JPH022387Y2 - - Google Patents

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JPH022387Y2
JPH022387Y2 JP1383683U JP1383683U JPH022387Y2 JP H022387 Y2 JPH022387 Y2 JP H022387Y2 JP 1383683 U JP1383683 U JP 1383683U JP 1383683 U JP1383683 U JP 1383683U JP H022387 Y2 JPH022387 Y2 JP H022387Y2
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JP
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doll
guide groove
base
opening
guide
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JP1383683U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は人形用移動装置、詳しくは基台上面に
ガイド溝を開設する一方、上記基台内部に所要の
駆動手段を設け、上記駆動手段に連係する人形取
付けピンを上記ガイド溝を貫通させてその上部に
人形を取付け、上記駆動手段により上記ガイド溝
に沿つて人形を移動させる人形用移動装置に関
し、特に、上記人形取付けピンを上記ガイド溝か
ら抜け出し不可能に取付けることのできる人形用
移動装置を提案することを目的とする。
以下、図面によつて本考案の一実施態様につい
て説明する。
図において符号Aは基台で、この基台Aは適宜
形状の板状下部材1上に箱形の上部材2を被せて
下部材1を上部材2から下方に突出するボス18
にネジ止めして内部を中空に形成したもので、上
部材2上面には左右1対の円弧状ガイド溝3,3
が開設されるとともに、図中右側端には回転ハン
ドル4が設けられている。また基台A中央部の図
中上部には台5が形成され、下部には階段6が形
成されている。したがつて、教会を模したハウス
玩具(図示せず)の中央部に上記基台Aを配する
ことにより、上記基台Aは祭壇を構成することが
できる。もちろん、基台Aの形状及びその配置は
教会以外のハウス玩具にも適用することができ
る。
次に、上記基台Aのガイド溝3,3の上部には
人形7,8が配置されている。これら人形7,8
はそれぞれガイド溝3を貫通する人形取付けピン
9の上部に形成された人形取付台片10の中央部
に嵌合して取付けられている。上記人形取付けピ
ン9,9の基部は、基台Aの内部に左右両側に対
向して設けられた駆動アーム11,11の先端部
に形成された受け穴12に嵌挿して取付けられて
いる。この駆動アーム11,11は上記ハンドル
4の回転によつて得られる駆動力を上記ガイド溝
3,3に沿う駆動力に変えて、人形取付けピン
9,9をガイド溝3,3に沿つて移動させるもの
で、それぞれ円弧状ガイド溝3,3の中心に設け
られた1対の回転体13,13とともに、基台上
部材2の円弧状ガイド溝3,3の中心から下方に
突出するボス18,18に枢着されている。すな
わち、駆動アーム11の基部には中央及びその両
側にそれぞれ透孔14,15,15が形成されて
いる一方、回転体13には中央及びその両側にそ
れぞれ透孔16及び固定ピン17,17が形成さ
れている。上記駆動アーム11と回転体13とは
透孔15,15に固定ピン17,17を嵌入する
ことによつて一体的に結合され、さらに透孔1
4,16を基台上部材2のボス18に嵌合してい
る。次に、上記一方の回転体13と上記ハンドル
4との間には中間歯車20が、上記回転体13と
同様に、ボス18に枢着されている。この中間ギ
ア20は回転ハンドル4の回転軸4aの下部に設
けられたピオンと噛合つている一方、上記回転体
13とゴム製ベルト22を介して連係されてい
る。さらに上記回転体13は他方の回転体13と
8の字形ベルト23を介して連係されている。
上記構成により、回転ハンドル4をツマミ4b
をもつて一方向に回転させることにより、その回
転力は中間歯車20に伝えられて、該歯車20を
回転駆動させる。次に、中間歯車20の回転はベ
ルト22を介して一方の回転体13に伝えられる
が、この回転体13は8の字形のベルト23を介
して他方の回転体13に連係されているので、回
転体13,13及びこれら回転体13,13に一
体的に取付けられた駆動アーム11,11は同時
に反対向きに回動する。その結果、これら駆動ア
ーム11,11の先端に取付けられた人形取付ピ
ン9,9は円弧状ガイド溝3,3に沿つて移動す
るので、これら人形取付けピン9,9上の人形
7,8もガイド溝3,3に沿つてその一端から他
