JP3141745U - 巻回帯状体残量長測定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な巻回帯状残量長測定具を提供する。
【解決手段】透明板材10に、巻回帯状体4の芯筒6の外周に合わせるための基準線2と、該芯筒6に巻回されている帯状体の残量長を示す目盛線3とを、同心円的に付けることにより、巻回帯状体残量長測定具1を構成する。巻回帯状体4の外周の位置が目盛線のどの位置にあるかを読み取ることにより、残量長を比較的正確に測定出来るようになった。
【選択図】図2

Description

本考案は、芯筒に巻いてある帯状体が、あとどの位の長さ残っているかを簡易に測定する巻回帯状体残量長測定具に関するものである。
種々の製品を製造する場合、製造に必要とされる資材は、しばしば帯状体の形で供給されている。例えば、帯状体の紙,布,不織布,ビニール,プラスチックフィルム,金属板等が巻回して保持されており、そこから少しづつ巻きほどきながら供給し、必要な長さだけ切って製品の製造に用いられている。
帯状体の資材は、筒状の芯筒に巻回されている。芯筒には、紙で作られたものや(紙管)、金属やプラスチック等で作られたものがあるが、どのようなものを用いるかは、それに巻回する資材に応じて決定される。
製造現場で帯状体の資材を使用する場合、重要なことの1つは、資材があとどの位の長さ残っているか(残量長)を知ることである。なぜなら、資材がなくなれば製品の製造が完全にストップしてしまうからである。従って、そうならないよう、タイミングよく次の資材を供給する必要がある。そのためには、残量長を製造現場で簡易に知ることが出来るということが重要である。
図7は、巻回帯状体の種々の残量状態を示す図である。図7において、4は巻回帯状体、5は帯状体端部、6は芯筒、T1 ,T2 ,T3 は巻回厚である。図7(1)は残量大の場合を示し、(2)は残量中の場合を示し、(3)は残量小の場合を示している。従って、巻回帯状体4の巻回厚の大小関係は、T1 >T2 >T3 である。
従来の製造現場においては、巻回帯状体4の巻回厚を目視することにより残量長を推定し、次の供給計画を立てるようにしているところが少なからずあった。
特開平07−041036号公報
前記したように、巻回帯状体の巻回厚を現場で目視することにより残量長を推定するやり方は、あまり正確ではなく、その推定値も現場責任者の経験年数,熟練度等により、相当バラツキがあった。
そのため、予測より早く資材がなくなってしまい、供給が間に合わなかったり、あるいは、次の資材を早く持って来すぎてしまい、現場の作業の邪魔になったりするというようなことがあった。
本考案は、このような問題点を解決するため、現場で簡易に出来るだけ正確に残量長を測定し得るようにすることを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本考案では、透明板材に、巻回帯状体の芯筒の外周に合わせるための基準線と、該芯筒に巻回されている帯状体の残量長を示す目盛線とを、同心円的に付けることにより巻回帯状体残量長測定具を構成し、前記巻回帯状体の外周の位置が目盛線のどの位置にあるかにより残量長を測定するようにした。
前記巻回帯状体残量長測定具においては、基準線を透明板材の中央付近に中心を有する円とし、目盛線を該基準線に同心の円とすることが出来る。
また、透明板材の形状を、直線状側辺を少なくとも1つ有する形状とし、基準線を該直線状側辺の中央付近に中心を有する半円とし、目盛線を該基準線に同心の半円とすることも出来る。
あるいはまた、透明板材の形状を、隣接して直交する直線状側辺の組を少なくとも1組有する形状とし、基準線を該直線状側辺が直交する付近に中心を有する4分の1円とし、目盛線を該基準線に同心の4分の1円とすることも出来る。
本考案の巻回帯状体残量長測定具によれば、現場で巻回帯状体に巻回帯状体残量長測定具を当てがって目盛を読み取るだけで、直ちに残量長を測定することが出来るようになる。目盛を細かく付けておけば、読み取る残量長の値はより一層正確となる。
そのため、次の資材供給をタイミングよく行うことが可能となる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本考案の第1の実施形態を示す図である。図1において、1は巻回帯状体残量長測定具、2は基準線、3は目盛線、10は透明板材である。透明板材10としては、例えば透明なプラスチック板を用いることが出来る。
この実施形態では、基準線2を透明板材10の中央付近に中心を有する円とし、目盛線3を該基準線2に同心の円としている。なお、透明板材10の形状は、図1では四角形のものが示してあるが、これは一例であり、全体として円形のものでもよい。
基準線2は、巻回帯状体残量長測定具1を用いて巻回帯状体の残量長を測定する際、芯筒の外周に合わせる線であり、残量長を測定する基準となる線である。帯状体の一方の端部は先ず芯筒に巻き付けられ、そこから徐々に巻き重ねられて行くから、芯筒の外周部分が、帯状体残量長を測定するときの基準位置となる。
目盛線3は、残量長を表す線である。目盛線3上に小さい字で、10,20等と書いてあるのは、例えば10m,20mのことを意味している。巻回帯状体残量長測定具1を巻回帯状体に当てがったとき、仮に巻回帯状体の外周が20mの目盛線3に合わさっていれば、残量長は20mということになる。
