JPS59188013A - エンジンのバルブタイミング制御装置 - Google Patents
エンジンのバルブタイミング制御装置Info
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- JPS59188013A JPS59188013A JP4566183A JP4566183A JPS59188013A JP S59188013 A JPS59188013 A JP S59188013A JP 4566183 A JP4566183 A JP 4566183A JP 4566183 A JP4566183 A JP 4566183A JP S59188013 A JPS59188013 A JP S59188013A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- tappet
- intake
- load
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、タペットを嵌装した回転体をカムシャフトの
まわりに揺動させることによって、パルプタイミングを
制御するエンジンのパルプタイミング制御装置に関する
。
まわりに揺動させることによって、パルプタイミングを
制御するエンジンのパルプタイミング制御装置に関する
。
(従来技術の問題点)
一般に、二ン−)/の吸・排気弁の開放タイミングは、
エンジンの運転状態に応じて変えることが好ましい。た
とえば、エンジンの高負荷運転のためには、吸気弁の開
弁時間を長くして充填動車を高めることが高出力を得る
上で必要になるが、吸気弁の開弁時間を長くすることは
、高負荷低回転運転時に吸気の吹き返しの問題を生ずる
。したがって、吸気弁の開弁時間はエンジン負荷だけで
なくエンジン回転数に対応して考慮する必要がある。
エンジンの運転状態に応じて変えることが好ましい。た
とえば、エンジンの高負荷運転のためには、吸気弁の開
弁時間を長くして充填動車を高めることが高出力を得る
上で必要になるが、吸気弁の開弁時間を長くすることは
、高負荷低回転運転時に吸気の吹き返しの問題を生ずる
。したがって、吸気弁の開弁時間はエンジン負荷だけで
なくエンジン回転数に対応して考慮する必要がある。
また、吸・排気弁のオーバーラツプ期間は吸気中の残留
既燃がス量に影響を持つものであるが、エンジンの低負
荷運転時には、このオーバーラツプ期間をできるだけ短
かくして残留既燃がス量を減少させることか、燃焼の安
定性を得る上で好普しく、その結果、アイドリング回転
数を低くでき、燃料経済性の向上、排気中の未燃焼有害
成分の減少といった有利な結果を得ることができる。し
かし、オーバーランプ期間を短かくすることは、吸気弁
の開弁時間を短かくすることになり、高負荷運転時の充
填量不足を招来するものであり、また高速高負荷運転時
には吸気流の慣性が大きくなり充填効率が高まるので、
オーバーラツプ期間を大きくしても特に悪影響は生じず
、むしろ高出力を得る目的で充填量を増加させるために
はオーバーラッグ期間は大きい方が良い。
既燃がス量に影響を持つものであるが、エンジンの低負
荷運転時には、このオーバーラツプ期間をできるだけ短
かくして残留既燃がス量を減少させることか、燃焼の安
定性を得る上で好普しく、その結果、アイドリング回転
数を低くでき、燃料経済性の向上、排気中の未燃焼有害
成分の減少といった有利な結果を得ることができる。し
かし、オーバーランプ期間を短かくすることは、吸気弁
の開弁時間を短かくすることになり、高負荷運転時の充
填量不足を招来するものであり、また高速高負荷運転時
には吸気流の慣性が大きくなり充填効率が高まるので、
オーバーラツプ期間を大きくしても特に悪影響は生じず
、むしろ高出力を得る目的で充填量を増加させるために
はオーバーラッグ期間は大きい方が良い。
(従来の解決手段)
エンシンの開弁時期をエンジン運転状態に応じて可変制
御することは、従来から公知である。たとえば、特公昭
52−35819号公報には、エンシンの出力軸とカム
軸との間に遠心がバナにより制御される遊星歯車機構を
介在させ、エンジン回転数に応じてエンジン出力軸とカ
ム軸との間に位相変化を生じさせるようにした構造が開
示されている。また、この他にも、軸方向に形状の変化
するカムをカム軸に形成し、該カム軸をエンジン運転条
件に応じて軸方向に移動させ、開弁時期を変えるように
した構造も知られている。しかし、この種従来の開弁時
期制御装置は、いずれも構造が複雑であシ、前者すなわ
ち特公昭52−35819号に開示された構造では、エ
ンジン回転数に応じてしか開弁時期の制御を行ない得な
い、といり制約があシ、また後者の構造では、カム軸を
軸方向に動かすものであるから作動の応答性および信頼
性に欠ける、という問題がある。
御することは、従来から公知である。たとえば、特公昭
52−35819号公報には、エンシンの出力軸とカム
軸との間に遠心がバナにより制御される遊星歯車機構を
介在させ、エンジン回転数に応じてエンジン出力軸とカ
ム軸との間に位相変化を生じさせるようにした構造が開
示されている。また、この他にも、軸方向に形状の変化
するカムをカム軸に形成し、該カム軸をエンジン運転条
件に応じて軸方向に移動させ、開弁時期を変えるように
した構造も知られている。しかし、この種従来の開弁時
期制御装置は、いずれも構造が複雑であシ、前者すなわ
ち特公昭52−35819号に開示された構造では、エ
ンジン回転数に応じてしか開弁時期の制御を行ない得な
い、といり制約があシ、また後者の構造では、カム軸を
軸方向に動かすものであるから作動の応答性および信頼
性に欠ける、という問題がある。
(本出願人による未公開の先願)
このような事情に鑑み、本出願人は先に特願昭37−7
’B!7に号によシ、エン−/P/の動力系にお5て、
パルプタイミングを可変制御するパルプタイミング制御
装置として、タペットを摺動自在に収容した嵌装孔を備
えた回動部材をカムシャフトまわpに回動自在なように
支持し、運転状態の変化に志じて回動部材をカムシャフ
トのまわシに回動させたとき、カムがタペットに力を与
え始める点の位相が変化するようにして、パルプタイミ
ングを変更することを提案した。
’B!7に号によシ、エン−/P/の動力系にお5て、
パルプタイミングを可変制御するパルプタイミング制御
装置として、タペットを摺動自在に収容した嵌装孔を備
えた回動部材をカムシャフトまわpに回動自在なように
支持し、運転状態の変化に志じて回動部材をカムシャフ
トのまわシに回動させたとき、カムがタペットに力を与
え始める点の位相が変化するようにして、パルプタイミ
ングを変更することを提案した。
この装置は構造的に簡単であυ、確実な作動が期待でき