端に移動する。回転ハンドル4を反対方向に回転
させると、人形7,8も上記と反対方向に移動す
る。ベルト23は8の字形に設けられているの
で、人形7,8は互いに接近又は離間移動する。
なお、人形の駆動手段は必ずしも上記構成に限
定されず、人形をガイド溝に沿つて移動させ得る
ものであれば、ラツク等を組合せた他の構成であ
つてもよい。
上記の移動装置においては、駆動手段は基台内
部に設けられているが、人形取付ピン9は駆動手
段に連係され、ガイド溝3,3を貫通して、基台
上部に突出し、しかも次に示すように、上記ガイ
ド溝3,3から抜け出し不可能に取付けられてい
る。
すなわち、ガイド溝3,3を貫通する人形取付
ピン9は、ピン本体9aの上部に人形取付台片1
0を形成するとともに、該人形取付台片10の下
部に方形の抜出防止片25を形成して成るもの
で、これら人形取付台片10及び抜出防止片25
はいずれもガイド溝3,3溝巾よりも大きく設定
されている。これに対し、上記ガイド溝3,3の
外側端部には開口部27,27が形成されてい
る。この開口部27,27はそれぞれ上記ガイド
溝3の溝幅よりも大きく、且つ第4図に示すよう
に人形取付けピン9の抜出防止片25よりも大き
く設定されている。また、上記ガイド溝3,3の
裏側にはそれぞれガイド溝3,3側の両側に沿つ
て、内側に上記抜出防止片25が遊嵌できる程度
の間隙を有する1対のガイド壁26,26が形成
されている。さらに、基台Aの上部開口部27と
駆動アーム枢着ボス18との間にはストツパ28
が設けられている。このストツパ28は駆動アー
ム11を回転させた際に、その先端の人形取付け
ピン9が上記開口部27に近づいた時に駆動アー
ム11に当接して該アームの移動を制止すること
により、人形取付けピン9が上記開口部27から
抜出すのを阻止するもので該ストツパ28は、下
部材1又は上部材2のいずれかに一体形成するの
か好ましく、その他に別体のストツパ部材(図示
せず)を上記部材1又は2に取付けたものであつ
てもよい。
上記構成の人形取付けピン9をガイド溝3に貫
通して取付けるにあたつては、その抜出防止片2
5をガイド溝3の端部開口部27から挿入して該
ガイド溝3に沿つて移動させ、駆動アーム11の
受け穴12に嵌合した後、上述の駆動手段を取付
けて上下部材2,1をネジで締結する。
これにより、まず抜出防止片25は、開口部2
7よりもわずかに小さいため、人形取付ピン9の
取付けが容易である一方、ガイド溝3よりも大き
いため、人形取付ピン9がガイド溝3から抜け出
すことがなく、しかも駆動アーム11は、回転す
る際に、ガイド溝3の端部の開口部27付近に設
けられたストツパ28により、上記開口部27へ
移動することを阻止される。このため抜出防止片
25は開口部27の下方に移動することはないの
で、遊びの途中で人形取付ピン9が開口部27か
ら抜けだすことはない。次に、上記人形取付台片
10と抜出防止片25とは、第5図のように、上
部材2のガイド溝周縁部30,30に対し挟持状
に取付けられるので、共動して移動時における上
下のぶれを防止することができ、このため人形取
付ピン9は安定に移動することができる。さら
に、上記抜出防止片25はガイド壁26,26間
に遊嵌されるので、駆動アーム11の回動により
人形取付ピン9はぐらつくことなく安定してガイ
ド溝3に沿つて摺動することができ、しかも、人
形取付ピン9の抜出防止片25は方形に形成さ
れ、上記ガイド壁26,26の壁面に対して面接
触するので、人形取付ピン9は移動途中でガイド
溝3の溝壁に接触するなどにより回転するのが防
止され、また本例のようにガイド溝3が曲線状に
形成しても、曲線に沿つて円滑に案内されてガイ
ド溝3内を移動する。したがつて人形7,8が途
中で不用意に回つて遊びの興味がそがれることが
ない。
なお、ガイド溝は曲線状に形成されている必要
はなく、直線状に形成されていてもよい。またガ
イド溝端部開口部と人形取付ピンの抜出防止片の
形状は方形に限らず、円形、三角形、星形等であ
つてもよく、また、両者は通常の場合は同形であ
ればよいが、しかし抜出防止片はガイド溝の溝幅
よりも大きく、且つ開口部を通り抜け可能に形成
されていれば、異なる形状であつてもよい。例え
ば抜出防止片はピン本体から複数の突片を放射状
に突出形成したものであつてもよい。また、ガイ
ド壁26,26は、ガイド溝の両側下面に設けら
れて抜出防止片を案内する例に限定されない。例
えばガイド溝の一側下部に設けたものや第6図a
のようにガイド溝3の上部に設けられて人形取付
台片10を案内するものであつてもよく、そのほ
かガイド溝の上下部に設けて抜出し防止片及び人
形載せ台片の両方を案内するものであつてもよ
い。この場合、ガイド壁に案内される人形取付台
片又は抜出防止片は方形である方が好ましい。さ
らにガイド壁26は連続形成されたものでなく、
