JPS59190369A - 金属表面に四ふつ化エチレン樹脂皮膜を形成する方法 - Google Patents

金属表面に四ふつ化エチレン樹脂皮膜を形成する方法

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JPS59190369A
JPS59190369A JP6377983A JP6377983A JPS59190369A JP S59190369 A JPS59190369 A JP S59190369A JP 6377983 A JP6377983 A JP 6377983A JP 6377983 A JP6377983 A JP 6377983A JP S59190369 A JPS59190369 A JP S59190369A
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幸禧 砂田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は素材金属表面に四ふっ化エチレン樹脂皮膜を形
成するに当り、前記金属表面を脱錆。
脱脂するか、または該脱脂面を粗面化した後その表面に
付着強度のすぐれた四ふっ化エチレン樹脂皮膜を薄層と
して形成する効果的かつ新規な方法に関する。
しかしてその目的は、素材金属として例えばアルミニウ
ム板、 軟鋼板、ステンレススチール板、真ちゅう(亜
鉛−銅合金)板等の表面に前記樹脂皮膜を薄層例えば5
11m〜15μm未満として形成するに当り、予め前記
金属表面を脱錆、脱ことによって前者にあっては薄い金
属板(厚さ0.6mm未満)に適用して皮膜形成後の金
属板の変形がなく低摩擦係数を有して寸法精度にすぐれ
、しかも非ぬれ性および非粘着性を有する薄膜を。
また後者にあっては厚さ0.6mm以上の金属板に適用
して皮膜形成後の金属板が低摩擦係数を有して非ぬれ性
、非粘着性、引かき抵抗性および耐食性を併有する薄膜
を前記、金属表面に効果的有利に得る方法を一般に提供
することにある。
従来金属表面に四ふっ化エチレン樹脂皮膜を形成するに
は、(イ)素材金属表面を物理的にプラスト加工するか
、捷たけ該加工面に例えばN1−Grrアルミナ等を溶
射して二次的に凹凸を形成して粗面とし、該面に四ふっ
化エチレン樹脂プライマーを塗布、焼成後さらにその表
面に四ふっ化エチレン樹脂分散液を塗布焼成する方法、
(ロ)化学的または電気化学的にエツチング処理した金
属表面に四ふっ化エチレン樹脂分散液を塗布、焼成する
方法、e→粗面化金属表面にアミノシラン類やアルキル
チタネート類を塗布後該面に四ふっ化エチレン樹脂分散
液を塗布、焼成する方法、に)粗面化金属表面に四ふっ
化エチレン樹脂分散液を塗布し、加熱後減圧下で焼成す
る方法等が知られている。そしてそれらはいずれもそれ
なりに所望する目的は達成されはするが、これらの方法
は平滑な各種金属に対する薄層の四ぶつ化エチレン樹脂
皮膜を形成することが至難なことから、精密工業部品類
や光学的部品類または伝熱効果を特に必要とするような
部品類例えば注射針の外面や精密加工用ナイフ等に均一
平滑な薄層として得難いばかりでなく、鋳物製品の如く
巣孔の発生し易いものにおいて巣孔があると、皮膜が陥
没部分等に形成されにくいので均一連続薄膜を得難いと
してこれら諸点の改善方が要請されて来た。
本発明は前記の欠点を解消したもので、金属表面に中間
層を設けることなく常法により脱錆。
脱脂し、その捷\の表面に四ふっ化エチレン樹脂分散液
を常法により塗布するか、または前記脱脂表面を粗面化
した後該面に前記四ふっ化エチレン樹脂分散液を塗布す
るか、あるいは電着方式により樹脂分散液を均一に電着
せしめてこれを10トールの真空炉中で380〜420
℃に焼成し、焼成後回−真空度の下で温度の降下が40
〜100℃の範囲で空気を導入し常圧に戻すと同時に急
冷して金属表面に付着強度にすぐ力た四ふっ化エチレン
樹脂の薄層を得る方法である。
こ\に使用する金属としては、鉄、銅、アルミニウム等
の純金属は勿論、それらの合金類も任意に使用すること
ができる。
以下本発明の実施の一例について説明する0こ\に使用
する素材金属としては、前記の如くアルミニウム、鉄、
