JPS59184359A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPS59184359A JPS59184359A JP5960783A JP5960783A JPS59184359A JP S59184359 A JPS59184359 A JP S59184359A JP 5960783 A JP5960783 A JP 5960783A JP 5960783 A JP5960783 A JP 5960783A JP S59184359 A JPS59184359 A JP S59184359A
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- electrophotographic photoreceptor
- substrate
- edges
- coating
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/14—Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電子写真感光体に関し、詳しくは端部からの
膜剥離の発生を防止した新規な電子写真感光体を提供す
ることにある。
膜剥離の発生を防止した新規な電子写真感光体を提供す
ることにある。
電子写真感光体は、光導電性物質を基体の上に蒸着法、
スパッタリング法あるいはイオンブレーティング法など
の方法で被膜形成させて得るかあるいはノタインダとし
て樹脂類を含有させた光導電性組成物を浸漬塗布法、マ
イヤーバー塗布法、ビード塗布法やカーテン塗布法など
のゝ塗布法によって被膜形成させて得ることができる。
スパッタリング法あるいはイオンブレーティング法など
の方法で被膜形成させて得るかあるいはノタインダとし
て樹脂類を含有させた光導電性組成物を浸漬塗布法、マ
イヤーバー塗布法、ビード塗布法やカーテン塗布法など
のゝ塗布法によって被膜形成させて得ることができる。
これらの方法のなかで、特に塗布法を用いた感光体の製
造法は、他の方法を用いたものに較べ製造が容易で、し
かも高生産性、低コストや製造均一性を得ることができ
るなどの利点を有している。
造法は、他の方法を用いたものに較べ製造が容易で、し
かも高生産性、低コストや製造均一性を得ることができ
るなどの利点を有している。
ところで、電子写真感光体(感光ドラムなど)は、通常
帯電工程−露光工程−現像工程−転写工程−クリーニン
グ工程−除電露光工程からなる電子写真プロセスに従っ
て電子写真複写機内で処理される。電子写真複写機内で
は感光ドラムの表面が前述の電子写真プロセスを実施す
るいくつかの装置と接触し、その装置によって擦られる
工程が採用されている。例えば、クリーニング装置とし
てブレードクリーニング装置やブラシクリーニング装置
を用いた場合では、ブレード部やブラシ部が感光ドラム
の表面に接触しており、感光ドラムの回転又は移動に従
ってその表面をブレードやブラシで擦ることによって感
光ドラム上のトナーをクリーニングする工程が完了する
。又、転写工程では、現像されたトナー像を紙などの被
転写体に転写する際、その被転写体が感光ドラムの表面
と接触しながら、送り出されていく方法が採用されてい
る。又、現像ローラの両端部にスペーサーを設けた現像
装置を用いた場合では、そのスペーサーが感光ドラムに
接触しており、コピー画像を得る度毎に感光ドラムがス
ペーサーによって擦られる。
帯電工程−露光工程−現像工程−転写工程−クリーニン
グ工程−除電露光工程からなる電子写真プロセスに従っ
て電子写真複写機内で処理される。電子写真複写機内で
は感光ドラムの表面が前述の電子写真プロセスを実施す
るいくつかの装置と接触し、その装置によって擦られる
工程が採用されている。例えば、クリーニング装置とし
てブレードクリーニング装置やブラシクリーニング装置
を用いた場合では、ブレード部やブラシ部が感光ドラム
の表面に接触しており、感光ドラムの回転又は移動に従
ってその表面をブレードやブラシで擦ることによって感
光ドラム上のトナーをクリーニングする工程が完了する
。又、転写工程では、現像されたトナー像を紙などの被
転写体に転写する際、その被転写体が感光ドラムの表面
と接触しながら、送り出されていく方法が採用されてい
る。又、現像ローラの両端部にスペーサーを設けた現像
装置を用いた場合では、そのスペーサーが感光ドラムに
接触しており、コピー画像を得る度毎に感光ドラムがス
ペーサーによって擦られる。
この様な電子写真プロセスは、電子写真複写機内で繰り
返し実施され、その度毎に感光ドラムの表面はクリーニ
ング装置や被転写体などによって擦られている。
返し実施され、その度毎に感光ドラムの表面はクリーニ
ング装置や被転写体などによって擦られている。
本発明者によるこれまでに行なった実験によれば、前述
の如き電子写真複写機に用いた感光ドラムは、繰り返し
使用を増大するに従ってその端部から感光層の膜剥離を
生じ、しかもその膜剥離した個所から感光層にひび割れ
を生じていることが判明し、これが前述の電子写真プロ
セスにおける感光ドラムの表面とクリーニング装置、現
像ローラに取り付けたスペーサーや被転写体との擦りに
原因していることが見い出された。特に、感光ドラムと
して塗布法を用いて形成した電荷発生層と電荷輸送層か
らなる積層構造を有する感光層が形成された場合に著し
く現われている。
の如き電子写真複写機に用いた感光ドラムは、繰り返し
使用を増大するに従ってその端部から感光層の膜剥離を
生じ、しかもその膜剥離した個所から感光層にひび割れ
を生じていることが判明し、これが前述の電子写真プロ
セスにおける感光ドラムの表面とクリーニング装置、現
像ローラに取り付けたスペーサーや被転写体との擦りに
原因していることが見い出された。特に、感光ドラムと
して塗布法を用いて形成した電荷発生層と電荷輸送層か
らなる積層構造を有する感光層が形成された場合に著し
く現われている。
