JP2806526B2 - 高電圧用可変インピーダンス回路 - Google Patents
高電圧用可変インピーダンス回路Info
- Publication number
- JP2806526B2 JP2806526B2 JP63102969A JP10296988A JP2806526B2 JP 2806526 B2 JP2806526 B2 JP 2806526B2 JP 63102969 A JP63102969 A JP 63102969A JP 10296988 A JP10296988 A JP 10296988A JP 2806526 B2 JP2806526 B2 JP 2806526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- variable impedance
- constant current
- field
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高電圧の正負電源用の可変インピーダンス回
路に関する。
路に関する。
従来、この種の半導体を用いた電子可変インピーダン
ス回路は、正または負の電位の入力端子に負荷となる半
導体を接続し、これら半導体を定電流動作させることに
よりインピーダンスを得ている。また、この電流値を変
化することにより、インピーダンスを可変している。
ス回路は、正または負の電位の入力端子に負荷となる半
導体を接続し、これら半導体を定電流動作させることに
よりインピーダンスを得ている。また、この電流値を変
化することにより、インピーダンスを可変している。
上述した従来の可変インピーダンス回路は、負荷とな
る半導体を直列接続していないことから、その半導体自
身の耐電圧にてこの回路に印加できる電圧が制御されて
しまう。例えば半導体自身の耐電圧としては最大でも1K
V程度であり、実際使用電圧では更に1/2の500V程度にな
っている。このため、高電圧に対しては適用が難しいと
いう問題がある。
る半導体を直列接続していないことから、その半導体自
身の耐電圧にてこの回路に印加できる電圧が制御されて
しまう。例えば半導体自身の耐電圧としては最大でも1K
V程度であり、実際使用電圧では更に1/2の500V程度にな
っている。このため、高電圧に対しては適用が難しいと
いう問題がある。
本発明は、高電圧に対しても適用可能な可変インピー
ダンス回路を提供することを目的としている。
ダンス回路を提供することを目的としている。
本発明の高電圧用可変インピーダンス回路は、複数個
のNゲート電界効果トランジスタのドレイン・ソースを
直列接続して直流正電位電源に接続し、かつ最下段の電
界効果トランジスタを定電流動作させるとともに、他の
電界効果トランジスタを自己バイアス動作させる正電位
の定電流回路と、複数個のPゲート電界効果トランジス
タのソース・ドレインを直列接続して直流負電位電源に
接続し、かつ最上段の電界効果トランジスタを定電流動
作させるとともに、他の電界効果トランジスタを自己バ
イアス動作させる負電位の定電流回路とで構成してい
る。
のNゲート電界効果トランジスタのドレイン・ソースを
直列接続して直流正電位電源に接続し、かつ最下段の電
界効果トランジスタを定電流動作させるとともに、他の
電界効果トランジスタを自己バイアス動作させる正電位
の定電流回路と、複数個のPゲート電界効果トランジス
タのソース・ドレインを直列接続して直流負電位電源に
接続し、かつ最上段の電界効果トランジスタを定電流動
作させるとともに、他の電界効果トランジスタを自己バ
イアス動作させる負電位の定電流回路とで構成してい
る。
上述した構成では、複数込の電界効果トランジスタを
直列接続して電位電源に接続し、そのうち1つのトラン
ジスタを定電流動作させ、他のトランジスタを自己バイ
アス動作させることにより、1のトランジスタを低電圧
で定電流動作させることが可能となり、高電圧の入力に
対する可変インピーダンスとして機能する。
直列接続して電位電源に接続し、そのうち1つのトラン
ジスタを定電流動作させ、他のトランジスタを自己バイ
アス動作させることにより、1のトランジスタを低電圧
で定電流動作させることが可能となり、高電圧の入力に
対する可変インピーダンスとして機能する。
次に、本発明を図面を参照して説明する。
図は本発明の一実施例の回路図である。図において、
11〜1nは耐電圧特性を得るために直列接続したn個のN
ゲート電界効果トランジスタであり、そのうち最下段の
トランジスタ1nを除く他のトランジスタ11〜1n-1のゲー
トを電圧バランス用抵抗71〜7n及び81〜8nにて自己バイ
アスする接続となっている。そして、これらトランジス
タ11〜1n-1と抵抗71〜7n,81〜8nで構成した回路電流を
電圧として検出する抵抗9を接続し、この抵抗9により
検出された検出電圧を誤差増幅器3にて増幅し、最下段
電界効果トランジスタ1nに入力するように構成してい
る。これにより、端子13間に入力される正電位の高電圧
定電流回路を構成している。なお、電流値は誤差増幅器
3の他方の入力端に入力される可変基準電源5の電圧を
変化することにより任意に設定可能である。
11〜1nは耐電圧特性を得るために直列接続したn個のN
ゲート電界効果トランジスタであり、そのうち最下段の
トランジスタ1nを除く他のトランジスタ11〜1n-1のゲー
トを電圧バランス用抵抗71〜7n及び81〜8nにて自己バイ
アスする接続となっている。そして、これらトランジス
タ11〜1n-1と抵抗71〜7n,81〜8nで構成した回路電流を
電圧として検出する抵抗9を接続し、この抵抗9により
