JPS59183684A - たばこフイルタ− - Google Patents

たばこフイルタ−

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Publication number
JPS59183684A
JPS59183684A JP6048783A JP6048783A JPS59183684A JP S59183684 A JPS59183684 A JP S59183684A JP 6048783 A JP6048783 A JP 6048783A JP 6048783 A JP6048783 A JP 6048783A JP S59183684 A JPS59183684 A JP S59183684A
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JP
Japan
Prior art keywords
blue
reactive
dye
phthalocyanine
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP6048783A
Other languages
English (en)
Inventor
大泉 勇夫
岡安 宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
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Priority to AU26133/84A priority patent/AU2613384A/en
Priority to EP84302230A priority patent/EP0121436A3/en
Priority to BR8401575A priority patent/BR8401575A/pt
Priority to DK178484A priority patent/DK178484A/da
Priority to NO841332A priority patent/NO841332L/no
Publication of JPS59183684A publication Critical patent/JPS59183684A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たばこ煙中の有害物質の除去率のすぐれたた
ばこフィルターに関するものである。
従来、たばこ用フィルターの素材としてはアセテート、
紙、レーヨン、ポリプロピレン等種々提案されて、この
うち一部の素材についてはすでに実用化されているが、
たばこ煙中の有害物質、特に発がん性物質の除去効果か
らみた場合、必ずしも満足すべきものとはいえない。
一方、このようなフィルターの素材中に肴害物質を減少
させる物質、たとえば3価の鉄を含むヘミン化合物を含
有させる方法、L−アスコルビン酸ステアリン酸エステ
ルを含有させる方法、シクロデキヌYリン含有させる方
法などが提案されている。
本発明者は、たばこ煙中の有害物質特に発がん性のおそ
れのある物質を大巾に除去するフィルターについて検討
した結果、フタロシアニン化合物をフィルター基材中に
存在させることにより目的が達成できることを見い出し
た。
すなわち、本発明は、フタロシアニン化合物をフィルタ
ー基材に存在せしめることを特徴とするたばこフィルタ
ーである。
本発明において、フタロシアニン化合物をフィルター基
材中に存在させるには、フィルター基材中にフタロシア
ニン化合物そのものを添加する方法、フィルター基材に
フタロシアニン化合物を付着させる方法、フィルター基
材に化学的に結合させる方法、あるいはフタロシアニン
化合物を、他の基材に添加付着または結合させたものを
フィルター基材中に挿入する方法などがある。
本発明において、フタロシアニン化合物のフタロシアニ
ンとは無金属、または銅、ニッケル、コバルト、アルミ
ニウム、鉄などの金属を含有するフタロシアニンがあげ
られる。
本発明のフタロシアニン化合物は、染料、顔料工業にお
いて多く知られており、本発明ではそこで使用されてい
るフタロシアニン系顔料、フタロシアニン系直接染料、
フタローゲン染料、硫化染料、建染染料、反応染料など
を使用するのが有利である。
顔料や反応染料以外の染料は基材に添加または付着(染
色)させるのに適しており、反応染料は基材に結合させ
るのに適している。
本発明において、フィルター基材としては、アセテート
、綿、紙、レーヨン、ポリプロピレン、水など従来知ら
れているものの他、蛋白質、ポリアミド、ポリビニルア
ルコール、シリカゾル、ポリズチレンなど各種のものが
あげられる。
これらは繊維、粉、ビーズ、溶液などの形状で使用され
る。
特に、反応染料を結合させるのに適している基材として
は、水酸基、アミ7基、メルカプト基、カルボンアミド
基を有する有機、無機物質、タトエハ多糖類〔セルロー
ス、スターチ、セファロース(ファルマシア社製)など
〕、蛋白質(羊毛、絹)、ポリアミド(ナイロン、ポリ
アクリルアミド)、ポリビニルアルコール、シリカゲル
などがあげられる。フタロシアニン化合物はこれらの基
材にそれ自体公知の方法により適宜添加、付着されるか
、あるいは化学的に結合される。
本発明におりては、更に、活性炭などのフィルター技術
で一般に知られている材料を併用することができる。
本発明のフタロシアニン化合物は、水の不存在下、好ま