銅の純金属に限らずそれらの合金類例えば輛トステンレ
ススチール、真ちゅう等を任意に採択することができる
。この属表面を常法によって脱錆、脱脂するか、または
該脱脂面を粗面化後該面に前記樹脂分散液を常法によっ
て塗布(含電着方式)する。次いでこのものを真空炉内
に入れ真空ポンプを始動してその真空度が所望の10′
トールとなった時点で加熱を開始し炉内温度が380〜
420℃に達した時該温度に一定時間保持焼成後加熱を
止め、炉内を同一真空度に保ったま\降温を待ちその温
度が対焼成温度40〜100℃降下した時に真空ポンプ
を止め空気を導入して常圧下に被熱物を急冷して炉内よ
り取出すようにすれば、金属表面に緊密強固に付着した
所望の四ぶつ化樹脂皮膜を薄層(厚さ5〜15μm未満
)として得られる(第1赤、実施例参照)。たゾし上記
において金属板が薄く(厚さ0.6朋未満)その脱脂面
に樹脂皮膜を形成した時には膜厚5〜1Q7z77L未
満として、また金属板の厚さが0.6 mm以上でその
脱脂、粗面化表面に前記皮膜を形成した場合には膜厚1
0〜15μm未満としてそれぞれ得られる(実施例参照
)。
さらに詳しくは前記焼成温度範囲(380〜420時 ℃)において、焼成温度が420℃、空気導入ゞ温度が
380℃〜320℃の範囲で行った場合の被熱物の初期
および熱水による煮沸処理15分後におけるクロスカッ
ト後のセロテープ試験を繰返し20回行った結果は、い
ずれも全く異常が認められなかったのに対し、上記焼成
温度が420℃で空気導入時温度が400℃、420℃
であった場合の煮沸水処理15分後におけるセロテープ
試験結果は15回ですでに剥離し実用上不適であること
が判った(第1.第2表参照)。
また前記焼成温度範囲(380〜420℃)における焼
成温度が400℃、空気導入時温度が360℃、340
℃。
320℃、300℃である場合被熱物の初期および熱水
による煮沸処理15分後におけるクロスカット後のセロ
テープ試験を繰返し20回行った結果は、いずれも何等
異常がなかったのに対し、空気導入時温度が380℃、
400℃であった場合の煮沸水処理15分後におけるセ
ロテープ試験結果は5回ないし15回で剥離が発生し、
実用性に欠けることが確認さ力た(第2表参照)。
さらにまた前記焼成温度範囲(380〜420℃)にお
ける焼成温度が380℃で、空気導入時温度が340℃
、320℃、300℃、280℃の場合のそれぞれにつ
いて前例同様に行った時の被熱物の初期および熱水によ
る煮沸15分後におけるクロスカット後のセロテープ試
験を繰返し20回行った結果は、いずれも全く異常がな
く良好であったのに対し、空気導入時温度が360℃、
380℃であった場合の煮沸水処理15分後におけるセ
ロテープ試験結果は、前例同様5回ないし15回未満で
剥離し、被処理金属との何着不良であることが知ら力た
(第2表参照)。
第1表 (註)(1)Aは供試金属焼成後の初期を、Bは同焼成
物を15分間水で煮沸後における結果を示す。
(2)皮膜の付着の良否判断は、クロスカット後セロテ
ープ剥離試験を20回繰返し行い完全に剥離しないもの
を○、剥離の生じたものを×とした。
(3)塗膜の厚みはいずれも6〜9μmの範囲である。
次に最適の真空度を調べるため、素材金属としてアルミ
ニウム板を用い真空度】0’y 10−’+ 30 ;
100380 、760 )ニルの条件下で420℃、
400℃、390℃。
380’C,360℃の各温度で30分間焼成し、真空
度をそのま\に保ち温度が40℃降下した時点で真空ポ
ンプをとめ、空気を導入して大気圧に戻し被熱物を急冷
後これを炉内よυ取出し、このものについてクロスカッ
ト後セロテープ試験に供した。その結果を第2表に掲げ
た。本願から明らかなように、付着強度は真空度により
影響され特に温度と真空度の影響のあることが判明した
だ’fし1o)−ル以下の真空度については現在工業的
にも経済的にも成立し難いため行っていないが、四ふっ
化エチレン樹脂の大気中における焼成温度より考慮して
380℃以上で良好な付着力を有する真空度は10−リ
ールであることが判る。
この試験はアルミニウム板を+80アルミナ砥粒で粗面
化し、これに四ふっ化エチレン樹脂余分散液を塗布、焼
