JPS5918388B2 - N,n′−ビス(フェニルカルバモイルメチル)アミジン及びその製造法 - Google Patents
N,n′−ビス(フェニルカルバモイルメチル)アミジン及びその製造法Info
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- JPS5918388B2 JPS5918388B2 JP11942578A JP11942578A JPS5918388B2 JP S5918388 B2 JPS5918388 B2 JP S5918388B2 JP 11942578 A JP11942578 A JP 11942578A JP 11942578 A JP11942578 A JP 11942578A JP S5918388 B2 JPS5918388 B2 JP S5918388B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式:
□−cH2−珪NH勿
(式中Rは水素又はメチル基であり、R2及びR6は水
素又はメチル基又はエチル基である、但しR、R2及び
R6は同時に水素を表わさないものとする)で示される
N−N−ビス(フエニルカルバモイルメチル)アミジン
又はその薬学的に許容し得る酸付加塩の製法において、
式:(式中R2及びR6は上記のものを表わす)で示さ
れるアミノアセトアニリドを式:(式中YはNH又は(
0R’)2 であり、R’は炭素原子数4までのアルキ
ルである)で示される活性酸誘導体と反応させ、必要に
応じこうして得られたYがNHである生成物を薬学的に
許容し得る酸と反応させて酸付加塩を得ることを特徴と
する、N −N’−ビス(フエニルカルバモイルメチル
)アミジン又はその薬学的に許容し得る酸付加塩の製法
。
素又はメチル基又はエチル基である、但しR、R2及び
R6は同時に水素を表わさないものとする)で示される
N−N−ビス(フエニルカルバモイルメチル)アミジン
又はその薬学的に許容し得る酸付加塩の製法において、
式:(式中R2及びR6は上記のものを表わす)で示さ
れるアミノアセトアニリドを式:(式中YはNH又は(
0R’)2 であり、R’は炭素原子数4までのアルキ
ルである)で示される活性酸誘導体と反応させ、必要に
応じこうして得られたYがNHである生成物を薬学的に
許容し得る酸と反応させて酸付加塩を得ることを特徴と
する、N −N’−ビス(フエニルカルバモイルメチル
)アミジン又はその薬学的に許容し得る酸付加塩の製法
。
6式:
(式中Rは水素であり、R2及びR6はメチル基又はエ
チル基である)で示されるN −N’−ビス(フエニル
カルバモイルメチル)アミジン又はその薬学的に許容し
得る酸付加塩の製法において、式:(式中R2及びR6
は上記のものを表わす)で示されるアミノアセトアニリ
ドを、第3級アミンの存在て式:(式中R’は炭素原子
数4までのアルキルである)で示される活性酸誘導体と
反応させることを特徴とするN −N’−ビス(フエニ
ルカルバモイルメチル)アミジン又はその薬学的に許容
し得る酸付加塩1法。
チル基である)で示されるN −N’−ビス(フエニル
カルバモイルメチル)アミジン又はその薬学的に許容し
得る酸付加塩の製法において、式:(式中R2及びR6
は上記のものを表わす)で示されるアミノアセトアニリ
ドを、第3級アミンの存在て式:(式中R’は炭素原子
数4までのアルキルである)で示される活性酸誘導体と
反応させることを特徴とするN −N’−ビス(フエニ
ルカルバモイルメチル)アミジン又はその薬学的に許容
し得る酸付加塩1法。
発明の詳細な説明
本発明は一般式:
(式中Rは水素又はメチル基であり、R2及びR6はメ
チル基又はエチル基である、但しR.R2及びR6は同
時に水素を表わさないものとする)で示されるN−N5
−ビス(フエニルカルバモイルメチル)アミジン又はそ
の薬学的に許容し得る酸付加塩に関する。
チル基又はエチル基である、但しR.R2及びR6は同
時に水素を表わさないものとする)で示されるN−N5
−ビス(フエニルカルバモイルメチル)アミジン又はそ
の薬学的に許容し得る酸付加塩に関する。
すぐれた置換フエニノ堪には、2・6−ジメチルフエニ
ル及び2●6−ジエチルフエニル基が包含される。
ル及び2●6−ジエチルフエニル基が包含される。
本発明のすぐれた化合物は、N−N″−ビスイミデート
エステルはアミド銀塩をヨ一化アルカリと反応させるか
又はアミドをメーヤワイン塩(Meerweinsal
t)の如き強アルキル化剤(たとえばトリアルキルオキ
ソニウムトリフルオロボレート)と反応させることによ
つて製造することもできる。
エステルはアミド銀塩をヨ一化アルカリと反応させるか
又はアミドをメーヤワイン塩(Meerweinsal
t)の如き強アルキル化剤(たとえばトリアルキルオキ
ソニウムトリフルオロボレート)と反応させることによ
つて製造することもできる。
使用する活性酸誘導体がオルトエステルである場合に?