検出された検出電圧を誤差増幅器3にて増幅し、最下段
電界効果トランジスタ1nに入力するように構成してい
る。これにより、端子13間に入力される正電位の高電圧
定電流回路を構成している。なお、電流値は誤差増幅器
3の他方の入力端に入力される可変基準電源5の電圧を
変化することにより任意に設定可能である。
同様に、21〜2mは耐電圧特性を得るために直列接続し
たm個のPゲート電界効果トランジスタであり、そのう
ち最上段のトランジスタ21を除く他のトランジスタ22〜
2mを電圧バランス用抵抗111〜11m及び121〜12mにて自己
バイアスする接続となっている。そして、これらトラン
ジスタ22〜2mと抵抗111〜11m及び121〜12mで構成した回
路電流を電圧として検出する抵抗10を接続し、その検出
電圧を誤差増幅器4にて増幅し最上段電界効果トランジ
スタ21に入力するように構成している。これにより、端
子14間に入力される負電位の高電圧定電流回路を構成し
ている。なお、電流値は誤差増幅器4の他方の入力端に
入力される可変基準電源6の電圧を変化させることによ
り、任意に設定可能である。
たm個のPゲート電界効果トランジスタであり、そのう
ち最上段のトランジスタ21を除く他のトランジスタ22〜
2mを電圧バランス用抵抗111〜11m及び121〜12mにて自己
バイアスする接続となっている。そして、これらトラン
ジスタ22〜2mと抵抗111〜11m及び121〜12mで構成した回
路電流を電圧として検出する抵抗10を接続し、その検出
電圧を誤差増幅器4にて増幅し最上段電界効果トランジ
スタ21に入力するように構成している。これにより、端
子14間に入力される負電位の高電圧定電流回路を構成し
ている。なお、電流値は誤差増幅器4の他方の入力端に
入力される可変基準電源6の電圧を変化させることによ
り、任意に設定可能である。
したがって、この回路構成によれば、直列接続された
複数個のNゲートの電界効果トランジスタ11〜1n-1を自
己バイアス動作させることにより、最下段のトランジス
タ1nを低い電圧で定電流動作させることが可能となり、
高い電圧の正電位に対応でき、高電圧可変インピーダン
スとして機能できる。同様に、直列接続した複数個のP
ゲートの電界効果トランジスタ22〜2mを自己バイアス動
作させることにより、最上段のトランジスタ21を低い電
圧で定電流動作させることが可能となり、高い電圧の負
電位に対応でき、高電圧可変インピーダンスとして機能
できる。
複数個のNゲートの電界効果トランジスタ11〜1n-1を自
己バイアス動作させることにより、最下段のトランジス
タ1nを低い電圧で定電流動作させることが可能となり、
高い電圧の正電位に対応でき、高電圧可変インピーダン
スとして機能できる。同様に、直列接続した複数個のP
ゲートの電界効果トランジスタ22〜2mを自己バイアス動
作させることにより、最上段のトランジスタ21を低い電
圧で定電流動作させることが可能となり、高い電圧の負
電位に対応でき、高電圧可変インピーダンスとして機能
できる。
以上説明したように本発明は、複数個の電界効果トラ
ンジスタを直列接続し、1のトランジスタ以外のトラン
ジスタをバイアス動作させることにより、該1のトラン
ジスタを低電圧で定電流動作させることが可能となり、
正負両電位の高電圧可変インピーダンス回路を小型で安
価に構成できる効果がある。また、本発明はFETを電流
制御素子に使用しているため、電流容量を増加させる場
合には、並列接続時の電流アンバランスによる熱暴走に
対する保護回路は不要であり、FETを並列接続するだけ
で簡単に容量の増加が可能である。
ンジスタを直列接続し、1のトランジスタ以外のトラン
ジスタをバイアス動作させることにより、該1のトラン
ジスタを低電圧で定電流動作させることが可能となり、
正負両電位の高電圧可変インピーダンス回路を小型で安
価に構成できる効果がある。また、本発明はFETを電流
制御素子に使用しているため、電流容量を増加させる場
合には、並列接続時の電流アンバランスによる熱暴走に
対する保護回路は不要であり、FETを並列接続するだけ
で簡単に容量の増加が可能である。
図は本発明の一実施例の回路図である。 11〜1n……Nゲート電界効果トランジスタ、21〜2m……
Pゲート電界効果トランジスタ、3,4……誤差増幅器、
5,6……可変基準電源、71〜7n,81〜8n,111〜11m,121〜1
2m……バイアス抵抗、9,10……電圧検出用抵抗、13……
直流正電位電源入力端子、14……直流負電位電源入力端
子。
Pゲート電界効果トランジスタ、3,4……誤差増幅器、
5,6……可変基準電源、71〜7n,81〜8n,111〜11m,121〜1
2m……バイアス抵抗、9,10……電圧検出用抵抗、13……
直流正電位電源入力端子、14……直流負電位電源入力端
子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−165822(JP,A) 実開 昭53−38973(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03H 11/46,11/24
Claims (1)
- 【請求項1】複数個のNゲート電界効果トランジスタの
ドレイン・ソースを直列接続して直流正電位電源に接続
し、かつ最下段の電界効果トランジスタを定電流動作さ
せるとともに、他の電界効果トランジスタを自己バイア
ス動作させる正電位の定電流回路と、複数個のPゲート
電界効果トランジスタのソース・ドレインを直列接続し
て直流負電位電源に接続し、かつ最上段の電界効果トラ
