JPH032316Y2 - - Google Patents

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JPH032316Y2
JPH032316Y2 JP17872785U JP17872785U JPH032316Y2 JP H032316 Y2 JPH032316 Y2 JP H032316Y2 JP 17872785 U JP17872785 U JP 17872785U JP 17872785 U JP17872785 U JP 17872785U JP H032316 Y2 JPH032316 Y2 JP H032316Y2
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JP
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leg
doll
waist
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waist member
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は脚部材を人形腰部材に対して所定位置
に保持することができる合成樹脂製人形玩具にお
ける脚部材保持機構に関する。
(従来技術とその問題点) 一般に、脚部材を腰部材に対して回動自在に取
着した合成樹脂製人形において、立ち状態で腰部
材に対し脚部材を保持させるのが好ましい。従来
は腰部材の前部に突片を形成し、脚部材が腰部材
に対して直角に回動したとき、すなわち座り状態
で脚部材が上記突片と係合して回動状態が保持さ
れるものがあつた。しかし、これは脚部材が腰部
材に対して真直方向にあるとき、すなわち、人形
が立ち状態にあるときの脚部材の保持をすること
ができない等の難点があり、この点の解決が望ま
れていた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記の観点に鑑みてなされたものであ
つて、特に、立ち状態及び座り状態において脚部
材を腰部材に対して所定位置に保持することがで
きるとともに、上記脚部材と腰部材との結合も容
易に行うことができる合成樹脂製人形玩具におけ
る脚部材保持機構を提案することを目的とする。
(課題を解決するための技術的手段) 上記課題を解決するための技術的手段として、
本考案に係る合成樹脂製人形玩具における脚部材
保持機構は、人形腰部材に対し脚部材を回動自在
に取着した下記要件を備えることを特徴とする。
(イ) 上記人形腰部材の下端部の左右両外側面には
脚部材取着用の支軸とすくなくとも一個の係合
突部が形成されていること。
(ロ) 脚部材は両脚部の基部を連結部によつてコ字
形に形成するとともに、両脚部の内側に上記腰
部材の下端部を受ける凹部が形成され、該凹部
における左右内壁面には上記支軸が嵌合される
軸受孔が開口されるとともに、該軸受孔から後
方に連続して軸案内溝が形成されていること。
(ハ) 上記軸案内溝はその側面が脚部材の後部より
軸受孔に向かうに従つて内側に傾斜して形成さ
れるとともに、上記脚部材が人形腰部材に対し
て真直状態又は直角状態となつたときに上記係
合突部と係合する位置に形成されていること。
(考案の作用、効果) 上記構成のように、腰部材に対して脚部材を直
角に回動させて人形を座り状態にしたり、真直に
して立ち状態にしたりすることにより、上記腰部
材に形成した係合突部と脚部材に形成した軸案内
溝が互いに係合するから、この脚部材を腰部材に
対して所定の角度に保持することができ、人形遊
びを一層楽しいものにすることができる。また、
上記案内溝は脚部材の後部より軸受孔に連続形成
されているから、脚部材の軸受孔に腰部材の支軸
を軸受けさせる際、脚部材取着用の支軸を上記軸
案内溝に沿つて摺動して容易に弾性嵌合させるこ
とができる。したがつて、腰部材に対し脚部材の
結合が簡単で確実にできる。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様の一例に
ついて説明する。
図において、符号1は脚部材保持機構が設けら
れた合成樹脂製人形玩具を示す。この人形玩具1
は人形腰部材2の左右両外側面2a,2aに脚部
材取着用の支軸3,3と、この支軸3,3に対し
て水平方向の後部寄りに凸状を有する係合突部
4,4が形成されている。この係合突部4,4は
必ずしも一個所に限定されるものではなく、例え
ば支軸3,3に対して垂直方向の下部にも形成し
てもよい。これによつて、後述する脚部材5をこ
の腰部材2に対して直角状態又は真直状態に保持
することができる。
上記腰部材2に回動自在に取着された脚部材5
は左・右両脚が一体に形成されるとともに、その
上部にはこの腰部材2が嵌合される嵌合凹部6が
形成されている。そして、この嵌合凹部6の左右
には上記脚部材5と連続して形成された支持壁5
a,5aが設けられている。8,8はこの支持壁
