JP2565867B2 - カ−ド識別装置 - Google Patents

カ−ド識別装置

Info

Publication number
JP2565867B2
JP2565867B2 JP4405986A JP4405986A JP2565867B2 JP 2565867 B2 JP2565867 B2 JP 2565867B2 JP 4405986 A JP4405986 A JP 4405986A JP 4405986 A JP4405986 A JP 4405986A JP 2565867 B2 JP2565867 B2 JP 2565867B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
magnetic
magnetic material
tape
soft magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4405986A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62203290A (ja
Inventor
銀矢 石黒
正治 貝原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP4405986A priority Critical patent/JP2565867B2/ja
Publication of JPS62203290A publication Critical patent/JPS62203290A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2565867B2 publication Critical patent/JP2565867B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カード等の真偽を判定するためのカード
識別装置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来より、回数券としてカードを使用し、利用者の便
宣のために利用毎あるいは一定の利用毎等にカードにパ
ンチ穴をあけ、利用状況を目視可能にすることが行われ
ている。さらに、そのパンチ穴を利用し、装置内に設け
た光センサによってカード上のパンチ穴位置を検出し、
その位置情報と、例えば磁気的手段等によりカードに記
憶された情報とからカードの真偽を判定することが行わ
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この種のカードはパンチ穴の数,ある
いはパンチ穴の位置によりカードの価値を判断している
ため、パンチ穴をテープ等でふさいだ場合、光センサで
の検出が不能となり、パンチ穴情報からはあたかも高額
カードと誤読される等の欠点があった。
この発明の目的は、テープ等でふさがれたとしてもパ
ンチ穴の検出を可能とするカード識別装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかるカード識別装置は、パンチ穴をあけ
る部分に保磁力がほとんどなく弱い磁界で磁化可能な軟
質磁性体を塗布して形成した磁性層を有するカードを用
い、この軟質磁性体を磁化しながらその磁束の変化を検
出する手段を設け、軟質磁性体にさん孔されたパンチ穴
を識別することを特徴としたものである。
〔作用〕
カードを走行させながら、磁化手段によりカードのパ
ンチ穴の部分に設けられた軟質磁性体を磁化しながら、
そのときの磁性層の磁化状態を検出すると、カード上の
軟質磁性体を塗布した部分と塗布していない部分との境
界では、透磁率の差異により磁束に変化が生じ、検出手
段に出力として取り出すことができる。一方、軟質磁性
体が存在しない部分あるいは軟質磁性体部分では透磁率
が変化しないため、検出手段に出力として現れることは
ない。軟質磁性体部分にパンチ穴をあけた場合には穴部
は軟質磁性体がないため境界が存在することになり、磁
化手段で磁化しながら磁束の変化を検出することによ
り、検出手段で出力として取り出すことができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すもので、1はカー
ド、2は例えばMnZnフェライト等の軟質磁性体よりなる
磁性層であり、磁性層2はカード1上にストライプ状に
設けられている。3は磁気ヘッドであり、4は前記磁気
ヘッド3に巻かれた励磁再生コイルである。5は定電流
回路であり、6は増幅回路である。7は磁性層2の位置
にさん孔されたパンチ穴であり、パンチ穴7は磁性層2
およびカード1を貫通している。8は結合コンデンサで
ある。
磁化層2を形成する軟質磁性体の性質として、保磁力
がほとんどないこと、弱い磁界で高い磁化率が得られる
ことが知られている(例えばテレビジョン学会誌第34巻
第11号(1980年)1017頁参照)。軟質磁性体のこのよう
な性質を有効に利用することにより、パンチ穴の検出が
可能となる。
いま、定電流回路5により磁性層2を形成する軟質磁
性体を磁化する程度の弱い磁界を発生させるのに必要な
電流を励磁再生コイル4に印加しながら、カード1が矢
印方向に搬送されているものとすると、カード1のエッ
ジ部等及びパンチ穴7等磁性層2が不連続となる部分で
磁束が変化し、励磁再生コイル4に出力として取り出す
ことができ、増幅回路6により所定の出力値として得る
ことができる。そして、モータのクロック信号等との位
置情報との比較で、どの位置にパンチ穴があいているか
を判断することができる。
この状態でパンチ穴をテープでふさいたとしても、磁
気による検出であるため、テープによる影響は受けず、
単に、磁気ヘッド3と磁性層2との間にテープの厚さ分
の空隙が存在することと同じであり、ある程度の厚さま
でのテープに対しては出力を取り出すことができるた
め、極めて不正防止効果の高い識別装置を提供すること
ができる。
上記の実施例は磁気ヘッド3,励磁再生コイル4,定電流
回路5で磁化手段が構成され、磁気ヘッド3,励磁再生コ
イル4,増幅回路6で検出手段が構成された例で、磁気ヘ
ッド3,励磁再生コイル4は両手段に共通に設けられてい
るが、励磁再生コイル4は励磁用と再生用を別個に設け
てもよい。
第2図(a)は上記実施例により測定した実測値であ
って、横軸は長手方向のカードの位置であり、はカー
ドのエッジ、はパンチ穴位置である。縦軸は増幅後の
出力であり、相対値で示している。
第2図(b)は磁性層2の上に約0.1mm厚の非磁性材
からなるテープをはって測定したものであり、第2図
(c)は磁性層2の上に磁性材料からなるミュージック
テープをはって測定したものである。ミュージックテー
プの厚さは約0.1mm程度(例えばエレクトロニクス昭和5
0年11月号,1181頁参照)であり、第2図(b)に用いた
非磁性材のテープの約1/10程度の厚さである。第2図
(b)より、非磁性材料をはった場合には、磁気ヘッド
3と磁性層2との間のテープの厚さ分の空隙のため、検
出出力が多少低下するが、この程度の厚さであれば検出
可能であることがわかる。また、第2図(c)より、ミ
ュージックテープのような磁性材料をはった場合には、
テープをはらない通常の場合と同程度の出力が得られる
ことがわかる。ミュージックテープのような磁性材料を
はった場合にも出力が得られるのは、ミュージックテー
プは、周知のように、保磁力の大きな硬質磁性体であ
り、磁化させるためには大きな外部磁界が必要であり、
軟質磁性体を磁化しえる程度の小さな磁界では磁化する
ことができず、あたかも磁気ヘッド3と磁性層2との間
にテープの厚さ分の空隙が存在することと同等になるた
めである。また、出力の大きさがテープをはらない通常
の場合と同程度になるのは、第2図(c)のミュージッ
クテープの厚さが第2図(b)の非磁性材のテープの場
合に比へかなり薄いことから、磁気ヘッド3と磁性層2
との間にあたかも存在する空隙がかなり小さくなり、空
隙の影響がほとんど現れなくなるためである。
なお、カードの厚さについてはカード挿入口(図示せ
ず)で規制することが可能であり、この発明の検出方法
で検出不能な厚さのカードは挿入できないように厚さを
規制すれば問題はない。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように、少なくともパンチ穴
をあける部分を含むように保磁力のほとんどない軟質磁
性体を塗布して形成した磁性層を有するカードの識別装
置であって、軟質磁性体を磁化しながらその磁束の変化
を検出する手段を設けたので、パンチ穴の検出において
テープをはる等の不正に対してもパンチ穴を検出するこ
とが可能であり、極めて不正防止効果の高い装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す要部の斜視図と結線
を示す図、第2図(a),(b),(c)はこの発明に
よる識別手段の実測値を示す図である。 図中、1はカード、2は磁性層、3は磁気ヘッド、4は
励磁再生コイル、5は定電流回路、6は増幅回路、7は
パンチ穴である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−94188(JP,A) 特開 昭49−79123(JP,A) 特公 昭52−2604(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用回数の目安等をパンチ穴で目視可能と
    して回数券のように用いるカードにおいて、少なくとも
    前記パンチ穴を開ける部分を含むように保持力がほとん
    どなく弱い磁界で磁化可能な軟質磁性体を塗布して形成
    した磁性層を有するカードの識別装置であって、前記軟
    質磁性体を磁化する程度の弱い磁界を発生させて磁化し
    ながらその磁束の変化を検出する手段を設け、前記軟質
    磁性体にさん孔されたパンチ穴を識別することを特徴と
    するカード識別装置。
JP4405986A 1986-03-03 1986-03-03 カ−ド識別装置 Expired - Lifetime JP2565867B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4405986A JP2565867B2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03 カ−ド識別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4405986A JP2565867B2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03 カ−ド識別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62203290A JPS62203290A (ja) 1987-09-07
JP2565867B2 true JP2565867B2 (ja) 1996-12-18

