JPH0444803A - プレキャストコンクリート板の一次仕上げ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はプレキャストコンクリート板の製造ライン等に
おいて、定盤上の型枠内に打設されたコンクリートを一
次仕上する装置に関する。

（従来の技術） 従来、この種のプレキャストコンクリート板の製造等に
おいて型枠内に打設されたコンクリートの表面を仕上げ
る場合には、主に作業者による手作業にて行なわれてい
るのが現状である。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記した従来の仕上げ手段にあっては作
業者による手作業であるため、その作業には相当の熟練
と時間とを要するものであり、当然のこと作業性並びに
生産性の悪化等種々の問題点を惹起していた。

そこで、本発明は上記した従来の問題点に鑑みて、打設
されたコンクリートの表面を平滑にするとともに、該コ
クリートの表面層の水分を多口に含む細かい粒子部分を
表面に浮上がらせた均一な一次仕上げをなし得、もって
次行程の表面仕上げをきわめて良好に遂行し、その作業
性並びに生産性の向上を図ることができる一次仕上げ装
置を提供することを目的としたものである。

（課題を解決するためのｆ１９） 」−記した目的を達成するため（：、本発明は定盤１−
ｋｗＡ造づべぎブレ４゛ヤストー］ンクリート根に対応
する型枠を乗載し、この型枠内に：」ンクリートを７打
設し・Ｃ該定盤を順次移送するよ・うＩＰ、−構成され
た製造フィン８ＧＪおいＣ１前配定盤４１」に配設され
た７レームに対し、該定盤の一辺に沿ってバイル−タ手
段とスクリード手段とを並列状［−Ｌ＝　’Ｆ動角能に
吊設し２、このバイブレータ手段は前記打設され７：　
ｍｌンクリー１−の表面１に対し′（［−上方向の振動
を付Ｆ３するととも（、スクリード手段は水平方向の波
動を付ちしながら表面を什［げるように構成されＣいる
ことを要旨とするものである。

（作用） トシイのＩＡｒにあっては、型枠内に−Ｊンタリートを
１〕設した定盤のＬ面に対し、バイブレータ手段は前記
打設された一コンクリートの表面層に１１・方向の振動
を付りづるととも１、スクリード１段により水平方向の
波動を付与して該表１０お【」る比較的荒い小（：２等
を沈１・させて水分を子離に含む細かい粒子部分を表面
に浮」がらせ、この表向を平滑にかつ均一に什」−げろ
ものである。

（実施例） 以ド、本発明の一実施例をｅＸ［Ｌ、たがって詳述づる
と、図において、本例のブレＡ−ヤス）：’ｌンクリー
　ト板の製造ラインにあ・）Ｃは、多数個の平板状の定
盤Ｔが所定の速度で順次連続り、で移送されるように構
成され、この定盤１」−には製造ずべきブレ↓ヤス！〜
コンクリート板に対応するように枠組みされた型枠Ｗが
乗載固止されており、この型枠Ｗ内に鉄筋等を位置決め
して所望の’ｊンクリートが↑］設されるものである。

この製造ラインにおける一次信上げ■程部位には該製造
う・イン上の定盤Ｔを跨いで方形に枠組みされ１５フレ
ーム１が配設され、この−フレーム１にはレールＪを転
動する車輪を備えた台車部２が該定盤］−の移送方向と
直交する方向に移動可醍に装設され〈−いる。