5a,5aに穿設された軸受孔を示し、支持壁5
a,5aの内壁面には軸受孔8,8には軸案内溝
9,9が連続して形成されている。
軸案内溝9,9は上記支持壁5a,5aの内側
面後部から軸受孔8,8にかけて形成されるとと
もに、その側面は第2図cに示すように軸受孔
8,8に向うに従つて内側に傾斜するようにして
形成されている。そして、この軸案内溝9,9と
上記腰部材2の左右両外側面2a,2aに形成さ
れた凸状の係合突部4,4とは、第3図に示すよ
うに脚部材5を支軸3,3を支点に回動させた場
合、この脚部材5が腰部材2に対して真直状態と
なつたときに互いに係合する位置に形成されてい
る。
合成樹脂製人形玩具における脚部材保持機構は
上述のように構成されているので、その使用にあ
たつては、まず、腰部材2に対して脚部材5を真
直にして人形玩具1を立ち状態にすると、この脚
部材5の上部の支持壁5a,5aの内側面に形成
した軸受孔8,8に連設され軸案内溝9,9と腰
部材2の左右両外側面2a,2aに形成された凸
状の係合突部4,4とが係合してその状態が保持
される。
上述のように合成樹脂製人形玩具における脚部
材保持機構によれば、腰部材2の左右両外側面2
a,2aに設けた支軸3,3を脚部材5の上部の
支持壁5a,5aに設けた軸受孔8,8に嵌合さ
せてこの脚部材5を上記脚部材2に対して回動自
在に取着されている。そして、脚部材5の軸受孔
8,8の内側には軸案内溝9,9が連設されると
ともに、脚部材2の左右両外側面2a,2aには
凸状を有する係合突部4,4が形成され、この軸
案内溝9,9と係合突部4,4とは、腰部材2に
対し脚部材5が真直状態となつたときに互いに係
合する位置に形成されている。したがつて、人形
玩具1の立ち状態において脚部材5を腰部材2に
対して所定の位置に保持することができるので、
立ち、座り操作が軽快となる。また、脚部材5を
腰部材2に取着するにあたつても、第2図cに示
すように、腰部材2に設けた支軸3,3が上記軸
案内溝9,9に沿つて案内されてこの脚部材5の
軸受孔8,8に容易に弾性嵌合させることができ
るとともに、この軸案内溝9,9は軸受孔8,8
に向つて内側に傾斜して形成されているので、上
記支軸3,3は抜脱するようなこともない。
なお、実施例における脚部材保持機構はこれに
限定されるものではなく、例えば腕部材、頭部材
等に適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る合成樹脂製人形玩具にお
ける脚部材保持機構が適用された人形玩具を示
し、同図aはその斜視図、同図bは同図aを下か
ら見た状態図、第2図aは腰部材と脚部材の関係
を示す分解斜視図、同図bは脚部材を裏側から見
た状態を示す斜視図、同図cは腰部材と脚部材と
の取付状態説明図、第3図は腰部材に取着された
脚部材の可動保持状態を示す側面図である。 符号1……人形玩具、2……腰部材、3,3…
…支軸、4,4……係合突部、5……脚部材、6
……嵌合凹部、8,8……軸受孔、9,9……軸
案内溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 人形腰部材に対し脚部材を回動自在に取着した
    下記要件を備えることを特徴とする合成樹脂製人
    形玩具における脚部材保持機構。 (イ) 上記人形腰部材の下端部の左右両外側面には
    脚部材取着用の支軸とすくなくとも一個の係合
    突部が形成されていること。 (ロ) 脚部材は両脚部の基部を連結部によつてコ字
    形に形成するとともに、両脚部の内側に上記腰
    部材の下端部を受ける凹部が形成され、該凹部
    における左右内壁面には上記支軸が嵌合される
    軸受孔が開口されるとともに、該軸受孔から後
    方に連続して軸案内溝が形成されていること。 (ハ) 上記軸案内溝はその側面が脚部材の後部より
    軸受孔に向かうに従つて内側に傾斜して形成さ
    れるとともに、上記脚部材が人形腰部材に対し
    て真直状態又は直角状態となつたときに上記係
    合突部と係合する位置に形成されていること。
JP17872785U 1985-11-20 1985-11-20 Expired JPH032316Y2 (ja)

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JP17872785U JPH032316Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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JPS6287687U JPS6287687U (ja) 1987-06-04
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JPS6287687U (ja) 1987-06-04

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