JPS59184238A - プロピレン系重合体組成物 - Google Patents

プロピレン系重合体組成物

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JPS59184238A
JPS59184238A JP5866383A JP5866383A JPS59184238A JP S59184238 A JPS59184238 A JP S59184238A JP 5866383 A JP5866383 A JP 5866383A JP 5866383 A JP5866383 A JP 5866383A JP S59184238 A JPS59184238 A JP S59184238A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [1]  発明のtl l’l′J 本発明はプロピレン系重合体組成物に関する。
さらにくわしくは、(A)プロピレン系重合体、([−
3)ジベンジリデンソルビトールおよび(qゼオライト
−アルカリ+、)(′J金属塩複合体からなるプロピレ
ン系重合体組成物に関するものであり、透明性がすぐれ
ているばかりてなく、剛性についても良好なプロピレン
系重合体組成物を提供することを目的とするものである
開 発明の背景 プロピレン系重合体は、機械的強度(たとえは、引張強
度)がすぐれているばかりでなく、柔1吹性および耐熱
性についても良好であり、加工性もすぐれ、かつ安価な
ことによって上業的に広く生ri?されて多方面にわた
って使用されている。しかし、このプロピレン系重合体
は結晶性であるために透明性が乏しい。この透明性を改
良するために一般にはジベンジリデンソルビトールとナ
トリウムベンジニートおよびアルミニウムーp−第五級
一ソチルベンゾエートのごとき有機造核剤とをイ)1川
添加することが行なわれている。
近年、プロピレン系重合体を製造するさいに使用される
触媒系として高活性触媒が開発されている。この触媒系
を使用することによって触媒中位重量当りの重合体の生
産砒、すなわち触媒活性を高めることによって触媒の使
用′L1λケ引き1・けうるのみならす、反応(重合)
装置の生産効率を商めることかできる。これらのことか
し、この触媒糸を用いてプロピレン系重合体を製造する
さい、制活性なために重合終了後において得られる小合
体中に残存する触媒残渣の除去工程(才!h製上程)を
コストの点から省略または著しく簡略化することが行な
われている。
しかしなから、得られるプロピレン系重合体またはその
組成物の成形物を長時間あるいは苛酷な条件で使用する
さいに触媒系の一成分である遷移金属ハロゲン化物(主
として、三塩化チタンまたはその共晶体もしくはその処
理物)に起因する脱ハロゲン(主として、塩素)化また
は脱ハロゲン化水素化が生じ、着色、劣化などの原因と
なっている。
これらを防止するために塩化ビニル樹脂に以前から用い
られている塩素捕獲剤(一般には、ステアリン酸ツノル
シウム)を添加するのが一般的である。しかし、前記の
有機造核剤とともにステアリン酸カルシウノ・を添加す
る場合、下記のごとき問題点がある。
(1)前記イ1哉造核剤の造核効果が大幅に減少するた
め、透明性および剛性か低下する。
(2)ステアリン酸カルシウムの塩素捕獲作用(■1」
和作用)の結果、生じるステアリン酸は成形(火の腐蝕
、ブリードアラなどの問題を引き起す。
(3)得られる組成物の成形物を#、l酷な条件(たと
えは、電子線または紫外線照射)下に置くと、ステアリ
ン酸カルシウムまたはステアリン酸の分解に起因する−
と考えられる変色、臭いの発生などがある。
一方、前記有機造核剤を含む組成物にステアリン酸カル
シウムを添加しないと、前記したごとく1]5iiハロ
ゲン化または脱ノ・ロゲン化水素化が生じるばかりでな
