JPH0630240Y2 - 鏡玩具 - Google Patents
鏡玩具Info
- Publication number
- JPH0630240Y2 JPH0630240Y2 JP9300587U JP9300587U JPH0630240Y2 JP H0630240 Y2 JPH0630240 Y2 JP H0630240Y2 JP 9300587 U JP9300587 U JP 9300587U JP 9300587 U JP9300587 U JP 9300587U JP H0630240 Y2 JPH0630240 Y2 JP H0630240Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- mirror
- support
- mirror plate
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は可撓性鏡面板の表面を凹凸状にすることができ
るとともに、該鏡面板の両側に固定した軸体が支持され
た支持部材を基台に対し回動可能に設けた鏡玩具に関す
る。
るとともに、該鏡面板の両側に固定した軸体が支持され
た支持部材を基台に対し回動可能に設けた鏡玩具に関す
る。
(従来技術とその問題点) 一般に、この種の鏡玩具は人形遊び、ハウス遊び等と関
連して使用されるものであるが、最近人形遊び、ハウス
遊びも多様化し、単に日常的な遊びに止まらなくなって
きている。このように人形遊び、ハウス遊びに変化が見
られるようになれば、鏡玩具もこれらに合わせて変えな
ければならないが、従来の鏡玩具ではこれに対応させる
ことができない難点があり、この点の解決が望まれてい
た。
連して使用されるものであるが、最近人形遊び、ハウス
遊びも多様化し、単に日常的な遊びに止まらなくなって
きている。このように人形遊び、ハウス遊びに変化が見
られるようになれば、鏡玩具もこれらに合わせて変えな
ければならないが、従来の鏡玩具ではこれに対応させる
ことができない難点があり、この点の解決が望まれてい
た。
(考案の目的) 本考案は上記の観点に鑑みてなされたものであって、特
に、簡単な構造によって、鏡面板の表面を凹凸状にする
ことができる鏡玩具を提案することを目的とする。
に、簡単な構造によって、鏡面板の表面を凹凸状にする
ことができる鏡玩具を提案することを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するための手段として、本考案に係る鏡
玩具は、次の要件を備えることを特徴とする。
玩具は、次の要件を備えることを特徴とする。
(イ)可撓性鏡面板の両側は平行な2本の軸体の対向側
面の嵌合溝に嵌合していること (ロ)上記軸体は、鏡面板とともに枠形に形成された支
持部材の内側に配置され、上記軸体の一端は支持部材の
一側に形成された軸受部に回転自在に支持されているこ
と (ハ)上記各軸体の他端は回転中心から互いに反対側に
偏心する支軸が突設されていること (ニ)上記支持部材の他側と鏡面板及び軸体との間に
は、上記2本の軸体間の鏡面板の端面の長手方向に沿っ
て摺動するスライド部材が設けられていること (ホ)上記支持部材には上記スライド部材を摺動させる
摺動操作手段が設けられていること (ヘ)上記スライド部材の両側には上記軸体の支軸より
わずかに大きい幅の案内溝が上記スライド部材の摺動方
向と直角の方向に形成され、該案内溝には上記支軸が収
納されていること (考案の作用、効果) 前記構成によれば、摺動操作手段を操作しないときは、
鏡面板上には通常の鏡像と同じ像がむすばれる。
面の嵌合溝に嵌合していること (ロ)上記軸体は、鏡面板とともに枠形に形成された支
持部材の内側に配置され、上記軸体の一端は支持部材の
一側に形成された軸受部に回転自在に支持されているこ
と (ハ)上記各軸体の他端は回転中心から互いに反対側に
偏心する支軸が突設されていること (ニ)上記支持部材の他側と鏡面板及び軸体との間に
は、上記2本の軸体間の鏡面板の端面の長手方向に沿っ
て摺動するスライド部材が設けられていること (ホ)上記支持部材には上記スライド部材を摺動させる
摺動操作手段が設けられていること (ヘ)上記スライド部材の両側には上記軸体の支軸より
わずかに大きい幅の案内溝が上記スライド部材の摺動方
向と直角の方向に形成され、該案内溝には上記支軸が収
納されていること (考案の作用、効果) 前記構成によれば、摺動操作手段を操作しないときは、
鏡面板上には通常の鏡像と同じ像がむすばれる。
摺動操作手段によりスライド部材を一方向に移動させる
と案内溝に収納された2本の軸体の支軸が回転駆動させ
られるが、これらの支軸は回転中心の反対側に設けられ
ているから、その回転方向は互いに反対側になる。この
ため、可撓性鏡面板は凹面状又は凸面状に弯曲変形する
から、鏡面板上にむすばれる像は実物よりも横長になっ