ｈ（）ｔ、台車部２にはバイブレータ手段３とスクリー
ド手段４とが並列状に重子状態で打設され（゛いる。

すなわち、前記台車部２のＶ台５にはほぼ中央部一方側
寄りにバイブレータ手段３用の断面矩形の筒状の外マス
ト６．６が対向状に２本垂設され、この両件マスト６．
６内には同じく断面矩形の筒状の内ンストアがそれぞれ
昇降可能に装設されており、この外マスト６内のほぼ１
一部に軸受部８Ｍは内ｌストア内に垂下状に配設されは
ボールねじ＠９の下端部が同転可能に支承され、このボ
ールねじ軸９は該外ンスト６上端に装設された減速機付
きの駆動モータ１０の出力軸１０ａとカップリング１０
ｂを介しで連結されでいる。そして、内マスｌ＝　７内
のほぼ上部にはボールねじ軸９に螺合されたボールねじ
筒１１が装設されているａ（２かして、内マスト７はボ
ールねじ軸９の回転によりボールねじ筒１１の螺合によ
って所定の範囲袢降動されるように構成されでいる。な
お、前記外マスト６内において軸受部８とボールねじ筒
１１の間に装設されて該ボールねじ筒１１の１＠面側が
当接ｉｉｌ能に対向するゴム等の第１の緩衝部材１２ａ
と、内ンストア内において“ボールねじ軸９のト＠部に
シラウッド４介して装設された晟ボールねじ筒１１の下
端面側が当接可能に対向するゴム等の第２の縦組部材１
２ｂとにより十社端および下降端の衝撃を緩１１ｉする
とともに、後述覆る振動モータによる振動が前記したボ
ールねじ軸９や駆動モータ１０！ｓの胃時手段に伝達さ
れないように吸収づる構成どなっている。

前記内向マスト７の下端部にはそれぞれ第１ブラケツ１
〜１３が４１状に固着され、この第１ブシケツト１３に
は支軸１４を介して箱状の第２ブラウソト１５が揺動可
能に垂）され、イのはは一ト部１−は平板状の取付板１
６が一体状に張出し形成されＣ−いる。

前配台車部２の移動方向と直交する方向、すなわち前記
定盤１土の型枠Ｗにお１」る該定盤丁の移送り向に泊っ
て配置された振動基台１７は前記内的マス１−７の下端
間に０る長さの断面角筒状に形成され、イの下面には長
手方向の両側を上向きの斜状の曲折した当根１８が全域
に匂って数句けられており、上面の前記第２ブラケツト
１５の取付板１６に対向した部位には固定板１９が形出
され、この固定板１９の各隅角部には取付板１６を貫通
して上方に延出しだロッド２０が取付けられ、このロッ
ド２１の上部にはキャップ状のばね受け２２が該ロッド
２１の上端部に螺合したナツトにより上方への移動を阻
止された状態で装着されるとともに、該取付板１６とば
ね受け２１との間には圧縮ばね２２が弾装されている。

また、固定板１９の両側のブラケットには前記振動基台
１７の側面に当接可能なゴム等の緩衝部材２３が取付け
られている。そして、前記振動基台１７の上部のほぼ中
央部には該振動基台１７に上下方向の振動を付与する振
動モータ２４が装設されており、この振動基台１７は内
マスト７の第２１ラケツト１５に対して圧縮ばね２３を
弾装したロッド２１により吊設された振動モータ２４よ
り上下方向の微振動が付与されるとともに、内マスト７
の第１ブラケツト１３に対して支軸１４を支点としてそ
の長手方向への揺動可能となしている。この圧縮ばね２
３の圧縮作用及び前記緩衝部材２３の緩衝作用により、
振動基台１７の振動を両マスト６．７に伝達することな
く吸収するようになっている。

また、前記台車部２の基台５のほぼ中央部には前記バイ
ブレータ手段３用の外マスト６及び内マスト７と同様に
構成されたスクリード手段４用の外マスト２５．２５が
間外マスト２５と平行状に垂設され、この内外マスト２
５．２５内には内マスト２６がそれぞれ昇降可能に装設
されている。

しかして、内マスト２６は前述と同様に構成された減速
機付きの駆動モータ２７と連結されたボールねじ軸２８
の回転によって、該ボールねじ軸２８に螺合されたボー
ルねじ１ｉ１２９を介して昇降動されるように構成され
ている。なお、前記バイブレータ手段３用のマスト６．
７に係る構成において同様の部材には図中同符号を付し
てその背説明を省略する。

前記内向マスト２６の下端部内にはそれぞれ断面矩形の
ガイド筒３０がブツシュを介して上下動可能に垂下され
、このガイド筒３０には支軸３１を介して第１取付板３
２が一体状に張出し形成されている。そして、内向マス
ト２６の第１取付板３２間には長尺の固定板３３が架設
され、該固定板３３下面の前記第１取付板３２に対向す
る部位には２本のガイド軸３４を水平状に設けた第１ブ
ラケツト３５が垂下状に装設されている。