成後回ふっ化エチレン樹脂皮膜の厚さが13μmとなる
如く塗布した。
′1 暑 (註)(1)試験片はアルミニウム2s(1゜6龍厚)
、toclnxlocmを≠80アルミナ砥粒でプラス
トした表面にPTEFを塗布(13μ771)したもの
を用いた。
(2)焼成時間は30分夫々の温度に保持した。760
トールは電気炉中で30分間保持した。
(3)付着の良否判断は第1表註の(2)記載によった
(4)空気の導入は焼成温度よ!114o℃降下した温
度でそれぞれ大気圧に戻した。
一般に金属表面に樹脂皮膜を形成する場合、被適用金属
表面が粗面であることが平滑面である場合より皮膜の付
着強度においてすぐれた結果をもたらすことはよく知ら
れているにも拘らず、10トール、3oトールにおいて
四ふっ化エチレン樹脂の溶融温度以上でも付着強度のす
ぐれたものが得られなかったことを併せ考慮すれば、後
記する本発明のこの種産業分野に及ぼす実用上の効果は
特に大きい。
以下実施例によって本発明をさらに具体的に説明する。
実施例 1 アルミニウム2S板(51+mX ]oommxo、5
mm)を常法によりMEK (メチルエチルケトン)に
より脱脂し、乾燥後スプレーガンによって四ふっ化エチ
脂 レン樹ゞ分散液を塗布し、風乾後真空炉中に入れ、真空
ポンプによって排気し減圧して2×10−与−ルとなっ
た時点で加熱を開始し4oo℃に到達後その温度に30
分間保持し、保持時間終了時に加熱を止め、同一真空度
に保った1b温度の降下を待ち360℃に到った時、真
空ポンプを止め空気を導入して常圧に戻し被処理物を炉
内より取出した。
このもの\皮膜の厚さは8μmであった。次いでこのも
のにJ I 5−D−0202に準じテ2mm間隔ツク
ロスカットを行いセロテープ剥離試験を20回繰返した
が異常は認められなかった。またこのも間 のを煮沸水中に150V保持し、引上げて後前記同様の
クロスカットおよびセロテープ試験に供したが、初期の
もの同様20回行っても何等異常がなく、付着強度にす
ぐれたものであることが判明した。
実施例 2 実施例1と同寸法の軟鋼板(厚さ0.4mm)を実施例
1と同様に脱脂し、乾燥後スプレーガンを介して四ふっ
化エチレン樹脂分散液を塗布し、風乾後真空炉中に久り
、、減圧して2X10トールとなった時点で加熱を初め
380℃に到達後その温度で30分間保持し、保持時間
終了時加熱を止め、同一真空度に保ったまX温度の降下
を待ち280℃に到ったとき、真空ポンプを止め空気を
導入し、急冷、常圧に戻し被処理物を炉内より取出した
このものヌ皮膜の厚さは9μmであった。次いでこのも
のを実施例1同様の剥離試験に供したが、皮膜の付着強
度は初期および煮沸水処理後ともに20回のセロテープ
試験によっても何等異常はなかった。
実施例3 実施例1と同寸法のステンレススチール(304)(厚
さ0.57n7n )の板をメチルエチルケトン(溶剤
)で脱脂後実施例1と同様にして四ふっ化エチレン樹脂
分散液を塗布、風乾後真空炉内に入れ減圧して2X10
−’)−ルとなった時点で加熱を開始し、420℃に達
した時この温度で30分間保持し、保持時間終了後加熱
を止め同一真空度に保持したまX温度の降下を待ち36
0℃に到ったとき真空ポンプを止め炉内に空気を導入し
、急冷して常圧に戻し被処理物を炉内より取出した。こ
のもの\皮膜の厚さは6μmであった。次いでこのもの
を実施例1と同様剥離試験に供したところ、皮膜の付着
強度は初期および煮沸水処理後ともに20回のセロテー
プ試験によっても何等異常がなくすぐれた付着強度を示
した。
実施例 4 実施例1と同寸法の真ちゅう板(厚さ0.6 mm )
を実施例1と同様に処理して四ふっ化エチレン樹脂分散
液を塗布、風乾後真空炉中に入れ減圧して2X10トー
ルとなった時点で実施例1同様に加熱を開始し、400
℃に到達後との温度で3b分間保持し、保持時間終了後
加熱を止めそのまXの真空度に保ち、温度の降下を待ち
、温度が340℃に到ったとき真空ポンプを止め空気を
炉内に導入し急冷して常圧に戻した後炉内より被処理物
を取出した。このときの皮膜の厚さは7μmであった。
次いでこのものを実施例1同様の試験に供した結果は初
期および煮沸水処理後ともに20回のセロテープ試験に
よっても何等異常がなくすぐれたイボ着カを示した。