たり、縦長になったりする。
と案内溝に収納された2本の軸体の支軸が回転駆動させ
られるが、これらの支軸は回転中心の反対側に設けられ
ているから、その回転方向は互いに反対側になる。この
ため、可撓性鏡面板は凹面状又は凸面状に弯曲変形する
から、鏡面板上にむすばれる像は実物よりも横長になっ
たり、縦長になったりする。
したがって、上記鏡玩具によれば通常の鏡玩具とは異な
った面白い遊びを楽しむことができる。
った面白い遊びを楽しむことができる。
(実施例) 以下、図面によって本考案の実施態様の一例について説
明する。
明する。
第1図(a)(b)において、符号Aは本考案に係る鏡玩具を
示す。この鏡玩具Aは基台1と該基台1に取付けられた
可撓性の鏡面板2が収められた枠形の支持部材3とによ
って構成されている。そして、上記基台1の上面中央後
部寄りには取付部4が形成されるとともに、該取付部4
の表面中央には垂直方向に亘って案内溝5が形成されて
いる。
示す。この鏡玩具Aは基台1と該基台1に取付けられた
可撓性の鏡面板2が収められた枠形の支持部材3とによ
って構成されている。そして、上記基台1の上面中央後
部寄りには取付部4が形成されるとともに、該取付部4
の表面中央には垂直方向に亘って案内溝5が形成されて
いる。
支持部材3は中空で矩形状を有するとともに、表面には
同形状の開口部6が形成されている。そして、該支持部
材3の内部には可撓性の上記鏡面板2が配置されてい
る。また、上記支持部材3の裏面中央部には支軸3aが
突設されるとともに、該支軸3aは上記基台1の取付部
4の案内溝5に移動可能に嵌合されている。これによっ
て、基台1に対し支持部材3を鏡面板2の板面に沿う方
向に回動させることができる。
同形状の開口部6が形成されている。そして、該支持部
材3の内部には可撓性の上記鏡面板2が配置されてい
る。また、上記支持部材3の裏面中央部には支軸3aが
突設されるとともに、該支軸3aは上記基台1の取付部
4の案内溝5に移動可能に嵌合されている。これによっ
て、基台1に対し支持部材3を鏡面板2の板面に沿う方
向に回動させることができる。
鏡面板2はその両側を第2図(a)乃至(c)に示すように上
記支持部材3の長手方向の内部両端に配設されてその軸
心を中心に回動可能な軸体7、7の対向側面に設けられ
た嵌合溝7a、7aに嵌合されるとともに、該軸体7、
7の上面には、互いに回転中心から反対側となる前後部
に支軸8、8が突設されている。9、9は上記軸体7、
7の下面中央に設けた軸部材を示し、該軸部材9、9は
支持部材3の内部に一体に形成された軸受部3b、3b
に支持され、且つこの部分を支点に軸体7、7は回動す
る。
記支持部材3の長手方向の内部両端に配設されてその軸
心を中心に回動可能な軸体7、7の対向側面に設けられ
た嵌合溝7a、7aに嵌合されるとともに、該軸体7、
7の上面には、互いに回転中心から反対側となる前後部
に支軸8、8が突設されている。9、9は上記軸体7、
7の下面中央に設けた軸部材を示し、該軸部材9、9は
支持部材3の内部に一体に形成された軸受部3b、3b
に支持され、且つこの部分を支点に軸体7、7は回動す
る。
上記軸体7、7の上部にはスライド部材11が摺動可能
に設けられるとともに、該スライド部材11の両側寄り
下面には上記支軸8、8よりわずかに大きい案内溝1
2、12が上記摺動方向と直角の方向に形成されてい
る。また、上記スライド部材11の上面中央部より稍一
側寄りには上記案内溝12、12と同方向に係合溝13
が形成されている。
に設けられるとともに、該スライド部材11の両側寄り
下面には上記支軸8、8よりわずかに大きい案内溝1
2、12が上記摺動方向と直角の方向に形成されてい
る。また、上記スライド部材11の上面中央部より稍一
側寄りには上記案内溝12、12と同方向に係合溝13
が形成されている。
15は上記支持部材3に形成された軸孔16に一部が外
部に露出するようにして回動可能に取付られた回転摘子
(摺動操作手段)を示すとともに、該回転摘子15の下
部には係合支軸17が突設されている。そして、該係合
支軸17は上記スライド部材11の上面に設けた係合溝
13に遊嵌されている。これによって、回転摘子15を
回転させることによって、スライド部材11を摺動させ
ることができる。
部に露出するようにして回動可能に取付られた回転摘子
(摺動操作手段)を示すとともに、該回転摘子15の下
部には係合支軸17が突設されている。そして、該係合
支軸17は上記スライド部材11の上面に設けた係合溝
13に遊嵌されている。これによって、回転摘子15を
回転させることによって、スライド部材11を摺動させ
ることができる。
鏡玩具Aは上述のように構成されているので、その使用
にあたっては、まず、第1図(a)に示すように基台1に
対し可撓性にして鏡面板2が収められた支持部材3を起
立状態にして通常の鏡として遊ぶことができる。この場