前記第１取付板３２の上方に対向する内マスト２６の下
部外周には第２取付板３６が一体状に張出し形成され、
該第１取付板３２の両側には第２取付板３６を貫通する
ロッド３７．３７が揺動可能に立設されて該取付板３６
上面側からナツトにより定置され、前記第１取付板３２
と第２取付板３６との間にはロッド３７に巻回された圧
縮ばね３８が弾装されている。

前記バイブレータ手段３の振動基台１７と同様に構成さ
れかつ平行に配置されたスクリード基台３９はその上面
に前記第１ブラケツト３５のガイド軸３４．３４に所定
の範囲摺動可能に嵌合された第２ブラケツト４０が装設
され、上面はぼ中央部に連結軸４１を立設した第３ブラ
ケツト４２が装設されており、また、その下面には長手
方向の両側を上向きの斜状の曲折した当板３９ａが全域
に口って若干傾斜して取付けられている。そして、前記
取付板３６にはスクリード用の駆動モータ４３がその出
力軸４３ａを下向きして装設され、この出力軸４３８に
は偏心円盤４４が設けられ、この偏心円盤４４の前記出
力軸４３８と偏心位置に設けた支ビン４５と前記第３ブ
ラケツト４２の連結軸４１とを長さ調整可能な連結ロッ
ド４６により連結されている。しかして、スクリード基
台３９は内マスト２６のガイド筒３０に対して第１ブラ
ケツト３５、ガイド軸３４及び第２ブラケツト４０を介
して吊設された状態で駆動モータ４３の回転により偏心
円盤４４、支ビン４５、連結ロッド４６、第３ブラケツ
ト４２の連結軸４１を介してその長手方向に沿いガイド
軸３４及び第２ブラケツト４０で案内されながら往復動
されるように構成されている。

前記振動基台１７とスクリード基台３９とにはアブソー
バ形式に構成された押圧センサー４７ａ。

４７ｂ＄装設されており、そのシリンダ部４７Ａの［端
が第２１ラケツト１５及び第２取付板３Ｇに対しブラケ
ット及び克ビンを介してイれぞれ支承されかつロンド部
２Ｊｂの下端が振動基台１７の−ｈ側面及び第２ブラケ
ット４Ｏｋ対しブラケット及び支ビンを介してそれぞれ
支承されＣおり、シリンダ部２４ａとロッド部２４ｂ間
のストロークを電気的に検知して、この検知に基プいζ
駆動を一夕１０．２７をｖ制御して振動基台１７及びス
クリード基台３９の下降量、づなわち定盤−Ｆ上の型枠
Ｗに打設されたコンクリートの表面に対する押圧力が所
望に設定できるようになつ（いる。

続いて、上述のように構成された本実施例の作用につい
て説明でる。

さて、定盤］−１に製造１べきプレキャストコンクリー
ト板に対応するよう枠組みされて乗載固止された型枠Ｗ
内に＝」ンクリートＣが打設された状態において、バイ
ル−タ手段３及びスクリード手段４にお【ノる駆動モー
タ１０．２７を駆動してボールねじ軸９．２８を回転さ
ゼると、これに螺合するボールねじ［１１，２９を介し
で内マスト７．２６がそれぞれ外マスト６．２５に沿っ
て干降され、これとともに、そのト部に＠設された振動
基台１７、スクリード基台３９が１時されて前記型枠Ｗ
内の一方の側辺に沿ってコンクリートＣ上にイれぞれ乗
載される。

この場合、″−コンクリートＣに対する振動基台１７、
スクリード基台３９の押圧力は、該振動基台１７、スク
リード基台３９がイの１降動作の終端時にコンクリート
Ｃ上に乗載されることによって、内マスト７の第２ブラ
ケツト１５に対し圧縮ばね２３を弾装したロッド２１に
より吊設された状態の前記振動基台１７がぞの圧縮ばね
２３の弾力に抗して若干Ｆ動され、内マスト２６の第２
取付板３６に対しＨ縮ばね３８を弾装した１ツド３７に
より吊設された状態の前記スクリード基台３９が若干上
動され、このそれぞれの上動を押圧センサー４７ａ、４
７ｂによりそれぞれ検知して駆動モータ１０，２７の駆
動制御され（その打設されたコンクリートの状態に対応
して所定の圧力に設定されるものである。

