JPH0247501A - ひずみゲージの包装具およびその包装具を用いたひずみゲージの添着方法 - Google Patents

ひずみゲージの包装具およびその包装具を用いたひずみゲージの添着方法

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JPH0247501A
JPH0247501A JP19808988A JP19808988A JPH0247501A JP H0247501 A JPH0247501 A JP H0247501A JP 19808988 A JP19808988 A JP 19808988A JP 19808988 A JP19808988 A JP 19808988A JP H0247501 A JPH0247501 A JP H0247501A
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tape body
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strain gauge
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JP19808988A
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Inventor
Yoshihiro Matsuoka
義博 松岡
Kazuhiko Tanahashi
棚橋 和彦
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Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ひずみゲージの包装具およびその包装具を用
いひずみゲージを被測定体の所定位置および方向に正確
に添着するひずみゲージの添着方法に関するものである
〔従来の技術〕
従来、ひずみゲージの包装具には、ゲージ挟みが用いら
れていた。すなわち、第11図に示すように透明なプラ
スチック等の樹脂製の弾力性のあるシートを半分に折っ
て塑性変形せしめ、その折曲部40に閉じる習性を与え
たものが上記ゲージ挟みであり、包装するときは、折曲
部の閉じる習性に抗して挟持シート41.42を開き、
この中にひずみゲージ43を無造作に入れ、上記開く力
を取除くと挟持シート41が矢印の方向に閉じてひずみ
ゲージ43が両シート41.42間に挟持されるもので
ある。そして、このようにひずみゲージ43を包装した
ゲージ挟みを、いわゆる部品箱等のケースに収納してい
た。
また、他の収納方法として、ひずみゲージ43を直接上
記部品箱に収納する例もあった。
ところで従来、ひずみゲージの添着方法には、例えば特
開昭63−66401号公報に記載の接着方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のひずみゲージの包装具は、ただ単にケースに入れ
ておくだけであったり、ゲージ挟みに挟んだりするだけ
であったため、またひずみゲージそのものが小さい形状
であることから、ビンセットを使って取出さなければな
らず、例えば、取出しにくい、表裏の区別がつけにくい
、ゲージリードが絡み合って1つのひずみゲージを取出
すのが煩雑、受感部(グリッド部)が空気に触れるので
防湿性に欠ける等々の問題があった。
従来のひずみゲージの添着方法は、ひずみゲージを、平
滑に仕上げられた被測定物の表面に各種の接着剤を用い
て固定するのが一般的であった。
すなわち、接着剤を用いてひずみゲージを固定する場合
にあっては、被測定物の表面における被添着位随に、例
えば、シアノアクリルレート系あるいはエポキシ系の液
体接着剤を滴下したり、または、それら液状接着剤をひ
ずみゲージの添着面に塗布したうえで、そのひずみゲー
ジを被測定物の表面に貼付け、液体接着剤が乾燥硬化す
るまでの間、指や押圧治具等で押え付けて固定している
しかしながら、ひずみゲージは、被測定物のひずみを電
気抵抗値の微小変化に変換して電気信号として出力する
ものであるので、接着時に被測定物とひずみゲージとの
間に介在する接着層に気泡やゴミ等が混在すると、ひず
みの伝播が異常となり、正確なひずみ検出を行うことが
