JPS59186903A - 農薬粒剤 - Google Patents
農薬粒剤Info
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- JPS59186903A JPS59186903A JP58062619A JP6261983A JPS59186903A JP S59186903 A JPS59186903 A JP S59186903A JP 58062619 A JP58062619 A JP 58062619A JP 6261983 A JP6261983 A JP 6261983A JP S59186903 A JPS59186903 A JP S59186903A
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- thiocyclam
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- premix
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、N、N−ジメチル−1,2,3−トリチアン
−5−イルアミン・ハイドロゲンオキザレート(以下チ
オシクラムと略記する)を含有する安定な農薬粒剤に関
するものである。
−5−イルアミン・ハイドロゲンオキザレート(以下チ
オシクラムと略記する)を含有する安定な農薬粒剤に関
するものである。
チオシクラムは稲の害虫であるニカメイチュウ、ツマグ
ロヨコバイ、ウンカ顛あるいは果樹、疏菜類の鱗翅目幼
虫やスリラプスなどに卓越した効果を有する殺虫剤とし
て知られている。しかし、チオシクラムは水、熱、光等
に不安定であるため、粉剤、水和剤、粒剤等に製剤した
場合は、製剤中の水分および外気と接触して著しく分解
する。とくにチオシクラムの滲透移行性の作用特性を利
用して、稲害虫の駆除を目的とした水面施用粒剤を製造
する場合、後述するように、従来の方法ではチオシクラ
ムを安定に保ちつつ工業的に有利に粒剤ヲ製造すること
、および粒剤中のチオシクラムを長期にわた多安定に保
つことは不可能であった。
ロヨコバイ、ウンカ顛あるいは果樹、疏菜類の鱗翅目幼
虫やスリラプスなどに卓越した効果を有する殺虫剤とし
て知られている。しかし、チオシクラムは水、熱、光等
に不安定であるため、粉剤、水和剤、粒剤等に製剤した
場合は、製剤中の水分および外気と接触して著しく分解
する。とくにチオシクラムの滲透移行性の作用特性を利
用して、稲害虫の駆除を目的とした水面施用粒剤を製造
する場合、後述するように、従来の方法ではチオシクラ
ムを安定に保ちつつ工業的に有利に粒剤ヲ製造すること
、および粒剤中のチオシクラムを長期にわた多安定に保
つことは不可能であった。
例えば、練込み押出し造粒法は、有効成分化合物を粉末
担体と混練して押出し造粒、乾燥する方法であル、この
方法を適用した場合は、製造工程中で加えられた水を除
去するための加熱乾燥工程において、チオシクラムは容
易に分解する。転勤造粒法による場合も同様の欠点があ
る。吸着造粒法は、造粒キャリアーに液体の有効成分化
合物を(有効成分化合物が固体の場合は、溶剤等に溶解
して)吸収保持させる方法であるが、チオシクラムは殆
んどの有機溶剤に不溶なため、同法を適用することは困
難である。
担体と混練して押出し造粒、乾燥する方法であル、この
方法を適用した場合は、製造工程中で加えられた水を除
去するための加熱乾燥工程において、チオシクラムは容
易に分解する。転勤造粒法による場合も同様の欠点があ
る。吸着造粒法は、造粒キャリアーに液体の有効成分化
合物を(有効成分化合物が固体の場合は、溶剤等に溶解
して)吸収保持させる方法であるが、チオシクラムは殆
んどの有機溶剤に不溶なため、同法を適用することは困
難である。
また、従来の被覆法は鉱石破砕物を担体とし、これに固
体有効成分化合物の微粉末を結合剤によって担体表面を
被覆するものであるため、有効成分の保持針が制限され
せいぜい数チしか保持させることができない。また鉱石
