比例式電磁弁で
は非常に強力なリターンスプリング6が必要でろる。
コイル1の駆動電流がゼロの状態では、リターンスプリ
ング6の力でフラッパ8がノズル9の出口を押えつけて
リークを防止している。フラッノく8の材質としては、
ゴムまたはテフロン等の弾性体が使用される。このよう
な弾性体を使用するととにより、しめ切9時のリークを
ゼロにすることができる。
第2図に、第1図に示す比例式電磁弁の駆動電流対流量
の関係(以下流量特性と略記する)を点線にて示してい
る。この測定に使用した比例式電磁弁の諸定数は次の通
りである。
コイル線径  0.16皿 コイル巻数  4500T コイル抵抗  185Ω(室温) ノズル内径  d=0.4mm(第3図参照)ノズル外
径  I)=1.6 rom (第3図参照)測定ガス
   N2 2次圧    P2 =大気圧 差圧△P=0.3kPf/偏2の場合には駆動電流量が
P点に達するまでは流量=0である。P点で電磁力が、
リターンスプリング6が7ラツバ8をノズル9に押付け
ている押圧力よりも大きくなり、それによって起動を開
始し、流量Qが流れ始める。駆動電流■をさらにわずか
増加すると、10800Mのガスが流れてしまい、その
ために、流量特性曲線は図示の如くほとんど垂直に立ち
上ってしまう。
差圧△P=3ky−f/αル2の場合には、8点から起
動し、やはジはとんど垂直に立ち上ってしまう。
このような結果になるのはlQ8CCMという流量が微
少過ぎるためである。
上記ノズル定数を使用して、差圧△P = 3 ky−
f /cnb”flO8ccMのN2ガスを流すのに必
要なノズル9とフラッパ8間のギャップを自尊すると、
G=4.9μmという値を得る。このIうl微少ギャッ
プはわずかの電流増加で発生してしまうので、結局、流
量特性曲線が殆んど垂直になってしまう。
第2図で差圧△Pが大きくなる程駆動を流量が小さくな
るのは、フラッパ8Gこ作用する差圧力が電磁的なプラ
ンジャの引上刃と同・−力面を持ち、その分だけ電磁的
な引上刃が少くて済むた。めである。
しかしながら、第2図の点線にて示すような流量特性を
持った比例式電磁弁を使用して流量を制御するのは極め
て困難である。即ち、手動で電流を可減して流量を制御
しようとしても、不安定で流量がうまく制御できない。
また、コントロールループ内に組込んで流量の自動制御
をしようとしても、閉ループゲインを少し上げると発振
を起す。
発振というよジも、0N−OFF制御によるリミットサ
イクリングに近い現象を示し、良好な制御結果が得られ
ない。
(C)  発明の目的 本発明は従来の上記欠点を解消する為になされたもので
あり、従って本発明の目的は、駆動電流しこ、応じて特
性曲線がもつとゆるやかしこ立上るようにすることによ
って、微少流量を安定に制御することができる新規な比
例式電磁弁を提供すること(こ β る 。
(d)  発明の構成 上記目的を達成する為Gこ、本発明に係る微少流量用比
例式電磁弁は、1駆動電流によりノズルとフラッパ間の
ギャップを加減して流体の流量を制御する比例式電磁弁
において、前記ノズルと前記フラッパとの接触面が接触
状態から徐々に離反するときに前記接触面により形成さ
れる流体流通路がゆるやかに大きくなるように前記接触
面が構成されている。
(e)  発明の実施例 次に本発明をその好ましい各実施例について図面を参照
しながら具体的に説明する。
第3図(a)、(b)は本発明の第1の実施例を示す要
部平面図、(a)のA −A’線しこ沿った断面図であ
る。
図において、参照番号19は本発明の要部であるノズル
を示し、該ノズル19は第1図のノズル9&こ相当する
。ノズル19以夕↓の要素はすべて第1図と同様である
。ノズル19の上端面20は第3図(1))に示すよう
に円すい面をなしている。この面に溝21が切設されて
いる。溝21の終端はノズルの外径り、1′りも小さく
なっていて、渡9而22を残している。
ここで、コイル1に流す駆動電流がゼロの状態では、フ
ラッパ8がリターンスプリング6の押圧力で円すい面2
0に強く押付けられている。フラッパ8の弾性体は、円
すい面20を押すと同時に、弾性体の弾性変形により溝
21もほぼ埋める。たたしこの埋め込みは完全でないの
で、渡り面22でしめ切り時のリークを防止している。