ζ反応はエタノールの如き適当な溶媒中〔式中R,.R
2、R6は上記のものを表わし、YはNH又は(0R5
)2であり、R牡炭素原子数4までのアルキノレ基であ
る〕使用した活性酸誘導体がイミデートエステルである
場合には、反応は20〜80℃の温度で不活性溶媒、好
ましくはエタノール中で行なうのが有利である。
ζ反応はエタノールの如き適当な溶媒中〔式中R,.R
2、R6は上記のものを表わし、YはNH又は(0R5
)2であり、R牡炭素原子数4までのアルキノレ基であ
る〕使用した活性酸誘導体がイミデートエステルである
場合には、反応は20〜80℃の温度で不活性溶媒、好
ましくはエタノール中で行なうのが有利である。
本発明の化合物のこの合成において中間体として使用し
たイミデートエステルは下記反応によつてニトリルをア
ルコールと反応させることにより製造することができる
。
たイミデートエステルは下記反応によつてニトリルをア
ルコールと反応させることにより製造することができる
。
はイミデートエステル及びオルトエステルを使用して前
記した方法と同様であるが、アミドアセタールは特に反
応性であるので反応条件は温和である。
記した方法と同様であるが、アミドアセタールは特に反
応性であるので反応条件は温和である。
使用する活性酸誘導体がCl2CHOR′である場合に
は、反応は第3級アミンの存在下に行なわれ、そして得
られる生成物はホルムアミジンである。
は、反応は第3級アミンの存在下に行なわれ、そして得
られる生成物はホルムアミジンである。
これはかかるホルムアミジンの合成のために特に有用な
方法である。中間体置換2−アミノアセトアニリドは適
当に置換されたアニリンを2−クロロアセチルクロリド
の如き2−ハロアセチルハライドと反応させて置換され
た2−ハロアセトアニリドを形成し、次いでこの化合物
をアンモニアと反応させることによつて製造することが
できる。
方法である。中間体置換2−アミノアセトアニリドは適
当に置換されたアニリンを2−クロロアセチルクロリド
の如き2−ハロアセチルハライドと反応させて置換され
た2−ハロアセトアニリドを形成し、次いでこの化合物
をアンモニアと反応させることによつて製造することが
できる。
この種の化合物の合成は下記反応式に従う。或いは、置
換2−アミノアセトアニリドはペプチド合成において良
く知られた方法によつてカツプリング剤の存在下に適当
に置換されたアニリンをN一保護されたα−アミノ酸ど
反応させることにより製造することができる。
換2−アミノアセトアニリドはペプチド合成において良
く知られた方法によつてカツプリング剤の存在下に適当
に置換されたアニリンをN一保護されたα−アミノ酸ど
反応させることにより製造することができる。
反応は下記の如く表わすことができる:及びN−エトキ
シカルボニル−2−エトキシ−1・2−ジヒドロキノリ
ン(EEDQ)を包含する。
シカルボニル−2−エトキシ−1・2−ジヒドロキノリ
ン(EEDQ)を包含する。
合成が達成された後、保護基はペプチド合成の分野にお
いて常用の方法により除去される。本発明の化合物は当
分野において慣用の方法により医薬として許容し得るそ
れらの酸付加塩に転化することができる。本発明の医薬
として許容し得る塩はこれらの塩であり、その酸成分は
意図する投与において薬理学的に許容され得るものであ
る。好適な塩は無機酸又は有機酸から製造された塩であ
る。かかる酸には塩化水素酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸
、スルフアミン酸、ポリリン酸、リン酸、グリセロリン
酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、コハク酸、グリコール
酸、2・3−ジーヒドロキシプロピオン酸、サツカリン
酸、グルコン酸、ラクトビオン酸(1aCtbiOni
caeid)、フエニル酢酸、シクロヘキサンカルボン
酸、マレイン酸、フマール酸、乳酸、クエン酸、リンゴ
酸、しようのう酸、安息香酸、酒石酸、アスパラギン酸
、サリチル酸、フタル酸、メタンスルホン酸、エタンス
ルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、
ニコチン酸、アスコルビン酸、及び同様なものが包含さ
れる。好ましい酸は塩化水素酸、臭化水素酸、酢酸、安
息香酸及びp−トルエンスルホン酸である。本発明の化
合物は、1個又はそれより多くの不斉炭素原子を有する
。
いて常用の方法により除去される。本発明の化合物は当
分野において慣用の方法により医薬として許容し得るそ
れらの酸付加塩に転化することができる。本発明の医薬
として許容し得る塩はこれらの塩であり、その酸成分は
意図する投与において薬理学的に許容され得るものであ
る。好適な塩は無機酸又は有機酸から製造された塩であ
る。かかる酸には塩化水素酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸
、スルフアミン酸、ポリリン酸、リン酸、グリセロリン
酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、コハク酸、グリコール
酸、2・3−ジーヒドロキシプロピオン酸、サツカリン
酸、グルコン酸、ラクトビオン酸(1aCtbiOni
caeid)、フエニル酢酸、シクロヘキサンカルボン
酸、マレイン酸、フマール酸、乳酸、クエン酸、リンゴ
酸、しようのう酸、安息香酸、酒石酸、アスパラギン酸
