JPS59187256A

JPS59187256A - コイル状物の検査方法

Info

Publication number: JPS59187256A
Application number: JP6202983A
Authority: JP
Inventors: Fumiaki Nagase; 文昭永瀬; Kazuo Tejima; 手島　一雄
Original assignee: Toyo Aluminum KK
Current assignee: Toyo Aluminum KK
Priority date: 1983-04-06
Filing date: 1983-04-06
Publication date: 1984-10-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、コイル状物の検査方法に関する。

アルミニウム箔や合成樹脂フィルム等のフィルム状長尺
物、或はシート類のウェブは、コアに巻取られコイル状
物として需要者に提供される。需要者は、このコイル状
物を巻戻し、包装その他の用に供している。

ところで、このようなウェブは、コイル状物に巻取られ
る途中で何個所か接続されるのが普通であって、この接
続個所は、通常使用できない為、コイル状物のウェブの
接続個所が何個所あるかを予め知っておく必要がある。

この目的で、コイル状物のコアに接続個所の回数を表示
したラベルを貼着し、ときには、コイル状物の端面に、
インキ等で接続個所の色付けを行なったりしている。

しかしながら、色付けげよる表示を行なう場合、コイル
状物の端面を汚すことになり需要者に嫌われることもあ
り、また表示ラベルにおいでは、作業者の誤記入による
表示間違いが発生する場合もある。

そこで、この発明の目的は、上述のような接続部を自動
的に検出して正確な表示を可能にする検査方法を提供す
るにある。

この目的を達成するため、この発明によれば、まず、ウ
ェブの接続部に、金属センサーや磁気センサーに感応で
きる部材を添着して、そのま＼コイル状物に巻取り、こ
のコイル状物の端面を上記センサーによって走査せしめ
、接続部を検出するようにしている。

この方法によって、従来の肉眼によるより正確に接続部
を検出できることは勿論、省人化をもほか、ることかで
きる。

以下、この発明の実施例を添付図面に基いて説明する。

第１図、第２図、第３図は、ウェブの接続部に用いるテ
ープの構成の一例を示している。

第１図のように、テープ１は、基材２の片面に金属薄膜
層３、他面に接着剤若しくは粘着剤から成る貼着層４を
設けたものである。また、第２図のように、貼着層４を
両面に設けてもよい。さらに、前記金属薄膜層３に直接
貼着層４を設けることができる。勿論、この場合も、両
面に貼着層４を設けてもよい。

上記金層薄膜層３は、金属箔、金属蒸着膜、金属粉及び
その酸化物の塗膜、金属粉及びその酸化物を混入した樹
脂フィルム等から成る。この金属は、ウェブの種類に応
じ適宜選択すればよい。例えば、ウェブがアルミニウム
箔等の非磁性金属である場合には、鉄等の磁性゛釡属を
用い、・ウェブが合成樹脂フィルム、紙などの非金属の
場合には、単に金属であればいずれでもよい。

第４図及び第５図は、ウェブ５，５の接続方法を例示し
ている。第１図のようなテープ１を用いる場合には、第
４図のように、ウェブ５の両面からテープ１を貼着する
のがよく、第２図のテープ１は、第５図のように、テー
プ５の内面に挾んで用いる。

第６図は、長尺のウェブ５を途中で接続しながらコア６
に巻取って出来上ったコイル状物７を示している。

第７図及び第８図は、上記コイル状物７の接続部を検出
する装置の一例を示す。

図示のように、ケーシング１０の上板１１には、回転軸
１２が縦に取り付けられており、この軸は、コイル状物
７のコア６に嵌り込み、コイル状物の回転と共に回転す
るようになっている。

さらに、前記上板１１には、金属や磁気に感応するセン
サー１３が半径方向に多数配列されている。なお、隣接
するセンサーとの間隔があまり小さいと検出能に支障が
生じることがあるので、例えば第８図に示すように、半
径方向に直線的に配置せず、多少位置をずらせるのがよ
い。また、図示のほかに、ジグザグ状などの配列でもよ
い。

このような検出装置に、コイル状物７を装着すると、第
７図に示すように、コイル状物の端面とセンサー１３が
対向し、そこでコイル状物を回転させると、周方向にセ
ンサーが走査し、テープ１の存在個所即ちウェブの接続
部を検出することができる。この検出信号を適当な回路
で処理し、ブザーやランプなどによって表示すればよい
。なお、携帯可能な読取り装置によって、手動でコイル
状物の端面を走査してもよい。

この発明によれば、以上のように、コイル状物の端面を
センサーで走査し、ウェブの接続部を検出するようにし
たので、肉眼で検出するのと異なり、検出の誤りがなく
、また省人化にも役立つ効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図はコイル状物を形成するウェブの接続
部を検出するのに用いるテープの断面図、第４図及び第
５図はウェブの接続部の構造を示す側面図、第６図はコ
イル状物の斜視図、第７図はコイル状物の検査装置を示
す縦断面図、第８図は同上の平面図である。１・・・テープ、２・・・基材、３・・・金属薄膜層、
４・・・貼着層、５・・・ウェブ、６・・・コア、７・
・・コイル状物、１ｏ・・・ケーシング、１１・・・上
板、１２・・・回転軸、１３・・−センサー特許出願人　　東洋アルミニウム株式会社同　代理人　
鎌　　１）　文　　ニ

Claims

【特許請求の範囲】

ウェブの接続部に、金属センサー又は磁気センサーに感
応できる部材を添着し、そのまトコイル状物に巻取り、
このコイル状物の端面を上記センサーによって走査せし
め、ウェブの接続部を検出することから成るコイル状物
の検査方法。