実施例 5 真ちゅう板(loommx loommx 1.6mm
 )を常法により脱脂後≠80アルミナ砥粒でプラスト
を行い粗面を形成した後該面に実施例1と同様にして四
ふっ化エチレンケ↑脂分散液を塗布、風乾後真空炉内に
入れ減圧して2X10トールとなった時点で加熱を始め
温度が420℃に到達後その温度に30分間保持し、保
持時間終了時に加熱を止め温度の降下を待ち360℃と
なったとき真空ポンプを止め空気を導入して急冷し常圧
に戻して被処理物を炉内より取出した。このもの\皮膜
厚さは12μmであった。次いでこのものを実施例1と
同様の剥離試験に供したところ、初期および煮沸水処理
後ともに20回のセロテープ試験によっても異常がなく
付着強度は極めて満足すべきものであった。(r二ナイ
フによって傷をつけ爪による剥離テストを行ったが、こ
れによっても異常は全くなく付着の良好であることが知
られたO実施例 6 アルミニウム鋳物(AC7A)板(loom+++x 
loommx3mm)i実施例1と同様に脱脂し≠10
0アルミナ砥粒を用いてプラストした後該面に実施例1
と同様に四ふっ化エチレン樹脂分散液を塗布。
風乾後真空炉内に入れ減圧して5×10 トールと在っ
た時点で加熱を開始し炉内温度が400℃に到達した時
にその温度で30分間保持し、保持時間終了と同時に加
熱を止め、その甘\の真空度に保った捷メ温度の降下を
待ち340℃となった時真空ポンプを止め空気を導入し
急冷しで常圧に戻し被処理物を炉内より取出した。との
もの\皮膜の厚さは13μmであった。次いでこのもの
を実施例1同様の剥離試験に行i供したが、その結果は
初期および煮沸水処理ともに20回のセロテープ試験に
よっても付着強度は良好で異常は認められなかった。ま
たこのものは爪テストの結果に徴しても実施例5と同様
異常がなく付着は良好であった。さらに壕だこのものを
食塩水の5チ水溶液中で40時間煮沸したが皮膜の異常
は認められなかった。
実施例7 ステンレススチール(304)板(50mm×1007
1111×2.0 mm )の表面を常法により脱脂し
、+60のアルミナ砥流でプラストした後これを陽極と
し、ステンレス板を陰極とし、四ふっ化エチレン樹脂分
散液を電着液としてDC、10V下で印加し15秒間電
着を行った。次いで被電着物を電着槽より引上げ風乾し
真空炉中に入れた。減圧して2×10’ )−ルとなっ
た時点で加熱を開始し温度が380℃に到達後その温度
に30分間保持し、保持時間終了と同時に加熱を止め、
その捷\の真空度の下で温度の降下を待ち340℃とな
った時に真空ポンプを止め空気を導入し急冷して常圧に
戻し被処理物を炉内より取出した。このもの\皮膜の厚
さは14μmであった。次すでこのものを実施例1と同
様の剥離試験に供したが、その結果は初期のものも煮沸
水処理15分のものもいずれも20回のセロテープ試験
によって全く異常がなくすぐれた付着強度を示した。ま
た爪テストの結果についても実施例5と同様異常がなく
付着は良好であった。さらにまたこのものを食塩水の5
係水溶液中で40時間煮沸したが、皮膜の異常は認めら
れず満足すべきものであった0以上詳説したように本発
明は、金属表面に四ぶつ化エチレン樹脂分散液を塗布後
減圧下に焼成して前記樹脂皮膜を得る方法において、前
記金属表面を脱硝、脱脂するか、または該脱脂面を粗面
化後該面に四ふっ化エチレン樹脂分散液全塗布し、真空
炉内で10トールの下で380〜420℃で一定時間焼
成後炉内を同一真空度に保ち、その温度降下が40〜1
00℃の範囲で空気を導入し、\ 被熱物を急冷するよう配慮した\めに、被処理金属に形
成される前記樹脂皮膜は薄層(厚さ5〜15μm未満)
として得られ、次の効果を遺憾なく発揮させることがで
きる。
(1)薄い金属板(厚さ0.6mm未満)例えばアルミ
ニウムL 軟鋼板、ステンレススチール板、 真ちゅう
板等に適用して処理後における金属板の変形がなく、低
摩擦係数を有して寸法精度にすぐれ、かつ非ぬれ性およ
び非粘着性を有し金属面と緊密強固に付着する平滑な薄
膜(厚さ5〜10μm未満)を効果的に得ることができ
る。
しかもこの処理は、対象とする金属表面を脱錆、脱脂す
るのみで粗面化処理を必要としないので、一層前記寸法