、サリチル酸、フタル酸、メタンスルホン酸、エタンス
ルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、
ニコチン酸、アスコルビン酸、及び同様なものが包含さ
れる。好ましい酸は塩化水素酸、臭化水素酸、酢酸、安
息香酸及びp−トルエンスルホン酸である。本発明の化
合物は、1個又はそれより多くの不斉炭素原子を有する
。
置換基Rは不斉炭素原子(たとえば置換基がSec−ブ
チルである場合)を含有することができる。これらの不
斉炭素原子の存在は一般に光学活性、即ちその物質の溶
液を通過する平面偏光(Plane−POlarize
dllght)の回転を生ぜしめる。各不斉炭素原子は
右旋性形態又は左旋性形態で存在することができる。単
一不斉炭素原子が分子中に存在する時、その化合物は等
モル量の右旋性(ト)形態及び左旋性(へ)形態から成
るラセミ体(RacemicmOdificatiOn
)にて一般に得られる。これらは公知の分割方法によつ
て分離(分割)することができる。一つの方法において
、ラセミ体をd一酒石酸の如き光学的に活性な酸と反応
させることにより光学的に活性な化合物の塩が形成され
得る。一般に異なつた特性及び異なつた溶解度を持つ2
種類の生成物が得られ、従つて分別結晶により分離する
ことができる。塩を分別結晶によつて分離した後、該化
合物の純粋な(イ)又は(ハ)異h体が酸を除去するこ
とによつて再生される。すべての光学異性体は本発明の
範囲内に包含される。
チルである場合)を含有することができる。これらの不
斉炭素原子の存在は一般に光学活性、即ちその物質の溶
液を通過する平面偏光(Plane−POlarize
dllght)の回転を生ぜしめる。各不斉炭素原子は
右旋性形態又は左旋性形態で存在することができる。単
一不斉炭素原子が分子中に存在する時、その化合物は等
モル量の右旋性(ト)形態及び左旋性(へ)形態から成
るラセミ体(RacemicmOdificatiOn
)にて一般に得られる。これらは公知の分割方法によつ
て分離(分割)することができる。一つの方法において
、ラセミ体をd一酒石酸の如き光学的に活性な酸と反応
させることにより光学的に活性な化合物の塩が形成され
得る。一般に異なつた特性及び異なつた溶解度を持つ2
種類の生成物が得られ、従つて分別結晶により分離する
ことができる。塩を分別結晶によつて分離した後、該化
合物の純粋な(イ)又は(ハ)異h体が酸を除去するこ
とによつて再生される。すべての光学異性体は本発明の
範囲内に包含される。
本発明の化合物は心臓不整脈(Cardiacarrh
ythmias)を治療するのに有用である。
ythmias)を治療するのに有用である。
この目的で使用される場合には、該化合物は医薬化合物
の通常の投与様式によつて、たとえば経口的に又は非経
口的に投与することができる。それらは常用の製薬用賦
形剤と組合わせることができ、そして錠剤、カプセノ蛸
リ及び同様なものの如き通常の投与形態にて配合するこ
とができる。本発明の化合物の抗不整脈(Anti al−Rhythmic)効能は標準試験法により種々
の型の心臓不斉脈に対するそれらの効果によつて証明す
ることができる。
の通常の投与様式によつて、たとえば経口的に又は非経
口的に投与することができる。それらは常用の製薬用賦
形剤と組合わせることができ、そして錠剤、カプセノ蛸
リ及び同様なものの如き通常の投与形態にて配合するこ
とができる。本発明の化合物の抗不整脈(Anti al−Rhythmic)効能は標準試験法により種々
の型の心臓不斉脈に対するそれらの効果によつて証明す
ることができる。
かくして、ウーアバイン(0uabain)で誘発され
た必室頻脈(Ventriculartacllyca
rdia)に対する該化合物の有効囲は下記の方法によ
り評価された。
た必室頻脈(Ventriculartacllyca
rdia)に対する該化合物の有効囲は下記の方法によ
り評価された。
7k9乃至12kg間の体重を有する両方の性のモング
レノ吠(MOngreldOgs)をナトリウムペント
バルビタール、30mク/Kg、静脈内、により麻酔し
た。
レノ吠(MOngreldOgs)をナトリウムペント
バルビタール、30mク/Kg、静脈内、により麻酔し
た。
大腿動脈(FemOralaI′Tery)にカニユー
レを挿人し、動脈血圧をストリツプチャートレコーダに
接続した圧力変換器により測定した。平均動脈血圧は電
子工学的に誘導された。右迷走神経を切断し(Sect
iOned)そしてその遠位端部(Distalend
)を50サイクル/秒の頻度で刺戟した。各動物の刺戟
電位を薬物投与に先立ち測定し、それは3〜4ボルトの
範囲であつた。実験全体を通じて、誘導心電図(Lea
delectrOGrdiOgram)を連続的に記録
した。
レを挿人し、動脈血圧をストリツプチャートレコーダに
接続した圧力変換器により測定した。平均動脈血圧は電
子工学的に誘導された。右迷走神経を切断し(Sect
iOned)そしてその遠位端部(Distalend
)を50サイクル/秒の頻度で刺戟した。各動物の刺戟
電位を薬物投与に先立ち測定し、それは3〜4ボルトの
範囲であつた。実験全体を通じて、誘導心電図(Lea
delectrOGrdiOgram)を連続的に記録
した。
本発明の化合物及び標準化合物の抗不整脈活性も又Lu
cchesi又びHardmanlJ.Pharmac
Ol.Exp.Therap.、13、372−81.
