JPS59187024A - 芳香族コポリアミド製造時の原料供給方法 - Google Patents
芳香族コポリアミド製造時の原料供給方法Info
- Publication number
- JPS59187024A JPS59187024A JP6044083A JP6044083A JPS59187024A JP S59187024 A JPS59187024 A JP S59187024A JP 6044083 A JP6044083 A JP 6044083A JP 6044083 A JP6044083 A JP 6044083A JP S59187024 A JPS59187024 A JP S59187024A
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- Japan
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- aromatic
- aliphatic
- dicarboxylic acid
- raw materials
- aqueous solution
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、脂肪族及び芳香族ジアミンと脂肪族及び芳香
族ジカルボン酸とを原料として芳香コポリアミドを製造
する際の原料供給方法に関する。
族ジカルボン酸とを原料として芳香コポリアミドを製造
する際の原料供給方法に関する。
上記のような芳香族コボリア六1・は1例えは特開昭5
7−131号公報に記載されているように公知であり、
ナイロン66の製造法に準じた方法により製造できると
されている。しかし、芳香族コポリアミドの製造におい
ては原料の供給か容易でないという問題があった。
7−131号公報に記載されているように公知であり、
ナイロン66の製造法に準じた方法により製造できると
されている。しかし、芳香族コポリアミドの製造におい
ては原料の供給か容易でないという問題があった。
ナイロン66の製造においては、原料はヘキザノチレン
ジアンモニウムアシベー1 (AH塩)のみであり、
AH塩は水溶性であるからA H塩水溶液の形で原料供
給が容易に行える。これに夕」し−ζ男香族コポリアミ
ドの製造においては△14塩のような脂肪族成分のほか
に芳香族シアミンと芳香族ジカルボン酸とを供給する必
要かあり、一般に芳香族シアミンと芳香族ジカルボン酸
とは塩を形成せず、また芳香族ジカルボン酸は水に難溶
性のため。
ジアンモニウムアシベー1 (AH塩)のみであり、
AH塩は水溶性であるからA H塩水溶液の形で原料供
給が容易に行える。これに夕」し−ζ男香族コポリアミ
ドの製造においては△14塩のような脂肪族成分のほか
に芳香族シアミンと芳香族ジカルボン酸とを供給する必
要かあり、一般に芳香族シアミンと芳香族ジカルボン酸
とは塩を形成せず、また芳香族ジカルボン酸は水に難溶
性のため。
芳香族成分は水溶液の形では供給できなかった。
例えは、AH塩をヘースとし1パラフエニレンソアミン
(PP八)とヲーレフタル酸(1’P八)とを共重合成
分とする芳香族」ポリアミドを製造する場合。
(PP八)とヲーレフタル酸(1’P八)とを共重合成
分とする芳香族」ポリアミドを製造する場合。
PICA−TP信よ塩として単離できず、事実上PI)
/l成分。
/l成分。
TPA成分は粉体のまま直接仕込みをせざるを得なかっ
た。さらにTPA4よ水にほとんど不溶であり。
た。さらにTPA4よ水にほとんど不溶であり。
TPAを水とのスラリーとして供給しiMたとしても配
管途中等に残り、所定量のTP/lを完全に供給するこ
とは困対1であり、高重合度の芳香族コポリアミドを得
ることができない。
管途中等に残り、所定量のTP/lを完全に供給するこ
とは困対1であり、高重合度の芳香族コポリアミドを得
ることができない。
また、原料を粉体投入する場合3重合槽の受は入れ温度
を低く保ぢ、原料の劣化を防がなければならず1高温で
の受は入れば危険である。重合−払い出し終了後重合槽
温度を下げ、原料を受は入れなければならず、トータル