困難となる。
特に、液状接着剤を用いた場合には、気泡やゴミ等の混
在する危険性が大きい。
従って、接着によるひずみゲージの固定にあっては、こ
のような危険性が少なくなるように、きわめて厳重な品
質管理のもとて高度な作業性と熟練が必要となる。
この問題を解決するために提案されたのが上記公報に開
示されている技術である。つまりこの公報に開示された
技術は、ひずみゲージにおける被測定物との接着面にホ
ットメルト材を取付けておき、接着に際して、被測定物
の接着面に対応する面にホットメルトを取付けたストレ
ンゲージを、ホットプレスすることによって被測定物表
面に固着するものである。
ところが、実際の接着作業において極めて重要。
且つ練度が必要とされるのは、ひずみゲージにフォトエ
ツチング等によって形成されたゲージ軸および上記グリ
ッド部の中心位置を示す指標を被測定物の予定添着位置
を示すケガキ線に一致させる位置決め操作である。とこ
ろが、上記公報には、この位置決め操作の方法は、何ら
開示されていない。また、包装および収納に関する技術
も開示されていない。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、その目的
とするところは、微小な形状で方向性を有するひずみゲ
ージであるにもかかわらず包装および収納した該ひずみ
ゲージが取出しやすく且つ取出し後の取り扱いが容易で
あり、従来よりも防湿性があり、位置決め操作が特別な
熟練度を有しない作業者にも迅速に高い精度で行えるひ
ずみゲージの包装具およびその包装具を用いたひずみゲ
ージの添着方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述の目的を達成するために、請求項1の発
明は、微小な形状のひずみゲージを包装するひずみゲー
ジの包装具において、上記ひずみゲージを所定間隔で一
時的に粘着する可撓性を持った長尺のテープ体と、上記
ひずみゲージが一時的粘着された状態の上記テープ体を
ロール状に巻回するドラム部とを具備し、上記ひずみゲ
ージのゲージ軸が上記テープ体の長手方向に対し略直交
するように被測定体に添着すべき添着面と反対側の非添
着面を上記テープ体が巻回されるときの内側となるよう
に粘着せしめることで多数のひずみゲージが整然と包装
・収納され、且つ所望時に容易に取出し得るように構成
したことを特徴としている。
請求項2の発明は、ひずみゲージを所定間隔で一時的に
粘着する可撓性を持った長尺のテープ体および、上記ひ
ずみゲージが添着された状態の上記テープ体をロール状
に巻回するドラム部より成る被収納体と、この被収納体
を収納する筐体と。
この筐体の一部に設けられ上記ドラム部を回転自在に軸
支する軸支部と、上記筐体の一部に穿設され上記テープ
体の該筐体外への引出しが可能な開口部と、上記筐体の
一部に設けられ上記開口部から引出された上記テープ体
をその長手方向と略直角に切断するカッター部とを具備
し、多数のひずみゲージを整然と収納し、所望時に巻回
されている上記テープ体の端部を上記開口部より引出し
、別途の道具を要することなく上記テープ体を上記カッ
タ部で切断するだけの簡略な操作で所望個数のひずみゲ
ージを迅速に取出し得るように構成したことを特徴とし
ている。
請求項3の発明は、ゲージベースのひずみを検出する受
感部の周囲に少なくともゲージ軸の方向を示すゲージ軸
指標およびこのゲージ軸と直交すると共に上記受感部の
中心を示す中心指標が、被測定体に添着すべき添着面と
反対側面に被膜パターンで形成された微小な形状のひず
みゲージを包装する包装具において、上記ひずみゲージ
を所定間隔で一時的に粘着すると共に上記ゲージ軸指標
および上記中心指標にそれぞれ対応するゲージ軸指標線
および中心指標線が表示された長尺のテープ体と、この
テープ体をロール状に巻回するドラムとを具備し、予め
、これらのゲージ軸指標線および中心標線にそれぞれの
ゲージ軸指標および中心指標が一致するように上記ひず
みゲージをそれぞれ上記テープ体に粘着し、等価的に上
記ゲージ指標および上記中心指標が拡大するように構成
したことを特徴とするものである。
請求項4の発明は、ひずみを検出する受感部等と共に被
測定体への添着方向を示す指標が被測定体に添着すべき