1961、の方法の修正法に従つて決定された。ウーア
バインを40μ7/K9の投与量で注入し、30分を経
過した後心室又は結節頻脈(NOdaltachyca
rdia)が生じるまで15分毎に10ttt/K9を
注入した。不整脈は、右迷走神経刺戟が洞房ペースメー
カー(SinO−Atrial[Cemaker)の速
度を変えないことによつて洞房ペースメーカーに依存し
ないことが示された。心室リズムは20分間連結せしめ
、次いで試験薬物を投与した。未処理の対照犬において
は不整脈は少なくとも2時間持続した。試験犬は不整脈
が逆転する(Reverse)まで滴定により投与した
。抗不整脈活性に対する判定基準は下記の通りである。
(1)薬物投与(静脈内)の後数分以内に正常な洞リズ
ム(SirllSrhythm)への逆転(2) 30
分又はそれ以上の洞リズムの維持(3)右迷走神経刺戟
が逸所心室搏動・(EctOpicventricul
arbeats)を誘発(Trigger)しないこと
。
cchesi又びHardmanlJ.Pharmac
Ol.Exp.Therap.、13、372−81.
1961、の方法の修正法に従つて決定された。ウーア
バインを40μ7/K9の投与量で注入し、30分を経
過した後心室又は結節頻脈(NOdaltachyca
rdia)が生じるまで15分毎に10ttt/K9を
注入した。不整脈は、右迷走神経刺戟が洞房ペースメー
カー(SinO−Atrial[Cemaker)の速
度を変えないことによつて洞房ペースメーカーに依存し
ないことが示された。心室リズムは20分間連結せしめ
、次いで試験薬物を投与した。未処理の対照犬において
は不整脈は少なくとも2時間持続した。試験犬は不整脈
が逆転する(Reverse)まで滴定により投与した
。抗不整脈活性に対する判定基準は下記の通りである。
(1)薬物投与(静脈内)の後数分以内に正常な洞リズ
ム(SirllSrhythm)への逆転(2) 30
分又はそれ以上の洞リズムの維持(3)右迷走神経刺戟
が逸所心室搏動・(EctOpicventricul
arbeats)を誘発(Trigger)しないこと
。
いくつかの動物においては不整脈の復帰
(Retum)は、心臓毒(C8rdiactOxic
ity)を誘発するのに十分な濃度のウーアバインの連
続した存在を証明するために、40単位の静脈内インシ
1リン(IntravenOusinsulin)を投
与することによつて引き起こされた。
ity)を誘発するのに十分な濃度のウーアバインの連
続した存在を証明するために、40単位の静脈内インシ
1リン(IntravenOusinsulin)を投
与することによつて引き起こされた。
静脈内投与のために薬物を生理学的食塩液に溶解しそし
て0.1TII/Kgの容量で与えた。
て0.1TII/Kgの容量で与えた。
経口投与のため薬物を胃の中に入れた管を通じて送り込
んだ。−[ヮw腸内投与のために腹部を開き、そしてカテ
ーテルを直接十二指腸内へと到るように位置させた。ア
セチルコリンにより誘発した心室細動 (VentricularfibrillatiOn)
に対する本発明の化合物の有効性は下記の方法により決
定された。
んだ。−[ヮw腸内投与のために腹部を開き、そしてカテ
ーテルを直接十二指腸内へと到るように位置させた。ア
セチルコリンにより誘発した心室細動 (VentricularfibrillatiOn)
に対する本発明の化合物の有効性は下記の方法により決
定された。
年令又は性を選ばず重量が10〜15k9の範囲のモン
グレル犬をペントバルビタール・ナトリウム30η/K
9の静脈内注入によつて麻酔した。各各の犬において、
ポリエチレンカニユーレを左大腿動脈に挿入し、そして
血圧測定用変換器に接続した。左大腿静脈にも薬物投与
の目的でカテーテルを挿入した。室内空気による人工換
気はハーバード式正圧呼吸器(HarvardpOsi
tive一FessurerespiratOr)によ
つてカフ付き気管内挿入管を通して維持された。誘導心
電図はオシロスコープにより連続的に監視され、すべて
の記録は8チヤンネルストリツブチヤート記録計により
なされた。
グレル犬をペントバルビタール・ナトリウム30η/K
9の静脈内注入によつて麻酔した。各各の犬において、
ポリエチレンカニユーレを左大腿動脈に挿入し、そして
血圧測定用変換器に接続した。左大腿静脈にも薬物投与
の目的でカテーテルを挿入した。室内空気による人工換
気はハーバード式正圧呼吸器(HarvardpOsi
tive一FessurerespiratOr)によ
つてカフ付き気管内挿入管を通して維持された。誘導心
電図はオシロスコープにより連続的に監視され、すべて
の記録は8チヤンネルストリツブチヤート記録計により
なされた。
胸骨中央部開胸の後、心膜を右心房(Rightatr
ium)から反転せしめ、そして胸壁に縫合してクレー
ドル(Cradle)を形成せしめる。アセチルコリン
の4%水溶液数滴を20ゲージニードルスパチュラによ
つて右心房に直接加えることにより選択的心房細動を誘
発せしめた。心房細動の期間は洞リズムが再び現われる
に必要な時間を心電図で見出すことにより決定された。
2種の対照の細動期間が得られた後、次いで医薬を静脈
内、経口又は−[ヮw腸内に投与した。
ium)から反転せしめ、そして胸壁に縫合してクレー
ドル(Cradle)を形成せしめる。アセチルコリン
の4%水溶液数滴を20ゲージニードルスパチュラによ
つて右心房に直接加えることにより選択的心房細動を誘
発せしめた。心房細動の期間は洞リズムが再び現われる
に必要な時間を心電図で見出すことにより決定された。