の破砕物を使用するため、混合機の摩耗が著しく好まし
くない。さらにまた、輸送中に被覆物の剥離や、経時的
な固化現象等による製品の劣化を免れることができない
。
体有効成分化合物の微粉末を結合剤によって担体表面を
被覆するものであるため、有効成分の保持針が制限され
せいぜい数チしか保持させることができない。また鉱石
の破砕物を使用するため、混合機の摩耗が著しく好まし
くない。さらにまた、輸送中に被覆物の剥離や、経時的
な固化現象等による製品の劣化を免れることができない
。
その他、圧縮造粒法や噴霧造粒法は技術的な困難性、造
粒設備費の増大等不利な点が多く、農薬粒剤の造粒法と
しては一般的でないばかシでなく、種々の理由でチオシ
クラムには適用できない。
粒設備費の増大等不利な点が多く、農薬粒剤の造粒法と
しては一般的でないばかシでなく、種々の理由でチオシ
クラムには適用できない。
近年、散布の省力化のため2種以上の有効成分化合物を
含有する農薬粒剤が要望されているが、チオシクラムを
他の殺虫性化合物または殺菌性化合物と配合する場合、
必然的に粒剤中の有効成分量の増大をもたらし、また配
合相手の有効成分化合物がたとえ水、熱に対して安定で
あっても、チオンクラムを一方の配合相手とする限シ、
上記農薬粒剤の製造方法のいずれの適用もますます困難
であった。
含有する農薬粒剤が要望されているが、チオシクラムを
他の殺虫性化合物または殺菌性化合物と配合する場合、
必然的に粒剤中の有効成分量の増大をもたらし、また配
合相手の有効成分化合物がたとえ水、熱に対して安定で
あっても、チオンクラムを一方の配合相手とする限シ、
上記農薬粒剤の製造方法のいずれの適用もますます困難
であった。
本発明の目的は、水および熱に対して不安定な、常温で
固体のチオシクラムを含有する粒剤を、チオシクラムを
安定に保ちつつ工業的に有利に製造し、更f保存中も同
粒剤中のチオンクラムを長期にわた多安定に保ちうる農
薬粒剤を提供することにある。
固体のチオシクラムを含有する粒剤を、チオシクラムを
安定に保ちつつ工業的に有利に製造し、更f保存中も同
粒剤中のチオンクラムを長期にわた多安定に保ちうる農
薬粒剤を提供することにある。
また本発明の目的は、他の有効成分化合物と共にチオ7
クラムを含有する安定な農薬配合粒剤を提供することに
ある。
クラムを含有する安定な農薬配合粒剤を提供することに
ある。
本発明の農薬粒剤は、他の有効成分化合物を含有または
含有しない造粒キャリアー表面に、チオシクラムのプレ
ミックスを不揮発性かつ常温で液状の鉱物油と共に被覆
したものである。
含有しない造粒キャリアー表面に、チオシクラムのプレ
ミックスを不揮発性かつ常温で液状の鉱物油と共に被覆
したものである。
本発明において、造粒キャリアーとは、例えば炭酸カル
シウム、酸性白土、ゼオライト、珪藻上等の農薬用粉末
担体を適当な結合剤と、必要であれば分散剤、湿潤剤お
よび安定化剤等と配合し、加水して、常法の練込み押出
し造粒法または転動造粒法によシ造粒、乾燥、10〜4
8メツシユに整粒されたものを指称する。ベントナイト
およびタルクは、チオシクラムの分解を促進する傾向が
あシ、またクレーおよびカオリンは夾雑物として石英を
含有することが多いため、造粒時に機械設備を摩耗する
欠点がある。炭酸カルシウムは夾雑物も少なくかつ軟質
であるため、本発明の造粒キャリアーに使用される粉末
担体として好ましい。
シウム、酸性白土、ゼオライト、珪藻上等の農薬用粉末
担体を適当な結合剤と、必要であれば分散剤、湿潤剤お
よび安定化剤等と配合し、加水して、常法の練込み押出
し造粒法または転動造粒法によシ造粒、乾燥、10〜4
8メツシユに整粒されたものを指称する。ベントナイト
およびタルクは、チオシクラムの分解を促進する傾向が
あシ、またクレーおよびカオリンは夾雑物として石英を
含有することが多いため、造粒時に機械設備を摩耗する
欠点がある。炭酸カルシウムは夾雑物も少なくかつ軟質
であるため、本発明の造粒キャリアーに使用される粉末
担体として好ましい。
