JPS6235520Y2 - - Google Patents

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JPS6235520Y2
JPS6235520Y2 JP3309482U JP3309482U JPS6235520Y2 JP S6235520 Y2 JPS6235520 Y2 JP S6235520Y2 JP 3309482 U JP3309482 U JP 3309482U JP 3309482 U JP3309482 U JP 3309482U JP S6235520 Y2 JPS6235520 Y2 JP S6235520Y2
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JP
Japan
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rotating member
mirror
case
plate
opening
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JP3309482U
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JPS58136200U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は変身用鏡玩具に関するものである。
(従来の技術) 従来、昭和50年第31180号の実用新案出願公告
公報に示されるように、外部操作によつて可撓性
鏡板を適宜凹形又は凸形等に変形させ、その鏡面
に自分の顔等をふとめ、ふつう又はほそめに映し
出して遊ぶ手鏡が知られていた。
(考案が解決すべき問題点) しかし、上記従来の手鏡は鏡板を変形させるた
めの構造が複雑で、安価な玩具に適用するのには
適さないという問題点があつた。
本考案は、従来の上記問題点を解決するために
成されたもので、簡単な構成で鏡板を変形させる
ことのできる変身用鏡玩具を提供する目的でなさ
れた。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る変身用鏡玩具は、上記従来の問題
点を解決するために、一側面に開口部が形成され
たケースと、このケース内で一側端部が前後揺動
可能となるように他側端部が枢支され外部操作に
より回動される回動部材と、前記開口部に鏡面が
面するように両側縁が支持され且つ中間部が前記
回動部材の他側端部に係当されて該回動部材の揺
動に連動して湾曲可能とされた可撓性鏡板とを備
えた。
(作用) 外部操作によつて回動部材を回動させると、そ
れに伴つて鏡板が変形し、もつて鏡面に映る顔が
ふとめ、ふつう又はほそめに変化することとな
り、しかもその構成が簡単である。
(実施例) 第1図は変身用鏡玩具1の全体を示すもので、
合成樹脂等から形成され、基枠2と、これに立設
された偏平なケース3とを有し、ケース3の前面
側には化粧台の鏡台を模した長円形状の開口部4
が形成されている。
ケース3の前方には基枠2と一体に鏡台5が形
成されており、この鏡台5の前方にはさらに人形
6等が載置される椅子7が配置されている。
ケース3は第3図に示すように基枠2に対し着
脱が可能な前部ケース3aと、後部ケース3bと
に分割されるものを合体させて構成されている。
前部ケース3aには前部開口部4が形成されて
おり、前部ケース3aの裏面にはこの開口部4を
囲んで側壁8が形成されている。側壁8は左右の
中央部がゆるやかな曲線を画いて後方にせり出す
わん曲部8a,8aとなつており、上下端部は前
方に向かつて凹となるわん曲部8b,8bとなつ
ている。
側壁8の上方において前部ケース3aの裏面に
は水平配置で長方形状の開口部9が形成されてい
る。開口部9の上縁に沿つて後方に向かつて支持
板10が突設されており、この支持板10の先端
部には円弧状の切欠部10aが形成されている。
そして、この切欠部10aと対向して前部ケース
3aの周縁を囲んで形成された側壁11には円弧
状の切欠部11aが形成されている。
前部ケース3aの裏面のほぼ中央部には後述す
る回動部材を支持する軸受部材12,12が上下
に所定間隔はなして突設されている。また、側壁
8を挟んでその左右にはそれぞれ複数本の支柱1
3,14が上下に所定間隔はなして突設されてい
る。これら支柱13,14はそれぞれ後述する鏡
板の両側縁の近傍に位置される。符号15で示す
ものは前後のケース3a,3bを一体化するため
のねじ孔15aを有するスタツドである。
一方、後部ケース3bは第3図からも明らかな
ようにその外形は前部ケース3aとほぼ対称に形
成されており、全周を囲んで側壁16が形成され
ている。
そして、その内側面で、かつ前部ケース3aの