2種の対照の細動期間が得られた後、次いで医薬を静脈
内、経口又は−[ヮw腸内に投与した。
下記の時間間隔:薬物投与の後15、30、60及び1
20分にて心房細動を再誘発させることを試みた。薬物
の所定の投与量は、もしそれが上記時間間隔の何れかに
て心房不整脈の期間を有義に減少させるならば活性であ
ると考えられた。すべての薬物を遊離塩基として投与し
、結果をスチユーデンツテイ一試験(Student′
s″t゛Test)によつて分析した。
20分にて心房細動を再誘発させることを試みた。薬物
の所定の投与量は、もしそれが上記時間間隔の何れかに
て心房不整脈の期間を有義に減少させるならば活性であ
ると考えられた。すべての薬物を遊離塩基として投与し
、結果をスチユーデンツテイ一試験(Student′
s″t゛Test)によつて分析した。
心筋硬塞症(MyOcardialinfractiO
n)をシミユーレートする冠結紮後の心室不整脈(Ve
ntriculararrhythmias)に対する
本発明の化合物の効果は下記の方法により決定された。
n)をシミユーレートする冠結紮後の心室不整脈(Ve
ntriculararrhythmias)に対する
本発明の化合物の効果は下記の方法により決定された。
実験的心筋硬塞症をモングレル犬(10〜151<9)
においてペントバルビタール・ナトリウム30η/Ky
i.v.による全身麻酔下に且つハーバード式正圧呼吸
器により維持された人工呼吸下に生ぜしめた。
においてペントバルビタール・ナトリウム30η/Ky
i.v.による全身麻酔下に且つハーバード式正圧呼吸
器により維持された人工呼吸下に生ぜしめた。
無菌条件下に胸廓を第4番目の肋間隙で開いた。心膜を
切開し、左冠状動脈の前方降下枝を左心房付属器(1e
ftatria1appendage)の端から約8m
1離れたところで切り放した。2本の絹結紮糸を該動脈
の下を通し、そして血管をA.S.HaT−Ris.C
irculatlOnl、1318(1950)により
述べられた方法に従つて2段階にて結紮した。
切開し、左冠状動脈の前方降下枝を左心房付属器(1e
ftatria1appendage)の端から約8m
1離れたところで切り放した。2本の絹結紮糸を該動脈
の下を通し、そして血管をA.S.HaT−Ris.C
irculatlOnl、1318(1950)により
述べられた方法に従つて2段階にて結紮した。
心膜及び胸廓を閉じた後呼吸が自発性になつた時、動吻
を覚醒するまで、その後3〜4時間監督下に置いた。次
の日、手術後18時間動物は氷久的な期外収縮性不整脈
を引き起こした。
を覚醒するまで、その後3〜4時間監督下に置いた。次
の日、手術後18時間動物は氷久的な期外収縮性不整脈
を引き起こした。
この不整脈は5分間の全搏動を数えそして正常及び異常
なデポラリゼーシヨン(DepOlarizatiOn
)の数を観察することによつて定量化された。動吻はす
べて麻酔されていない状態で調べられた。誘導心電図を
連続的に記録し、その間動物をハーネス中に支持しそし
て静かな環境に維持した。これらの動物を手術に先立ち
心電図を記録する間静かにしているようにしつけた。調
べるべき薬物を上腕静脈中に直接に注入するか又はゼラ
チンカプセルに含有させて経口的に与えた。この調査に
含まれた判定基準は下記の通りであつた:(1)異所刺
戟による搏動(EctOpicbeats)の数は1分
間あたり全搏動数の30%以上であるべきである。
なデポラリゼーシヨン(DepOlarizatiOn
)の数を観察することによつて定量化された。動吻はす
べて麻酔されていない状態で調べられた。誘導心電図を
連続的に記録し、その間動物をハーネス中に支持しそし
て静かな環境に維持した。これらの動物を手術に先立ち
心電図を記録する間静かにしているようにしつけた。調
べるべき薬物を上腕静脈中に直接に注入するか又はゼラ
チンカプセルに含有させて経口的に与えた。この調査に
含まれた判定基準は下記の通りであつた:(1)異所刺
戟による搏動(EctOpicbeats)の数は1分
間あたり全搏動数の30%以上であるべきである。
(2)異常搏動の頻度は薬物投与に先立ち2時間の監視
期間中一定でなければならない。
期間中一定でなければならない。
薬物投与後、心電図を少なくとも4時間15分間隔で取
つた。
つた。
結果を異所刺戟による搏動の数の百分率減少として記録
した。本発明のすべての化合物は少なくとも上記の方法
の1つにおいていくらかの抗不整派活性を示した。
した。本発明のすべての化合物は少なくとも上記の方法
の1つにおいていくらかの抗不整派活性を示した。
下記の実施例により本発明を更に説明するが本発明はそ
れに限定されるものではない。
れに限定されるものではない。
実施例 1
N−N″−ビス〔(2・6−ジメチルフエニル)カルバ
モイルメチル〕アセトアミジン塩酸塩(水和物)エチル
アセトイミデート4.857(0.039モル)及び2
−アミノ−2′・6′−ジメチルアセトアニリド7.0
7(0.039モル)を無水エタノール75m1中に溶
解し、そして室温で2日間攪拌した。
モイルメチル〕アセトアミジン塩酸塩(水和物)エチル
アセトイミデート4.857(0.039モル)及び2
−アミノ−2′・6′−ジメチルアセトアニリド7.0
7(0.039モル)を無水エタノール75m1中に溶
解し、そして室温で2日間攪拌した。
生成した固体を濾過器上に捕集し、エタノールから再結
晶し、そして60℃で真空下に一夜乾燥した。融点24
0−241℃。実施例 2 この実施例はN−N5−ビス〔(2・6−ジメチルフエ
ニル)カルバモイルメチル〕アセトアミジン塩酸塩の別
