JPS5918856A - 建造物における老化塗層の剥離除去方法 - Google Patents

建造物における老化塗層の剥離除去方法

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JPS5918856A
JPS5918856A JP12768582A JP12768582A JPS5918856A JP S5918856 A JPS5918856 A JP S5918856A JP 12768582 A JP12768582 A JP 12768582A JP 12768582 A JP12768582 A JP 12768582A JP S5918856 A JPS5918856 A JP S5918856A
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JP
Japan
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synthetic resin
building
layer
aged
paint layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP12768582A
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English (en)
Inventor
片岡 久治
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Nissei Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は家屋、橋梁、隊道等の建造物の表層に塗布し
た合成樹脂塗層まだは合成樹脂含有モルタル層が老化し
、塗替えに際し、旧糸1響(以下、合成樹脂含有モルタ
ル層を含む)を完全容易に剥離除去する方法にかかわる
ものである。
従来、建造物表面の老化した合成樹脂フィルムを除去す
るには、サンドブラスト法および回転式鉄ブラシ、ケレ
ン棒等を用いる機械的方法と化学薬品を旧塗膜に宗布し
て、薬品によって反応ないしは溶19イ膨潤させて後、
薬品と共に剥・ζ1F商去する化学的)5法が行われて
いたが、機成的方法には一装置が人がかりになったり、
粉塵が発生する等の欠点があり、化学的方法には含有薬
品である酸、アルカリ、アミン類等が残留し、作業の1
祭、人体の皮膚や111(などに対し非常に危険であり
、′−!、た含有さ九た化学成分が旧塗膜を除去した後
の建造物本体の則肌に残留(増粘剤としてグリセリンや
パラフィン等の不揮発性物質を使用した場合)して新た
に糸面する塗層に悪影響を与えるため水洗などの後処理
全必埜とし、さらにド地がセメントなどの、場合は薬品
(酸)によって障害を受けることになる3、また、旧塗
膜に有機溶剤の浸透を削るため薬品を厚く塗イ1テした
り、垂れ落ち防止のためパラフィン等を含有させると、
有機溶剤の蒸発を遅ら゛せることができるが、パラフィ
ン等が地肌に残留し、水洗等の後処理に多大の労力を要
することになる。
上記の欠陥に鑑み、この出願の発明者は、さきに有機溶
剤に粉末状増粘剤を混和し、建造物の老化した合成樹脂
塗層面に塗覆し、上記有機溶剤を該塗層に浸透し、建造
物本体から上記合成樹脂層を膨潤溶解させて上記増粘剤
と共に機械的手段により剥離除去させる方法を開発し、
建築業界で好評溝した(特願昭5’7−864.14号
)。
ところが、剥離除去しようとする建造物の老化した合成
樹脂塗層が厚い場合やエポキシ系合成樹脂塗層等のよう
な比較的溶剤に対しての耐膨潤、耐溶解性の強い合成樹
脂塗層の場合は、有機溶剤の蒸発をさらに防いで長時間
旧塗膜への浸透をはからなければ剥離除去が内錐である
ことを発見した。
こθ発明は上記/)難点を解決したもめで、M機溶剤に
粉末状増粘剤を混オ□した除去剤1・ま泥粘状を呈して
いるから、これを建造物〃老化した合成樹脂塗層面に塗
覆して粘性を失なわないうちに、直らに、塗覆面全面を
被覆シート、例えばポリエチレンフィルムのような気密
性、耐薬品性の強いfオ成崩脂シートで被覆することに
より、除去剤の成分である有機溶剤の開発を防ぎ、長時
間放置することにより旧塗膜0内部へ有機溶剤を効果的
に浸透させることができる。さすれば、厚い旧塗膜やエ
ポキシ系合成樹脂等より成る硬い旧塗膜も膨潤、溶解さ
せて機械的手段により容易に剥離除去させることができ
る。
こΩ場合、有機溶剤に粉末状増粘剤を混じた除去剤はシ
ートを接着させる際に、糊剤的な効果を発揮し、/−ト
を効果的に除去剤塗布面に張り付ける作用をもつと同時
に有、羨爵剤を旧塗膜内部に浸透させるだめの待ち時間
9間も、そ0周辺0溶、削具を防止することができる。
てらに従来のサンドブラスト法や回転鉄プラン法の場合
には旧塗膜除去を行なう1?IS分の周囲を合成(a1
脂ンート等で囲うことにより発生する旧学層の粉塵が周
囲に飛散するのを防止していたが、この発明0方法では
被懐した樹脂シートを部分的にはがすと同時にケレン作
業を行なえば粉塵め発生も少なく、また周囲の粉塵防止
シートも不必要となる等の特長をもつものである。
また、こΩ発明は前記有機溶剤に前記粉末状増粘剤と、
さらに粉立ち防止用湿潤剤を混和して塗覆する剥離除去
方法にある。
まだ、この発明は、前記合成樹脂塗層の代りに合成樹脂
陰有モルタル層七した場合も同じである。
また、この発明は前記合成樹脂塗層が厚いかまたは前記
有機溶剤に対して耐膨潤性まだは溶解性が強いものf)
剥離除去方法にある。
さらに、こρ発明は有機溶剤としてプロピレンジクロラ
イド、前記粉末状増粘剤として粉末状シリカ、前記粉立
ち防止用湿潤剤としてエチレングリコールおよび前記被
覆シートとして合成樹脂フィルムを1ヂ用する方法にあ
る。
こ/)発明/)粉末状増粘剤すなわち、有機溶剤をせて
、これを老化塗層中へ十分浸透させ、かつ十分な溶解膨
潤時間を与え、旧塗膜建造物の下地から浮上らせて、こ
れと付着させ、ケレン棒や回転刷子等の機械的手段にょ
シ剥離除去できるようにする。
有機溶剤は各種n合成樹脂塗層物質に対し、比較的溶解
、1彫潤性0強いプロピレンジクロライドを1史用する
。粉末状/リカ等は有機溶剤に対してそn混和用が少な
くて増粘効果を発iMfするので薄く塗布してもかなり
の溶剤を含有し、寸だ十分な厚さにも塗布が可能なので
旧糸層の溶解、膨潤が容易に行なわれる。
粉立ち防止用1兄潤剤としては、エチレングリコール、
ジエチレンクリコール、フロピレンクリコールなどθグ
リコール類が使われ、老化塗層の溶解、jjり潤させら
れた合成樹脂面に付着した粉末状ノリ力等が剥離作業の
際落下V粉立ちするのを防ぐものである。
被覆ノートは、ポリエチレンのような気密および耐薬品
の強い合成樹脂製ノートが望ましい。
次に、この発明の実施例を示す。
実施例 プロピレンジクロライド    89部粉末状シリカ 
         8部(゛エチレングリコール   
   3部上記力混和物を下記の各種塗層に塗布した。
(23″C微風 日陰) 塗布液    )Ji置時間 アクリル系樹脂塗層   3001J    30分(
厚さ3mm  ) アクリル含有モルタル塗層  300C%紀   10
分(厚さ3mm  ) エポキシ系塗層     40C)C外部   80分
(厚さ4mm  ) いずれも、塗布された混和物が粘着性を失わないうちに
、塗布後直ちに、ポリエチレンシートを貼着被覆しだ。
これによシ含有溶剤を外部へ発散することなく、旧糸層
に浸、透させ所要の放置時間後、ケレン作業がきわめて
容易であった。
アクリル系樹脂塗層の剥離作業ではポリエチレンシート
で被覆し、30分放置してケレンした場合、そ0旧糸層
は有機溶剤により非常に膨潤されているだめ、作業効率
はシートを用いない場合と比較して格段の差があった。
゛また、エポキシ系塗層のような有機溶剤((対して溶
解性、膨潤性−強い塗層でも、この発明によれば長時間
放置し溶剤を旧糸層に浸透させることが可能となるので
、ケレン棒等の機械的手段により容易に剥離作業を行う
ことができる。
23