るものではあるが、カムに対してタペットを円周方向に
ずらすことによって、パルプタイミングを変化させるも
のであるため、タペットの摺動方向と、パルプステムの
運動方向とが一致しなくなる場合が必然的に生じ、この
場合には、タペットの抑圧面とパルプステムとの間にす
べりが生じるので、これに起因する騒音が問題となる。
るものではあるが、カムに対してタペットを円周方向に
ずらすことによって、パルプタイミングを変化させるも
のであるため、タペットの摺動方向と、パルプステムの
運動方向とが一致しなくなる場合が必然的に生じ、この
場合には、タペットの抑圧面とパルプステムとの間にす
べりが生じるので、これに起因する騒音が問題となる。
(本発明の目的)
従って、本発明の目的は、上記パルプステムのすベシに
よるパルプ騒音が実用上間呟にならないヨウにしたエン
ジンのパルプタイミング制御装置を提供することを目的
とする。
よるパルプ騒音が実用上間呟にならないヨウにしたエン
ジンのパルプタイミング制御装置を提供することを目的
とする。
(本発明の構成)
本発明の構成は、カムシャフトのカム面から力を受ける
受圧部と上記カム面からの力をパルプステムへ伝達する
押圧部とを有するタペットと、該タペットを摺動自在に
嵌装する嵌装孔を有しカムシャフトの1わシに回動自在
に支持された回動部材と、この回動部材をエンシンの運
転状態に応じて回動させる操作装置とからなるエンシン
のノ々ルプタイミング制御装置であって、前記操作装置
は、エンジンの低回転時にタペットの摺動方向とパルプ
の運動方向とが一致する基準位置に前記回動部材を保持
し、高速回転時に前記回動部材を前記基準位置から回動
させる手段を有し、この回動によシ低速回転時と高速回
転時との間でバルブタイミングが変えられるようになっ
たことを特徴とする。
受圧部と上記カム面からの力をパルプステムへ伝達する
押圧部とを有するタペットと、該タペットを摺動自在に
嵌装する嵌装孔を有しカムシャフトの1わシに回動自在
に支持された回動部材と、この回動部材をエンシンの運
転状態に応じて回動させる操作装置とからなるエンシン
のノ々ルプタイミング制御装置であって、前記操作装置
は、エンジンの低回転時にタペットの摺動方向とパルプ
の運動方向とが一致する基準位置に前記回動部材を保持
し、高速回転時に前記回動部材を前記基準位置から回動
させる手段を有し、この回動によシ低速回転時と高速回
転時との間でバルブタイミングが変えられるようになっ
たことを特徴とする。
(本発明の作用及び効果)
車幅の騒音の王なものとして、エンシン騒音が挙げられ
、エンジン騒音は、ピストンスラッグ音。
、エンジン騒音は、ピストンスラッグ音。
動弁系の1堀音、タイミングギヤまたはチェーン音等の
合成音であシ、これらは一般にエンジンの回転数の上昇
に応じて大きくなる。従って、パルプステムとタペット
の押圧面との間のすベシによるパルプ騒音は高回転では
他の騒音に打消されるので問題とならないがエンジンの
低回転時には他の騒音が小さいので上記すベシによるグ
ルグ騒音が問題となる。
合成音であシ、これらは一般にエンジンの回転数の上昇
に応じて大きくなる。従って、パルプステムとタペット
の押圧面との間のすベシによるパルプ騒音は高回転では
他の騒音に打消されるので問題とならないがエンジンの
低回転時には他の騒音が小さいので上記すベシによるグ
ルグ騒音が問題となる。
本発明によれば、エンジン騒音の小さい低回転領域では
、タペットの摺動力向と、パルプステムの運動方向とを
一致させるように設定したので、低回転領域ではすベシ
がなく、従って、上記すべりによるパルプ騒音の問題を
解消することができる。
、タペットの摺動力向と、パルプステムの運動方向とを
一致させるように設定したので、低回転領域ではすベシ
がなく、従って、上記すべりによるパルプ騒音の問題を
解消することができる。
(実施例の説明)
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。
。
(第1実施例の説明)
第1図および第2図は、1つの気筒に対して低負荷用お
よび高負荷用の各1対の吸気ポート、排気ポートが設け
られたデュアルインダクショ7方式の4気筒エンジンに
本発明を適用した実施例を示す。エンジン本体1には、
その中心線tに沿って直列状に第1〜第4気筒2a〜2
dが形成されておシ、各気筒2a〜2dKは各々、低負
荷用および高負荷用の1対の吸気ポート3a、3bと、
第1および第2の1対の排気ポート4a、4bとがそれ
ぞれ気筒列方向と略平行な方向に並列して開口するよう
に設けられている。第1気筒2aと第2気筒2bの各高
負荷用吸気ポート3b、3b同士、および各第2排気ポ
ー)4b、4b同士はそれぞれ互いに背中合せ状態に@
接するように配置され、同様に第5気筒2Gと第4気筒
2dの各高負荷用吸気ポート3b、3b同士、および各
第2排気ポート4b、4b同士も互いに隣接するように
配置されている。
よび高負荷用の各1対の吸気ポート、排気ポートが設け
られたデュアルインダクショ7方式の4気筒エンジンに
本発明を適用した実施例を示す。エンジン本体1には、
その中心線tに沿って直列状に第1〜第4気筒2a〜2
dが形成されておシ、各気筒2a〜2dKは各々、低負
荷用および高負荷用の1対の吸気ポート3a、3bと、
第1および第2の1対の排気ポート4a、4bとがそれ
ぞれ気筒列方向と略平行な方向に並列して開口するよう
に設けられている。第1気筒2aと第2気筒2bの各高
負荷用吸気ポート3b、3b同士、および各第2排気ポ
ー)4b、4b同士はそれぞれ互いに背中合せ状態に@
接するように配置され、同様に第5気筒2Gと第4気筒
2dの各高負荷用吸気ポート3b、3b同士、および各
第2排気ポート4b、4b同士も互いに隣接するように
配置されている。
各気筒2a〜2dの低負荷用および高負荷用吸気ポート
3a、3bの気筒への開口部には該各吸気ポート3a、
3bをそれぞれ所定のタイミングで開閉する低負荷用お
よび高負荷用の吸気弁5a、5bが配設されておシ、一
方各気筒2a〜2dの第1および第2排気ポート4a、
4bの気筒への開口部には該各排気ポート4a、4bを
それぞれ所定のタイミングで開閉する第1および第2の
排気弁6as 6bが配設されている。また、各気筒2
a〜2dの高負荷用吸気デー)3bに接続される吸気マ
ニホールドの高負荷用吸気通路7bには、エンシンの高
負荷運転時に開かれる開閉弁7が配設されておシ、エン
シンの低負荷運転時には低負荷用吸気通路7aに連通ず
る低負荷用吸気?−ト3aのみから各気筒2a〜2dに
吸気を供給する一方、エンジンの高負荷運転時には低負
荷用および高負荷用吸気ポート3a、3bの両方から吸
気を供給するようにしている。一方、各気筒2a〜2d
の第1、第2排気ポート4a、4bはそれぞれ、第1.