添着面とは反対側の面に形成された微小な形状のひずみ
ゲージを、上記添着面が上記被測定体に当接するように
載置し、該被測定体に描かれた予定添着方向と上記指標
とが一致するように位置決めした上で加圧添着するひず
みゲージの添着方法において、上記ひずみゲージを所定
間隔で一時的に粘着する可撓性を有する長尺のテープ体
および上記ひずみゲージが粘着された状態の上記テープ
体をロール状に巻回するドラム部を備え且つ上記ひずみ
ゲージが上記テープ体に設けられた上記指標の延長線に
対応する指標線に上記ひずみゲージの指標が一致するよ
うに粘着され、しかも上記添着面の反対側の非添着面が
上記テープ体に粘着されているひずみゲージの包装具を
用い、上記ドラム部に巻回されている上記テープ体の端
部を所定長且つ隣接する上記ひずみゲージとの中間部に
対応する位置で上記テープ体を切断して上記ひずみゲー
ジが粘着されたテープ体片を形成し、上記被測定体に接
着剤を塗布し、然る後、上記添着面を当接するようにし
て上記被測定体に上記テープ体片を上記被測定体に載置
し、上記テープ体に示される上記指標線が上記被測定体
に描かれた上記予定添着方向に一致させて添着するよう
にしたことを特徴としたものである。
〔作 用〕
本発明は、請求項1,2および3のように構成したから
、ひずみゲージが容易に取出せ、その分だけ作業時間が
短縮され、ひずみゲージの非添着面がテープ体の内側の
面に添着され、しかもこのテープ体が巻回されることに
よって添着面がテープ体の外側の面に被包されるから防
湿性がよくなり、ひずみゲージはその非添着面を必らず
テープ体の内側の面に一時的に粘着しであるから、添着
面と非添着面との区別が容易にできて作業効率がよくな
る。
また、ドラム部が回転するからテープ体の端部を引出す
操作が容易になり、カッタ部でテープ体を切断できるか
ら別途の道具を要せず、作業の準備が簡略化される。
また1等価的にゲージ指標および中心指標が拡大するか
ら位置決め操作が容易化され、しかも精度の高い位置決
め操作が可能となる。
さらにまた、テープ体の切断によりひずみゲージが粘着
されたテープ体片が形成されるので、包装具の一部がそ
のまま治具として用いることができ、しかも操作シート
はひずみゲージの面積よりも大きいので、微小なひずみ
ゲージを直接操作するよりも操作し易く、さらにテープ
体片には指標線が設けられているので1位置決め操作が
容易化されて短時間に高精度な位置決めをもってひずみ
ゲージの添着が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて具体的に説
明する。
第1図は、本発明に係るひずみゲージの包装具の一実施
例の構成を示す斜視図である。
第1図において、1は可撓性を持った長尺のテープ体、
1aおよび1bはそれぞれこのテープ体1の外面および
内面、ICおよび1dはそれぞれこのテープ体の端部お
よび巻回部で、テープ体1の内面は剥離が容易な粘着材
が塗布されており、いわゆるメンディングテープと同様
に構成されているものとする。2および3はそれぞれ上
記テープ体1の上記内面上すに非添着面(詳しくは後述
)が所定間隔で粘着された微小な形状のひずみゲージ、
2a 、3aおよび2b 、3bはそれぞれゲージ本体
およびゲージリードである。尚、ひずみゲージ2,3は
、端部1cに近い2個を代表として示し、他は図示を省
略しである。4はひずみゲージ2,3を粘着したテープ
体1をロール状に巻回して上記巻回部1dを形成するた
めのドラム部としての巻心である。尚、ひずみゲージ2
,3は、ゲージ軸(後述)がテープ体1の長手方向と略
直角に貼着され、図に示すようにゲージリード2b。
3bがテープ体1より突出している。
尚、以下の図面で第1図と共通の部材には、同一符号を
付すものとする。
第2図は、第1図のテープ体とひずみゲージとの関係を
詳しく示す一部省略・破断した拡大斜視図である。尚、
ひずみゲージ2,3およびテープ体1の厚みは誇張して
示しである。
第2図において、5はひずみゲージ3の非添着面、6は
この非添着面5の反対側にあり、被測定体(図示せず)
に添着すべき添着面、7は上記非添着面に被膜パターン
で形成された一般にゲージグリッドと称される受感部で
、該非添着面5がテープ体1の内面1b側に貼着されて