第6図bのように長手方向に沿つて凹凸状に形成
されたものであつてもよい。
さらに、上記人形用移動装置を備えた基台を教
会に模したハウス玩具の祭壇として適用した場合
には、男女の人形を移動させることによつて結婚
式の場面設定における人形遊びを楽しむことがで
きる。
なおまた、人形と人形用取付けピンは一体に形
成されていてもよい。この場合、人形の基部と上
記図示例における人形取付台片とは一致する。
以上詳しく説明したように、本考案の人形用移
動装置によれば、基台上面にガイド溝を開設する
一方、上記基台内部に所要の駆動手段を設け、上
記駆動手段に連係する人形取付けピンを上記ガイ
ド溝を貫通させてその上部の人形取付台片に人形
を取付け、上記駆動手段により上記ガイド溝に沿
つて人形を移動させるとともに、抜出防止片は、
開口部よりも小さいため、人形取付ピンの取付け
が容易である一方、ガイド溝よりも大きいため、
人形取付けピンがガイド溝から抜け出すことがな
く、しかも駆動アームは、回動する際に、ガイド
溝端部の開口部付近に設けられたストツパにより
上記開口部へ移動することを阻止されるので、抜
出防止片は開口部の下方に移動することはなく、
遊びの途中や運搬中に人形取付ピンが開口部から
抜けだすことはない。次に、人形取付台片と抜出
防止片とは、ガイド溝周縁部に対し挟持状に取付
けられるので、共動して移動時における上下のぶ
れを防止することができ、このため人形取付ピン
は安定に移動することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る人形用移動装置の平面
図、第2図は上記移動装置のX−X線上の断面
図、第3図は駆動アームと回転体の斜視図であ
り、第4図はガイド溝部分の底面図、第5図はガ
イド溝と人形取付台片及びぬ抜出防止片との関係
を示す断面図であり、第6図a及びbは、ガイド
壁の他の例の説明図である。 符号、A……基台、3……ガイド溝、4……回
転ハンドル、7,8……人形、9……取付けピ
ン、11,11……駆動アーム、13……回転
体、14,15,15,16……透孔、17……
固定ピン、18……ボス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基台上部に開設したガイド溝に沿つて、所要の
    駆動手段により連係された人形を移動自在に構成
    して成る下記要件を備えたことを特徴とする人形
    用移動装置。 (イ) 前記ガイド溝の一側端に、該ガイド溝幅より
    大きく開口する開口部を設けたこと。 (ロ) 前記ガイド溝内を移動する人形用移動ピンの
    上部に設けられた人形取付片又は人形の下部に
    上記開口部よりわずかに小さく、上記ガイド溝
    よりも大きい抜出防止片を設けたこと。 (ハ) 所要の駆動手段に連係されて、上記人形用移
    動ピン又は人形を上記ガイド溝に沿つて移動自
    在に受けた駆動アームに対し、上記開口部近傍
    に配設されて、上記駆動アームの上記開口部へ
    の移動を阻止するストツパが具備されているこ
    と。
JP1383683U 1983-02-02 1983-02-02 人形用移動装置 Granted JPS59119893U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1383683U JPS59119893U (ja) 1983-02-02 1983-02-02 人形用移動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1383683U JPS59119893U (ja) 1983-02-02 1983-02-02 人形用移動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59119893U JPS59119893U (ja) 1984-08-13
JPH022387Y2 true JPH022387Y2 (ja) 1990-01-19

Family

ID=30145212

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1383683U Granted JPS59119893U (ja) 1983-02-02 1983-02-02 人形用移動装置

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JP (1) JPS59119893U (ja)

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JPS59119893U (ja) 1984-08-13

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