この種の電子写真感光体には、導電性基体と電荷発生層
の間との接着力を向上させるために、中間層(下引層)
が設けられているが、この様な中間層を設けた場合であ
っても電荷発生層と電荷輸送層がその端部から膜剥離を
生じ、又ひび割れが感光層全面に亘って生じる様になる
。
の間との接着力を向上させるために、中間層(下引層)
が設けられているが、この様な中間層を設けた場合であ
っても電荷発生層と電荷輸送層がその端部から膜剥離を
生じ、又ひび割れが感光層全面に亘って生じる様になる
。
そのために、この種の電子写真感光体を゛前述の如き電
子写真複写機に装填し、繰り返しコピー画像を形成する
と、500枚目付近からコピー画像の両端部でその画質
が著しく低下する様になっていた。
子写真複写機に装填し、繰り返しコピー画像を形成する
と、500枚目付近からコピー画像の両端部でその画質
が著しく低下する様になっていた。
従って、本発明の目的は、端部からの感光層の膜剥離と
ひび割れを防止した新規な電子写真感光体を提供するこ
とにある。
ひび割れを防止した新規な電子写真感光体を提供するこ
とにある。
本発明の別の目的は、電子写真プロセスの繰り返し使用
に適した電子写真感光体を提供することにある。
に適した電子写真感光体を提供することにある。
本発明の別の目的は、スペーサーを取り付けた現像ロー
ラ、ブレードクリーニング装置、ブラシクリーニング装
置や転写装置などによる接触工程を備えた電子写真複写
機に適した電子写真感光体を提供することにある。
ラ、ブレードクリーニング装置、ブラシクリーニング装
置や転写装置などによる接触工程を備えた電子写真複写
機に適した電子写真感光体を提供することにある。
本発明の別の目的は、被転写体にbナー像を転写する工
程を有する電子写真複写機に適した電子写真感光体を提
供することにある。
程を有する電子写真複写機に適した電子写真感光体を提
供することにある。
本発明の別の目的は、端部からの感光層の膜剥離を生じ
ない高感度な電子写真感光体を提供することにある。
ない高感度な電子写真感光体を提供することにある。
本発明のかかる目的は、導電性基体と感光層の間に中間
層を有する電子写真感光体において、前記感光層の端部
が前記中間層の端部より外側に形成されていない電子写
真感光体によって達成される。
層を有する電子写真感光体において、前記感光層の端部
が前記中間層の端部より外側に形成されていない電子写
真感光体によって達成される。
1 以下、本発明を図面に従って説明する。
本発明の好ましい具体例では、感光層13は色素増感さ
れた酸化亜鉛、セレン粉体、無定形シリコン粉体、ポリ
ビニルカルバゾール、7タロシアニン顔料、オキサジア
ゾール顔料等を必要に応じて結着剤樹脂と共に塗布形成
される。
れた酸化亜鉛、セレン粉体、無定形シリコン粉体、ポリ
ビニルカルバゾール、7タロシアニン顔料、オキサジア
ゾール顔料等を必要に応じて結着剤樹脂と共に塗布形成
される。
また、有機光導電物質を用いる場合、特性の向上のため
の効果的な方法として、感光層13を露光により電荷担
体を発生する電荷発生層14と、発生した電荷担体を移
動させる能力を持つ電荷輸送層15からなる積層構造に
よって形成することができる。
の効果的な方法として、感光層13を露光により電荷担
体を発生する電荷発生層14と、発生した電荷担体を移
動させる能力を持つ電荷輸送層15からなる積層構造に
よって形成することができる。
電荷発生層14は、スーダンレッド、グイアンプル−、
ジエナスグリーンBなどのアゾ顔料、アルゴールイエロ
ー、ピレンキノン、インダンスレンブリリアントバイオ
レットRRPなどのキノン顔料、キノシアニン顔料、ペ
リレン顔料、インジゴ、チオインジゴ等のインジゴ顔料
、インドファーストオレンジトナーなどのビスベンゾイ
ミダゾール顔料、銅フタロシアニンなどの7タロシアニ
ン顔料、キナクリドン顔料、ビリリウム系染料等の電荷
発生物質を、ポリエステル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビ
ニル、アクリル、ポリビニルブチラール、ポリビニルビ
四リドン、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、セルロースニスデル類ナトの結着剤樹脂
に分散して形成される。また、蒸着などによって形成す
ることもできる。電荷発生層14の厚さは0.05〜0
.2μ程度である。
ジエナスグリーンBなどのアゾ顔料、アルゴールイエロ
ー、ピレンキノン、インダンスレンブリリアントバイオ
レットRRPなどのキノン顔料、キノシアニン顔料、ペ
リレン顔料、インジゴ、チオインジゴ等のインジゴ顔料
、インドファーストオレンジトナーなどのビスベンゾイ
ミダゾール顔料、銅フタロシアニンなどの7タロシアニ
ン顔料、キナクリドン顔料、ビリリウム系染料等の電荷
発生物質を、ポリエステル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビ
ニル、アクリル、ポリビニルブチラール、ポリビニルビ
四リドン、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、セルロースニスデル類ナトの結着剤樹脂
に分散して形成される。また、蒸着などによって形成す
ることもできる。電荷発生層14の厚さは0.05〜0
.2μ程度である。
また、電荷輸送層15は主鎖又は側鎖にアントラセン、
ピレン、フェナントレン、コロネンなどの多環芳香族化
合物又はインドール、カルバゾール、オキサゾール、イ
ンオキサゾール、チアゾール、イミダゾール、ピラゾー
ル、オキサジアゾール、ピラゾリン、チアジアゾール、
トリアゾールなどの含窒素環式化合物を有する化合物、
ヒドラゾン化合物、等の正孔輸送性物質を成膜性のある
樹脂に溶解させで形成される。
ピレン、フェナントレン、コロネンなどの多環芳香族化
合物又はインドール、カルバゾール、オキサゾール、イ
ンオキサゾール、チアゾール、イミダゾール、ピラゾー