図2は、第1の実施形態の使用要領を説明する図であり、符号は図1,図7のものに対応している。図2(1)は、巻回されている帯状体を途中まで使用した巻回帯状体4を示し、図2(2)は、その帯状体残量長を測定する要領を示している。測定要領は、次の通りである。
先ず、巻回帯状体残量長測定具1の基準線2を、巻回帯状体4の芯筒6の外周に合わせる。次に、巻回帯状体4の外周が目盛線3のどの位置にあるかを読み取る。図示した例では、目盛りの「22」の位置にあると読み取られる。目盛りの単位をmとすれば、残量長は22mと測定される。
このように、本考案の巻回帯状体残量長測定具1によれば、単に巻回帯状体4に当てがって目盛りを読み取るだけという極めて簡単な作業により、残量長を測定することが可能となる。
(第2の実施形態)
図3は、本考案の第2の実施形態を示す図であり、符号は図1のものに対応している。この実施形態では、透明板材10の形状を、直線状側辺を少なくとも1つ有する形状としている。図2では長方形のものが示してあるが、これは一例であり、直線状側辺以外の部分はどのような曲線になっていてもよい(例えば、分度器のように半円形であってもよい)。
基準線2は、左側の直線状側辺の中央付近に中心を有する半円とされている。また、目盛線3は、該基準線2に同心の半円とされている。
図4は、第2の実施形態の使用要領を説明する図であり、符号は図2のものに対応している。この巻回帯状体残量長測定具1を用いて測定するときは、図4(2)に示すように、先ず半円の基準線2を芯筒6の外周に合わせる。次に巻回帯状体4の外周が目盛線3のどの位置にあるかを読み取る。目盛線3が半円でしか描いてなくとも、残量長をほぼ正確に測定することが出来る。
(第3の実施形態)
図5は、本考案の第3の実施形態を示す図であり、符号は図1のものに対応している。この実施形態では、透明板材10の形状を、隣接して直交する直線状側辺の組を少なくとも1組有する形状としている。図5では正方形のものが示してあるが、これは一例であり、1組の直線状側辺以外の部分はどのような曲線になっていてもよい。
基準線2は、該直線状側辺が直交する付近に中心を有する4分の1円とされている。また、目盛線3は、該基準線2に同心の4分の1円とされている。
図6は、第3の実施形態の使用要領を説明する図であり、符号は図2のものに対応している。この巻回帯状体残量長測定具1を用いて測定するときは、図6(2)に示すように、先ず4分の1円の基準線2を芯筒6の外周に合わせる。次に巻回帯状体4の外周が目盛線3のどの位置にあるかを読み取る。目盛線3が4分の1円でしか描いてなくとも、やはり残量長をほぼ正確に測定することが出来る。
ところで、芯筒の外径には、15cmのものもあれば、20cmのものもあるという具合に、いろいろなものがある。外径が異なれば外周も異なるから、帯状体残量長を測定する際の基準位置が異なることになる。従って、使用する巻回帯状体残量長測定具1としては、その外周と一致する基準線2を有するものを用いる必要がある。
また、巻回される帯状体の厚みが異なれば、1回巻回される毎に増える巻回帯状体の直径も異なるから、外周も異なって来る。従って、使用する巻回帯状体残量長測定具1としては、目盛線3の間隔がその帯状体の厚みに適合させて付けられているものを用いる必要がある。
これらのことより、取り扱っている巻回帯状体は特定の1種類という製造現場では、その芯筒の外径および帯状体厚みに適合した巻回帯状体残量長測定具1のみを備えておけばよい。
しかし、取り扱っている巻回帯状体の種類が多く、芯筒の外径も帯状体の厚みもいろいろなものがあるという製造現場では、それらいろいろな芯筒の外径および帯状体の厚みに適合した巻回帯状体残量長測定具1を、幾つも備えておく必要がある。
本考案の第1の実施形態を示す図 第1の実施形態の使用要領を説明する図 本考案の第2の実施形態を示す図 第2の実施形態の使用要領を説明する図 本考案の第3の実施形態を示す図 第3の実施形態の使用要領を説明する図 巻回帯状体の種々の残量状態を示す図
符号の説明
1…巻回帯状体残量長測定具、2…基準線、3…目盛線、4…巻回帯状体、5…帯状体端部、6…芯筒、10…透明板材

Claims (4)

  1. 透明板材に、
    巻回帯状体の芯筒の外周に合わせるための基準線と、
    該芯筒に巻回されている帯状体の残量長を示す目盛線とを、
    同心円的に付けることにより構成され、
    前記巻回帯状体の外周の位置が目盛線のどの位置にあるかにより残量長を測定するようにしたことを特徴とする巻回帯状体残量長測定具。
  2. 基準線を透明板材の中央付近に中心を有する円とし、
    目盛線を該基準線に同心の円とした
    ことを特徴とする請求項1記載の巻回帯状体残量長測定具。
  3. 透明板材の形状を、直線状側辺を少なくとも1つ有する形状とし、
    基準線を該直線状側辺の中央付近に中心を有する半円とし、
    目盛線を該基準線に同心の半円とした
    ことを特徴とする請求項1記載の巻回帯状体残量長測定具。
  4. 透明板材の形状を、隣接して直交する直線状側辺の組を少なくとも1組有する形状とし、
    基準線を該直線状側辺が直交する付近に中心を有する4分の1円とし、
    目盛線を該基準線に同心の4分の1円とした
    ことを特徴とする請求項1記載の巻回帯状体残量長測定具。
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