前述の通シ、本願発明の農薬粒剤は、チオシクラムと他
の有効成分化合物を含有する農薬粒剤に殊に有利であっ
て、この場合、水および熱に対して安定な固体もしくは
液体の他の有効成分化合物を造粒キャリアーの製造工程
中に予め混入または造粒キャリアーに吸着させて含ませ
ることができる。
の有効成分化合物を含有する農薬粒剤に殊に有利であっ
て、この場合、水および熱に対して安定な固体もしくは
液体の他の有効成分化合物を造粒キャリアーの製造工程
中に予め混入または造粒キャリアーに吸着させて含ませ
ることができる。
混入可能な他の有効成分化合物としては、o。
0−ジエチル5−(2−エチルチオエチル)ホスホロジ
チオエートのような殺虫剤、3−アリルオキンー1.2
−ベンズイソチアゾール−1,1−ジオキシド、1,2
,5.6−テトラヒドロ−4H−ピロロ(3,2,1−
x 、 j)キノリン−4−オンのような殺菌剤があげ
られ、まずこれらの有効成分を含有する粒剤を練込み造
粒法または吸着造粒法によ)製造し、次いでチオシクラ
ムで被覆することによって、有利に配合粒剤が得られる
。
チオエートのような殺虫剤、3−アリルオキンー1.2
−ベンズイソチアゾール−1,1−ジオキシド、1,2
,5.6−テトラヒドロ−4H−ピロロ(3,2,1−
x 、 j)キノリン−4−オンのような殺菌剤があげ
られ、まずこれらの有効成分を含有する粒剤を練込み造
粒法または吸着造粒法によ)製造し、次いでチオシクラ
ムで被覆することによって、有利に配合粒剤が得られる
。
チオシクラムのプレミックスは、チオシクラムの固体原
体をホワイトカーボン等と混合粉砕して製造される。こ
のプレミックスには他の有効成分化合物を含有させるこ
ともできる。
体をホワイトカーボン等と混合粉砕して製造される。こ
のプレミックスには他の有効成分化合物を含有させるこ
ともできる。
本発明において、不揮発性かつ常温で液体の鉱物油とし
ては、例えば流動パラフィンまたはスピンドル油が好ま
しく、チオシクラムを造粒キャリアー上に被覆するため
の結合剤として働くと共に、疎水性の付与によって被覆
物を造粒キャリアー中の水分および外気との接触から保
護する。
ては、例えば流動パラフィンまたはスピンドル油が好ま
しく、チオシクラムを造粒キャリアー上に被覆するため
の結合剤として働くと共に、疎水性の付与によって被覆
物を造粒キャリアー中の水分および外気との接触から保
護する。
本発明の農薬粒剤を製造するには、他の有効成分化合物
を含有しまたは含有しない造粒キャリアーを、チオシク
ラムのプレミックスおよび鉱物油と混合することによっ
て得られ、乾燥工程を要しない。混合は通常の混合機、
例えばナウタミキサー等で行われ、本操作によシ、チオ
シクラムのプレミックスは鉱物油の働きにより、造粒キ
ャリアー0表面に被覆保持される。
を含有しまたは含有しない造粒キャリアーを、チオシク
ラムのプレミックスおよび鉱物油と混合することによっ
て得られ、乾燥工程を要しない。混合は通常の混合機、
例えばナウタミキサー等で行われ、本操作によシ、チオ
シクラムのプレミックスは鉱物油の働きにより、造粒キ
ャリアー0表面に被覆保持される。
混合順序は特に限定はなく、造粒キャリアーと鉱物油と
を最初に混合し、次いでチオシクラムのプレミックスを
添加してもよく、または造粒キャリアーとチオシクラム
のプレミックスとを最初に混合し、次いで鉱物油を添加
してもよい。更にまた、三者を同時に投入して混合して
もよい。また、添加時は各成分を一時に投入してもよい
し、あるいは分割投入しても差支えない。とくに混合操
作において、チオンクラムのプレミックスの添加の前お
よび後の2回鉱物油を添加することによフ、効率よくチ
オシクラムのプレミックスで造粒キャリアーを被覆する
ことができ、造粒キャリアー中および外気の水分と直接
接触するのを絶ち、それによって水分の影響を最小限に
することができるので好ましい添加方法といえる。混合
操作中に、湿潤剤、分散剤、安定化剤等の補助剤を適宜
添加することができることは言うまでもない。