精度が得易いばかりでなく、平滑性をも同時に期待する
ことができる。
(2)また上記金属板の厚さが0.6mm以上のような
場合には、その適用面を常法により脱錆、脱脂後粗面化
し、該面に本処理を適用するようにすれば、得られる皮
膜は前記同様厚さ10〜15μm未満の平滑な薄膜とし
て金属面と緊密強固に付着し、しかも低摩擦係数を有す
る非ぬれ性、非粘着性と引かき抵抗性にすぐれたものと
して得ることができる。
(3)本発明になる処理金属は上記(1) 、 (2)
に示す如く異なる物性を有するので、前者にあっては精
密機器類で非ぬれ性、非粘着性の要求される部品類、各
種ブレード類、精密加工用ナイフ類。
注射針の外面および板状熱交換板等として、凍た後者は
各種の工業用部品例えば半田溶着用治具や樹脂製品の成
形用金型等の基材として効果的な用途が期待でき、寸だ
アルミニウム鋳物製容器類に適用する場合には塗液(樹
脂液)が鋳物の巣孔内部捷で浸入するため、他の加工法
によったものに比べて遥かに耐食性となり、し、かもこ
の皮膜が比較的薄膜(厚さ10〜15μm未満)として
得られるので、この面からの用塗を併せ期待できるとい
う副次効果もある。
手続補正書(自発) 昭和58年5月13日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第63779号2、
発明の名称 金属表面に四ふっ化エチレン樹脂皮膜を形
成する方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都荒川区荒川7丁目18番2号名 称 日
建塗装工業株式会社 代表者 砂 1)幸 嬉 4代 理 人 明細書の「%許請求の範囲」および「発明の詳細な説明
」の各欄     、′”−パ″゛・−:(+)、′−
6補正の′内容 (1)明細書第1頁記載の「特許請求の範囲」を次の通
9訂正する。
「金属表面に四ふっ化エチレン樹脂分散液を塗布後減圧
下に焼成して前記樹脂皮膜を得る方法において、前記金
属表面を脱錆、脱脂するか、または該脱脂面を粗面化、
した後該面に四ふっ化エチレン樹脂分散液を”塗布し、
真空炉内で10トールの真空下に380−420℃で一
定時間焼成後炉内を同一真空度に保ちその温度降下が4
0〜100℃の範囲内で空気を導入し急冷することを特
徴とする金属表面に四ふっ化エチレン樹脂皮膜を形成す
る方法。」(2)明細書第2頁第1行「の表面に」の次
に1プライマー等の中間層を設けることなく、」を挿入
する。
(3)明細書第3頁第16行「・・・方法は平滑な」と
あるを、「・・・方法では粗面化しない薄板の」と訂正
する。
(4)明細書第3頁末行「加工用ナイフ」の次に「板状
熱交換板」を挿入する。
(5)明細書第4頁第1行「・・・でなく、」の次に「
寸だ厚板金属で」を挿入する。
(6)明細書第4頁第7行「表面に」の次に「プライマ
ー等の」を挿入する。
(7)明細書第5頁第17行、第6頁第9行および末行
、第7頁第]1行、第9頁第12〜13行および第18
頁第16行において、「被熱物」とあるを「被塗物」と
それぞれ訂正する。
(8)明細書第20頁第6行「鋳物製」とあるを、「鋳
物製」と訂正する。
(9)明細書第20頁第11行「用途」とあるを、「用
途」と訂正する。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属表面に四ふっ化エチレン樹脂分散液を塗布後減圧下
    に焼成して前記樹脂皮膜を得る方法において、前記金属
    表面を脱錆、脱脂するか、または該脱脂面を粗面化した
    後肢面に四ふっ化エチレン樹脂分散液を塗布し、真空炉
    内で10トールの真空下に380〜320℃で一定時間
    焼成後炉内を同一真空度に保ちその温度降下が40〜1
    00℃の範囲内で空気を導入し急冷することを特徴とす
    る金属表面に四ふっ化エチレン樹脂皮膜を形成する方法
JP6377983A 1983-04-13 1983-04-13 金属表面に四ふつ化エチレン樹脂皮膜を形成する方法 Granted JPS59190369A (ja)

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