第2排気通路7c、7dに連通されている。
3a、3bの気筒への開口部には該各吸気ポート3a、
3bをそれぞれ所定のタイミングで開閉する低負荷用お
よび高負荷用の吸気弁5a、5bが配設されておシ、一
方各気筒2a〜2dの第1および第2排気ポート4a、
4bの気筒への開口部には該各排気ポート4a、4bを
それぞれ所定のタイミングで開閉する第1および第2の
排気弁6as 6bが配設されている。また、各気筒2
a〜2dの高負荷用吸気デー)3bに接続される吸気マ
ニホールドの高負荷用吸気通路7bには、エンシンの高
負荷運転時に開かれる開閉弁7が配設されておシ、エン
シンの低負荷運転時には低負荷用吸気通路7aに連通ず
る低負荷用吸気?−ト3aのみから各気筒2a〜2dに
吸気を供給する一方、エンジンの高負荷運転時には低負
荷用および高負荷用吸気ポート3a、3bの両方から吸
気を供給するようにしている。一方、各気筒2a〜2d
の第1、第2排気ポート4a、4bはそれぞれ、第1.
第2排気通路7c、7dに連通されている。
エンジン本体1上部には、各気筒2a〜2dにおける低
負荷用および高負荷用M気弁5a、5bを開閉制御する
吸気側動弁機構83と、第1および第2排気弁6a、6
bを開閉制御する排気側動弁機構8bとが設けられてい
る。
負荷用および高負荷用M気弁5a、5bを開閉制御する
吸気側動弁機構83と、第1および第2排気弁6a、6
bを開閉制御する排気側動弁機構8bとが設けられてい
る。
吸気側動弁機構8aは、エンジン本体1の吸気側にエン
ジン本体中心線tと平行に配されタイミングベルト11
0i介してエンジンのクランクシャフト(図示せず)に
よって回転駆動される吸気側カムシャフト9を有し、該
吸気側カムシャフト9には各気筒2a〜2dの低負荷用
および高負荷用吸気弁5a、5bに対応するカム面9a
、9bが同形状に形成され、この吸気側カムシャフト9
の回転によシ低負荷用吸気弁5aと高負荷用吸気弁5b
が開閉されるようになっている。一方排気側動升機構8
bは、エンジン本体1の排気側にエンジン本体中心線t
と平行に配され同じくタイミングベルト110によシ回
動、駆動される排気側カムシャフト10を有し、該排気
側カムシャフト10には各気筒2a〜2dの第1、第2
排気弁6a、6bに対応するガム面10a、10bが同
形状に形成され、この排気側カムシャフト10の回転に
よシ第2排気弁6aと第2排気弁6bが開閉されるよう
になっている。
ジン本体中心線tと平行に配されタイミングベルト11
0i介してエンジンのクランクシャフト(図示せず)に
よって回転駆動される吸気側カムシャフト9を有し、該
吸気側カムシャフト9には各気筒2a〜2dの低負荷用
および高負荷用吸気弁5a、5bに対応するカム面9a
、9bが同形状に形成され、この吸気側カムシャフト9
の回転によシ低負荷用吸気弁5aと高負荷用吸気弁5b
が開閉されるようになっている。一方排気側動升機構8
bは、エンジン本体1の排気側にエンジン本体中心線t
と平行に配され同じくタイミングベルト110によシ回
動、駆動される排気側カムシャフト10を有し、該排気
側カムシャフト10には各気筒2a〜2dの第1、第2
排気弁6a、6bに対応するガム面10a、10bが同
形状に形成され、この排気側カムシャフト10の回転に
よシ第2排気弁6aと第2排気弁6bが開閉されるよう
になっている。
上記吸気側動弁機構8aには、第1気筒2aと第2気筒
2bの互いに隣接する画商負荷用吸気弁5b、5b、お
よび第3気筒2cと第4気筒2dの互いに隣接する画商
負荷用吸気弁5b、5bのパルプタイミングをそれぞれ
可変制御する11本発明に係る2つの第1町変機構11
.11が設けられており、捷た排気側動弁機1sbにも
、互いに隣接する第1.第2気筒2 a # 2 bの
第2排気弁6b 、6bと、第3.第4気筒2c、2d
の第2排気弁6b、6bのパルプタイミングをそれぞれ
可変制御する、本発明に係る2つの第2可変機構12.
12が設けられている。
2bの互いに隣接する画商負荷用吸気弁5b、5b、お
よび第3気筒2cと第4気筒2dの互いに隣接する画商
負荷用吸気弁5b、5bのパルプタイミングをそれぞれ
可変制御する11本発明に係る2つの第1町変機構11
.11が設けられており、捷た排気側動弁機1sbにも
、互いに隣接する第1.第2気筒2 a # 2 bの
第2排気弁6b 、6bと、第3.第4気筒2c、2d
の第2排気弁6b、6bのパルプタイミングをそれぞれ
可変制御する、本発明に係る2つの第2可変機構12.