の重合時間を長くする原因ともなる。
を低く保ぢ、原料の劣化を防がなければならず1高温で
の受は入れば危険である。重合−払い出し終了後重合槽
温度を下げ、原料を受は入れなければならず、トータル
の重合時間を長くする原因ともなる。
本発明者らは、このような欠点を解消すべく鋭意研究の
結果、先に、芳香族ジカルボン酸がAH塩の水溶液には
溶解することを知見し、原料の供給を、AH塩−芳香族
ジカルボン酸の水溶液と芳香族ジアミンの水/8液の形
及び/又はAH塩−芳香族ンアミンー芳杏族ジカルボン
酸の水溶液の形で行う方法を提案した(特願昭57−1
81524号)。
結果、先に、芳香族ジカルボン酸がAH塩の水溶液には
溶解することを知見し、原料の供給を、AH塩−芳香族
ジカルボン酸の水溶液と芳香族ジアミンの水/8液の形
及び/又はAH塩−芳香族ンアミンー芳杏族ジカルボン
酸の水溶液の形で行う方法を提案した(特願昭57−1
81524号)。
この方法によれば原料の供給を水/8液の形で行い得る
が、溶解を高温、高圧で行ねなりればならず、また工業
的規模では溶解に数時間を要し、この方法も十分満足で
きるものではなかった。
が、溶解を高温、高圧で行ねなりればならず、また工業
的規模では溶解に数時間を要し、この方法も十分満足で
きるものではなかった。
本発明者らは、さらに研究を進めた結果、より低温で、
短時間で熔解でき、溶解を含めた1・−タルの重合時間
を短縮し、極めて良品質のy3−香h:Jポリアミ1ζ
をM造し得る本発明の方法に到達した。
短時間で熔解でき、溶解を含めた1・−タルの重合時間
を短縮し、極めて良品質のy3−香h:Jポリアミ1ζ
をM造し得る本発明の方法に到達した。
すなわち2本発明は、脂肪族及び芳香族シアミンと脂肪
族及び芳香族ジカルボン酸とを原料として芳香族コポリ
アミドを製造するに際し、原料の供給を3脂肪族シアミ
ン−タコ香族ジカルボン酸系水溶液と芳香族シアミン−
脂肪族ジカルボン酸基。
族及び芳香族ジカルボン酸とを原料として芳香族コポリ
アミドを製造するに際し、原料の供給を3脂肪族シアミ
ン−タコ香族ジカルボン酸系水溶液と芳香族シアミン−
脂肪族ジカルボン酸基。
水溶11ν、又はこれらと脂肪族ジアミン−脂肪族ジカ
ルボン酸水溶液の形で行うことを特徴とJ′るものであ
る。
ルボン酸水溶液の形で行うことを特徴とJ′るものであ
る。
本発明において2 ジアミン成分とジカルボン酸成分と
は実質的に当量となるようにする必要があり、脂肪族成
分と芳香族成分との割合は、l容融市合が可能で、かつ
剛性の改良されたコポリアミ)−か得られるように設定
される。
は実質的に当量となるようにする必要があり、脂肪族成
分と芳香族成分との割合は、l容融市合が可能で、かつ
剛性の改良されたコポリアミ)−か得られるように設定
される。
脂肪族ジアミン−芳香族ジカルボン酸系水/8液及び/
又は芳香族ジアミン−脂肪族ジカルボン酸系水溶液は脂
肪族ジアミン−脂肪族ジカルボン酸成分を含有していて
もよく1本発明の好ましい実施態様は、脂肪族ジアミン
−芳香族ジカルボン酸成分と脂肪族シアミン−脂肪族ジ
カルボン酸成りとを含有した水溶液と、芳香族ジアミン
−脂肪族ジカルボン酸成分を含有した水溶液とを重合槽
に供給する方法である。この場合、安定な塩を形成する
成分の組み合わせでは、塩の形にしたものを水にン容解
してもよいことばいうまでもない。
又は芳香族ジアミン−脂肪族ジカルボン酸系水溶液は脂
肪族ジアミン−脂肪族ジカルボン酸成分を含有していて
もよく1本発明の好ましい実施態様は、脂肪族ジアミン
−芳香族ジカルボン酸成分と脂肪族シアミン−脂肪族ジ
カルボン酸成りとを含有した水溶液と、芳香族ジアミン
−脂肪族ジカルボン酸成分を含有した水溶液とを重合槽
に供給する方法である。この場合、安定な塩を形成する
成分の組み合わせでは、塩の形にしたものを水にン容解
してもよいことばいうまでもない。
本発明におりる原料化合物の具体例とし一ζは。
テトラメチレンジアミン、ペンタメヂレンジアミン、
IIMDA等の脂肪族ジアミン、 PICA、メタ
フェニレンジアミン等の芳香族ジアミン、アジピン酸(
