JPS5918725Y2 - 可変抵抗器 - Google Patents
可変抵抗器Info
- Publication number
- JPS5918725Y2 JPS5918725Y2 JP12172676U JP12172676U JPS5918725Y2 JP S5918725 Y2 JPS5918725 Y2 JP S5918725Y2 JP 12172676 U JP12172676 U JP 12172676U JP 12172676 U JP12172676 U JP 12172676U JP S5918725 Y2 JPS5918725 Y2 JP S5918725Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- field effect
- resistance
- effect transistors
- variable resistor
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電界効果トランジスタを利用した可変抵抗器に
関し、特に大振幅の信号が扱えるようにしたものである
。
関し、特に大振幅の信号が扱えるようにしたものである
。
従来より、1個の電界効果トランジスタを、そのゲート
に制御電圧を印加することにより可変抵抗器として用い
ることが知られている。
に制御電圧を印加することにより可変抵抗器として用い
ることが知られている。
また、そのような可変抵抗器において、抵抗特性の歪を
減少するために、電界効果トランジスタのドレイン・ソ
ース間電圧の半分をゲートに印加することも知られてい
る。
減少するために、電界効果トランジスタのドレイン・ソ
ース間電圧の半分をゲートに印加することも知られてい
る。
しかしながら、この種の可変抵抗器では、せいぜい10
0 mVrms以下(通常50mVrms以下)の信号
しか扱えないという欠点がある。
0 mVrms以下(通常50mVrms以下)の信号
しか扱えないという欠点がある。
本考案はこのような問題点に鑑み、複数の電界効果トラ
ンジスタを用いて大振幅の信号が扱えるようにするとと
もに、各電界効果トランジスタの歪の低減を図ることに
より、全体の抵抗特性を線型化するようにした可変抵抗
器を提供するものである。
ンジスタを用いて大振幅の信号が扱えるようにするとと
もに、各電界効果トランジスタの歪の低減を図ることに
より、全体の抵抗特性を線型化するようにした可変抵抗
器を提供するものである。
以下、本考案の一実施例について第1図とともに説明す
る。
る。
第1図において、1,2は入出力端子、3は制御端子、
4,5は加算器、01〜Q4は入出力端子1,2間に、
互に隣接するソースとドレインとを順次接続した状態で
直列に接続されみ電界効果トランジスタ(以下FETと
呼ぶ)、R2,R3゜R4は各FETQ1〜Q4のゲー
ト間に接続された互に抵抗値の等しい第1の抵抗素子、
R1,R5はFETQl、Q4のゲートに接続された第
2の抵抗素子であり、この第2の抵抗素子の抵抗値は、
第1の抵抗素子R2〜R3の抵抗値の約半分に設定され
ている。
4,5は加算器、01〜Q4は入出力端子1,2間に、
互に隣接するソースとドレインとを順次接続した状態で
直列に接続されみ電界効果トランジスタ(以下FETと
呼ぶ)、R2,R3゜R4は各FETQ1〜Q4のゲー
ト間に接続された互に抵抗値の等しい第1の抵抗素子、
R1,R5はFETQl、Q4のゲートに接続された第
2の抵抗素子であり、この第2の抵抗素子の抵抗値は、
第1の抵抗素子R2〜R3の抵抗値の約半分に設定され
ている。
なお、各FETQ1〜Q4の静特性は揃っているものと
する。
する。
また、各FETQ1〜Q4のサブストレートは一括して
v5UBに接続すればよい。
v5UBに接続すればよい。
このように構成すれば、制御端子3から供給される制御
電圧Vcを各FETQ1〜Q4のゲートに印加すること
により、入出力端子1,2間の抵抗値を変化させること
ができ、可変抵抗器として用いることができる。
電圧Vcを各FETQ1〜Q4のゲートに印加すること
により、入出力端子1,2間の抵抗値を変化させること
ができ、可変抵抗器として用いることができる。
そして、複数のFET01〜Q4を用いているから、入
出力端子1,2間に印加する電圧を大きくしても、1つ
のFETのドレイン・ソース間にかかる電圧は小さくて
済み、したがって大振幅の信号を扱うことができる。
出力端子1,2間に印加する電圧を大きくしても、1つ
のFETのドレイン・ソース間にかかる電圧は小さくて
済み、したがって大振幅の信号を扱うことができる。
しかも、このように、第1、第2の抵抗素子の値を2対
1に設定し、制御電圧Vcと入力端子1における電位V
Dとを加算器4で加え合わせて入力端子側の第2の抵抗
素子R1に供給し、制御電圧■oと出力端子2における
電位Vsとを加算器5で加え合わせて出力端子側の第2
の抵抗素子R5に供給するように構成すれば各FETQ
1〜Q4のゲートに対しそれぞれ上記制御電圧Vcと各
々のFETのドレイン・ソース間電圧の半分の電圧とが
重畳されて印加されるため、各FETQ1〜Q4で発生
する歪は減少する。
1に設定し、制御電圧Vcと入力端子1における電位V
Dとを加算器4で加え合わせて入力端子側の第2の抵抗
素子R1に供給し、制御電圧■oと出力端子2における
電位Vsとを加算器5で加え合わせて出力端子側の第2
の抵抗素子R5に供給するように構成すれば各FETQ
1〜Q4のゲートに対しそれぞれ上記制御電圧Vcと各
々のFETのドレイン・ソース間電圧の半分の電圧とが
重畳されて印加されるため、各FETQ1〜Q4で発生
する歪は減少する。
したがって、入出力端子1,2開会体の抵抗の歪も少な
くなり、全体の抵抗特性の線型化を図ることができる。
くなり、全体の抵抗特性の線型化を図ることができる。
なお、加算器4,5は演算増幅器などを用いて構成する
ことができる。
ことができる。
また、第2図に示すように、接合形FETのゲートにゲ
ートのp−nジャンクションと逆方向のダイオードDを
直列に接続し、その他端を新たにゲート端子Gとしたも
のを第1図のMO8形FETの代りに用いてもよい。
ートのp−nジャンクションと逆方向のダイオードDを
直列に接続し、その他端を新たにゲート端子Gとしたも