そこで、振動モータ２４を駆動すると、該振動は内ｌス
トアの第２ブラケツト１５に圧縮ばね２３を弾装した［
〕ツラド１により吊設された状態の振動Ｍ台１７に対し
で１１手方向の微振動がイ」ちされる。そして、該振動
基台１７はその振動によって当板１８を介して型枠Ｗ内
のコンクリートＣに対し゛（土−上方向の微振動を与え
ながら該−］コンクリートの表面層における比較的荒い
小右等を沈トさせる作用を行うものである。

これと同時に、スクリード基台３９にあっては、駆動ｔ
−−タ４３を駆動すると偏心円盤４４の回転によって連
結Ｌ］ラッド６が往復動されるため、これに第３１ラケ
ツト４２の連結軸４１を介して連結されたスクリード基
台３９が内マスト２６のガイド筒３０に第１ブラケツト
３５、ガイド軸３４及び第２ブラケツト４０を介して吊
設された状態で同ガイド軸３４及び第２１ラクツト４０
の摺動案内によってその長ｆ方向に沿いながら水平状に
往復動される。し・たがって、スクリード基台３９の往
復動によってその当板３９を介して型枠Ｗ内のコンクリ
ートＣに対して水平方向の波動を付与して該表面層にお
ける水分を多急に含む細かい粒子部分を表面に浮上がら
１！（［のろ出し１ともいう。）、表面を平滑かつ均一
に仕上げる。

そして、フレーム１のレール上に対して台車部２全体を
該定盤Ｊの移送方向と直交する方向に順次移動するとと
もに、１記したようにパイル−タ手段３における振動基
台１７の振動とスラリー６１段４にお番ノるスクリード
基台３９の社伶動とを同時に進行して、型枠Ｗ内に：コ
ンクリートＣの表面全体を一次仕上げするものである。

（発明の効果） 以］のように、本発明は定盤上に製造ケベきプレキャス
トコンクリート板に対応する型枠を乗載し、この型枠内
にコンクリートを打設して該定盤を順次移送するように
構成された製造ライン等において、前記定盤上方に配設
されたフレームに対し、該定盤の一辺に沿ってバイブレ
ータ手段とスクリード手段とを並列状に上Ｆｉｌｌ　’
ＥＩＪ能に吊設し、このバイブレータ手段は前記打設さ
れたコンクリートの表面層に対して上下方向の振動を付
与するとともに、スクリード手段は水平方向の波動を付
与しながら表面を仕上げるように構成したものであるか
ら、該バイブレータ手段による上下方向の振動によって
コンクリートの表面層の比較的荒い小石等を沈下させ、
さらには、該スクリード手段による水平方向の波動によ
って水分を子嚢に含む細かい粒子部分を表面に浮上がら
せることができる。

このことは、打設されたコンクリートの表面を平滑かつ
均一に仕上げることができ、次行程の表面仕上げ（磨き
）をきわめて良好に遂行し、その作業性並びに生産性の
向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示し、第１図は装置全体を示す
一部破断を含む正面図、第２図は同じく側面図、第３図
はバイブレータ手段の要部を示す拡大正断面図、第４図
は同じく一部断面を含む拡大側面図、第５図はスクリー
ド手段の要部を示す拡大正断面図、第６図は同じく一部
断面を含む拡大側面図である。 ３・・・バイブレータ手段 ４・・・スクリード手段 ６．２５・・・外マスト ７．２６・・・内マスト １７・・・振動基台 ２４・・・振動モータ ３９・・・スクリード基台 ４３・・・駆動モータ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 定盤上に製造すべきプレキャストコンクリート板に対応
   する型枠を乗載し、この型枠内にコンクリートを打設し
   て該定盤を順次移送するように構成された製造ライン等
   において、前記定盤上方に配設されたフレームに対し、
   該定盤の一辺に沿ってバイブレータ手段とスクリード手
   段とを並列状に上下動可能に吊設し、このバイブレータ
   手段は前記打設されたコンクリートの表面層に対して上
   下方向の振動を付与するとともに、スクリード手段は水
   平方向の波動を付与しながら表面を仕上げるように構成
   されていることを特徴とするプレキャストコンクリート
   板の一次仕上装置。