く、ベンジリデンソルビトールかノ\ロゲンまたはハロ
ゲン化水累によって分解し易くなり、透明性および剛性
の発現が不安定となる0さらに、ハロゲンまたはノ・ロ
ゲン化水素は該X11成物の分解(劣化)を促進させた
り、成形機の爬蝕を進行させたりする。
清)発明の構成 以上のことから、本発明溝毎は、JA明性が良好である
ばかりてなく、剛性についてもすぐれたプロピレン系中
合体を衝ることについて種々探索した結果、 (A)プロピレン系重合体 100重量部、(13) 
 ジベンジリデンソルビトール 0.05〜10屯し、
11部 および (C)  ゼオライト−アルカリ土類金属塩複合体00
1〜10重則部 からなるプロピレン系重合体組成物が、透明性が良好で
あり、かつ剛性についてもすぐれたプロピレン系重合体
であることを見出し、本発明に到達した。
[IV]  発明の効果おまひ用途 本発明によって得られるプロピレン系重合体組成物は下
記のごとき効果を発揮する。
(11透明性がすぐれている。
(2)剛性が良好である。
(3)使用されるプロピレン系重合体中に前記の触媒残
渣を微駄含んでいたとしても、成形物を長時間または苛
酷な条件下で使用し−Cも、lF’1ノ−ロゲン化ま゛
たは脱ノhロゲン化水素イヒカ一本1ノもパノ)−Cλ
つ12かであるため、着色、劣化、嗅シ)の’61生も
Jl”7:Tに少ない。
以上のことは、添加される塩、j、p +ノl−ヅJ)
レシウt・ゼオライトが塩素捕獲能を有してし)るのみ
/よら1″、造核能の役目を保有するものと考えらλす
る。すなわち、 (1)塩基性カルシウムゼオライトの塩素捕a”2 r
le によってプロピレン系重合体のI) Hカス−に
カ一イ、た〜)に酸性雰囲気下で不安定なジベンジリデ
ンソルビトールのゲル化能が低下せず、安定11’;J
 (二IV)(限発揮されるから、透明ヤ1および剛性
の% &) −(良好なものが得られる。
(2)塩基性カルシウムゼオライトの造核能(二、Lつ
で透明性および剛性がさら(二面−1−する。
である。
本発明によって得られる組成物Uお以−にのごとき効果
を発揮するために多方i1+ii−わたって(j4 I
I−)〜ることかできる。代表的な用途を1記(1示づ
−6(1)注射針用プロテクター、注射筒、試験管、シ
ャーレなどのデイスポーサブル医療器具(2)各秤包装
制、容器類などの食品用品(3)その他の用途として、
各種の家電部品、自動用部品、一般雑貨 fV]  発明の詳細な説明 (5)プロピレン系重合体 本発明において使用されるプロピレン系重合体はプロピ
レン単独重合体ならびにプロピレンと少1’、j、 (
一般には、多くとも15重重%、好ましくはIO重量%
以−ド、好適には7重量%す、下)のエチレンおよび/
または他のα−オレフィン(通常、炭素数は12個以下
)とのランダム共正合体が望ましい。また、ノルドフロ
ーインデックス(jlsK −6758にしたがい、温
度が230’Cおよび荷重が2.16kgの条件下で測
定、以下[MFLJと云う)は一般には0.01〜L’
00,9/10分であり、002〜509/10分であ
り、特に01〜50 g/ ] O分が好適である。M
 P 1が001β/10分末?1.’l’、iのプロ
ピレン系重合体を使J旧するならば、得られる組成物の
成形性が悪いために実用的でない。一方、100,97
10分を11梠えたプロピレン系重合体を用いると、成
形性は良好であるが、機械的特性(殊に、耐衝撃性)か
劣る。さらに、結晶性としては、融点(走査型示差?j
A ii計での融解ピーク温度)が少なくとも】25°
Cのものが望ましく、とりわけ130′cす、上のもの
が好適である。融点が125℃未満のものを使うならば
、得られる組成物の機械的特性(たとえは、曲は剛性率
)が満足し街るものではないために好ましくない。
本発明において用いられるプロピレン系重合体ハフロピ
レンを単独またはプロピレンとエチレンおよび/もしく
は他のα−オレフィンとを遷移金属化合物(たとえば、
チタン化合物)または担体(たとえは、マグネシウム化
合物、その処理物)に担持された遷移金属化合物と有機
金属化合物(通常、有機アルミニクム化合物)から得ら
れる触媒系(いわゆる、チーグラー・ナツタ触媒)の存
在下で単独爪台またはランダム共重合させることによっ
て11)しれるものである。また、組合方法としても、
いわゆるスラリー車合θモ、溶液重合法、気相申合θ1
、のいずれのプロセスでもよい。これらの重合体は広く
知られており、工業的に製造されているものである。
(1,3)ジベンジリデンソルビトールまた、本発明に
おいて用いられるジベンジリデンソルビトールは、その
代表的なものの一般式カ下式〔(1)式〕で示されるも
のがあげられる。
I       R2 −1 (1)式において、I(’、R2およびR”はそれぞれ
同一でも異種でもよく、水素原子または炭素数が多くと
も12個のアルキル基または炭素数が多くとも8個のア
ルコキシ基またはハロゲンj!11子である。
本発明においては、この(1)式のR1、R2および1
%3がそれぞれ水素原子または炭素数が多くとも8個の
アルキル基またはハロゲン原子のものが好ましく、特に
水素原子または炭素数が多くとも4個のアルキル基また
は塩素原子のものが好適である。
本発明において好適なジベンジリデンソルビトールの代
表例としては、(R3)2.4−ジ(ベンジリデン)ソ
ルビトーノペ (1,,3) 2.4−ジ(パラメチル
ベンジリデン)ソルビトーノペ 1.3−(o−p−エ
チルベンジリデン) −2,4−(P−メチルベンジリ
デン)ソルビトール、1.3−(○−p−メチルベンジ
リチン)−2,4−ペンジリテンフルビトールおよび1
..3−(0−P−ジクロロベア i) J fン) 
−2,4−(P−メチルベンジリチン)ソルビトールが
あげられる。
(C)  ゼオライト−アルカリ土類金属塩複合体さら
に、本発明において使われる「ゼオライト−アルカリ土
類金属塩複合体」(以下「複合体」と云う)はゼオラ−
()と難溶性アルカリ土類金属塩からなる複合体である
。ゼオライトとしては、A型、X411ソ、Y型、J9
型、モルデナイト、アナルサイト、ソーダライト族アル
ミノ珪酸塩、アルミノニー1酸塩、クリノプチロライト
、エリオナイトおよびヂャバサイトがあけられる。これ
らの多くはナトリウム型であるが、樹脂添加剤として使
用する場合にはナトリウムイオンを周tlJi律表第2
放または第4放金属イオンで交換したものが望ましい。
とりわけ、カルシウムイオンでイオン交換された金属置
換A型ゼオライトおよびソーダライト族アルミノ珪酸塩
をII(’んで用いることができる。
さらに、アルカリ干、n′」金属塩としては、酸化物、
水酸化物、珪酸塩、アルミン酸塩、リン酸塩およびホウ
酸塩があけられる。アルカリ土類金属塩のうち、)Jル
ンウム塩、マダイ・ノクム塩およびバリウム塩が望まし
く、とりわけ力ルシクム塩(2Ffi以」−の複合的塩
も含む)が好適である。
本発明において使用される該複合体はあらかじめ個々に
調整したゼオライトスラリーとアルカリ1:、類金属塩
スラリーとを混合する方/1:、ゼオライトスラリー中
において難溶性アルカリ土類金属塩を生成させる方法お
よび難溶・メi−アルカリ上’IrE金人・ハ塩が生成
するさいにゼオライトスラリーを混合させる方法があげ
られる。本発明の複合体の製造方法および物性などは特
開昭57−67021−写公報明細書に詳細に記載され
ているものである。
(DI  組成割合(配合割合) 100重量部の前記プロピレン系重合体に対するジベン
ジリデンソルビトールの組成割合は0.05〜1.0重
量部であり、0.1〜10小H部が好ましく、特に0.
1−0.7重μ汀(にが好適である。100車量部のプ
ロピレン系重合体に対するジベンジリf 7 ソ/lz
 ヒ)  /lz ノMi /J5.割合が0.054
f :、:土?:’IS末’d:Aiでは、プロピレン
系重合体の透明性を改良することができない。一方、1
0重量部を越えたジベンジリデンソルビトールを配合し
たとしても、さらに透明性を向上することができない。
また、100重量部のプロピレン系重合体に対する複合
体の組成割合は0.01〜1.0”Jj’Frk部であ
り、0.01〜05重量部が望ましく、とりわけ001
〜02重111部が好適テアル。100重量?413の
プロピレン系重合体に対する複合体の組成割合が(1,
01屯;l;’、 :SIS未’h:(、iでは、得ら
れる組成物の透明用、剛性および4:’3色性がよくな
い。一方、10重:lj ’jrllを越えた複合体を
配合したとしても、さらに透明性、剛性、6色性を改良
することができない。
(]C)即成物の製造など 本発明の組成物を製造するには、前記プロピレン系重合
体、ジベンジリデンソルビトールおよび複合体を均一に
混合することによって目的を達成することができる。混
合方法はプロピレン系LD9合体の分野において通常使
われ−Cいる押出機、ミギシングl’J −/L/ 、
ニーダ−、ロールミル、パンバリーミキサーおよび連続
ミキサーのごとき混合機を用いてプロピレン系重合体が
溶融状態で混練する方法があるが、あらかじめこれらの
混合機のうち一種を使用して混合し、得られる混合物を
同種または他廿の混合機を使って混合することによって
一層均一状に処理物または組成物を得ることができる。
また、これらの混合を実施する前にあらがじめドラムタ
ンブラ−およびヘンシェルミキサーのごとき混合機を使
用してドライフレンドし、得られる混合物をさらに溶融
混練することによって−i均一状に組成物を得ることが
てきる。さらに、これらの混合成分(組成成分)のうち
一部をあらかじめ混合していわゆるマスターバッチを製
造し、得られるマスターバッチ(混合物)と残りの混合
成分とを混合してもよい。
このようにして得られたプロピレン系重合体の組成物を
そのまま使用してもよいが、その使用目的に応じてプロ
ピレン系重合体の分野において一般に配合されている酸
素、光(紫外線)および熱に対する安定剤、難燃化剤、
滑剤、加]二性改良剤、充填剤、着色剤、帯電防止剤、
゛心気的特性改良剤および接着・龍改良剤のごとき添加
剤を本発明のプロピレン系重合体の組成物が有する前記
の特徴(効果)がそこなわない範囲ならば添加してもよ
い。
このようにして得られたプロピレン系重合体組成物また
はその配合(添カロ)物はプロピレン系重合体の分野に
おいて一般に行なわれている押出成形状、中空成形法お
まひ創出成形法のごとき加工方法によってフィルム状、
シート状、容器状などの形状を有する成形物に成形され
、多方面にわたって利用される。
」)1]記の混合物を製造するさいに溶融混練りすると
きの混練りl’n:llνおよび該加]二方法によって
成形物を製造干る場合の成形温度は、いずれも混合成分
であるプロピレン系重合体の軟化点り、−にである。
しかし、これらの温度が高い温度で実施するならは、プ
ロピレン系重合体が熱劣化を生じる。これらのことから
、これらの温度は通常180〜250°Cか好ましい。
帥 実施例および比較例 り、下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明す
る。
なお、実施例および比較例におりて、融点は走査2(ソ
示差熱;1;訓(パーキン エルマ社製、タイプ]) 
S CIf 型) ’c使用シ、昇?:++’r速度が
10’C/分の条件て吸熱ビークl:、:r度を測定し
て求めた。また、〜イズはASi”i’vl  I)−
1003にしたがい、反射透過率計(弁上色彩技術研究
所社製、タイプHR−100)を用いて測定し、黄色度
(以下「Y、 1゜1と云う)はJ I S  K−’
71.03にしたがい、色差計(スガ試験機社製、タイ
プ カラコンピューターSM−Z−8CH)を使って測
定した。さらに、剛性はASTM’  D−747にし
たがって測定した。
なお、実施例および比較例において使用したプロピレン
系重合体、ジベンジリデンソルビトール、造核剤および
ゼオライト−アルカリ上ゑ′」金属塩複合体の物性、種
類などを下記に示す。
〔(5)プロピレン系重合体〕 プロピレン系重合体として、M、 L” lが35g/
10分であるプロピレン−エチレンランダム共重合体〔
融点 155℃、エチレン含有 199重部、残留塩素
含有量23ppm、す、下11P(A)Jと云う〕、M
FIが10,9/10分であるブコピレンーエチレンラ
ンダム共重合体C融点]、 45°C、エチレン含量 
4.1重量%、残留塩素含有量21 ppm、 以下「
PP(B)」と云う〕およびM I” 、Iが9.!!
/10分であるプロピレン単独重合体〔融点 165℃
、残留塩素含有量151)I)m、以下「PP(0月と
云う〕を使用した。
C(B)  ジベンジリデンソルビトール〕ジベンジリ
デンソルビトールとして、(13)2.4−ジ(ベンジ
リデン)ソルビトール〔以下「化合物(1)」と云う〕
および(1,3)2.4−ジ(バラメチルベンジリデン
)ソルビトール〔以、下「化合物(2)」と云う〕を使
った。
〔(C)造核剤〕
造核剤として、安息香酸す+リウム(以下「Na−l3
Z」と云う)を用いた。
[(,1))  ゼメライトーアルカリ土類金属塩複合
体〕ゼオライト〜アルカリ土類金属塩複合体として、ノ
Jルシウノ・A型ゼオライトとアルミン酸カルシウムク
o−jイドの1.1複合体CO,75CaO−Q、25
NazOA120a・2Si024.5H20/3Ca
OA120:+・CaC/hlolI□O,す、−ド「
複合体(I)」と云う〕を使用した。
実施例 1〜5、比較例 1〜6 100重量部のプロピレン系重合体ならびに第1表に配
合量が示されるジベンジリデンソルビトール(以下「D
BS」と云う)およびゼオライト−アルカリ土類金属塩
複合体(以下「複合体」と云う)またはステアリン酸カ
ルシウム(す、+「Ca−S tJと云う)ならびに酸
化防止剤として01重量部のオクタデシル−3−(3,
5−ジー第三級−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート(ただし、比較例6ではQ、li量のサイ
クリックイ・オペンタンビス(オクタデシルフォスファ
イト)ジステアリルペンタエリスリトールジフォスファ
イトを使用)およびo11重部のステアリルモノグリセ
リドをスーパーミギサー(内容 2゜l)を使用してそ
れぞれ5分間混合(トライブレンド)を行なった。得ら
れた各混合物を化合物(2)を使用する場合では造杼温
度が200’C(その他については200°C)の条件
下で単軸押出機(径4.0 mm )を使って混練しな
がらペレットを製造した。得られたそれぞれのペレット
を50オンスの射出成形機(射出圧力 650に!7/
Cr/l)を用いて樹脂i’l’la曳が230 ”C
:の条件下で厚さが2朋の平板を製造した。また、熱プ
レス機(樹脂温度 230℃、月−力 50 kg/C
r1l )を使用して厚さが1闘の中板を製造した。こ
のようにして衛られたペレットのM li” I 、 
l′、!さが2m711の平板のヘイズおよびY。
1、ならびに厚さが1 mmの剛性を測定した。それら
の結果を第1表に示す。また、厚さが2mmの平板ニ対
して3メガランドのγ線(コバルト−60)を照射し、
Y、1.の測定および臭いテストを行なった。それらの
結果を第1表に示す。
実施例1〜5によって得られた成形物およびγ線照射後
の成形物は、いずれも臭いの発生がほとんど認められな
かった。これに対し、比較例1、;3および5によって
iLjられた成形物はγ線照射後においてl)yいの発
生が認められた。また、比較例2.4お、よび6によっ
て得られた成形物は使用したI) 13 Sの分解によ
ると考えられる臭いの発生が認められた。
以−1−の実施例および比較例の結果から、本発明によ
って得られる組成物は、すべて透明性および剛性がすぐ
れているばかりでなく、γ線照射による着色もほとんど
なく、さらに成形物およびγ線照射された成形物の臭い
の発生もほとんど認められないことが明白である。これ
に対し、複合体のかわりにCa−8Lを配合させること
によって得られる組成物は、γ線照射によって臭いの発
生が認められ、複合体およびCa−8Lを配合しない場
合、得られる組成物は透明性が劣り、I) B Sの分
解によると7そえられる臭いが発生ずる。
313−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (Δ)ブ「jピレン系重合体 100重量部、(13)
      ジベンジリデンソルビトール 0.05〜]0屯i
    i−:、 、((,1も および (C)  ゼオライト−アルカリ土類金属塩複合体O(
    ) 1−〜10 重量ンτIS からなるプロピレン系重合体組成物。
JP5866383A 1983-04-05 1983-04-05 プロピレン系重合体組成物 Granted JPS59184238A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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