の製造方法を説明する。
晶し、そして60℃で真空下に一夜乾燥した。融点24
0−241℃。実施例 2 この実施例はN−N5−ビス〔(2・6−ジメチルフエ
ニル)カルバモイルメチル〕アセトアミジン塩酸塩の別
の製造方法を説明する。
2−アミノ−2′・6′−ジメチルアセトアニリド10
V(0.056モル)及びトリエチルオルトアセテート
5.14m1(4.557、0.028モル)を一緒に
し、そして油浴中で100℃にて1時間加熱した。
V(0.056モル)及びトリエチルオルトアセテート
5.14m1(4.557、0.028モル)を一緒に
し、そして油浴中で100℃にて1時間加熱した。
残留物をジエチルエーテルでトリチユレートし、乾燥し
、そしてメタノールから再結晶した。融点242−24
4℃。実施例 3 本実施例はN−N′−ビス−〔(2・6−ジエチル)カ
ルバモイルメチル〕アセトアミジンの合成を説明する。
、そしてメタノールから再結晶した。融点242−24
4℃。実施例 3 本実施例はN−N′−ビス−〔(2・6−ジエチル)カ
ルバモイルメチル〕アセトアミジンの合成を説明する。
氷酢酸509m1中に溶解した2・6−ジエチルアニリ
ン89.547)0.6モル)にアセトン240m1中
に溶解した塩化クロロアセチル74.54y(0.66
モル)を加え、そして混合物を室温で1%時間室温で攪
拌した。
ン89.547)0.6モル)にアセトン240m1中
に溶解した塩化クロロアセチル74.54y(0.66
モル)を加え、そして混合物を室温で1%時間室温で攪
拌した。
約水500m1中に溶解した酢酸ナトリウム196.7
8yを加え、そして混合物を更に1時間攪拌した。生成
物を更に水を加えることによつて沈殿させた。固体沈殿
物を濾過により集め、水で洗浄し、そして60℃にて真
空下に一夜乾燥した。融点135−136℃。上記の如
くして製造した物質51.92y(0.23モル)をエ
タノール285m1及び水15m1の混合物中でスラリ
ー化し、そしてドライアイス/アセトン溶液中で冷却し
た。アンモニアガスを混合物が飽和されるまで混合物中
にバブリングし、そして混合物を圧カピンに入れ、6日
間放置した。次いで混合物をドライアイス/アセトン浴
中で冷却し、そして濾過した。濾液を真空下に蒸発させ
、そして残留物をクロロホルムでトリチユレートし、濾
過により集め、そして空気乾燥した。この物質42,0
7を氷水300me中にスラリー化し、そしてクロロホ
ルム150m1を加えた。混合物を激しく振とうした。
2N水酸化ナトリウム溶液5m1を分割して加え、各々
の添加後振とうした。
8yを加え、そして混合物を更に1時間攪拌した。生成
物を更に水を加えることによつて沈殿させた。固体沈殿
物を濾過により集め、水で洗浄し、そして60℃にて真
空下に一夜乾燥した。融点135−136℃。上記の如
くして製造した物質51.92y(0.23モル)をエ
タノール285m1及び水15m1の混合物中でスラリ
ー化し、そしてドライアイス/アセトン溶液中で冷却し
た。アンモニアガスを混合物が飽和されるまで混合物中
にバブリングし、そして混合物を圧カピンに入れ、6日
間放置した。次いで混合物をドライアイス/アセトン浴
中で冷却し、そして濾過した。濾液を真空下に蒸発させ
、そして残留物をクロロホルムでトリチユレートし、濾
過により集め、そして空気乾燥した。この物質42,0
7を氷水300me中にスラリー化し、そしてクロロホ
ルム150m1を加えた。混合物を激しく振とうした。
2N水酸化ナトリウム溶液5m1を分割して加え、各々
の添加後振とうした。
水性層を各回100m1のクロロホルムで抽出した。ク
ロロホルムの部分を一緒にし、炭酸カリウム上で乾燥し
、クロロホルムを真空下に除去した。生成物を冷却によ
り固化せしめ、室温で真空下に5時間乾燥して2−アミ
ノ−2ζ6′−ジエチルアセトアニリドを得た。融点7
0−71℃。2−アミノ−2′・σ−ジエチルアセトア
ニリド107(0.048モル)及びトリエチルオルト
アセテート4.44m1(3.937、0.024モル
)を一緒にし、そして油浴中で100℃にて1時間加熱
した。
ロロホルムの部分を一緒にし、炭酸カリウム上で乾燥し
、クロロホルムを真空下に除去した。生成物を冷却によ
り固化せしめ、室温で真空下に5時間乾燥して2−アミ
ノ−2ζ6′−ジエチルアセトアニリドを得た。融点7
0−71℃。2−アミノ−2′・σ−ジエチルアセトア
ニリド107(0.048モル)及びトリエチルオルト
アセテート4.44m1(3.937、0.024モル
)を一緒にし、そして油浴中で100℃にて1時間加熱
した。
残留物を室温に冷却せしめ、得られたゴム状固体をエー
テルでトリチユレートした。固体を濾過により集め、エ
ーテルで洗浄し、そして空気乾燥した。生成物をアセト
ニトリルから2回再結晶してN−N′−ビス〔(2・6
〜ジエチルフエニル)カルバモイルメチル〕アセトアミ
ジ7塩酸塩を得た。融点187−189℃。実施例 4 この実施例は本発明の化合物を合成する別の方法を説明
する。
テルでトリチユレートした。固体を濾過により集め、エ
ーテルで洗浄し、そして空気乾燥した。生成物をアセト
ニトリルから2回再結晶してN−N′−ビス〔(2・6
〜ジエチルフエニル)カルバモイルメチル〕アセトアミ
ジ7塩酸塩を得た。融点187−189℃。実施例 4 この実施例は本発明の化合物を合成する別の方法を説明
する。
2−アミノアセトアニリド塩酸塩0.82y(4.13
m1)、2−アミノアセトアニリド(遊離塩基)0.7
77(4.13ミリモル)を熱メタノール164m1中
に溶解した。