12が設けられている。
これら第1および第2可変機1ull、12は、第3図
に拡大図示するように同じ構成によってなる。
に拡大図示するように同じ構成によってなる。
すなわち、第1可変機[11fl、カム9bとパルプス
テムとの間に介在するタペット13と、該タペットが摺
動自在に嵌装保持される嵌装孔14aを有するとともに
、上記エンジン本体1の円弧状面1aに対応して円弧状
に形成された下面14bを有し、上記吸気側カムシャフ
ト9に対して回動自在に支承されて該吸気側カムシャフ
ト9のまわシを回動しうる回動部材14と、該回動部材
14をエンジンの運転状態に応じて上記吸気側カムシャ
フト9の回転軸まわりに回動させる操作装置15とを備
えてなる(第2可変機構12は第1 =(変機構11の
構成要素に「′」(ダッシュ)を付して表わす)。
テムとの間に介在するタペット13と、該タペットが摺
動自在に嵌装保持される嵌装孔14aを有するとともに
、上記エンジン本体1の円弧状面1aに対応して円弧状
に形成された下面14bを有し、上記吸気側カムシャフ
ト9に対して回動自在に支承されて該吸気側カムシャフ
ト9のまわシを回動しうる回動部材14と、該回動部材
14をエンジンの運転状態に応じて上記吸気側カムシャ
フト9の回転軸まわりに回動させる操作装置15とを備
えてなる(第2可変機構12は第1 =(変機構11の
構成要素に「′」(ダッシュ)を付して表わす)。
回動部材14は、吸気側カムシャフト9に支承される部
分において土工に分割されておシ、カルト16,16で
一体に結合されている。操作装置15け、エンジン本体
中心線tに平行に配され2つの第1可変機構11.11
の各回動部材14゜14の上端部を連結する揺動軸17
と、この揺動軸17に対して直角に配され該揺動軸17
の中央部に係合するとともに第2図中左右方向に往復動
自在に形成された往復動軸18と、該往復動軸18を上
記方向に往復動させ、揺動軸17を介して回動部材14
を前記のように回動させる駆動装置19とを備えてなる
。この駆動装置19には、エンジンの回転数を検出する
回転数センサ20が出力する回転数信号S1 と、エ
ンジン負荷を検出する負荷センサ21が出力する負荷信
号S2が入力される。
分において土工に分割されておシ、カルト16,16で
一体に結合されている。操作装置15け、エンジン本体
中心線tに平行に配され2つの第1可変機構11.11
の各回動部材14゜14の上端部を連結する揺動軸17
と、この揺動軸17に対して直角に配され該揺動軸17
の中央部に係合するとともに第2図中左右方向に往復動
自在に形成された往復動軸18と、該往復動軸18を上
記方向に往復動させ、揺動軸17を介して回動部材14
を前記のように回動させる駆動装置19とを備えてなる
。この駆動装置19には、エンジンの回転数を検出する
回転数センサ20が出力する回転数信号S1 と、エ
ンジン負荷を検出する負荷センサ21が出力する負荷信
号S2が入力される。
第4図に示されるように、駆動装置19は、入力信号S
l 、 S2を処理して所定の命令信号を出力する制御
回路50と、該制御回路50からの信号により駆動され
、第1可変機構11をギヤ51を介して、作動させるモ
ータ52を備えている。回転数センサ20からの回転数
信号s1 は、制御回路50の比較器54の正側端子に
入力される。比較器54の負側は、電源端子56に接続
されており該負側には電源電圧Vを抵抗R1及びR2に
よって分割して得られる基準電圧E1が入力される。
l 、 S2を処理して所定の命令信号を出力する制御
回路50と、該制御回路50からの信号により駆動され
、第1可変機構11をギヤ51を介して、作動させるモ
ータ52を備えている。回転数センサ20からの回転数
信号s1 は、制御回路50の比較器54の正側端子に
入力される。比較器54の負側は、電源端子56に接続
されており該負側には電源電圧Vを抵抗R1及びR2に
よって分割して得られる基準電圧E1が入力される。
比較器54は、回転数信号S1と基準電圧E1とを比較
し、信号S1の方が大きい場合には、ハイレベルの信号
を出力する。比較器54からの信号はAND回路58に
入力される。また、制御回路5゜は、比較器60を備え
ており、その正側には負荷センサ21からの負荷信号S
2が入力される。比較器60の負側は、罵、源1端4.
子62に接続されており、該負側には電源電圧を抵抗R
5、R4によって分割して得られる基準電圧E2が入力
される。比較器60け負荷信号S2と基準電圧E2とを
比較して負荷信号の方が大きいときにはノ・イレペルの
信号を出力する。比較器60からの信号1dAND回路
58に入力される。AND回路58は、比較器54及び
60からの信号がいずれもハイレベルのとき、ハイレベ
ルの信号を出力する。AND回路58からの信号はNP
N型トランヅスタ62のペースに入力される。トランジ
スタ62のコレクタは電源端子64に接続されており、
エミッタはモータ52に接続されている。トランジスタ
62はAND回路58からの出力がハイレベルのと14
通し、モータ52が駆動して操作装置15の往彷動軸1
8が作動する。これによって回動部材14がカムシャフ
ト9のまわシに回動してパルプ開閉タイミングが変更さ
れる。回動部材14が回動するのけAND回路58がハ
イレベルの信号を出力する場合であ夛、これは1回転数
が所定以上で負荷が所定以上の高負荷高回転領域である
。す々わち、運転状態が第5図の斜線部の領域にある場
合である。なおこの場合の制御は0N−OFF制御であ
る。またAND回路58の出力がローレベルに変ったと
きには1回動部材14は適当な戻シ機構により1回動位
置から非回動位置まで戻される。
し、信号S1の方が大きい場合には、ハイレベルの信号
を出力する。比較器54からの信号はAND回路58に
入力される。また、制御回路5゜は、比較器60を備え
ており、その正側には負荷センサ21からの負荷信号S
2が入力される。比較器60の負側は、罵、源1端4.