駆動電流が起動電流を越えると、溝21とそれを埋めた
フラッパ8の弾性体との間にわずかに残存する微小なギ
ャップで流量Qが制御される。駆動電流量がさらに増加
すれば、フラッパ8の押付力がさらに減少し、溝21を
埋めたフラッパ8の弾性体はさらにスプリングバックし
て、溝21内の流体の通路の断面積がゆるやかに増加し
、流量がさらに増加する。
本発明の流量特性を第2図の実線として示す。
図示の如く、立ち上りがゆるやかにな9、手動でもある
いは自動でも十分に微少流量Qを制御できる。
不発り1者の実験によれば、第3図においてノズル内径
d=9.4mm 、外径D=1,5mm の場合、溝2
1の幅w=9.15mm 、深さh = 0.03 m
m程度の2条溝が最適であった。また、溝21の断面形
状は三角溝よりも円弧溝の力が良い成績が得られた。
第4図は第3図に示された本発明の第1の実施例の変形
例を示す平面図である。溝21は、第3図のように半径
カ向に2条とは限らない。1条でおってもかまわないし
、また、2条以上でもよい。
流量が10800Mよりもさらに微少流量の場合には、
第4図に示すような標線状溝として、流体通路を長くし
た刀が効果がある。さらには、蛇行形の溝も有効でるる
ノズル19の上端面2oは円すい面としたが、球面であ
ってもかまわないし、平面でもよい。ただし、平面の場
合には中心に向うほど溝の深さを深くする必要がbる。
溝の寸法は上記のように極めて微小であるので、スタン
ピングによって溝をつけるのが一番能率が良い。
また以上の説明はノズル端面に溝を形成する場合につい
ての例でおるが、ノズル端面は従来のままの平面として
、フラッパ側に溝を付けても同様の効果が得られること
は明らかである。
第5図(a)、Φ)は本発明の第2の実施例を示す平面
図、(a)のB−B’線に沿った断面図である。第5図
において、フラッパ8と接触するノズル29の端面30
の一部がθの角度で斜めにカットされている。
本発明者の実験によれば、θ=1°程度の微小角が望ま
しい。
駆動電流がゼロの場合には、リターンスプリング6の押
付力により、フラッパ8が弾性変形して斜めカット面3
1を完全にふさぎ、リークはゼロになっている。駆動電
流が起動電流に達すると、第5図(b)の点P付近でノ
ズル29とフラッパ゛8間にわずかの隙間ができて、微
少電流が流れる。駆動電流が増加すると、この隙間がゆ
るやかに・広がって流量もそれに応じて増加する。これ
に反して第1図に示した従来のノズルを使用した装置で
は、ノズル9とフラッパ8間の隙間はノズル全周に同時
に発生するので、流量特性が急速に立上ってしまう。
第5図に示す斜めカットしたノズル、フラッパの流量特
性は第3図に示した溝付ノズルよりもわずかに劣る程度
であるが、微少流量を十分に制御できる。
第6図(a)、(b)は斜めカットカ式の他の実施例を
示す平面図、(a)のc −c’線に沿った断面図でめ
る。
本実施例のように斜めカット面を2面としても、流量特
性は殆んど変らない。第6図のような2面カット力式で
はノズル29が7ラツパ8に及ばす反力が中心軸対称で
あるから、望ましい。
前記第3図に示した第1の実施例と同様に、ノズル端面
を斜めカットする代9に、フラッパ端面を斜めカットし
ても、同様の効果を得ることは説明するまでもない。
本実施例における斜めカット角θは、精度を要しないの
で、簡単な治具を使用して、ザンドペーバ等で短時間に
加工できる特長がある。
以上本発明の構成及び作用をその良好な各実施例につい
て説明したが、それは単なる例示的なものであり、ここ
で説明された実施例によってのみ本願発明が限定される
ものではなく、その範囲内におけるすべての変形、変更
を含むことは勿論である。例えば、前述した各実施例、
変形例においては、説明の便宜上、フラッパ8は弾性体
、ノズル19.29け全域等の剛体としたが、これを逆
しこして、フラッパ8を剛体とし、ノズル19.29ヲ
弾a体としても同じ効果が得られることは当然である。
また、第3図において、溝21の一力をノズル191J
11に形成し、他力を7ラツパ8側に形成しても同一の
効果が得られる。このことは第6図の場合でも同様であ
る。
微少流量制御にはテーパ穴にテーバピン状のニードルか
又はボールを挿入し、そのストロークで流量を制御する
