JPS5918654Y2 - タップ位置表示装置 - Google Patents

タップ位置表示装置

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Publication number
JPS5918654Y2
JPS5918654Y2 JP11744076U JP11744076U JPS5918654Y2 JP S5918654 Y2 JPS5918654 Y2 JP S5918654Y2 JP 11744076 U JP11744076 U JP 11744076U JP 11744076 U JP11744076 U JP 11744076U JP S5918654 Y2 JPS5918654 Y2 JP S5918654Y2
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JP
Japan
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cam
tap
operating shaft
display device
recess
Prior art date
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Expired
Application number
JP11744076U
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English (en)
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JPS5334613U (ja
Inventor
昭教 芹沢
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
Application filed by 株式会社明電舎 filed Critical 株式会社明電舎
Priority to JP11744076U priority Critical patent/JPS5918654Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は変圧器等のタップ切換装置におけるタップ位置
表示装置に関し、特にカムの組合せからなる変速機構を
利用した表示装置に関するものである。
変圧器等におけるタップ切換装置にあっては、その時々
のタップ接続位置を表示する表示装置が設けられる。
従来一般のこの種の表示装置においては、タップ切換操
作機構に機械的に連動する歯車機構を介して表示機構を
設け、該歯車機構によってタップ切換操作機構の回転速
度を変速し、タップ接続位置に対応する表示を行なうよ
うに構成されていた。
しかしながら、歯車機構によると構造の簡素化には限度
があり、又複数の歯車の組合せによって機構が大形とな
り、表示装置の取付面積が大きく必要となって変圧器等
の小型化の支障となる問題がある。
更に、歯車機構による場合には歯車及び関連部品の加工
精度に高いものが必要となり、しかも部品点数が多くな
って、加工9組立作業が繁雑になる等の問題もある。
本考案は上記問題を解決するためになされたもので、そ
の目的とするところは従来の歯車機構に代えてカムの組
合せからなる変速機構を採用することにより、簡単な構
成で且つ製作の容易な変速表示装置を提供するにある。
本考案の構成を図面に示す実施例により説明する。
第1図は本実施例装置の分解斜視図、第2図及び第3図
は組立状態を示す破断平面図及び縦断面図である。
タップ切換器の操作軸1を回転自在に支承するケーシン
グ2は、断面コ字状の円筒容器状に形成されており、そ
の内底面には同心的に外側カム3がねじ7,7により一
体的に取り付けられている。
該外側カム3は、表面に正多角形(本実施例では正六角
形)のカム四部3aが刻設されると共に、角部には切換
えられるタップ(図示せず)に対応した表示記号(1,
2,3・・・・・・、6)が付されている。
内側カム4は外側カム3のカム凹部3aの多角形よりも
角の少ない正多角形(本実施例では正五角形)にその外
形状が形成され、中心には比較的大径の軸孔4aが穿設
されている。
内側カム4の一角には中心方向の溝4bが刻設され、前
記表示記号を指示する指標等が付されている。
一方、前記操作軸1には第1図Bに示すように軸線に対
してαだけ偏心した円形の偏心カム5aを一体に有する
円板状のカム体5がピン8等により一体的に固着されて
おり、該偏心カム5aが前記内側カム4の軸孔4aに遊
嵌されるよう組立てられる。
尚、カム体5の取り付けはキー結合によってもよい。
前記カム体5の偏心方向一部は接線方向に切除され、更
に求心方向に切込まれた切欠き5bは偏心カム5aの一
部にまで形成されている。
前記した操作軸1の一端は角棒状に形成され、図外の治
具が該端部1aに嵌合されて操作軸1は手動により軸回
転される。
他端は、絶縁ロッド10及び一対のユニバーサルジョイ
ンl−11,11等を介してタップ切換軸12等に接続
される。
この場合、操作軸1とタップ切換軸12の軸線方向が相
違する場合には傘歯車等を介装することもある。