ル、オキサジアゾール、ピラゾリン、チアジアゾール、
トリアゾールなどの含窒素環式化合物を有する化合物、
ヒドラゾン化合物、等の正孔輸送性物質を成膜性のある
樹脂に溶解させで形成される。
これは電荷輸送性物質が一般的に低分子量で、それ自身
では成膜性に乏しいためである。その0ような樹脂とし
ては、ポリカーボネート、ボリアリレート、ポリスチレ
ン、ポリメタクリル酸エステル類、スチレン−メタクリ
ル酸メチルコポリマー、ポリエステル、スチレン−アク
リロニトリルコポリマー、ポリサルホン等力(挙番プら
れる。電荷輸送層15の厚さは5〜20μ程度である。
では成膜性に乏しいためである。その0ような樹脂とし
ては、ポリカーボネート、ボリアリレート、ポリスチレ
ン、ポリメタクリル酸エステル類、スチレン−メタクリ
ル酸メチルコポリマー、ポリエステル、スチレン−アク
リロニトリルコポリマー、ポリサルホン等力(挙番プら
れる。電荷輸送層15の厚さは5〜20μ程度である。
本発明で用いる中間層12は、少なくとも1つの樹脂被
覆層で形成される。この中間層12は、ポリビニルアル
コール、ポリビニルメチルエーテル、ポリ−N−ビニル
イミダゾール、エチルセル、ロース、メチルセルロース
、エチレン−アクリル酸コポリマー、カゼイン、ゼラチ
ンやポリアミドなどによって形成することができる。中
間層12を2つの樹脂被覆層で形成される場合、基体の
上に形成される第1の樹脂被覆層16は、主に基体表面
の欠陥を被覆することが主な目的で設けられ、このため
膜厚を厚くすることが望ましい。この場合、樹脂単独被
覆層では、残留電位が発生するので、導電性物質を含有
させて、さらにこの第1の樹脂被覆層16の抵抗を下げ
ることが好ましい。導電性物質としては、アルミニウム
、銅、銀、金、ニッケル等の金属の微粉体やカーボン、
酸化チタン、酸化スズなどの粉体が挙げられる。
覆層で形成される。この中間層12は、ポリビニルアル
コール、ポリビニルメチルエーテル、ポリ−N−ビニル
イミダゾール、エチルセル、ロース、メチルセルロース
、エチレン−アクリル酸コポリマー、カゼイン、ゼラチ
ンやポリアミドなどによって形成することができる。中
間層12を2つの樹脂被覆層で形成される場合、基体の
上に形成される第1の樹脂被覆層16は、主に基体表面
の欠陥を被覆することが主な目的で設けられ、このため
膜厚を厚くすることが望ましい。この場合、樹脂単独被
覆層では、残留電位が発生するので、導電性物質を含有
させて、さらにこの第1の樹脂被覆層16の抵抗を下げ
ることが好ましい。導電性物質としては、アルミニウム
、銅、銀、金、ニッケル等の金属の微粉体やカーボン、
酸化チタン、酸化スズなどの粉体が挙げられる。
前述の第1の樹脂被覆層16の上には、ポリ゛ ビニル
アルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリ−N−ビ
ニルイミダゾール、エチルセルソース、メチルセルロー
ス、エチレン−アクリル酸コポリマー、カゼイン、ゼラ
チンやポリアミド等による第2の樹脂被覆層17を形成
することができる。
アルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリ−N−ビ
ニルイミダゾール、エチルセルソース、メチルセルロー
ス、エチレン−アクリル酸コポリマー、カゼイン、ゼラ
チンやポリアミド等による第2の樹脂被覆層17を形成
することができる。
第1図(a)に示す電子写真感光体は、導電性基体11
の上に形成した中間層12の端部12aと12a′より
感光層13の端部13aと13a′が内側に形成されて
いる。第1図(blに示す電子写真感光体は、中間層1
2の上に電荷発生層14と電荷輸送層15からなる積層
構造を有する感光層13が形成されており、それぞれ電
荷輸送層15の端部15aと15a′が電荷発生層14
の端部14aと’ 14 a ’より内側に形
成され、この電荷発生層14の端部14aと14a′が
中間層12の端部12aと12a′より内側に形成され
ている。又、第1図(C)に示す電子写真感光体でも、
中間層12が第1の樹脂被覆層16と第2の樹脂被覆層
17からなる積層構造を有し、この第2の樹脂被覆層1
7の端部17aと17a′が第1の樹脂被覆層16の端
部16aと16a′より内側に形成されている。
の上に形成した中間層12の端部12aと12a′より
感光層13の端部13aと13a′が内側に形成されて
いる。第1図(blに示す電子写真感光体は、中間層1
2の上に電荷発生層14と電荷輸送層15からなる積層
構造を有する感光層13が形成されており、それぞれ電
荷輸送層15の端部15aと15a′が電荷発生層14
の端部14aと’ 14 a ’より内側に形
成され、この電荷発生層14の端部14aと14a′が
中間層12の端部12aと12a′より内側に形成され
ている。又、第1図(C)に示す電子写真感光体でも、
中間層12が第1の樹脂被覆層16と第2の樹脂被覆層
17からなる積層構造を有し、この第2の樹脂被覆層1
7の端部17aと17a′が第1の樹脂被覆層16の端
部16aと16a′より内側に形成されている。
この様に、電子写真感光体の上部層の端部を下部層の端
部より内側に形成することによって、この感光体をブレ
ードクリーニング装置やブラシクリーニング装置などの
接触工程を備えた電子写真複写機の感光体部にセットし
、電子写真プロセスを2回以上、好ましくは2000回
〜5000回程度繰り返し実施しても、前述の上部層の
端部からの膜剥離とひび割れは生じることはない。
部より内側に形成することによって、この感光体をブレ
ードクリーニング装置やブラシクリーニング装置などの
接触工程を備えた電子写真複写機の感光体部にセットし
、電子写真プロセスを2回以上、好ましくは2000回
〜5000回程度繰り返し実施しても、前述の上部層の
端部からの膜剥離とひび割れは生じることはない。
前述の中間層12の端部12a又12a′と感光層13
の端部13a又は13a′の間隔は、できるだけ短い方