ンジスタを定電流動作させるとともに、他の電界効果ト
ランジスタを自己バイアス動作させる負電位の定電流回
路とで構成したことを特徴とする高電圧用可変インピー
ダンス回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63102969A JP2806526B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 高電圧用可変インピーダンス回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63102969A JP2806526B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 高電圧用可変インピーダンス回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01273412A JPH01273412A (ja) | 1989-11-01 |
JP2806526B2 true JP2806526B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=14341595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63102969A Expired - Fee Related JP2806526B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 高電圧用可変インピーダンス回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2806526B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU7164696A (en) * | 1996-09-23 | 1998-04-14 | Eldec Corporation | Solid-state high voltage switch and switching power supply |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5918725Y2 (ja) * | 1976-09-08 | 1984-05-30 | 松下電器産業株式会社 | 可変抵抗器 |
JPS60165822A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-08-29 | Nec Corp | 電子式可変抵抗器 |
-
1988
- 1988-04-26 JP JP63102969A patent/JP2806526B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01273412A (ja) | 1989-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4038607A (en) | Complementary field effect transistor amplifier | |
KR920001828A (ko) | 적분 회로 | |
US4109214A (en) | Unbalanced-to-balanced signal converter circuit | |
US4629910A (en) | High input impedance circuit | |
US4463319A (en) | Operational amplifier circuit | |
US2813934A (en) | Transistor amplifier | |
US3917991A (en) | Differential circuit with improved signal balance | |
JPS6133708Y2 (ja) | ||
US4241314A (en) | Transistor amplifier circuits | |
JP2806526B2 (ja) | 高電圧用可変インピーダンス回路 | |
US4030016A (en) | Precision active rectifier circuit | |
US4065682A (en) | Logarithmic converter | |
US3493881A (en) | Unity gain amplifier | |
US4077012A (en) | Amplifier devices | |
JPH09321555A (ja) | 半導体集積回路の差動増幅器 | |
JPH01101008A (ja) | 水晶発振回路 | |
US3417339A (en) | Push-pull transistor amplifiers with transformer coupled driver | |
JP2818523B2 (ja) | 集積回路装置 | |
JPH0793547B2 (ja) | マイクロ波電力増幅器 | |
JPS63117503A (ja) | 差動増幅回路 | |
JPS584327Y2 (ja) | 増幅回路 | |
KR810001084B1 (ko) | 2단자 임피던스회로 | |
JPS5827539Y2 (ja) | 音声増幅器 | |
JPS6121857Y2 (ja) | ||
JPS61117613A (ja) | 電流制限付定電圧電源回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |