JPS59184Y2 - コンクリ−ト製品成形装置 - Google Patents

コンクリ−ト製品成形装置

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Publication number
JPS59184Y2
JPS59184Y2 JP1979055867U JP5586779U JPS59184Y2 JP S59184 Y2 JPS59184 Y2 JP S59184Y2 JP 1979055867 U JP1979055867 U JP 1979055867U JP 5586779 U JP5586779 U JP 5586779U JP S59184 Y2 JPS59184 Y2 JP S59184Y2
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JP
Japan
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formwork
vibration
machine frame
concrete product
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979055867U
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English (en)
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JPS55156908U (ja
Inventor
宗二郎 門岡
Original Assignee
千代田技研工業株式会社
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Publication date
Application filed by 千代田技研工業株式会社 filed Critical 千代田技研工業株式会社
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Publication of JPS55156908U publication Critical patent/JPS55156908U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンクリート製品成形装置に関し、特にコン
クリート投入時、型枠に振動を加え、製品を即時脱型す
る量産装置における型枠支持部の改良を提案する。
従来、上記型枠支持部はすべて、コイルバネ又は防振ゴ
ムにより型枠を装置の機枠に緩衝的に結合している。
それは型枠を機枠上に支持すると共に、型枠の激しい振
動が機枠へ伝わるのを極力少くする役割をもっている。
そのためにコイルバネや防振ゴムが使われるのであるが
、緩衝作用は後者のゴムが勝るので、最近は主として防
振ゴムが使われている。
またコイルバネは型枠反転時、型枠の動揺をきたす欠点
もあった。
有機物であるゴムは金属バネに比し高価であり、また老
化現象がある。
そしてゴムは緩衝作用が強い反面、型枠の振動を弱め、
型枠側加振装置の動力を余分に必要とする問題もある。
この考案は現在、鉄道でも貨車にしか使われなくなった
板バネを、型枠支持部に採用することにより、上の問題
を改善し得たのである。
以下、この考案の構成を図示した実施例によって説明す
る。
その概要は両端を反転脱型装置の反転機枠上面に取付け
て並列させた複数本の上反り板バネと、上記各板バネ中
央部を底板又は鍔の下面中央部に固定してバネ振動可能
に支持した型枠と、この型枠の加振装置とを備えること
を特徴とするコンクリート製品成形装置である。
第1〜3図はこの考案を、本出願人が開発、生産してい
る反転即時脱型式成形装置に適用した実施例を示す。
その型枠1は両側面に振動体、この場合、偏心重錘2を
もつ回転軸3を取付け、夫々のプリー4をベルト5を介
して装置枠6側駆動ブリーフにより回転させ振動を得て
いる。
駆動ブリーフは中間ブリーフaを介して図を略した原動
機により回される。
機枠6は、この場合、台枠8両側の軸受9により反転可
能に支持されている。
反転用駆動機構は周知のもので、図では省略している。
さて、この考案独得の板バネ10は、第1図の実施例で
は型枠1の底面三箇所につけ、機枠6上面と結合してい
る。
板バネ10は図では円弧状二枚重ねバネで、バネ中央部
を型枠1底面に取付け、両端を機枠6に取付けている。
取付方法は適宜でよいが、この実施例のように板バネ中
央部の取付穴により一本のボルト11とナツト12によ
り取付けると型枠1の交換時、作業が容易になる。
機枠61側は両端とも軸支機構13によっている。
後者の一方又は双方を、バネの変形にともない水平方向
に摺動可能とするとか、片側を軸支機構13によらず、
バネ端が自由に機枠6上を摺動するようにする等、板バ
ネ取付法は設計者の周知技術に任せる。
板バネ10は型枠1を支持するため二部以上は必要で、
一般には対称配置することになる。
しかし型枠1に特殊振動、例えば従来どおりの上下振動
のほか揺動振動をも加味するため、わざと非対称に配置
してもよい。
もつとも、第1〜3図の実施例のように三筒の板バネ1
0を対称配置しても、ある程度、揺動振動が加わってく
る。
このように型枠1に上下振動を与えても板バネ10の支
持により、適当な揺動振動を加味できることも、この考
案の利点である。
型枠内コンクリートを型枠底部へ沈めるには上下振動が
有効であるが、型枠の横方向、隅々までコンクリ−1−
を行渡らせるには揺動振動が有効である。
型枠1につく振動体の偏心重錘2は、両側対称回転する
ので、横方向振動が相殺され、上下振動だけが有効に型
枠1に加わる。
その上下振動だけを生かして型枠1を支える場合は、板
バネ10を型枠1の四隅につければよい。
そして、上下振動が多少弱められても、揺動振動を加味
したい場合、振動体はそのま・で、板バネ10を三筒に
するとか、非対称配置にする、といった設計の自由度が
加わる。
また板バネ10は型枠1の底面につけると限らない。
第4図はその一例として、重ね板バネ10aを型枠フラ
ンジ1a下面につけ、機枠6aと結合したものを示す。
熱論、型枠側面に取付けることも容易である。
また補助的に従来の防振ゴムを必要箇所に用いることは
自由である。
この考案は振動する型枠の支持装置として、板バネを用
いた事により、高価で老化現象のある防振ゴムを不要に
した。
またコイルバネ支持の場合のような型枠反転時の動揺も
防げる。
型枠を四隅でなく、三箇所でも十分、支持でき、安価に
なる。
そして防振ゴムで支持する場合より防振用動力が小です
み、動力費が節減できる。
さらに、振動機構はそのま・で、型枠支持部の板バネの
設計を変えることにより任意の揺動振動を取入れるとか
、重ね板バネ特有の板間摩擦による緩衝作用を適宜増減
する等、設計上の自由度が著しく拡大したのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例の正面図、第2図はその側面
図、第3図はその平面図、第4図は他の実施例の板バネ
説明図である。 1・・・・・・型枠、2・・・・・・振動体の偏心重錘
、6・・・・・・装置機枠、1G、10 a・・・・・
・板バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両端を反転脱型装置の反転機枠上面に取付けて並列させ
    た複数本の上反り板バネと、 上記各板バネ中央部を底板又は鍔の下面中央部に固定し
    てバネ振動可能に支持した型枠と、この型枠の加振装置
    とを備えることを特徴とするコンクリート製品成形装置
JP1979055867U 1979-04-27 1979-04-27 コンクリ−ト製品成形装置 Expired JPS59184Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979055867U JPS59184Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 コンクリ−ト製品成形装置

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JP1979055867U JPS59184Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 コンクリ−ト製品成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55156908U JPS55156908U (ja) 1980-11-11
JPS59184Y2 true JPS59184Y2 (ja) 1984-01-06

Family

ID=29290038

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979055867U Expired JPS59184Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 コンクリ−ト製品成形装置

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JP (1) JPS59184Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914512A (ja) * 1972-05-19 1974-02-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914512A (ja) * 1972-05-19 1974-02-08

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JPS55156908U (ja) 1980-11-11

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