子62に接続されており、該負側には電源電圧を抵抗R
5、R4によって分割して得られる基準電圧E2が入力
される。比較器60け負荷信号S2と基準電圧E2とを
比較して負荷信号の方が大きいときにはノ・イレペルの
信号を出力する。比較器60からの信号1dAND回路
58に入力される。AND回路58は、比較器54及び
60からの信号がいずれもハイレベルのとき、ハイレベ
ルの信号を出力する。AND回路58からの信号はNP
N型トランヅスタ62のペースに入力される。トランジ
スタ62のコレクタは電源端子64に接続されており、
エミッタはモータ52に接続されている。トランジスタ
62はAND回路58からの出力がハイレベルのと14
通し、モータ52が駆動して操作装置15の往彷動軸1
8が作動する。これによって回動部材14がカムシャフ
ト9のまわシに回動してパルプ開閉タイミングが変更さ
れる。回動部材14が回動するのけAND回路58がハ
イレベルの信号を出力する場合であ夛、これは1回転数
が所定以上で負荷が所定以上の高負荷高回転領域である
。す々わち、運転状態が第5図の斜線部の領域にある場
合である。なおこの場合の制御は0N−OFF制御であ
る。またAND回路58の出力がローレベルに変ったと
きには1回動部材14は適当な戻シ機構により1回動位
置から非回動位置まで戻される。
このような往復動軸18の移動によp、揺動軸】7は吸
気側カムシャフト90回転方向Xと同方向(第2図中時
計方向)に回動し1回動部材14.14が吸気側カムシ
ャフト9を中心に上記X方向に回動される。
気側カムシャフト90回転方向Xと同方向(第2図中時
計方向)に回動し1回動部材14.14が吸気側カムシ
ャフト9を中心に上記X方向に回動される。
高負荷用吸気弁5bは通常の吸、排気弁と同様に、バル
ブガイド32に摺動自在に支承されバルブスゲリング3
1によって上方すなわち弁閉方向に付勢されているが、
吸気側カムシャフト9が上記X方向に回転してそのカム
面9bがタペット13の受圧部13aを押圧し、該タペ
ット13が嵌挿孔14a内を押し下げられると、上記パ
ルプスゲリング31の付勢力に抗して該タペット13の
押圧部13klによって押し下げられ、高負荷用吸気&
−ト3 bを開く(勿論低負荷用吸気弁5aも同様に
して開かれる)。回動部材14.14が上述のようにX
方向に回動されると、タペット13.13も回動部材1
4.14とともに移動し。
ブガイド32に摺動自在に支承されバルブスゲリング3
1によって上方すなわち弁閉方向に付勢されているが、
吸気側カムシャフト9が上記X方向に回転してそのカム
面9bがタペット13の受圧部13aを押圧し、該タペ
ット13が嵌挿孔14a内を押し下げられると、上記パ
ルプスゲリング31の付勢力に抗して該タペット13の
押圧部13klによって押し下げられ、高負荷用吸気&
−ト3 bを開く(勿論低負荷用吸気弁5aも同様に
して開かれる)。回動部材14.14が上述のようにX
方向に回動されると、タペット13.13も回動部材1
4.14とともに移動し。
吸気側カムシャフト9の特定角度位置に対するカム面9
b、9bとタペット受圧部13a% 13aの接触位置
が吸気側カムシャフト9の回転方向Xに対して変化して
、各高負荷用吸気弁5b、5bのバルブタイミングがず
らされる。以上の動作は第2可変機構12により、同時
に第2排気パルプ6bK舛、しても行なわれる。
b、9bとタペット受圧部13a% 13aの接触位置
が吸気側カムシャフト9の回転方向Xに対して変化して
、各高負荷用吸気弁5b、5bのバルブタイミングがず
らされる。以上の動作は第2可変機構12により、同時
に第2排気パルプ6bK舛、しても行なわれる。
タペット13の構造について説明すれば、タペット】3
はほぼ円筒形状をしておシ、第6図に示すように内部は
中空でデックス状になっている。
はほぼ円筒形状をしておシ、第6図に示すように内部は
中空でデックス状になっている。
該タペット13は、カム面9bと当接する受圧面を備え
たほぼ円板状の受圧部13aと、カムシャフトの回転軸
を中心とする円弧状の曲面、あるいは該円弧を含む球面
あるいけ、該円弧を含みカムシャフト9の方向に他の曲
率を有するような3次元的曲面を備え、バルブステムの
頂部に当接してカムからの力をパルプステムに伝達する
押圧部13bと、嵌装孔14aの内面に摺接し、該受圧
部13aと押圧部13bを連結する円筒状の連結部13
cとを備えている。受圧部13aは下側に環状の脚部1
3dを備えており、該脚部13dの外周面と、連結部1
3cの内周面とが接触するような状態で、受圧部13a
は連結部13cに嵌合している。また受圧部13aの外
径と、連結部13cの外径とは同じになっており、夕波
ット13は嵌装孔14a内をなめらかに摺動する。
たほぼ円板状の受圧部13aと、カムシャフトの回転軸
を中心とする円弧状の曲面、あるいは該円弧を含む球面
あるいけ、該円弧を含みカムシャフト9の方向に他の曲
率を有するような3次元的曲面を備え、バルブステムの
頂部に当接してカムからの力をパルプステムに伝達する
押圧部13bと、嵌装孔14aの内面に摺接し、該受圧
部13aと押圧部13bを連結する円筒状の連結部13
cとを備えている。受圧部13aは下側に環状の脚部1
3dを備えており、該脚部13dの外周面と、連結部1
3cの内周面とが接触するような状態で、受圧部13a
は連結部13cに嵌合している。また受圧部13aの外
径と、連結部13cの外径とは同じになっており、夕波
ット13は嵌装孔14a内をなめらかに摺動する。
第6図は、夕波ット13の摺動方向とパルプステムの運
動方向とが一致している場合を示しており、この状態で
はパルプステムは押圧部13bの押圧面との間にすべり
を生じない。第7図は第6図の状態から回動部材14が
カムシャフト9のまわりに回動して、タペットの運動方
向と・パルプステムの運動方向とが一致し々くなった場
合である。この状態ではタペット13が嵌装孔14a内
を摺動すると、パルプステムは押圧部13bの押圧面上
をすべりつつ上下動して吸気又は排気yJ? −トを開
閉する。
動方向とが一致している場合を示しており、この状態で