しくは水の存在下にたばこ煙中に存在する有害物質、特
に芳香族化合物、特に芳香環を2個、特に3個以上有す
る化合物、たとえはベンツピレンなどの発がん性物質を
効果的に吸着除去する。
本発明においてたばこフィルターは、パイプの中に存在
させるのが一般的であるが、使用する基材によっては紙
巻たばこの一端に装着してもよい。
本発明において使用するフタロシアニン、たとえば銅フ
タロシアニンは次の骨格を有する化合物である。
(J)1下CuPcと略記する) 本発明において用いるフタロシアニン化合物は、顔料、
染料として、たとえば新版染料便覧編者、有機合成化学
協会、丸善株式会社(昭和45年7月20日発行)第3
16〜1109頁やカラーインデックスなどの文献に記
載されている。
具体例として次のものをあげることができる。
C,I。 ダイレクト ブルー 86  (直接染料)
i: Cu P c+−+S O3h a ) 2C0
■。 バット ブルー 29    (建染染料)(二
ホンスレン ブリリアント ブルー 4Gペースト :
住友化学社製品) C,I。 ピグメント ブルー 15  (顔 料)C
uPc(σ型) CuPc  (β型) [Cu P c−3−−C13 C,I。 ピグメント ブルー 16 pc (無金属フタロシアニン) C0■。 ピグメント ブルー 17 (Cl1Pc−3−(−503Ba )3(Cu P 
c 丹5o3AZ ) 2C,I。 ピグメント グリ
ーン 7 (Cu Pc升−Q’(14〜16) C01,ピグメント グリーン 36 C,I、  リアクティブ ブルーフ  (反応染料)
(l C,I。 リアクティブ ブルー15 C,I。 リアクティブ ブルー21 (14n≦3 、t4m9 、24m+n44)C0■
。 リアクティブ ブルー 75(チバクロン プロン
ト ターコイス G:チバガイギー社反応染料) C,I。 リアクティブ ブルー 116(レバフィッ
クス ターコイス ブルー E−BA: バイエル社反
応染料) C,I。 リアクティブ ブルー 118(スミフィッ
クス ターコイス ブルー GS :住友化学社反応染
料) C,I。 リアクティブ ブルー 148(スミフィッ
クス ターコイス ブルー BF :住友化学社反応染
料) C6■。 リアクティブ ブルー 105(レバフィッ
クス ターコイス ブルー P−BRA: バイエル社
反応染料) c、i、 リアクティブ ブルー 18(チノセロン 
ターコイス ブルー TGE:チハカイギー社反応染料
) C01,リアクティブ ブルー 41 (チバクロン ターコイス ブルー 2G−E:チバガ
イギー社反応染料) C0I、  リアクティブ ブルー 71(プロジオン
 ターコイス HA: アイ・シイ−・アイ社反応染料
) C,I。 リアクティブ ブルー 25(プロジオン 
ブリリアント ブルー H−5G: アイ・シー・アイ
社反応染料) C1I、  リアクティブ ブルー 80(レバフィッ
クス クーコイス ブルー E−4G:バイエル社反応
染料) C0I、  リアクティブ ブルー 3(プロジオン 
ブリリアント ブルー H−7G: アイ・シー・アイ
社反応染料) C,■、 リアクティブ ブルー 72(チバクロン 
ターコイス ブルー GR−D:チバガイギー社反応染
料) これらの染料を基材に添加、付着または結合させるには
、それ自体公知の方法によって行うことができる。たと
えば、反応染料をセルロース基材に結合させるときは、
水媒体中、アルカリ剤の存在下に行うことができる。
本発明において、フタロシア三\ン化合物として市販の
顔料製品を使用する場合、製品は一般に製造工程からく
る不純物およびその用途に適した表面処理がなされてい
ることから色々な化学物質が含有または付着しているの
で、各種の溶剤で抽出または洗浄することが好ましい。
また、染料を基材に染着させる・場合は、染料が使用時
容易に脱落しない、よう水溶性媒体で染色物を洗浄する
ことが好ましい。
このようにして得られたフタロシアニン化合物は、フィ
ルター基材中(こ乾燥した雰囲気下、好ましくは湿った
雰囲気下に存在さ仕る。
以下に実施例によって本発明を更にくわしく説明する。
参考例1 1fのビーカーに水600dを取り、この中に脱脂綿3
0グを投入して、ゆるやかに攪拌加熱して30℃にする
。この由に、スミフィックス ターコイス ブルー G
〔住友化学社製反応染料:カラーインデックス(C,I
。)リアクティブ ブルー21’Q2Fと無水硫酸ナト
リウム302を加えて20分間攪拌してから、炭酸ナト
リウム12ノを加え、15分間攪拌保温後、20分を要
して70’Cに昇温する。60分間保温して反応を終結
させる。
青色に染色された脱脂綿をヌッチュで澱料し、これを水
900mJモノゲン(第一工業製薬社製洗浄剤:アルキ
ルベンゼンスルホン酸ソータ)1.8Fの中に移し、1
00℃、5分間ソーピングする。ヌッチュで澱料して十
分に水洗してから乾燥する。更に、ジメチルスルホキシ
ド、メタノール−濃塩酸(容量比50:1)、メタノー
ル−アンモニア水(容量比so:i)、メタノールの順
に洗液が着色しなくなるまで洗浄して乾燥する。
得られた青色脱脂綿を原子吸光スペクトル法で分析する
と、銅の含量は0.065%であった。したがって、I
F中にはフタロシアニン骨格を1.0X10’モル含有
することになる。
このようにして得られた染色物を青線と称する。
参考例2 C,I。バット ブルー 29(二ホンスレンブリリア