を最初に混合し、次いでチオシクラムのプレミックスを
添加してもよく、または造粒キャリアーとチオシクラム
のプレミックスとを最初に混合し、次いで鉱物油を添加
してもよい。更にまた、三者を同時に投入して混合して
もよい。また、添加時は各成分を一時に投入してもよい
し、あるいは分割投入しても差支えない。とくに混合操
作において、チオンクラムのプレミックスの添加の前お
よび後の2回鉱物油を添加することによフ、効率よくチ
オシクラムのプレミックスで造粒キャリアーを被覆する
ことができ、造粒キャリアー中および外気の水分と直接
接触するのを絶ち、それによって水分の影響を最小限に
することができるので好ましい添加方法といえる。混合
操作中に、湿潤剤、分散剤、安定化剤等の補助剤を適宜
添加することができることは言うまでもない。
さらに上記のようにして得られた被覆粒剤に105℃に
おける乾燥減量を2%以下にした、天然もしくは合成の
乾燥ゼオライトを添加混合して共存させることによシ、
粒剤中の水分をゼオライトに移行させ、それによシ水分
の影響を更に減少させることができるので、このような
操作で得られた農薬粒剤は、本発明の有利な態様である
。
おける乾燥減量を2%以下にした、天然もしくは合成の
乾燥ゼオライトを添加混合して共存させることによシ、
粒剤中の水分をゼオライトに移行させ、それによシ水分
の影響を更に減少させることができるので、このような
操作で得られた農薬粒剤は、本発明の有利な態様である
。
次に、本発明を実施例および試験例をあげて詳細に説明
する。
する。
実施例1
重質炭酸カルシウム粉末98.0kgに、ポリビニ−/
l/ 7 #コール粉末1.5 kgおよびジオクチル
スルホサクシネートのナトリウム塩を70%含有する液
o、5lcQを添加混合し、適なの水を加えて練合した
のち、これをペレッター(スクリーン孔径0.9 關)
で押出して造粒、110℃で乾燥し、10〜48メツシ
ユに整粒して造粒キャリアーを得た。
l/ 7 #コール粉末1.5 kgおよびジオクチル
スルホサクシネートのナトリウム塩を70%含有する液
o、5lcQを添加混合し、適なの水を加えて練合した
のち、これをペレッター(スクリーン孔径0.9 關)
で押出して造粒、110℃で乾燥し、10〜48メツシ
ユに整粒して造粒キャリアーを得た。
得られた造粒キャリアー39.5kPをナウタミキサー
に入れ、かきまぜながら、予め製造しておいたチオシク
ラムのプレミックス(チオシクラム原体26.9kgと
ホワイトカーボン2s、lll1(?の混合粉砕品)
5.5 kgを加え、次いで流動パラフィンs、 o
Icgを加えて30分間混合してチオシクラムのプレミ
ックスを造粒キャリアー表面に被覆させ、本発明のチオ
シクラム粒剤を得た。
に入れ、かきまぜながら、予め製造しておいたチオシク
ラムのプレミックス(チオシクラム原体26.9kgと
ホワイトカーボン2s、lll1(?の混合粉砕品)
5.5 kgを加え、次いで流動パラフィンs、 o
Icgを加えて30分間混合してチオシクラムのプレミ
ックスを造粒キャリアー表面に被覆させ、本発明のチオ
シクラム粒剤を得た。
実施例2
実施例1で得た造粒キャリアー38.0〜をナウタミキ
サーに入れ、かきまぜながら、実施例1と同じチオシク
ラムのプレミックス5.5 kgを加え、次いで流動パ
ラフィン5.0kg<加えて30分間混合、被覆させた
後、105℃恒量における乾燥減量が2チ以下である乾
燥ゼオライトC以下乾燥ゼオライトと略記する)151
℃gを加えて5分間混合し、本発明のチオシクラム粒剤
を得た。
サーに入れ、かきまぜながら、実施例1と同じチオシク
ラムのプレミックス5.5 kgを加え、次いで流動パ
ラフィン5.0kg<加えて30分間混合、被覆させた
後、105℃恒量における乾燥減量が2チ以下である乾
燥ゼオライトC以下乾燥ゼオライトと略記する)151
℃gを加えて5分間混合し、本発明のチオシクラム粒剤
を得た。
実施例3
実施例1の造粒キャリアーas、okyをナウタミキサ
ーに入れ、かきまぜながら、チオシクラムのプレミック