が好ましいが、それは必要とされる塗膜面の大きさによ
って決めることができる。端部12a又は12a′と端
部13a又は13a′の間隔は、l tnm〜10朋と
することができ、好ましくは2朋〜5羽程度が適当であ
る。又、前述の端部12a(12a’ )、14a (
14a’ )と15a (15a’ )のそれぞれの間
隔および端部16a (16a’ ) 、17a (1
7a’)、14a (14a’ )と15a (15a
’ )のそれぞれの間隔も前記と同様で、一般に制限さ
れる事項ではないが1m1X〜10朋とすることができ
、好ましくは2 mm〜5朋程度が適当である。
の端部13a又は13a′の間隔は、できるだけ短い方
が好ましいが、それは必要とされる塗膜面の大きさによ
って決めることができる。端部12a又は12a′と端
部13a又は13a′の間隔は、l tnm〜10朋と
することができ、好ましくは2朋〜5羽程度が適当であ
る。又、前述の端部12a(12a’ )、14a (
14a’ )と15a (15a’ )のそれぞれの間
隔および端部16a (16a’ ) 、17a (1
7a’)、14a (14a’ )と15a (15a
’ )のそれぞれの間隔も前記と同様で、一般に制限さ
れる事項ではないが1m1X〜10朋とすることができ
、好ましくは2 mm〜5朋程度が適当である。
本発明の電子写真感光体は、導電性基体11がシート形
状を有している場合ではスプレー塗布法、ローラ塗布法
、カーテン塗布法、ビード塗布法あるいはマイヤーバー
塗布法などの方法で塗膜形成させて製造することができ
る。例えばローラ塗布法で塗膜を形成する際、上部層と
なる塗膜を形成する時に用いる田−ラの幅を下部層を形
成した時に用いたローラの幅より短かくすれば、上部層
の端部を下部層の端部より内側に形成することができる
。この際に用いるシート状導電性基体11としては、ア
ルミニウム、銀、酸化インジウム、酸化錫などを蒸着し
たプラスチック(ポリエチレンテレフタレートなど)シ
ートが適している。
状を有している場合ではスプレー塗布法、ローラ塗布法
、カーテン塗布法、ビード塗布法あるいはマイヤーバー
塗布法などの方法で塗膜形成させて製造することができ
る。例えばローラ塗布法で塗膜を形成する際、上部層と
なる塗膜を形成する時に用いる田−ラの幅を下部層を形
成した時に用いたローラの幅より短かくすれば、上部層
の端部を下部層の端部より内側に形成することができる
。この際に用いるシート状導電性基体11としては、ア
ルミニウム、銀、酸化インジウム、酸化錫などを蒸着し
たプラスチック(ポリエチレンテレフタレートなど)シ
ートが適している。
又、導電性基体11が円筒状導電性基体の場合では浸漬
塗布法が適している。
塗布法が適している。
浸漬塗布法は、例えば第2図に示す浸漬塗布装置によっ
て行なうことができる。
て行なうことができる。
第2図において、21は塗布液槽、22は塗布液、11
は基体、23は基体11の固定部材、24は駆動軸、2
5は駆動モータ、26は昇降ネジ部材、27は通気管、
28は空気室を表わしている。第2図に示す装置を用い
て、浸漬塗布するには基体11を駆動軸26に取り付け
られた固定部材23に装着した後に、モータ25を作動
させて駆動軸24を下降させることによって基体11を
塗布液22の中に浸漬させる。この際、基体11の上端
部が密ぺいされていると、基体11の内部の気圧は、蒸
気圧の分だけ加算されて大気圧より大きくなり、このた
め泡を発生し、形成塗膜に悪影響を与えることから、加
算された圧力の分だけの空気を通気管27を通して基体
11の外部(空気室28)に排気することによって、前
述の泡の発生を防止することができる。
は基体、23は基体11の固定部材、24は駆動軸、2
5は駆動モータ、26は昇降ネジ部材、27は通気管、
28は空気室を表わしている。第2図に示す装置を用い
て、浸漬塗布するには基体11を駆動軸26に取り付け
られた固定部材23に装着した後に、モータ25を作動
させて駆動軸24を下降させることによって基体11を
塗布液22の中に浸漬させる。この際、基体11の上端
部が密ぺいされていると、基体11の内部の気圧は、蒸
気圧の分だけ加算されて大気圧より大きくなり、このた
め泡を発生し、形成塗膜に悪影響を与えることから、加
算された圧力の分だけの空気を通気管27を通して基体
11の外部(空気室28)に排気することによって、前
述の泡の発生を防止することができる。
しかる後に、駆動軸24が上昇できる様にモータ26を
作動させ、基体11を塗布液22からの引き上げに応じ
て基体11の上には塗膜が形成される。
作動させ、基体11を塗布液22からの引き上げに応じ
て基体11の上には塗膜が形成される。
前述の浸漬塗布装置を用いて本発明の電子写真感光体を
製造する際には、波布液22に浸漬する基体11の高さ
を調節することによって、すなわち、第2回目の浸漬塗
布工程で浸漬する基体11の高さを第1回目の浸漬塗布
工程で浸漬する基体11の高さより低くすることによっ
て、被膜形成された上部層の端部を下部層の端部より内
側に形成することができる。この方法を数回繰り返すこ
とによって、所望とする層数の積層構造体を調製するこ
とができる。この際、波布液22の表面と基体11の境
界部で波布液22の表面張力によるもり上がりを生じる
ため7 に、基体11を浸漬する高さの調節は
単に機械的寸法のみならず、塗布液22の液面でのもり
上がりを考慮して基体11の浸漬する高さを調節するこ
とが望ましいことである。
製造する際には、波布液22に浸漬する基体11の高さ
を調節することによって、すなわち、第2回目の浸漬塗
布工程で浸漬する基体11の高さを第1回目の浸漬塗布
工程で浸漬する基体11の高さより低くすることによっ
て、被膜形成された上部層の端部を下部層の端部より内
側に形成することができる。この方法を数回繰り返すこ
とによって、所望とする層数の積層構造体を調製するこ
とができる。この際、波布液22の表面と基体11の境
界部で波布液22の表面張力によるもり上がりを生じる
