JPH0632155Y2 - 玩具における構成部材のクリック回動機構 - Google Patents

玩具における構成部材のクリック回動機構

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JPH0632155Y2
JPH0632155Y2 JP1988023472U JP2347288U JPH0632155Y2 JP H0632155 Y2 JPH0632155 Y2 JP H0632155Y2 JP 1988023472 U JP1988023472 U JP 1988023472U JP 2347288 U JP2347288 U JP 2347288U JP H0632155 Y2 JPH0632155 Y2 JP H0632155Y2
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薫 松本
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は玩具を構成する一つの構成部材に対し他の構成
部材をクリック回動させる玩具における構成部材のクリ
ック回動機構に関する。
(従来技術とその問題点) 例えばロボット玩具等において、これら玩具を構成する
一つの構成部材に対し他の構成部材をクリック回動させ
る必要がある場合がある。この場合、上記二つの構成部
材の間に連結部材を介在させ、この連結部材の作用によ
ってクリック回動が行なわれている。
しかしながら、従来の上記連結部材29は第4図に示す
ように二部材30、31によって形成されるとともに、
互いに設けられている凹凸面部30a、31aを係脱自
在に当接させた状態で一方の部材30に突設した軸部材
32が他方の部材31の軸孔33に遊嵌収納され、且つ
弾性部材34を介して該軸部材32を常に収納方向に付
勢させて上記二部材30、31の凹凸面部30a、31
aの当接状態を維持させる構成であるため、該連結部材
29の構造が複雑になる等の難点があり、この点の解決
が望まれていた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記の観点に鑑みてなされたものであって、玩
具を構成する一つの構成部材に対し他の構成部材を回動
させるための簡単な構造の玩具における構成部材のクリ
ック回動機構を提案することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための手段として、本考案に係る玩
具における構成部材のクリック回動機構は、玩具を構成
する一つの構成部材に対し他の構成部材を回動させるク
リック回動機構であって、下記要件を備えることを特徴
とする。
(イ)上記二つの構成部材は連結部材によって連結される
とともに、該連結部材はクリック的に回動可能な二部材
によって形成されていること。
(ロ)上記一つの部材には嵌合軸が突設されるとともに、
該嵌合軸は断面は多角形状に形成され、且つ先端中央か
ら基端に亘って切欠溝が切設されていること。
(ハ)上記他の部材には上記嵌合軸が嵌合される嵌合孔が
形成されるとともに、該嵌合孔の断面は嵌合軸の断面に
対応する多角形状に形成されていること。
(考案の作用、効果) 上記構成のように、本考案に係る玩具における構成部材
のクリック回動機構によれば、玩具を構成する一つの構
成部材に対し他の構成部材がクリック的に回動可能な二
部材から成る連結部材によって連結されているので、上
記二つの構成部材をクリック回動させることができる。
また上記連結部材を成す一つの部材に設けられた嵌合軸
と嵌合孔とは互いに対応する多角形状に形成され、また
嵌合軸の先端中央から基端に亘って切欠溝が形成されて
いるので、上記他の構成部材を回動時に嵌合軸が上記切
欠溝の間隙の部分だけ内側に撓むので、クリック回動を
確実に行なうことができる。さらに、構造が簡単である
から、安価なものが得られる。
(実施例) 以下、図面によって本考案の実施態様の一例について説
明する。
第1図において、符号Aは本考案に係る玩具における構
成部材のクリック回動機構を示す。この玩具における構
成部材のクリック回動機構Aは玩具を構成する一つの構
成部材1と他の構成部材2との間に設けられている。
玩具の一部を構成する構成部材1は直方体形状を有する
とともに、上下に分割可能な二部材1a、1bとによっ
て形成されている。そして、該二部材1a、1bの分割
部分における一側には嵌合凹部3が形成されるととも
に、該嵌合凹部3の上下面には対向して支軸3a、3a
が突設されている。なお、支軸3a、3aは嵌合凹部3
の上下面のどちらか一方に設けてもよい。次に、上記玩
具の一部を構成する他の構成部材2は上記構成部材1と
同様に直方体形状を有するとともに、上下に分割可能な
二部材2a、2bとによって形成されている。そして、
該二部材2a、2bの分割部分における一側には嵌合凹
部4が形成されるとともに、該嵌合凹部4の上下面には
対向して軸受凹孔5、5が形成されている。
連結部材7はクリック的に回動可能な二部材8、9によ
って形成されている。すなわち、連結部材7は一つの部
材8が略立方体形状を有するとともに軸受孔10が穿設
され、且つ一側面には該軸受孔10に直交するように嵌
合軸11が突設されている。そして、該嵌合軸11の断
面は多角形状に形成され、且つその先端中央から基端に
亘って切欠溝12が切設されている。これによって、両
方から押圧されたときに内方に撓ませることができる。
また上記嵌合軸11の基部は段差11bを以って稍細か