ス2.5 kgと流動パラフィン2.5kgを加えて5
分間混合し、さらにチオシクラムのプレミックス3.0
kgと流動パラフィン2.5’権を加えて20分間混
合、被覆させた後、乾燥ゼオライ) 1.5 kgを加
えて5分間混合して、本発明のチオシクラム粒剤を得た
。
ーに入れ、かきまぜながら、チオシクラムのプレミック
ス2.5 kgと流動パラフィン2.5kgを加えて5
分間混合し、さらにチオシクラムのプレミックス3.0
kgと流動パラフィン2.5’権を加えて20分間混
合、被覆させた後、乾燥ゼオライ) 1.5 kgを加
えて5分間混合して、本発明のチオシクラム粒剤を得た
。
実施例4
実施例1の造粒キャリアー38.(ICI;をナウタミ
キサーに入れ、かきまぜながら、流動パラフィン2.5
艙を加えて5分間混合し、次いでチオシクラムのプレミ
ックス55kgを加えて5分間混合した後、さらに流動
パラフィン2.5 kgを加えて200分間混被覆させ
た。最後に乾燥ゼオライ) 1.5 kgを加えて5分
間混合し、本発明のチオシクラム粒剤を得た。
キサーに入れ、かきまぜながら、流動パラフィン2.5
艙を加えて5分間混合し、次いでチオシクラムのプレミ
ックス55kgを加えて5分間混合した後、さらに流動
パラフィン2.5 kgを加えて200分間混被覆させ
た。最後に乾燥ゼオライ) 1.5 kgを加えて5分
間混合し、本発明のチオシクラム粒剤を得た。
実施例5
実施例1の造粒キャリアー40.9に9をナウタミキサ
ーに入れ、かきまぜながら、0,0−ジエチ/l/ 8
− (2−エチルチオエチル)ホスホロジチオエート(
エチルチオエチル)の液体原体1.8権を加えて造粒キ
ャリアーて吸着させ、次いでスピンドル油1号1.2
kgとチオシクラムのプレミックスa、 31pgを加
えて5分間混合し、さらにスピンドル油1号1.3 k
gを加えて200分間混被覆させ、最後に乾燥ゼオライ
) 1.5 kgを加えて5分間混合して、本発明のチ
オシクラム・エチルチオメン配合粒剤を得た。
ーに入れ、かきまぜながら、0,0−ジエチ/l/ 8
− (2−エチルチオエチル)ホスホロジチオエート(
エチルチオエチル)の液体原体1.8権を加えて造粒キ
ャリアーて吸着させ、次いでスピンドル油1号1.2
kgとチオシクラムのプレミックスa、 31pgを加
えて5分間混合し、さらにスピンドル油1号1.3 k
gを加えて200分間混被覆させ、最後に乾燥ゼオライ
) 1.5 kgを加えて5分間混合して、本発明のチ
オシクラム・エチルチオメン配合粒剤を得た。
実施例6
重質炭酸カルシウム粉末76.8ttgに、テキストリ
ン3.0 kgと3−アリルオ*ン−1,2−ヘ>ズイ
ソチアゾールー1,1−ジオキシド(プロペナゾール)
の粉末原体2.0 kgを加えて混合し、適量の水を加
えて練合した後、ベレツター(スクリーン孔径0.9
M )にて押出造粒し、110℃で乾燥後、整粒(10
〜4Bメツシユ)して、プロペナゾールを含有する造粒
キャリアーを得た。
ン3.0 kgと3−アリルオ*ン−1,2−ヘ>ズイ
ソチアゾールー1,1−ジオキシド(プロペナゾール)
の粉末原体2.0 kgを加えて混合し、適量の水を加
えて練合した後、ベレツター(スクリーン孔径0.9
M )にて押出造粒し、110℃で乾燥後、整粒(10
〜4Bメツシユ)して、プロペナゾールを含有する造粒
キャリアーを得た。
この造粒キャリアー40.9に9をナウタミキサーに入
れ、実施例5と同様にして、本発明のチオシクラム・グ
ロペナゾール・エチルチオメン配合粒剤を得た。
れ、実施例5と同様にして、本発明のチオシクラム・グ
ロペナゾール・エチルチオメン配合粒剤を得た。
比較例1
重質炭酸カルシウム粉末43.7に9に、ポリビニール
アルコール粉末0.8 kgおよびチオシクラムのプレ
ミックス5.5 kgを混合し、適量の水を加えて練合
し、ペレツター(スクリーン孔径0.9闘)で押出して
造粒し、流動層乾燥機を使用し、110℃の熱風を吹き
込み乾燥した後、10〜48メツシユに整粒してチオシ
クラム粒剤を得た。