Family

ID=12681047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4405986A Expired - Lifetime JP2565867B2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03 カ−ド識別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2565867B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62120993A (ja) * 1985-11-06 1987-06-02 ファナック株式会社 産業用ロボットの防塵装置
JPH02301891A (ja) * 1989-05-17 1990-12-13 Arumetsukusu:Kk プリペイド磁気カード変造検知方法
US5270526A (en) * 1989-11-02 1993-12-14 Nippon Conlux Co., Ltd. Card type recording medium and method of preventing a false use thereof
JPH0776981B2 (ja) * 1989-11-02 1995-08-16 株式会社日本コンラックス カード型記録媒体の記録再生装置及びその不正使用防止方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4979123A (ja) * 1972-12-02 1974-07-31
JPS522604A (en) * 1975-06-24 1977-01-10 Toppan Printing Co Ltd Discriminating apparatus for printing register
JPS5994188A (ja) * 1982-11-19 1984-05-30 Tohoku Metal Ind Ltd 磁気カ−ド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62203290A (ja) 1987-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0640841B1 (en) Apparatus and method for federal reserve note authentication
US8579203B1 (en) Electronic magnetic recorded media emulators in magnetic card devices
US3986205A (en) Dual particle population magnetic recording medium
EP1024452A3 (en) Recording medium detection
JP2565867B2 (ja) カ−ド識別装置
US3986206A (en) Magnetic recording medium with highly anisotropic particles
JP2006293575A (ja) 紙葉類の識別装置及び識別方法
US4982076A (en) Magnetic recording medium
JPH0337122Y2 (ja)
US4593336A (en) Magnetic recording
JPH08185496A (ja) データキャリアとその識別方法および識別装置
JP2006293574A (ja) 紙葉類の識別装置、識別方法及び磁気特性検出装置
EP1059601A3 (en) Magnetism detecting apparatus and magnetic material identifying apparatus
JPH06180304A (ja) 磁気質検知方法
JP2949636B2 (ja) カードの真偽判別を行う方法
JP2542236B2 (ja) 磁気カ―ドと識別方法
US4103340A (en) Electromagnetic sensor and memory device
JPS63133321A (ja) 磁気記録媒体
JP3774501B2 (ja) 磁気マーカおよびその読取方法
JP3512250B2 (ja) 磁気イメージ検出装置および検出方法
JP3469772B2 (ja) 磁気検出装置
JPH11283201A (ja) 磁気記録装置
JP3836179B2 (ja) 磁気マーカおよびその読取方法
JP3022749B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH02302688A (ja) 軟磁性体の検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term