ため7 に、基体11を浸漬する高さの調節は
単に機械的寸法のみならず、塗布液22の液面でのもり
上がりを考慮して基体11の浸漬する高さを調節するこ
とが望ましいことである。
又、前述の方法の他の方法としては、第2回目の浸漬塗
布工程終了後、第1回目の浸漬塗布工程によって形成し
た被膜に対して非溶解性の有機溶剤を用いて第2回目の
浸漬塗重工、程によって形成した被膜を、その端部が下
部層の端部より内側になる様に一部除去する方法も用い
ることができる。この方法を数回繰り返すことによって
、所望とする層数の積層構造体を調製することができ、
又前述した基体の高さを調節する方法と組合せて実施す
ることもできる。
布工程終了後、第1回目の浸漬塗布工程によって形成し
た被膜に対して非溶解性の有機溶剤を用いて第2回目の
浸漬塗重工、程によって形成した被膜を、その端部が下
部層の端部より内側になる様に一部除去する方法も用い
ることができる。この方法を数回繰り返すことによって
、所望とする層数の積層構造体を調製することができ、
又前述した基体の高さを調節する方法と組合せて実施す
ることもできる。
この様な浸漬塗布法で用いる導電性基体11としては、
円筒状アルミニウムが適している。
円筒状アルミニウムが適している。
以上のようにして、塗膜の端部を前述の如く、その下の
塗布上部層の端部を下部層の端部より内側になる様にし
て製造された電子写真感光体は、電子写真複写機内で繰
り返し電子写真プロセスを実施してもその塗膜が端部か
ら剥離を生ずることがなく、耐久性をより向上させるこ
とができるようになった。
塗布上部層の端部を下部層の端部より内側になる様にし
て製造された電子写真感光体は、電子写真複写機内で繰
り返し電子写真プロセスを実施してもその塗膜が端部か
ら剥離を生ずることがなく、耐久性をより向上させるこ
とができるようになった。
以下、本発明を実施例に従って説明する。
実施例1
共重合ナイロン樹脂(商品名;アミランCMsooo
;東しく株)製)4部(重量部、以下同様)および8−
ナイロン樹脂(商品名;トレジンEF30T:帝国化学
(株)製)4部をメタノール60部とブタノール30部
から成る溶液に溶解した。
;東しく株)製)4部(重量部、以下同様)および8−
ナイロン樹脂(商品名;トレジンEF30T:帝国化学
(株)製)4部をメタノール60部とブタノール30部
から成る溶液に溶解した。
基体として上部が閉塞し、下部が開放した形状の60φ
X25Qigのアルミニウムシリンダーを用意した。こ
のアルミニウムシリンダーを最大表面粗さが0.3μと
なる様に鏡面加工した。この基体に、上記塗布液を第2
図に示されているような浸漬塗布装置にて塗布した。
X25Qigのアルミニウムシリンダーを用意した。こ
のアルミニウムシリンダーを最大表面粗さが0.3μと
なる様に鏡面加工した。この基体に、上記塗布液を第2
図に示されているような浸漬塗布装置にて塗布した。
この装置において、基体の上方部から5間の所まで浸漬
した後、基体を引き上げて塗布することによって塗膜を
形成した。次いで基体の下方部から5朋の所までの塗膜
をメタノールをしみ込ませたウェスで拭き取った。その
後、基体を60°Cの温度で1部分間に亘って加熱乾燥
して、0.8μ厚の下引層を形成した。
した後、基体を引き上げて塗布することによって塗膜を
形成した。次いで基体の下方部から5朋の所までの塗膜
をメタノールをしみ込ませたウェスで拭き取った。その
後、基体を60°Cの温度で1部分間に亘って加熱乾燥
して、0.8μ厚の下引層を形成した。
次に、下記構造式のジスアゾ顔料を1部部、酢酸酪酸セ
ルレース樹脂(商品名:0AB−381;イーストマン
化学製)6部およびシクロヘキサノン60部を1φガラ
スピーズを用いたサンドミル装置lで20時間分散した
。この分散液にメチルエチルケトン(MEK)100部
を加えて、塗布液として、第2図に示す塗布装置に注入
した。下引層を形成した基体に、その基体の上方部から
6朋の所まで前記と同様に浸漬塗布した。
ルレース樹脂(商品名:0AB−381;イーストマン
化学製)6部およびシクロヘキサノン60部を1φガラ
スピーズを用いたサンドミル装置lで20時間分散した
。この分散液にメチルエチルケトン(MEK)100部
を加えて、塗布液として、第2図に示す塗布装置に注入
した。下引層を形成した基体に、その基体の上方部から
6朋の所まで前記と同様に浸漬塗布した。
次いで基体の下方部から6順の所までの塗膜をMEKを
しみ込ませたウェスで拭き取った。この基体を100℃
の温度で10分間に亘って加熱乾燥して、0.0817
m2の塗布量の電荷発生層を形成した。この電荷発生層
の上下端部は、それぞれ先に形成した下引層の上下端部
より1朋内側に形成されていた。
しみ込ませたウェスで拭き取った。この基体を100℃
の温度で10分間に亘って加熱乾燥して、0.0817
m2の塗布量の電荷発生層を形成した。この電荷発生層
の上下端部は、それぞれ先に形成した下引層の上下端部
より1朋内側に形成されていた。
次いで、下記構造式のヒドラゾン化合物を10部および
スチレン−メタクリル酸メチル共重合樹脂(商品名;M
S−200;新日鉄化学(4)製)15部をトルエン1
00部に溶解して塗布液とした。これを第2図に示す塗
布装置に注入し、電荷発生層を塗布した基体に、上方部
から7朋の所まで前記と同様に浸漬塗布した。基体の下
方部から7朋の所までの塗膜をトルエンをしみ込ませた
ウェスで拭き取った。これを100 ’Oの温度で40
分間にわたり、熱風乾燥して、16μ厚の電荷輸送層を
形成した。この電荷輸送層の上下端部はそれぞれ先に形
成した電荷発生層の上下端部より1朋内側にXき
形成されていた。
スチレン−メタクリル酸メチル共重合樹脂(商品名;M
S−200;新日鉄化学(4)製)15部をトルエン1
00部に溶解して塗布液とした。これを第2図に示す塗
布装置に注入し、電荷発生層を塗布した基体に、上方部
から7朋の所まで前記と同様に浸漬塗布した。基体の下
方部から7朋の所までの塗膜をトルエンをしみ込ませた