アルコール粉末0.8 kgおよびチオシクラムのプレ
ミックス5.5 kgを混合し、適量の水を加えて練合
し、ペレツター(スクリーン孔径0.9闘)で押出して
造粒し、流動層乾燥機を使用し、110℃の熱風を吹き
込み乾燥した後、10〜48メツシユに整粒してチオシ
クラム粒剤を得た。
比較例2
比較例1のチオシクラム粒剤4B、Okgに、スピンド
ル油1号2.0 kgを添加混合して被覆させ、粒の表
面を疎水性としたチオシクラム粒剤を得た。
ル油1号2.0 kgを添加混合して被覆させ、粒の表
面を疎水性としたチオシクラム粒剤を得た。
比較例3
比較例1のチオシクラム粒剤4B、Qkgに、スピンド
ル油1号t Okgとエチルチオメトン原体1、okg
の混合物を吸着させて、チオシクラム・エチルチオメン
配合粒剤を得た。
ル油1号t Okgとエチルチオメトン原体1、okg
の混合物を吸着させて、チオシクラム・エチルチオメン
配合粒剤を得た。
比較例4
炭酸カルンウム原石を、破砕・整粒(10〜4日メツシ
ュ)した粒44.5に9をナウタミキサーに入れ、かき
まぜながら、流動パラフィン2.0に9とチオシクラム
のプレミックス2.0kgを加えて100分間混被覆さ
せ、次いでホワイトカーボン1.5に9を加えて400
分間混して、チオシクラム粒剤を得た。
ュ)した粒44.5に9をナウタミキサーに入れ、かき
まぜながら、流動パラフィン2.0に9とチオシクラム
のプレミックス2.0kgを加えて100分間混被覆さ
せ、次いでホワイトカーボン1.5に9を加えて400
分間混して、チオシクラム粒剤を得た。
試験例1
実施例1〜6の本発明の粒剤および比較例1〜3の粒剤
中の調製直後のチオシクラム含量と、100罰容の密栓
つきガラス瓶に入れて40℃で8週間保存経時後のチオ
ンクラム合計を、TLO−HPLC法により測定した。
中の調製直後のチオシクラム含量と、100罰容の密栓
つきガラス瓶に入れて40℃で8週間保存経時後のチオ
ンクラム合計を、TLO−HPLC法により測定した。
第1表には、調製直後の仕込値(仕込量よシ計算によシ
求めた値)に対する残存率と、40℃で8週間経時後の
初期含量に対する残存率を示した。
求めた値)に対する残存率と、40℃で8週間経時後の
初期含量に対する残存率を示した。
第 1 表
実施例? 99.8 89.7p 21
00,4 94.2 II 3 99.7 93.8 p 4101.0 98・1 tt 5 99.0 93.4 比較例1 71.5 77.1// 2
72.4 1N、4 tt 3 71.7 79.7 (1〕仕込値に対する残存率 (2)調製直後の含量
に対する残存率第1表から明らかなように、本発明の実
施例1〜6の粒剤は、その調製時の分解は殆んど認めら
れず、仕込値に対する残存率は100%に近い値であっ
た。一方チオシクラムのプレミックスを担体粉末と共に
練込み、押出し造粒して製造した比較例1〜30粒剤は
、チオシクラムの激しい分解が起シ、発生する硫化水素
ガスのために作業環境の悪化がはなはだしかった。
00,4 94.2 II 3 99.7 93.8 p 4101.0 98・1 tt 5 99.0 93.4 比較例1 71.5 77.1// 2
72.4 1N、4 tt 3 71.7 79.7 (1〕仕込値に対する残存率 (2)調製直後の含量
に対する残存率第1表から明らかなように、本発明の実
施例1〜6の粒剤は、その調製時の分解は殆んど認めら
れず、仕込値に対する残存率は100%に近い値であっ
た。一方チオシクラムのプレミックスを担体粉末と共に
練込み、押出し造粒して製造した比較例1〜30粒剤は
、チオシクラムの激しい分解が起シ、発生する硫化水素
ガスのために作業環境の悪化がはなはだしかった。
また、40℃で8週間経時後のチオシクラムの残存率も
、本発明の実施例1〜60粒剤は約90%以上の値を示
し安定であったが、比較例1〜3に示した粒剤は、いず
れも不安定であった。
、本発明の実施例1〜60粒剤は約90%以上の値を示
し安定であったが、比較例1〜3に示した粒剤は、いず
れも不安定であった。