ント ブルー 4 Gヘ−:)、 l−:住友化学工業
KK製品)100部、アルギン酸ナトリウム1部を水に
加えて染色浴100部を調製する。綿ブロード布をこの
染色浴に浸漬し絞り率60チに絞り、105℃の熱風に
て乾燥する。
別に、ハイドロサルファイド コンク(住友化学工業K
K製品)60部、カ性ンーダ30部、食塩60部を水に
溶解して1000部を調製し、前述の染料を付与した綿
ブロード布を浸漬し絞り率120係に絞った後105°
Cの飽和水蒸気中で30秒間スチーミング処理を行なう
ことにより還元染着をする。この布地を水洗した後、過
酸化水素(35%)10部、酢酸(48%)10部を水
に溶解した浴1000部中にて50℃で酸化処理を行な
う。次いでモノゲン(第一工業製薬製品)3部を含む水
溶10.00部中に95℃で5分間ンーピング処理を行
ない、さらに充分水洗し乾燥することにより青色の綿ブ
ロード布(以下青色ブロード布という)を得る。
参考例3 2Jのビーカーに水を11、無水芒硝25F、C,I、
ダイレクトブルー86(スミライトスプラ ターキスブ
ルーGコンク:住友化学工業KKの製品)IFを入れて
攪拌溶解する。この染浴に50Fのナイロン繊維を浸漬
し、酢酸0.52を加えて95℃で60分間保温攪拌す
る。ついでナイロン繊維の水分を絞ることにより湿った
ブルーのナイロン繊維を得る。(以下、青色ナイロンと
いう。)参考例4 銅フタロシアニン200 Fと塩化ナトリウム1200
 Fおよびジエチレングリコール350 Fをニーダ−
に仕込み6時間摩砕する。水51!に摩砕されたニーダ
−の内容物を投入し攪拌後沖過水洗する。ついでさらに
各種溶媒で洗浄する。かくして微細化された銅フタロシ
アニンは表面積58m2/S’(窒素吸着によるBET
法)を有し、有害物質の吸着には極めて効率的である。
(以下、顔料という) 実施例 参考例1〜4で得られた各素材を用いてたばこ用フィル
ターを作成し、これを内径8rnJnのガラス管に長さ
が15謳になるように詰める。かくして得られたフィル
ター付ガラス管を定流量型吸煙装置に装着して表1の結
果を得た。いずれも銅フタロシアニン化合物を存在させ
ない場合に比べて選択的に変異原物質を除去する効果の
あることを示した。
表   1 (注)  ※印は水分含量30チの素材を用いた。
上表においてタール除去率、変異原除去率、吸引抵抗の
測定方法は次のとおりである。
すなわち定流量型吸煙装置を用い、吸煙時間2秒/回、
吸煙間隔40秒、吸煙長50罵、吸煙流量16tnl/
秒の吸煙条件で試料を吸煙し、主流煙をケンブリッジ 
フィルター5M1131枚で4本分を捕集し、タール量
は重量法で測定した。
測定値はたばこ20本についての平均値で、有効数字3
桁目は四捨五入した。
変異原除去率はエームズ・テストによる変異原性活性か
ら求めたもので、菌株はTA98、ケンブリッジ フィ
ルター中に捕集されたタール; 300 μi/プレー
ト S9  :  80μl/プレートの条件でリバー
タンツのコロニー数を計測した。
吸引抵抗は巻圧式通気抵抗測定器を用いて流量20−7
秒で測定した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フタロシアニン化合物をフィルター基材中に存在せしめ
    ることを特徴とするたばこフィルター〇
JP6048783A 1983-04-05 1983-04-05 たばこフイルタ− Pending JPS59183684A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6048783A JPS59183684A (ja) 1983-04-05 1983-04-05 たばこフイルタ−
AU26133/84A AU2613384A (en) 1983-04-05 1984-03-27 Tobacco filter
EP84302230A EP0121436A3 (en) 1983-04-05 1984-03-30 Tobacco filter
BR8401575A BR8401575A (pt) 1983-04-05 1984-04-04 Filtro para fumo e piteira para fumar
DK178484A DK178484A (da) 1983-04-05 1984-04-04 Tobaksfilter
NO841332A NO841332L (no) 1983-04-05 1984-04-04 Tobakkfilter

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JP6048783A JPS59183684A (ja) 1983-04-05 1983-04-05 たばこフイルタ−

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ID=13143683

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6792953B2 (en) 2000-09-12 2004-09-21 Filligent Limited Tobacco smoke filter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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