いる。尚、8は上記ひずみゲージ2,3と同様のひずみ
ゲージで、8aは本体、8bはゲージリード、Lは上記
所定間隔としての粘着間隔である。また、上記第1図お
よび第2図をもって第1実施例を示している。
第3図および第4図は、それぞれ本発明に係る包装具の
第2実施例を示し、このうち、第3図はその斜視図、第
4図は、第3図の断面図である。
第3図および第4図において、9は第1図に示した巻心
4および巻回部1dより成る被収納体で、第3図では巻
心4が省略しである。10は上記被収納体9を収納する
筐体としてのケース、10aはこのケース10の略円筒
状に形成された収納部、10bはこの収納部10の前部
に一体的に連設された水平状の台座部、11は上記巻心
4が嵌入される大プーリ、12はこの大プーリ11の側
面から一体的に且つ同心的に連設された小プーリ、13
はそれぞれ大プーリ11の右側面および小プーリ12の
左側面より延設された軸、14は上記収納部10aの略
中央部に設けられ、上記軸13を回転自在に支持する軸
支部、15は上記収納部10aの前部に設けられテープ
体1をケース10の外部に引出す開口部、16は上記台
座部10bの前端部に設けられたカッター部としてのテ
ープカッターである。尚、第3図および第4図をもって
第2実施例を構成している。
第5図は、上述のひずみゲージ2,3.8の構成を詳し
く示す拡大図である。
第5図において、17は数ミクロンの厚さを有するひず
みゲージのゲージベース、18は圧力を受ける上記受感
部7としてのグリッド、19はグリッド18の両端部が
引出されたゲージタブ、20はこのゲージタブ19にボ
ンディングされたゲージリードで、上述のゲージリード
2b 、 3bに対応する。21はグリッド18の中心
を通り、且つグリッド18と平行なゲージ軸(受感軸と
も称される)、22はこのゲージ軸21の位置を示すゲ
ージ軸指標、23はグリッド18の上記中心を通り上記
ゲージ軸に直角な中心指標線、24はこの中心方向線2
3と合致して表示された中心指標、25および26はグ
リッド18の上記中心を通り、上記ゲージ軸21に45
°で交わる45a位置を示す45°指標である。尚、ゲ
ージベース17のサイズは、種々あるが、例えば本実施
例のものは約4nn+X7mn+程度という微小な形状
で、上記グリッド18、上記ゲージタブ19および1〕
記各指標22,24,25.26は極細の被膜パターン
で形成され、ゲージ軸21に沿う外力(ひずみ)を受け
たとき最大の出力となり、中心方向線23に平行な力を
受けたとき最小の出力となる方向性を有している。
第6図は、第1図および第2図に示したテープ体の他の
実施例を示す平面図である。
第6図において、27は上記テープ体1に対応するテー
プ体、28および29はこのテープ体27の表面にスク
リーン印刷法等により印刷され、上記中心指標線28お
よび上記ゲージ軸21にそれぞれ対応する中心指標線お
よびゲージ軸指標線、30は上記中心指標線28および
ゲージ軸指標線29にそれぞれの中心指s24およびゲ
ージ軸指標22を略一致させて粘着した第5図に示した
ひずみゲージ、31は切断予定位置である。第6図をも
って第3実施例を構成している。尚、Aは中心指標24
の配設間隔、Bはテープ体27が切断された後の中心指
標線の長さである。
第7図は、第1および第2実施例の作用を説明する斜視
図である。第7図において、32はテープ体1を切断し
て形成されるテープ体片、33はこのテープ体片32の
うちの操作シート、33aはこの操作シート33の切断
部、34および35は被側定体(図示せず)に描かれた
ケガキ線で、それぞれ上記ゲージ軸21および中心方向
線23に対応している。
第8図は、第3実施例の作用を説明するため、テープ体
片の一部破断して示す斜視図である。第8図において、
36はテープ体片、37は操作シートである。尚、予定
添着方向としてのケガキ線34.35は第7図のものと
同一とする。
このように構成された本実施例の添着方法および作用を
説明する。まず、第1および第2実施例について述べる
が、このうち第2実施例(第3図、第4図)を代表とし
て説明する。
テープ体1の端部1cを開口部15から引出して第3図
の状態とし、ひずみゲージ2と3の間のほぼ中間に対応
するテープ体1の位置をテープカッター16の上部から