支柱13と側壁8との間に位置する状態で突片1
7が後述する鏡板の長さとほぼ等しい長さで上下
方向に沿つて突設されており、また前記前部ケー
ス3aの開口部9と対向した位置において長方形
状で円弧状の横断面を有する凹部18が形成され
ている。凹部18の上側には前部ケース3a側の
突片10と対向して突片10の先端部近傍にまで
至る突片19が突設されている。そして、前部ケ
ース3aの軸受部材12,12と対向して、これ
ら軸受部材12,12の先端部近傍に至る突片2
0,20が突設されている。符号21で示すもの
は前部ケース3a側のスタツド15が嵌合される
透孔21aを有するスタツドである。また、側壁
16の前部ケース3aの側壁11の切欠部11a
と対向する位置には同じく円弧状の切欠部16a
が形成されている。
また、第4図は回動部材を示すもので、前部ケ
ース3aの前方から見た状態で示してある。
回動部材22は偏平な板状の枠体として形成さ
れており、その上下端には支持板23,24が直
交した状態で突設されている。支持板23,24
の一端側、第4図においては左端側の上下にそれ
ぞれ短円柱状の突起25,25が突設されてい
る。これら突起25,25は前部ケース3aの軸
受部材12,12の切欠部12a,12a中に嵌
合され、後部ケース3b側の突片20,20の先
端との間で回動自在に支持される。
これら突起25,25を結ぶ軸線に沿つて回動
部材22の側面には半円状の断面を有する突条2
6が形成されている。
又、各支持板23,24の手前側の側縁で、前
記突起25,25から離れた位置において対向す
る方向へ突出した突片27,27が突設されてい
る。そして、これら突片27,27とほぼ対向し
た状態で回動部材22の突条26と反対側の端部
の上下端には突条28,28が所定長さにわたつ
て形成されている。
符号29で示すものは鏡板で、合成樹脂或いは
金属の薄板等の可撓性を有する板から形成され、
その一方の側面にはアルミ蒸着その他の手段によ
つて鏡面が形成されている。この鏡板29は通常
は平板状態を保つが外力を加えると弾性変形する
ことができる構成とされている。
この鏡板29の幅は回動部材22の幅のほぼ2
倍で、長さは支持板23,24間の間隔にほぼ等
しい。この鏡板29は前記支持板23,24間で
かつ突片27,27の内側に挿入され、第4図に
鎖線で示すようにその一端は回動部材22の突条
26側の側縁と同一面にまで至らしめられる。
そして、鏡面側が手前側を向き、前部ケース3
aの開口部4を囲む側壁8に接した状態で配置さ
れる。そしてこの時鏡板29の両側縁は前部ケー
ス3a側の左右の支柱13,14の内側に配置さ
れる。この状態を第3図に鎖線で示してある。
ところで、回動部材22の上側の支持板23の
突起25と反対側の端部には長孔30が形成され
ており、この長孔30の手前側の側縁には凹部3
0aが、後方の側縁には凹部30bがそれぞれ形
成されている。これら凹部30a,30bを結ぶ
軸線と長孔30の軸線とは斜交している。
一方、符号31で示すものは回動部材22をケ
ースの外部から操作する操作部材で、垂直な軸3
2を有し、その上端にはつまみ33が固定され、
下端には偏平な筒体34が一体的に設けられてい
る。この筒体34の外周面は4等分されて「ふつ
う」が2箇所対向して表示され、それらの間に
「ふとめ」と「ほそめ」とが表示されている。筒
体34の下面でかつ偏心した位置にはピン35が
突設されている。
このように形成された操作部材31は、その軸
32の上部を前後のケースの側壁11,16に形
成された円弧状の切欠部11a,16a間に回転
自在に軸承され、下部近傍を前部ケース3aの突
片10の切欠部10aと後部ケース3b側の突片
19の先端との間で回転自在に軸承される。そし
てつまみ33は切欠部11aの上側に配置され、
筒体34は前部ケース3aの開口部9及び凹部1
8に嵌合される。
そして、筒体34の下面に突設された偏心した
ピン35は回動部材22の長孔30中に嵌合され
る。
このようにして鏡板29を装着した回動部材2
2及び操作部材31を収容し、前後のケース3
a,3bを合わせると後部ケース3b側の突片1
7が前部ケース3aの支柱13の内側に位置する
鏡板29の端縁と係合した状態となる。
次に、以上のように構成された本実施例の動作
につき説明する。
操作部材31のつまみ33を操作しない状態で
は鏡板29は平板状態を保つており、開口部4か
らは通常の鏡面が覗かれ、かつ開口部9からは筒
体34の周面に表示されている「ふつう」の文字
が現われる。
従つて第1図に示すようにケース3の前面の椅
子7にのせた人形6の姿は正常に見える。即ち普
通の状態が映し出される。この状態を第2図Bに
示す。
この状態でつまみ33を第5図において時計方
向に回動させると回動部材22の長孔30のピン