また、実施例4および6に示す混合順序で調製された本
発明の粒剤の安定性は、殊に良好で殆んど分解が認めら
れず、チオシクラムが鉱物油によって外界や造粒キャリ
アーと、ある程度隔離されたことによって安定性が向上
したものと考えられる。
発明の粒剤の安定性は、殊に良好で殆んど分解が認めら
れず、チオシクラムが鉱物油によって外界や造粒キャリ
アーと、ある程度隔離されたことによって安定性が向上
したものと考えられる。
試験例2
実施例1〜6の粒剤および比較例4の粒剤について、そ
の物理性を以下の方法によシ試験した。
の物理性を以下の方法によシ試験した。
(1) 主剤の被覆状態
倍率80倍の拡大鏡で、キャリアー上に被覆されたチオ
シクラムのプレミックスの状態を明察した。
シクラムのプレミックスの状態を明察した。
○:はとんど完全に被覆されている。
×:被覆状態が不完全である。
(2) ケーキング性
各粒剤1 kgをクラフト紙袋に入れ、120η賞に相
当する重シをのせて40℃に4週間放置後、ケーキング
状態を観察した。
当する重シをのせて40℃に4週間放置後、ケーキング
状態を観察した。
(−)二 ケーキングなし
くト)二ケーキングが認められる
(3)主剤の剥離性
各粒剤50fを5を容のポリエチレン袋に入れ、はげし
く上下に60回振シまぜた後、目開き149μの標準ふ
るいに移し、ロータツブ型のふるい分は機を使用して5
分間ふるい分けし、ふるい上に残った粒剤のチオシクラ
ム含量を測定し、次式によって剥離率を算出した。
く上下に60回振シまぜた後、目開き149μの標準ふ
るいに移し、ロータツブ型のふるい分は機を使用して5
分間ふるい分けし、ふるい上に残った粒剤のチオシクラ
ム含量を測定し、次式によって剥離率を算出した。
試験した物理性の測定結果を第2表に示す。
第 2 表
〃20 H2,6
〃30 H3,5
〃40 (−) 4.0
〃50 (−) 2.6
第2表から明らかなように、高濃度にチオシクラムを含
有する粒剤を、安定に保ちつつ、工業的に有利に製造す
る目的のためには、比較例4に示す被覆法では物理性に
欠陥が認められるが、本発明の実施例1〜60粒剤は物
理性の欠陥もなく、かつ経時後においても良好な物理性
を示した。
有する粒剤を、安定に保ちつつ、工業的に有利に製造す
る目的のためには、比較例4に示す被覆法では物理性に
欠陥が認められるが、本発明の実施例1〜60粒剤は物
理性の欠陥もなく、かつ経時後においても良好な物理性
を示した。
特許出願人 三共株式会社
代理人 弁理士樫出庄治
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 他の有効成分化合物を含有または含有しない造粒
キャリアー表面に、N、N−ジメチル−1,2,3−)
’)チアン−5−イルアミンーハイトロゲンオキザレー
トのプレミックスを不揮発性かつ常温で液状の鉱物油と
共に被覆した農薬粒剤。 λ 他の農薬有効成分化合物が、0,0−ジエチル5−
(2−エチルチオエチル)ホスホロジチオエートである
特許請求の範囲第1項記載の農薬粒剤。 3、 被覆粒剤の表面に、乾燥ゼオライトを存在させた
特許請求の範囲第1項記載の農薬粒剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58062619A JPS59186903A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 農薬粒剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58062619A JPS59186903A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 農薬粒剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59186903A true JPS59186903A (ja) | 1984-10-23 |
JPH0542403B2 JPH0542403B2 (ja) | 1993-06-28 |