ウェスで拭き取った。これを100 ’Oの温度で40
分間にわたり、熱風乾燥して、16μ厚の電荷輸送層を
形成した。この電荷輸送層の上下端部はそれぞれ先に形
成した電荷発生層の上下端部より1朋内側にXき
形成されていた。
このようにして製造した感光ドラムを−5,6KVコロ
ナ帯電工程、画像露光工程、乾式トナーとスペーサーを
有する現像ローラを備えた現像工程、普通紙へアトナー
転写工程、ウレタンゴムブレード(硬度70°、圧力1
0gw/crrL、感光体に対する角度2α0)による
クリーニング工程および1/ 除電露光工程を有する電子写真複写機に取り付けた。
ナ帯電工程、画像露光工程、乾式トナーとスペーサーを
有する現像ローラを備えた現像工程、普通紙へアトナー
転写工程、ウレタンゴムブレード(硬度70°、圧力1
0gw/crrL、感光体に対する角度2α0)による
クリーニング工程および1/ 除電露光工程を有する電子写真複写機に取り付けた。
この電子写真複写機を用いて感光ドラムの耐久試験を行
なったところ、2000000孜目−を得た時でも感光
体に形成した電荷発生層と電荷輸送層は、その両端で剥
離を生じていないことが判明し、又得られたコピー画像
は良好な画質を有していた。
なったところ、2000000孜目−を得た時でも感光
体に形成した電荷発生層と電荷輸送層は、その両端で剥
離を生じていないことが判明し、又得られたコピー画像
は良好な画質を有していた。
比較例1
実施例1の感光ドラムに用いた下引層を形成する際、下
引層を基体の上方部および下方部がらそれぞれ10間の
所にその端部を形成したほかは、実施例1と同様の方法
で感光ドラムを作成した。この結果、電荷発生層の上下
端部は下引層の上下端部より4絹だけ外側に形成されて
いた。
引層を基体の上方部および下方部がらそれぞれ10間の
所にその端部を形成したほかは、実施例1と同様の方法
で感光ドラムを作成した。この結果、電荷発生層の上下
端部は下引層の上下端部より4絹だけ外側に形成されて
いた。
この感光ドラムを実施例1で用いた方法と同様の方法で
耐久試験を行なったところ、500孜目のコピーを得た
時に、端部に形成されていた電荷発生層と電荷輸送層が
基体から剥離を生じていることが認められた。さらに、
耐久試験を続けて2000000孜目ピーを得たところ
、電荷発生層と電荷輸送層の基体からの剥離が500孜
目のコピーの時より内側に拡大されており、大概電荷発
生層と電荷輸送層が下り1層の端部から1/4程度まで
内側に完全な剥離を生じており、しかも残された領域で
もひび割を生じていた。
耐久試験を行なったところ、500孜目のコピーを得た
時に、端部に形成されていた電荷発生層と電荷輸送層が
基体から剥離を生じていることが認められた。さらに、
耐久試験を続けて2000000孜目ピーを得たところ
、電荷発生層と電荷輸送層の基体からの剥離が500孜
目のコピーの時より内側に拡大されており、大概電荷発
生層と電荷輸送層が下り1層の端部から1/4程度まで
内側に完全な剥離を生じており、しかも残された領域で
もひび割を生じていた。
従って、この時に得られたコピーは転写紙の両端から内
側の1/3程度の部分でしか画像が得られておらず、又
得られたコピー画像も良好な画質を有していなかった。
側の1/3程度の部分でしか画像が得られておらず、又
得られたコピー画像も良好な画質を有していなかった。
実施例2
鏡面加工を施していない最大表面粗さが8μとなってい
るほかは、実施例1で用いたものと同様の基体を用いた
。まず、この基体の表面の粗さを被覆するため、下記の
導電性粉体を分散した塗料層を形成した。この塗料層は
酸化チタン粉体(チタン工業(株)製)10部、酸化ス
ズ粉体(三菱金属(株)製)7部、アクリル樹脂(商品
名;アクリディックA405、大日本インキ(株)製)
16部、メラミン樹脂(商品名ニス−パーベッカミンL
121、大日本インキ■製)4部およびトルエン20部
をボールミルにて6時間に亘って分散した分散液を塗布
液として、。
るほかは、実施例1で用いたものと同様の基体を用いた
。まず、この基体の表面の粗さを被覆するため、下記の
導電性粉体を分散した塗料層を形成した。この塗料層は
酸化チタン粉体(チタン工業(株)製)10部、酸化ス
ズ粉体(三菱金属(株)製)7部、アクリル樹脂(商品
名;アクリディックA405、大日本インキ(株)製)
16部、メラミン樹脂(商品名ニス−パーベッカミンL
121、大日本インキ■製)4部およびトルエン20部
をボールミルにて6時間に亘って分散した分散液を塗布
液として、。
第2図に示す塗布装置で基体をその基体の上方部から2
朋の所まで浸漬した後、引き上げて塗布することによっ
て形成された。
朋の所まで浸漬した後、引き上げて塗布することによっ
て形成された。
次いで、基体の下方部から2朋の所までの塗料層をトル
エンをしみ込ませたウェスで拭き取った。次に110℃
の温度で30分間に亘って加熱して硬化させ、20μ厚
の導電層を形成した。この上に、実施例1と全く同様の
方法で下引層、電荷発生層、および電荷輸送層を形成し
て感光ドラムを製造した。
エンをしみ込ませたウェスで拭き取った。次に110℃
の温度で30分間に亘って加熱して硬化させ、20μ厚
の導電層を形成した。この上に、実施例1と全く同様の
方法で下引層、電荷発生層、および電荷輸送層を形成し
て感光ドラムを製造した。
この感光ドラムを実施例1で用いた方法と同様の方法で
耐久試験を行なったところ塗膜には剥離を生じることは
なく、シかも良質のコピー画像を得ることができた。
耐久試験を行なったところ塗膜には剥離を生じることは
なく、シかも良質のコピー画像を得ることができた。
実施例3
基体として実施例1と同様のアルミニウムシリンダーを
用意し、この基体の上にカゼインのアンモニア水溶液(
カゼイン11.2F、28%アンモニア水1g、水22
2m/)を第2図に示す浸漬塗布装置にて塗布した。こ
の際、基体の上方部から5關の所まで浸漬した後、基体
を引き上げて塗布することによって塗膜を形成した。次