m1)、2−アミノアセトアニリド(遊離塩基)0.7
77(4.13ミリモル)を熱メタノール164m1中
に溶解した。
この溶液に、トリエチルオルトアセテート0.76m1
(0.677、4.13m1)を加えた。混合物を5分
間穏やかに加熱した。反応混合物を冷却し、反応生成物
をジエチルエーテルの添加により沈殿させた。土澄液を
デカントし、沈殿物をエーテルでトリチユレートし、濾
過器上で集めた。生成物をエタノールから再結晶し、乾
燥してN−マービス〔フエニルカルバモイルメチル〕ア
セトアミジン塩酸塩約300ηを得た。実施例 5無水
テトラヒドロフラン35m1中の2−アミノ−2″・6
しジメチルアセトアニリド3.0y及びトリ−n−ブチ
ルアミン1.56yの溶液を氷浴中で冷却し、無水テト
ラヒドロフラン5m1中のα・α−ジクロロメチルエー
テル0.977の溶液を滴下により加えた。
(0.677、4.13m1)を加えた。混合物を5分
間穏やかに加熱した。反応混合物を冷却し、反応生成物
をジエチルエーテルの添加により沈殿させた。土澄液を
デカントし、沈殿物をエーテルでトリチユレートし、濾
過器上で集めた。生成物をエタノールから再結晶し、乾
燥してN−マービス〔フエニルカルバモイルメチル〕ア
セトアミジン塩酸塩約300ηを得た。実施例 5無水
テトラヒドロフラン35m1中の2−アミノ−2″・6
しジメチルアセトアニリド3.0y及びトリ−n−ブチ
ルアミン1.56yの溶液を氷浴中で冷却し、無水テト
ラヒドロフラン5m1中のα・α−ジクロロメチルエー
テル0.977の溶液を滴下により加えた。
次いで混合物を室温に加温し、その温度で20時間攪拌
した。生成した白色固体を濾過により分離し、メタノー
ルから再結晶してN・N′−ビス〔(2・6−ジメチル
フエニル)カルバモイルメチル〕ホルムアミジン塩酸塩
が得られ、このものは分解を伴ない約235〜240℃
で融解する。参考例 本発明の抗不整脈性化合物を経口にて使用する場合には
、10〜150η、好ましくは35〜50T!!9の投
与量で錠剤又はカプセル剤の如き標準投与形態にて投与
することができる。
した。生成した白色固体を濾過により分離し、メタノー
ルから再結晶してN・N′−ビス〔(2・6−ジメチル
フエニル)カルバモイルメチル〕ホルムアミジン塩酸塩
が得られ、このものは分解を伴ない約235〜240℃
で融解する。参考例 本発明の抗不整脈性化合物を経口にて使用する場合には
、10〜150η、好ましくは35〜50T!!9の投
与量で錠剤又はカプセル剤の如き標準投与形態にて投与
することができる。
本発明に従つて有用である錠剤の例は下記の組成を有す
る:典型的な錠剤に対して前記した割合で成分を使用し
て、錠剤を下記の如く調製する。ラクトース及び細した
N−Nしビス〔(2・6−ジメチルフエニル)カルバモ
イルメチル〕アセトアミジン塩酸塩を適当なミキサー中
でブレンドする。次いで95%エチルアルコール中のポ
リビニルピロリドンの溶液を混合しながら加え、それら
の物質を均一に粒状化するまで混合する。次いでそれを
ミキサーから取り出し、40−45℃で8−16時間乾
燥し、次いで14−16メツシユ篩を使用して篩分けす
る。トウモロコシデンブン及びステアリン酸マグネシウ
ムを篩分けした粒状化物に加え、それを均一になるまで
混合する。次いでそれを400ワ±5%の重量の錠剤に
圧縮成形する。本発明に従つて有用であるカプセル剤の
例は下記の組成を有するものである:典型的なカプセル
剤に対して前記した割合で成分を使用して、カプセル剤
を下記の如く調製する。
る:典型的な錠剤に対して前記した割合で成分を使用し
て、錠剤を下記の如く調製する。ラクトース及び細した
N−Nしビス〔(2・6−ジメチルフエニル)カルバモ
イルメチル〕アセトアミジン塩酸塩を適当なミキサー中
でブレンドする。次いで95%エチルアルコール中のポ
リビニルピロリドンの溶液を混合しながら加え、それら
の物質を均一に粒状化するまで混合する。次いでそれを
ミキサーから取り出し、40−45℃で8−16時間乾
燥し、次いで14−16メツシユ篩を使用して篩分けす
る。トウモロコシデンブン及びステアリン酸マグネシウ
ムを篩分けした粒状化物に加え、それを均一になるまで
混合する。次いでそれを400ワ±5%の重量の錠剤に
圧縮成形する。本発明に従つて有用であるカプセル剤の
例は下記の組成を有するものである:典型的なカプセル
剤に対して前記した割合で成分を使用して、カプセル剤
を下記の如く調製する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素又はメチル基であり、R^2及びR^6
はメチル基又はエチル基である、但しR、R^2及びR
^6は同時に水素を表わさないものとする)で示される
N・N′−ビス(フェニルカルバモイルメチル)アミジ
ン又はその薬学的に許容し得る酸付加塩。 2 N・N′−ビス〔(2・6−ジメチルフェニル)カ
ルバモイルメチル〕アセトアミジン及びその薬学的に許
容し得る酸付加塩である、特許請求の範囲第1項記載の
N・N′−ビス(フェニルカルバモイルメチル)アミジ
ン又はその薬学的に許容し得る酸付加塩。 3 N・N′−ビス〔(2・6−ジメチルフェニル)カ
ルバモイルメチル〕アセトアミジン及びその薬学的に許
容し得る酸付加塩である、特許請求の範囲第1項記載の
N・N′−ビス(フェニルカルバモイルメチル)アミジ
ン又はその薬学的に許容し得る酸付加塩。 4 N・N′−ビス〔(2・6−ジメチルフェニル)カ
ルバモイルメチル〕ホルムアミジン又はその薬学的に許
容し得る酸付加塩である、特許請求の範囲第1項記載の
N・N′−ビス(フェニルカルバモイルメチル)アミジ
ン又はその薬学的に許容し得る酸付加塩。 5 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素又はメチル基であり、R^2及びR^6
は水素又はメチル基又はエチル基である、但しR、R^
2及びR^6は同時に水素を表わさないものとする)で
示されるN・N′−ビス(フェニルカルバモイルメチル
)アミジン又はその薬学的に許容し得る酸付加塩の製法
において、式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^2及びR^6は上記のものを表わす)で示さ
れるアミノアセトアニリドを式:▲数式、化学式、表等
があります▼ (式中YはNH又は(OR′)_2であり、R′は炭素
原子数4までのアルキルである)で示される活性酸誘導
体と反応させ、必要に応じこうして得られたYがNHで
ある生成物を薬学的に許容し得る酸と反応させて酸付加
塩を得ることを特徴とする、N・N′−ビス(フェニル
カルバモイルメチル)アミジン又はその薬学的に許容し
得る酸付加塩の製法。 6 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素であり、R^2及びR^6はメチル基又
はエチル基である)で示されるN・N′−ビス(フエニ
ルカルバモイルメチル)アミジン又はその薬学的に許容
し得る酸付加塩の製法において、式:▲数式、化学式、
表等があります▼(式中R^2及びR^6は上記のもの
を表わす)で示されるアミノアセトアニリドを、第3級
アミンの存在で式:Cl_2CHOR′ (式中R′は炭素原子数4までのアルキルである)で示
される活性酸誘導体と反応させることを特徴とするN・
N′−ビス(フェニルカルバモイルメチル)アミジン又
はその薬学的に許容し得る酸付加塩の製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US83840477A | 1977-09-30 | 1977-09-30 | |
US000000838404 | 1977-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5473735A JPS5473735A (en) | 1979-06-13 |
JPS5918388B2 true JPS5918388B2 (ja) | 1984-04-26 |
Family
ID=25277023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11942578A Expired JPS5918388B2 (ja) | 1977-09-30 | 1978-09-29 | N,n′−ビス(フェニルカルバモイルメチル)アミジン及びその製造法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918388B2 (ja) |
CA (1) | CA1104158A (ja) |
DE (1) | DE2840747C2 (ja) |
FR (1) | FR2437404A1 (ja) |
GB (1) | GB2006760B (ja) |
IT (1) | IT1202838B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5872122A (en) * | 1997-10-16 | 1999-02-16 | Monsanto Company | Pyrimidinylamidino β-amino acid derivatives useful as inhibitors of platelet aggregation |
-
1978
- 1978-09-13 CA CA311,221A patent/CA1104158A/en not_active Expired
- 1978-09-15 DE DE19782840747 patent/DE2840747C2/de not_active Expired
- 1978-09-28 GB GB7838516A patent/GB2006760B/en not_active Expired
- 1978-09-29 IT IT51319/78A patent/IT1202838B/it active
- 1978-09-29 JP JP11942578A patent/JPS5918388B2/ja not_active Expired
- 1978-09-29 FR FR7827906A patent/FR2437404A1/fr active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2006760A (en) | 1979-05-10 |
FR2437404A1 (fr) | 1980-04-25 |
CA1104158A (en) | 1981-06-30 |
IT1202838B (it) | 1989-02-09 |
JPS5473735A (en) | 1979-06-13 |
DE2840747C2 (de) | 1983-03-10 |
GB2006760B (en) | 1982-03-31 |
IT7851319A0 (it) | 1978-09-29 |
FR2437404B1 (ja) | 1983-01-07 |
DE2840747A1 (de) | 1979-04-12 |
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