く形成されている。次に他の部材9は略立方体形状を有
しその一側には上記嵌合軸11が嵌合される嵌合孔13
が穿設されるとともに、該嵌合孔13は先部が段差13
bを以って稍細かく形成されている。そして、上記嵌合
孔13の断面は嵌合軸11の断面に対応する多角形状に
形成されている。また上記他の部材9の上下面には支軸
14、14が突設されている。上記において嵌合軸11
の基部と嵌合孔13の先部をそれぞれ段差を以って稍細
く形成することによって嵌合軸11が嵌合孔13より抜
脱が防止される。
次に、上記構成部材1、2の組立てに当たっては、ま
ず、二部材1a、1bから成る構成部材1の嵌合凹部3
に連結部材7の一つの部材8を嵌合させる。この場合、
該部材8の軸受孔10には上記嵌合凹部3の上下面に設
けた支軸3a、3aが挿嵌された状態にある。次に二部
材2a、2bから成る構成部材2の嵌合凹部4に上記連
結部材7の他方の部材9を嵌合させる。この場合、該部
材9の上下面に設けられた支軸14、14は該嵌合凹部
4の上下面に設けた軸受凹孔5、5に嵌合された状態に
ある。そして、上記一つの部材8の一側面に設けた多角
面11a、11a・・・を有する嵌合軸11を他の部材
9に設けた嵌合孔13に押圧嵌合させる。これによっ
て、一つの構成部材1に連結部材7を介して他の構成部
材2をクリック回動自在に連結することができる。上記
において、連結部材7を構成する二部材8、9を取付す
るにあたって、構成部材1、2はそれぞれ分割させた状
態で行なうことは勿論である。
上述のように玩具における構成部材のクリック回動機構
Aは、玩具を構成する一つの構成部材1に対し他の構成
部材2がクリック的に回動可能な二部材8、9によって
連結されているから、この他の部材9を一つの部材8に
対してクリック回動させることができる。また上記一つ
の部材8に設けられた嵌合軸11の断面は多角形状に形
成されているとともに、先端中央から基端に亘って切欠
溝12が形成されているのに対し、該嵌合軸11が押圧
嵌合される他の構成部材2に設けた嵌合孔13の周囲に
は上記嵌合軸11の断面に対応する多角形状に形成され
ているので、上記他の構成部材2を回動したときに嵌合
軸11が上記切欠溝12の間隙だけ内側に撓んでクリッ
ク回動を確実に行なうことができる。
次に、第3図は上記玩具における構成部材のクリック回
動機構Aを利用したロボット玩具Bを示す。このロボッ
ト玩具Bにおいて、玩具を構成する一つの構成部材1は
ロボット胴部材20に、また他の構成部材2はロボット
腕部材21としてそれぞれ利用されている。このよう
に、ロボット玩具Bに玩具おける構成部材のクリック回
動機構を利用したことにより、上記ロボット胴部材20
に対しロボット腕部材21をクリック回動させて変化す
ることができるので、遊びを一層面白くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る玩具における構成部材のクリック
回動機構を示し、同図(a)はその斜視図、同図(b)は同図
(a)の連結状態を示す説明図、第2図は連結部材の離間
状態の縦断面図、第3図はクリック回動機構を利用した
ロボット玩具の正面図、第4図は従来のクリック回動機
構を示す説明図である。 符号A……玩具における構成部材のクリック回動機構、
1……一つの構成部材、2……他の構成部材、7……連
結部材、8……一つの部材、9……他の部材、11……
嵌合軸、11a、13a……多角面、12……切欠溝、
13……嵌合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】玩具を構成する一つの構成部材に対し他の
    構成部材を回動させるクリック回動機構であって、下記
    要件を備えることを特徴とする玩具における構成部材の
    クリック回動機構。 (イ)上記二つの構成部材は連結部材によって連結される
    とともに、該連結部材はクリック的に回動可能な二部材
    によって形成されていること。 (ロ)上記一つの部材には嵌合軸が突設されるとともに、
    該嵌合軸は断面は多角形状に形成され、且つ先端中央か
    ら基端に亘って切欠溝が切設されていること。 (ハ)上記他の部材には上記嵌合軸が嵌合される嵌合孔が
    形成されるとともに、該嵌合孔の断面は嵌合軸の断面に
    対応する多角形状に形成されていること。
JP1988023472U 1988-02-24 1988-02-24 玩具における構成部材のクリック回動機構 Expired - Lifetime JPH0632155Y2 (ja)

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JPH01130393U JPH01130393U (ja) 1989-09-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5323392U (ja) * 1976-08-05 1978-02-27
JPS6071286U (ja) * 1983-10-25 1985-05-20 株式会社学習研究社 玩具の結合構造
JPS6071285U (ja) * 1983-10-25 1985-05-20 株式会社学習研究社 玩具の回転支持構造

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JPH01130393U (ja) 1989-09-05

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