ADA) 、セバヂン酸等の脂肪族ジカルボン酸。
IIMDA等の脂肪族ジアミン、 PICA、メタ
フェニレンジアミン等の芳香族ジアミン、アジピン酸(
ADA) 、セバヂン酸等の脂肪族ジカルボン酸。
TPA、イソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸があげら
れるが、とりわけ、 HMDA、 PPA、 A
D^及びTPAの組み合わせが、安価に入手することが
でき。
れるが、とりわけ、 HMDA、 PPA、 A
D^及びTPAの組み合わせが、安価に入手することが
でき。
また得られるコポリアミドの物性が優れているという点
で好ましい。
で好ましい。
原料の熔解は、外部に加メ・4シシヤケノI・を杓し。
内部に攪拌機を設けた溶解槽を用いて行われる。
必要に応じて溶解槽内部に加熱コイルを設けてもよい。
溶解は2(IM又は3個の溶解槽で行われるが、いずれ
の溶解槽においても1底邪に加熱ジャケットを杓する原
料供給管が設りられ、溶液が貯蔵槽あるいは直接重合槽
に供給されるようになされる。
の溶解槽においても1底邪に加熱ジャケットを杓する原
料供給管が設りられ、溶液が貯蔵槽あるいは直接重合槽
に供給されるようになされる。
原料供給管途中に計量部、フィルタ一部、検出部(p1
1メーター等)を設けてもよい。
1メーター等)を設けてもよい。
なお、重合原料とともに、耐F:ハ剤その他の添加剤を
7容解させてもさしつかえない。
7容解させてもさしつかえない。
本発明の方法によれば、芳香族コポリアミ1−の原料を
容易に水/m ?II1.にするごとができ、原料供給
を定量的に、かつ容易に行うことができ、芳香族コポリ
アミ1を工業的規模で製造する場合に顕著なりJ果を奏
するものである。
容易に水/m ?II1.にするごとができ、原料供給
を定量的に、かつ容易に行うことができ、芳香族コポリ
アミ1を工業的規模で製造する場合に顕著なりJ果を奏
するものである。
次に実施例を示す。
実施例1
112硝子オー1−クレーフを用いて表1に示す組成の
芳香族コポリアミド原料のl容解試験を行った。
芳香族コポリアミド原料のl容解試験を行った。
結果を表1に示す。
表1から明らかなように、No、]〜4では、N05に
比べて溶解が低温、低圧で容易に行え、原料供給を水/
8液の形で定量的に連続して行えることか判る。No6
では溶解性がなく、 TPAのみでは水溶液の形では
供給できない。。
比べて溶解が低温、低圧で容易に行え、原料供給を水/
8液の形で定量的に連続して行えることか判る。No6
では溶解性がなく、 TPAのみでは水溶液の形では
供給できない。。
なお、No、1〜4では冷却後、オートクレーブを開い
て内容物を観察したが、アミン等による着色も認められ
ず、溶解が良好な状態で行われたごとを示した。
て内容物を観察したが、アミン等による着色も認められ
ず、溶解が良好な状態で行われたごとを示した。
(l上) tll (i ’I’塩は、11Mυ八と
1゛1〕八との塩をンj:1−0(2) 陽1〜:)
ε、1.同一組成の芳査族二2ポリγミ1(il−’)
える。
1゛1〕八との塩をンj:1−0(2) 陽1〜:)
ε、1.同一組成の芳査族二2ポリγミ1(il−’)
える。
(No、5. 6はH斗例列、)
f31 lsl>i″試験原料を仕込み、窒装置1厨
勿升定の1合解劇11と」゛るごとによりirい、1台
吊″11−1の′1すには目視により行った。
勿升定の1合解劇11と」゛るごとによりirい、1台
吊″11−1の′1すには目視により行った。
O・命く)11;;11−、 x イシ;〆41゜
実施例2 2111i1の溶解槽(内容積0.7m’)を用い、第
1/8解槽に、 AHli 59.45kg、 6T塩
21.33kg及び水80kgを、第2溶解槽に、
pp八へ3.16kg、八DA11.04kg及び水2
0kgを仕込み、窒素置換後、/8解槽内温をそれぞれ
110℃と80℃に昇温、コント)コーラ1ノし。
実施例2 2111i1の溶解槽(内容積0.7m’)を用い、第
1/8解槽に、 AHli 59.45kg、 6T塩