はパルプステムは押圧部13bの押圧面との間にすべり
を生じない。第7図は第6図の状態から回動部材14が
カムシャフト9のまわりに回動して、タペットの運動方
向と・パルプステムの運動方向とが一致し々くなった場
合である。この状態ではタペット13が嵌装孔14a内
を摺動すると、パルプステムは押圧部13bの押圧面上
をすべりつつ上下動して吸気又は排気yJ? −トを開
閉する。
(坑1実施例の作動)
以上の装#において、エンジン回転及び負荷が所定値以
下の運転状態でi A N D回路58の出力がローレ
ベルであるのでモータ52は作動せず、タペット摺動力
向とバルブ運動方向とは第6図のように一致している。
下の運転状態でi A N D回路58の出力がローレ
ベルであるのでモータ52は作動せず、タペット摺動力
向とバルブ運動方向とは第6図のように一致している。
従って・各気筒2a〜2dにおける低負荷用、高負荷用
吸気弁5a、5bおよび第1、第2排気弁6 a s
6 bはそれぞれ吸気側および排気側動弁機構8a、8
bによって各々所定のバルブタイミングで開閉制御され
る。すなわち第8図実線で示すように、第1および第2
排気弁6a、6bのバルブタイミングは共に、ピストン
の下死点付近で開いたのち上死点付近で閉じるように制
御京れ、また低負荷用および高負荷用吸気弁5 a 、
5 bのバルブタイミングは共に排気弁(3a s
6 bとのオーバーラツプ期間を短くしてピストン上
死点付近で開いたのち下死点付近で閉じるように制御さ
れる。また、各気筒2a〜2dにおける高負荷用吸気通
路7bは開閉弁7の閉作動によって閉塞されておシ、低
負荷用吸気ボート3aのみから吸気がなされる。
吸気弁5a、5bおよび第1、第2排気弁6 a s
6 bはそれぞれ吸気側および排気側動弁機構8a、8
bによって各々所定のバルブタイミングで開閉制御され
る。すなわち第8図実線で示すように、第1および第2
排気弁6a、6bのバルブタイミングは共に、ピストン
の下死点付近で開いたのち上死点付近で閉じるように制
御京れ、また低負荷用および高負荷用吸気弁5 a 、
5 bのバルブタイミングは共に排気弁(3a s
6 bとのオーバーラツプ期間を短くしてピストン上
死点付近で開いたのち下死点付近で閉じるように制御さ
れる。また、各気筒2a〜2dにおける高負荷用吸気通
路7bは開閉弁7の閉作動によって閉塞されておシ、低
負荷用吸気ボート3aのみから吸気がなされる。
一方エンジンの高負荷低回転運転時には、高負荷用吸気
通路7bの開閉弁7が開かれ、低負荷用吸気ポー)3a
に加えて高負荷用吸気ポー)3bからも吸気が行なわれ
るが、依然としてAND回路58の出力はローレベルで
モータ52は作動せず、第1および第2可変機構】】、
12け共に非作動の状態に設定されており、吸・排気弁
5a・5bと6a* 6bのオーバーラツプ期間が短
く。
通路7bの開閉弁7が開かれ、低負荷用吸気ポー)3a
に加えて高負荷用吸気ポー)3bからも吸気が行なわれ
るが、依然としてAND回路58の出力はローレベルで
モータ52は作動せず、第1および第2可変機構】】、
12け共に非作動の状態に設定されており、吸・排気弁
5a・5bと6a* 6bのオーバーラツプ期間が短
く。
吸気の吹き返しが防止され、充填効率が高められる。
エンジンの回転数及び負荷が所定値を越えるようなエン
ジンの高負荷高回転運転時にはAND回路58の出力が
ハイレベルになり、第1および第2可変機構11.12
が共に作動され、第2可変機構12の回動部材14が第
7図で示す位置に回動して、第8図仮想線で示すように
、各気筒2a〜2dKおける1対の排気弁6a、6bの
うち第2排気弁6bのパルプタイミングが遅れ側に変化
し、また1対の吸気弁58% 5bのうち高負荷用吸気
弁5bのパルプタイミングも同様に第1可変機構11に
よって遅れ側に変化するように制御される。また各気筒
2a〜2dの高負荷用吸気通路7bは開閉弁7の開作動
により開かれておυ、前述した高負荷低回転運転時と同
様に高負荷用吸気、f−ト3bからも吸気がなされる。
ジンの高負荷高回転運転時にはAND回路58の出力が
ハイレベルになり、第1および第2可変機構11.12
が共に作動され、第2可変機構12の回動部材14が第
7図で示す位置に回動して、第8図仮想線で示すように
、各気筒2a〜2dKおける1対の排気弁6a、6bの
うち第2排気弁6bのパルプタイミングが遅れ側に変化
し、また1対の吸気弁58% 5bのうち高負荷用吸気
弁5bのパルプタイミングも同様に第1可変機構11に
よって遅れ側に変化するように制御される。また各気筒
2a〜2dの高負荷用吸気通路7bは開閉弁7の開作動
により開かれておυ、前述した高負荷低回転運転時と同
様に高負荷用吸気、f−ト3bからも吸気がなされる。
従って、高負荷高回転時においてはオーバーラツプ期間
が長くなり、高充填効率を得ることができる。本例のよ
うな、パルプタイミング制御を行うことによシ、低回転
運転時には、残留既燃ガスの量を減少させて充填効率を
高め得るとともに。
が長くなり、高充填効率を得ることができる。本例のよ
うな、パルプタイミング制御を行うことによシ、低回転
運転時には、残留既燃ガスの量を減少させて充填効率を
高め得るとともに。
燃焼の安定性を向上させることができ、高負荷高回転時
においては充填効率が高められることによシ高出力が得
られる。上述の制御において、エンジンの低回転時には
、タペットの摺動方向とパルプの運動方向とが一致して
いるのでパルプステムとタペット押圧面との間にはすべ
りは生じない。
においては充填効率が高められることによシ高出力が得
られる。上述の制御において、エンジンの低回転時には
、タペットの摺動方向とパルプの運動方向とが一致して
いるのでパルプステムとタペット押圧面との間にはすべ
りは生じない。
従って、すベシによるバルブ騒音は発生しない。
高負荷高回転時には、上記すべりが生じパルプ騒音も発
生することとなるが、このような運転状態では他のエン
ジン騒音が大きく、それによって打消されるので上記す
べりによるバルブ騒音は問題とならない。
