JP3022728B2 - 取付具付歪みゲージ - Google Patents
取付具付歪みゲージInfo
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- JP3022728B2 JP3022728B2 JP6136197A JP13619794A JP3022728B2 JP 3022728 B2 JP3022728 B2 JP 3022728B2 JP 6136197 A JP6136197 A JP 6136197A JP 13619794 A JP13619794 A JP 13619794A JP 3022728 B2 JP3022728 B2 JP 3022728B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- gauge
- measurement
- strain gauge
- fixed
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- Expired - Lifetime
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、構造物の所定位置に貼
付して構造物の歪みを測定する取付具付歪みゲージに関
する。
付して構造物の歪みを測定する取付具付歪みゲージに関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、歪みゲージの測定は、図７（ａ）
に示すように、被測定物の測定面１の所定位置にケガキ
線１ａ，１ｂまたはマーキングラインを入れた後、図７
（ｂ）に示すように、端部にセロテープ３を貼り付けた
ゲージ本体２をケガキ線１ａ，１ｂに対応して測定面に
仮止めし、ゲージ本体２を捲ってその裏面に接着材４を
塗布し、ビニールシート５で覆ってゲージ本体２を上面
から指で圧力を加え、接着材４を乾燥させてゲージ本体
２を被測定物の測定面１に取り付け、さらにコーティン
グ剤を塗布して仕上げていた。
に示すように、被測定物の測定面１の所定位置にケガキ
線１ａ，１ｂまたはマーキングラインを入れた後、図７
（ｂ）に示すように、端部にセロテープ３を貼り付けた
ゲージ本体２をケガキ線１ａ，１ｂに対応して測定面に
仮止めし、ゲージ本体２を捲ってその裏面に接着材４を
塗布し、ビニールシート５で覆ってゲージ本体２を上面
から指で圧力を加え、接着材４を乾燥させてゲージ本体
２を被測定物の測定面１に取り付け、さらにコーティン
グ剤を塗布して仕上げていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ケガキ線１
ａ，１ｂは、測定面に傷があるのと同じで測定精度が下
がり、また筆記具によるマーキングラインは、ゲージ本
体２の接着力を低下させるという問題があった。また、
上記手法により接着するには、技量が必要であるという
問題があった。
ａ，１ｂは、測定面に傷があるのと同じで測定精度が下
がり、また筆記具によるマーキングラインは、ゲージ本
体２の接着力を低下させるという問題があった。また、
上記手法により接着するには、技量が必要であるという
問題があった。
【０００４】本発明は、上記問題点を解決して、測定精
度や接着力の低下もなく、容易かつ正確に歪みゲージを
取り付けることが出来る取付具付歪みゲージを提供する
ことを目的とする。
度や接着力の低下もなく、容易かつ正確に歪みゲージを
取り付けることが出来る取付具付歪みゲージを提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の取付具付歪みゲージは、裏面に接着材が塗
布された固定シートと、この固定シートの裏面中央部に
固定されたゲージ本体と、固定シートの表面にゲージ本
体位置で交差するように付された複数本の測定位置ライ
ンと、前記固定シートの裏面でゲージ本体を含む全体を
覆う着脱自在な裏面シートとを具備し、前記裏面シート
の一端部で切離し可能に入れられた切断線により、裏面
シートを一端部側の仮止めシート部と残部のシート本体
部とに分離可能に構成したものである。
めに本発明の取付具付歪みゲージは、裏面に接着材が塗
布された固定シートと、この固定シートの裏面中央部に
固定されたゲージ本体と、固定シートの表面にゲージ本
体位置で交差するように付された複数本の測定位置ライ
ンと、前記固定シートの裏面でゲージ本体を含む全体を
覆う着脱自在な裏面シートとを具備し、前記裏面シート
の一端部で切離し可能に入れられた切断線により、裏面
シートを一端部側の仮止めシート部と残部のシート本体
部とに分離可能に構成したものである。
【０００６】
【作用】上記構成において、被測定物の測定面に、測定
位置を除いて測定位置で直交交差する複数のケガキ線ま
たはマーキングラインを付し、裏面シートの仮止めシー
ト部を剥がして固定シートの一端部を、その測定位置ラ
インが前記ケガキ線またはマーキングラインに合うよう
に測定面に配置して貼り付け、固定シートを測定面に位
置決め固定する。次いで固定シートをめくって裏面シー
トのシート本体部を剥がし、ゲージ本体の接着面に接着
剤を流し込む。そして固定シートを測定面に接着して、
固定シート上から指でゲージ本体を加圧し、ゲージ本体
および固定シートを測定面に固定する。
位置を除いて測定位置で直交交差する複数のケガキ線ま
たはマーキングラインを付し、裏面シートの仮止めシー
ト部を剥がして固定シートの一端部を、その測定位置ラ
インが前記ケガキ線またはマーキングラインに合うよう
に測定面に配置して貼り付け、固定シートを測定面に位
置決め固定する。次いで固定シートをめくって裏面シー
トのシート本体部を剥がし、ゲージ本体の接着面に接着