押付けてテープ体1を切断する。この切断によって形成
されたテープ体片32は、第7図に示すように、ひずみ
ゲージ2の本体2a  (詳しくはゲージベース1’7
)よりも操作シート33の面積が大きいので、微小なひ
ずみゲージ2を直接扱うよりもはるかに取扱いが容易に
なる。つまり、被測定個所に接着剤を塗布した上で、端
部1cおよび切断部33aを両手で持ち、操作シート3
3を、ケガキ線34.35の交点近傍にひずみゲージ2
の本体2aが対応するように載置し、第7図には示して
ないが、第5図のゲージ軸指標22および中心指標24
をそれぞれケガキ線34および35と一致するように操
作シート33を操作し、位置決め操作を行う。一致した
ところで、ひずみゲージ2の本体2aを、操作シート3
3を介して上部から押圧し、圧着する。そして上記接着
剤が固化した時点で操作シート33を剥せばよい。
次に、第3実施例の添着方法および作用を説明する。ま
ず、第6図の右側の切断予定位置31で切断したとする
。つまり、右端部のひずみゲージ30を粘着したテープ
体27が切断されて第8図に示すテープ体片36が形成
される。尚、切断の手段は、第3図のようなケース10
内にテープ体27が収納されている場合は、テープカッ
タ16を用い、第1図のように被収納体9が単独である
場合はハサミ等別途用意した適宜の手段で切断すればよ
い。さて、接着剤の塗布は、上述の説明と同様で、塗布
が済んだ後、第8図に示すように操作シート37の両端
を指先で持って、ケガキ線34.35の交点近傍に載置
する。そして、この例での位置決め操作は、ゲージ軸指
標線29および中心指標線28をケガキ線34および3
5に一致させる。つまり、この場合は、ゲージ軸指標2
2および中心指標24を直接用いるのに比べて、例えば
第6図に示すように中心指標24の間隔Aに対してテー
プ体片36になったときの中心指標線28の長さBは、
A<Bであるから、等測的に上記間隔Aが上記長さ已に
拡大されたことになる。
従って、位置決め精度もこの分だけ向上する。
このように本実施例によれば、第1実施例および第2実
施例として粘着間隔しごとにひずみゲージ2,3.8を
テープ体1に一時的に粘着し、巻心4に巻回部1dを形
成するように構成したから、多数のひずみゲージが整然
と包装・収納でき、しかも巻回部1dにおいてはテープ
体1間にひずみゲージ3,8が挟着されるので、つまり
受感部7(グリッド18)が直接空気に触れないので防
湿性が向上するという利点がある。
また、第3図のように、引出されているひずみゲージ2
,3に関しても受感部7が形成された面は、テープ体1
に粘着されているので、防湿性が向上する。
また、テープ体1に粘着されるひずみゲージ2゜3.8
は、すべてその非添着面5が必らずテープ体1の内面1
bに貼着されているので、ひずみゲージ3,3.8の表
裏を間違える心配がないという利点がある。
また、テープ体1を切断した後のテープ体片32は、微
小な形状のひずみゲージ2を面積の大きい操作シート3
3に粘着支持されているので、ひずみゲージ2を直接扱
う場合に比べてはるかに取扱いが容易になり、位置決め
操作が短時間で行えるばかりでなく、位置決めの精度も
向上し、もって添着作業の大幅な時間短縮が図れるとい
う利点がある。
特に、第3図、第4図に示す第2実施例では、ケース1
0にテープカッター16を設けたので、別途の道具を要
すことなく片手だけで容易にテープ体1を切断できると
いう利点があり、さらに軸支部14によって巻回部1d
が回転するのでひずみゲージが取出しやすいという利点
がある。
また、第4図に示すように小プーリ12を設けて大プー
リ11との間に段差が形成されるように構成したので、
ゲージリード8bが折損したり。
他のゲージリードと絡み合いを生じる等の不具合が生じ
ないという利点がある。
また、第3実施例では、テープ体27にゲージ軸指標線
29および中心指標線24を設けたので、第1および第
2実施例よりもさらに位置決めの精度が向上し、位置決
め操作も行いやすいという利点がある。
尚、本発明は、上述の実施例に限定されることなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施ができるも
のである。