生することとなるが、このような運転状態では他のエン
ジン騒音が大きく、それによって打消されるので上記す
べりによるバルブ騒音は問題とならない。
(第2実施例の説明)
上記実施例JI′i、低負荷用と高負荷用の吸気ホート
ラ有するデュアルインダクション方式の4バルブエンジ
ンに本発明が適用されたものであるが。
ラ有するデュアルインダクション方式の4バルブエンジ
ンに本発明が適用されたものであるが。
本発明はその他のエンジンに対しても勿論適用可能であ
る。例えば本発明Fi第9図に示すように、1つの気筒
102a〜102d[対して単一の吸気ポート103と
単一の排気ポート104とを有する通常のA気筒エンジ
ンに対しても適用でき。
る。例えば本発明Fi第9図に示すように、1つの気筒
102a〜102d[対して単一の吸気ポート103と
単一の排気ポート104とを有する通常のA気筒エンジ
ンに対しても適用でき。
この場合、互いに隣り合う第1気筒102aと第2気筒
102b、および第3気筒102cと第4気筒102d
において吸気ポート103.103(または排気ポート
104.104)を隣接配置し、動弁系のカムシャフト
中心Sにおいてその吸気弁同士(または排気弁同士)間
に跨って前述の可変機構11.12と同様の可変機構1
11(] ]2)を配設すればよい。このようにして吸
気弁のパルプタイミングを可変とした場合にはパルプタ
イミングは第10図に示されるように設定される。すな
わちエンジンの高負荷高回転運転時には、第10図仮想
線で示すように吸気弁のパルプタイミングが遅れ側にず
らされる。このように吸気の慣性作用の大きい遅れ側に
開弁期間を設定することによシ吸気の充填効率が向上さ
れ、出力性能が向上する。
102b、および第3気筒102cと第4気筒102d
において吸気ポート103.103(または排気ポート
104.104)を隣接配置し、動弁系のカムシャフト
中心Sにおいてその吸気弁同士(または排気弁同士)間
に跨って前述の可変機構11.12と同様の可変機構1
11(] ]2)を配設すればよい。このようにして吸
気弁のパルプタイミングを可変とした場合にはパルプタ
イミングは第10図に示されるように設定される。すな
わちエンジンの高負荷高回転運転時には、第10図仮想
線で示すように吸気弁のパルプタイミングが遅れ側にず
らされる。このように吸気の慣性作用の大きい遅れ側に
開弁期間を設定することによシ吸気の充填効率が向上さ
れ、出力性能が向上する。
また前記第1図の実施例においては、各気筒2a〜2d
における1対の吸気ポー)3a、3bおよび1対の吸気
弁5a、5bと、1対の排気ボー)4a、4bおよび1
対の排気弁6a、6bとを、それぞれエンジン本体1の
吸気側と排気側とに分けて中心@1方向に平行に配置し
、かつ高負荷用吸気弁5a、5b同士および第2排気弁
6b、6b同士を隣接配置したが、その他の配置構成に
してもよいことは勿論である。しかし前記第1図の実施
例におけるような配置構成は、各カムシャツ)9.10
の軸受部30.30の配置を簡素化し・隣シ合う気筒(
2aと2b、2Cと2d)間の高負荷用吸気弁5b、5
b同士および第2排気弁6b、6b同士をそれぞれ1つ
の可変機構1】。
における1対の吸気ポー)3a、3bおよび1対の吸気
弁5a、5bと、1対の排気ボー)4a、4bおよび1
対の排気弁6a、6bとを、それぞれエンジン本体1の
吸気側と排気側とに分けて中心@1方向に平行に配置し
、かつ高負荷用吸気弁5a、5b同士および第2排気弁
6b、6b同士を隣接配置したが、その他の配置構成に
してもよいことは勿論である。しかし前記第1図の実施
例におけるような配置構成は、各カムシャツ)9.10
の軸受部30.30の配置を簡素化し・隣シ合う気筒(
2aと2b、2Cと2d)間の高負荷用吸気弁5b、5
b同士および第2排気弁6b、6b同士をそれぞれ1つ
の可変機構1】。
12で制御できるので有利である。
(マイクロコンピュータを使用した実施例〕上記第1実
施例及び第2実施例において、マイクロコンピユータを
使用することができる。
施例及び第2実施例において、マイクロコンピユータを
使用することができる。
第11図はモータを駆動させるためにマイクロコンピュ
ータ70を使用した場合のブロック図である。
ータ70を使用した場合のブロック図である。
マイコン70は1回転数センサ20からの回転数信号8
1.負荷センサ21からの負荷信号S2及び往復動軸1
8の位置を検出するボッジョンセンサ72からの位置信
号S3を入力として所定の演算処理を行いモータ52に
対して所定の命令信号を出力する。第12図はマイコン
70の演算処理の1例を示したフローチャートである。
1.負荷センサ21からの負荷信号S2及び往復動軸1
8の位置を検出するボッジョンセンサ72からの位置信
号S3を入力として所定の演算処理を行いモータ52に
対して所定の命令信号を出力する。第12図はマイコン
70の演算処理の1例を示したフローチャートである。
冑イコン70では、ブず回転数信号S1から回転数Rを
演算し、負荷信号S2からエンジン負荷Pを演算する処
理が行なわれる。マイコン70内のRAMには、回転数
Rと負荷Pと往復動軸18の目標位置Tとの関係を表わ
すマツプが予め読み込まれており、上記演算された回転
数R及びエンジン負荷Pから対応する往復動軸18の目
標位置Tが読み取られる。次にポジションセンサ72か
らの信号S3によシ往復動軸18の現在位置Ps が演
算される。そして目標位置Tを現在位置Ps との偏
差りが演算される。偏差pがゼロの場合にはモータ52
は駆動せず往復動軸】8は作動しない。偏差りが正の場
合には、モータ52が駆動し、その値に対応して往復動
軸18を、進める方向に作動させる。偏差りが負の場合
には、モータ52がその値に対応して駆動し、往復動軸
18は所定量だけ戻される。この制御では、パルプ開閉
タイミングを連続的に変更することが可能である。
演算し、負荷信号S2からエンジン負荷Pを演算する処
理が行なわれる。マイコン70内のRAMには、回転数
Rと負荷Pと往復動軸18の目標位置Tとの関係を表わ
すマツプが予め読み込まれており、上記演算された回転