また、前記ケーシング2は、底面フランジ2aの四周辺
部においてタップ切換機構を有する機器(例えば変圧器
)の固定部にねじ止めされる。
ケーシング2の上縁に設けられた環状フランジ2bには
、円周方向に等配された複数個(本実施例では6個)の
ねじ孔2Cが形成され、円板状のカバー6がねし止めさ
れる。
カバー6には、内方に突出したストッパ6aが一体的に
設けられ、このストッパ6aは、カバー6がねし止めさ
れたとき、カム体5の切欠き5bを通って内側カム4の
溝4bに至り、カム体5、内側カムの回動を係止するよ
うに作用する。
尚、カバー6には円周方向に等配された3個のねじ挿通
孔6bが設けられ、カバー6を円周方向に60°づつ回
転して固定することかで゛きる。
以上の構成になる本実施例装置の作用を第4図により説
明する。
タップを切換えるにはカバー6をケーシング2から外し
た後、治具等により操作軸1を回転する。
第4図AはNo、2タツプに接続されている状態におけ
る表示装置を示しており、この状態から操作軸1を時計
方向に回転すると、該操作軸1に固定されたカム体5、
即ち、偏心カム5aも時計方向に回転する。
つまり、A図に示すように、外側カム3のカム凹部3a
の一角部と内側カム4の指標を付した角部が接した状態
から、先ず操作軸1を時計方向に30゜回転させると、
内側カム4は偏心カム5aによって偏倚力を受はカム凹
部3aに案内されてその一辺が外側カム3の一辺に接す
るB図の状態となる。
そして、更に操作軸1を回転することにより、順次C図
〜に図に示すように内側カム4は、時計方向に少しづつ
回転し、操作軸1が時計方向に300°回転した時点で
丁度反時計方向に60’回転した位置となり、指標がN
o、1を表示するのである。
従って、操作軸1の回転速度は約奢の速度に減速されて
表示を行なうことになる。
表示を変更した後、即ちタップを切換えた後は、再びス
トッパ6aが切欠き5b等に嵌入するように適宜カバー
6を回転位置し、ねじ止めすることにより、タップ接続
位置が固定されるのである。
本実施例では外側カム3に六角形の凹部を設け、内側カ
ム4を五角形としたが、夫々を他の多角形状に形威し種
々の組合せとすることも可能である。
他の多角形を組合せた場合には、変速比に種々のものを
得ることができる。
以上本考案の構成によれば、多角形の凹部を有する外側
カムと、多角形状の外形の内側カムと、操作軸に固定さ
れる偏心カムとを有する簡単な構成でありながら、種々
の変速比の表示装置を得ることができ、装置の小型化が
遠戚できると共に、製作が極めて容易になる等の実用上
人なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本実施例装置の分解斜視図、同図Bはカム体
の上面図、第2図は一部破断上面図、第3図は第2図I
II−III線に沿う縦断面図、第4図A〜には作用説
明図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング内に設けた内周壁が正多角形のカム凹部を備
    え且つ各角部にタップに対応する指標を付してなる外側
    カムと、該外側カムのカム凹部中心部を回転自在に貫通
    したタップ切換器の操作軸と、該操作軸と一体的に設け
    られた円形の偏心カムと、該偏心カムが回転自在に貫通
    すると共に前記カム凹部内に内装され且つ外周壁が前記
    カム凹部の正多角形より一角少ない正多角形で形成され
    た内側カムとからなることを特徴とするタップ位置表示
    装置。
JP11744076U 1976-09-01 1976-09-01 タップ位置表示装置 Expired JPS5918654Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11744076U JPS5918654Y2 (ja) 1976-09-01 1976-09-01 タップ位置表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11744076U JPS5918654Y2 (ja) 1976-09-01 1976-09-01 タップ位置表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5334613U JPS5334613U (ja) 1978-03-27
JPS5918654Y2 true JPS5918654Y2 (ja) 1984-05-30

Family

ID=28727018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11744076U Expired JPS5918654Y2 (ja) 1976-09-01 1976-09-01 タップ位置表示装置

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Publication number Publication date
JPS5334613U (ja) 1978-03-27

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