JP2550835Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2550835Y2
JP2550835Y2 JP1991038552U JP3855291U JP2550835Y2 JP 2550835 Y2 JP2550835 Y2 JP 2550835Y2 JP 1991038552 U JP1991038552 U JP 1991038552U JP 3855291 U JP3855291 U JP 3855291U JP 2550835 Y2 JP2550835 Y2 JP 2550835Y2
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JP
Japan
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rotor
stator
cam
shaft
guide
Prior art date
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Application number
JP1991038552U
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English (en)
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JPH04131890U (ja
Inventor
喜愛 木下
浩幸 和田
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP1991038552U priority Critical patent/JP2550835Y2/ja
Priority to KR1019910013176A priority patent/KR940009372B1/ko
Publication of JPH04131890U publication Critical patent/JPH04131890U/ja
Priority to US08/213,978 priority patent/US5395248A/en
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコネクタに係り、特に接
続部が回転自在な構成のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図6に示すようなパーソナルコン
ピュータ3はディスプレイ部12と本体13とがコネク
タ11を介して回転自在に連結され且つ電気的に接続さ
れている。
【0003】このコネクタ11は、ディスプレイ部12
と接続され一体化されているロータと、本体と接続され
一体化されているステイタとより構成されている。
【0004】図7は従来のコネクタ11の側面図を示
す。図7中、22はロータであり23はステイタであ
る。各ロータ22及びステイタ23の内部には夫々ロー
タ・コンタクト及びステイタ・コンタクトが内蔵されて
いる(図示せず。)。これらのコンタクトはやはり内部
の接続点にて電気的に接続されている(図示せず。)。
図7中、軸受部22Gはロータ22の両端に設けられて
おり、ステイタ23の両端に設けられている軸部23S
が遊嵌されている。この遊嵌によりロータ22とステイ
タ23は軸部23Sの軸心Aを中心に矢印B1 ,B2
方向に回転自在に連結されている。
【0005】尚、軸部23Sは軸受部22Gを両側へ押
し拡げるようにして挿入することにより装着される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかるに従来のコネク
タ11は、パーソナルコンピュータ10の製造時にディ
スプレイ部12に接続されたロータ22が本体13に接
続されたステイタ23に装着されると、その後取り外す
ことは困難であった。
【0007】したがって、パーソナルコンピュータ10
をディスプレイ部12と本体13とに分割した状態で各
ディスプレイ部及び本体の組み立てを行ない、各部を完
成後に一体化したり、あるいは製品として出荷した後に
使用者側で分割及び一体化するということができなかっ
た。
【0008】本考案は上記問題点を鑑みてなされたもの
であり、製品の状態でロータがステイタから着脱可能な
コネクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、ステイタに円
柱形の軸部を形成し、その軸部の先端側に軸部の直径よ
り小径のカムを形成し、 ロータに前記軸部が嵌入し回動
する空間を有する軸受部を形成し、その外側に前記カム
の大径部が嵌入し回動する空間を有するガイドを形成
し、 前記軸受部の側方に、前記空間に連通する、前記軸
部の直径と略等しい幅の切り欠き部を形成し、 前記ガイ
ドの前記切り欠き部と同方向に、前記空間に連通する、
前記カムの小径と略等しい幅のスリットを形成してな
る。
【0010】
【作用】上記本考案では、ステイタにおいて軸部とカム
とを一体化し、ロータにおいてステイタの軸部とカムと
の夫々が嵌入回動する軸受部及びガイドを設けたため、
ロータは軸部と軸受部とによる回動可能な支持及びカム
とガイドとによる回動可能な支持の両方を受ける構成で
ある。
【0011】
【実施例】図1は本考案になる一実施例のコネクタ1の
側面図を示す。
【0012】同図中2は前記第1の部材に該当するロー
タであり3は前記第2の部材に該当するステイタであ
る。
【0013】又、図2は図1の上方から見た平面図を示
す。
【0014】各ロータ2,ステイタ3には夫々前記第1
のコンタクトに該当するロータ・コンタクト2C(2C
1 ,2C2 ,2C3 ,…)及び前記第2のコンタクトに
該当するステイタ・コンタクト3C(3C1 ,3C2
3C3 ,…)が設けられており、コンタクト接触部4の
内部で電気的に接触している(図示せず。)。
【0015】図3は図2の1II −III 線に沿う断面図を
示す。
【0016】図2,図3中、ステイタ3の両端には外径
1 の円柱形状の軸部3S(3S1,3S2 )が設けら
れている。又、ロータ2の両端には軸部3Sの外径D1
と略等しく若干大きい内径D2 の円環形状に対し、図3
の左側に幅D2 の切欠部2H(2H1 ,2H2 )が形成
された軸受部2G(2G1 ,2G2 )が設けられてい
る。このロータ2の軸受部2Gにステイタ3の軸部3S
が遊嵌され、ステイタ3の軸部3Sの中心Aを中心に矢
印B1 ,B2 の方向に回転自在に連結されている。
【0017】又、図1,図2中、ステイタ3の軸部3S
の両端には直径d3 の円柱形状に対し、図1の上下端部
がカットされたカム3L(3L1 ,3L2 )が設けられ
ている。更にロータ2の軸受部2Gの両端にはカム3L
の外径d3 と略等しく若干大きい内径d4 の円環形状に
対し、図1の右側に幅d4 のスリット2N(2N1 ,2
2 ),及びスリット2Nと反対方向にカム3Lの上下
端部がカットされた部分の幅d1 と略等しく若干大きい