のが常識でらるが、本発明においては良い結果が得られ
なかった。それはあまりにも微少流量であるのが原因と
思われる。
(f)  発明の効果 本発明は以上の如く構成され、作用するものであり、本
発明によれば、ノズルとフラッパとの接触面をわずかに
追加加工することGこより、流量特性が著るしく改善さ
れ、微少流量の制御が極めて容易になり、実用上の効果
は非常に太きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の微少流量用比例式電磁弁の断面図、第2
図は従来の微少流量用比例式電磁弁の駆動電流対流量の
流量特性(点線)と本発明に係る微少流量用比例式電磁
弁の流量特性(実線)を示す曲綜図、第3図(a)は本
発明に係る微少流量用比例式電磁弁の第1の実施例を示
す要部平面図、第3図(b)は第3図(a)のA −A
’線に沿って切断し矢印の力面に見た断面図、第4図は
第3図に示した第1の実施例の変形例を示す平面図、第
5図(a)は本発明に係る微少流量用比例式電磁弁の第
2の実施例を示す要部平面図、第5図(b)は第5図(
a)のB−B’線に沿って切断し矢印の力面に見た断面
図、第6図(a)は第5図に示した第2の実施例の変形
例を示す平面図、第6図(b)は第6図(a)のc −
c’線に沿って切断し矢印の力面に見た断面図である。 10−−コイル、2番・暢コア、3 * *・ケース、
4φeeヨーク、5・・−フランシャ、69・・リター
ンスプリング、7@・−ホルダ、8@拳・フラ・ンバ、
9.19.29・11@ノズル、10・会−ホディ、2
0.30− @−ノズル上端面、21e1111溝、2
2・11−渡9面、31−−−斜めカット面特許出願人
   大倉電気株式会社 代 理 人   弁理士 熊谷雄太部 第1 図 N2図 N3図 (0)       第4図 第6図 (b)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、駆動電流にIクノズルとフラッパ間のギャップ
    を加減して流体の流量を制御する比例式電磁弁しこおい
    て、前記ノズルと前記フラッパとの接触面が接触状態か
    ら徐々に離反するときに前記接触面によジ形成される流
    体流通路の流量特性かゆるやかに変化するように形成さ
    れていることを%微とする微少流量用比例式電磁弁。
  2. (2)、前記接触面により形成される流体流通路を前記
    ノズル又はフラッパ又は両y5oこ溝を設けることによ
    り莢現することを更に%徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の微少流量用比例式電磁弁。
  3. (3)、前記流体流通路を前記ノズル又はフラッパ又は
    両刀に斜めカットを施こして実現することを更に%徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載の微少流量用比例式
    電磁弁。
JP6669083A 1983-04-14 1983-04-14 微少流量用比例式電磁弁 Granted JPS59190585A (ja)

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JPH0346708B2 JPH0346708B2 (ja) 1991-07-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63266284A (ja) * 1987-04-20 1988-11-02 Tokico Ltd 電磁弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58173883U (ja) * 1982-05-17 1983-11-21 東京測範株式会社 比例電磁弁

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63266284A (ja) * 1987-04-20 1988-11-02 Tokico Ltd 電磁弁

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