剤を流し込む。そして固定シートを測定面に接着して、
固定シート上から指でゲージ本体を加圧し、ゲージ本体
および固定シートを測定面に固定する。
【０００７】したがって、初心者でも容易にかつ迅速に
ゲージ本体を精度良く測定面に固定することができると
ともに、ゲージ本体に対応する測定面にはケガキ線また
はマーキングラインが不要となるため、ケガキ線に起因
する測定精度やマーキングラインにより生じる接着力の
低下を防止することができる。
ゲージ本体を精度良く測定面に固定することができると
ともに、ゲージ本体に対応する測定面にはケガキ線また
はマーキングラインが不要となるため、ケガキ線に起因
する測定精度やマーキングラインにより生じる接着力の
低下を防止することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明に係る取付具付歪みゲージの一
実施例を図１〜図６に基づいて説明する。
実施例を図１〜図６に基づいて説明する。
【０００９】１１は角丸矩形状の固定シート１２の中央
部裏面１２ａに固定されたゲージ本体で、接続された２
本のリード線１３は、固定シート１２の一方の辺部裏面
１２ａ近傍に取り付けられ端子固定具１４を介して外側
に導き出されている。この固定シート１２は、裏面１２
ａ全体に塗布接着剤１２ｂが予め塗布されるとともにコ
ーティング剤が含有され、その表面１２ｃに、ゲージ本
体１１の取付位置で直交交差する２本の測定位置ライン
１５が印刷されている。
部裏面１２ａに固定されたゲージ本体で、接続された２
本のリード線１３は、固定シート１２の一方の辺部裏面
１２ａ近傍に取り付けられ端子固定具１４を介して外側
に導き出されている。この固定シート１２は、裏面１２
ａ全体に塗布接着剤１２ｂが予め塗布されるとともにコ
ーティング剤が含有され、その表面１２ｃに、ゲージ本
体１１の取付位置で直交交差する２本の測定位置ライン
１５が印刷されている。
【００１０】この固定シート１２の裏面１２ａには、ゲ
ージ本体１１および端子固定具１４ならびに導入部のリ
ード線１３を含む裏面１２ａ全体を覆う裏面シート１６
が着脱自在に取り付けられている。この裏面シート１２
は、他方の辺部に一定間隔をあけて辺と平行な切断線１
６ａにより、一側部の仮止めシート部１６ｂと、残部の
シート本体部１６ｃとに分離されている。また仮止めシ
ート部１６ｂの端部には、固定シート１２からはみ出し
て形成された剥がし用タプ１６ｄが形成されている。
ージ本体１１および端子固定具１４ならびに導入部のリ
ード線１３を含む裏面１２ａ全体を覆う裏面シート１６
が着脱自在に取り付けられている。この裏面シート１２
は、他方の辺部に一定間隔をあけて辺と平行な切断線１
６ａにより、一側部の仮止めシート部１６ｂと、残部の
シート本体部１６ｃとに分離されている。また仮止めシ
ート部１６ｂの端部には、固定シート１２からはみ出し
て形成された剥がし用タプ１６ｄが形成されている。
【００１１】上記構成における歪みゲージの取付け作業
を説明する。まず、図３に示すように、被測定物の測定
面２１に、測定位置（交差部分）を除いて測定位置で直
交交差する複数のケガキ線２２またはマーキングライン
を付す。そして、剥がし用タプ１６ｄを利用して裏面シ
ート１６の仮止めシート部１６ｂを剥がし、固定シート
１２の一側部を、その測定位置ライン１５と前記ケガキ
線２２が一致するように測定面２１に配置して塗布接着
剤１２ｂにより貼り付け、固定シート１２を測定面２１
に位置決め固定する。
を説明する。まず、図３に示すように、被測定物の測定
面２１に、測定位置（交差部分）を除いて測定位置で直
交交差する複数のケガキ線２２またはマーキングライン
を付す。そして、剥がし用タプ１６ｄを利用して裏面シ
ート１６の仮止めシート部１６ｂを剥がし、固定シート
１２の一側部を、その測定位置ライン１５と前記ケガキ
線２２が一致するように測定面２１に配置して塗布接着
剤１２ｂにより貼り付け、固定シート１２を測定面２１
に位置決め固定する。
【００１２】次いで固定シート１２をめくって裏面シー
ト１２のシート本体部１２ｃを剥がし、ゲージ本体１１
および端子固定具１４ならびに導入部のリード線１３の
接着面に充填接着剤２３を流し込む。そして固定シート
１２を測定面２１に接着して、固定シート１２上からゲ
ージ本体１１および端子固定具１４ならびに導入部のリ
ード線１３を含む固定シート１２全体を指で加圧し、ゲ
ージ本体１１を含む固定シート１２全体を測定面２１に
固定する。
ト１２のシート本体部１２ｃを剥がし、ゲージ本体１１
および端子固定具１４ならびに導入部のリード線１３の
接着面に充填接着剤２３を流し込む。そして固定シート
１２を測定面２１に接着して、固定シート１２上からゲ
ージ本体１１および端子固定具１４ならびに導入部のリ
ード線１３を含む固定シート１２全体を指で加圧し、ゲ
ージ本体１１を含む固定シート１２全体を測定面２１に
固定する。
【００１３】上記構成によれば、従来に比べて初心者で
も容易にかつ迅速にゲージ本体１１を精度良く測定面２
１に取付けることができる。また、ゲージ本体１１が取
り付けられる測定位置を避けてケガキ線２２またはマー
キングラインをすることで、このケガキ線２２と測定位
置ライン１５とを合わせるだけで正確な位置にゲージ本
体１１を位置決めすることができ、ケガキ線２２に起因
する測定精度の低下やマーキングラインにより生じる接
着力の低下を確実に防止することができる。また、固定
シートにコーティング剤が含まれるので、あらためてコ
ーティング剤を塗布する作業が不要となる。
も容易にかつ迅速にゲージ本体１１を精度良く測定面２
１に取付けることができる。また、ゲージ本体１１が取
り付けられる測定位置を避けてケガキ線２２またはマー