例えば、第9図に示すように、第2図のテープ体1の外
面1a側に、ゲージリード2b 、 3b 。
8bの長さよりも長い幅を有する長尺のゲージリード保
護テープ38を重設してもよい。この場合、第4図に示
す構成よりもより確実にゲージリート2b 、3b 、
8bが保護できるという利点がある。
また、第10図に示すように、ひずみゲージ2゜3.8
は、テープ体1を介すことなく、ゲージリード保護テー
プ38に非添着面5を直接粘着してもよく、さらにひず
みゲージ2,3.8の被測定物への添着面6にはテープ
状の接着材料39を重設してもよい。尚、この接着材料
39は、熱融着材料(いわゆるホットメルト)、あるい
は圧潰すると接着剤が浸み出るように構成したマイクロ
カプセル等であってもよい。
また、テープ体1は、いわゆるメンディングテープに限
らず、用途によって、セロファンテープ、等を用いても
よい。
なお、第7図の説明で、接着剤が固化した後。
操作シート33を剥離すると述べたが、テープ体1 (
つまり、操作シート33)がひずみ検出に影響を与えな
い場合や、防湿性の高い材料より成る場合は、剥離する
ことなく、そのまま防湿材として用いてもよい。
また、テープ体1は、いわゆるセロテープのように透明
なものの方が作業性はよいが不透明なものでもよい。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように、本発明によれば、包装および収
納されたひずみゲージが取出し易く、しかも収納されて
いるときのひずみゲージに対する防湿性が向上し、微小
な形状で方向性を有するにもかかわらず取出し後の取扱
いが容易であり、特に被測定体への非添着面と添着面の
区別が容易であり、特に熟練しない作業者でも位置決め
操作が迅速に高精度で行え、添着作業を効率化し得るひ
ずみゲージの包装具およびその包装具を用いたひずみゲ
ージの添着方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るひずみゲージの包装具の第1実
施例の構成を示す斜視図、第2図は、第1図に示す第1
実施例のテープ体とひずみゲージとの関係を詳しく示す
一部省略・破断した拡大斜視図、第3図および第4図は
本発明に係る包装具の第2実施例に関するもので、この
うち、第3図は一部を省略した斜視図、第4図はその断
面図。 第5図は、本実施例に用いるひずみゲージの構成を詳し
く示す拡大平面図、第6図は、第1および第2実施例の
テープ体とは異なる第3実施例を示す平面図、第7図は
、第1および第2実施例の作用を説明する斜視図、第8
図は、上記第3実施例の作用を説明するため一部を破断
して示す斜視図、第9図および第10図は、変形例を示
す斜視図。 第11図は、従来例を示す斜視図である。 1・・・・・・テープ体、 2.3,8.30・・・・・・ひずみゲージ。 4・・・・巻心、        5・・・・・・非添
着面、6・・・・・・添着面、       7・・・
・・・受感部。 8a・・・・・・本体、 8b・・ ・ゲージリード、 L・・・・・粘着間隔、      9・・・・・・被
収納体、10・・・・・・ケース、      11・
・・・・・大プーリ、12・・・・・・小プーリ、  
   14・・・・・・軸支部、15・・・・・開口部
、 16・・・・・・テープカッター 17・・・・・・ベース、      18・・・・・
・グリッド、21・・・・・・ゲージ軸。 22・・・・・・ゲージ軸指標、 23・・・・・・中心方向線、 27・・・・・・テープ体、 28・・・・・・中心指標線、 29・・・・・・ゲージ軸指標線、 31・・・・・・切断予定位置、 32.36・・・・・・テープ体片、 33.37・・・・・・操作シート、 34.35・・・・・・ケガキ線。 24・・・・・・中心指標、 第 図 第 図 第 図 第 図 ゝ−ノ 第 図 簿 図 ]9 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微小な形状のひずみゲージを包装するひずみゲー
    ジの包装具において、上記ひずみゲージを所定間隔で一
    時的に粘着する可撓性を持った長尺のテープ体と、上記
    ひずみゲージが一時的に粘着された状態の上記テープ体