合、支持部材3は必ずしも起立状態にする必要がなく、
横倒状態であってもよい。回転摘子15によりスライド
部材11を一方向に移動させると、案内溝12、12に
収納された2本の軸体7、7の支軸8、8が回転駆動さ
せられるが、支軸8、8は回転中心の反対側に設けられ
ているから、その回転方向は互いに反対側になる。この
ため、可撓性鏡面板2は凹面状又は凸面状に弯曲変形す
るから、鏡面板2上にむすばれる像は実物よりも横長に
なったり、縦長になったりする。
にあたっては、まず、第1図(a)に示すように基台1に
対し可撓性にして鏡面板2が収められた支持部材3を起
立状態にして通常の鏡として遊ぶことができる。この場
合、支持部材3は必ずしも起立状態にする必要がなく、
横倒状態であってもよい。回転摘子15によりスライド
部材11を一方向に移動させると、案内溝12、12に
収納された2本の軸体7、7の支軸8、8が回転駆動さ
せられるが、支軸8、8は回転中心の反対側に設けられ
ているから、その回転方向は互いに反対側になる。この
ため、可撓性鏡面板2は凹面状又は凸面状に弯曲変形す
るから、鏡面板2上にむすばれる像は実物よりも横長に
なったり、縦長になったりする。
したがって、上記鏡玩具Aによれば通常の鏡玩具とは異
なった面白い遊びを楽しむことができる。
なった面白い遊びを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)(b)は本考案に係る鏡玩具の実施態様の一例を
示す斜視図及び側面図、第2図(a)(b)は第1図の内部構
造を示す説明正面図及び平面図、同図(c)は同図(a)の要
部分解斜視図である。 符号A…鏡玩具、1…基台、2…鏡面板、3…支持部
材、7…軸体
示す斜視図及び側面図、第2図(a)(b)は第1図の内部構
造を示す説明正面図及び平面図、同図(c)は同図(a)の要
部分解斜視図である。 符号A…鏡玩具、1…基台、2…鏡面板、3…支持部
材、7…軸体
Claims (1)
- 【請求項1】次の要件を備えることを特徴とする鏡玩
具。 (イ)可撓性鏡面板の両側は平行な2本の軸体の対向側
面の嵌合溝に嵌合していること (ロ)上記軸体は、鏡面板とともに枠形に形成された支
持部材の内側に配置され、上記軸体の一端は支持部材の
一側に形成された軸受部に回転自在に支持されているこ
と (ハ)上記各軸体の他端は回転中心から互いに反対側に
偏心する支軸が突設されていること (ニ)上記支持部材の他側と鏡面板及び軸体との間に
は、上記2本の軸体間の鏡面板の端面の長手方向に沿っ
て摺動するスライド部材が設けられていること (ホ)上記支持部材には上記スライド部材を摺動させる
摺動操作手段が設けられていること (ヘ)上記スライド部材の両側には上記軸体の支軸より
わずかに大きい幅の案内溝が上記スライド部材の摺動方
向と直角の方向に形成され、該案内溝には上記支軸が収
納されていること
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9300587U JPH0630240Y2 (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | 鏡玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9300587U JPH0630240Y2 (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | 鏡玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63201600U JPS63201600U (ja) | 1988-12-26 |
JPH0630240Y2 true JPH0630240Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=30955210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9300587U Expired - Lifetime JPH0630240Y2 (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | 鏡玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630240Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-17 JP JP9300587U patent/JPH0630240Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63201600U (ja) | 1988-12-26 |
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