キングラインをすることで、このケガキ線２２と測定位
置ライン１５とを合わせるだけで正確な位置にゲージ本
体１１を位置決めすることができ、ケガキ線２２に起因
する測定精度の低下やマーキングラインにより生じる接
着力の低下を確実に防止することができる。また、固定
シートにコーティング剤が含まれるので、あらためてコ
ーティング剤を塗布する作業が不要となる。
【００１４】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の取付具付歪
みゲージによれば、ゲージ本体を裏面に取り付けた接着
材付の固定シートの表面に、交差部がゲージ本体と一致
する測定位置ラインを付し、裏面シートをシート本体部
と仮止めシート部とに分離可能に構成したので、仮止め
シート部を剥がし、測定位置ラインをケガキ線またはマ
ーキングラインと合わせるだけで、容易かつ正確にゲー
ジ本体を位置決めすることができ、初心者であっても容
易にかつ迅速にゲージ本体を精度良く測定面に固定する
ことができる。また、ゲージ本体に対応する測定面には
ケガキ線またはマーキングラインが不要となるため、ケ
ガキ線に起因する測定精度やマーキングラインにより生
じる接着力の低下を防止することができる。
みゲージによれば、ゲージ本体を裏面に取り付けた接着
材付の固定シートの表面に、交差部がゲージ本体と一致
する測定位置ラインを付し、裏面シートをシート本体部
と仮止めシート部とに分離可能に構成したので、仮止め
シート部を剥がし、測定位置ラインをケガキ線またはマ
ーキングラインと合わせるだけで、容易かつ正確にゲー
ジ本体を位置決めすることができ、初心者であっても容
易にかつ迅速にゲージ本体を精度良く測定面に固定する
ことができる。また、ゲージ本体に対応する測定面には
ケガキ線またはマーキングラインが不要となるため、ケ
ガキ線に起因する測定精度やマーキングラインにより生
じる接着力の低下を防止することができる。
【図１】本発明に係る取付具付歪みゲージの一実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図２】同取付具付歪みゲージの中央縦断面図である。
【図３】同取付具付歪みゲージの取付け作業を説明する
測定面の平面図である。
測定面の平面図である。
【図４】同取付具付歪みゲージの取付け作業の仮止め状
態を説明する平面図である。
態を説明する平面図である。
【図５】同取付具付歪みゲージの取付け作業の接着剤注
入状態を説明する側面断面図である。
入状態を説明する側面断面図である。
【図６】同取付具付歪みゲージの取付け作業の仕上げ状
態を説明する斜視図である。
態を説明する斜視図である。
【図７】従来の歪みゲージの取付け作業の説明図で、
（ａ）は測定面の平面図、（ｂ）は取付け作業の側面断
面図である。
（ａ）は測定面の平面図、（ｂ）は取付け作業の側面断
面図である。
１１ ゲージ本体 １２ 固定シート １２ａ 裏面 １２ｃ 表面 １３ リード線 １４ 端子固定具 １５ 測定位置ライン １６ 裏面シート １６ａ 切断線 １６ｂ 仮止めシート部 １６ｃ シート本体部 ２１ 測定面 ２２ ケガキ線 ２３ 接着剤
Claims (1)
- 【請求項１】 裏面に接着材が塗布された固定シート
と、この固定シートの裏面中央部に固定されたゲージ本
体と、固定シートの表面にゲージ本体位置で交差するよ
うに付された複数本の測定位置ラインと、前記固定シー
トの裏面でゲージ本体を含む全体を覆う着脱自在な裏面
シートとを具備し、前記裏面シートの一端部で切離し可
能に入れられた切断線により、裏面シートを一端部側の
仮止めシート部と残部のシート本体部とに分離可能に構
成したことを特徴とする取付具付歪みゲージ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6136197A JP3022728B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 取付具付歪みゲージ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6136197A JP3022728B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 取付具付歪みゲージ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH085307A JPH085307A (ja) | 1996-01-12 |
| JP3022728B2 true JP3022728B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=15169617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6136197A Expired - Lifetime JP3022728B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 取付具付歪みゲージ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3022728B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP6136197A patent/JP3022728B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH085307A (ja) | 1996-01-12 |
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