25側に位置していたピン35が長孔30の後方
の側縁に沿つて移動するため回動部材22はピン
25を中心として第5図中反時計方向に回動され
る。この結果左右の両端を回動部材22の突条2
6と突片27,27によつて保持されている鏡板
29はその中央部を回動部材22の突片27,2
7により後方へ押されるため人形6側からみると
鏡板29は凹面鏡となり第2図Aに示すように人
形6は左右にデフオルメされて拡大されたふとつ
た状態に映し出される。同時に操作部材31の筒
体34も回転し開口部9からは「むとめ」の表示
がなされる。そして、ピン35が支持板23の長
孔30の後方の側縁に位置する凹部30b中に嵌
入すると鏡板29の復帰力の加わる方向とピン3
5及び軸32を結ぶ直線とが同一直線上となりつ
まみ33に加えている力を解放しても鏡板29は
凹面鏡の状態を保つ。
この状態から更につまみ33を時計方向に回転
させるとピン35は凹部30bから脱し長孔30
中、ピン25から離れた側の端部に至り、同時
に、回動部材22は鏡板29の弾力により平板状
態に戻り「ふつう」の状態となる。
この状態から更に時計方向につまみ33を回転
させると今度はピン35が回動部材22をピン2
5を中心にして反時計方向へ回動させることにな
り回動部材22の自由端側に形成された突条28
が鏡板29を前方に押すことになる。この時鏡板
29の両端は回動部材22の突条26と側壁8と
に係合しているため、鏡板29は凸面鏡となる。
このため、写し出される人形6の姿は第2図Cで
示すように、幅方向を縮小されたやせた状態にな
る。
この時には開口部9からは「ほそめ」の表示が
なされる。ピン35が長孔30の手前側の凹部3
0a中にあれば、前述したのと同様な理由により
鏡板29は凸面鏡の状態を保たれる。
尚、上述した説明はつまみ33を時計方向に回
転させる場合のみについて行なつたが、反時計方
向に回しても動作が逆になるだけで全く同様に
「ふつう」,「ほそめ」,「ふとめ」の状態を実現で
きる。
このようにしてつまみの操作だけで鏡板を平面
状態から凹凸面に変化させ写し出される人形等の
姿を変化させることができる。
(効果) 本考案によれば、外部操作によつて鏡板を変形
させその鏡面に映つた顔等をふとめ、ふつう或い
はほそめ等適宜変化させて遊ぶ変身用鏡玩具の構
成が従来のものと比べて簡単で、かつ、必要部品
点数が少なくなり、幼児用玩具等に組み込んでも
安価となり、有用度が増した。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を説明するもので、第1
図は全体斜視図、第2図A,B,Cはそれぞれふ
とめ、ふつう、ほそめの変身状態を示す説明図、
第3図は前後のケースの分解斜視図、第4図は回
動部材と操作部材を示す斜視図、第5図は回動部
材の動作説明図である。 1……変身用鏡玩具、3……ケース、4……開
口部、6……人形、22……回動部材、29……
鏡板、30……長孔、31……操作部材、33…
…つまみ、34……筒体、35……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側面に開口部が形成されたケースと、このケ
    ース内で一側端部が前後揺動可能となるように他
    側端部が枢支され外部操作により回動される回動
    部材と、前記開口部に鏡面が面するように両側縁
    が支持され且つ中間部が前記回動部材の一側端部
    に係当されて該回動部材の揺動に連動して湾曲可
    能とされた可撓性鏡板とを備えたことを特徴とす
    る変身用鏡玩具。
JP3309482U 1982-03-09 1982-03-09 変身用鏡玩具 Granted JPS58136200U (ja)

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JP3309482U JPS58136200U (ja) 1982-03-09 1982-03-09 変身用鏡玩具

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JP3309482U JPS58136200U (ja) 1982-03-09 1982-03-09 変身用鏡玩具

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Publication Number Publication Date
JPS58136200U JPS58136200U (ja) 1983-09-13
JPS6235520Y2 true JPS6235520Y2 (ja) 1987-09-09

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