のを第1図のMO8形FETの代りに用いてもよい。
また、第1図におけるFETQ工〜Q4、第1、第2の
抵抗素子R1〜R5、加算器4,5を半導体基板上に集
積化すれば、FET01〜Q4の静特性を揃えることが
できるから好都合である。
抵抗素子R1〜R5、加算器4,5を半導体基板上に集
積化すれば、FET01〜Q4の静特性を揃えることが
できるから好都合である。
また、たとえば4チヤンネルステレオの音量調整器のよ
うに、複数系統の可変抵抗器の特性を揃えたい場合には
、第1図の可変抵抗器を複数個、半導体基板上に集積化
すればよい。
うに、複数系統の可変抵抗器の特性を揃えたい場合には
、第1図の可変抵抗器を複数個、半導体基板上に集積化
すればよい。
さらに、複数個設けた可変抵抗器のうち1つを基準用と
して帰還ループ内に挿入し、残りを信号処理用として使
用すれば、制御特性、温度特性の改善を図ることができ
るが、その具体的な構成は同一出願人の出願に係る特願
昭51−66779号並びに特願昭51−58606号
に記載したものを用いればよく、また、この考案の本質
とは直接関係ないから、ここでは省略する。
して帰還ループ内に挿入し、残りを信号処理用として使
用すれば、制御特性、温度特性の改善を図ることができ
るが、その具体的な構成は同一出願人の出願に係る特願
昭51−66779号並びに特願昭51−58606号
に記載したものを用いればよく、また、この考案の本質
とは直接関係ないから、ここでは省略する。
また、出力端子2を接地したときは加算器5を省略して
制御端子3を直接第2の抵抗素子R5に接続すればよい
。
制御端子3を直接第2の抵抗素子R5に接続すればよい
。
以上のように、本考案は複数の電界効果トランジスタの
直列回路を可変抵抗器として用いるようにしたものであ
るから、大振幅の信号を扱うことができ、しかも第1、
第2の抵抗素子の抵抗値の比を2:1に設定することに
より、各電界効果トランジスタのゲートに対して、制御
電圧と、各々の電界効果トランジスタのドレイン・ソー
ス間電圧の半分の電圧とを重畳した電圧をそれぞれ印加
することができ、その結果、各電界効果トランジスタの
歪を少なくして全体の抵抗特性の線型化を図ることがで
きる実用価値の大なるものである。
直列回路を可変抵抗器として用いるようにしたものであ
るから、大振幅の信号を扱うことができ、しかも第1、
第2の抵抗素子の抵抗値の比を2:1に設定することに
より、各電界効果トランジスタのゲートに対して、制御
電圧と、各々の電界効果トランジスタのドレイン・ソー
ス間電圧の半分の電圧とを重畳した電圧をそれぞれ印加
することができ、その結果、各電界効果トランジスタの
歪を少なくして全体の抵抗特性の線型化を図ることがで
きる実用価値の大なるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図は他の
実施例に用いる電界効果トランジスタを示す回路図であ
る。
実施例に用いる電界効果トランジスタを示す回路図であ
る。
Claims (3)
- (1)入出力端子間に互に隣接するソースとドレインを
順次接続して直列に接続した複数の電界効果トランジス
タと、上記各電界効果トランジスタのゲート間に接続さ
れた互に抵抗値の等しい第1の抵抗素子と、上記複数の
電界効果トランジスタのうち最も端にある電界効果トラ
ンジスタのゲートにそれぞれ接続された上記第1の抵抗
素子の約半分の抵抗値をもつ第2の抵抗素子とを備え、
上記第2の抵抗素子を介して上記各電界効果トランジス
タのゲートに制御電圧を印加し、この制御電圧に応じて
上記入出力端子間の抵抗値を変化するように構成すると
ともに、上記入力端子および上記出力端子の電位をそれ
ぞれ上記入力端子側および出力端子側に接続された第2
の抵抗素子を介して上記各電界効果トランジスタのゲー
トに印加することにより、上記入出力端子間の抵抗特性
を線型化したことを特徴とする可変抵抗器。 - (2)実用新案登録請求の範囲第1項の記載において、
複数の電界効果トランジスタと、第1、第2の抵抗素子
とを半導体基板上に集積化したことを特徴とする可変抵
抗器。 - (3)実用新案登録請求の範囲第1項の記載において、
複数の電界効果トランジスタと第1、第2の抵抗素子と
の組合せを複数個設け、これらを半導体基板上に集積化
したことを特徴とする可変抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12172676U JPS5918725Y2 (ja) | 1976-09-08 | 1976-09-08 | 可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12172676U JPS5918725Y2 (ja) | 1976-09-08 | 1976-09-08 | 可変抵抗器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5338973U JPS5338973U (ja) | 1978-04-05 |
JPS5918725Y2 true JPS5918725Y2 (ja) | 1984-05-30 |
Family
ID=28731185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12172676U Expired JPS5918725Y2 (ja) | 1976-09-08 | 1976-09-08 | 可変抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918725Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2806526B2 (ja) * | 1988-04-26 | 1998-09-30 | 日本電気株式会社 | 高電圧用可変インピーダンス回路 |
-
1976
- 1976-09-08 JP JP12172676U patent/JPS5918725Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5338973U (ja) | 1978-04-05 |
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