幅d2 のスリット2M(2M1 ,2M2 )が形成された
ガイド2K(2K1 ,2K2 )が設けられている。
【0018】尚、ロータ2の軸受部2Gの切欠部2H及
びガイド2Kのスリット2Mの夫々の縁部2P(2
11,2P12,2P21,2P22),2Q(2Q11,2Q
12,2Q21,2Q22)はロータ2をステイタ3に対し着
脱する際、ステイタ3の各軸部3S及びカム3Lを円滑
に着脱できるようにコーナがカットされている。
【0019】上記構成のコネクタ1は、ロータ2とステ
イタ3との相対角度が図1及び図3に示す角度の状態で
ロータ2を矢印X1 の方向へ、及びステイタ3をX1
は逆の方向の矢印X2 の方向へ互いに移動することによ
ってロータ2及びステイタ3を互いに離間することがで
きる。又、上記の離間した状態からロータ2とステイタ
3を各々上記とは逆の方向へ移動することにより、ロー
タ2及びステイタ3を互いに嵌入することができる。
【0020】即ち図1において前述の如くステイタ3の
カム3Lの幅d1 に対しロータ2のガイド2Kのスリッ
ト2Mの幅d2 が若干大きい。したがってガイド2K及
びカム3Lを夫々X1 ,X2 の互いに逆の方向へ移動す
ることによりガイド2Kのスリット2Mを介してカム3
Lを着脱することができる。
【0021】又、図3において前述の如くステイタ3の
軸部3Sの直径D1 に対しロータ2の軸受部2Gの切欠
部2Hの幅D2 が若干大きい。したがって軸受部2G及
び軸部3Sを夫々X1 ,X2 の互いに逆の方向へ移動す
ることにより軸受部2Gの切欠部2Hを介して軸部3S
を着脱することができる。
【0022】図5は図1に示す状態からステイタ3に対
しロータ2をB2 の方向へ略45°回転した状態を示
す。
【0023】図5のロータ2とステイタ3との相対角度
の状態ではガイド2Kのスリット2Mの幅d2 に相対す
るカム3Lの幅はd2 より大きく略d3 に等しい幅とな
っている。したがってこの状態でカム3Lをガイド2K
のスリット2Mを介して着脱することはできない。
【0024】即ちガイド2Kのスリット2Mに相対する
カム3Lの幅が略d1 となる相対角度のときのみガイド
2Kのスリット2Mを介してカム3Lを着脱することが
でき、それ以外の相対角度のときは着脱することができ
ない。
【0025】尚、本実施例ではカム3Lを円柱形状に対
し上下端部をカットした形状としたが、この形状に限ら
ず、カム3Lの形状を変えることにより、ロータ2及び
ステイタ3を互いに着脱することができる相対角度、及
び角度の種類数を変えることができる。
【0026】例えば本実施例と同様に2個所対称部分を
カットしたカムを使用する場合、そのカットする角度を
変えることにより、ロータ2,ステイタ3の着脱可能角
度を自由に設定することができる。
【0027】
【考案の効果】上述の如く、本考案によればロータ及び
ステイタが所定の相対角度において互いに着脱可能であ
るので、パーソナルコンピュータ等を例えば製造工程
上、ディスプレイ部と本体に分割した状態で組み立て作
業をした後一体化することができるので、製造工程の効
率を向上させることができる。又、製品としても上記の
様に着脱可能であることにより、例えば用途に応じディ
スプレイ部のみ交換する等、アプリケーションの幅を拡
げることができる。更に前述のごとくロータは軸部と軸
受部とによる回動可能な支持及びカムとガイドとによる
回動可能な支持の両方を受ける構成であるため、ステイ
タに対するロータの回動が安定して円滑になされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の側面図である。
【図2】本考案の一実施例の平面図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う軸受部とガイドのみの部
分断面図である。
【図5】図1のロータ,ステイタ間の相対角度を変化さ
せた図である
【図6】本考案になるコネクタを適用し得るパーソナル
コンピュータの斜視図である。
【図7】従来の一例のコネクタの側面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 ロータ(第1の部材) 2C ロータ・コンタクト(第1のコンタクト) 2G 軸受部 2K ガイド 2H 切欠部 2M,2N スリット 3 ステイタ(第2の部材) 3C ステイタ・コンタクト(第2のコンタクト) 3S 軸部 3L カム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステイタに円柱形の軸部を形成し、その
    軸部の先端側に軸部の直径より小径のカムを形成し、 ロータに前記軸部が嵌入し回動する空間を有する軸受部
    を形成し、その外側に前記カムの大径部が嵌入し回動す
    る空間を有するガイドを形成し、 前記軸受部の側方に、前記空間に連通する、前記軸部の
    直径と略等しい幅の切り欠き部を形成し、 前記ガイドの前記切り欠き部と同方向に、前記空間に連
    通する、前記カムの小径と略等しい幅のスリットを形成
    てなるコネクタ。
JP1991038552U 1990-07-31 1991-05-28 コネクタ Expired - Lifetime JP2550835Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991038552U JP2550835Y2 (ja) 1991-05-28 1991-05-28 コネクタ
KR1019910013176A KR940009372B1 (ko) 1990-07-31 1991-07-31 회전 가능하게 결합되는 플러그 및 소켓을 포함하는 커넥터
US08/213,978 US5395248A (en) 1990-07-31 1994-03-16 Connector comprising plug and socket which are rotatably engaged with each other

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991038552U JP2550835Y2 (ja) 1991-05-28 1991-05-28 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04131890U JPH04131890U (ja) 1992-12-04
JP2550835Y2 true JP2550835Y2 (ja) 1997-10-15

Family

ID=31920029

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JP1991038552U Expired - Lifetime JP2550835Y2 (ja) 1990-07-31 1991-05-28 コネクタ

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