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  有+n溶剤に粉末状増粘剤を混和し、建造物
    の老化した合成樹脂塗層面に塗覆し、さらにその−」二
    面に、直ちに被覆シートを貼着し、上記有機溶剤を上記
    合成樹脂1脅中へ浸1秀し、該合成樹脂を膨潤、溶解さ
    せて、上記増粘剤と共に機械的手段により剥離除去させ
    ることを特徴とする建造物における老化塗層のφ11離
    除去方法。 (2>  l5j7 Be有機浴剤に前記粉末状増粘D
    すと、びらに粉立ら防止用湿潤剤を混オロして、糸種す
    ること金%1敗とするt特許請求の申巳囲第11目記載
    の建造物における老化塗層の2ρ11離除去力法。 (に) 前記合成樹脂塗層を合成樹脂含有モルタル層と
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項および第2
    項記載の建造物における老化塗層の、に11離除去方法
    。 (4)  前記合成樹脂塗層が厚いかまたは前記有機浴
    剤に対して耐膨潤性および耐浴解性の強いことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項および第2項記載の建造物に
    おける老化塗層のり1離除去方法。 (5)  前記有機溶剤としてプロピレンジクロライド
    、前記粉末状増粘剤として粉末状シリカ、前記粉立ち防
    止用湿潤剤としてエチレングリコールおよび前記被覆シ
    ートとして合成樹脂フィルムを使用することを特徴とす
    る特許請求の範囲、第2項記載の建造物における老化塗
    層の剥離除去方法。
JP12768582A 1982-07-23 1982-07-23 建造物における老化塗層の剥離除去方法 Pending JPS5918856A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS503126A (ja) * 1973-05-12 1975-01-14
JPS5079529A (ja) * 1973-11-05 1975-06-28

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS503126A (ja) * 1973-05-12 1975-01-14
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