Family
ID=13205510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58062619A Granted JPS59186903A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 農薬粒剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59186903A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03120201A (ja) * | 1989-10-03 | 1991-05-22 | Sankyo Co Ltd | 農薬粒剤の製造方法 |
WO1998012920A1 (en) * | 1996-09-25 | 1998-04-02 | Rhodia, Inc. | Methods for preparing spontaneously water dispersible carriers for pesticides and their use |
US6416775B1 (en) | 1996-09-25 | 2002-07-09 | Aquatrols Holding Co., Inc. | Dry spreadable carrier for pesticides |
KR100379711B1 (ko) * | 2000-06-17 | 2003-04-11 | 바이엘크롭사이언스 주식회사 | 경시안정화 첨가제를 함유하는 제올라이트 제초제 |
JP2014111571A (ja) * | 2012-10-29 | 2014-06-19 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 農薬粒剤 |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP58062619A patent/JPS59186903A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03120201A (ja) * | 1989-10-03 | 1991-05-22 | Sankyo Co Ltd | 農薬粒剤の製造方法 |
WO1998012920A1 (en) * | 1996-09-25 | 1998-04-02 | Rhodia, Inc. | Methods for preparing spontaneously water dispersible carriers for pesticides and their use |
US6375969B1 (en) | 1996-09-25 | 2002-04-23 | Rhodia Inc. | Broadcast carriers for pesticides and their use |
US6416775B1 (en) | 1996-09-25 | 2002-07-09 | Aquatrols Holding Co., Inc. | Dry spreadable carrier for pesticides |
KR100379711B1 (ko) * | 2000-06-17 | 2003-04-11 | 바이엘크롭사이언스 주식회사 | 경시안정화 첨가제를 함유하는 제올라이트 제초제 |
JP2014111571A (ja) * | 2012-10-29 | 2014-06-19 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 農薬粒剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0542403B2 (ja) | 1993-06-28 |
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