数R及びエンジン負荷Pから対応する往復動軸18の目
標位置Tが読み取られる。次にポジションセンサ72か
らの信号S3によシ往復動軸18の現在位置Ps が演
算される。そして目標位置Tを現在位置Ps との偏
差りが演算される。偏差pがゼロの場合にはモータ52
は駆動せず往復動軸】8は作動しない。偏差りが正の場
合には、モータ52が駆動し、その値に対応して往復動
軸18を、進める方向に作動させる。偏差りが負の場合
には、モータ52がその値に対応して駆動し、往復動軸
18は所定量だけ戻される。この制御では、パルプ開閉
タイミングを連続的に変更することが可能である。
糖1図は本発明をデュアルインダクション方式の4気筒
エンジンに適用した実施例を示す一部破断乎面図。 第2図は第1図の実施例の縦断面図、 鎮3図は第1図の実施例の可変機構部分の拡大斜視図。 第4図は駆動装置の回路図。 第5図はエンジン回転数と負荷との関係を表わすグラフ
( 第6図及び第7図は第1図の実施例の可変機構のタイツ
htわりを示す縦断面図。 第8図は第1図の実施例における吸、排気弁のパルプタ
イミングを示ス説明図。 第9図は本発明を通常の4気筒エンソンに適用した実施
例を示す概略図。 第10図は第6図の実施例における吸、排気弁のパルプ
タイミングを示す説明図、 昭11図はモータを駆動するためにフィクロコンピュー
タを使用した場合の機能ブロック図、第i2図u−マイ
クロコンピュータにおける演算処理の1例を示すフロー
チャートである。 符号の説明 5a、5b・・・吸’A弁、5s・・・パルプステム。 6 a + 6 b・・・排気弁、9.lO・・・カム
シャフト。 9a+9b、10a+]Ob−・・カム面、xl−H1
可変機構、12・・・第2可変機構、13.13’・・
・油圧タペット% 13a、13’a・・・りRット受
圧部、13b、13’b・・・タ硬ット押圧部、14゜
14′・・・回動部材、14a+14’a・・・嵌挿孔
、15.15’ ・・・操作装置、50・・・制御回路
、70・・・マイクロコンピュータ。 第5図 El 回申tす又第8図 ム 蝦気 第 9 図 膚 第10図
エンジンに適用した実施例を示す一部破断乎面図。 第2図は第1図の実施例の縦断面図、 鎮3図は第1図の実施例の可変機構部分の拡大斜視図。 第4図は駆動装置の回路図。 第5図はエンジン回転数と負荷との関係を表わすグラフ
( 第6図及び第7図は第1図の実施例の可変機構のタイツ
htわりを示す縦断面図。 第8図は第1図の実施例における吸、排気弁のパルプタ
イミングを示ス説明図。 第9図は本発明を通常の4気筒エンソンに適用した実施
例を示す概略図。 第10図は第6図の実施例における吸、排気弁のパルプ
タイミングを示す説明図、 昭11図はモータを駆動するためにフィクロコンピュー
タを使用した場合の機能ブロック図、第i2図u−マイ
クロコンピュータにおける演算処理の1例を示すフロー
チャートである。 符号の説明 5a、5b・・・吸’A弁、5s・・・パルプステム。 6 a + 6 b・・・排気弁、9.lO・・・カム
シャフト。 9a+9b、10a+]Ob−・・カム面、xl−H1
可変機構、12・・・第2可変機構、13.13’・・
・油圧タペット% 13a、13’a・・・りRット受
圧部、13b、13’b・・・タ硬ット押圧部、14゜
14′・・・回動部材、14a+14’a・・・嵌挿孔
、15.15’ ・・・操作装置、50・・・制御回路
、70・・・マイクロコンピュータ。 第5図 El 回申tす又第8図 ム 蝦気 第 9 図 膚 第10図
Claims (1)
- カムシャフトのカム面から力を受ける受圧部と上記カム
面からの力をバルブステムへ伝達する押圧部とを有する
タペットと、該タペットを震動自在に嵌装する嵌装孔を
有しカムシャフトのまわりに回動自在に支持された回動
部材と、この回動部材をエンジンの運転状態に応じて回
動させる操作itとからなるエンジンのパルプタイミン
グ制御装置であって、前記操作装置は、エンジンの低速
回転時にタペットの摺動方向とバルブの運動方向とが一
致する基準位置に前記回動部材を保持し、高速回転時に
前記回動部材を前記基準位置から回動させる手段を有し
、この回動により低速回転時と高速回転時との間でパル
プタイミングが変えられるようになったことを特徴とす
るエンジンのパルプタイミング制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4566183A JPS59188013A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | エンジンのバルブタイミング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4566183A JPS59188013A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | エンジンのバルブタイミング制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59188013A true JPS59188013A (ja) | 1984-10-25 |
Family
ID=12725554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4566183A Pending JPS59188013A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | エンジンのバルブタイミング制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59188013A (ja) |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP4566183A patent/JPS59188013A/ja active Pending
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