いで、基体の下方部から5朋の所までの塗膜をアンモニ
ア水(28%アンモニア水1f1水222me)をしみ
込ませたウェスで拭き取った。その後、加熱乾燥して1
.0μ厚の下引層を形成した。
用意し、この基体の上にカゼインのアンモニア水溶液(
カゼイン11.2F、28%アンモニア水1g、水22
2m/)を第2図に示す浸漬塗布装置にて塗布した。こ
の際、基体の上方部から5關の所まで浸漬した後、基体
を引き上げて塗布することによって塗膜を形成した。次
いで、基体の下方部から5朋の所までの塗膜をアンモニ
ア水(28%アンモニア水1f1水222me)をしみ
込ませたウェスで拭き取った。その後、加熱乾燥して1
.0μ厚の下引層を形成した。
次に、N−エチルフェノチアジン−3−アルデヒド−N
/ 、 N/−ジフェニルヒドラゾン5fとポリビニル
カルバシー/I/(分子[30万) 5 fをテトラヒ
ドロ7ラン70meに溶解した液にB゛) 型銅フ
タロシアニン1.0IIを添加し、ボールミルで分散し
た分散液を調製した。
/ 、 N/−ジフェニルヒドラゾン5fとポリビニル
カルバシー/I/(分子[30万) 5 fをテトラヒ
ドロ7ラン70meに溶解した液にB゛) 型銅フ
タロシアニン1.0IIを添加し、ボールミルで分散し
た分散液を調製した。
この分散液を第2図に示す塗布装置に注入した。先に形
成した下引層を有する基体に、その基体の上方部から6
關whの所まで前記と同様に浸漬塗布することによって
塗膜を形成した。次いで、基体の下方部から6闘の所ま
での塗膜をテトラヒドロフランをしみ込ませたウェスで
拭き取った。その後、加熱乾燥することによって10μ
厚の感光層を形成した。この結果、感光層の上下端部は
下引層の上下端部よりそれぞれ1龍内側に形成された。
成した下引層を有する基体に、その基体の上方部から6
關whの所まで前記と同様に浸漬塗布することによって
塗膜を形成した。次いで、基体の下方部から6闘の所ま
での塗膜をテトラヒドロフランをしみ込ませたウェスで
拭き取った。その後、加熱乾燥することによって10μ
厚の感光層を形成した。この結果、感光層の上下端部は
下引層の上下端部よりそれぞれ1龍内側に形成された。
この感光ドラムを実施例1で用いた方法と同様の方法で
耐久試験を行なったところ、塗膜には剥離を生じること
はなく、シかも良質のコピー画像を得ることができた。
耐久試験を行なったところ、塗膜には剥離を生じること
はなく、シかも良質のコピー画像を得ることができた。
第1図(a)、第1図(b)および第1図(C)は、本
発明の電子写真感光体の断面図であや。第2図は、本発
明の電子写真感光体を製造する際に用いた塗布装置の模
式的断面図である。 11・・・導電性基体 12・・・中間層 12a*12a’・・・中間層の端部 13・・・感光層 13a * 13a’・・・感光層の端部114・・・
電荷発生層 14a e 14a’・・・電荷発生層の端部15・・
・電荷輸送層 15a e 15a’・・・電荷輸送層の端部16・・
・第1の樹脂被覆層 15a 、 16a’・・・第1の樹脂被覆層の端部1
7・・・第2の樹脂被覆層 17a + 17a’・・・第2の樹脂被覆層の端部:
1:) ブ q (C)第20
発明の電子写真感光体の断面図であや。第2図は、本発
明の電子写真感光体を製造する際に用いた塗布装置の模
式的断面図である。 11・・・導電性基体 12・・・中間層 12a*12a’・・・中間層の端部 13・・・感光層 13a * 13a’・・・感光層の端部114・・・
電荷発生層 14a e 14a’・・・電荷発生層の端部15・・
・電荷輸送層 15a e 15a’・・・電荷輸送層の端部16・・
・第1の樹脂被覆層 15a 、 16a’・・・第1の樹脂被覆層の端部1
7・・・第2の樹脂被覆層 17a + 17a’・・・第2の樹脂被覆層の端部:
1:) ブ q (C)第20
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)導電性基体と感光層の間に中間層を有する電子写
真感光体において、前記感光層の端部が前記中間層の端
部より外側に形成されていないことを特徴とする電子写
真感光体。 (2)前記感光層の端部が前記中間層の端部より内側に
形成されている特許請求の範囲第1項記載の電子写真感
光体。 (3)前記感光層が電荷発生層と電荷輸送層からなる積
層構造を有する特許請求の範囲第2項記載の電子写真感
光体。 (4)前記感光層が電荷発生層とその上に形成した電荷
輸送層からなる積層構造を有する特許請求の範囲第3項
記載の電子写真感光体。 (5)前記電荷輸送層の端部が前記電荷発生層の端部よ
り内側に形成されている特許請求の範囲第4項記載の電
子写真感光体。 (6)前記中間層が下引層である特許請求の範囲第1項
記載の電子写真感光体。 (7)前記中間層が導電性物質を含有した第1の樹脂被
覆層と第2の樹脂被覆層を有する特許請求の範囲第1項
記載の電子写真感光体。 (8) 前記中間層が導電性物質を含有した第1の真
感光体。 (9)前記第2の樹脂被覆層の端部が前記第1の樹脂被
覆層の端部より内側に形成されている特許請求の範囲第
8項記載の電子写真感光体。 (1G 前記導電性物質が銅粉体、銀粉体、金粉体、
ニッケル粉体、アルミニウム粉体、カーボン粉体、酸化
錫粉体、又は酸化チタン粉体である特許請求の範囲第7
項記載の電子写真感光体。 (1υ 前記導電性基体が円筒状導電性基体である特許
請求の範囲第1項記載の電子写真感光体。 αり 前記導電性基体が円筒状アルミニウムである特許
請求の範囲第11項記載の電子写真感光体。 (1漕 前記導電性基体がシート状導電性基体である
特許請求の範囲第1項記載の電子写真感光体。 (14)前記導電性基体がアルミニウムを蒸着したプラ
スチックシートである特許請求の範囲第13項記載の電