21.33kg及び水80kgを、第2溶解槽に、
pp八へ3.16kg、八DA11.04kg及び水2
0kgを仕込み、窒素置換後、/8解槽内温をそれぞれ
110℃と80℃に昇温、コント)コーラ1ノし。
攪拌下に溶解させた。溶液を溶解槽底部の原料供給管を
通じ、フィルタ一部を経て同時に重合槽(内容積0.5
rd 、受入れ温度260℃)へ送ったが60秒で送液
が完了した。また、実験終了後、フィルタ一部の目づま
り等をチェ・ツクしたところ、残渣や着色は認められず
、良好な状態で送液が行えたことを示した。
通じ、フィルタ一部を経て同時に重合槽(内容積0.5
rd 、受入れ温度260℃)へ送ったが60秒で送液
が完了した。また、実験終了後、フィルタ一部の目づま
り等をチェ・ツクしたところ、残渣や着色は認められず
、良好な状態で送液が行えたことを示した。
特許出願人 ユニチカ株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11脂肪族及び芳香族シアミンと脂肪族及び芳香族ジ
カルボン酸とを原料として芳香族ロボリアミドを製造す
るに際し、原料の供給を、脂肪族ジアミン−芳香族ジカ
ルボン酸系水溶液と芳香族ジアミン−脂肪族ジカルボン
酸系水溶液、又はこれらと脂肪族シアミン−脂肪族ジカ
ルボン酸水溶液の形で行うことを特徴とする芳香族コポ
リアミド製造時の原料供給方法。 (21原料がヘキサメチレンジアミン。バラフェニレン
ジアミン、アジピン酸及びテレフタル酸である特許請求
の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6044083A JPS59187024A (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 芳香族コポリアミド製造時の原料供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6044083A JPS59187024A (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 芳香族コポリアミド製造時の原料供給方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59187024A true JPS59187024A (ja) | 1984-10-24 |
Family
ID=13142328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6044083A Pending JPS59187024A (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 芳香族コポリアミド製造時の原料供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59187024A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012523468A (ja) * | 2009-04-09 | 2012-10-04 | ロディア オペレーションズ | 二酸/ジアミンの塩の溶液の製造方法 |
-
1983
- 1983-04-05 JP JP6044083A patent/JPS59187024A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012523468A (ja) * | 2009-04-09 | 2012-10-04 | ロディア オペレーションズ | 二酸/ジアミンの塩の溶液の製造方法 |
US8802810B2 (en) | 2009-04-09 | 2014-08-12 | Rhodia Operations | Process for the manufacture of a solution of salts of diacids/diamine(s) |
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