    をロール状に巻回するドラム部とを具備し、上記ひずみ
    ゲージのゲージ軸が上記テープ体の長手方向に対し略直
    交するように被測定体に添着すべき添着面と反対側の非
    添着面を上記テープ体が巻回されるときの内側となるよ
    うに粘着せしめることで多数のひずみゲージが整然と包
    装・収納され且つ所望時に容易に取出し得るように構成
    したことを特徴とするひずみゲージの包装具。
  2. (2)微小な形状のひずみゲージを包装するひずみゲー
    ジの包装具において、上記ひずみゲージを所定間隔で一
    時的に粘着する可撓性を持った長尺のテープ体および上
    記ひずみゲージが添着された状態の上記テープ体をロー
    ル状に巻回するドラム部より成る被収納体と、この被収
    納体を収納する筐体と、この筐体の一部に設けられ上記
    ドラム部を回転自在に軸支する軸支部と、上記筐体の一
    部に穿設され上記テープ体の該筐体外への引出しが可能
    な開口部と、上記筐体の一部に設けられ上記開口部から
    引出された上記テープ体をその長手方向と略直角に切断
    するカッター部とを具備し、多数のひずみゲージを整然
    と収納し、所望時に巻回されている上記テープ体の端部
    を上記開口部より引出し、別途の道具を要することなく
    上記テープ体を上記カッタ部で切断するだけの簡略な操
    作で所望個数のひずみゲージを迅速に取出し得るように
    構成したこと、を特徴とするひずみゲージの包装具。
  3. (3)ゲージベースのひずみを検出する受感部の周囲に
    少なくともゲージ軸の方向を示すゲージ軸指標およびこ
    のゲージ軸と直交すると共に上記受感部の中心を示す中
    心指標が、被測定体に添着すべき添着面と反対側面に被
    膜パターンで形成された微小な形状のひずみゲージを包
    装する包装具において、上記ひずみゲージを所定間隔で
    一時的に粘着すると共に上記ゲージ軸指標および上記中
    心指標にそれぞれ対応するゲージ軸指標線および中心指
    標線を表示された長尺のテープ体と、このテープ体をロ
    ール状に巻回するドラムと、を具備し、予め、これらの
    ゲージ軸指標線および中心標線にそれぞれのゲージ軸指
    標および中心指標が一致するように上記ひずみゲージを
    それぞれ上記テープ体に粘着し、等価的に上記ゲージ指
    標および上記中心指標が拡大するように構成したことを
    特徴とするひずみゲージの包装具。
  4. (4)ひずみを検出する受感部等と共に被測定体への添
    着方向を示す指標が被測定体に添着すべき添着面とは反
    対側の面に形成された微小な形状のひずみゲージを、上
    記添着面が上記被測定体に当接するように載置し、該被
    測定体に描かれた予定添着方向と上記指標とが一致する
    ように位置決めをした上で加圧添着するひずみゲージの
    添着方法において、上記ひずみゲージを所定間隔で一時
    的に粘着する可撓性を有する長尺のテープ体および上記
    ひずみゲージが粘着された状態の上記テープ体をロール
    状に巻回するドラム部を備え且つ上記ひずみゲージが、
    上記テープ体に設けられた上記指標の延長線に対応する
    指標線に上記ひずみゲージの指標が一致するように粘着
    され、しかも上記添着面の反対側の非添着面が上記テー
    プ体に粘着されているひずみゲージの包装具を用い、上
    記ドラム部に巻回されている上記テープ体の端部を所定
    長引出し且つ隣接する上記ひずみゲージとの中間部に対
    応する位置で上記テープ体を切断して、上記ひずみゲー
    ジが粘着されたテープ体片を形成し、上記被測定体に接
    着剤を塗布し、然る後、上記被添着面を当接するように
    して上記被測定体に上記テープ体片を上記被測定体に載
    置し、上記テープ体に示される上記指標線が上記被測定
    体に描かれた上記予定添着方向に一致させて添着するよ
    うにしたことを特徴とする包装具を用いたひずみゲージ
    の添着方法。
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