子写真感光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5960783A JPS59184359A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5960783A JPS59184359A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 電子写真感光体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59184359A true JPS59184359A (ja) | 1984-10-19 |
JPH0151184B2 JPH0151184B2 (ja) | 1989-11-01 |
Family
ID=13118107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5960783A Granted JPS59184359A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59184359A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61169851A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-31 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 電子写真感光体 |
JPS6275464A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-07 | Canon Inc | 電子写真感光体 |
JPS63173259U (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-10 | ||
JPS6472191A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-17 | Sharp Kk | Organic photoconductive sensitive body belt |
JP2010169999A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2015169831A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 三菱化学株式会社 | シート状電子写真感光体、及びシート状電子写真感光体の製造方法 |
US9599917B2 (en) | 2014-12-26 | 2017-03-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member, process cartridge and electrophotographic apparatus |
US9857704B2 (en) | 2014-08-25 | 2018-01-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member, process cartridge, and electrophotographic apparatus |
-
1983
- 1983-04-04 JP JP5960783A patent/JPS59184359A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61169851A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-31 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 電子写真感光体 |
JPH0453306B2 (ja) * | 1985-01-22 | 1992-08-26 | Konishiroku Photo Ind | |
JPS6275464A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-07 | Canon Inc | 電子写真感光体 |
JPS63173259U (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-10 | ||
JPS6472191A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-17 | Sharp Kk | Organic photoconductive sensitive body belt |
JP2010169999A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2015169831A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 三菱化学株式会社 | シート状電子写真感光体、及びシート状電子写真感光体の製造方法 |
US9857704B2 (en) | 2014-08-25 | 2018-01-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member, process cartridge, and electrophotographic apparatus |
US9599917B2 (en) | 2014-12-26 | 2017-03-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member, process cartridge and electrophotographic apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0151184B2 (ja) | 1989-11-01 |
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